JP2007272563A - 出席情報管理システム、出席情報管理方法、および出席情報管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】講義等において出欠を採る際に欠席者が出席したように見せ掛ける不正が行われるのを防止でき、集計作業の時間短縮、手間の軽減が可能であり、尚且つ安価な個人認証方法を提供する。
【解決手段】氏名などが記入された出席票30がスキャナ10に読み取られて画像データPに電子化され、管理装置20においてその画像データPの各記入項目に対応する部分が画像データp1〜p4として切り出される。そして、氏名の画像データp1があらかじめ登録された署名データと照合されて両者が一致した場合に、画像データp1〜p4がそれぞれの専用記憶エリア26a〜26dに記憶される。
【選択図】図1

Description

本発明は、大学等の講義において回収した出席票を利用して出欠管理とアンケート収集を行う出席情報管理システム、出席情報管理方法、および出席情報管理プログラムに関する。
従来、大学等の講義において学生の出席状況を確認する方法として、学生に出席票を記入させ回収するということが行われている。出席票は例えば講義の開始前に各学生に配布され、講義終了後に氏名などの必要事項が記入されたものを出席者から回収して、集計処理をすることで講義の出欠管理がなされている。
ここで、この出席票には、学生を特定するための氏名記入欄のほか、講義の内容をよく理解できたかとか、講師の説明は分かりやすかったかとか、その他講義に対する意見・コメント・要望などの様々な事項をアンケートとして記入する欄が設けられていることもあり、収集されたこれらの情報を例えば講義カリキュラムの改善等に活用することなども行われている。
特開2005−301757号公報
しかしながら、出席票を用いて上記のような出欠管理・情報収集を行う場合、次のような問題点があると考えられる。
まず、出席票が不正に悪用されるおそれがあるという問題がある。すなわち、例えば学生が友人同士で協力して、実際には講義に出席していない学生の分まで出席者が代理で不正に出席票を記入して提出すれば、講義を欠席しても出席したように見せ掛けることが可能である。このようなことを防ぐため、出席票を回収した後に記入した文字の筆跡を集計者が見比べて確認すればよいのだが、これには相当の手間と時間が掛かって作業が面倒である。
また、出席票を用いた場合、その集計に時間が掛かるという問題もある。特に、大人数の聴講者が出席する講義では、登録されている受講者名簿と出席票に記入された氏名を手作業でチェックするとなると、その作業は非常に煩雑なものとなってしまい、チェックミスが生じるおそれもある。また、氏名だけでなく、上記例示したアンケートの回答までも集計する場合には、さらにそのために要する手間・時間が増大することになる。
一方、厳格な出欠管理をするため、例えば学生にIDカードを携帯所持させ、講義室の出入り口に設置した入退場ゲート装置を使って出欠をチェックする、といったような電子機器を利用したシステムでは、出席・欠席のデータしか採ることができず、上記のようなアンケート調査を併せて行うことができない。IDカードの代わりに携帯情報端末を学生一人一人に所持させればアンケート調査も可能ではあるが、これらの方法はいずれもシステム構築の費用が高価になってしまうという問題がある。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、その目的は、講義等において出欠を採る際に欠席者が出席したように見せ掛ける不正が行われるのを防止でき、集計作業の時間短縮、手間の軽減が可能であり、尚且つ安価な出席情報管理システム、出席情報管理方法、および出席情報管理プログラムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の発明は、講義の聴講者によって氏名やアンケート回答などの各種記入事項が記入された出席票を用いて出欠席および回収した情報の管理を行う出席情報管理システムであって、対象物の画像を読み取って電子画像を生成する画像読取装置と、前記画像読取装置を使って収集された各聴講者の署名を記憶する署名記憶手段と、前記記憶された各聴講者の署名があらかじめ印刷された出席票の、前記画像読取装置による読み取り結果である電子画像から、前記記入事項毎の部分的な電子画像を所定のフォーマットに基づいて切り出す領域切り出し手段と、前記切り出された記入事項毎の部分的な電子画像をそれぞれ分類して記憶する複数のデータ記憶部と、を備えることを特徴とする出席情報管理システムである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の出席情報管理システムにおいて、前記領域切り出し手段によって切り出された氏名欄に対応する電子画像と、前記署名記憶手段に記憶された署名とを照合して、両者が一致すると判断された場合に該聴講者を認証する認証手段をさらに備え、前記認証を受けられた聴講者についてのみ、前記データ記憶部への記憶を許可することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の出席情報管理システムにおいて、前記各記入事項の少なくとも1つはマークシート形式により記入され、前記画像読取装置に読み取られた前記マークシート形式の電子画像から、該記入内容を数値データ化する手段をさらに備え、前記数値データを前記データ記憶部に記憶することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の出席情報管理システムにおいて、前記出席票に、講義名や講義日等の講義特定情報および/または聴講者の氏名や所属等の聴講者特定情報があらかじめバーコード形式により表示されており、前記画像読取装置に読み取られた前記バーコード形式の電子画像から前記各情報を識別する手段をさらに備え、前記領域切り出し手段によって切り出された電子画像を前記識別された各情報と関連付けて前記データ記憶部に記憶することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、講義の聴講者が氏名やアンケート回答などの各種記入事項を記入する出席票に、前記各記入事項を記入するための領域が設けられており、記入済みの前記出席票を画像読取装置により読み取って画像データとして電子化し、前記電子化された画像データから、前記領域を定義した領域情報に基づいて前記各領域の画像データを切り出し、前記氏名に対する領域から切り出された画像データと、あらかじめ収集されデータベースに記録されている各聴講者の署名データとを照合して、前記氏名の画像データと前記署名データとが一致すると判断された場合に該聴講者を認証し、前記認証を受けられた聴講者について、各領域の画像データをそれぞれに対応して設けられたデータ記憶部に分類して記憶することを特徴とする出席情報管理方法である。
また、請求項6に記載の発明は、コンピュータに、講義の聴講者が氏名やアンケート回答などの各種記入事項を記入した出席票を画像読取装置により読み取って電子化した画像データから、前記各記入事項が記入された各領域の画像データを、該領域を定義した領域情報に基づいて切り出すステップと、前記出席票の氏名に対する領域から切り出された画像データと、あらかじめ収集されデータベースに記録されている各聴講者の署名データとを照合して、前記氏名の画像データと前記署名データとが一致すると判断された場合に該聴講者を認証するステップと、前記認証を受けられた聴講者について、各領域の画像データをそれぞれに対応して設けられたデータ記憶部に分類して記憶させるステップと、を実行させるための出席情報管理プログラムである。
本発明によれば、聴講者が氏名等を記入した出席票が画像読取装置により読み取られて画像データとして電子化され、その画像データから各記入事項の記入領域が個別の画像データとして切り出され、それら各記入領域の画像データがそれぞれに対応するデータ記憶部に記憶される。
すなわち、氏名及びそのほかのアンケート記入項目が、項目毎に別個の画像データとしてそれぞれ専用のデータ記憶部に記憶されるので、集計作業の負担を軽減することができる。また、出席票には事前に登録しておいた各聴講者の署名があらかじめ印刷されているので(つまり出席票は聴講者毎に専用のものが配布され使用される)、手書きで記入された署名と印刷済みの署名とを集計作業の際に目視で確認することによって、他人による出席票の代理記入という不正が行われることを防止できる。さらに、講義室に入退場ゲートを設置したり、学生の一人一人に認証・情報収集用の電子機器を所持させたりすることなく、汎用の光学式読取装置とコンピュータと出席票とによって安価な費用で出席情報管理システムを実現可能である。
また、請求項2に記載の発明によれば、切り出された画像データのうち、氏名の領域の画像データがあらかじめ記録されている各聴講者の署名データと照合され、照合の結果聴講者が認証された場合にのみ、データ記憶部への画像の記憶が行われる。
すなわち、出席票全体の画像データから氏名が記入された領域の画像データを切り出して署名データと照合しているので、本人が出席票に氏名を書いた場合にだけ、当該出席票は本人が記入したものと認証を受けることができ、これにより他人による代理記入の不正を防止することが可能である。
また、請求項3に記載の発明によれば、出席票の記入欄がマークシートで構成されており、マークされた記入欄が画像データとして読み取られて、数値データに変換されてからデータ記憶部に記憶されるので、集計後のデータ分析を効率的かつ容易に行うことができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、出席票に講義名等の決まった情報がバーコードであらかじめ表示されており、各領域の画像データは読み取られたバーコードの情報(講義名・講義日など)と関連付けられてデータ記憶部に記憶されるので、集計されたデータの管理を確実に行うことが可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態による出席情報管理システムの構成を示した図である。
同図において、スキャナ10は出席票30の紙面を光学的に読み取って画像データとして電子化する光学式読取装置である。ここで、読み取りは出席票30の全面に対して行うようになっており、1枚の出席票30に対し全体の画像データ1つが生成される。また、画像データは管理装置20へ送られ、後述するように管理装置20においてこの画像データが処理されることによって聴講者の出席の認証が行われる。なお、このスキャナ10は特別なものではなく汎用の機器を用いて構わない。
出席票30は、講義開始前に各聴講者に配布され、聴講者が氏名等を記入して提出することで当該講義に出席したことを確認するための所定の記入用紙である。なお、記入は全て自筆により行う。この出席票30には、氏名等の各記入事項毎に、記入をするための所定の領域(記入欄)が設けられている。図2に、出席票30の一例を示す。同図において、記入欄として氏名欄31、アンケート回答欄32、コメント欄33が用意されている。ここで、アンケート回答欄の一部はマークシート形式で記入を行うようになっており、それぞれ「1」から「5」の数字の該当するものを塗り潰すことで記入を行う。また、バーコード欄34に、講義の名称や日付などの講義を特定する決まった情報を表すバーコードが表示されている。さらに、この出席票30には、署名データ記憶手段22(後述)に記憶されている各聴講者の署名が、「登録済み署名」の欄にあらかじめ印刷されており、出席票30は聴講者毎に専用のものが使われるようになっている。
説明を図1に戻す。
管理装置20は、スキャナ10で読み取った画像データを処理し、出席票30を記入した聴講者を認識することによって出欠管理を行うコンピュータである。この管理装置20は、スキャナI/F(インタフェース)27を介してスキャナ10と接続されている。また、このコンピュータの図示しないCPU(中央演算処理装置)では、後述する図4のフローチャートにしたがって個人認証の処理を実行するプログラムが動作する。そして、この個人認証プログラムには、領域切り出し手段23と、認証手段24と、制御手段25とが実装されている。さらに、この管理装置20に内蔵されたハードディスク記憶装置21には、署名データ記憶手段22とデータ記憶部26が設けられている。
署名データ記憶手段22は、事前に全ての受講者に所定の記入用紙に自筆で記入してもらった登録用の署名を、電子的な画像のデータとして受講者毎に記憶している。この署名データは、後述するように、講義終了後に各聴講者から提出された出席表30に記載された自筆の氏名と照合するために用いられる。また、署名の電子化にはスキャナ10が利用される。
領域切り出し手段23は、スキャナ10から送られて入力された各聴講者の出席票30の全体の画像データから、各領域(各記入欄)を個別の画像データとして切り出す。図3は、この処理を概念的に表した図であり、領域切り出し手段23は、出席票30のどの部分が各項目(氏名、コメント等)を記入する領域であるかを定義した「領域定義情報」を参照することによって切り出しを行う。「領域定義情報」には、氏名欄31、コメント欄33、バーコード欄34、アンケート回答1欄32a、アンケート回答2欄32b、アンケート回答3欄32c…、のそれぞれの位置および範囲を示す座標情報が定義されている。ここで、同図に示すように、出席票30の全体画像データをPとし、このPから切り出される個別の画像データをp1(氏名)、p2a(アンケート回答1)、p2b(アンケート回答2)、…、p3(コメント)、p4(バーコード)とする。
図1に戻って説明を続ける。
認証手段24は、領域切り出し手段23によって切り出された各聴講者の画像データp1、すなわち氏名の画像データと、署名データ記憶手段22に記憶されている署名データとの画像のパターンマッチングを行うことで、各聴講者が出席票30に手書きで記入した氏名の照合を行う。そして、画像データp1と一致する署名データが見つかった場合、当該出席票は事前登録した受講者本人によって記入されたものと判断し、その画像データp1にかかる聴講者を認証する。
制御手段25は、認証手段24によって認証された聴講者についてのみ、画像データp1、p2a、p2b、…、p3、p4をデータ記憶部26に送って記憶させる。したがって、認証されなかった聴講者は出席票30に記入した内容が一切登録(記憶)されないようになっている。
データ記憶部26は、認証を受けた聴講者の画像データp1、p2a、p2b、…、p3、p4を記憶する、ハードディスク記憶装置21に設けられた記憶エリアであり、p1(氏名)を記憶する記憶エリア26a、p2a(アンケート回答1)を記憶する記憶エリア26b、p2b(アンケート回答2)を記憶する記憶エリア26c、…、p3(コメント)を記憶する記憶エリア26dのように出席票30の記入事項毎にデータを分類して記憶する。
次に、上述した個人認証方法の処理手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、事前準備として、講義の受講者全員の署名データの登録を行う(ステップS1)。この登録のため、各受講者に登録用紙を配布して手書きで自分の氏名を記入してもらい、用紙を回収してスキャナ10から署名を画像の電子データとして取り込む。取り込まれた画像データは管理装置20へ送られて、受講者毎にデータ管理され署名データ記憶手段22に記憶される。
そして講義の際、聴講者に出席票30を配布する。聴講者は講義の終了後に、氏名やアンケートの回答など所定の事項を記入した上で出席票30を提出する。そして、回収された出席票30はスキャナ10で読み取られて、聴講者毎に画像データP(出席票全体の画像)が生成される(ステップS2)。なお、出席票30をスキャナ10で処理する前に、集計作業の作業者が「登録済み署名」と手書き記入された氏名欄31の署名とを目視で確認するようにしてもよい。
画像データPは管理装置20へ送られ、まず領域切り出し手段23に受け渡されて各領域の画像データp1、p2a、p2b、…、p3、p4が切り出される(ステップS3)。さらに、アンケート回答に対応するp2a、p2b…のうち、マークシート形式で記入を行うようになっているものについては、当該画像データからマークが塗り潰されている数字が画像認識(塗り潰された黒色のマーク部分を認識する)により識別され、この数字の数値データが画像データと置き換えられる(ステップS4)。マークシートではない自由記入のアンケート回答項目については、画像データ(p2a、p2b…)がそのまま利用される。なお、どの項目をマークシートとして数字の識別をすべきかは、「領域定義情報」(図3参照)に定義されている。また、バーコード欄34の画像データp4については、画像のデータからバーコードが識別されて、講義特定情報(講義の名称や日付)に置き換えられる(ステップS4)。
次に、切り出された各聴講者の氏名の画像データp1が認証手段24へ送られる。認証手段24は、署名データ記憶手段22から受講者の署名データを読み出して、p1それぞれについて署名データとの照合を行う(ステップS5)。そして、データが一致する場合(ステップS6“Yes”)にのみ当該画像データp1にかかる聴講者を認証する(ステップS7)。一致しない場合(ステップS6“No”)は、認証を与えることなく次の聴講者のデータを処理する(ステップS9)。
認証を受けると、その聴講者にかかる各画像データp1〜p3(ただしマークシートによるアンケート回答項目は数値データ)と、p4のバーコードから変換された講義特定情報とが制御手段25に渡され、制御手段25はそれらp1〜p3のデータを項目別に設けられたデータ記憶部26の各記憶エリア26a〜26dに記憶させる(ステップS8)。この時、それぞれのデータには、聴講者識別子(例えば氏名等)と講義名称と講義日からなる属性情報が設定される。
こうして1人の聴講者の処理が終わると、次の聴講者のデータが処理される(ステップS9)。
このように、本実施形態によれば、氏名などが記入された出席票30がスキャナ10に読み取られて画像データPに電子化され、管理装置20においてその画像データPの各記入項目に対応する部分が画像データp1〜p4として切り出され、氏名の画像データp1があらかじめ登録された署名データと照合されて両者が一致した場合に、画像データp1〜p4がそれぞれの専用記憶エリア26a〜26dに記憶される。これにより、受講者本人が出席票に氏名を書いた場合にだけ、当該出席票は登録された本人が記入したものと認証を受けることができ、これにより他人による代理記入の不正を防止することが可能となっている。また、各画像データはそれぞれ別個の記憶エリアに属性情報(聴講者識別子、講義名称、および講義日)を付されて記憶されるので、事後の集計作業の負担を軽減することができる。
また、出席票30にはマークシートによる記入欄と所定事項を符号化したバーコードを設けるようにしている。これにより、集計されたデータの確実な管理とその後のデータ分析の効率化・容易化を図ることが可能である。
さらに、スキャナ10と管理装置(パーソナルコンピュータ)20は一般的な性能・機能を持った汎用の電子機器であり、安価な費用で実施可能である。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上記の実施形態では出席票30の記入事項をスキャナ10で読み取った後、画像のデータのままステップS3以降の処理を行っているが、ステップS2の次に読み取りデータを文字認識する処理を加え、以降は文字データとして全ての処理を実行するようにすることも可能である。
また、講義特定情報をバーコードに埋め込む代わりに、ICタグに情報を記録してこれを出席票30に貼り付けるようにすることもできる。
さらに、署名データなどのあらかじめ登録された情報は、管理装置20ではなくネットワーク上に置かれた別のサーバコンピュータに記憶させておき、必要に応じそこからダウンロードするようにしてもよい。
この発明は、大学等の講義において出欠管理やアンケート収集を行うシステムに用いて好適である。
本発明の一実施形態による出席情報管理システムの構成を示した図である。 出席票の一例である。 画像データの切り出し処理を概念的に表した図である。 図1の構成における出席情報管理システムの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10…スキャナ 20…管理装置 21…ハードディスク記憶装置 22…署名データ記憶手段 23…領域切り出し手段 24…認証手段 25…制御手段 26…データ記憶部 26a〜26d…記憶エリア 27…スキャナI/F 30…出席票 31…氏名欄 32…アンケート回答欄 33…コメント欄 34…バーコード欄

Claims (6)

  1. 講義の聴講者によって氏名やアンケート回答などの各種記入事項が記入された出席票を用いて出欠席および回収した情報の管理を行う出席情報管理システムであって、
    対象物の画像を読み取って電子画像を生成する画像読取装置と、
    前記画像読取装置を使って収集された各聴講者の署名を記憶する署名記憶手段と、
    前記記憶された各聴講者の署名があらかじめ印刷された出席票の、前記画像読取装置による読み取り結果である電子画像から、前記記入事項毎の部分的な電子画像を所定のフォーマットに基づいて切り出す領域切り出し手段と、
    前記切り出された記入事項毎の部分的な電子画像をそれぞれ分類して記憶する複数のデータ記憶部と、
    を備える
    ことを特徴とする出席情報管理システム。
  2. 前記領域切り出し手段によって切り出された氏名欄に対応する電子画像と、前記署名記憶手段に記憶された署名とを照合して、両者が一致すると判断された場合に該聴講者を認証する認証手段をさらに備え、
    前記認証を受けられた聴講者についてのみ、前記データ記憶部への記憶を許可する
    ことを特徴とする請求項1に記載の出席情報管理システム。
  3. 前記各記入事項の少なくとも1つはマークシート形式により記入され、
    前記画像読取装置に読み取られた前記マークシート形式の電子画像から、該記入内容を数値データ化する手段をさらに備え、
    前記数値データを前記データ記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の出席情報管理システム。
  4. 前記出席票に、講義名や講義日等の講義特定情報および/または聴講者の氏名や所属等の聴講者特定情報があらかじめバーコード形式により表示されており、
    前記画像読取装置に読み取られた前記バーコード形式の電子画像から前記各情報を識別する手段をさらに備え、
    前記領域切り出し手段によって切り出された電子画像を前記識別された各情報と関連付けて前記データ記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の出席情報管理システム。
  5. 講義の聴講者が氏名やアンケート回答などの各種記入事項を記入する出席票に、前記各記入事項を記入するための領域が設けられており、
    記入済みの前記出席票を画像読取装置により読み取って画像データとして電子化し、
    前記電子化された画像データから、前記領域を定義した領域情報に基づいて前記各領域の画像データを切り出し、
    前記氏名に対する領域から切り出された画像データと、あらかじめ収集されデータベースに記録されている各聴講者の署名データとを照合して、前記氏名の画像データと前記署名データとが一致すると判断された場合に該聴講者を認証し、
    前記認証を受けられた聴講者について、各領域の画像データをそれぞれに対応して設けられたデータ記憶部に分類して記憶する
    ことを特徴とする出席情報管理方法。
  6. コンピュータに、
    講義の聴講者が氏名やアンケート回答などの各種記入事項を記入した出席票を画像読取装置により読み取って電子化した画像データから、前記各記入事項が記入された各領域の画像データを、該領域を定義した領域情報に基づいて切り出すステップと、
    前記出席票の氏名に対する領域から切り出された画像データと、あらかじめ収集されデータベースに記録されている各聴講者の署名データとを照合して、前記氏名の画像データと前記署名データとが一致すると判断された場合に該聴講者を認証するステップと、
    前記認証を受けられた聴講者について、各領域の画像データをそれぞれに対応して設けられたデータ記憶部に分類して記憶させるステップと、
    を実行させるための出席情報管理プログラム。

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