JPH06250632A - 文字編集装置 - Google Patents

文字編集装置

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JPH06250632A
JPH06250632A JP5036967A JP3696793A JPH06250632A JP H06250632 A JPH06250632 A JP H06250632A JP 5036967 A JP5036967 A JP 5036967A JP 3696793 A JP3696793 A JP 3696793A JP H06250632 A JPH06250632 A JP H06250632A
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JP
Japan
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character
data
metric
metrics
editing
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JP5036967A
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English (en)
Inventor
Hiroko Matsuo
裕子 松尾
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】縦書きおよび横書きの制御情報を含むメトリク
スを容易かつ迅速に作成編集可能な文字編集装置を提供
する。 【構成】文字データを表示画面上に表示して編集する
際、文字コードリスト作成部3cが、文字の形状を示す
形状データと、当該形状データをもつ文字の配置位置を
制御するメトリクスデータとを含む文字データを記憶す
るフォントファイル記憶部5から文字コード特定部3b
により指定された編集すべき文字コードに対応する文字
データを検索し、この検索結果である形状データとメト
リクスデータとを表示部11の表示画面上に表示出力す
る。そして、編集部3aが、形状データを編集するとと
もにメトリクスデータから少なくとも1種類以上のメト
リクスデータを作成・編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字データを表示画面
上に表示して編集する文字編集装置に関し、特にフォン
トファイルに格納される個々の文字フォントデータに対
する複数の文字メトリクスデータを編集することができ
る文字編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デスクトップ・パブリッシング
(DTP)システムでは、少ない記憶容量で、所望の多
彩な文字を出力するため、アウトラインデータ等の文字
の形状を示す文字形状データの他に、文字の出力位置を
制御する文字メトリクスデータが必要とされる。そし
て、この文字形状データと文字メトリクスデータとがフ
ォントファイルとして記憶される。
【0003】これに対し、例えば特開昭56−2577
9号公報および特開昭56−117282号公報には、
表示文字の間隔を設定できるCRTディスプレイ装置が
記載され、また、特開昭59−180583号公報に
は、文字パターン部分とブランク部分の大きさとを合成
する文字パターン合成装置が記載されている。
【0004】また、特開昭63−188058号公報で
は、文字パターンデータの余白および印字幅のデータと
から書込み基準位置を設定し、さらにこの書込み基準位
置と文字パターンデータの余白とから最終的な書込み基
準位置を得て複数の文字種を印字させる印字装置内の印
字制御装置が記載されている。
【0005】さらに、特開昭57−104179号公報
には、CRTの表示制御を切替により縦書きおよび横書
きを可能としたCRT表示装置が記載されている。
【0006】しかし、上記のものは全てCRTディスプ
レイ装置、印字装置等の出力装置での問題を解決する文
字の出力方式に関するものであり、文字データの編集を
行うことはできない。
【0007】一方、文字フォントを編集できるものとし
て、特開平1−251090号公報には、ベクトルモー
ドによる編集処理とドットモードによる編集処理とを任
意選択的に切り替えて実行することができるベクトルフ
ォント編集機が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文字編集装置は、文字形状データの編集のみ可能であ
り、縦書きあるいは横書き時の文字の送り幅や余白のデ
ータ等の制御情報である文字メトリクスデータに対する
編集を行うものではなかった。このため、出力装置にお
いて変形出力したり、出力位置を変化させた多くの文字
形状データを記憶する必要があるという問題点があっ
た。
【0009】なお、縦書きまたは横書きの文字の出力位
置を制御する文字メトリクスデータを、文字形状データ
に対して、それぞれ個別にもたせた文字フォントファイ
ルを有するものや、1つの文字形状データに対して2種
類以上の文字メトリクスデータをもたせるものがある
が、これらの文字メトリクスデータに対する編集は、熟
練者によりなされるものであり、一般ユーザによる編集
は困難であるという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、縦書きおよび横書きの制御情報を含むメトリクスを
容易かつ迅速に作成編集可能な文字編集装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字データを
表示画面(図1の11)上に表示して編集する文字編集
装置において、文字の形状を示す形状データと、当該形
状データをもつ文字の配置位置を制御するメトリクスデ
ータとを含む文字データを記憶する記憶手段(図1の
4,5)と、編集すべき文字コードに対応する文字デー
タを前記記憶手段から検索する検索手段(図1の3b)
と、前記検索手段による検索結果である形状データとメ
トリクスデータとを表示画面上に表示出力する表示制御
手段と、前記形状データを編集するとともに前記メトリ
クスデータから、縦書または横書用の出力位置の制御情
報を含む少なくとも1種類のメトリクスデータを作成・
編集する編集手段(図1の3a)とを具備したことを特
徴とする。
【0012】また、前記編集手段は、編集時に参考デー
タとして、前記記憶手段に記憶されているメトリクスデ
ータと異なる種類のメトリクスデータを作成して前記表
示制御手段に表示させることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、文字データを表示画面上に表示し
て編集する際、検索手段が、文字の形状を示す形状デー
タと、当該形状データをもつ文字の配置位置を制御する
メトリクスデータとを含む文字データを記憶する記憶手
段から編集すべき文字コードに対応する文字データを検
索し、この検索結果である形状データとメトリクスデー
タとを表示制御手段が表示画面上に表示する。そして、
編集手段が、前記形状データを編集するとともに前記メ
トリクスデータから、縦書または横書用の出力位置の制
御情報を含む少なくとも1種類のメトリクスデータを作
成・編集するようにしているので、例えば同一象限の文
字形状データに対して少なくとも1種類のメトリクスの
編集を容易かつ迅速に行うことができる。
【0014】また、前記編集手段は、編集時に参考デー
タとして、前記記憶手段に記憶されているメトリクスデ
ータと異なる種類のメトリクスデータを作成して前記表
示制御手段を介して表示画面上に表示できるようにして
いるので、編集した文字データを容易かつ迅速に確認で
きる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施例である文字
編集装置の構成ブロック図である。本実施例の文字編集
装置は、FISフォントファイルの文字編集処理を行う
ものであり、対話的にメトリクスの編集を行うことがで
きるものである。なお、FISフォントファイルについ
ては後述する。
【0017】図1において、文字編集装置は、編集した
い文字に関する情報を入力し、表示出力する入出力部
1、文字の編集処理を行う処理部3、入出力部1と処理
部3との入出力制御を行う入出力制御部2、1種類以上
の文字メトリクスを有した1つのフォントファイルとし
て文字フォントを格納しているフォントファイル記憶部
5、フォントファイル記憶部5から読み出された情報あ
るいは処理部3により処理された情報を記憶する記憶部
4から構成される。
【0018】入出力部1は、表示部11と編集したい文
字の文字コードを入力する文字コード入力部1aから構
成され、入出力制御部2は、図示しない入力制御部と出
力制御部で構成される。そして、入出力部1の表示部1
1は、文字の形状を表示する形状表示部11a、文字の
形状に対する形状編集のための文字形状編集ボタン11
c、文字の出力位置制御のためのメトリクスを表示する
メトリクス表示部11b、文字のメトリクスの編集のた
めのメトリクス編集ボタン11d、文字コードを表示す
る文字コード表示部11eから構成される。これらの各
ボタンおよび各表示部は、入出力制御部2の出力制御部
の表示制御により、表示部11の表示画面上の該当する
領域に表示される。
【0019】記憶部4には、文字形状データ4a、文字
メトリクス4bおよび文字コードリスト4cの記憶領域
を有する。
【0020】処理部3は、入出力部1の文字コード入力
部1aから指定される文字コードに基づき文字コードを
特定する文字コード特定部3b、フォントファイルをフ
ォントファイル記憶部5から読み込んで文字コードリス
ト4cを作成する文字コードリスト作成部3c、記憶部
4に記憶された文字コードリスト4c,文字形状データ
4a,文字メトリクス4bに基づき入出力部1からの指
示により編集処理を行う編集部3aから構成される。
【0021】ここで、文字編集装置による文字編集処理
について説明する前に、フォントファイルについて説明
する。
【0022】ここで、フォントファイルには、縦書きま
たは横書きの文字の出力位置を制御する文字メトリクス
データを、文字形状データに対して、それぞれ個別にも
たせるものや、1つの文字形状データに対して2種類以
上の文字メトリクスデータをもたせるものがある。
【0023】前者の例を図4に示す。詳細については後
述する。
【0024】後者のものとして、例えば、米アドビ・シ
ステム(Adobe Systems)社のページ記述言語「ポスト
スクリプト(PostScript)」で用いられる「Type1
フォント」は、ひとつのフォントファイルで縦書きと横
書きの両方の出力を可能としている。これは、「メトリ
クス(Metrics)」と「メトリクス2(Metrics2)」と
いう2つのメトリクス辞書により実現している。
【0025】また、米ゼロックス社「フォント インタ
ーチェンジ スタンダード バージョン1.1(FONT I
NTERCHANGE STANDARD Version1.1)、1990.6」に記述さ
れたFIS(FONT INTERCHANGE STANDARD、以下「FI
S」という)では、基本となる文字メトリクス(Chract
er Metrics)の他に追加された追加文字メトリクス(Al
ternate Character Metrics)を有している。
【0026】このような2種類以上の文字メトリクスを
有することにより、文字の文字幅、余白だけでなく、文
字の基準点、次に配置される文字の送り幅、カーニング
情報、肩文字・足文字等の基準点も2種類以上設定する
ことができる。(ここで、カーニング情報とは、文字と
文字の配置距離を詰めることをいい、時には文字間隔を
マイナスにして、すなわち隣の文字の領域にはみ出るよ
うにして、文字のバランスを整えるための情報である。
例えば、「Frame Buffer」を出力する場合、「Frame」
の「r」が「F」の下におさまるようにしたり、「Buffe
r」の「f」と「f」をくっつけるようにして出力する情
報である。)そして、2種類以上のメトリクスを有した
1つの文字フォントで多彩な文字の配列等の出力を可能
としている。
【0027】そこで、以下上述したFISフォントファ
イルの文字編集装置として説明する。
【0028】図2は、FISフォントファイルの構成内
容を説明する図である。
【0029】まず、図2(a)は、FISフォントファ
イルの全体構成を示しており、フォント全体に関するデ
ータ、文字メトリクス(Character Metrics)の集合、
追加文字メトリクス(Alternate Character metrics)
の集合、および文字形状データ(Character Masks)の
集合から構成される。
【0030】この文字メトリクスは、それぞれの文字に
対し必ず持っているものである。また、追加文字メトリ
クスは、それぞれの文字に対し必ず持っているものとは
限らない。さらに、文字形状データは、それぞれの文字
の形状のアウトラインデータである。ここで、文字メト
リクスの座標原点は文字形状データの原点と同一であ
る。なお、空白文字の場合は、文字形状データはもた
ず、文字メトリクスを有する。この場合、追加メトリク
スをもつときと、もたないときがある。
【0031】図2(b)は、1文字分の文字メトリクス
を示しており、X方向の文字送り幅(escapementX)と
Y方向の文字送り幅(escapementY)とのどちらかは必
ず持つものである。図2(b)では、X方向の文字送り
幅をもっている場合を示している。
【0032】図2(c)は、追加文字メトリクスを持つ
場合の追加文字メトリクスの属性を示している。追加文
字メトリクスの属性は、プラスX(plusX)、マイナス
X(minusX)、マイナスY(minusY)の3つがあり、追
加文字メトリクスを有する場合は、いずれかの属性は必
ず有することになる。図2(c)においては、マイナス
YとマイナスXの2つの属性を有していることを示して
いる。
【0033】図2(d)は、追加文字メトリクスの属性
のひとつの要素の1文字分を示している。追加文字メト
リクスのひとつの属性の1文字分は、基準点X座標(re
ferenceX)と基準点Y座標(referenceY)、X方向の文
字送り幅とY方向の文字送り幅とのどちらかを必ず持つ
ものである。ここで、追加文字メトリクスの各属性での
要素数つまり文字数は、文字メトリクスの要素数つまり
文字数と同じ数である。
【0034】図2(e)は、それぞれの文字の文字形状
データとしてアウトラインデータが記憶されている。
【0035】次に、FISフォントファイルの文字メト
リクスについて説明する。
【0036】図3は、FISフォントファイルの追加文
字メトリクスの属性を説明する図である。
【0037】図3(a)は、追加文字メトリクスのプラ
スXの属性とその要素との関係の一例を示す図であり、
この追加文字メトリクスは、左から右への横書きが指定
された場合の文字の配置位置、すなわちX方向の送り幅
を文字ごとに制御するものである。ここでは、原点を基
準点(reference)P10とし、この基準点P1からX
方向の送り幅(escapementX)の点P11までを設定し
ている。ここで、境界の矩形(Bounding Box)Q1は、
文字の形状を囲む最小の矩形を示し、空白を含む場合も
ある。
【0038】図3(b)は、追加文字メトリクスのマイ
ナスYの属性とその要素との関係の一例を示す図であ
り、この追加文字メトリクスは、上から下への縦書きが
指定された場合の文字の配置位置、すなわちY方向の送
り幅を文字ごとに制御するものである。ここでは、マイ
ナスYの属性の基準点P20からY方向の送り幅(esca
pementY)の点P21までを設定している。
【0039】図3(c)は、追加文字メトリクスのマイ
ナスXの属性とその要素との関係の一例を示す図であ
り、この追加文字メトリクスは、右から左への横書きが
指定された場合の文字の配置位置、すなわちX方向の送
り幅を文字ごとに制御するものである。ここでは、基準
点P30から−X方向の送り幅(escapementX)の点P
31までを送り幅として設定している。
【0040】これらの追加文字メトリクスを任意に追加
することにより、1つのフォントファイルで横書きある
いは縦書きのときに適切な文字の配置位置とした文書を
出力することができる。
【0041】ここで、文字メトリクスデータを、文字形
状データに対して、それぞれ個別にもたせたフォントフ
ァイルの文字メトリクスについて説明しておく。
【0042】図4は、文字メトリクスデータを文字形状
データに対して個別に持たせたフォントファイルの文字
メトリクスを説明する図である。
【0043】図4(a)は、図3(a)に対応するもの
で、FISフォントファイルの追加文字メトリクスの属
性であるプラスXに対応する文字メトリクスである。こ
の文字メトリクスは、原点P12からX方向への送り幅
として点P13を設定している。
【0044】図4(b)は、図3(b)に対応するもの
で、FISフォントファイルの追加文字メトリクスの属
性であるマイナスYに対応する文字メトリクスである。
この文字メトリクスは、原点P22から−Y方向への送
り幅として点P23を設定している。
【0045】図4(c)は、図3(c)に対応するもの
で、FISフォントファイルの追加文字メトリクスの属
性であるマイナスXに対応する文字メトリクスである。
この文字メトリクスは、原点P32から−X方向への送
り幅として点P33を設定している。
【0046】すなわち、このフォントファイルの文字送
り幅に関する文字メトリクスは、全てFISフォントフ
ァイルにおける基準点を原点として送り幅を各方向に設
定している。また、図4(a)〜(c)の各文字の形状
データは、プラスXに対しては第1象限、マイナスYに
対しては第2および第3象限、マイナスXに対しては第
4象限がそれぞれ主に対応して設定される。さらに、こ
の文字メトリクスは、図3の追加文字メトリクスと異な
り、図4(a)〜(c)のそれぞれに対応する文字形状
データは、個別に記憶されるものである。
【0047】さて、FISフォントファイルに対する文
字編集装置の編集処理について説明する。
【0048】図5は、表示部11に表示されたメインウ
ィンドウを示す図である。このメインウィンドウのよう
に、例えばユーザがディレクトリ「/home/foo」および
ファイル名「bar.fis」を入力することにより、フォン
トファイルを指定すると、メインウィンドウには、ファ
ミリ名「Gothic」やメッシュサイズ「1000」が読み出さ
れ、表示されると同時に、文字コードリスト作成部3c
は、フォントファイル記憶部5から指定されたフォント
ファイルを読み込み、文字コードリスト4cを作成す
る。
【0049】なお、本実施例において、メッシュサイズ
は、文字パターンのデザイン時に定めるものであり、縦
サイズおよび横サイズとも同一とする。例えば、メッシ
ュサイズ「1000」とは、「1000×1000」を
意味する。
【0050】図6は、文字コードリストの内容の一例を
示す図である。図6に示すように、文字コードリストに
は、文字コード、文字メトリクスの要素アドレスma1
〜ma7、追加文字メトリクスの要素アドレスamy1
〜amy7,amx1〜amx7、および文字形状デー
タのアドレスca1〜ca7で構成される。図6におい
ては、追加文字メトリクスの属性がマイナスYとマイナ
スXの属性数「2」の場合を示している。このような、
文字コードリストが文字コードリスト作成部3cにより
作成される。なお、図7は、文字コードリスト作成部3
cによる文字コードリスト作成処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0051】この図7のフローチャートに基づいて文字
コードリスト作成処理手順を説明すると、まず文字コー
ドリスト作成部3cは、フォントファイルの指定入力を
受けると(ステップ100)、フォントファイル記憶部
5から、指定されたフォントファイルから文字メトリク
スを読み出し(ステップ101)、読み込んだ各文字の
文字コードと文字メトリクスの要素のアドレスとを文字
コードリスト4cに書き込む(ステップ102)。そし
て、書き込まれた文字コードリストを文字コードの昇順
または降順に並びかえる(ステップ103)。
【0052】次に、フォントファイルから追加文字メト
リクスを読み出し(ステップ104)、追加文字メトリ
クスがあるか否かを判断し(ステップ105)、追加文
字メトリクスが存在しない場合は、追加文字メトリクス
の属性の個数を「0」とし、文字コードリストでの文字
形状データのアドレス欄を全て「NULL」にする(ス
テップ110)。一方、文字形状データの追加文字メト
リクスが存在する場合は、追加文字メトリクスの属性の
個数および属性名とを文字コードリストに書き込み(ス
テップ106)、さらに各要素の各文字コードが既に書
き込まれた文字コードリストにあるか否かを判断し、存
在する場合は、順次検索して、追加文字メトリクスの要
素のアドレスを文字コードリストに書き込み(ステップ
108)、ステップ110に移行し、存在しない場合
は、フォントファイルが壊れているとしてエラー表示す
る(ステップ109)。
【0053】そして、ステップ110における文字形状
データのアドレス欄が全て「NULL」の状態で、フォ
ントファイルから文字形状データを読み出す(ステップ
111)。そして、読み出した文字形状データの文字コ
ードが既に書き込んだ文字コードリストにあるか否かを
判断し(ステップ112)、存在しない場合は、フォン
トファイルにエラーが発生したことを表示し(ステップ
109)、存在する場合は、順次検索して文字形状デー
タのアドレスを文字コードリストに書き込む(ステップ
113)。
【0054】このようにして、文字コードリストが作成
される。そして、この文字コードリスト4cの作成が終
了すると、図5で示したメインウィンドウに文字数や文
字メトリクスの数・属性を表示する。例えば、文字数
「256」、文字メトリクスの個数「3」、文字メトリ
クスの属性「デフォルト」、「マイナスX」、「マイナ
スY」が表示される。
【0055】ここで、ユーザがメインウィンドウの「文
字編集」を指定すると、文字データ編集ウィンドウが表
示される。
【0056】図8から図10は、文字データ編集ウィン
ドウの表示画面を示した図である。
【0057】図8において、例えば文字コード「4567」
を文字コード入力部1aから入力すると、文字コード特
定部3bは、この特定された文字コードが文字コードリ
スト4cを参照して存在するか否かを判断し、存在しな
い場合は、エラー表示を行い、存在する場合は、文字コ
ードリストを用いて、文字形状データをフォントファイ
ルから読み出して、文字データ編集ウィンドウ、すなわ
ち文字コード表示部11eに表示出力する。図8におい
ては、メトリクス表示が「plain」であるため、文字メ
トリクスは表示せず、文字形状データのみが表示され
る。
【0058】図9においては、メトリクス表示が「dfl
t」、すなわち「デフォルト」であるので、文字メトリ
クスの要素を読み出して、表示出力している。
【0059】また、図10においては、メトリクス表示
が「-Y」、すなわち「マイナスY」であるので、文字コ
ードリストを用いて追加文字メトリクスの「マイナス
Y」を読み出し、表示出力している。
【0060】次に、文字コード表示部11eに表示され
た文字の文字メトリクスおよび追加文字メトリクスの編
集処理について説明する。
【0061】図11は、文字メトリクス編集ウィンドウ
の一例を示す図である。
【0062】この文字メトリクス編集ウィンドウは、図
8から図10の文書データ編集ウィンドウの「メトリク
ス編集」ボタンを選択指示することにより、表示出力さ
れる。
【0063】この文字メトリクス編集ウィンドウには、
当初、各項目の下線部分の値はすべて「0」で表示され
ている。そして、「読み出し」ボタンの選択指示を行う
と、編集部3aは、記憶部4の文字メトリクス4bから
文字編集ウィンドウで表示されていた文字の文字メトリ
クスおよび追加文字メトリクスの値を表示する。
【0064】そして、ユーザが表示された文字メトリク
スあるいは追加文字メトリクスの値を変更する設定を
し、「適用」ボタンを選択指示すると、文字編集ウィン
ドウに変更した文字メトリクスあるいは追加文字メトリ
クスが表示される。
【0065】ここで、追加文字メトリクスの種類を増や
すためには、マークされていない属性のチェック欄m1
〜m3を、例えばチェック欄m2のように「×」でマー
クすると、記憶部4に記憶されている読み込んだフォン
トファイルの文字のメッシュサイズ、文字メトリクスを
用いて、編集部3aは、自動的に該マークした属性の属
性値を算出し、その属性値が、文字メトリクス編集ウィ
ンドウに表示出力される。
【0066】すなわち、文字メトリクスが左から右への
横書きと想定し、「プラスX」の属性を加える場合、自
動的に次のような属性値が算出される。すなわち、 基準点X座標 =0 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=文字メトリクスのX方向の文字送
り幅 Y方向の文字送り幅=文字メトリクスのY方向の文字送
り幅 である。
【0067】また、「マイナスX」の属性を加える場
合、自動的に次のような属性値が算出される。すなわ
ち、 基準点X座標 =文字メトリクスのX方向の文字送
り幅 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=−1×(メッシュサイズ) Y方向の文字送り幅=0 である。
【0068】さらに、「マイナスY」の属性を加える場
合、自動的に次のような属性値が算出される。すなわ
ち、 基準点X座標 =(文字メトリクスのX方向の文字
送り幅)÷2 基準点Y座標 =メッシュサイズ X方向の文字送り幅=0 Y方向の文字送り幅=−1×(メッシュサイズ) である。
【0069】例えば、メッシュサイズ:10000,文
字メトリクスの要素の値が、X方向の文字送り幅=80
00,Y方向の文字送り幅=0である場合、「プラス
X」の属性は、 基準点X座標 =0 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=8000 Y方向の文字送り幅=0 となり、「マイナスX」の属性は、 基準点X座標 =8000 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=−10000 Y方向の文字送り幅=0 となり、「マイナスY」の属性は、 基準点X座標 =4000 基準点Y座標 =10000 X方向の文字送り幅=0 Y方向の文字送り幅=−10000 となる。
【0070】そして、ユーザはその後、さらに所望する
属性値に変更することができる。
【0071】なお、追加した追加文字メトリクスの値
は、他の文字に対しても同様な追加文字メトリクスを一
括して追加する。この場合、上述したように、編集部3
aが行う自動計算により、他の文字の追加文字メトリク
スの値は自動的に算出され、保存されることになる。こ
れにより、編集処理が効率的に行うことができる。
【0072】また、ユーザは、追加文字メトリクスの種
類を減らすには、マークされている属性のチェック欄の
マーク「×」を消すことにより行うことができる。もち
ろん、この場合においても、他の文字に対しても同様な
追加文字メトリクスの一括削除を行う。これにより、編
集処理を効率的に行うことができる。
【0073】次に、変更した文字メトリクスおよび追加
文字メトリクスの保存編集処理について説明する。
【0074】まず、ユーザは、変更した文字メトリクス
や追加文字メトリクスの値を保存する場合、図8から図
10の文字データ編集ウィンドウ内の「書き込み」ボタ
ンあるいは「新規保存」ボタンを選択指示することによ
り保存することができる。「書き込み」ボタンを選択し
た場合は、変更した文字と同じ文字コードでフォントフ
ァイルに保存され、「新規保存」ボタンを選択した場合
は、変更した文字と異なる、ユーザが「文字コード」欄
の下線部で指定した新しい文字コードでフォントファイ
ルに保存される。
【0075】次に、フローチャートに基づいて保存処理
について説明する。
【0076】図12は、「書き込み」ボタンを選択した
場合の保存処理手順を示すフローチャートである。
【0077】図12において、まず保存すべきフォント
ファイルを特定する(ステップ201)。そして、特定
されたフォントファイルの内容は、記憶部4に新規に書
き込まれる(ステップ202)。
【0078】そして、文字コードリスト4cから、各文
字の文字コードと文字メトリクスの要素のアドレスとを
読み出す(ステップ203)。
【0079】そして、まず変更した文字領域の前まで文
字メトリクスを書き込む(ステップ204)。すなわ
ち、変更されていない文字の文字メトリクスを書き込
む。その後、変更された文字領域の文字の変更が「文字
の削除」の変更であるか否かを判断し(ステップ20
5)、「文字の削除」である場合は、残りの変更してい
ない文字領域の文字メトリクスを、変更した文字領域の
後に書き込み(ステップ207)、「文字の削除」でな
い場合は、変更した文字の文字メトリクスを書き込んだ
(ステップ206)後、残りの変更していない文字領域
の文字メトリクスを、変更した文字領域の後に書き込む
(ステップ207)。
【0080】さらに、追加文字メトリクスがあるか否か
を判断し(ステップ208)、追加文字メトリクスがあ
る場合のみ、追加文字メトリクスを書き込む処理を行う
(ステップ209)。
【0081】次に、文字形状データの書き込み処理を行
う。すなわち、まず変更した文字領域の前まで、変更さ
れていない文字の文字形状データを書き込む(ステップ
210)。そして、変更された文字領域の文字変更が
「文字の削除」であるか否かを判断し(ステップ21
1)、「文字の削除」である場合は、残りの変更してい
ない文字領域の文字形状データを、変更した文字領域の
後に書き込み(ステップ213)、「文字の削除」でな
い場合は、変更した文字の文字形状データを書き込んだ
後(ステップ212)、残りの変更していない文字領域
の文字形状データを、変更した文字領域の後に書き込む
(ステップ213)。
【0082】これにより、編集により変更された文字メ
トリクス、文字形状データ、追加文字メトリクスがある
場合は追加文字メトリクスが書き込まれた文字データが
編集部3aにより作成され、変更されたフォントファイ
ルとして後に格納される。
【0083】ここで、図12のステップ209の処理に
ついて、さらに詳細に説明する。
【0084】図13は、「書き込み」ボタンを選択した
場合の追加文字メトリクスの保存処理手順を示すフロー
チャートである。
【0085】この処理は、追加文字メトリクスがあると
判断された場合の処理であり、まず追加文字メトリクス
の全属性を順次検索し(ステップ301)、検索した属
性を書き込むように指定してあるか否かを判断する(ス
テップ302)。検索した属性を書き込むように指定し
ていない場合は、ステップ311に移行し、指定してあ
る場合は、さらに、既に文字コードリスト4cに存在す
る属性であるか否かを判断する(ステップ303)。ス
テップ303において、文字コードリストに存在する場
合は、変更した文字領域の前まで追加文字メトリクスを
書き込み(ステップ305)、文字コードリストに存在
しない場合は、変更した文字より前の追加文字メトリク
スを算出して書き込む(ステップ304)。
【0086】その後、追加文字メトリクスの変更が「文
字の削除」であるか否かを判断し(ステップ306)、
「文字の削除」でない場合のみ、変更した文字の追加文
字メトリクスを書き込んだ後(ステップ307)、既に
文字コードリストにある属性であるか否かを判断し(ス
テップ308)、文字コードリストに存在する属性であ
る場合は、変更した文字領域の後の追加文字メトリクス
を書き込み(ステップ310)、文字コードリストに存
在する属性でない場合は、変更した文字より後の追加文
字メトリクスを算出して書き込む(ステップ309)。
【0087】そして、属性の全てについてチェックした
か否かを判断し(ステップ311)、全てチェックして
いない場合、ステップ301に移行して、上記処理を繰
り返す。一方、全ての属性についてチェックした場合
は、本処理を終了する。
【0088】このようにして、編集部3aは追加文字メ
トリクスが存在する場合は、その変更による保存処理を
行う。
【0089】変更した文字メトリクス、追加文字メトリ
クス、あるいは文字形状データを保存する場合には、文
字コードリストを図7の手順で更新する。
【0090】図14は、追加文字メトリクスの要素の属
性数が「0」である場合の文字コードリストの構成内容
を示す図である。なお、図中ma1’〜ma7’は、文
字メトリクスの要素のアドレスを示し、ca1’〜ca
7’は文字形状データのアドレスを示している。
【0091】ここで、文字編集時に、編集した文字の文
字形状、文字メトリクス、あるいは追加文字メトリクス
について確認することができる。
【0092】図15および図16は、文字一覧ウィンド
ウの一例を示す図である図15および図16の文字一覧
ウィンドウは、図5のメインウィンドウの「文字一覧」
ボタンを選択指示することにより表示出力されるもので
あり、図15は、文字メトリクスを左から右への横書き
とした「デフォルト」の場合の文字の一覧を表示出力し
たものであり、図16は、上から下への縦書きとした追
加文字メトリクス「マイナスY」を選択指示した場合の
文字の一覧を表示出力したものである。これにより、編
集した文字の文字形状データ、文字メトリクス、追加文
字メトリクスによる、文字の形状あるいは文字の出力位
置を確認することができる。なお、図15において、S
10〜S12は、X方向の文字送り幅であり、a1〜a
3は、各文字の原点である。また、図16において、S
20〜S22は、Y方向の文字送り幅であり、b1〜b
3は、各文字の原点である。
【0093】なお、上記実施例において、追加文字メト
リクスが「プラスX」、「マイナスX」、「マイナス
Y」の3種類としたが、これに限定されるものではな
く、他の属性を用いた追加文字メトリクスとしてもよ
い。従って、「Type1」フォントフォーマットなど
の他のフォントフォーマットに対しても同様に適用する
ことができる。
【0094】このように第1の実施例においては、文字
メトリクス、追加文字メトリクスの編集が、キーボード
等による数値入力だけでなく、文字編集ウィンドウとマ
ウス等のポインティング・デバイスを用いることにより
対話的に編集を行うことができる。
【0095】次に、第2の実施例について説明する。第
2の実施例では、第1の実施例で示したメトリクスの対
話的な編集の他に、異なる種類のメトリクスすなわち追
加メトリクスを自動計算することができるものである。
【0096】図17は、本発明の第2の実施例である文
字編集装置の構成ブロック図である。
【0097】この第2の実施例の文字編集装置は、図1
の文字編集装置の編集部3aに自動計算部30aを有す
るものであり、その他の構成は図1と同様である。な
お、説明の便宜上、図1と対応する部分は同一符号を付
している。
【0098】この自動計算部30aは、追加文字メトリ
クスの種類を増やす場合、増やされた属性の追加文字メ
トリクスの属性値を自動計算するものである。ここで
は、自動計算部30aによる追加メトリクスの自動計算
を、メッシュサイズのみによる自動計算、および境界の
矩形(Bounding Box)のみによる自動計算の2種類につ
いて説明するが、第1の実施例で示したように、元の文
字メトリクスとメッシュサイズにより自動計算してもよ
い。
【0099】最初に、自動計算部30aの自動計算を、
メッシュサイズのみにより行う場合について具体的に説
明する。
【0100】まず、追加文字メトリクスの「プラスX」
の属性を加える場合、自動計算部30aは、メッシュサ
イズのみにより自動的に次のような属性値を算出する。
すなわち、 基準点X座標 =0 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=メッシュサイズ Y方向の文字送り幅=0 である。
【0101】また、「マイナスX」の属性を加える場合
は、 基準点X座標 =メッシュサイズ 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=−1×(メッシュサイズ) Y方向の文字送り幅=0 とする。
【0102】さらに、「マイナスY」の属性を加える場
合、 基準点X座標 =(メッシュサイズ)÷2 基準点Y座標 =メッシュサイズ X方向の文字送り幅=0 Y方向の文字送り幅=−1×(メッシュサイズ) として、自動計算部30aは、追加文字メトリクスを自
動計算する。
【0103】これにより、追加文字メトリクスの属性値
を自動計算することができる。
【0104】次に、境界の矩形(Bounding Box)のみ
で、追加文字メトリクスの属性値を自動計算する場合に
ついて具体的に説明する。
【0105】まず、追加文字メトリクスの「プラスX」
の属性を加える場合、自動計算部30aは、境界の矩形
のみにより自動的に次のような属性値を算出する。すな
わち、 基準点X座標 =0 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=境界の矩形の右端 Y方向の文字送り幅=0 である。
【0106】また、「マイナスX」の属性を加える場
合、自動計算部30aは次のように属性値を算出する。
すなわち、 基準点X座標 =境界の矩形の右端 基準点Y座標 =0 X方向の文字送り幅=(境界の矩形の左端)−(境界の
矩形の右端) Y方向の文字送り幅=0 である。
【0107】そして、「マイナスY」の属性を加える場
合、自動計算部30aは次のように属性値を算出する。
すなわち、 基準点X座標 =((境界の矩形の左端)+(境界
の矩形の右端))÷2 基準点Y座標 =境界の矩形の上端 X方向の文字送り幅=0 Y方向の文字送り幅=(境界の矩形の下端)−(境界の
矩形の上端) である。
【0108】これにより、追加文字メトリクスの属性値
を自動計算することができる。
【0109】もちろん、メッシュサイズ、文字メトリク
ス、文字の境界の矩形の3つを適宜組み合わせて追加文
字メトリクスの属性値を自動計算するようにしてもよ
い。
【0110】このように第2の実施例においては、追加
文字メトリクスの属性値を自動計算部30aにより自動
算出するようにしているので、容易かつ迅速に追加文字
メトリクスの種類を増やすことができる。
【0111】なお、上記第1および第2の実施例におい
ては、特に文字メトリクスデータの編集について説明し
たが、もちろん文字形状データの編集についても行える
ものである。
【0112】このようにして上記実施例においては、対
話的に2種類以上のメトリクスを編集することができ、
また追加文字メトリクスの種類を増やすことができるの
で、容易かつ迅速に2種類以上のメトリクスの編集を行
うことができる。
【0113】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、文字データを表示画面上に表示して編集する際、検
索手段が、文字の形状を示す形状データと、当該形状デ
ータをもつ文字の配置位置を制御するメトリクスデータ
とを含む文字データを記憶する記憶手段から編集すべき
文字コードに対応する文字データを検索し、この検索結
果である形状データとメトリクスデータとを表示制御手
段が表示画面上に表示する。そして、編集手段が、前記
形状データを編集するとともに前記メトリクスデータか
ら、縦書または横書用の出力位置の制御情報を含む少な
くとも1種類のメトリクスデータを作成・編集するよう
にしているので、例えば同一象限の文字形状データに対
して少なくとも1種類のメトリクスの編集を容易かつ迅
速に行うことができるという利点を有する。
【0114】また、文字メトリクスが複数あっても、そ
れぞれを容易かつ迅速に編集でき、しかも追加文字メト
リクスの自動計算を行うようにしているので、さらに容
易かつ迅速に編集することができるため、効率的な文字
フォント開発を行うことができるという利点を有する。
【0115】さらに、対話的に編集できるようにしてい
るため、熟練者でなくても容易に文字メトリクスの変更
を行うことができ、多人数でしかも短期間に文字フォン
トを開発することができるという利点を有する。
【0116】また、前記編集手段は、編集時に参考デー
タとして、前記記憶手段に記憶されているメトリクスデ
ータと異なる種類のメトリクスデータを作成して前記表
示制御手段を介して表示画面上に表示することが可能で
ある。従って、1種類の文字メトリクスを作成する場合
でも、多くのフォントファイルを作成する必要がなく、
複数の文字メトリクス値で容易かつ迅速に試験、確認で
き、最終的に決定した文字メトリクス以外の文字メトリ
クスを容易に消去することができるので、効率的にフォ
ントファイルの作成・編集を行うことができるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である文字編集装置の構
成ブロック図。
【図2】FISフォントファイルの構成内容を説明する
図。
【図3】FISフォントファイルの追加文字メトリクス
の属性を説明する図。
【図4】文字メトリクスデータを文字形状データに対し
て個別に持たせたフォントファイルの文字メトリクスを
説明する図。
【図5】表示部11に表示されたメインウィンドウを示
す図。
【図6】文字コードリストの内容の一例を示す図。
【図7】文字コードリスト作成部3cによる文字コード
リスト作成処理手順を示すフローチャート。
【図8】文字データ編集ウィンドウの表示画面を示した
図。
【図9】文字データ編集ウィンドウの表示画面を示した
図。
【図10】文字データ編集ウィンドウの表示画面を示し
た図。
【図11】文字メトリクス編集ウィンドウの一例を示す
図。
【図12】「書き込み」ボタンを選択した場合の保存処
理手順を示すフローチャート。
【図13】「書き込み」ボタンを選択した場合の追加文
字メトリクスの保存処理手順を示すフローチャート。
【図14】追加文字メトリクスの要素の属性数が「0」
である場合の文字コードリストの構成内容を示す図。
【図15】文字一覧ウィンドウの一例を示す図。
【図16】文字一覧ウィンドウの一例を示す図。
【図17】本発明の第2の実施例である文字編集装置の
構成ブロック図。
【符号の説明】
1 入出力部 2 入出力制御部 3 処理部 4 記
憶部 5 フォントファイル記憶部 11 表示部 1a 文
字コード入力部 11a 形状表示部 11b メトリクス表示部 11c 文字形状編集ボタン 11d メトリクス編集
ボタン 11e 文字コード表示部 3a 編集部 3b 文字
コード特定部 3c 文字コードリスト作成部 4a 文字形状データ 4b 文字メトリクス 4c 文字コードリスト 30
a 自動計算部
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図4】
【図8】
【図9】
【図10】
【図7】
【図11】
【図14】
【図15】
【図16】
【図12】
【図13】
【図17】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データを表示画面上に表示して編集
    する文字編集装置において、 文字の形状を示す形状データと、当該形状データをもつ
    文字の配置位置を制御するメトリクスデータとを含む文
    字データを記憶する記憶手段と、 編集すべき文字コードに対応する文字データを前記記憶
    手段から検索する検索手段と、 前記検索手段による検索結果である形状データとメトリ
    クスデータとを表示画面上に表示出力する表示制御手段
    と、 前記形状データを編集するとともに前記メトリクスデー
    タから、縦書または横書用の出力位置の制御情報を含む
    少なくとも1種類のメトリクスデータを作成・編集する
    編集手段とを具備したことを特徴とする文字編集装置。
  2. 【請求項2】 前記編集手段は、編集時に参考データと
    して、前記記憶手段に記憶されているメトリクスデータ
    と異なる種類のメトリクスデータを作成して前記表示制
    御手段に表示させることを特徴とする前記請求項1記載
    の文字編集装置。
JP5036967A 1993-02-25 1993-02-25 文字編集装置 Pending JPH06250632A (ja)

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