JPH06249647A - スタンド間形状検出装置 - Google Patents

スタンド間形状検出装置

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Publication number
JPH06249647A
JPH06249647A JP5040063A JP4006393A JPH06249647A JP H06249647 A JPH06249647 A JP H06249647A JP 5040063 A JP5040063 A JP 5040063A JP 4006393 A JP4006393 A JP 4006393A JP H06249647 A JPH06249647 A JP H06249647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel plate
stand
looper
rolled
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP5040063A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ohira
義雄 大平
Seita Terao
精太 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP5040063A priority Critical patent/JPH06249647A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鋼板のバタツキ等による外乱の影響を受けず、
精度の高い形状測定が可能なスタンド間形状検出装置を
得ることにある。 【構成】最終段の仕上圧延スタンド12とこれより1つ
前の上流側に配設された仕上圧延スタンド11間に、こ
の11,12間を通過する長尺状の鋼板2に適切な張力
を与えるため、ルーパフレーム4に鋼板2に対して常時
の接触するように支持されたルーパローラ3を配設し、
ルーパフレーム4に、鋼板2とは接触しない位置で、か
つ鋼板2の移動方向に対して直交する方向で板幅方向
に、鋼板2までの距離をそれぞれ測定する超音波距離計
51〜58を配設し、各距離計51〜58で検出した値
をそれぞれ入力し、この入力値の内の最大値および最小
値から変動幅をマイクロコンピュータ7を求め、この変
動幅と前記各距離計の観測点との差に基づき鋼板の形状
を求めるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱間圧延スタンド間
を通る被圧延材の変形を検出するために用いるスタンド
間形状検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延スタンドにおいて、被圧延材で
ある鋼板の幅方向の伸びの差から生ずる折れ込み、絞り
等の形状不良は、操業面、品質面で重要な管理項目であ
る。
【0003】この様なことから、従来鋼板の形状を非接
触式で測定するスタンド間形状検出装置が、特開昭56
ー162006号公報に開示されている。これは、図4
に示すように、鋼板41の上方に、複数個配設した非接
触式距離計421〜427により鋼板41までの距離を
測定し、各観測点の変動幅(変位信号)43を求め、こ
れをインターフェース44を介してマイクロコンピュー
タ45内に取り込み、ここで鋼板41の形状、つまり形
状信号46を出力するように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のスタン
ド間形状検出装置は、製品形状の確認等のために、最終
仕上圧延機の出側に配設されたものであり、これには以
下のような問題点がある。
【0005】(1)検出器421〜427は、最終仕上
圧延機の出側に配設されているので、鋼板41のバタツ
キによる外乱を除去するため、複雑な信号処理が不可決
である。 (2)鋼板41の上下のバタツキのため、鋼
板41と、検出器421〜427間の距離を大きくとら
ざるを得ず、精度の高い形状測定が不可能である。この
発明は、被圧延材のバタツキ等による外乱の影響を受け
ず、精度の高い形状測定が可能なスタンド間形状検出装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、最終段の仕上圧延スタ
ンドとこれより1つ前の上流側に配設された仕上圧延ス
タンド間に、前記両圧延スタンド間を通過する長尺状の
被圧延材と接触しない状態に配設されたルーパフレーム
と、このルーパフレームに、前記被圧延材に対して常時
の接触するように適切な張力を与えるため支持されたル
ーパローラと、前記ルーパフレームに、前記被圧延材と
は接触しない位置で、かつ被圧延材の移動方向に対して
直交する方向で板幅方向に配設され、前記被圧延材まで
の距離をそれぞれ測定する複数個の非接触式距離計と、
この各非接触式距離計で検出した値をそれぞれ入力し、
この入力値の内の最大値および最小値から変動幅を求
め、この変動幅と前記各距離計の観測点との差に基づき
被圧延材の形状を求める演算装置とを具備している。
【0007】
【作用】請求項1に対応する発明によれば、被圧延材が
バタついてもルーパローラが、被圧延材に常時接触して
いるので、被圧延材のバタツキ等による外乱の除去の必
要がなく、形状検出精度も測定範囲が小さくてすむこと
から向上し、またルーパフレームに複数の距離計が取り
付けられているので、被圧延材の板全長に対して断面形
状が検出できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して説明する。図1はこの発明の一実施例をブロック
図であり、を参照して説明する。最終段の仕上圧延スタ
ンド12とこれより1つ前の上流側に配設された仕上圧
延スタンド11間に、ルーパローラ3、ルーパフレーム
4、複数の超音波距離計5、超音波距離計用変換器6お
よびマイクロコンピュータ7からなるスタンド間形状検
出装置を備えている。
【0009】ルーパローラ3は、図2に示すように圧延
スタンド11,12間を通過する長尺状の被圧延材例え
ば鋼板2に適切な張力を与えるため、ルーパフレーム4
に複数の鋼板2に対して常時の接触するように支持され
ている。超音波距離計51〜58は、ルーパフレーム4
に、鋼板2とは接触しない位置で、かつ鋼板2の移動方
向に対して直交する方向で板幅方向に、鋼板2までの距
離をそれぞれ測定する。マイクロコンピュータ7は、超
音波距離計51〜58で検出した値を、それぞれ超音波
距離計用変換器6により変換して入力し、この入力値の
内の最大値および最小値から変動幅をを求め、この変動
幅と各距離計51〜58の観測点との差に基づき鋼板の
形状、すなわち形状信号8を求めるものである。
【0010】このようにこの実施例装置によれば、ルー
パローラ3が、鋼板2に常時接触しているので、これを
基準として距離計51〜58の検出値との差をとること
により、鋼板2がバタついても鋼板2のバタツキ等によ
る外乱の除去の必要がなく、形状検出精度も測定範囲が
小さくてすむことから向上し、またルーパフレーム4に
複数の距離計51〜58が取り付けられているので、鋼
板2の板全長に対して断面形状が検出できる。また、距
離計51〜58が鋼板2の幅方向に配設されているの
で、鋼板2のどの位置に形状不良が発生しも検出が可能
である。さらに、鋼板2の板幅の大小に応じた鋼板2の
形状が測定できる。また、超音波距離計51〜58と鋼
板2との距離が100mm程度であり、検出範囲が狭く従
来装置の10倍程度と精度が向上する。この結果、折れ
込み、絞り等の欠陥がない鋼板2を得ることが可能で、
これにより操業の自動化、品質向上に大きく貢献する。
【0011】図3は、ルーパローラ3と鋼板2の接触状
態を示すもので、図3(a)は鋼板2が耳波の場合であ
り、この場合には、鋼板2の平坦な部分がルーパローラ
3と接触しており、変形部分がルーパローラ3から浮き
上がっていることがわかる。図3(b)は、鋼板2が中
伸びの場合であり、この場合には、鋼板2の端部のみが
ルーパローラ3と接触しており、中央部がルーパローラ
3から浮き上がっていることがわかる。以上述べた実施
例では、非接触式距離計として悪環境に強い水流超音波
距離計をあげたが、これに限らず他の方式のものであっ
てもよい。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、被圧延材のバタツキ
等による外乱の影響を受けず、精度の高い形状測定が可
能なスタンド間形状検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスタンド間形状検出装置の一実施
例を示すブロック図。
【図2】図1のルーパと距離計の関係を示す平面図。
【図3】図1のルーパローラと鋼板の接触状態を示す
図。
【図4】従来のスタンド間形状検出装置の一例を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
11,12…仕上圧延スタンド、2…鋼板、3…ルーパ
ローラ、4…ルーパフレーム、5,51〜58…超音波
距離計、6…超音波距離計用変換器、7…マイクロコン
ピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終段の仕上圧延スタンドとこれより1
    つ前の上流側に配設された仕上圧延スタンド間に、前記
    両圧延スタンド間を通過する長尺状の被圧延材と接触し
    ない状態に配設されたルーパフレームと、このルーパフ
    レームに、前記被圧延材に対して常時の接触するように
    適切な張力を与えるため支持されたルーパローラと、 前記ルーパフレームに、前記被圧延材とは接触しない位
    置で、かつ被圧延材の移動方向に対して直交する方向で
    板幅方向に配設され、前記被圧延材までの距離をそれぞ
    れ測定する複数個の非接触式距離計と、 この各非接触式距離計で検出した値をそれぞれ入力し、
    この入力値の内の最大値および最小値から変動幅を求
    め、この変動幅と前記各距離計の観測点との差に基づき
    被圧延材の形状を求める演算装置と、 を具備してなるスタンド間形状検出装置。
JP5040063A 1993-03-01 1993-03-01 スタンド間形状検出装置 Pending JPH06249647A (ja)

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JP5040063A JPH06249647A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 スタンド間形状検出装置

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JP5040063A JPH06249647A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 スタンド間形状検出装置

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JPH06249647A true JPH06249647A (ja) 1994-09-09

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ID=12570472

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JP5040063A Pending JPH06249647A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 スタンド間形状検出装置

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