JPH06247814A - 発散防虫剤 - Google Patents
発散防虫剤Info
- Publication number
- JPH06247814A JPH06247814A JP5651493A JP5651493A JPH06247814A JP H06247814 A JPH06247814 A JP H06247814A JP 5651493 A JP5651493 A JP 5651493A JP 5651493 A JP5651493 A JP 5651493A JP H06247814 A JPH06247814 A JP H06247814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insecticide
- chlorine dioxide
- evaporable
- agent
- insect repellent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自然発散により常に防虫剤成分をムラなく微
量拡散させる。 【構成】 防虫剤溶液としてパラクロメタキシレノール
を主成分とし、有機酸、炭酸塩、安定剤等と共に、安定
化二酸化塩素(CLO)溶液を約2%混合したもので、不
使用時には空気に触れないよう密閉すると共に、光分解
を避けるために日の当たらない場所にしまう。安定化二
酸化塩素は揮発性であり、その気化ガスは無毒であり、
密閉を解くと、二酸化塩素が気化して発散することか
ら、防虫剤成分がムラなく微量拡散される。
量拡散させる。 【構成】 防虫剤溶液としてパラクロメタキシレノール
を主成分とし、有機酸、炭酸塩、安定剤等と共に、安定
化二酸化塩素(CLO)溶液を約2%混合したもので、不
使用時には空気に触れないよう密閉すると共に、光分解
を避けるために日の当たらない場所にしまう。安定化二
酸化塩素は揮発性であり、その気化ガスは無毒であり、
密閉を解くと、二酸化塩素が気化して発散することか
ら、防虫剤成分がムラなく微量拡散される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防虫剤に関するもので
あり、防虫には防カビ,防菌も含まれる。
あり、防虫には防カビ,防菌も含まれる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種防虫剤はスプレー方式や振
りかけ方式であった。しかしながら、それらのものは防
虫剤が直に接触している間だけが有効であり、予防には
常にスプレーや振りかけることが必要である。
りかけ方式であった。しかしながら、それらのものは防
虫剤が直に接触している間だけが有効であり、予防には
常にスプレーや振りかけることが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、防虫
剤を自然発散方式にして手間がかからず、持続効果を有
するようにしたものである。
剤を自然発散方式にして手間がかからず、持続効果を有
するようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、防虫
剤に安定化二酸化塩素を混合させて成る構成としてい
る。
剤に安定化二酸化塩素を混合させて成る構成としてい
る。
【0005】
【作用】無毒で揮発性の二酸化塩素の気化につれ防虫剤
も同時に発散させられるのであり、防虫剤成分がムラな
く微量拡散されるのである。
も同時に発散させられるのであり、防虫剤成分がムラな
く微量拡散されるのである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の詳細を説明する。防虫剤溶液
としてパラクロメタキシレノールを主成分とし、有機
酸、炭酸塩、安定剤等と共に、安定化二酸化塩素(CL
O)溶液を約2%混合したもので、不使用時には空気に
触れないよう密閉すると共に、光分解を避けるために日
の当たらない場所にしまっておくことが望ましい。
としてパラクロメタキシレノールを主成分とし、有機
酸、炭酸塩、安定剤等と共に、安定化二酸化塩素(CL
O)溶液を約2%混合したもので、不使用時には空気に
触れないよう密閉すると共に、光分解を避けるために日
の当たらない場所にしまっておくことが望ましい。
【0007】安定化二酸化塩素は揮発性であり、その気
化ガスは無毒である。また、一般的な設備では、二酸化
塩素は塩素と反応する水溶の亜塩素酸ナトリウムの作用
によって生成される。
化ガスは無毒である。また、一般的な設備では、二酸化
塩素は塩素と反応する水溶の亜塩素酸ナトリウムの作用
によって生成される。
【0008】使用に際して、密閉を解くと、二酸化塩素
が防虫剤溶液によって気化して発散することから、防虫
剤成分がムラなく微量拡散されるのである。これによ
り、ダニ、カビや細菌に作用して死滅等の効果を得るの
である。
が防虫剤溶液によって気化して発散することから、防虫
剤成分がムラなく微量拡散されるのである。これによ
り、ダニ、カビや細菌に作用して死滅等の効果を得るの
である。
【0009】本例は上記のように構成したが、本発明に
おいてはこれに限定されない。例えば、安定化二酸化塩
素の混合比は1〜10%位の範囲であればよく、2〜4
%が最適である。
おいてはこれに限定されない。例えば、安定化二酸化塩
素の混合比は1〜10%位の範囲であればよく、2〜4
%が最適である。
【0010】また、安定化二酸化塩素は溶液の他、粉
体,粒体や固塊に成形したものでもよく、防虫剤に合わ
せて使用すればよい。さらに、使用時の押圧等で防虫剤
と安定化二酸化塩素とが混ざるように別個配置してもよ
い。
体,粒体や固塊に成形したものでもよく、防虫剤に合わ
せて使用すればよい。さらに、使用時の押圧等で防虫剤
と安定化二酸化塩素とが混ざるように別個配置してもよ
い。
【0011】なお、防虫剤の成分も適宜である。また、
容器の構成も任意であり、多孔質材から成ってその無数
の連続気泡から発散されるものが最適である。
容器の構成も任意であり、多孔質材から成ってその無数
の連続気泡から発散されるものが最適である。
【0012】
【発明の効果】本発明によると、二酸化塩素が気化して
発散することから、防虫剤成分がムラなく微量拡散さ
れ、良好な防虫効果が得られるのである。
発散することから、防虫剤成分がムラなく微量拡散さ
れ、良好な防虫効果が得られるのである。
Claims (1)
- 【請求項1】 防虫剤に安定化二酸化塩素を混合させて
成る発散防虫剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5651493A JPH06247814A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 発散防虫剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5651493A JPH06247814A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 発散防虫剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247814A true JPH06247814A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13029238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5651493A Pending JPH06247814A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 発散防虫剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06247814A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5313874B2 (ja) * | 2007-03-22 | 2013-10-09 | 大幸薬品株式会社 | アレルゲン不活性化剤 |
JP2014226123A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社デンソー | 藻類培養方法 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP5651493A patent/JPH06247814A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5313874B2 (ja) * | 2007-03-22 | 2013-10-09 | 大幸薬品株式会社 | アレルゲン不活性化剤 |
US8623392B2 (en) | 2007-03-22 | 2014-01-07 | Taiko Pharmaceutical Co., Ltd. | Allergen inactivating agent |
JP2014226123A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社デンソー | 藻類培養方法 |
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