JPH06251010A - 文字パターン生成装置 - Google Patents
文字パターン生成装置Info
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- JPH06251010A JPH06251010A JP5035795A JP3579593A JPH06251010A JP H06251010 A JPH06251010 A JP H06251010A JP 5035795 A JP5035795 A JP 5035795A JP 3579593 A JP3579593 A JP 3579593A JP H06251010 A JPH06251010 A JP H06251010A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は文字修飾機能の中の影修飾機能
を備えた文字パターン生成装置において、他の文字修飾
の内容に応じて影パターンを付加する方向を設定可能と
し、また影修飾対象の文字と隣接する上下左右の文字と
重なるような印刷状態を防止できるようにして、結果的
に影修飾を含む文字修飾による文字印刷の多様化を図る
ことにある。 【構成】ＣＰＵ１は文字修飾モードの内容が影修飾を含
む場合に、影方向情報テーブル１２を参照することによ
り、影修飾処理における影付き方向を決定する。ＣＰＵ
１は、キーボード２により影修飾を含む文字修飾モード
が指定されたときに、文字修飾情報バッファ９に格納さ
れた文字修飾モードの内容および影方向情報テーブル１
２に格納された情報に基づいて、キーボード２により指
定された文字パターンに対する影修飾を含む文字修飾処
理を実行する。
を備えた文字パターン生成装置において、他の文字修飾
の内容に応じて影パターンを付加する方向を設定可能と
し、また影修飾対象の文字と隣接する上下左右の文字と
重なるような印刷状態を防止できるようにして、結果的
に影修飾を含む文字修飾による文字印刷の多様化を図る
ことにある。 【構成】ＣＰＵ１は文字修飾モードの内容が影修飾を含
む場合に、影方向情報テーブル１２を参照することによ
り、影修飾処理における影付き方向を決定する。ＣＰＵ
１は、キーボード２により影修飾を含む文字修飾モード
が指定されたときに、文字修飾情報バッファ９に格納さ
れた文字修飾モードの内容および影方向情報テーブル１
２に格納された情報に基づいて、キーボード２により指
定された文字パターンに対する影修飾を含む文字修飾処
理を実行する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に文書作成装置に適
用し、影付き文字パターンを生成する影修飾機能を備え
た文字パターン生成装置に関する。
用し、影付き文字パターンを生成する影修飾機能を備え
た文字パターン生成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサである文
書作成装置では、キーボードから入力した文字コード列
からなる文書データが作成されて、文書バッファメモリ
に展開される。作成された文書データは、各文字コード
毎に文字パターン（ドットパターン）に展開されて、デ
ィスプレイの画面に表示される。印刷モードが指示され
た場合には、各文字に対応する文字パターンをプリンタ
により印刷される。
書作成装置では、キーボードから入力した文字コード列
からなる文書データが作成されて、文書バッファメモリ
に展開される。作成された文書データは、各文字コード
毎に文字パターン（ドットパターン）に展開されて、デ
ィスプレイの画面に表示される。印刷モードが指示され
た場合には、各文字に対応する文字パターンをプリンタ
により印刷される。
【０００３】ところで、印刷モード時に、印刷する各文
字毎に網掛け、拡大、縮小等の文字修飾処理を行なう文
字修飾機能が周知である。この文字修飾機能の中に、影
付き文字パターンを生成する影修飾機能がある。影修飾
機能は、文字パターンを印刷するときに、太字、強調、
立体感などの効果を得ることができる。
字毎に網掛け、拡大、縮小等の文字修飾処理を行なう文
字修飾機能が周知である。この文字修飾機能の中に、影
付き文字パターンを生成する影修飾機能がある。影修飾
機能は、文字パターンを印刷するときに、太字、強調、
立体感などの効果を得ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】文書作成装置には網掛
け、拡大、縮小等の各種の文字修飾機能が利用されてお
り、この中に影付き文字パターンを生成する影修飾機能
を備えたものがある。影修飾機能を利用することによ
り、太字、強調、立体感などの印刷効果が得られるた
め、文字印刷の多様化を図ることが可能となる。しかし
ながら、従来の影修飾機能は、文字パターンに対して影
パターンを付加する方向が一定であり、他の文字修飾の
内容に応じて任意に設定することができない。また、影
修飾処理を実行した文字パターンを印刷するときに、そ
の文字パターンと隣接する上下左右の文字パターンと重
なるような事態が発生するなどの問題がある。
け、拡大、縮小等の各種の文字修飾機能が利用されてお
り、この中に影付き文字パターンを生成する影修飾機能
を備えたものがある。影修飾機能を利用することによ
り、太字、強調、立体感などの印刷効果が得られるた
め、文字印刷の多様化を図ることが可能となる。しかし
ながら、従来の影修飾機能は、文字パターンに対して影
パターンを付加する方向が一定であり、他の文字修飾の
内容に応じて任意に設定することができない。また、影
修飾処理を実行した文字パターンを印刷するときに、そ
の文字パターンと隣接する上下左右の文字パターンと重
なるような事態が発生するなどの問題がある。
【０００５】本発明の目的は、文字修飾機能の中の影修
飾機能を備えた文字パターン生成装置において、他の文
字修飾の内容に応じて影パターンを付加する方向を設定
可能とし、また影修飾対象の文字と隣接する上下左右の
文字と重なるような印刷状態を防止できるようにして、
結果的に影修飾を含む文字修飾による文字印刷の多様化
を図ることにある。
飾機能を備えた文字パターン生成装置において、他の文
字修飾の内容に応じて影パターンを付加する方向を設定
可能とし、また影修飾対象の文字と隣接する上下左右の
文字と重なるような印刷状態を防止できるようにして、
結果的に影修飾を含む文字修飾による文字印刷の多様化
を図ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、影修飾を含む
文字修飾機能を有する文字パターン生成装置において、
文字修飾モードの指定を入力する入力手段、文字コード
に対応する文字パターンを展開するためのパターンバッ
ファ手段、文字修飾モードの内容を格納する文字修飾情
報バッファ手段、影修飾処理における影付き方向を決定
するための影方向情報テーブル記憶手段および文字パタ
ーンに対する影修飾を含む文字修飾処理を実行する文字
修飾パターン生成手段を備えている。
文字修飾機能を有する文字パターン生成装置において、
文字修飾モードの指定を入力する入力手段、文字コード
に対応する文字パターンを展開するためのパターンバッ
ファ手段、文字修飾モードの内容を格納する文字修飾情
報バッファ手段、影修飾処理における影付き方向を決定
するための影方向情報テーブル記憶手段および文字パタ
ーンに対する影修飾を含む文字修飾処理を実行する文字
修飾パターン生成手段を備えている。
【０００７】
【作用】本発明では、文字修飾モードの内容が影修飾を
含む場合に、影修飾処理における影付き方向を決定する
ための影方向情報テーブル記憶手段が設けられている。
文字修飾パターン生成手段は、入力手段により影修飾を
含む文字修飾モードが指定されたときに、文字修飾情報
バッファ手段に格納された文字修飾モードの内容および
影方向情報テーブル記憶手段に格納された情報に基づい
て、入力手段により指定された文字パターンに対する影
修飾を含む文字修飾処理を実行する。
含む場合に、影修飾処理における影付き方向を決定する
ための影方向情報テーブル記憶手段が設けられている。
文字修飾パターン生成手段は、入力手段により影修飾を
含む文字修飾モードが指定されたときに、文字修飾情報
バッファ手段に格納された文字修飾モードの内容および
影方向情報テーブル記憶手段に格納された情報に基づい
て、入力手段により指定された文字パターンに対する影
修飾を含む文字修飾処理を実行する。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００９】図１は同実施例に係わる文字パターン生成
装置を使用した文書作成装置の要部を示すブロック図、
図２及び図３は同実施例の動作を説明するためのフロー
チャート、図４及び図５は同実施例に係わる影生成処理
の動作を説明するための概念図、図６は同実施例に係わ
る影方向の設定処理を説明するための概念図である。
装置を使用した文書作成装置の要部を示すブロック図、
図２及び図３は同実施例の動作を説明するためのフロー
チャート、図４及び図５は同実施例に係わる影生成処理
の動作を説明するための概念図、図６は同実施例に係わ
る影方向の設定処理を説明するための概念図である。
【００１０】本装置は、図１に示すように、制御部１、
キーボード２、入力制御部３、ディスプレイ４、表示制
御部５、プリンタ６、印刷制御部７およびフォントメモ
リ８を備えている。制御部１は、本発明に係わる文字修
飾処理を含む文字パターン生成処理、文書作成・編集処
理および文書作成装置を構成する各回路の制御を行なう
マイクロプロセッサ（ＣＰＵ）からなる。
キーボード２、入力制御部３、ディスプレイ４、表示制
御部５、プリンタ６、印刷制御部７およびフォントメモ
リ８を備えている。制御部１は、本発明に係わる文字修
飾処理を含む文字パターン生成処理、文書作成・編集処
理および文書作成装置を構成する各回路の制御を行なう
マイクロプロセッサ（ＣＰＵ）からなる。
【００１１】キーボード２は各種文字キーの他に、文字
修飾キー２ａ、印刷モードキー２ｂ、変換キー２ｃおよ
びカーソルキー２ｄを有する。入力制御部３はキーボー
ド２から入力される各種キー入力信号をキーコードに変
換する。ディスプレイ４は例えば液晶パネルディスプレ
イを有する表示装置であり、表示制御部５の制御により
文書データを表示する。
修飾キー２ａ、印刷モードキー２ｂ、変換キー２ｃおよ
びカーソルキー２ｄを有する。入力制御部３はキーボー
ド２から入力される各種キー入力信号をキーコードに変
換する。ディスプレイ４は例えば液晶パネルディスプレ
イを有する表示装置であり、表示制御部５の制御により
文書データを表示する。
【００１２】プリンタ６は、印刷制御部７の制御によ
り、印字パターンバッファ１１に展開された文字パター
ンに応じた印刷処理を実行する印刷装置である。フォン
トメモリ８は、文字コードに対応するフォントデータ
（文字パターン）を格納しているＲＯＭである。
り、印字パターンバッファ１１に展開された文字パター
ンに応じた印刷処理を実行する印刷装置である。フォン
トメモリ８は、文字コードに対応するフォントデータ
（文字パターン）を格納しているＲＯＭである。
【００１３】さらに、本装置は、文字修飾情報バッファ
９、文書情報バッファ１０、印字パターンバッファ１１
および影方向情報テーブル１２を備えている。文字修飾
情報バッファ９は、作成された文書情報を構成する文字
列の中で、文字修飾された文字コードとその文字修飾の
内容を示す文字修飾情報を格納するバッファメモリであ
る。文書情報バッファ１０は、作成された文書情報を構
成する文字列を文字コード列（文書データ）として格納
するバッファメモリである。印字パターンバッファ１１
は、印刷モード時に文書データの各文字コードに対応す
る文字パターンを展開するためのバッファメモリであ
る。
９、文書情報バッファ１０、印字パターンバッファ１１
および影方向情報テーブル１２を備えている。文字修飾
情報バッファ９は、作成された文書情報を構成する文字
列の中で、文字修飾された文字コードとその文字修飾の
内容を示す文字修飾情報を格納するバッファメモリであ
る。文書情報バッファ１０は、作成された文書情報を構
成する文字列を文字コード列（文書データ）として格納
するバッファメモリである。印字パターンバッファ１１
は、印刷モード時に文書データの各文字コードに対応す
る文字パターンを展開するためのバッファメモリであ
る。
【００１４】影方向情報テーブル１２は、影修飾処理を
実行するときに、書式情報および文字修飾情報に基づい
て影方向を決定するための影方向情報を予め格納した記
憶手段である。ここで、書式情報は、文字パターンを印
字するときの印刷属性を決定するための情報である。次
に、同実施例の動作を説明する。
実行するときに、書式情報および文字修飾情報に基づい
て影方向を決定するための影方向情報を予め格納した記
憶手段である。ここで、書式情報は、文字パターンを印
字するときの印刷属性を決定するための情報である。次
に、同実施例の動作を説明する。
【００１５】まず、文書作成装置では、文書作成処理を
実行する場合に、印刷属性を設定するための書式情報の
設定が必要である。具体的には、キーボード２からの入
力に応じて、ＣＰＵ１はディスプレイ４に書式設定画面
を表示し、カーソルキー２ｄにより指定された各書式項
目からなる書式情報を入力する（図２のステップＳ
１）。書式情報は、用紙サイズ、文字サイズ、文字数／
行、文字間隔、縦書き／横書き等の情報である。ＣＰＵ
１は入力した書式情報を文書情報バッファ１０に格納す
る（ステップＳ２）。
実行する場合に、印刷属性を設定するための書式情報の
設定が必要である。具体的には、キーボード２からの入
力に応じて、ＣＰＵ１はディスプレイ４に書式設定画面
を表示し、カーソルキー２ｄにより指定された各書式項
目からなる書式情報を入力する（図２のステップＳ
１）。書式情報は、用紙サイズ、文字サイズ、文字数／
行、文字間隔、縦書き／横書き等の情報である。ＣＰＵ
１は入力した書式情報を文書情報バッファ１０に格納す
る（ステップＳ２）。
【００１６】次に、ＣＰＵ１はキーボード２から入力さ
れた文字列に応じた文書作成処理を実行する（ステップ
Ｓ３）。即ち、キーボード２の文字キーの操作により入
力された平仮名文字列を、変換キー２ｃの操作に応じて
仮名漢字変換処理を実行する。ＣＰＵ１は、仮名漢字変
換処理により得られた漢字文字列（漢字及び平仮名）の
文字コード列からなる文書データを文書情報バッファ１
０に展開する。ＣＰＵ１は、文書情報バッファ１０に格
納された各文字コードに対応する文字パターンをディス
プレイ４の画面に表示する（ステップＳ４）。このと
き、ＣＰＵ１は、文字コードに対応する文字パターンを
フォントメモリ８から読出し、図示しない表示メモリに
展開する。表示制御部５は、表示メモリに格納された文
字パターンをディスプレイ４の画面に表示する。
れた文字列に応じた文書作成処理を実行する（ステップ
Ｓ３）。即ち、キーボード２の文字キーの操作により入
力された平仮名文字列を、変換キー２ｃの操作に応じて
仮名漢字変換処理を実行する。ＣＰＵ１は、仮名漢字変
換処理により得られた漢字文字列（漢字及び平仮名）の
文字コード列からなる文書データを文書情報バッファ１
０に展開する。ＣＰＵ１は、文書情報バッファ１０に格
納された各文字コードに対応する文字パターンをディス
プレイ４の画面に表示する（ステップＳ４）。このと
き、ＣＰＵ１は、文字コードに対応する文字パターンを
フォントメモリ８から読出し、図示しない表示メモリに
展開する。表示制御部５は、表示メモリに格納された文
字パターンをディスプレイ４の画面に表示する。
【００１７】ここで、ディスプレイ４の画面に表示され
た文字列において、キーボード２の文字修飾キー２ａと
カーソルキー２ｄの操作により、影修飾対象である影付
き文字修飾対象の文字列を指示する（ステップＳ５）。
ＣＰＵ１は、文字修飾キー２ａの操作に応じて文字修飾
情報の設定処理を実行し、設定された文字修飾情報を文
字修飾情報バッファ９に格納する（ステップＳ６のＹＥ
Ｓ，Ｓ７）。文字修飾情報には、各文字毎の網掛け、拡
大、縮小、回転、階調（グラデーション）等以外に、本
発明に係わる影付きがある。具体的には、文字修飾キー
２ａの操作に応じて、ＣＰＵ１はディスプレイ４に文字
修飾設定画面を表示し、カーソルキー２ｄにより指定さ
れた項目の文字修飾情報を入力する。同実施例では、文
字修飾情報の項目として文字の回転も指定されたと仮定
する（ステップＳ８）。文字の回転には９０度回転、１
８０度回転、２７０度回転がある。具体的には、図６
（Ｂ）乃至（Ｅ）に示すように、同図（Ｂ）に示す０度
回転の文字パターン「Ａ」に対して、同図（Ｃ）に示す
９０度回転のパターン、同図（Ｄ）に示す１８０度回転
のパターン、同図（Ｅ）に示す２７０度回転のパターン
がある。ＣＰＵ１は文字の回転を示す文字修飾情報と共
に、９０度回転、１８０度回転、２７０度回転の中から
選択された回転角度情報も文字修飾情報バッファ９に格
納する。
た文字列において、キーボード２の文字修飾キー２ａと
カーソルキー２ｄの操作により、影修飾対象である影付
き文字修飾対象の文字列を指示する（ステップＳ５）。
ＣＰＵ１は、文字修飾キー２ａの操作に応じて文字修飾
情報の設定処理を実行し、設定された文字修飾情報を文
字修飾情報バッファ９に格納する（ステップＳ６のＹＥ
Ｓ，Ｓ７）。文字修飾情報には、各文字毎の網掛け、拡
大、縮小、回転、階調（グラデーション）等以外に、本
発明に係わる影付きがある。具体的には、文字修飾キー
２ａの操作に応じて、ＣＰＵ１はディスプレイ４に文字
修飾設定画面を表示し、カーソルキー２ｄにより指定さ
れた項目の文字修飾情報を入力する。同実施例では、文
字修飾情報の項目として文字の回転も指定されたと仮定
する（ステップＳ８）。文字の回転には９０度回転、１
８０度回転、２７０度回転がある。具体的には、図６
（Ｂ）乃至（Ｅ）に示すように、同図（Ｂ）に示す０度
回転の文字パターン「Ａ」に対して、同図（Ｃ）に示す
９０度回転のパターン、同図（Ｄ）に示す１８０度回転
のパターン、同図（Ｅ）に示す２７０度回転のパターン
がある。ＣＰＵ１は文字の回転を示す文字修飾情報と共
に、９０度回転、１８０度回転、２７０度回転の中から
選択された回転角度情報も文字修飾情報バッファ９に格
納する。
【００１８】次に、キーボード２の印刷モードキー２ｂ
が操作されると（ステップＳ９のＹＥＳ）、ＣＰＵ１は
印刷処理を実行する。印刷モードでは、ＣＰＵ１０はデ
ィスプレイ４の画面に印刷書式メニューを表示する。印
刷書式メニューには、印刷範囲（全文印刷，頁印刷
等）、フォント種類、印字速度等の項目が表示される。
が操作されると（ステップＳ９のＹＥＳ）、ＣＰＵ１は
印刷処理を実行する。印刷モードでは、ＣＰＵ１０はデ
ィスプレイ４の画面に印刷書式メニューを表示する。印
刷書式メニューには、印刷範囲（全文印刷，頁印刷
等）、フォント種類、印字速度等の項目が表示される。
【００１９】キーボード２のカーソルキー２ｄにより印
刷書式メニューから所定の項目が指示されると、ＣＰＵ
１は印刷すべき文字コードに対応する文字パターンを、
フォントメモリ８から読出して印字パターンバッファ１
１に展開する（ステップＳ１０）。
刷書式メニューから所定の項目が指示されると、ＣＰＵ
１は印刷すべき文字コードに対応する文字パターンを、
フォントメモリ８から読出して印字パターンバッファ１
１に展開する（ステップＳ１０）。
【００２０】ＣＰＵ１は文字修飾情報バッファ９を検索
し、文字修飾が指定された文字コードを検出する（ステ
ップＳ１１）。影付き文字修飾が指定された文字コード
を検出すると、この文字コードに対応する文字パターン
に影パターンを生成する影修飾処理を行なう（ステップ
Ｓ１２のＹＥＳ）。
し、文字修飾が指定された文字コードを検出する（ステ
ップＳ１１）。影付き文字修飾が指定された文字コード
を検出すると、この文字コードに対応する文字パターン
に影パターンを生成する影修飾処理を行なう（ステップ
Ｓ１２のＹＥＳ）。
【００２１】このとき、ＣＰＵ１は影方向情報テーブル
１２に格納された影方向情報を参照し、影修飾処理にお
ける影方向を決定する処理を行なう（ステップＳ１
３）。影方向情報テーブル１２には、図６（Ａ）に示す
書式的要因と文字修飾的要因により影方向を設定する影
方向情報が予め格納されている。書式的要因の中で、
「ＬＴＰ」とは、ラップトップ・パブリッシングの略語
であり、ラップトップ型の文書作成装置に設けられたＤ
ＴＰに相当する出版・編集機能である。この影方向情報
により、ＣＰＵ１は例えば書式的要因が「横書」でかつ
文字修飾的要因が「９０度回転」であれば、図６（Ｃ）
に示すように、文字パターン「Ａ」に対してマイナスＹ
方向に影パターン６０を生成することになる。同様にし
て、文字修飾的要因が「０度回転」であれば、図６
（Ｂ）に示すように、文字パターン「Ａ」に対してＸ方
向に影パターン６０を生成する。文字修飾的要因が「１
８０度回転」であれば、図６（Ｄ）に示すように、文字
パターン「Ａ」に対してマイナスＸ方向に影パターン６
０を生成する。文字修飾的要因が「２７０度回転」であ
れば、図６（Ｅ）に示すように、文字パターン「Ａ」に
対してＹ方向に影パターン６０を生成する。
１２に格納された影方向情報を参照し、影修飾処理にお
ける影方向を決定する処理を行なう（ステップＳ１
３）。影方向情報テーブル１２には、図６（Ａ）に示す
書式的要因と文字修飾的要因により影方向を設定する影
方向情報が予め格納されている。書式的要因の中で、
「ＬＴＰ」とは、ラップトップ・パブリッシングの略語
であり、ラップトップ型の文書作成装置に設けられたＤ
ＴＰに相当する出版・編集機能である。この影方向情報
により、ＣＰＵ１は例えば書式的要因が「横書」でかつ
文字修飾的要因が「９０度回転」であれば、図６（Ｃ）
に示すように、文字パターン「Ａ」に対してマイナスＹ
方向に影パターン６０を生成することになる。同様にし
て、文字修飾的要因が「０度回転」であれば、図６
（Ｂ）に示すように、文字パターン「Ａ」に対してＸ方
向に影パターン６０を生成する。文字修飾的要因が「１
８０度回転」であれば、図６（Ｄ）に示すように、文字
パターン「Ａ」に対してマイナスＸ方向に影パターン６
０を生成する。文字修飾的要因が「２７０度回転」であ
れば、図６（Ｅ）に示すように、文字パターン「Ａ」に
対してＹ方向に影パターン６０を生成する。
【００２２】ＣＰＵ１は、決定された影方向に応じて、
図６（Ｂ）乃至（Ｅ）に示すように、文字パターン
「Ａ」に対して影パターン６０を生成する影生成処理を
実行する（ステップＳ１５）。ここで、同実施例では、
ＣＰＵ１は生成した影パターン６０の影幅に応じた文字
パターンの文字サイズの変化量を算出する。この文字サ
イズの変化量を利用して、ＣＰＵ１は文字パターンを印
字するときの印字位置と文字修飾範囲の補正処理を実行
する（ステップＳ１４）。具体的には、例えば図６
（Ｂ）に示すように、Ｘ方向に影パターン６０が生成さ
れた場合に、幅方向の文字サイズが拡大するため、隣接
する文字パターンに重なるような状態が発生する。そこ
で、ＣＰＵ１は幅方向の文字サイズの変化量分だけ、隣
接する文字パターンの印字位置をＸ方向にずらす処理を
行なう。同様にして、図６（Ｃ）または（Ｅ）に示すよ
うに、各Ｙ方向に影パターン６０が生成された場合に、
上下方向の隣接する文字パターンに重なるような状態が
発生する。そこで、ＣＰＵ１は上下方向の文字サイズの
変化量分だけ、行単位の文字パターンの印字位置を上下
方向にずらす処理を行なう。また、ＣＰＵ１は影付き以
外の文字修飾が指定されている場合に、その文字修飾範
囲を文字サイズの変化量に応じて拡大する。具体的に
は、例えば図６（Ｂ）に示すように、Ｘ方向に影パター
ン６０が生成された文字パターン「Ａ」にはグレー調の
背景パターン６１を生成した文字修飾処理が実行される
が、この背景パターン６１の生成範囲を文字サイズの変
化量に応じて拡大する処理を行なう。
図６（Ｂ）乃至（Ｅ）に示すように、文字パターン
「Ａ」に対して影パターン６０を生成する影生成処理を
実行する（ステップＳ１５）。ここで、同実施例では、
ＣＰＵ１は生成した影パターン６０の影幅に応じた文字
パターンの文字サイズの変化量を算出する。この文字サ
イズの変化量を利用して、ＣＰＵ１は文字パターンを印
字するときの印字位置と文字修飾範囲の補正処理を実行
する（ステップＳ１４）。具体的には、例えば図６
（Ｂ）に示すように、Ｘ方向に影パターン６０が生成さ
れた場合に、幅方向の文字サイズが拡大するため、隣接
する文字パターンに重なるような状態が発生する。そこ
で、ＣＰＵ１は幅方向の文字サイズの変化量分だけ、隣
接する文字パターンの印字位置をＸ方向にずらす処理を
行なう。同様にして、図６（Ｃ）または（Ｅ）に示すよ
うに、各Ｙ方向に影パターン６０が生成された場合に、
上下方向の隣接する文字パターンに重なるような状態が
発生する。そこで、ＣＰＵ１は上下方向の文字サイズの
変化量分だけ、行単位の文字パターンの印字位置を上下
方向にずらす処理を行なう。また、ＣＰＵ１は影付き以
外の文字修飾が指定されている場合に、その文字修飾範
囲を文字サイズの変化量に応じて拡大する。具体的に
は、例えば図６（Ｂ）に示すように、Ｘ方向に影パター
ン６０が生成された文字パターン「Ａ」にはグレー調の
背景パターン６１を生成した文字修飾処理が実行される
が、この背景パターン６１の生成範囲を文字サイズの変
化量に応じて拡大する処理を行なう。
【００２３】このようにして、ＣＰＵ１は、印字パター
ンバッファ１１に展開された影付き文字パターンに基づ
いて、プリンタ６により印刷処理を実行する（ステップ
Ｓ１６）。印字パターンバッファ１１に影付き文字パタ
ーンを展開（生成）する具体例を、図４および図５を参
照して以下説明する。
ンバッファ１１に展開された影付き文字パターンに基づ
いて、プリンタ６により印刷処理を実行する（ステップ
Ｓ１６）。印字パターンバッファ１１に影付き文字パタ
ーンを展開（生成）する具体例を、図４および図５を参
照して以下説明する。
【００２４】まず、図４（Ａ）に示すように、ＣＰＵ１
は、文字コードに対応するドットイメージからなる文字
パターン（ここでは英字Ａ）を、印字パターンバッファ
１１に展開する。文字パターンはフォントメモリ８から
読出されるか、またはアウトライン方式により生成され
る。次に、図４（Ｂ）に示すように、生成した文字パタ
ーン「Ａ」を文字修飾の範囲（前記の補正も含む）に合
わせて、ドット反転処理を行なう。
は、文字コードに対応するドットイメージからなる文字
パターン（ここでは英字Ａ）を、印字パターンバッファ
１１に展開する。文字パターンはフォントメモリ８から
読出されるか、またはアウトライン方式により生成され
る。次に、図４（Ｂ）に示すように、生成した文字パタ
ーン「Ａ」を文字修飾の範囲（前記の補正も含む）に合
わせて、ドット反転処理を行なう。
【００２５】ここで、図４（Ｃ）に示すように、ＣＰＵ
１は影修飾における影パターンの幅分ｘだけ影付きの方
向に、文字パターンをスライドさせる。ここでは、図６
（Ｂ）に示すように、Ｘ方向に影パターン６０を生成す
る場合を想定する。さらに、反転パターンを一定間隔で
ドットを除去して、グレー調の背景パターン６１を生成
する。ＣＰＵ１は、図４（Ｃ）に示す文字パターンと同
図（Ｄ）に示す初期の文字パターン（同図（Ａ）と同
一）とを合成する。
１は影修飾における影パターンの幅分ｘだけ影付きの方
向に、文字パターンをスライドさせる。ここでは、図６
（Ｂ）に示すように、Ｘ方向に影パターン６０を生成す
る場合を想定する。さらに、反転パターンを一定間隔で
ドットを除去して、グレー調の背景パターン６１を生成
する。ＣＰＵ１は、図４（Ｃ）に示す文字パターンと同
図（Ｄ）に示す初期の文字パターン（同図（Ａ）と同
一）とを合成する。
【００２６】この合成処理により、印字パターンバッフ
ァ１１には、図５（Ｅ）に示すように、Ｘ方向に影パタ
ーン６０が付いた文字パターン「Ａ」とグレー調の背景
パターン６１とが合成したパターンが展開される。さら
に、ＣＰＵ１は、図５（Ｆ）に示すように、合成した図
５（Ｅ）に示すパターンを反転し、黒影パターン６０ａ
が付いた反転文字パターンを生成する。
ァ１１には、図５（Ｅ）に示すように、Ｘ方向に影パタ
ーン６０が付いた文字パターン「Ａ」とグレー調の背景
パターン６１とが合成したパターンが展開される。さら
に、ＣＰＵ１は、図５（Ｆ）に示すように、合成した図
５（Ｅ）に示すパターンを反転し、黒影パターン６０ａ
が付いた反転文字パターンを生成する。
【００２７】ここで、ＣＰＵ１は、影修飾以外に、文字
修飾として例えば階調（グラデーション）修飾が指定さ
れている場合に、図５（Ｇ）に示すように、初期の文字
パターン「Ａ」に階調修飾処理を掛けた文字パターンを
生成する。そして、ＣＰＵ１は、図５（Ｇ）に示す階調
パターンと図５（Ｆ）に示す反転文字パターンとを合成
する。この合成処理により、図５（Ｈ）に示すように、
印字パターンバッファ１１には、Ｘ方向に黒影パターン
６０ａが付いて、かつ階調修飾された文字パターン
「Ａ」とグレー調の背景パターン６１とが合成したパタ
ーンが展開される。
修飾として例えば階調（グラデーション）修飾が指定さ
れている場合に、図５（Ｇ）に示すように、初期の文字
パターン「Ａ」に階調修飾処理を掛けた文字パターンを
生成する。そして、ＣＰＵ１は、図５（Ｇ）に示す階調
パターンと図５（Ｆ）に示す反転文字パターンとを合成
する。この合成処理により、図５（Ｈ）に示すように、
印字パターンバッファ１１には、Ｘ方向に黒影パターン
６０ａが付いて、かつ階調修飾された文字パターン
「Ａ」とグレー調の背景パターン６１とが合成したパタ
ーンが展開される。
【００２８】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、影
修飾機能を含む文字修飾機能を備えた文字パターン生成
装置において、第１に、文字回転等の影修飾以外の文字
修飾の内容に基づいて影修飾処理における影付き方向を
自動的に設定することができる。第２に、影修飾処理に
おける影幅と方向に基づいて文字パターンの印字位置を
調整することが可能であるため、影修飾対象の文字と隣
接する上下左右の文字と重なるような印刷状態を防止す
ることができる。第３に、影修飾処理における影幅と方
向に基づいて、文字パターンに対して影修飾以外の文字
修飾範囲を変更することができる。したがって、影修飾
を含む文字修飾機能の多様化を図ることが可能となるた
め、結果的に文字印刷の多様化を図ることが可能とな
る。
修飾機能を含む文字修飾機能を備えた文字パターン生成
装置において、第１に、文字回転等の影修飾以外の文字
修飾の内容に基づいて影修飾処理における影付き方向を
自動的に設定することができる。第２に、影修飾処理に
おける影幅と方向に基づいて文字パターンの印字位置を
調整することが可能であるため、影修飾対象の文字と隣
接する上下左右の文字と重なるような印刷状態を防止す
ることができる。第３に、影修飾処理における影幅と方
向に基づいて、文字パターンに対して影修飾以外の文字
修飾範囲を変更することができる。したがって、影修飾
を含む文字修飾機能の多様化を図ることが可能となるた
め、結果的に文字印刷の多様化を図ることが可能とな
る。
【図１】本発明の実施例に係わる文字パターン生成装置
を使用した文書作成装置の要部を示すブロック図。
を使用した文書作成装置の要部を示すブロック図。
【図２】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図３】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図４】同実施例に係わる影生成処理の動作を説明する
ための概念図。
ための概念図。
【図５】同実施例に係わる影生成処理の動作を説明する
ための概念図。
ための概念図。
【図６】同実施例に係わる影方向の設定処理を説明する
ための概念図。
ための概念図。
１…ＣＰＵ、２…キーボード、６…プリンタ、８…フォ
ントメモリ、９…文字修飾情報バッファ、１０…文書情
報バッファ、１１…印字パターンバッファ、１２…影方
向情報テーブル。
ントメモリ、９…文字修飾情報バッファ、１０…文書情
報バッファ、１１…印字パターンバッファ、１２…影方
向情報テーブル。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 3/153 ３１０ Ｂ 7165−5Ｂ 15/72 ３５５ Ｕ 9192−5Ｌ Ｇ０９Ｇ 5/24 8121−5Ｇ
Claims (4)
- 【請求項１】 文字に対応する文字コードおよび影修飾
を含む文字修飾モードの指定を入力する入力手段と、 この入力手段により入力された文字コードに対応する文
字パターンを生成する文字パターン生成手段と、 この文字パターン生成手段により生成される前記文字パ
ターンを展開するためのパターンバッファ手段と、 前記入力手段により入力された文字修飾モードの内容を
格納する文字修飾情報バッファ手段と、 前記文字修飾モードの内容が前記影修飾を含む場合に、
影修飾処理における影付き方向を決定するための影方向
情報テーブル記憶手段と、 前記入力手段により前記影修飾を含む文字修飾モードが
指定されたときに、前記文字修飾情報バッファ手段に格
納された前記文字修飾モードの内容および前記影方向情
報テーブル記憶手段に格納された情報に基づいて、前記
入力手段によりら指定された前記文字パターンに対する
影修飾を含む文字修飾処理を実行する文字修飾パターン
生成手段とを具備したことを特徴とする文字パターン生
成装置。 - 【請求項２】 文字に対応する文字コードおよび影修飾
を含む文字修飾モードの指定を入力する入力手段と、 この入力手段により入力された文字コードに対応する文
字パターンを生成する文字パターン生成手段と、 この文字パターン生成手段により生成される前記文字パ
ターンを展開するためのパターンバッファ手段と、 前記入力手段により入力された文字修飾モードの内容を
格納する文字修飾情報バッファ手段と、 前記文字修飾モードの内容が前記影修飾を含む場合に、
影修飾処理における影付き方向を決定するための影方向
情報テーブル記憶手段と、 前記入力手段により前記影修飾を含む文字修飾モードが
指定されたときに、前記文字修飾情報バッファ手段に格
納された前記文字修飾モードの内容および前記影方向情
報テーブル記憶手段に格納された情報に基づいて、前記
入力手段によりら指定された前記文字パターンに対する
影修飾を含む文字修飾処理を実行し、この文字修飾処理
時に影修飾処理における影パターンの幅と方向に基づい
て前記文字パターンの印字位置を補正する補正処理を実
行する文字修飾パターン生成手段とを具備したことを特
徴とする文字パターン生成装置。 - 【請求項３】 文字に対応する文字コードおよび影修飾
を含む文字修飾モードの指定を入力する入力手段と、 この入力手段により入力された文字コードに対応する文
字パターンを生成する文字パターン生成手段と、 この文字パターン生成手段により生成される前記文字パ
ターンを展開するためのパターンバッファ手段と、 前記入力手段により入力された文字修飾モードの内容を
格納する文字修飾情報バッファ手段と、 前記文字修飾モードの内容が前記影修飾を含む場合に、
影修飾処理における影付き方向を決定するための影方向
情報テーブル記憶手段と、 前記入力手段により前記影修飾を含む文字修飾モードが
指定されたときに、前記文字修飾情報バッファ手段に格
納された前記文字修飾モードの内容および前記影方向情
報テーブル記憶手段に格納された情報に基づいて、前記
入力手段によりら指定された前記文字パターンに対する
影修飾を含む文字修飾処理を実行し、この文字修飾処理
時に影修飾処理における影パターンの幅と方向に基づい
て前記文字パターンに対する影修飾以外の文字修飾範囲
を補正する補正処理を実行する文字修飾パターン生成手
段とを具備したことを特徴とする文字パターン生成装
置。 - 【請求項４】 文字に対応する文字コードおよび影修飾
を含む文字修飾モードの指定を入力する入力手段と、 この入力手段により入力された文字コードに対応する文
字パターンを生成する文字パターン生成手段と、 この文字パターン生成手段により生成される前記文字パ
ターンを展開するためのパターンバッファ手段と、 前記入力手段により入力された文字修飾モードの内容を
格納する文字修飾情報バッファ手段と、 前記文字修飾モードの内容が前記影修飾を含む場合に、
影修飾処理における影付き方向を決定するための影方向
情報テーブル記憶手段と、 前記入力手段により前記影修飾を含む文字修飾モードが
指定されたときに、前記文字修飾情報バッファ手段に格
納された前記文字修飾モードの内容および前記影方向情
報テーブル記憶手段に格納された情報に基づいて、前記
入力手段によりら指定された前記文字パターンに対して
影修飾処理を実行して得られる影付きパターンと前記文
字パターンに対して影修飾以外の文字修飾処理を実行し
て得られる修飾パターンとを合成する文字修飾パターン
生成手段とを具備したことを特徴とする文字パターン生
成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035795A JPH06251010A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 文字パターン生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5035795A JPH06251010A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 文字パターン生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06251010A true JPH06251010A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12451862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5035795A Pending JPH06251010A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 文字パターン生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06251010A (ja) |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5035795A patent/JPH06251010A/ja active Pending
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