JPH06247615A - 走行体の異常判定方法および装置 - Google Patents

走行体の異常判定方法および装置

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JPH06247615A
JPH06247615A JP3187893A JP3187893A JPH06247615A JP H06247615 A JPH06247615 A JP H06247615A JP 3187893 A JP3187893 A JP 3187893A JP 3187893 A JP3187893 A JP 3187893A JP H06247615 A JPH06247615 A JP H06247615A
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clip
data
film
tenter
clips
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JP3187893A
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Jun Torikai
潤 鳥飼
Takashi Togawa
孝 外川
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続走行体を構成する同一形状の各物体の形
状を直接測定し、隣接物体の特性データとの比較、ま
た、定期的測定による経時的変化を調べることにより異
常物体を早期に発見し、計画的に点検・交換することに
よりフィルム破れを減少させて生産収率を上げると共
に、予防保全、計画保全により労働条件の改善にもつな
がる連続走行体の異常判定方法および装置を提供する。 【構成】 同一形状の複数の物体を連結して連続的に走
行している走行体の外形を連続的に測定し、この測定し
た個々の物体ならびに隣接する物体について形態上の特
性値を求め、これらの特性値と走行体に応じて定めた所
定の閾値とを比較することにより、走行体を構成する個
々の物体の形状異常を判定する走行体の異常判定方法。
異常判定装置は、複数の物体から基準となる特定の物体
を検出する第一のセンサ20,21と、個々の物体の形態上
の特性を検出する第二ないし第四のセンサ22〜27と、こ
れら各センサによる検出の制御とデータ処理を行う制御
手段40とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布用幅出し機,プラス
チックフィルム延伸機,フィルム幅出し機あるいは2軸
延伸機等のテンタクリップを始めとし、同一形状の物体
からなる走行体の異常を判定する走行体の異常判定方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、延伸フィルム製造における延伸
加工は、樹脂を融点以下の適当な温度で延伸して分子と
結晶に配向を与え、機械的強度の向上、光学的性質やガ
ス透過性の改善等の未延伸時には得られない性質を付与
するものである。延伸方法は、フィルムを引き伸ばす方
法とフィルム形態とにより幾つかに分類され、例えば、
Tダイでフィルムを押出した後、同時二軸延伸装置また
は逐次延伸装置により連続的に延伸するフラットフィル
ム延伸法がある。逐次延伸装置は、ダイから押し出され
たフィルムを冷却ロールで固化させて延伸用原反とし、
この延伸用原反を延伸温度まで加熱してロールにより縦
方向に延伸した後冷却し、次いで当該縦延伸したフィル
ムの両端をテンタクリップで把持して横延伸装置に導入
し、加熱下で横方向に延伸し、引き続き緊張のまま適当
な温度で熱処理して配向を固定した後両端の未延伸部を
除去して巻取機に巻き取るものである。
【0003】テンタクリップによるフィルム等の把持装
置としては、図11及び図12に示すような構成のもの
がある。図11及び図12において左右一対のテンタク
リップ1、1は、夫々レール2、2上に相対して摺動可
能に配設された一対のクリップ台3、3上に取り付けら
れており、クリップ台3、3は、テンタ8の入口部8a
から出口部8bに向かって所定の速度で移動し、出口部
8bで180°反転して入口部8aに戻るようになって
いる。クリップ本体4は、クリップ台3に載置固定され
ており、ベース4aからアーチ形に起立した起立部を有
し、当該起立部の上端には、支軸5によりクリップレバ
ー6の略中央部が回動可能に支持されている。
【0004】クリップレバー6は、上部6aとクリップ
本体4との間に張設されたスプリング12のばね力によ
り実線で示す位置に回動され、下部6bのエッジ6cと
クリップ本体4のベース4aに配設されたライナ7との
間でフィルム11の両側端部(耳部)を把持するように
なっている。また、テンタ8の出口部8b、入口部8a
にはクリップオープナ9a、9c、クリップクローザ9
b、9d及びウエアリング10a、10bが設けられて
いる。
【0005】フィルム11は、左右両側端部がクリップ
レバー6、6の各エッジ6c、6cとライナ7、7との
間に把持され、レール2、2上を摺動するクリップ台
3、3と共に移動し、テンタ8を通過する間に横(左
右)に所定の倍率に延伸される。左右のクリップレバー
6、6は、各上部6a、6aがテンタ8の出口部8bの
クリップオープナ9a、9a及びウエアリング10aに
接触するとスプリング12、12のばね力に抗して図1
1に2点鎖線で示すように回動し、フィルム11の両側
端部の把持を解除し、当該フィルム11を次工程に送り
出す。
【0006】次いで、左右のテンタクリップ1、1が夫
々180°方向転換し、クリップレバー6、6の上部6
a、6aがウエアリング10a及びクリップクローザ9
b、9bに接触すると、これらのクリップレバー6、6
がスプリング12、12のばね力により図11の実線の
位置に回動復帰する。一方、テンタ8の入口部8aにお
いてクリップレバー6、6は、上部6a、6aがクリッ
プオープナ9c、9cとウエアリング10bとにより図
11に示す2点鎖線の位置まで回動され、次いで、上部
6a、6aがクリップクローザ9d、9dと接触する
と、再び実線で示す位置に復帰してフィルム11の両側
端部を把持する。このようなテンタクリップ1は、テン
タ1台当たり数百乃至数千個(500〜2500個程
度)使用され、互いに連結されてクリップチェーン17
を形成している。
【0007】ところで、フィルム11が搬送途中で蛇行
したり、長手方向で幅が変化した場合、テンタ8の入口
部8aの間隔が一定であると正しくフィルム11のエッ
ジを把持することが出来なくなり、この結果、フィルム
11が破れたり、ひどい場合には装置に巻き込まれて故
障の原因となる。そこで、テンタ8の入口部8a即ち、
左右のウエアリング10b、10b、クリップオープナ
9c、9c、クリップクローザ9d、9d及び入口部の
レール2、2を夫々セルベージガイダ15、15上に設
置し、各支点16、16を中心として回動可能として入
口部8aの間隔を調整可能とし、更に各セルベージガイ
ダ15のフィルム11がオープン状態のテンタクリップ
1、1のクリップレバー6、6とライナ7、7との間に
把持される直前位置にエッジセンサ(図示せず)を配設
して常時フィルム11のエッジを監視し、当該フィルム
11の幅が狭くなったときには左右のセルベージガイダ
15、15を内側に回動させ、フィルム11の幅が広く
なったときにはセルベージガイダ15、15を外方に回
動させ、左右のテンタクリップ1、1が常にフィルム1
1の左右のエッジを正しく把持するように制御してい
る。
【0008】また、このテンタクリップ1はフィルムの
把持を確実に行なう必要があるが、生産機ではこのテン
タクリップ1をテンタ8の1台当り500〜2500個
使用するのが通常であるので、長時間の運転後には多数
のテンタクリップ1の中にはガタ、ユルミ、機械的損
耗、バネのヘタリ等が生じてフィルム11の把持不良を
起こすものがでてくる。
【0009】また、隣接するテンタクリップ1を連結す
る連結ピンにも同様な現象が生じ、クリップチェーン全
体の長さに伸びが生じたり、左右のクリップの位相がズ
レたりしてくる。このようなクリップの把持不良、クリ
ップチェーンの伸び、位相ズレはフィルムの搬送を不安
定にし、フィルム破れを引き起こす要因となる。
【0010】このクリップの把持不良対策として特公平
4−51458号公報に開示されているごとく、テンタ
出口にフィルム耳部の把持跡状態を検知するフィルム把
持検出器を設け、該フィルム把持検出器からの信号と予
め設定された良否判定基準とを比較してフィルム把持状
態の良否を判定し、フィルムが破れる前に不良クリップ
を発見する方法が知られている。
【0011】また、クリップチェーンの異常監視方法と
しては、本発明者等による特願平5−3701号に開示
されているごとく、クリップ通過検知センサをテンタ内
に設け、先頭クリップより順次各クリップの通過時刻を
調べ、このデータに基づいてクリップチェーンの異常を
検出する方法が知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公平4−5
1458号公報に開示されている方法は、フィルム耳部
にクリップによってつけられた把持跡状態の変化でクリ
ップの良否を判定しているため、フィルムの厚さ,品
種,生産条件が変わると把持跡状態が大きく変化し、ま
た、個々のクリップによる把持跡データもバラつくの
で、これらの変化の範囲を大きく超えたものしか異常と
判定できず、フィルムが破れる以前に不良クリップを検
出するという予防保全の効果は小さかった。
【0013】また、本発明者等による特願平5−370
1号に開示されている方法は、クリップ連結ピンの損耗
によるクリップチェーンの不良は早期に検出できるが、
クリップそのものの良否判定は行なえなかった。そのた
め、クリップ起因でフィルムに破れが発生すると、クリ
ップの点検、異常クリップの特定、交換に時間がかか
り、生産収率が低下すると共に、突発的な破れ対策とし
て保全要員の確保、常時待機等の労務上の問題もあっ
た。
【0014】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、走行体を構成する同一形状の各物体の形状を直接
測定し、隣接物体の特性データとの比較、また、定期的
測定による経時的変化を調べることにより異常物体を早
期に発見し、計画的に点検・交換することによりフィル
ム破れを減少させて生産収率を上げると共に、予防保
全、計画保全により労働条件の改善にもつながる走行体
の異常判定方法および装置を提供することを目的とする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の走行体の異常判定方法においては、同一形
状の複数の物体を連結して連続的に走行している走行体
の外形を連続的に測定し、この測定した個々の物体なら
びに隣接する物体について形態上の特性値を求め、これ
らの特性値と前記走行体に応じて定めた所定の閾値とを
比較することにより、前記走行体を構成する個々の物体
の形状異常を判定する構成としたものである。
【0016】好ましくは、前記形態上の特性値を、測定
した個々の物体についての前記測定値の平均値差,傾き
差,段差とする。また、本発明の走行体の異常判定装置
においては、同一形状の複数の物体を連結して連続的に
走行している走行体の外形を連続的に測定して個々の物
体の形状異常を判定する装置において、複数の物体から
基準となる特定の物体を検出する第一のセンサと、個々
の物体の形態上の特性を検出する第二ないし第四のセン
サと、これら各センサによる検出の制御とデータ処理を
行う制御手段とを備えた構成としたものである。
【0017】ここで、走行体に関して測定すべきデータ
は、そのデータが走行体の形態を表す特性値として有効
であるものなら何でも良い。例えば、フィルム延伸工程
におけるテンタクリップでは、クリップレバー6のエッ
ジ6cとベース4aに配設されたライナ7との間でフィ
ルム11を把持するのであるから、ライナ7の表面に傷
がついたり、ライナ7の水平度が狂ったりしてくると均
一な把持ができなくなる。
【0018】そこで、ライナ7の表面高さや表面状態
を、例えばレーザ式変位計あるいは差動トランス方式変
位計等を用いて測定すると良い。また、同様に、クリッ
プレバー6のエッジ6cとベース4aに配設されたライ
ナ7との間で、フィルムエッジを把持するわけである
が、ライナ7上のどの位置でフィルムエッジを把持して
いるかは、非常に重要である。
【0019】例えば、クリップレバー6を回動可能に支
持している支軸5の中に装着されたブッシュが磨耗して
くるとフィルムエッジの把持位置が変化したり、把持力
が変化し、テンタ内で延伸した時にフィルム破れの原因
となる。そこで、クリップレバー6のエッジ6cとライ
ナ7との相対位置を、例えば2台のレーザ式変位計、あ
るいは差動トランス方式変位計等を用いて測定すると良
い。
【0020】なお、これらの測定は、フィルム製造時に
行なっても良いが、測定に使用するセンサの応答周波数
に上限があり、100m/min以上のライン速度では必要な
分解能が得られないことがある。そこで、品種切替、定
期点検等の時に、テンタクリップを10〜30m/minの低
速で走行させながら測定すると、必要な分解能を得るこ
とができる。
【0021】ここで、測定されたデータは、例えば、ク
リップのライナ7の表面高さであれば1点のデータでは
なく、ライナ7の幅に相当する長さだけ連続した連続デ
ータになる。これらの連続データは、レコーダに記録し
て目視により判定しても良いが、パーソナルコンピュー
タ等の電子制御手段を利用してデータ処理する方が精度
の向上、所要時間の短縮、所要労力の軽減等の点で好ま
しい。
【0022】電子制御手段を利用してデータ処理する場
合は以下のように行う。センサで測定されたデータはA
/D変換されて電子制御装置に取り込まれるが、1つの
クリップに関するデータだけで数十〜数百の数になる。
これらのデータを数百〜数千に及ぶクリップ全てについ
て記憶するのはメモリの容量、アクセス時間を考えると
得策ではない。
【0023】そこで、各クリップに関する測定データを
いくつかの特性値で代表させることが必要になる。例え
ば、前述のライナ7の表面高さの場合は1つのクリップ
に関して得られた数十〜数百のデータの平均値(=その
クリップのライナ表面高さ)、傾き(=そのクリップの
ライナの傾き)、最高値−最小値(=傷などがあった場
合のピーク値)、等を求めれば数十〜数百のデータを数
個の特性値に圧縮でき、数百〜数千に及ぶクリップ全て
について記憶することができる。
【0024】これらの特性値に対して予め定めておいた
閾値と比較することによって異常なクリップの発生を徴
候の段階でとらえることができる。また、クリップ起因
のフィルム破れは、単独のクリップに起因する場合と、
隣接したクリップ間の違いによって発生する場合とがあ
る。そこで、各クリップの特性値として得られた平均
値、傾きの差及び隣接部段差を隣接クリップ間の違いを
表す特性値として求め記憶し、これらの特性値に対して
予め定めておいた閾値と比較することによって異常なク
リップの発生を早期に検出することができる。
【0025】更に、これら一連の測定、データ処理、記
憶という操作を定期的に実施し、同一クリップに対する
特性値の経時的変化を求め、予め定めておいた閾値と比
較することによって劣化が進んでいるクリップの同定を
容易に行なうことができる。
【0026】
【作用】連続して走行している同一形状物体の外形を連
続的に測定し、これらの測定データを演算処理して各物
体の特徴を表すいくつかの特性データとして代表させ
る。また、隣接する物体間の特性値の差を求め、これも
特性データの1つとする。これらの特性データを所定の
閾値と比較することにより走行体の異常を判定する。ま
た、これら走行体がエンドレスで周回走行している場合
には、各物体を同定してその特性データを記憶し、定期
的に一連の測定を行ない、経時変化を調べることによっ
て走行体の異常を判定する。
【0027】
【実施例】以下、本発明方法の走行体の異常判定方法お
よび装置を用い、プラスチックフィルム延伸機における
テンタクリップの異常を判定する一実施例を、図1ない
し図10に基づいて説明する。なお、図11及び図12
と同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】図1は、走行体の異常判定装置の概略構成
を示すブロック図で、異常判定装置は、テンタ8に設け
られる各種センサ20〜27と、これらセンサ20〜2
7とは別個に設けられる制御手段40とを備えており、
制御手段40は、アナログ−ディジタル変換器(以下、
「A/D変換器」という)41、コンピュータ(EC
U)42、タイマ43、揮発メモリ44および不揮発メ
モリ45を有している。
【0029】また、図2は、テンタ8に設けられる各種
センサ20〜27の配置を示し、テンタ8のフィルム1
1の左右両側にクリップチェーン17,17があり、こ
れらのクリップチェーン17,17は矢印のように移動
してフィルム11をテンタ入口部8aから出口部8b方
向に搬送する。クリップチェーン17,17が入口部8
aに戻ってくる手前の左右のウエアリング10b,10
bに近接して先頭クリップセンサ20,21が配置され
ており、クリップチェーン17の移動方向に従ってライ
ナ表面高さセンサ22,23、エッジ位置センサ24,
26及びライナ位置センサ25,27が所定の間隔で配
置されている。
【0030】先頭クリップセンサ20,21はクリップ
チェーン17,17を構成する一連のクリップの中から
基準となる特定のクリップ、即ち、先頭クリップを検出
し、ライナ表面高さセンサ22,23はクリップのライ
ナ7の表面高さを測定し、エッジ位置センサ24,26
はクリップのエッジ6cの位置を、ライナ位置センサ2
5,27はクリップのライナ7の位置を各々測定する。
【0031】先頭クリップには物理的なマークをつける
ことにより容易に同定が可能である。このような先頭ク
リップセンサとしては、例えば、クリップ表面に小孔を
開けたり、表面を部分的に鏡面にして反射率を上げる等
により、光電式センサを使用することができる。また、
先頭クリップに機械的な凹凸を付加することにより、先
頭クリップセンサとして、渦電流式,超音波式センサを
使用することもできる。更に、先頭クリップに機械的な
突起を設けることにより、接触式センサも使用すること
ができる。
【0032】ライナ表面高さセンサ22,23は、ライ
ナ表面の微小な高さ変化を検出するために測定面積が小
さく、測定精度が高いものが望ましい。このようなセン
サとしては、微小な接触子を使用する接触式の差動トラ
ンス方式変位センサ、微小なレーザスポットを対象物に
照射して反射してくるスポットの位置で変位を測定する
非接触式のレーザ変位計等が使用できる。
【0033】また、エッジ位置センサ24,26やライ
ナ位置センサ25,27は、それぞれクリップの移動方
向に対して垂直な方向でのエッジ6c、ライナ7の位置
変化を測定するものであるから、ライナ表面高さセンサ
22,23と同様に微小な接触子を使用する接触式の差
動トランス方式変位センサ、微小なレーザスポットを対
象物に照射して反射してくるスポットの位置で変位を測
定する非接触式のレーザ変位計等が使用できる。
【0034】上記センサ20〜27のそれぞれから出力
される各アナログ信号は、図1のA/D変換器41に入
力され、ディジタル信号に変換されてコンピュータ42
に入力される。コンピュータ42は、オペレータによる
指示を受けて先頭クリップ検知を行い、以降各センサ2
2〜27の信号をタイマ43からのタイミングパルスに
従ってA/D変換し、1周期分のデータを揮発メモリ4
4に取り込む。また、コンピュータ42は、揮発メモリ
44に取り込んだデータを処理して各クリップの特性値
を求め、所定の閾値と比較して良否判定を行ない、表示
出力すると共に、各クリップの特性値と良否判定結果を
ハードディスク等の不揮発メモリ45き込む。さらに、
コンピュータ42は、オペレータの指示により、過去の
測定データとの経時変化を調べ、クリップの良否判定を
行なう場合もある。
【0035】ここで、所定の閾値は、例えば、定期点検
直後等の正常状態での測定値、経時変化による変化分お
よび個々のクリップによる測定値のバラつき等を考慮し
て定める。タイマ43は、現在の時刻を示すと同時に、
各センサからのデータをA/D変換して取り込むタイミ
ングパルスを発生する。なお、タイマーはコンピュータ
42内蔵のものを使用しても良い。
【0036】以下、図3および図4に示すフローチャー
トを参照しつつさらに詳細にデータ取込みについて説明
する。オペレータよりの測定開始の指示が来ると、制御
手段40のコンピュータ42に内蔵されているプログラ
ムが起動し、予め記憶しておいたデータやオペレータに
よって入力されたデータに基づいて測定条件を定め、各
変数の値を初期値にセットする(ステップS1)。
【0037】例えば、クリップの幅を100 mm、クリップ
間の間隔を25mm,全クリップの個数を1000個、クリッ
プ移動速度を30m/min とすると、1mm間隔でデータ
を取り込むためにタイマ43がA/D変換器41に出力
すべきA/D取込間隔時間tは、30m/min が(30×1
000)/(60×1000)mm/msecであるから、 t=(60×1000)/(30×1000)=2msec となり、全クリップが1周するのに必要な時間は、 (100+25)×1000/(30×1000/60) =250sec となるので、クリップ間の間隔が伸びた場合を想定して
少し多めの260secを測定時間T0 とする。また、累積測
定時間TA は、測定開始時であるから0にセットする。
【0038】これらの測定準備が終了するとステップS
2に移り、先頭クリップセンサ20,21からの信号を
待つ。先頭クリップセンサ20,21からの信号を受け
取ると実際の測定が開始され、タイマ43からA/D取
込間隔時間t毎にタイミングパルスが出され(ステップ
S3)、この信号に従ってライナ表面高さセンサ22,
23の出力取込み(ステップS4)、エッジ位置センサ
24,26の出力取込み(ステップS5)、ライナ位置
センサ25,27の出力取込み(ステップS6)の一連
のA/D変換による信号取込みが実行される。
【0039】次に、累積測定時間TA にA/D取込間隔
時間tが加算され(ステップS7)、この加算時間T
(=TA +t)が測定時間T0 と比較され、TがT0
り小であればステップS3に戻る(ステップS8)。ス
テップS8でT=T0 になると一連の測定が終了する。
この時点で取り込まれたデータは制御手段40の揮発メ
モリ44上に存在するが、これらのデータは単なるデー
タの羅列であり個々のクリップに対応したデータにはな
っていない。
【0040】そこでまず、一連のデータのうち、どの部
分のデータが何番目のクリップに対応しているのかを分
別し、個別クリップデータの同定を行なう(ステップS
9)。この個別クリップデータの同定に関する詳細は後
述する。個別クリップデータの同定が終了すると各クリ
ップに対して平均高さ(ステップS10)、傾き(ステ
ップS11)、最高値と最小値の高低差(ステップS1
2)が求められ、隣接しているクリップ間の高さ差(ス
テップS13)、傾き差(ステップS14)、段差(ス
テップS15)が求められる。
【0041】これら一連のクリップ特性データが求まる
と、予め定めておいた閾値と各特性データを比較して個
別クリップの良否が判定される(ステップS16)。こ
の結果は表示され、オペレータの指示により印刷され
(ステップS17)、最後に不揮発メモリ45に書き込
まれて(ステップS18)測定が終了する。次に、一連
のデータのうち、どの部分のデータが何番目のクリップ
に対応しているか、個別クリップデータの同定の仕方
(図4、ステップS9)を図5〜図8を参照して説明す
る。
【0042】図5は測定したデータのうちの1つ、例え
ば、ライナ表面高さのデータをモデル的に示したもので
ある。横軸は時間で、縦軸はセンサ出力(V)を示して
いる。センサの出力は図5に実線で示すように連続して
おり、ライナ表面部で高い値を、クリップ間の間隙で低
い値を持つ矩形波的な信号が得られる。
【0043】しかし、A/D変換によるデータ取込み
は、A/D取込間隔時間t毎の間欠測定であるので、実
際に制御手段40のコンピュータ42に取り込まれたデ
ータは図5に○印で示した点のデータである。この○印
の点のデータの中から個別クリップに対応する部分を同
定するためには、まず、個別クリップデータの立上りエ
ッジ点を求め、次に立下りエッジ点を求め、この立上り
エッジ点と立下りエッジ点の間を個々のクリップに対応
するデータとし、順次番号付けを行なえば良い。
【0044】すなわち、図8に示すフローチャートにお
いて、ステップS91で変数の初期化を行ない、図5の
○印で示された生データの差分値Δを次式から求める
(ステップS93)。 Δ=〔生データ〕i+1−〔生データ〕i この差分値Δが所定の傾き1より大きければ、まだ急峻
に立上っている部分なのでステップS92に戻り、1つ
先の生データを見る(ステップS94)。
【0045】もし、差分値Δが所定の傾き1より小さく
なれば、図6に示すように急峻な立上り部から平坦なク
リップのライナ部に入ったことを示すので、その点をN
U番目のクリップデータの立上りエッジ点PU とする
(ステップS95)。このとき、ステップS95におい
ては、NU=NU+1,〔立上りエッジ〕NU=i+1とな
る。
【0046】次に、さらに1つ先の生データとの差分値
Δを次式から求める(ステップS97)。 Δ=〔生データ〕i+1−〔生データ〕i この差分値Δを傾き2と比較し(ステップS98)、こ
れが傾き2よりも小さくなれば図7に示すように平坦な
クリップのライナ部からクリップ間の間隙部へ立下るこ
とを意味するので、この点をND番目のクリップデータ
の立下り点PDとする(ステップS99)。このとき、
ステップS99においては、ND=ND+1,〔立上り
エッジ〕ND=iとなる。
【0047】この一連の操作を全生データに対して行な
えば、全てのクリップに対応するデータを定めることが
できる。つまり、N番目のクリップに対応するデータ
は、生データの立上りエッジNから立下りエッジNの部
分であり、この間のデータの平均値を求めればN番目の
クリップの平均高さが求まり(図4、ステップS1
0)、このデータに対して最小自乗法により直線近似を
行なえばN番目のクップの傾きが求まり(図4、ステッ
プS11)、このデータの中の最高値と最小値の差を求
めればN番目のクリップの高低差(図4,ステップS1
2)が求まる。
【0048】更に、生データの立上りエッジN+1から
立下りエッジNのデータを引くと隣接クリップ段差(図
4、ステップS15)が得られる。次に、これら一連の
測定結果に対して、過去の測定データとの経時変化に関
する調べ方を図9のフローチャートを参照しながら説明
する。まず、クリップ1周分の全クリップに関する特性
データのうち、最新のデータを基点として過去数回から
10回分のデータを読み込む(ステップS61)。
【0049】このデータを、クリップナンバを横軸に、
特性値を縦軸としてモデル的にグラフ表示すると図10
のようになる。図10において実線Iが最新のもので、
以下実線II,III,IVの順に時系列的に古いものであり、
このグラフから特性値の変化が大きなクリップがすぐに
判り、オペレータが適切な処置をとることができる。な
お、図10のグラフ表示はあくまで一例であり、3次元
表示などより判り易いグラフ表示にすると、オペレータ
の判断を助けることができる。
【0050】更に、オペレータの判断に依存せず、定量
的に判断を行なうためには、同一クリップの経時的な変
化を演算する(ステップS62)。次に、この経時的な
変化値と所定の閾値を比較することによりクリップの良
否を判定し(ステップS63)、オペレータに表示し、
出力し(ステップS64)、終了する。
【0051】このようにしてクリップ特性値の経時的変
化を調べることにより、劣化の徴候を初期の段階でとら
えることができる。前述した走行体の異常判定装置を用
い、クリップ幅100 mm、クリップ間隔25mmのクリップ
1000個が連結されたフィルムテンタにおいて、差動トラ
ンス方式の接触式変位計(アンリツ電気(株)社製,電
子マイクロメータK104B)を用いてライナ表面高さ
を測定した。
【0052】この結果、クリップの傾きと隣接クリップ
の傾き差の2つの指標で異常と判定されたクリップを取
り外して調べたところ、クリップ間を連絡している連絡
ピンが片減りし、移動方向にクリップ端部が持ち上がっ
た形で走行していたことが判った。また、前記と同じフ
ィルムテンタにおいてレーザ変位計(オムロン社製,3
Z4M)を用いてライナ表面高さを測定した。
【0053】その結果、ライナ高さの高低差異常と判定
されたクリップを取り外して調べたところ、ライナ7を
クリップ1に取りつけているリベットが緩んでいること
が判った。さらに、前記と同じフィルムテンタにおいて
クリップ閉の状態にし、2台のレーザ変位計(オムロン
社製,3Z2M)を用い、1台でエッジの位置を、他の
1台でライナの位置をそれぞれ測定した。
【0054】その結果、ライナ位置と、ライナ位置とエ
ッジ位置の差の2つの指標で異常と判定されたクリップ
を取り外して調べたところ、クリップレバー6を回動可
能に支持している支軸5の中に装着されたブッシュが磨
耗し、正常位置よりもエッジ6cが前に飛出しているこ
とが判った。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の走行体の異
常判定方法および装置によれば、走行体の形状を直接測
定し、各走行体の特性値を求め、各特性値による良否判
定のみならず隣接する走行体間の特性値の比較、また、
定期測定による経時変化による良否判定により、走行体
の異常を早期に発見し、計画的に点検、保全することに
よりフィルム破れ等の工程異常を防止して生産収率を上
げると共に、予防保全、計画保全が実行可能となり、保
全要員の削減、緊急呼出のための待機の廃止など労働条
件の改善等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行体の異常判定方法および装置を説
明するもので、走行体の異常判定装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示す走行体の異常判定装置におけるセン
サの配置を示す平面図である。
【図3】本発明によるテンタクリップの測定方法の手順
を示す第一のフローチャートである。
【図4】本発明によるテンタクリップの測定方法の手順
を示す第二のフローチャートである。
【図5】テンタクリップの測定において得られた原デー
タより個別クリップに対応する部分を同定する方法を示
す模式図である。
【図6】図5に示すデータに基づいて、クリップデータ
の立上りエッジ点の求め方を示す模式図である。
【図7】図5に示すデータに基づいて、クリップデータ
の立下りエッジ点の求め方を示す模式図である。
【図8】図5〜図7の手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】定期測定によって得られたデータを用いて特性
値の経時変化を測定する手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】特性値の経時変化の表示例を示すグラフであ
る。
【図11】テンタによりクリップがフィルムを把持した
状態を示す断面図である。
【図12】図11のテンタの概要を示す平面図である。
【符号の説明】
1 テンタクリップ 2 レール 3 クリップ台 4 クリップ本体 5 支軸 6 クリップレバー 6a 上部 6b 下部 6c エッジ 7 ライナ 8 テンタ 8a 入口部 8b 出口部 9a,9c クリップオープナ 9b,9d クリップクローザ 10a,10b ウエアリング 11 フィルム 12 スプリング 15 セルベージガイダ 16 支点 17 クリップチェーン 20,21 先頭クリップセンサ(第一のセン
サ) 22,23 ライナ表面高さセンサ(第二のセン
サ) 24,26 エッジ位置センサ(第三のセンサ) 25,27 ライナ位置センサ(第四のセンサ) 40 制御手段 41 アナログ−ディジタル変換器 42 コンピュータ(ECU) 43 タイマ 44 揮発メモリ 45 不揮発メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一形状の複数の物体を連結して連続的
    に走行している走行体の外形を連続的に測定し、 この測定した個々の物体ならびに隣接する物体について
    形態上の特性値を求め、 これらの特性値と前記走行体に応じて定めた所定の閾値
    とを比較することにより、前記走行体を構成する個々の
    物体の形状異常を判定することを特徴とする、走行体の
    異常判定方法。
  2. 【請求項2】 前記形態上の特性値が、測定した個々の
    物体についての平均値,傾き,最高・最小値および隣接
    する物体についての前記測定値の平均値差,傾き差,段
    差である、請求項1記載の走行体の異常判定方法。
  3. 【請求項3】 同一形状の複数の物体を連結して連続的
    に走行している走行体の外形を連続的に測定して個々の
    物体の形状異常を判定する装置において、複数の物体か
    ら基準となる特定の物体を検出する第一のセンサと、個
    々の物体の形態上の特性を検出する第二ないし第四のセ
    ンサと、これら各センサによる検出の制御とデータ処理
    を行う制御手段とを備えたことを特徴とする、走行体の
    異常判定装置。
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