JPH0624822U - 切断機の保護カバー - Google Patents
切断機の保護カバーInfo
- Publication number
- JPH0624822U JPH0624822U JP6162792U JP6162792U JPH0624822U JP H0624822 U JPH0624822 U JP H0624822U JP 6162792 U JP6162792 U JP 6162792U JP 6162792 U JP6162792 U JP 6162792U JP H0624822 U JPH0624822 U JP H0624822U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective cover
- saw blade
- cutting machine
- cutting
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直立したまま切断機の保護カバーを通して切
断箇所を見れるようにする。 【構成】 切粉除けの透明な保護カバー23をロアガー
ド19の一側壁の半径方向に取り付ける。ロアガードは
切断機の鋸刃12の下降に伴い上方に回動するので、保
護カバーは切断当初より作業者の視線Aに直交する向き
となって作業者の目線内に介在する。このため、作業者
は、直立姿勢のまま保護カバーを通して切断箇所を見る
ことができる。
断箇所を見れるようにする。 【構成】 切粉除けの透明な保護カバー23をロアガー
ド19の一側壁の半径方向に取り付ける。ロアガードは
切断機の鋸刃12の下降に伴い上方に回動するので、保
護カバーは切断当初より作業者の視線Aに直交する向き
となって作業者の目線内に介在する。このため、作業者
は、直立姿勢のまま保護カバーを通して切断箇所を見る
ことができる。
Description
【0001】
本考案は、切断機の保護カバーに関する。
【0002】
切断機は、図5に示されるように、ベッド1と、その上に支点軸2により支持 されたフレーム3と、該フレーム3に支持された鋸刃4とを備えている。ベッド 1上には被切断材を固定するための固定バイス5a及び可動バイス5bが設けら れ、フレーム3には該フレーム3を鋸刃4と共に被切断材側に押し下げるための ハンドル・レバー6が取り付けられ、鋸刃4の上部を覆うためのセイフティガー ド7が取り付けられている。
【0003】 また、鋸刃4により被切断材を切断する際に切粉が発生するが、この切粉が作 業者の方に飛散するのを防止するための保護カバー8がフレーム3に取り付けら れている。この保護カバー8は、切断作業がしやすいように、通常の場合透明に 作られている。
【0004】
しかしながら、上記従来の保護カバー8は、フレーム3に固定されているので 、切断作業に際してはフレーム3と共に回動することとなり、次のような問題を 生じる。最大切断能力に近い材料を切断する作業において切込の最初の時点では 、保護ガードの角度が作業者側に開いており、鋸刃4が被切断材に切込んでゆく 状態を見ようとすると、飛散する切粉を保護ガードが充分に防ぐことができず、 作業者の顔方向へ切粉が飛んでくる可能性があり、作業が大変危険なものとなる 。
【0005】
上記課題を解決するため、本考案は、切断機に装着される切粉除けの透明な保 護カバーにおいて、該保護カバーは、切断機の鋸刃の下降に伴い上方に回動して 該鋸刃の下部を露出させるロアガードに対し、その一側壁の半径方向に支持され た構成を採用している。
【0006】
切断作業に当り、鋸刃が被切断材の方に降下すると、それに伴いロアガードが 上方向に回動する。保護カバーは、ロアガードの一側壁にその半径方向に伸びて いるので、フレームと共に被切断材の方に降下しつつ、作業者の被切断材に向う 視線に略直角に交叉する向きに姿勢を変更する。
【0007】 従って、作業者は、普通の姿勢のまま、切断作業の開始から終了まで、保護カ バーを通して鋸刃と被切断材との位置関係を明瞭に視認することができると共に 、切断箇所から作業者の顔方向に飛散する切粉を効果的に防ぐことができるとい うことである。
【0008】
以下、図面に基づき本考案に係る切断機の保護カバーの実施例について説明す る。
【0009】 図1乃至図4に示されるように、この切断機は、ベッド9と、その上に支点軸 10により上下方向に回動可能に支持されたフレーム11と、該フレーム11に 支持された鋸刃12とを備えている。
【0010】 上記ベッド9上には被切断材13を固定するための固定バイス14a及び可動 バイス14bが設けられている。 上記フレーム11は、スプリング(図示せず)により常時上方向に跳ね上げら れており、その一端部には鋸刃12が主軸15を介して支持されると共に該主軸 15を下方に回動させるためのハンドル・レバー16が取り付けられ、他端部に は鋸刃12を駆動するためのモータ17が取り付けられている。
【0011】 上記鋸刃12の上部は、上記フレーム11に固定されたセイフティガード18 により覆われており、下部はロアガード19により覆われている。 ロアガード19は、上記主軸15に回動可能に支えられ、上記セイフティガー ド18と重畳可能になっている。また、ロアガード19にはピン20が固定され 、該ピン20と上記フレーム11の支点軸10側のピン21との間が作動リンク 22により連結されている。該作動リンク22の先はフック22aであって、該 フック22aはロアガード19側のピン20と係合し、フレーム11が図1の状 態から図2の状態へと押し下げられると、作動リンク22はこれに連動してロア ガード19を上方向に回動させるようになっている。
【0012】 これにより、ロアガード19はセフティガード18に重畳しつつ鋸刃12の下 部を露出させ、鋸刃12はバイス14a,14bに固定されたベッド9上の被切 断材13に接触可能となる。鋸刃12による切断の進行に伴い、ロアガード19 は作動リンク22に引っ張られてさらに回動し、鋸刃12をさらに露出させる。
【0013】 上記ロアガード19には、被切断材13の切断により生ずる切粉が作業者に方 に飛散しないよう、切粉除けの透明な保護カバー23が取り付けられている。 該保護カバー23は、ロアガード19に対し、その一側壁19aの半径方向に 支持されている。これにより、保護カバー23は、切断作業の進行に伴い、フレ ーム11の下降動作とロアガード19の上方への回動動作の双方の影響を受けて 、図1中実線で示される位置23aから、二点鎖線の位置23bを経て、図2中 実線で示される位置23cへと移動する。殊に、鋸刃12が被切断材13に接触 し始める二点鎖線で示される位置23bにおいては、保護カバー23は通常の作 業姿勢にある作業者の被切断材に向う視線Aと直交する向きとなっているので、 作業者は保護カバー23を通して切断位置(墨合わせ位置)を視認しやすくなる 。 なお、保護カバー23は、ポリカーボネート等の透明な合成樹脂を用いて構 成することができる。もちろん、透明体に限らず、半透明体で構成することもで きる。
【0014】 次に、上記切断機の保護カバー23の作用について説明する。 鋸刃12の下動開始時点では、鋸刃12の上半分はセイフティガード18によ り覆われ、その下半分はロアガード19により覆われている(図1の実線位置) 。
【0015】 ハンドル・レバー16を操作して鋸刃12を下動させると、フレーム11、セ イフティガード18、鋸刃12は支点軸10を中心に回動するが、ロアガード1 9は作動リンク22とピン20との係合によりセイフティガード18に対して相 対的に上方向に回動し、鋸刃12の下半分を露出させる。
【0016】 そして、鋸刃12が図1中二点鎖線で示される位置12bにてバイス14a, 14bに挟持された被切断材13に当ろうとする時、ロアガード19の下縁部2 4が図1中の二点鎖線で示される位置24bにて被切断材13の上縁部に接触す る。この時、保護カバー23は、起立状態にある作業者の被切断材13の切断箇 所に向う視線Aに略直交する向きになっているので(図1の二点鎖線位置)、作 業者はその姿勢のまま切断箇所が正確か否かを保護カバー23を通して確認する ことができる。
【0017】 この後、ロアガード19は被切断材13の上縁部に当接しながら押し上げられ 、そのピン20が作動リンク22のフック22aから離脱する。これにより、ロ アガード19の下縁部24は切断の進行と共に被切断材13の表面をなぞり、保 護カバー23は鋸刃12と被切断材13との接触部を切断終了まで覆って切粉が 作業者の方に飛散するのを防止する(図2)。
【0018】 切断作業が終了すると、作動リンク22のフック22aは再びロアガード19 のピン20と係合し(図2)、その後フレーム11の上方向への回動に伴いロア ガード19と共に回動する。そして、ロアガード19は再び鋸刃12の下半分を 覆い、保護カバー23は被切断材13の設置箇所外に逃れる。
【0019】
本考案は、以上のような構成からなるので、鋸刃が被切断材に当接する際にお ける保護カバーの向きを、作業者の被切断材に向う視線に略直交させることがで きる。従って、作業者の顔の方向に切粉が飛んでくる心配もなく、作業者は切断 箇所の確認を普通の姿勢のまま確実に行うことができ、作業効率を格段に向上さ せることができる。
【図1】本考案に係る保護カバーを備えた切断機の切断
開始前における側面図である。
開始前における側面図である。
【図2】上記切断機の切断終了時における側面図であ
る。
る。
【図3】図1の状態にある切断機の部分切欠平面図であ
る。
る。
【図4】上記切断機の保護カバーの取付箇所近傍の斜視
図である。
図である。
【図5】従来の保護カバーを備えた切断機の斜視図であ
る。
る。
23…保護カバー 12…鋸刃 19…ロアガード
Claims (1)
- 【請求項1】 切断機に装着される切粉除けの透明な保
護カバーにおいて、該保護カバーは、切断機の鋸刃の下
降に伴い上方に回動して該鋸刃の下部を露出させるロア
ガードに対し、その一側壁の半径方向に支持されている
ことを特徴とする切断機の保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162792U JPH0624822U (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 切断機の保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162792U JPH0624822U (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 切断機の保護カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624822U true JPH0624822U (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=13176617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6162792U Pending JPH0624822U (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 切断機の保護カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624822U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200002289U (ko) * | 2019-04-10 | 2020-10-20 | 주식회사한현엔트 | 다기능 절단기 |
JP2021104662A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 株式会社マキタ | 卓上切断機 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP6162792U patent/JPH0624822U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200002289U (ko) * | 2019-04-10 | 2020-10-20 | 주식회사한현엔트 | 다기능 절단기 |
JP2021104662A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 株式会社マキタ | 卓上切断機 |
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