JPH062479B2 - 船外機のチルトストツプ装置 - Google Patents
船外機のチルトストツプ装置Info
- Publication number
- JPH062479B2 JPH062479B2 JP60208590A JP20859085A JPH062479B2 JP H062479 B2 JPH062479 B2 JP H062479B2 JP 60208590 A JP60208590 A JP 60208590A JP 20859085 A JP20859085 A JP 20859085A JP H062479 B2 JPH062479 B2 JP H062479B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stop
- tilt
- swivel bracket
- spring receiving
- receiving portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、船外機のチルトストップ装置に関する。
[従来の技術] 一般に、船外機は、船体側に固定されるクランプブラケ
ットに、推進ユニット側のスイベルブラケットを傾動可
能に支持している。また、船外機は、水上保管等に際
し、推進ユニットを水面上に保持するため、スイベルブ
ラケットの左右の外側部に回動可能に支持される左右の
ストップレバーを、推進ユニットのチルトアップ時にク
ランプブラケットの肩部に衝合させてチルトストップ可
能とするチルトストップ装置を備えている。
ットに、推進ユニット側のスイベルブラケットを傾動可
能に支持している。また、船外機は、水上保管等に際
し、推進ユニットを水面上に保持するため、スイベルブ
ラケットの左右の外側部に回動可能に支持される左右の
ストップレバーを、推進ユニットのチルトアップ時にク
ランプブラケットの肩部に衝合させてチルトストップ可
能とするチルトストップ装置を備えている。
ここで、従来のチルトストップ装置は、左右のストップ
レバーのそれぞれに設けた支軸をスイベルブラケットに
設けた支持孔部に支持させ、両ストップレバーにかけ渡
される連結ロッドをスイベルブラケットの前方または後
方に延設し、スイベルブラケットに設けたスプリング受
部と連結ロッドの中間部の間にスプリングを介装し、チ
ルト非ストップ時におけるストップレバー待機状態下の
連結ロッド停留位置と、チルトストップ時におけるスト
ップレバー作動状態下の連結ロッド停留位置を、スプリ
ング受部と支軸中心部を結ぶ連結線に関する反対側に設
定している。
レバーのそれぞれに設けた支軸をスイベルブラケットに
設けた支持孔部に支持させ、両ストップレバーにかけ渡
される連結ロッドをスイベルブラケットの前方または後
方に延設し、スイベルブラケットに設けたスプリング受
部と連結ロッドの中間部の間にスプリングを介装し、チ
ルト非ストップ時におけるストップレバー待機状態下の
連結ロッド停留位置と、チルトストップ時におけるスト
ップレバー作動状態下の連結ロッド停留位置を、スプリ
ング受部と支軸中心部を結ぶ連結線に関する反対側に設
定している。
上記従来のチルトストップ装置は、スプリング受部と支
軸中心部を結ぶ連結線を横切るように連結ロッドを回動
させるワンタッチ操作によって、ストップレバーを待機
位置と作動位置のいずれかに確実かつ容易に設定し、か
つ安定的に保持することができ、その操作性がよく、信
頼性も高い。
軸中心部を結ぶ連結線を横切るように連結ロッドを回動
させるワンタッチ操作によって、ストップレバーを待機
位置と作動位置のいずれかに確実かつ容易に設定し、か
つ安定的に保持することができ、その操作性がよく、信
頼性も高い。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来のチルトストップ装置は、両ス
トップレバーにかけ渡され、スプリングが結合される連
結ロッドを、スイベルブラケットの前方または後方に延
設しているため、スイベルブラケットまわりに、ストッ
プレバー作動のための広いスペースが必要となる。
トップレバーにかけ渡され、スプリングが結合される連
結ロッドを、スイベルブラケットの前方または後方に延
設しているため、スイベルブラケットまわりに、ストッ
プレバー作動のための広いスペースが必要となる。
本発明は、簡素でコンパクトな構造により、操作性がよ
く、信頼性の高いチルトストップ装置を提供することを
目的とする。
く、信頼性の高いチルトストップ装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、船体側に固定されるクランプブラケットに、
推進ユニット側のスイベルブラケットを傾動可能に支持
するとともに、スイベルブラケットの左右の外側部に回
動可能に支持される左右のストップレバーを、推進ユニ
ットのチルトアップ時にクランプブラケットの肩部に衝
合させてチルトストップする船外機のチルトストップ装
置において、左右のストップレバーのそれぞれに設けた
互いに別体の真直状支軸を互いに同軸に位置するように
スイベルブラケットに設けた左右の支持孔部のそれぞれ
に挿通し、両支軸の端部を連結部によって連結し、スイ
ベルブラケットに設けたスプリング受部と上記連結部に
設けたスプリング受部の間にスプリングを介装し、チル
ト非ストップ時におけるストップレバー待機状態下の上
記連結部側のスプリング受部と、チルトストップ時にお
けるストップレバー作動状態下の上記連結部側のスプリ
ング受部を、スイベルブラケットに設けたスプリング受
部と支軸中心部を結ぶ連結線に関する反対側に設定する
ようにしたものである。
推進ユニット側のスイベルブラケットを傾動可能に支持
するとともに、スイベルブラケットの左右の外側部に回
動可能に支持される左右のストップレバーを、推進ユニ
ットのチルトアップ時にクランプブラケットの肩部に衝
合させてチルトストップする船外機のチルトストップ装
置において、左右のストップレバーのそれぞれに設けた
互いに別体の真直状支軸を互いに同軸に位置するように
スイベルブラケットに設けた左右の支持孔部のそれぞれ
に挿通し、両支軸の端部を連結部によって連結し、スイ
ベルブラケットに設けたスプリング受部と上記連結部に
設けたスプリング受部の間にスプリングを介装し、チル
ト非ストップ時におけるストップレバー待機状態下の上
記連結部側のスプリング受部と、チルトストップ時にお
けるストップレバー作動状態下の上記連結部側のスプリ
ング受部を、スイベルブラケットに設けたスプリング受
部と支軸中心部を結ぶ連結線に関する反対側に設定する
ようにしたものである。
[作用] 新たに別レバー等を設置することなく、ストッパーと
レバーを共用するストップレバーのワンタッチ操作によ
ってストッパーを確実かつ容易に待機位置と作動位置の
いずれかに設定できる。
レバーを共用するストップレバーのワンタッチ操作によ
ってストッパーを確実かつ容易に待機位置と作動位置の
いずれかに設定できる。
すなわち、スイベルブラケットに挿通支持されるストッ
プレバーの支軸に連結部を結合し、該連結部のスプリン
グ受部にスプリングを結合するようにしたので、ストッ
プレバー作動のための機構部分をスイベルブラケットの
前方または後方に張り出すことがなく、その構造をコン
パクトとすることが可能となる。
プレバーの支軸に連結部を結合し、該連結部のスプリン
グ受部にスプリングを結合するようにしたので、ストッ
プレバー作動のための機構部分をスイベルブラケットの
前方または後方に張り出すことがなく、その構造をコン
パクトとすることが可能となる。
なお、本発明のチルトストップ装置においては、スイベ
ルブラケットに設けたスプリング受部と支軸中心部を結
ぶ連結線を横切るように連結部を回動させるワンタッチ
操作によって、ストップレバーを待機位置と作動位置の
いずれかに確実かつ容易に設定し、かつ安定的に保持す
ることができ、その操作性を良好とし、高い信頼性を確
保することも可能である。
ルブラケットに設けたスプリング受部と支軸中心部を結
ぶ連結線を横切るように連結部を回動させるワンタッチ
操作によって、ストップレバーを待機位置と作動位置の
いずれかに確実かつ容易に設定し、かつ安定的に保持す
ることができ、その操作性を良好とし、高い信頼性を確
保することも可能である。
組立性を考慮すれば、左右のストップレバーはそれぞ
れ別体の支軸を有する必要がある。したがって、そのた
めの連結部が必要であるが、本発明では、その連結部
と、スプリング受部が共通されているため、非常に簡素
な構造をとることができる。
れ別体の支軸を有する必要がある。したがって、そのた
めの連結部が必要であるが、本発明では、その連結部
と、スプリング受部が共通されているため、非常に簡素
な構造をとることができる。
別体の支軸を同軸に位置させることにより、それらの
支軸を互いに偏心配置させた場合に比べて、スプリング
の作動範囲を小さくでき、コンパクト化が可能となる。
支軸を互いに偏心配置させた場合に比べて、スプリング
の作動範囲を小さくでき、コンパクト化が可能となる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例が適用されてなる船外機10
を示す側面図、第2図は同実施例の要部を破断して示す
正面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図であ
る。
を示す側面図、第2図は同実施例の要部を破断して示す
正面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図であ
る。
船外機10は、船体11の船尾板に固定されるクランプ
ブラケット12に、推進ユニット13の側のスイベルブ
ラケット14を傾動可能に支持している。15は、推進
ユニット13、スイベルブラケット14を傾動操作する
ため、クランプブラケット12とスイベルブラケット1
4の間に介装されている油圧チルトシリンダ装置であ
る。
ブラケット12に、推進ユニット13の側のスイベルブ
ラケット14を傾動可能に支持している。15は、推進
ユニット13、スイベルブラケット14を傾動操作する
ため、クランプブラケット12とスイベルブラケット1
4の間に介装されている油圧チルトシリンダ装置であ
る。
また、船外機10は、スイベルブラケット14の左右の
外側部に回動可能に支持される左右のストップレバー1
6L、16Rを、推進ユニット13のチルトアップ時に
クランプブラケット12の肩部12Aに衝合させてチル
トストップするチルトストップ装置17を備えている。
外側部に回動可能に支持される左右のストップレバー1
6L、16Rを、推進ユニット13のチルトアップ時に
クランプブラケット12の肩部12Aに衝合させてチル
トストップするチルトストップ装置17を備えている。
チルトストップ装置17は、左右のストップレバー16
L、16Rのそれぞれに設けた互いに別体の真直状支軸
18L、18Rを互いに同軸に位置するようにスイベル
ブラケット14に設けた左右の支持孔部19L、19R
のそれぞれに挿通し、両支軸18L、18Rの相互に突
き合わされる先端部をクランク状連結部20によって連
結している。21はブッシュである。
L、16Rのそれぞれに設けた互いに別体の真直状支軸
18L、18Rを互いに同軸に位置するようにスイベル
ブラケット14に設けた左右の支持孔部19L、19R
のそれぞれに挿通し、両支軸18L、18Rの相互に突
き合わされる先端部をクランク状連結部20によって連
結している。21はブッシュである。
クランク状連結部20は、各支軸18L、18Rの先端
部に嵌着されて固定ピン22L、22Rによって固定さ
れるカラー23L、23Rと、両カラー23L、23R
に設けた孔部24L、24Rに挟持されるクランク部2
5(スプリング受部)とからなっている。
部に嵌着されて固定ピン22L、22Rによって固定さ
れるカラー23L、23Rと、両カラー23L、23R
に設けた孔部24L、24Rに挟持されるクランク部2
5(スプリング受部)とからなっている。
また、スイベルブラケット14に設けたスプリング受部
26と、上記クランク状連結部20のクランク部25の
間には引張スプリング27が介装されている。
26と、上記クランク状連結部20のクランク部25の
間には引張スプリング27が介装されている。
ここで、第3図にA、A′で示すチルト非ストップ時に
おけるストップレバー待機状態下のクランク部停留位置
25Aと、第3図にBで示すチルトストップ時における
ストップレバー作動状態下のクランク部停留位置25B
とは、スプリング受部26と支軸18L、18Rの中心
部を結ぶ連結線28に関し、相互に反対側に位置するよ
うに設定されている。
おけるストップレバー待機状態下のクランク部停留位置
25Aと、第3図にBで示すチルトストップ時における
ストップレバー作動状態下のクランク部停留位置25B
とは、スプリング受部26と支軸18L、18Rの中心
部を結ぶ連結線28に関し、相互に反対側に位置するよ
うに設定されている。
なお、第3図において、29は、両ストップレバー16
L、16Rのためのストッパである。ストッパ29は、
ストップレバー16L、16Rを待機位置に保持する待
機停留面29Aと、ストップレバー16L、16Rを作
動位置に保持する作動停留面29Bとを備えている。
L、16Rのためのストッパである。ストッパ29は、
ストップレバー16L、16Rを待機位置に保持する待
機停留面29Aと、ストップレバー16L、16Rを作
動位置に保持する作動停留面29Bとを備えている。
すなわち、上記船外機10は、通常航走時には、ストッ
プレバー16L、16Rを第3図にAで示すようなチル
ト非ストップ状態に保持する。他方、船外機10の水上
保管等に際しては、ストップレバー16L、16Rを第
3図にBで示すようなチルトストップ状態に設定し、推
進ユニット13を水面上の所定位置に安定保持する。
プレバー16L、16Rを第3図にAで示すようなチル
ト非ストップ状態に保持する。他方、船外機10の水上
保管等に際しては、ストップレバー16L、16Rを第
3図にBで示すようなチルトストップ状態に設定し、推
進ユニット13を水面上の所定位置に安定保持する。
しかして、上記チルトストップ装置17によれば、新た
に別レバー等を設置することなく、ストッパーとレバー
を共用するストップレバー16L、16Rのワンタッチ
操作によってストッパーを確実かつ容易に待機位置と作
動位置のいずれかに設定できる。すなわち、スイベルブ
ラケット14に挿通支持されるストップレバー16L、
16Rの支軸18L、18Rにクランク状連結部20を
結合し、該クランク状連結部20のクランク部25にス
プリング27を結合するようにしたので、ストップレバ
ー16L、16Rの作動のための機構部分をスイベルブ
ラケット14の前方または後方に張り出すことがなく、
その構造をコンパクトにすることが可能となる。
に別レバー等を設置することなく、ストッパーとレバー
を共用するストップレバー16L、16Rのワンタッチ
操作によってストッパーを確実かつ容易に待機位置と作
動位置のいずれかに設定できる。すなわち、スイベルブ
ラケット14に挿通支持されるストップレバー16L、
16Rの支軸18L、18Rにクランク状連結部20を
結合し、該クランク状連結部20のクランク部25にス
プリング27を結合するようにしたので、ストップレバ
ー16L、16Rの作動のための機構部分をスイベルブ
ラケット14の前方または後方に張り出すことがなく、
その構造をコンパクトにすることが可能となる。
なお、上記チルトストップ装置17においては、スプリ
ング受部26と支軸18L、18Rの中心部を結ぶ連結
線28を横切るようにクランク部25を回動させるワン
タッチ操作により、ストップレバー16L、16Rを待
機位置と作動位置のいずれかに確実かつ容易に設定し、
かつ安定的に保持することができ、その操作性を良好と
し、高い信頼性を確保することも可能である。
ング受部26と支軸18L、18Rの中心部を結ぶ連結
線28を横切るようにクランク部25を回動させるワン
タッチ操作により、ストップレバー16L、16Rを待
機位置と作動位置のいずれかに確実かつ容易に設定し、
かつ安定的に保持することができ、その操作性を良好と
し、高い信頼性を確保することも可能である。
また、上記チルトストップ装置17においては、組立性
を考慮すれば、左右のストップレバー16L、16Rは
それぞれ別体の支軸18L、18Rを有する必要があ
る。したがって、そのための連結部が必要であるが、本
実施例では、その連結部20と、両支軸18L、18R
を同時に回転させるスプリング受部としてのクランク部
25が共通されているため、非常に簡素な構造をとるこ
とができる。
を考慮すれば、左右のストップレバー16L、16Rは
それぞれ別体の支軸18L、18Rを有する必要があ
る。したがって、そのための連結部が必要であるが、本
実施例では、その連結部20と、両支軸18L、18R
を同時に回転させるスプリング受部としてのクランク部
25が共通されているため、非常に簡素な構造をとるこ
とができる。
また、上記チルトストップ装置17においては、別体の
支軸18L、18Rを同軸に位置させることにより、そ
れらの支軸18L、18Rを互いに偏心配置された場合
に比べて、スプリング27の作動範囲を小さくでき、コ
ンパクト化が可能となる。
支軸18L、18Rを同軸に位置させることにより、そ
れらの支軸18L、18Rを互いに偏心配置された場合
に比べて、スプリング27の作動範囲を小さくでき、コ
ンパクト化が可能となる。
なお、上記チルトストップ装置17にあっては、連結部
20のスプリング受部としてのクランク部25を、両支
軸18L、18Rの間(両固定ピン22L、22Rの
間)に設けたから、このスプリング受部を両支軸18
L、18Rの間から支軸18Lもしくは18Rの軸方向
に離隔配置するものに比して、(a)スプリング受構造を
支軸18L、18Rの長手方向に短くコンパクトにで
き、また(b)スプリング受部(クランク部25)の力の
作用点と、支軸18L、18Rの連結部20とをそれら
の軸方向において一致させることにより、スプリング2
7が支軸18L、18Rの連結部20に曲げモーメント
を及ぼすことがなく、結果として支軸18L、18Rの
こじれによる作動不良を生ずることのない安定作動状態
を確保できる。
20のスプリング受部としてのクランク部25を、両支
軸18L、18Rの間(両固定ピン22L、22Rの
間)に設けたから、このスプリング受部を両支軸18
L、18Rの間から支軸18Lもしくは18Rの軸方向
に離隔配置するものに比して、(a)スプリング受構造を
支軸18L、18Rの長手方向に短くコンパクトにで
き、また(b)スプリング受部(クランク部25)の力の
作用点と、支軸18L、18Rの連結部20とをそれら
の軸方向において一致させることにより、スプリング2
7が支軸18L、18Rの連結部20に曲げモーメント
を及ぼすことがなく、結果として支軸18L、18Rの
こじれによる作動不良を生ずることのない安定作動状態
を確保できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、簡素でコンパクトな構造
により、操作性がよく、信頼性の高いチルトストップ装
置を得ることができる。
により、操作性がよく、信頼性の高いチルトストップ装
置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例が適用されてなる船外機を示
す側面図、第2図は同船外機の要部を破断して示す正面
図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図である。 10…船外機、11…船体、12…クランプブラケッ
ト、12A…肩部、13…推進ユニット、14…スイベ
ルブラケット、16L、16R…ストップレバー、17
…チルトストップ装置、18L、18R…支軸、20…
クランク状連結部、25…クランク部、26…スプリン
グ受部、27…スプリング、28…連結線。
す側面図、第2図は同船外機の要部を破断して示す正面
図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図である。 10…船外機、11…船体、12…クランプブラケッ
ト、12A…肩部、13…推進ユニット、14…スイベ
ルブラケット、16L、16R…ストップレバー、17
…チルトストップ装置、18L、18R…支軸、20…
クランク状連結部、25…クランク部、26…スプリン
グ受部、27…スプリング、28…連結線。
Claims (1)
- 【請求項1】船体側に固定されるクランプブラケット
に、推進ユニット側のスイベルブラケットを傾動可能に
支持するとともに、スイベルブラケットの左右の外側部
に回動可能に支持される左右のストップレバーを、推進
ユニットのチルトアップ時にクランプブラケットの肩部
に衝合させてチルトストップする船外機のチルトストッ
プ装置において、左右のストップレバーのそれぞれに設
けた互いに別体の真直状支軸を互いに同軸に位置するよ
うにスイベルブラケットに設けた左右の支持孔部のそれ
ぞれに挿通し、両支軸の端部を連結部によって連結し、
スイベルブラケットに設けたスプリング受部と上記連結
部に設けたスプリング受部の間にスプリングを介装し、
チルト非ストップ時におけるストップレバー待機状態下
の上記連結部側のスプリング受部と、チルトストップ時
におけるストップレバー作動状態下の上記連結部側のス
プリング受部を、スイベルブラケットに設けたスプリン
グ受部と支軸中心部を結ぶ連結線に関する反対側に設定
することを特徴とする船外機のチルトストップ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208590A JPH062479B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 船外機のチルトストツプ装置 |
US06/910,130 US4726797A (en) | 1985-09-24 | 1986-09-22 | Tilt position holding device for outboard motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60208590A JPH062479B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 船外機のチルトストツプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271798A JPS6271798A (ja) | 1987-04-02 |
JPH062479B2 true JPH062479B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=16558709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60208590A Expired - Lifetime JPH062479B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 船外機のチルトストツプ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4726797A (ja) |
JP (1) | JPH062479B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2975394B2 (ja) * | 1990-04-12 | 1999-11-10 | 三信工業株式会社 | 船舶推進機のチルト装置 |
JP4201149B2 (ja) * | 1999-04-09 | 2008-12-24 | ヤマハマリン株式会社 | 船外機 |
JP2001191991A (ja) * | 2000-01-11 | 2001-07-17 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機のチルトロック装置 |
US8011982B1 (en) * | 2009-02-11 | 2011-09-06 | Brunswick Corporation | Outboard motor support system |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3018989A (en) * | 1960-11-01 | 1962-01-30 | Gossett James Dillard | Stabilizing bracket for outboard motors |
US3576173A (en) * | 1969-07-18 | 1971-04-27 | Brunswick Corp | Shallow water trim adjustment for outboard propulsion units |
JPS5436811Y2 (ja) * | 1975-08-27 | 1979-11-06 | ||
GB1545219A (en) * | 1976-07-14 | 1979-05-02 | Ellis B | Brackets for outboard motors |
JPS5393595A (en) * | 1977-01-24 | 1978-08-16 | Yamaha Motor Co Ltd | Apparatus for tilting propulsion unit of outboard motors |
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1986
- 1986-09-22 US US06/910,130 patent/US4726797A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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---|---|
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