JPH06248676A - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

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Publication number
JPH06248676A
JPH06248676A JP3704793A JP3704793A JPH06248676A JP H06248676 A JPH06248676 A JP H06248676A JP 3704793 A JP3704793 A JP 3704793A JP 3704793 A JP3704793 A JP 3704793A JP H06248676 A JPH06248676 A JP H06248676A
Authority
JP
Japan
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water supply
water
water pressure
valve
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3704793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Adachi
利幸 足立
Koji Noguchi
浩司 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
Priority to JP3704793A priority Critical patent/JPH06248676A/ja
Publication of JPH06248676A publication Critical patent/JPH06248676A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水通路内の水圧変化にかかわらず、常に所
望の水量を得ることができる自動給水装置を提供する。 【構成】 小便器1に接続された給水管3の途中には、
電磁弁5と水圧センサ6とが設けられている。人検知セ
ンサ7は小便器1の上方に配置され、同人検知センサ7
にはセンサ回路8を介して制御回路9が接続されてい
る。制御回路9は、水圧センサ6により検知された給水
管3内の水圧データに基づいて電磁弁5を駆動制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、便器や手洗
い器に用いられる自動給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動給水装置では、人検
知センサにて使用者の有無が検知されるとともに、その
検知結果に基づいて給水通路の途中に設けられた開閉弁
が開閉されて自動給水が行われるようになっていた。
又、開閉弁を介して供給される水量は、開閉弁の開弁時
間を所定時間(一定値)に設定することによって調節さ
れるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
自動給水装置では、開閉弁の開弁時間が一義的に決めら
れていたため、給水通路内の水圧の変化により水量が変
化してしまうという問題が生じる。
【0004】例えば、複数個の便器(又は、手洗い器)
が同一の給水通路を介して接続された自動給水装置で
は、複数個の便器に同時に給水が行われることによっ
て、給水通路内の水圧が著しく低下する。この場合、従
来の自動給水装置のように一定時間だけ給水が行われる
ように構成されていると、水圧の低下に伴い給水量が減
ってしまい、便器の洗浄が不十分になるおそれが生じ
る。
【0005】又、例えば、上記自動給水装置を高層ビル
に設置する場合、設置階が高くなる程、やはり水圧が低
下し、給水量が減るという問題が生じる。この発明は、
上記問題に着目してなされたものであって、その目的と
するところは、給水通路内の水圧変化にかかわらず、常
に所望の水量を得ることができる自動給水装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、人検知センサにて使用者の有無を検知
し、その検知結果に基づいて自動給水を行わせるように
した自動給水装置において、給水通路の途中に設けら
れ、該給水通路を開閉する開閉弁と、前記給水通路内の
水圧データを入力する水圧データ入力手段と、前記水圧
データ入力手段からの水圧データに基づいて前記開閉弁
を制御する開閉弁制御手段と備えたことを要旨とするも
のである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、人検知センサにて使用者が
確認されて自動給水が行われる際、開閉弁制御手段は、
水圧データ入力手段からの水圧データに基づいて開閉弁
を制御する。例えば、開閉弁制御手段は、給水通路内の
水圧が高い場合には、開閉弁の開弁時間を短くし、給水
通路内の水圧が低い場合には、開閉弁の開弁時間を長く
する。その結果、給水通路内の水圧変化にかかわらず、
開閉弁を介して常に所望の水量が供給される。
【0008】
【実施例】以下、この発明を男子用小便器の自動給水装
置に具体化した実施例について図面に従って説明する。
【0009】図1に示すように、壁面2に備えつけられ
た小便器1には、小便器1に洗浄水を供給するための給
水通路としての給水管3と、汚水を排出するための排水
管4とが接続されている。給水管3の途中には開閉弁と
しての電磁弁5が配設されている。電磁弁5は、後述す
る制御回路9によりオン・オフ(開閉)制御され、この
電磁弁5の開弁動作によって給水管3を通して小便器1
に洗浄水が供給される。又、給水管3において、電磁弁
5の上流側には、給水管3内の水圧を検知するための水
圧データ入力手段としての水圧センサ6が配設されてい
る。
【0010】一方、壁面2において、小便器1の上方に
は人検知センサ7が配設されている。人検知センサ7に
は、センサ回路8を介して開閉弁制御手段としての制御
回路9が接続されている。又、センサ回路8及び制御回
路9には電池10が接続されており、両回路8,9は電
池10からの供給電力により駆動されるようになってい
る。
【0011】次いで、自動給水装置の制御系の詳細な構
成について、図2を用いて説明する。図2に示すよう
に、人検知センサ7は発光ダイオードからなる発光素子
7aと、ホトトランジスタからなる受光素子7bとから
なる赤外線センサにて構成されており、各素子7a,7
bには、それぞれセンサ回路8の発光回路11,受光回
路12が接続されている。そして、発光素子7aは、発
光回路11からの指令信号により光(赤外線)を発光
し、受光素子7bは、小便器1の前に立った使用者から
の反射光を受光する。受光回路12は、受光素子7bの
受光動作に伴い反射光有無判定回路13に受光信号を出
力する。反射光有無判定回路13は、受光回路12から
の信号をレベル判定し、その信号が所定レベル以上の場
合のみ、制御回路9に対して信号を出力する。
【0012】制御回路9は、マイクロコンピュータ14
と電磁弁駆動回路21とを有している。このうち、マイ
クロコンピュータ14は、CPU15、ROM16、R
AM17、タイマ18、入力ポート19、及び出力ポー
ト20により構成されている。
【0013】CPU15には、入力ポート19を介して
水圧センサ6、センサ回路8の反射光有無判定回路1
3、及び水量設定スイッチ22が接続されている。そし
て、CPU15は、反射光有無判定回路13からの信号
に基づいて小便器1の前に使用者がいるか否かを判別す
る。又、CPU15は、水量設定スイッチ22による設
定水量と、水圧センサ6にて検知された水圧データとに
応じて電磁弁5の開弁時間を調整する。
【0014】さらに、CPU15には、出力ポート20
を介してセンサ回路8の発光回路11、電磁弁駆動回路
21、及びスイッチング回路23が接続されている。そ
して、CPU15は、発光素子7aを発光させるべく、
発光回路11に対し発光信号を出力する。又、CPU1
5は、電磁弁5を開閉させるべく、電磁弁駆動回路21
に対し開閉信号を出力する。さらに、CPU15は、電
池10からセンサ回路8へ間欠的に電力を供給させるべ
く、スイッチング回路23に対し指令信号を出力する。
【0015】次に、本実施例の自動給水装置の作用につ
いて説明する。さて、タイマ18では所定時間毎にトリ
ガパルスが発信され、CPU15はトリガパルスに対応
してスイッチング回路23に対してオン信号を出力す
る。スイッチング回路23のオン動作に伴いセンサ回路
8に電池10からの電力が供給される。即ち、センサ回
路8には、スイッチング回路23のオン・オフ動作によ
って電池10から間欠的に電力が供給される。又、CP
U15は、センサ回路8の発光回路11を介して発光素
子7aに発光信号を出力し、発光素子7aを発光させ
る。このとき、小便器1の前に使用者がいなければ、発
光素子7aから発光された光(赤外線)は受光素子7b
にて受光されず、CPU15は使用者無しと判別する。
【0016】一方、小便器1の前に使用者がいれば、発
光素子7aから発光された光は使用者にて反射されて受
光素子7bにて受光される。そして、CPU15は、セ
ンサ回路8の受光回路12,反射光有無判定回路13を
介して受光信号を入力し使用者有りと判別するととも
に、ROM16内に格納されている自動洗浄プログラム
を実行する。
【0017】詳しくは、使用者有りの判定から所定の予
備洗浄待機期間が経過した後、CPU15は、電磁弁駆
動回路21を介して電磁弁5に開弁信号を出力し、予備
洗浄を実施する。このとき、CPU15は、水量設定ス
イッチ22により設定された予備洗浄の水量データと水
圧センサ6からの水圧データとに応じて、予備洗浄にお
ける電磁弁5の開弁時間を決定するとともに、その開弁
時間だけ電磁弁5を開弁させる。なお、開弁時間の決定
手法としては、例えば、図3のように、設定水量、水
圧、及び開弁時間の関係を示す線図を用いればよい。こ
の図3の特性線Lによれば、給水管3内の水圧が高い
程、電磁弁5の開弁時間が短くなり、給水管3内の水圧
が低い程、電磁弁5の開弁時間が長くなっている。その
結果、水圧が低下した場合にも、開弁時間が長くなるこ
とで十分な量の洗浄水が供給され、常に設定量の洗浄水
が電磁弁5を介して小便器1に供給されることになる。
【0018】そして、人検知センサ7により使用者が立
ち去りが検知されるタイミングで、CPU15は、再び
電磁弁5に開弁信号を出力し、本洗浄を実施する。この
とき、CPU15は、前述した予備洗浄と同様に、図3
の線図を用いて電磁弁5の開弁時間を決定する。その結
果、本洗浄時においても、給水管3内の水圧の変化にか
かわらず、常に設定量の洗浄水が電磁弁5を介して小便
器1に供給されることになる。
【0019】以上詳述したように、本実施例の自動給水
装置では、給水管3の途中に電磁弁5を設けるととも
に、同電磁弁5の上流側に水圧センサ6を設けた。そし
て、人検知センサ7にて使用者有りと判別されると、水
圧センサ6により検知された水圧データに基づいて電磁
弁5を駆動制御するようにした。その結果、給水管3内
の水圧変化にかかわらず、常に所望の水量が電磁弁5を
介して小便器1に供給される。よって、本実施例では、
従来の自動給水装置とは異なり、給水管3内の水圧が低
下した場合にも、十分な量の洗浄水を確保し、小便器1
の適切な洗浄を行うことができる。
【0020】なお、この発明は、前記実施例に限定され
るものではなく、次の態様にて具体化することもでき
る。例えば、開弁信号又は閉弁信号により、開弁状態又
は閉弁状態を維持するラッチングソレノイドを用いて電
磁弁を構成してもよい。
【0021】又、電磁弁5の開弁時間を決定するための
線図の特性線Lを変更してもよく、例えば、用途、又は
設置場所に応じて特性線を二次曲線にしてもよい。さら
に、本発明の自動給水装置を手洗い器にて具体化しても
よい。
【0022】さらに加えて、水圧データ入力手段として
水圧指定スイッチを設け、そのスイッチに設置場所の水
圧データに応じた複数の開弁時間モードを設定しておい
てもよい。この場合、例えば水圧指定スイッチに五段階
のモードを設け、高層ビルの設置階に応じてモードを切
り替えておけば、設置階によって開弁時間が調節され、
いかなる階でも均等の水量を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、給水通路内の水圧変
化にかかわらず、常に所望の水量を得ることができると
いう優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を小便器の自動給水装置に具体化した一
実施例を示す構成図である。
【図2】自動給水装置の制御系の構成を示すブロック図
である。
【図3】設定水量、水圧、及び電磁弁の開弁時間の関係
を示す線図である。
【符号の説明】 3…給水通路としての給水管、5…開閉弁としての電磁
弁、6…水圧データ入力手段としての水圧センサ、7…
人検知センサ、9…開閉弁制御手段としての制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人検知センサにて使用者の有無を検知
    し、その検知結果に基づいて自動給水を行わせるように
    した自動給水装置において、 給水通路の途中に設けられ、該給水通路を開閉する開閉
    弁と、 前記給水通路内の水圧データを入力する水圧データ入力
    手段と、 前記水圧データ入力手段からの水圧データに基づいて前
    記開閉弁を制御する開閉弁制御手段とを備えたことを特
    徴とする自動給水装置。
JP3704793A 1993-02-25 1993-02-25 自動給水装置 Pending JPH06248676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3704793A JPH06248676A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 自動給水装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3704793A JPH06248676A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 自動給水装置

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JPH06248676A true JPH06248676A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12486681

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3704793A Pending JPH06248676A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 自動給水装置

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JP (1) JPH06248676A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207500A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Toto Ltd 自動給水装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207500A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Toto Ltd 自動給水装置

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