JPH06247687A - クレーン用衝突防止装置 - Google Patents

クレーン用衝突防止装置

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Publication number
JPH06247687A
JPH06247687A JP5035415A JP3541593A JPH06247687A JP H06247687 A JPH06247687 A JP H06247687A JP 5035415 A JP5035415 A JP 5035415A JP 3541593 A JP3541593 A JP 3541593A JP H06247687 A JPH06247687 A JP H06247687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cranes
crane
transmitter
receiver
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5035415A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Uesugi
上杉且広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP5035415A priority Critical patent/JPH06247687A/ja
Publication of JPH06247687A publication Critical patent/JPH06247687A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】動作の信頼性と確実性を高めることができるク
レーンの衝突防止装置を提供する。 【構成】一対の壁面間に架設した同一軌道上に2機のク
レーンA,Bを移動可能に支持するクレーン設備におい
て、その双方のクレーンA,Bに、夫々の発信器及び受
信器を具備せしめ、夫々のクレーンA,Bの発信器から
発信される信号を、相手クレーンA(B)に具備せしめ
た受信器で受信するタイミンを基にして双方クレーン間
の距離に変換検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば作業場等の建物
内の天井部に、水平方向に架設保持されている長尺のレ
ールによってそのレールの長手方向に移動可能に吊持さ
れている少なくとも2機のクレーンの衝突防止装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のこの種のクレーン設備を示
すものであって、1−1及び1−2は作業場等の建造物
の一対の壁面を示し、この建造物内部の天井部には、そ
の双方壁面内に亘って水平方向のクレーン吊持用のレー
ル2(軌道)が架設されている。
【0003】このレール2には、工場内で搬送する重量
物等を移動あるいは積上げ、積下すために使用する2機
のクレーンA及びクレーンBが、そのレール2に沿って
移動可能に吊持されているものである。
【0004】そしてそれら双方のクレーンA及びクレー
ンBには、双方のクレーンA、Bの衝突を防止するため
に、レーダ波発信部6と、その受信部7を有する夫々の
衝突防止装置3及び4と、相手方の衝突防止装置から発
する例えばレーダ波(レーザ光でも使用可)を受けかつ
相手方の衝突防止装置へ反射せしめるためのリフレクタ
5が設備されていて、例えば双方のクレーンAとクレー
ンBが接近すると、一方又は双方クレーンの衝突防止装
置から発するレーダ波と、相手方リフレクタ5による反
射波による受信時間差により、双方のクレーンAとBと
の距離を測定し、この距離測定値に基いて、双方クレー
ンの相互間隔を判断して、その相互間隔が設定値以下に
なれば警報を発して双方クレーンの衝突防止に役立たせ
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる従来の
クレーン衝突防止装置にあっては、双方のクレーンに
は、例えば赤外線、レーザ光等の信号を相手クレーンに
向けて送信せしめるための発信器6及び反射信号を受信
せしめるための受信器7を具備し、さらには相手クレー
ンから発信された信号を相手クレーンの受信器へ反射せ
しめるためのリフレクタを夫々具備せしめた信号反射方
式を採用して、双方クレーン同志の衝突を防止せしめる
ものであるため、例えば双方クレーンの相互間隔が長く
なった場合にあっては、その発信器からの発信出力を強
力にしないと発信器と受信器間における信号の減衰ある
いは、リフレクタ等による信号の減衰等により受信不能
となったり、さらには、リフレクタの近傍に障害物等が
存在するとこの障害物等により反応して誤動作を生じる
といった問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点に着目してなされたもので、一対の壁面間に
架設した同一軌道上に2機のクレーンを移動可能に支持
するクレーン設備において、その双方のクレーンに、夫
々の発信器及び受信器を具備せしめ、夫々のクレーンの
発信器から発信される信号を、相手クレーンに具備せし
めた受信器で受信するタイミンを基にして双方クレーン
間の距離に変換検出することにより、動作の信頼性と確
実性を高めることができるクレーンの衝突防止装置を提
供することにある。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図2及び図3に基いて詳細に
説明する。
【0008】1−1、1−2は作業場建物等の一対の壁
面、2は双方の壁面1−1、1−2間の天井部に架設さ
れている軌道(レール)であって、この軌道2には、ク
レーンAとクレーンBが、その軌道2に沿って移動可能
に吊持(保持)されている。以上の説明構造は従来例と
変りない。
【0009】11は、クレーンAに取付けられている第
1の位置検出ユニット、12はクレーンBに取付けられ
ている第2の位置検出ユニットであって、それら位置検
出ユニット11及び12の構成は図3に示す如くであ
る。
【0010】つまり、一方のクレーンAに取付けられる
位置検出ユニット11には、例えばパルス、レーザ光等
の信号を相手クレーンに向けて発信する発信器13、相
手発信器からの信号を受信する受信器14、及び計測回
路15、演算回路16,タイマー17が具備されてい
る。他方のクレーンBに取付けられる位置検出ユニット
12にも同様の発信器23、受信器24、計測回路2
5、演算回路26、タイマー27が具備されている。
【0011】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べる。
【0012】一方のクレーンAに設けられている検出ユ
ニット11の計測回路15により、発信器13に対して
送信指令を送り、これによって発信器13からは、例え
ば100msec毎の一定時間毎の送信信号を出力す
る。
【0013】この発信器13から発信された信号は、t
1 秒後、相手方クレーンBに設けられている検出ユニッ
ト12の受信器24に受信され、その受信と同時にタイ
マー27による時間カウントが開始される。これと同時
に検出ユニット12の発信器23から信号が検出ユニッ
ト11の受信器14に向けて発信される。
【0014】その発信器23から発信された信号は、t
2 秒後、受信器14によって受信され、その受信と同時
にタイマー17による時間カウントが開始されると同時
に発信器13から信号が受信器24に向けて発信され
る。
【0015】この発信器13から発信された信号は、t
1 秒後に受信器24が受信し、これによって前記タイマ
ー27によるカウントが終了し、同時に発信器23から
信号が出力される。
【0016】上記動作を設定回数繰返し行なう。
【0017】上記動作により、双方のタイマー17、2
7による時間計測は、一方の発信器による発信開始時か
ら相手発信器による発信信号が受信されるまであって、
その計測時(t)=t1 +t0 +t2 となる。
【0018】従って微少時間中では、t1 =t2 となり
得ることから、クレーンAとBとの間の距離換算は、 t1 +t0 +t2 /2=(2t1 +t0 )/2 として得られる。
【0019】さらに双方クレーンA、B相互の距離が比
較的長い場合は、t1 >>t0 であるから、t=2t1
/2となる。
【0020】このようにして、タイマーにより時間tを
測定することにより、双方クレーンA、B間の距離を計
測することができ、これによって双方クレーン同志の衝
突を未然に防止することができる。
【0021】そしてこの実施例の衝突防止装置によれ
ば、双方クレーンに発信器及び受信器を具備せしめるも
のであって、リフレクタを使用するものではないから、
リフレクタ以外の部分(壁、障害物)による反射で生じ
る誤動作等の悪影響を回壁することができ、また発信器
及び受信器において増幅する必要もなく少エネルギーの
発信音で目的を達成することができるので、経済性にも
優れた衝突防止装置が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、同一軌道上に2
つのクレーンA、Bを走行可能に支持し、該2つのクレ
ーンAとBとの衝突を予測する衝突防止装置において、
双方のクレーンA及びBに、相手クレーンに向けて信号
を発する発信器13及び23と、それら発信器13及び
23から発する信号を受信する受信器14及び24と、
該受信器14及び24にて受信された信号を基にして発
信時期より受信時期までの時間を測定する計測回路1
5、タイマー17及び計測回路25、タイマー27と、
測定時間を基にして距離データを検出する演算回路16
及び26を備えているクレーン用衝突防止装置であるか
ら、これによれば双方クレーンに発信器及び受信器を具
備せしめるものであって、リフレクタを使用するもので
はないから、リフレクタ以外の部分(壁、障害物)によ
る反射で生じる誤動作等の悪影響を回壁することがで
き、また発信器及び受信器において増幅する必要もなく
少エネルギーの発信音で目的を達成することができるの
で、経済性にも優れた衝突防止装置が得られるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のクレーン用衝突防止装置の説明図。
【図2】本発明実施例のクレーン用衝突防止装置の説明
図。
【図3】本発明実施例の位置検出ユニットの説明図。
【符号の説明】
11…第1の位置検出ユニット 12…第2の位置検出
ユニット 13…発信器 14…受信器 15…計測回路 16…演算回路 17…タイマー 23…発信器 24…受信器 25…計測回路 26…演算回路 27…タイマー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一軌道上に2つのクレーン(A)、
    (B)を走行可能に支持し、該2つのクレーン(A)と
    (B)との衝突を予測する衝突防止装置において、双方
    のクレーン(A)及び(B)に、相手クレーンに向けて
    信号を発する発信器(13)及び(23)と、それら発
    信器(13)及び(23)から発する信号を受信する受
    信器(14)及び(24)と、該受信器(14)及び
    (24)にて受信された信号を基にして発信時期より受
    信時期までの時間を測定する計測回路(15)、タイマ
    ー(17)及び計測回路(25)、タイマー(27)
    と、測定時間を基にして距離データを検出する演算回路
    (16)及び(26)を備えていることを特徴とするク
    レーン用衝突防止装置。
JP5035415A 1993-02-24 1993-02-24 クレーン用衝突防止装置 Pending JPH06247687A (ja)

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JP5035415A JPH06247687A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 クレーン用衝突防止装置

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JP5035415A JPH06247687A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 クレーン用衝突防止装置

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JPH06247687A true JPH06247687A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12441249

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5035415A Pending JPH06247687A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 クレーン用衝突防止装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101411870B1 (ko) * 2012-07-30 2014-06-25 현대제철 주식회사 크레인용 충돌 방지장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133327U (ja) * 1983-02-28 1984-09-06 日産車体株式会社 燃料タンクのフイラ−チユ−ブ取付部構造
JPH0210121U (ja) * 1988-07-06 1990-01-23
JPH0334932U (ja) * 1989-08-16 1991-04-05

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