JPH06248728A - 仕切り構造物、仕切り構造物用キット、壁部材及び柱部材 - Google Patents

仕切り構造物、仕切り構造物用キット、壁部材及び柱部材

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JPH06248728A
JPH06248728A JP5280960A JP28096093A JPH06248728A JP H06248728 A JPH06248728 A JP H06248728A JP 5280960 A JP5280960 A JP 5280960A JP 28096093 A JP28096093 A JP 28096093A JP H06248728 A JPH06248728 A JP H06248728A
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wall member
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Christopher Herbert C Wilson
ハーバート セシル ウィルソン クリストファー
David Grace
グレース ディビット
Paul Watkins
ワトキンス ポール
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    • E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00—Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/74—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
    • E04B2/7407—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts
    • E04B2/7453—Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts with panels and support posts, extending from floor to ceiling
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E04—BUILDING
    • E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/38—Connections for building structures in general
    • E04B1/61—Connections for building structures in general of slab-shaped building elements with each other
    • E04B1/6108—Connections for building structures in general of slab-shaped building elements with each other the frontal surfaces of the slabs connected together
    • E04B1/6112—Connections for building structures in general of slab-shaped building elements with each other the frontal surfaces of the slabs connected together by clamping, e.g. friction, means on lateral surfaces

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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 外部支持表面等を必要とせず、また別個な固
定手段も必要とせず、したがって、その融通性や環境に
よる制約がない仕切り構成物を提供する。 【構成】 仕切り構成物１はパネル状の壁部材２、平面
床部材並びにＴ形態、コーナー形態及び十字形態の柱部
材４，５，６を備える。壁部材はカーペット状支持表面
上で使用するために慣用のフック＆ループ式の留め配列
のマルチフック形態の形状をした係合形態を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モジュール仕切り構造
物、仕切り構造物用キット、壁部材及び柱部材に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】地理的境界の役目をなすために、シェル
ターを備えるために、あるいはスペースの仕切りを容易
にするために仕切り構造物を用いることは、一般的に行
われている。自動車両の内装のような可動環境において
パッキングスペースを仕切るためにそのような構造物を
特別に適用することも公知である。この特別な適用を通
じて、そのような環境で用いるに適し、外部支持表面及
び／又は形態にほとんど固定可能である多数の仕切り構
造物が改良されることとなった。しかしながら、現在の
仕切り構造物の一般的な欠点は、上記のように外部支持
表面及び／又は構成物を必要とすることであり、また仕
切り構造物が固定可能なような固定手段を必要とするこ
とであり、その結果、そのような構造物の融通性及び／
又は異なる環境でのそれらの適用を限定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、少なくと
も上記欠点を克服する新規な仕切り構造物を提供するこ
と、あるいは少なくとも公知構造物に対する有益な代替
物を提供することを本発明の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の側面に従
い、壁部材と柱部材とを含む仕切り構造物が供される。
柱部材はそれと共に壁部材を保持するための保持器形態
を有し、それによって隣接する壁部材を連結し、柱部材
は更に、当該柱部材に壁部材を解除可能に固定するため
の把持形態を有し、保持器形態は、柱部材の長さに沿っ
て少なくとも部分的に延在するスロット穴、溝等からな
り、一方、把持形態は、保持器形態の対向側面の少なく
とも一方に位置した少なくとも１つの弾力的にフレキシ
ブルなうね状部、コブ、突出要素等からなる。
【０００５】壁部材はパネル状であってもよく、好適に
は実質的に四角形輪郭のモジュール仕切りを備えるため
にモジュール長さを有する。
【０００６】柱部材はＴ形態の柱部材及びコーナー形態
の柱部材を含んでいてもよく、Ｔ形態及び／又はコーナ
ー形態において相互にそれぞれの壁部材を結合するため
の手段を備え、それによって四角形の仕切り構造物の組
み立てが可能となる。
【０００７】柱部材は更に、十字形態の柱部材を含んで
いてもよく、十字形態において相互にそれぞれの壁部材
を連結するための手段を備える。柱部材はまた、リニア
形態の柱部材を含んでいてもよく、単一平面において延
在するようにそれぞれの壁部材を連結するための手段を
備える。
【０００８】柱部材は、仕切り構造物モジュールをもた
らすと共に特有の寸法要求のために少なくとも１つの仕
切りを有したモジュール仕切り構造物を備えるために調
整可能なように、モジュール化されていてもよい。
【０００９】仕切り構造物は更に、床部材を含んでいて
もよく、当該床部材は壁部材を係合するための係合形態
を有し、壁部材は、それと共に床部材を位置決めし支持
するよう共働する対応形態を有している。床パネルは好
適には平面で、そのエッジは係合形態を定め、壁部材に
よって位置決めされ支持される。床部材は、モジュール
仕切り構造物において四角形仕切りに対し床を備えるよ
うにモジュール化されていてもよい。
【００１０】仕切り構造物は、カーペット状支持表面上
に使用するに適する仕切り構造物をもたらすように係合
形態を含んでいてもよく、当該仕切り構造物は、仕切り
構造物とカーペット状支持表面との間の中間面に沿って
少なくとも部分的に延在する係合形態を組み込み、それ
によって使用に際して仕切り構造がカーペット状支持表
面を解除可能に係合する。
【００１１】本発明の第２の側面に従い、壁部材と柱部
材とを含む仕切り構造物のためのキットが供される。柱
部材は、それと共に壁部材を保持するための保持器形態
を有し、それによって隣接する壁部材を連結し、柱部材
は更に、当該柱部材に壁部材を解除可能に固定するため
の把持形態を有し、保持器形態は、柱部材の長さに沿っ
て少なくとも部分的に延在するスロット穴、溝等からな
り、一方、把持形態は、保持器形態の対向側面の少なく
とも一方に位置した少なくとも１つの弾力的にフレキシ
ブルなうね状部、コブ、突出要素等からなる。
【００１２】当該キットは床部材を含んでいてもよい。
床部材は壁部材を係合するために係合形態を有していて
もよく、壁部材は、そこで係合形態を位置決めするよう
共働する位置決め形態を有している。床パネルは好適に
は平面で、そのエッジは係合形態を定め、壁部材によっ
て位置決めされ支持される。床部材は、モジュール仕切
り構造物において四角形仕切りに対し床を備えるように
モジュール化されていてもよい。
【００１３】キットは更に、仕切り構造物とカーペット
状支持表面の間の中間面に沿って少なくとも部分的に延
在する係合形態を含んでいてもよく、それによって使用
に際して仕切り構造物がカーペット状支持表面を解除可
能に係合する。係合形態は、好ましくはフック＆ループ
式留め配列のマルチフック形態の形状である。
【００１４】本発明の第３の側面に従い、壁部材、床部
材及び柱部材を含む仕切り構造物に使用するに適する壁
部材が供される。当該壁部材は、床部材に備えられた対
応する係合形態によってそこに床部材を収容し支持する
ための位置決め形態を備える。
【００１５】壁部材はカーペット状支持表面を係合する
ために係合形態を有していてもよい。
【００１６】本発明の第４の側面に従い、壁部材と柱部
材を含む仕切り構造物に使用するに適する柱部材が供さ
れる。柱部材は、それと共に壁部材を保持するための保
持器形態を有していて、それによって隣接する壁部材を
連結し、柱部材は更に、当該柱部材に壁部材を解除可能
に固定するための把持形態を有し、保持器形態は、柱部
材の長さに少なくとも部分的に沿って延在するスロット
穴、溝等からなり、一方、把持器形態は、保持器形態の
対向側面の少なくとも一方に位置した少なくとも一つの
弾力的にフレキシブルなうね状部、コブ、突出要素等か
らなる。
【００１７】柱部材は、Ｔ形態の柱部材及びコーナー形
態の柱部材とからなっていてもよく、当該Ｔ形態及び／
又はコーナー形態において相互にそれぞれの壁部材を結
合するための手段を備え、実質的に四角形の仕切り構造
物の組み立てが可能となっている。
【００１８】柱部材は更に、十字形態の柱部材からなっ
ていてもよく、当該十字形態において相互にそれぞれの
壁部材を結合するための手段を備え、モジュール仕切り
構造物の組み立てが可能となっている。柱部材はまた、
リニア形態の柱部材を含んでいてもよく、単一平面にお
いて延在するようにそれぞれの壁部材を連結するための
手段を備える。
【００１９】本発明の第４の側面に従い、カーペット状
支持表面上で使用するに適する仕切り構造物が供され
る。当該仕切り構造物は、仕切り構造物とカーペット状
支持表面との間の中間面に沿って少なくとも部分的に延
在する係合形態を有し、それによって使用に際して仕切
り構造物がカーペット状支持表面を解除可能に係合す
る。
【００２０】係合形態はフック＆ループ式留め配列のマ
ルチフック形態からなっていてもよい。
【００２１】仕切り構造物は、複数の連結壁部材を含ん
でいてもよい。当該壁部材は、好適には、使用に際して
仕切り構造物がカーペット状支持表面と解除可能に係合
できるようにマルチフック形態を備える。壁部材は、そ
の側面に実質的に沿って延在するフック形態を有したパ
ネル状でもよい。当該壁部材は、好適には、実質的に四
角形輪郭のモジュール仕切りを備えるようにモジュール
長さとなっている。
【００２２】仕切り構造物は更に、壁部材を相互に結合
するためのコネクタ手段を含んでいてもよい。コネクタ
手段は、柱部材からなっていてもよい。当該柱部材は、
好適には、Ｔ形態の柱部材とコーナー形態の柱部材とを
含み、Ｔ形態及び／又はコーナー形態において相互にそ
れぞれの壁部材を結合するための手段を備え、それによ
って、四角形の仕切り構造物の組み立てが可能となる。
【００２３】柱部材は更に、十字形態の柱部材を含んで
いてもよく、十字形態において相互にそれぞれの壁部材
を結合するための手段を備える。壁部材はまた、リニア
形態の柱部材を含んでいてもよく、単一平面において延
在するようにそれぞれの壁部材を連結するための手段を
備える。
【００２４】コネクタ手段は、仕切り構造物モジュール
をもたらすと共に特有の寸法要求のために少なくとも１
つの仕切りを有したモジュール仕切り構造物を備えるた
めに調整可能であるように、モジュール化されていても
よい。
【００２５】柱部材は、それと共に壁部材を保持するた
めの保持器形態を備えていてもよく、それによって隣接
する壁部材を連結し、使用に際して仕切り構造物を定め
る。保持器形態は、そこに壁部材を収容し保持するため
に、柱部材の長さに沿って少なくとも部分的に延在する
細長いスロット穴、溝等からなっていてもよい。
【００２６】柱部材は更に、壁部材を解除可能に固定す
るための把持形態を備えていてもよい。各把持形態は、
保持器形態の対向側面の少なくとも一方に備えられた少
なくとも一つの弾力的にフレキシブルなうね状部、コ
ブ、突出要素等からなっていてもよい。
【００２７】仕切り構造物は更に、床部材を含んでいて
もよい。当該床部材は壁部材を係合するための係合形態
を有していてもよく、当該壁部材はそこに係合形態を位
置決めするために共働する位置決め形態を有する。床パ
ネルは好適には平面であり、それらのエッジは係合形態
を定め、壁部材によって位置決めされ支持される。床部
材は、モジュール仕切り構造物において四角形仕切りに
床を備えるために、モジュール化されていてもよい。
【００２８】本発明の第６の側面に従い、カーペット状
支持表面上で使用するに適する仕切り構造物のためのキ
ットが供される。仕切り構造物は、仕切り構造物とカー
ペット状支持表面の間の中間面に沿って少なくとも部分
的に延在する係合形態を組み込み、それによって、使用
に際して仕切り構造物がカーペット状支持表面を解除可
能に係合する。当該キットは、係合形態を備えた複数の
連結可能な壁部材を含み、それによって壁部材はカーペ
ット状支持表面を解除可能に係合する。
【００２９】当該キットは、相互に壁部材を結合するた
めのコネクタ手段を含んでいてもよく、当該コネクタ手
段は、それと共に壁部材を保持するための保持器形態を
有する柱部材からなり、それによって隣接する壁部材を
連結し、使用に際して仕切り構造物を定める。
【００３０】当該キットは、カーペット状支持表面上で
使用するに適する仕切り構造物をもたらすために、フッ
ク＆ループ式留め配列のマルチフック形態の形状を有す
る係合形態を含んでいてもよい。
【００３１】当該キットはまた、使用に際して仕切り構
造物に床を備えるために床部材を含んでいてもよい。当
該床部材は、壁部材を係合するために係合形態を有して
いてもよく、当該壁部材は、そこに係合形態を位置決め
するために共働する位置決め形態を有する。床部材は好
適には平面であり、それらのエッジは係合形態を定め、
壁部材によって位置決めされ支持される。床部材は、モ
ジュール仕切り構造物において四角形仕切りに床を備え
るためにモジュール化されていてもよい。
【００３２】本発明の第７の側面に従い、仕切り構造物
において使用されるに適する壁部座が供される。当該壁
部材は係合形態を備え、それによって、壁部材は使用に
際してカーペット状支持表面を解除可能に係合する。
【００３３】本発明の第８の側面に従い、仕切り構造物
において使用されるに適する柱部材が供される。当該仕
切り構造物は、係合形態を有した複数の連結可能な壁部
材を含み、カーペット状支持表面上で使用するに適する
仕切り構造物をもたらし、柱部材は、それと共に壁部材
を保持するための保持器形態を有し、それによって隣接
する壁部材を連結する。
【００３４】保持器形態は、柱部材の長さに沿って少な
くとも部分的に延在するスロット穴、溝等からなっても
よい。柱部材は更に、保持器形態の対向側面の少なくと
も一方に位置した少なくとも一つの弾力的にフレキシブ
ルなうね状部、コブ、突出要素等の形状を有した把持手
段を備えていてもよい。
【００３５】柱部材は、Ｔ形態の柱部材及びコーナー形
態の柱部材からなっていてもよく、当該Ｔ形態及び／又
はコーナー形態において相互にそれぞれの壁部材を結合
するための手段を備え、実質的に四角形の仕切り構造物
の組み立てを可能とする。
【００３６】柱部材は更に、十字形態の柱部材からなっ
ていてもよく、当該十字形態において相互にそれぞれの
壁部材を結合するための手段を備え、モジュール仕切り
構造物の組み立てを可能とする。柱部材はまた、単一平
面において延在するようにそれぞれの壁部材を連結する
ための手段を備えるように、リニア形態の柱部材を含ん
でいてもよい。
【００３７】本発明の第９の側面に従い、仕切り構造物
において使用するに適する床部材が供される。仕切り構
造物は、係合形態を有した複数の連結可能な壁部材を含
み、移動可能なカーペット状支持表面上で使用するに適
する仕切り構造物をもたらし、床部材は壁部材を係合す
るための係合形態を有し、壁部材は対応する形態を有
し、それと共に床部材を位置決めし支持する。
【００３８】本発明の第１０の側面に従い、本発明の第
２の側面に実質的に従う仕切り構造物のためのキットを
備え、仕切り構造物を構築することの段階を含む仕切り
構造物を備えるための方法が供される。
【００３９】本発明の第１１の側面に従い、本発明の第
６の側面に実質的に従う仕切り構造物のためのキットを
備え、仕切り構造物を構築し、そして当該仕切り構造物
をカーペット状支持表面に解除可能に係合することの段
階を含むカーペット状支持表面上で使用するに適する仕
切り構造物を備えるための方法が供される。
【００４０】
【実施例】好適な実施例を、添付の図面を参考に、限定
されないただ一つの例を用いて、ここに記載する。
【００４１】同じ参照番号を、添付図面における対応部
分を示すために使用する。
【００４２】図１〜７に示されるような仕切り構造物
は、パネル状の壁部材２、平面床部材３並びにＴ形態を
有した柱部材４、コーナー形態の柱部材５及び十字形態
の柱部材６からなる。
【００４３】壁部材２は、四角形輪郭の仕切りを有した
モジュール仕切り構造物を備えるためにモジュール長さ
となっている。より詳しく且つ図２に関して、壁部材２
は外側壁部材２．１と内側壁部材２．２とからなる。壁
部材２は、ヴェルクロ（Velcro、商標）のような慣用の
（マジックテープの係合面に相当する）フック＆ループ
式留め配列のマルチフック形態１５の形状の係合形態を
備えている。当該フック形態１５は壁部材２の一側面に
沿って延在し、それによって壁部材２の基礎を定め、当
該壁部材の基礎に沿って同一の広がりを有して延在する
凹み形態１６内に位置している。
【００４４】壁部材２は更に、平面床部材に備えられた
係合形態を用いて、当該床部材の位置決め及び支持のた
めにその基礎近くに部材の長さに沿って延在する位置決
め形態１７を備えており、係合形態は床部材のそれぞれ
のエッジによって定められている。
【００４５】平面床部材３は同様に、モジュール仕切り
構造物１における四角形仕切りに床を備えるために、モ
ジュール調整した寸法となっている。
【００４６】Ｔ形態の柱部材４は各々、当該柱部材がそ
こに第１壁部材２を収容できるように、柱部材の長さに
実質的に沿って延在する細長い溝７の形状をした位置決
め形態を備えており、当該壁部材は使用に際して柱部材
の細長いスロット穴を通って延在し、それを通じて、単
一平面を定める。各Ｔ形態の柱部材４は更に、柱部材の
長さに実質的に沿った溝７に対し垂直に延在するスロッ
ト穴を備え、当該柱部材がそこに第２壁部材２の端部８
を収容可能となり、第２壁部材は、第１壁部材によって
定められた平面に対し垂直な平面においてＴ形態の柱部
材から延在する。
【００４７】コーナー形態の柱部材５は各々、それら柱
部材の長さに実質的に沿って延在する２つの四角形スロ
ット穴１０の形状をした位置決め形態を備えており、当
該スロット穴は同様にそこに壁部材端部８を収容するこ
とができ、収容された壁部材２は、相互に垂直な平面に
おいてそれら柱部材の隣接サイドから延在する。
【００４８】十字形態の柱部材６は各々、四つの壁を有
した細長い正方形管材料１１からなり、四つの壁のそれ
ぞれは、その二つの対向エッジに沿ってそこから壁に垂
直に延在する平面うね状形態１２を有し、正方形管材料
の四つの壁に沿ってそれぞれ、実質的に同一の広がりを
有して延在する四つの方形管路１３の形状をした位置決
め形態を定める。
【００４９】Ｔ形態の柱部材４とコーナー形態の柱部材
５とは各々、それぞれの柱部材の溝７及びスロット穴１
０の対向サイド壁の一方に位置した弾力的にフレキシブ
ルなうね状部１４の形状をした把持手段を備える。各把
持うね状部１４は、対応する溝に位置した細長いゴム状
シールからなり、当該溝は柱部材の長さに実質的に沿っ
て延在している。選択的に把持手段は、溝７及びスロッ
ト穴１０の対向側面の一方の長さに沿って等間隔の複数
のコブ、突出要素等からなる。
【００５０】仕切り構造物はまた、それぞれの壁部材２
を単一平面で延在するように連結するための手段を備え
るためにリニア形態の柱部材１７を含んでいる。リニア
形態の柱部材１７は各々、リブ１９によって連結した重
ね合わせの二つの平行平面において同一の広がりを有し
て延在する二枚のよろい板状部材１８からなる。リブ１
９は、二枚のよろい板状部材と同一の広がりを有し、こ
れらを横切り、しかもこれらの間に入って延在してい
る。リニア形態の柱部材１７は同様に、よろい板状部材
１８の対向内側壁の一方に位置した弾力的にフレキシブ
ルなうね状部１４の形状をした第１把持手段を備え、よ
ろい板状部材は、柱部材の長さに実質的に沿って延在す
るスロット穴２０の形状をした二つの対向位置決め形態
を定める。リニア形態の柱部材１７は更に、使用に際し
て、スロット穴２０に壁部材端部８を把持し固定するた
めに、第２の弾力的にフレキシブルなうね状部１４、二
者択一的に平面リジッドうね状部１９の形状をした第２
把持手段を備え、それによって壁部材２を連結し、単一
平面にこれらを延在する。
【００５１】使用に際して、仕切り構造物の輪郭と寸法
とは選択され、それによってＴ形態の柱部材４、コーナ
ー形態の柱部材５、十字形態の柱部材６及び延長形態の
柱部材１７並びに壁部材２及び床部材３の所定数が決定
する。
【００５２】図１に示されたような形態を備えるため
に、四つの外側壁部材２．１の対向端部８は、四つのコ
ーナー形態の柱部材５の長さに沿って延在する対応スロ
ット穴１０内に位置して、方形の外側仕切り構造物を定
める。当該外側仕切り構造物は、そしてカーペット状支
持表面（図示せず）上に置かれ、フック形態１５がカー
ペット状支持表面と係合することを可能とする。
【００５３】四つの内側壁部材２．２はその後、十字形
態の柱部材６によって連結され、四つのＴ形態の柱部材
４によって外側仕切り構造物に結合される。Ｔ形態の柱
部材は、外側壁部材を溝７内に収容することで内側壁部
材を外側壁部材２．１に連結する。
【００５４】仕切り構造物１の使用を中止する場合、当
該仕切り構造物は、各種壁部材２、床部材３及び柱部材
４、５及び６を分離し、一方、同時にカーペット状支持
表面から壁部材の係合を解くことによって解体すること
ができる。
【００５５】解体された仕切り構造物１は、その後、実
質的に平坦なパッケージを定めるように各種部材を相互
に並べて荷造りすることで保管される。このパッケージ
は保管及び／又は搬送を容易にするのに適当である。
【００５６】仕切り構造物の各種部材は、ポリ塩化ビニ
ルからなり、二者択一的に適切な重合乃至共重合の合成
樹脂材料、アルミニウム、金属合金、木材、ボール紙、
セメント質組成物又はそれらの組み合わせからなる。
【００５７】十字形態の柱部材に把持手段を備えたり、
当該手段に類似するものをＴ形態及びコーナー形態の柱
部材に備えたり、更には壁部材を固定するために各種柱
部材により一層永続的な固定手段を備えたりするよう
に、本明細書に定められたような本発明の範囲及び／又
は精神から逸脱することなく、詳細において多くのバリ
エーションが可能であると認識されよう。屋根部材も、
本発明に従い備えられることが可能である。
【００５８】次に、本発明の実施の態様を列記する。
【００５９】（１）壁部材は、実質的に四角形の輪郭の
モジュール仕切りを備えるためにパネル状でモジュール
長さになっていて、壁部材は更に部材を位置決めするた
めの位置決め形態を備えていることを特徴とする請求項
１に記載の仕切り構造物。
【００６０】（２）柱部材がＴ形態の柱部材とコーナー
形態の柱部材とからなり、Ｔ形態及び／又はコーナー形
態において相互にそれぞれの壁部材を結合するための手
段を備えており、それによって四角形の仕切り構造物の
組み立てが可能となることを特徴とする請求項１又は上
記（１）に記載の仕切り構造物。
【００６１】（３）柱部材が十字形態の柱部材を含み、
十字形態において相互にそれぞれの壁部材を結合するた
めの手段を備えることを特徴とする請求項１又は上記
（１）又は（２）に記載の仕切り構造物。
【００６２】（４）柱部材がリニア形態の柱部材を含
み、実質的に単一平面において延在するようにそれぞれ
の壁部材を連結するための手段を備えることを特徴とす
る請求項１又は上記（１）〜（３）のいずれか１項に記
載の仕切り構造物。
【００６３】（５）保持器形態が、柱部材の長さに沿っ
て少なくとも部分的に延在するスロット穴、溝等からな
ることを特徴とする請求項１に記載の仕切り構造物。
【００６４】（６）把持形態が、保持器形態の対向側面
の少なくとも一方に備えられた、少なくとも一つの弾力
的にフレキシブルなうね状部、コブ、突出要素等からな
ることを特徴とする請求項１に記載の仕切り構造物。
【００６５】（７）床部材を備え、壁部材を係合するた
めの係合形態を有し、当該壁部材は係合形態を位置決め
するために共働する位置決め形態を有することを特徴と
する請求項１又は上記（１）〜（６）のいずれか１項に
記載の仕切り構造物。
【００６６】（８）カーペット状支持表面上で使用する
のに適合し、当該仕切り構造物が、仕切り構造物とカー
ペット状支持表面との間の中間面に沿って少なくとも部
分的に延在する係合形態を備え、それによって使用に際
して仕切り構造物がカーペット状支持表面を解除可能に
係合することを特徴とする請求項１又は上記（１）〜
（７）のいずれか１項に記載の仕切り構造物。
【００６７】（９）壁部材が、使用に際して仕切り構造
物がカーペット状支持表面と解除可能に係合するよう
に、フック＆ループ式留め配列のマルチフック形態の形
状を有した係合形態を備えることを特徴とする上記
（８）に記載の仕切り構造物。
【００６８】（１０）床部材を備え、壁部材を係合する
ための係合形態を有し、当該壁部材は係合形態を位置決
めするために共働する位置決め形態を有することを特徴
とする請求項２に記載の仕切り構造物用キット。
【００６９】（１１）仕切り構造物が、当該仕切り構造
物とカーペット状支持表面の間の中間面に沿って少なく
とも部分的に延在する係合形態を備え、それによって使
用に際して仕切り構造物がカーペット状支持表面を解除
可能に係合することを特徴とする請求項２又は上記（１
０）に記載の仕切り構造物用キット。
【００７０】（１２）壁部材が、使用に際して仕切り構
造物がカーペット状支持表面と解除可能に係合するよう
に、フック＆ループ式留め配列のマルチフック形態の形
状を有した係合形態を備えることを特徴とする上記（１
１）に記載の仕切り構造物用キット。
【００７１】（１３）仕切り構造物とカーペット状支持
表面の間の中間面に沿って少なくとも部分的に延在する
係合形態を備え、それによって使用に際して仕切り構造
物がカーペット状支持表面を解除可能に係合することを
特徴とする請求項３に記載の壁パネル。
【００７２】（１４）保持器形態が、柱部材の長さに実
質的に沿って延在するスロット穴、溝等からなり、当該
保持器形態は、保持器形態の対向サイドの少なくとも一
方に位置した少なくとも一つの弾力的にフレキシブルな
うね状部、コブ、突出要素等の形状をした把持手段を備
えることを特徴とする請求項４に記載の柱部材。
【００７３】（１５）Ｔ形態の柱部材及びコーナー形態
の柱部材とからなり、当該Ｔ形態及び／又はコーナー形
態において相互にそれぞれの壁部材を結合するための手
段を備え、実質的に四角形の仕切り構造物の組み立てが
可能であることを特徴とする請求項４又は上記（１４）
に記載の柱部材。
【００７４】（１６）十字形態の柱部材を含み、十字形
態において相互にそれぞれの壁部材を結合するための手
段を備え、モジュール仕切り構造物の組み立てが可能で
あることを特徴とする請求項４又は上記（１４）又は
（１５）に記載の柱部材。
【００７５】（１７）リニア形態の柱部材を含み、実質
的に単一平面において延在するようにそれぞれの壁部材
を連結するための手段を備えることを特徴とする請求項
４又は上記（１４）〜（１６）のいずれか１項に記載の
柱部材。
【００７６】（１８）仕切り構造物が、仕切り構造物と
カーペット状支持表面との間の中間面に沿って少なくと
も部分的に延在する係合形態を備え、それによって使用
に際して仕切り構造物がカーペット状支持表面を解除可
能に係合することを特徴とするカーペット状支持表面上
に用いるに適した仕切り構造物。
【００７７】（１９）複数の連結壁部材が、使用に際し
て仕切り構造物がカーペット状支持表面と解除可能に係
合するように、フック＆ループ式留め配列のマルチフッ
ク形態の形状を有した係合形態を備えることを特徴とす
る上記（１８）に記載の仕切り構造物。
【００７８】（２０）カーペット状支持表面を解除可能
に係合するための係合形態を有する壁部材を備えたこと
を特徴とする、カーペット状支持表面上に用いるに適し
た仕切り構造物用キット。
【００７９】（２１）係合形態がフック＆ループ式留め
配列のフック形態からなることを特徴とする上記（２
０）に記載の仕切り構造物用キット。
【００８０】（２２）請求項２に実質的に規定されたよ
うな仕切り構造物のためのキットを備え、その仕切り構
造物を構築することからなる、仕切り構造物を備えるた
めの方法。
【００８１】（２３）上記（２０）に実質的に規定され
たような仕切り構造物のためのキットを備え、その仕切
り構造物を構築し、そして当該仕切り構造物をカーペッ
ト状支持表面に解除可能に係合することからなる、カー
ペット状支持表面上で用いるための仕切り構造物を備え
るための方法。
【００８２】
【発明の効果】本発明により、仕切り構造物を用いるに
あたり、別個の外部支持表面等が必要なくなり、また特
別な固定手段も必要なくなり、当該構造物の融通性が広
がり、異なる環境での使用を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る典型的な仕切り構造物の斜視図で
ある。
【図２】図１に示された仕切り構造物のモジュールユニ
ットの断面平面図である。
【図３】図１に示されたような壁部材の一端の斜視図
で、部分的に図示された設置床部材と共にその典型的な
断面を示している。
【図４】図３に示されたような設置床部材の部分と共に
壁部材の基礎部分の拡大端面図である。
【図５】図１に示されたようなＴ形態の柱部材の部分的
断面斜視図である。
【図６】図１に示されたようなコーナー形態の柱部材の
部分的断面斜視図である。
【図７】図１に示されたような十字形態の柱部材の部分
的断面斜視図である。
【図８】本発明に係るリニア形態の柱部材の部分的断面
斜視図である。
【図９】図８に示されたようなリニア形態の柱部材によ
って連結された時の、図３及び４に示されたような二つ
の壁部材の断面平面図である。
【符号の説明】
１ 仕切り構造物 ２ 壁部材 ４ Ｔ形態の柱部材 ５ コーナー形態の柱部材 ６ 十字形態の柱部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディビット グレース 南アフリカ共和国 ケープ州 ケープタウ ン 7800コンスタンティア オークリッジ 16 ブライア ウェイ (72)発明者 ポール ワトキンス 南アフリカ共和国 ケープ州 ケープタウ ン 7800コンスタンティア オークリッジ 16 ブライア ウェイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 壁部材と柱部材とを備え、当該柱部材は
    壁部材を保持するための保持器形態を有し、それによっ
    て隣接する壁部材を連結し、柱部材は更に壁部材を当該
    柱部材に解除可能に固定するための把持形態を備えてい
    ることを特徴とする仕切り構造物。
  2. 【請求項２】 複数の連結可能な壁部材と、当該壁部材
    を相互に結合するための結合手段とを備え、結合手段は
    それと共に壁部材を保持するための保持形態を有した柱
    部材からなっており、それによって隣接する壁部材を連
    結し、柱部材は更に、使用に際して仕切り構造物を規定
    するために柱部材に壁部材を解除可能に固定するための
    把持形態を備えていることを特徴とする仕切り構造物用
    キット。
  3. 【請求項３】 実質的に四角形輪郭のモジュール仕切り
    を備えるためにモジュール長さを有し、更に床部材を位
    置決めするための形態を備えることを特徴とする仕切り
    構造物に用いるに適した壁部材。
  4. 【請求項４】 仕切り構造物が複数の壁部材と柱部材と
    を含み、柱部材はそれとともに壁部材を保持するための
    保持器形態を有し、それによって隣接する壁部材を連結
    し、柱部材は更に壁部材を柱部材に解除可能に固定する
    ための把持形態を備えることを特徴とする仕切り構造物
    に用いるに適した柱部材。
JP5280960A 1992-11-10 1993-11-10 仕切り構造物、仕切り構造物用キット、壁部材及び柱部材 Pending JPH06248728A (ja)

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ZA931244 1993-02-23
ZA93/1244 1993-02-23
ZA932465 1993-04-07
ZA93/2465 1993-04-07

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BR9304684A (pt) 1994-05-17
AU5052593A (en) 1994-05-26
ZW15193A1 (en) 1994-03-16

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