JPH06249632A - 3次元形状計測装置 - Google Patents

3次元形状計測装置

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JPH06249632A
JPH06249632A JP3568993A JP3568993A JPH06249632A JP H06249632 A JPH06249632 A JP H06249632A JP 3568993 A JP3568993 A JP 3568993A JP 3568993 A JP3568993 A JP 3568993A JP H06249632 A JPH06249632 A JP H06249632A
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JP
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cylindrical body
light
cylindrical
wave
hologram
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JP3568993A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Wakai
秀之 若井
Keiji Terada
啓治 寺田
Masato Moriya
正人 守屋
Yasushi Shio
耕史 塩
Toru Suzuki
徹 鈴木
Manabu Ando
学 安藤
Kiyokazu Mizoguchi
清和 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】広い領域の3次元形状計測を精度よくかつ高速
になし得る3次元形状計測装置を提供することを目的と
する。 【構成】x方向の走査は被計測物体移動手段5の移動に
よって行い、y方向の走査は円筒体1の回転による複数
のホログラムH1〜Hnの切替えによって行い、z方向の
走査は円筒体1の1つのホログラムレンズの領域内での
回転によって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は共焦点光学系を応用し
た3次元形状計測装置に関し、特にホログラムを利用し
て3次元計測を行う3次元形状計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】距離を測定する技術として所謂共焦点光
学系がある。図11に共焦点光学系の原理を示す。
【0003】光源101の光はレンズ102で集光され
た後、焦点に配置されたピンホール103を介してハー
フミラー104に入射される。光源101の光は焦点に
配置されたピンホールによって点光源と等価な光にな
る。ハーフミラー104で反射された光はレンズ105
によって集光されて物体表面106に投光される。この
場合はレンズ105の焦点位置107に物体表面106
がある場合を示している。物体表面106で散乱した光
はレンズ105を通りハーフミラー104を透過した
後、光源101の焦点位置と共役な点108に集光され
る。この焦点108の位置にピンホール109を置き、
通過する光を光センサ110で検出する。
【0004】かかる構成によれば、図12(a)(b)に示す
如く、物体表面Z0が焦点位置107の前後Z1、Z2に
外れた場合、共役点側の焦点8が移動しピンホールの作
用で光センサ110の出力が著しく低下する。図13に
物体表面の位置と光センサ110の出力との関係を示
す。
【0005】このような共焦点光学系の特性を利用した
3次元形状計測器が提案されており、図14にその構成
を示す。
【0006】この3次元形状計測器においては、レーザ
光源101の光をレンズ102で集光した後、焦点位置
に配されたピンホール103を介してレンズ111に入
射させ、平行光112に変換する。この平行光はビーム
スプリッタ113を通ってレンズ114により再び集光
される。物体表面115で散乱された光は、レンズ11
4を通ってビームスプリッタ113で反射され、更にレ
ンズ116によって集光される。この集光の焦点位置に
ピンホール109を置き、通過する光を光センサ110
で検出する。
【0007】ここで、レンズ114は、ボイスコイル或
いは圧電素子などを使った駆動装置117によって平行
光112の光軸の方向(Z方向)に変位可能に構成され
ている。レンズ114に入射される光は平行光なので、
レンズ114のZ方向への変位によりレンズ114の焦
点118もZ方向に変位する。したがって、レンズ11
4の移動に対応する焦点位置118の範囲内に、物体表
面115が存在すれば、焦点118と物体表面115が
一致したときに光センサ110の出力が著しく大きくな
る。この性質を応用すれば、対象物体115のZ方向に
ついてのー次元の測距ができる。
【0008】すなわち、レンズ114を周期的にZ方向
に変位させるとともに、この変位にともなって光センサ
110の出力をサンプリングし、該光センサ110の出
力が最大になった時のレンズ114の焦点位置を求め、
該焦点位置から物体表面の位置(距離)を求めることが
できる。
【0009】かかる共焦点光学系を用いて3次元の測距
を行うために、図14の3次元形状計測器においては、
X−Yの2次元方向に移動可能な平面移動ステージ11
9を配置し、この平面移動ステージ119上に対象物体
115を載置するようにしている。
【0010】そして、対象物体115を載置した平面移
動ステージ119を矢印Jのようジグザグに移動走査す
ることにより対象物体を(X,Y)方向に走査し、この
走査にともなって前記共焦点光学系によるZ方向の測距
を繰り返し行うことで、対象物体115の3次元方向の
測距を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の3次元形
状測定器においては、広い領域に亘って画像を走査する
ためにステージ119を上記のようにジグザグに移動走
査するようにしているが、このようなジグザグな移動走
査ではステージ119自体の慣性質量による制御速度に
限界がある。すなわち、上記のようなジグザグ走査では
進行方向の切替えの際にはステージを減速、停止させた
後、進行方向を切替えてステージを加速しなくてはなら
ず、慣性質量により加減速速度に限界を生じ、走査速度
の高速化にも限界がある。すなわち、従来の共焦点光学
系による3次元形状測定装置は、被測定物体の移動によ
って空間にある点像を走査して測定するものがほとんど
で、点像自体を移動走査するものではなかった。
【0012】また、上記の従来技術によれば、広い奥行
きに亘って画像を走査するためにはレンズ114を大き
く変位させなくてはならず、レンズの慣性質量の制約か
ら、高速に精度よく変位させるのが困難であった。例え
ば、駆動装置117として圧電素子を用いると高速では
あるが大きな変位が望めず、ボイスコイルを使用した場
合は精度よく大きな変位での高速駆動には限界があっ
た。
【0013】このように、共焦点光学系を利用した従来
の3次元形状計測器は、顕微鏡のような狭い領域の走査
は別として、例えば半導体部品の実装基板のパターン欠
陥検査や半田ペーストの塗布量検査などのように広い領
域を精度よくかつ高速に走査するための用途には適さな
かった。
【0014】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、広い領域の3次元形状計測を精度よくかつ高
速になし得る3次元形状計測装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明では、円筒体
と、この円筒体を回転駆動する回転駆動手段と、前記円
筒体の外側に配設され、被計測物体を載置して円筒体の
軸方向yに垂直な1軸方向xに移動走査される被計測物
体移動手段と、前記円筒体の円周面に沿って配設され、
入射された光を集光する複数のホログラムレンズと、前
記円筒体内に配設され、該円筒体の中心軸を焦点とする
球面波又は円筒波を円筒体に照射することにより該球面
波又は円筒波を前記円周面上のホログラムレンズを介し
て前記被計測物体に集光する投光系と、前記被計測物体
上での散乱光を前記ホログラムレンズを経由させた後集
光する受光系とを有し、前記球面波又は円筒波の前記円
筒体に対する照射方向がxy平面に対して所定の角度β
をなすように配設された共焦点光学系とを具え、前記複
数のホログラムレンズに対し、入射された球面波又は円
筒波の光軸をxz平面(z方向;x及びy方向に直角な
方向)においてほぼ角度γ(=90゜−β)だけ偏向す
るよう露光を施し、かつホログラムレンズに入射された
球面波又は円筒波を前記y方向の異なる位置に集光する
ような露光を各ホログラムレンズに施すとともに、更
に、前記共焦点光学系の受光系によって集光された光を
受光する受光センサと、前記回転駆動手段による円筒体
の回転駆動および前記被計測物体移動手段による被計測
物体の移動に対応する前記受光手段の各出力に基づき前
記被計測物体の3次元距離計測を行う3次元距離計測手
段とを具えるようにする。
【0016】
【作用】本発明によれば、x方向の走査は被計測物体移
動手段の移動によって行い、y方向の走査は円筒体の回
転による複数のホログラムの切替えによって行い、z方
向の走査は円筒体の1つのホログラムレンズの領域内の
回転によって行う。
【0017】
【実施例】以下この発明を添付図面に示す実施例に従っ
て詳細に説明する。
【0018】図1〜図3にこの発明の実施例を示す。
【0019】図1〜図3において、半径Rのガラス製の
円筒体1の周面には複数のホログラムレンズH1〜Hnが
等しい間隔で配設(焼き付け)されており、円筒体1は
駆動モータ2によって中心軸3を中心にθ方向に回転駆
動される。
【0020】円筒体1の外部には、被計測物体4を載置
してx方向にのみ移動可能な1軸ステージ5が設けられ
ている。
【0021】駆動モータ2の回転角度信号φおよび1軸
ステージ5の位置信号pは制御装置6に入力されてお
り、駆動モータ2の回転制御および1軸ステージ5の移
動制御は制御装置6によって行われる。
【0022】円筒体1の内部には、図2に示すように、
共焦点光学系7が設けられており、この共焦点光学系7
から円筒体に向けて光が照射される。この共焦点光学系
7によって円筒体に照射される光としては、円筒波また
は球面波の2種類が考えられる。
【0023】図4は、円筒波を発生するための共焦点光
学系の一例を示すもので、レーザ光源11から発生され
たコリメート光は、偏光ビームスプリッタ12を通過し
た後、λ/4板13を通って円偏光に変換され、シリン
ドリカルレンズ14によって焦点F1に集光されることに
より、波面Sが焦点Faを中心とする円筒波を発生す
る。また、波面Sと同一波面を持ち進行方向が反対の
光、いわゆる共役波はレンズ14、λ/4板13、偏光
ビームスプリッタ12を通ってレンズ15に入射され、
集光された後、焦点位置に配されたピンホール16を通
って光センサ17に入射される。
【0024】図5は、球面波を発生するための共焦点光
学系の一例を示すもので、レーザ光源11から発生され
たコリメート光は、偏光ビームスプリッタ12を通過し
た後、λ/4板13を通って円偏光に変換され、球面レ
ンズ18によって焦点Faに集光されことにより、波面
Sが焦点Faを中心とする球面波を発生する。また、出
射光の共役波はレンズ14、λ/4板13、偏光ビーム
スプリッタ12を通ってレンズ15に入射され、集光さ
れた後、焦点位置に配されたピンホール16を通って光
センサ17に入射される。
【0025】このような共焦点光学系7は、図2に示す
ように、xz平面に対してその光軸が角度αを持つよう
に配設し、xy平面に対してはその光軸が角度βを持つ
ように配設されている。なお、投光角αは−90゜≦α
≦90゜を満足する任意の角度に設定し、投光角βは0
゜≦β≦90゜を満足する任意の角度に設定する。
【0026】ここで、この共焦点光学系7は、該共焦点
光学系によって発生される円筒波または球面波の焦点F
aが円筒体1の回転軸3に一致するように配設すること
が条件である。このようにすることによって、円筒体1
に入射される光はθ方向に不変な波面となる。つまり、
円筒体1のどの位置でレーザ光を受光してもその波面は
同じものとなり、収差がのることはない。
【0027】図6は、円筒波用のホログラムレンズの集
光作用を示すものである。
【0028】ホログラムH1には、前述したように、半
径Rの円筒体1の中心軸上3を焦点Faとする円筒波が
入射されており、該ホログラムH1のレンズ面の形状お
よびその配設方向は入射される円筒波の波面に一致する
ような円筒面になっている。
【0029】そしてこのホログラムH1では、同図(b)に
示すように、xz平面に関しては、入射された円筒波の
光軸が角度γだけ偏向された距離Lのー点Fb1に集光す
るような露光が施されている。
【0030】ただし、 γ=90゜−β である。
【0031】また、xy平面に関しては、同図(a)に示
すようにホログラムH1からの距離がLのy方向に延び
る線分Q上の1点Fb1に収束するよう露光が施されてい
る。
【0032】このような露光が各ホログラムH1〜Hnに
ついてそれぞれ施されているわけであるが、各ホログラ
ムH1〜Hnの集光位置Fb1〜Fbnは、xz平面に関して
は、同図(b)に示すように同一であるが、xy平面に関
しては、同図(a)に示すように、線分Q上の複数の異な
る点に収束するような露光が施されている。
【0033】図7は、球面波用のホログラムレンズの集
光作用を示すものである。
【0034】この場合ホログラムH1には、前述したよ
うに、半径Rの円筒体1の中心軸上3を焦点Faとする
球面波が入射されており、該ホログラムH1のレンズ面
の形状およびその配設方向は入射される球面波の波面に
一致するような球面になっている。
【0035】そしてこのホログラムH1では、同図(b)に
示すように、xz平面に関しては、入射された球面波の
光軸が角度γだけ偏向された距離Lのー点Fb1に集光す
るような露光が施されている。
【0036】ただし、この場合も γ=90゜−β である。
【0037】また、xy平面に関しては、同図(a)に示
すようにホログラムH1からの距離がLのy方向に延び
る線分Q上の1点Fb1に収束するよう露光が施されてい
る。
【0038】このような露光が各ホログラムH1〜Hnに
ついてそれぞれ施されているわけであるが、この場合
も、各ホログラムH1〜Hnの集光位置Fb1〜Fbnは、x
z平面に関しては同図(b)に示すように同一であるが、
xy平面に関しては同図(a)に示すように、線分Q上の
複数の異なる点に収束するような露光が施されている。
【0039】図8は本発明の3次元計測の原理を示すも
のである。
【0040】すなわち図8(a)において、円筒体1の中
心軸3を焦点Faとする円筒波又は球面波は円筒面の円
周AB間の領域を照射し、その一部がホログラムレンズ
H1に入射する。入射された光は角度γだけ偏向されて
点Fb1に集光される。
【0041】ここで、円筒体1は回転駆動されるので、
この回転に伴って点像Fb1は、点像Fb1´から点像Fb1
¨まで走査され、半径Uの円弧Gを描く。この円弧G
は、x方向成分とz方向成分を有している。
【0042】したがって、上記点像Fb1の走査範囲内、
すなわち円弧G上に被測定面Wが存在すると、点像が被
測定面W上にあるときに共焦点光学系の光センサ17の
出力が最大になり該被測定面Wの位置を検出することが
できる。ここで、円筒体1の回転に伴って被測定物体4
を載置した1軸ステージ5はx方向に移動されているの
で、図2に示すように、前記円弧Gはx方向にも走査さ
れることになり、結果的に図2のハッチングで示したx
z領域の2次元走査が行われる事になる。
【0043】また、前述したように、各ホログラムH1
〜Hnによる集光位置は、円筒体1の回転軸3と平行な
方向(y方向)に延びる線分Q上で、それぞれ異なるよ
うな露光が施されているので(図8(b))、円筒体1の
回転によって光が入射されるホログラムH1〜Hnを切り
換えることにより、図3に示すようなy方向の走査が行
われる。
【0044】このように本3次元計測装置では、x方向
の走査は1軸ステージ5のx方向への移動によって行
い、y方向への走査は円筒体1の回転による複数のホロ
グラムの切替えによって行い、z方向の走査は1つのホ
ログラム領域内での円筒体1の回転に伴う光センサ17
の出力の順次のサンプリングによって行う。これらx−
yーz方向への走査を行うための、円筒体1の回転駆動
制御、1軸ステージ5の移動制御は制御装置6によって
行われる。
【0045】かかる構成によれば、前記x−yーz方向
への走査に伴って被計測物体4での散乱光はホログラム
レンズを介して共焦点光学系7に入射され、共焦点光学
系7のレンズ14、λ/4板13、偏光ビームスプリッ
タ12を通ってレンズ15に入射され、集光された後、
焦点位置に配されたピンホール16を通って光センサ1
7に入射されるのであるが、光センサ17の出力は制御
装置6に入力され、ここで光センサ17の出力に所定の
演算処理が加えられることによって被計測物体15の3
次元位置が計測される。
【0046】すなわち、ホログラムレンズをn個円周上
に配置し、また1つのホログラムレンズについては円筒
体の回転に対応して光センサ10の出力をm回サンプリ
ングするものとし、1軸ステージ5の移動方向について
はq個のサンプリングポイントを持つものとすると、x
方向についてはq点の分解能をもち、y方向については
n点の分解能を持ち、z方向についてはm点の分解能を
持つことになる。
【0047】したがって、前記円筒体1の1回転および
1軸ステージ5の全領域にわたる移動に対応して、q×
n×m個の光センサ17の出力を得ることができる。制
御装置6においては、同じx−y座標を持ちZ座標が異
なるm個の光センサ17の出力をそれぞれ比較し、これ
らm個の光センサ出力のうちの最大出力のものを選択す
る。そして、該最大出力が得られたz座標を前記x−y
座標値における被測定物体4のz方向距離として求め
る。このような演算処理を全てのx−y座標について各
別に実行することにより被計測物体4の3次元走査を行
うことができる。方向x−RーΘの全ての走査を実行す
る。
【0048】図9は、この発明の他の実施例を示すもの
で、この場合は円筒体1を4個併設するようにしてい
る。勿論、各円筒体1には、複数のホログラムレンズが
それぞれ周設されており、共焦点光学系も各円筒体に各
別に備えられている。これらの円筒体は前記同様駆動モ
ータ2によって回転駆動される。また、円筒体1の下方
には、1軸ステージ5が配設されている。すなわち、こ
の実施例では、円筒体1を4個併設することによりy方
向の分解能を4倍にしている。
【0049】なお、共焦点光学系の構成はー例を示した
もので、実施例に示したものと同一の機能を達成できる
ものであれば、他の構成を採用するようにしてもよい。
【0050】例えば、上記実施例では、共焦点光学系7
のビームスプリッタ12としてハーフミラーを用いるよ
うにしているが、ホログラムに多重記録の特性を持たせ
ると、ビームスプリット機能をホログラムに持たせるこ
ともできる。
【0051】すんわち、図10に示すように、レーザ光
源11から発生されたレーザ光をレンズ14によって集
光する。集光された光は焦点Faを中心とする球面波と
してホログラムレンズHに投光され、ホログラムレンズ
Hによって焦点Fbに集光される。焦点Fbからの反射散
乱光は、前記多重露光が施されたホログラムHによって
前記焦点Faと共役な点Fa´に集光される。この共役点
Fa´には、ピンホール16が配置されており、ピンホ
ール16を通過した光が光センサ17に入射される事に
なる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
円筒体に焦点位置の異なる複数のホログラムレンズを周
設し該円筒体を回転駆動するとともに、被計測物体を載
置する移動ステージをー軸方向へ移動する構成により被
計測物体を3次元方向に走査するようにしたので、従来
の3次元形状計測器では計測が難しかった広い領域に亘
っての3次元計測を精度よく高速になし得、半導体部品
検査や、基板の実装検査など広い分野に応用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施例を示す斜視図。
【図2】この発明を実施例を示す断面図
【図3】この発明の実施例を示す斜視図。
【図4】円筒波を照射する共焦点光学系の一例を示す
図。
【図5】球面波を照射する共焦点光学系の一例を示す
図。
【図6】円筒波用のホログラムレンズの集光作用を示す
図。
【図7】球面波用のホログラムレンズの集光作用を示す
図。
【図8】この発明の原理図。
【図9】複数の円筒を並設した実施例を示す図。
【図10】ホログラムレンズによるビームスプリット機
能を示す図。
【図11】共焦点光学系の原理図。
【図12】共焦点光学系の焦点のずれ態様を示す図。
【図13】物体表面のレンズからの距離に対応する光セ
ンサ出力を示す図。
【図14】共焦点光学系を用いた従来の3次元形状計測
器の一例を示す図。
【符号の説明】
1…円筒体 2…駆動モータ 3…円筒体の中心軸 4…被計測物体 5…1軸ステージ 6…制御装置 7…共焦点光学系 11…レーザ光源 17…光センサ H1〜Hn…ホログラムレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩 耕史 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 鈴木 徹 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 安藤 学 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 溝口 清和 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒体と、 この円筒体を回転駆動する回転駆動手段と、 前記円筒体の外側に配設され、被計測物体を載置して円
    筒体の軸方向yに垂直な1軸方向xに移動走査される被
    計測物体移動手段と、 前記円筒体の円周面に沿って配設され、入射された光を
    集光する複数のホログラムレンズと、 前記円筒体内に配設され、該円筒体の中心軸を焦点とす
    る球面波又は円筒波を円筒体に照射することにより該球
    面波又は円筒波を前記円周面上のホログラムレンズを介
    して前記被計測物体に集光する投光系と、前記被計測物
    体上での散乱光を前記ホログラムレンズを経由させた後
    集光する受光系とを有し、前記球面波又は円筒波の前記
    円筒体に対する照射方向がxy平面に対して所定の角度
    βをなすように配設された共焦点光学系と、 を具え、 前記複数のホログラムレンズに対し、入射された球面波
    又は円筒波の光軸をxz平面(z方向;x及びy方向に
    直角な方向)においてほぼ角度γ(=90゜−β)だけ
    偏向するよう露光を施し、かつホログラムレンズに入射
    された球面波又は円筒波を前記y方向の異なる位置に集
    光するような露光を各ホログラムレンズに施すととも
    に、 更に、 前記共焦点光学系の受光系によって集光された光を受光
    する受光センサと、 前記回転駆動手段による円筒体の回転駆動および前記被
    計測物体移動手段による被計測物体の移動に対応する前
    記受光手段の各出力に基づき前記被計測物体の3次元距
    離計測を行う3次元距離計測手段と、 を具える3次元形状計測装置。
JP3568993A 1993-02-24 1993-02-24 3次元形状計測装置 Pending JPH06249632A (ja)

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Cited By (7)

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