JPH06247402A - 袋状容器充填方法および袋状容器充填装置 - Google Patents
袋状容器充填方法および袋状容器充填装置Info
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- JPH06247402A JPH06247402A JP6007821A JP782194A JPH06247402A JP H06247402 A JPH06247402 A JP H06247402A JP 6007821 A JP6007821 A JP 6007821A JP 782194 A JP782194 A JP 782194A JP H06247402 A JPH06247402 A JP H06247402A
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Classifications
-
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B51/00—Devices for, or methods of, sealing or securing package folds or closures; Devices for gathering or twisting wrappers, or necks of bags
- B65B51/10—Applying or generating heat or pressure or combinations thereof
- B65B51/18—Applying or generating heat or pressure or combinations thereof by endless bands or chains
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B1/00—Packaging fluent solid material, e.g. powders, granular or loose fibrous material, loose masses of small articles, in individual containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, or jars
- B65B1/28—Controlling escape of air or dust from containers or receptacles during filling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
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- B65B69/0075—Emptying systems for flexible intermediate bulk containers [FIBC]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速で粒状材料を袋状容器に充填する方法お
よび装置を提供する。 【構成】 粒状材料を保持する計量ボックス2の下部に
設けられた供給口6に向かって収束する傾斜面は、弁体
7と協働し、粒状材料に自由落下層流を形成させる。粒
状材料の自由落下層流は、全長に亘って実質的に充填ノ
ズル10および充填管11の内壁に接触する事なく袋状
容器12の内張り層材内部に収容される。袋状容器12
の内張り層材内部から追い出された空気の少なくとも一
部は自由落下層流の回りに形成された環状空隙を介して
外部に排出される。この排出空気は粒状材料の自由落下
層流を乱さない。
よび装置を提供する。 【構成】 粒状材料を保持する計量ボックス2の下部に
設けられた供給口6に向かって収束する傾斜面は、弁体
7と協働し、粒状材料に自由落下層流を形成させる。粒
状材料の自由落下層流は、全長に亘って実質的に充填ノ
ズル10および充填管11の内壁に接触する事なく袋状
容器12の内張り層材内部に収容される。袋状容器12
の内張り層材内部から追い出された空気の少なくとも一
部は自由落下層流の回りに形成された環状空隙を介して
外部に排出される。この排出空気は粒状材料の自由落下
層流を乱さない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は粒状材料による袋状容
器充填方法および袋状容器充填装置に関する。
器充填方法および袋状容器充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、粒状肥料は、例えば250〜20
00Kgを収容する可撓性の大容量の袋状容器で保存、
輸送されている。このような袋状容器は通常、織布など
から成る荷重を支持する外層袋と、荷重を支持する外層
袋の内部に設けられた湿気を防止する内張り層材を備え
る。荷重を支持する外層袋は充填の前後およびその最中
に袋状容器を取り扱うための輪状部材(ループ)を備え
る事が好ましい。粒状材料は内張り層材内部に収納され
輸送および保存の間、湿気などから保護される。荷重を
支持する外層袋は例えばポリアルキレンなどの1または
複数のパイル(層材)から成る織布で形成される。また
輪状部材は、例えばヨーロッパ特許第0118112号
に記載されているように、袋状容器の口部分と一体に形
成される。また内張り層材は実質的に水を通さないポリ
アルキレンまたはポリビニルの層状材料からなり、内容
物を外部環境から保護する。内張り層材は袋状容器の輸
送や取り扱いの間、荷重を支持する外層袋によって支持
される。この袋状容器は内張り層材の上部の開口部また
は内張り層材をすぼめた延長部を構成する充填管から充
填される。また袋状容器は内張り層材の上部開口部また
は充填管を熱封止するかまたはしばる事により閉鎖され
る。
00Kgを収容する可撓性の大容量の袋状容器で保存、
輸送されている。このような袋状容器は通常、織布など
から成る荷重を支持する外層袋と、荷重を支持する外層
袋の内部に設けられた湿気を防止する内張り層材を備え
る。荷重を支持する外層袋は充填の前後およびその最中
に袋状容器を取り扱うための輪状部材(ループ)を備え
る事が好ましい。粒状材料は内張り層材内部に収納され
輸送および保存の間、湿気などから保護される。荷重を
支持する外層袋は例えばポリアルキレンなどの1または
複数のパイル(層材)から成る織布で形成される。また
輪状部材は、例えばヨーロッパ特許第0118112号
に記載されているように、袋状容器の口部分と一体に形
成される。また内張り層材は実質的に水を通さないポリ
アルキレンまたはポリビニルの層状材料からなり、内容
物を外部環境から保護する。内張り層材は袋状容器の輸
送や取り扱いの間、荷重を支持する外層袋によって支持
される。この袋状容器は内張り層材の上部の開口部また
は内張り層材をすぼめた延長部を構成する充填管から充
填される。また袋状容器は内張り層材の上部開口部また
は充填管を熱封止するかまたはしばる事により閉鎖され
る。
【0003】このような袋状容器として多数の形態が提
案されているが、この明細書ではこれらすべてを含めて
単に袋状容器と称する事にする。
案されているが、この明細書ではこれらすべてを含めて
単に袋状容器と称する事にする。
【0004】またこれらの袋状容器は例えばセメント、
砂糖、ポリマー粒などの種々の粒状材料の輸送・保存に
使用できる。簡単のため以下の説明では主に1〜4mm
程度の粒径を有する粒状肥料の場合について述べる。
砂糖、ポリマー粒などの種々の粒状材料の輸送・保存に
使用できる。簡単のため以下の説明では主に1〜4mm
程度の粒径を有する粒状肥料の場合について述べる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】袋状容器は、例えば5
00〜1500Kg程度の比較的多量の粒状肥料の輸送
・保存の手段として経済的なものであるが、袋状容器を
充填する際に問題がある。袋状容器充填を商業的に行う
場合、多量の粒状肥料を取り扱う必要があり、袋状容器
をなるべく高速で充填する事がのぞましい。充填時間は
例えば10秒程度で行い、袋状容器の充填設備への導入
から充填・封止された袋状容器の排出までにおける袋状
容器の流れの停滞を最小限におさえる必要がある。しか
し従来の例えば50Kg程度の小さな袋状容器を充填す
る方法でこれを実現する事はできない。
00〜1500Kg程度の比較的多量の粒状肥料の輸送
・保存の手段として経済的なものであるが、袋状容器を
充填する際に問題がある。袋状容器充填を商業的に行う
場合、多量の粒状肥料を取り扱う必要があり、袋状容器
をなるべく高速で充填する事がのぞましい。充填時間は
例えば10秒程度で行い、袋状容器の充填設備への導入
から充填・封止された袋状容器の排出までにおける袋状
容器の流れの停滞を最小限におさえる必要がある。しか
し従来の例えば50Kg程度の小さな袋状容器を充填す
る方法でこれを実現する事はできない。
【0006】充填の基本的問題は、熱封止を高速で行う
ためには内張り層材開口部ないし充填管を例えば30〜
50cm程度の幅におさえる必要があり、狭い内張り層
材の開口部ないし充填管から粒状材料を充填する必要が
ある事である。しかし袋状容器を充填する際には内張り
層材内部から追い出された空気を粒状材料流とは反対の
方向に排出する必要がある。この問題は、例えば英国特
許出願公開第1475019号に提案されているように
袋状容器を充填の前に予め膨張させておく場合には特に
深刻である。従って封止の問題を軽減するために充填管
を狭くする場合、粒状材料によって追い出された空気を
排出する事が特に重要な問題である。このため袋状容器
の充填速度はこれらの矛盾する要求の妥協の結果であ
り、この際の限界要因は空気排出であるというのが一般
的な考えであった。
ためには内張り層材開口部ないし充填管を例えば30〜
50cm程度の幅におさえる必要があり、狭い内張り層
材の開口部ないし充填管から粒状材料を充填する必要が
ある事である。しかし袋状容器を充填する際には内張り
層材内部から追い出された空気を粒状材料流とは反対の
方向に排出する必要がある。この問題は、例えば英国特
許出願公開第1475019号に提案されているように
袋状容器を充填の前に予め膨張させておく場合には特に
深刻である。従って封止の問題を軽減するために充填管
を狭くする場合、粒状材料によって追い出された空気を
排出する事が特に重要な問題である。このため袋状容器
の充填速度はこれらの矛盾する要求の妥協の結果であ
り、この際の限界要因は空気排出であるというのが一般
的な考えであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の発明者は研究
の結果、粒状材料が例えばジェット(噴流)のような自
由落下層流を形成するようにする事により自由落下層流
と充填ダクト(以下に説明する充填ノズルおよび袋状容
器の充填管)の内壁の間に空隙(特に環状空隙)が形成
され、この環状空隙を介して空気が効果的に排出される
事を発見した。
の結果、粒状材料が例えばジェット(噴流)のような自
由落下層流を形成するようにする事により自由落下層流
と充填ダクト(以下に説明する充填ノズルおよび袋状容
器の充填管)の内壁の間に空隙(特に環状空隙)が形成
され、この環状空隙を介して空気が効果的に排出される
事を発見した。
【0008】従ってこの発明に係る粒状材料充填方法
は、粒状材料保持手段から粒状材料を重力によって充填
ダクトを介して袋状容器の内張り層材に向かって流動さ
せて袋状容器を粒状材料で充填する袋状容器充填方法に
おいて、前記粒状材料は自由落下層流を形成し、実質的
に全長に亘って前記自由落下層流は前記充填ダクトの壁
面と接触せず、この結果、前記自由落下層流に近接して
空気通路が形成され、前記袋状容器の内張り層材内部か
ら排出された空気の少なくとも一部は前記空気通路を介
して前記粒状材料の自由落下層流を実質的に乱す事なく
前記内張り層材内部から外部に排出される袋状容器充填
方法である。
は、粒状材料保持手段から粒状材料を重力によって充填
ダクトを介して袋状容器の内張り層材に向かって流動さ
せて袋状容器を粒状材料で充填する袋状容器充填方法に
おいて、前記粒状材料は自由落下層流を形成し、実質的
に全長に亘って前記自由落下層流は前記充填ダクトの壁
面と接触せず、この結果、前記自由落下層流に近接して
空気通路が形成され、前記袋状容器の内張り層材内部か
ら排出された空気の少なくとも一部は前記空気通路を介
して前記粒状材料の自由落下層流を実質的に乱す事なく
前記内張り層材内部から外部に排出される袋状容器充填
方法である。
【0009】なおここで層流とは乱流が実質的に存在し
ないような流れをいう。
ないような流れをいう。
【0010】またこの発明に係る粒状材料充填装置は、
請求項1記載の袋状容器充填方法を使用して流動する粒
状材料で袋状容器を充填する袋状容器充填装置にであっ
て、 a)粒状材料を供給口を介して充填ダクトに向かって放
出する手段であって、前記充填ダクトは、放出された粒
状材料を袋状容器の内張り層材の内部に供給する充填ダ
クトである放出手段と、 b)前記供給口に隣接し、前記供給口に向かって流動す
る前記粒状材料を案内する面であって、前記供給口を通
過する前記粒状材料の全体的流れ線に向かって収束する
ように傾斜された1または複数の傾斜面を備える面と、 c)前記供給口の上流側に配置され、前記傾斜面と協働
し、前記粒状材料の前記供給口への流路の一部を閉塞す
るマスク手段と、を備え、前記粒状材料が自由落下層流
を形成し、前記自由落下層流は、実質的に前記充填ダク
トの全長に亘って前記充填ダクトの壁面に直接接触せ
ず、この結果形成される空気通路を介して前記袋状容器
内張り層材内部の空気は粒状材料の流れを実質的に妨げ
る事なく排出されるように、前記収束面により形成され
る円錐面の頂点角度および前記マスク手段の位置が設定
された袋状容器充填装置である。
請求項1記載の袋状容器充填方法を使用して流動する粒
状材料で袋状容器を充填する袋状容器充填装置にであっ
て、 a)粒状材料を供給口を介して充填ダクトに向かって放
出する手段であって、前記充填ダクトは、放出された粒
状材料を袋状容器の内張り層材の内部に供給する充填ダ
クトである放出手段と、 b)前記供給口に隣接し、前記供給口に向かって流動す
る前記粒状材料を案内する面であって、前記供給口を通
過する前記粒状材料の全体的流れ線に向かって収束する
ように傾斜された1または複数の傾斜面を備える面と、 c)前記供給口の上流側に配置され、前記傾斜面と協働
し、前記粒状材料の前記供給口への流路の一部を閉塞す
るマスク手段と、を備え、前記粒状材料が自由落下層流
を形成し、前記自由落下層流は、実質的に前記充填ダク
トの全長に亘って前記充填ダクトの壁面に直接接触せ
ず、この結果形成される空気通路を介して前記袋状容器
内張り層材内部の空気は粒状材料の流れを実質的に妨げ
る事なく排出されるように、前記収束面により形成され
る円錐面の頂点角度および前記マスク手段の位置が設定
された袋状容器充填装置である。
【0011】また前記自由落下層流は実質的に円形断面
を有し、前記空気排出流路は前記自由落下層流と前記充
填ダクトの壁面の間の環状空隙によって形成される事が
好ましい。
を有し、前記空気排出流路は前記自由落下層流と前記充
填ダクトの壁面の間の環状空隙によって形成される事が
好ましい。
【0012】更に前記粒状材料保持手段から前記粒状材
料は前記供給口の上流側の面および前記供給口を介して
流動し、前記面は前記供給口に向かって収束するように
傾斜しており、これにより前記粒状材料は前記自由落下
層流を形成する事が好ましい。
料は前記供給口の上流側の面および前記供給口を介して
流動し、前記面は前記供給口に向かって収束するように
傾斜しており、これにより前記粒状材料は前記自由落下
層流を形成する事が好ましい。
【0013】また前記粒状材料の直接的軸方向流路を少
なくとも部分的に閉塞するマスク手段を前記供給口の上
流側に設けた事が好ましい。
なくとも部分的に閉塞するマスク手段を前記供給口の上
流側に設けた事が好ましい。
【0014】また前記供給口の上流側に弁体が設けら
れ、前記弁体は前記供給口と協働して環状の供給孔を形
成し、前記粒状材料は前記環状供給孔を介して流動する
事が好ましい。前記弁体は軸方向に移動可能であり、前
記環状供給孔を調節可能とする事が好ましい。
れ、前記弁体は前記供給口と協働して環状の供給孔を形
成し、前記粒状材料は前記環状供給孔を介して流動する
事が好ましい。前記弁体は軸方向に移動可能であり、前
記環状供給孔を調節可能とする事が好ましい。
【0015】なお袋状容器に充填される粒状材料の供給
口を備える粒状材料保持手段を構成するホッパー、計量
ボックスなどは例えば正方形、長方形、多角形などの任
意の断面形状とする事ができる。しかし供給口は径方向
に対称性を有し、例えば円形断面を有する事が好まし
い。これによって自由落下層流は円筒状のジェット流を
形成する。またこの場合、ホッパー、計量ボックスもほ
ぼ円形断面とし、供給口と同軸にする事により均一な流
れを形成する事が好ましい。
口を備える粒状材料保持手段を構成するホッパー、計量
ボックスなどは例えば正方形、長方形、多角形などの任
意の断面形状とする事ができる。しかし供給口は径方向
に対称性を有し、例えば円形断面を有する事が好まし
い。これによって自由落下層流は円筒状のジェット流を
形成する。またこの場合、ホッパー、計量ボックスもほ
ぼ円形断面とし、供給口と同軸にする事により均一な流
れを形成する事が好ましい。
【0016】傾斜面によって形成される円錐面の頂点角
度は20度から80度(特に60度)である事が好まし
い。傾斜角度は一様であってもよいが、傾斜を変化さ
せ、例えば鐘状の供給口とする事もできる。この場合、
上の角度は収束面の包絡面の全体としての傾斜角度であ
る。
度は20度から80度(特に60度)である事が好まし
い。傾斜角度は一様であってもよいが、傾斜を変化さ
せ、例えば鐘状の供給口とする事もできる。この場合、
上の角度は収束面の包絡面の全体としての傾斜角度であ
る。
【0017】更に前記袋状容器内張り層材は前記袋状容
器が所定量の粒状材料で充填された後に封止される事が
好ましい。この際、熱封止部材が前記袋状容器とともに
運動する熱封止装置を使用して前記袋状容器内張り層材
の充填管を熱封止する事が好ましい。
器が所定量の粒状材料で充填された後に封止される事が
好ましい。この際、熱封止部材が前記袋状容器とともに
運動する熱封止装置を使用して前記袋状容器内張り層材
の充填管を熱封止する事が好ましい。
【0018】更に前記熱封止装置は2以上の対向する加
熱手段と、押圧ローラまたはベルトであって1または複
数の把持表面を提供するローラまたはベルトを備え、前
記把持表面は熱封止工程において前記充填管とともに運
動する事が好ましい。
熱手段と、押圧ローラまたはベルトであって1または複
数の把持表面を提供するローラまたはベルトを備え、前
記把持表面は熱封止工程において前記充填管とともに運
動する事が好ましい。
【0019】
【作用】袋状容器内張り層材内部の空気は粒状材料が充
填される際に自由落下層流を乱す事なく自由落下層流の
回りの空隙から排出される。従って最大の充填速度が実
現できる。また従来必要と考えられていたよりも袋状容
器の充填管の幅を狭くする事も可能であり熱封止を高速
に行う事が可能である。
填される際に自由落下層流を乱す事なく自由落下層流の
回りの空隙から排出される。従って最大の充填速度が実
現できる。また従来必要と考えられていたよりも袋状容
器の充填管の幅を狭くする事も可能であり熱封止を高速
に行う事が可能である。
【0020】自由落下層流が環状の断面を有する場合、
空気は自由落下層流中央の空隙からも排出されるが、こ
の場合も自由落下層流が充填ダクトの内壁に接触しない
ようにし、乱流を抑制する事が必要である。
空気は自由落下層流中央の空隙からも排出されるが、こ
の場合も自由落下層流が充填ダクトの内壁に接触しない
ようにし、乱流を抑制する事が必要である。
【0021】供給口に収束する傾斜面は粒状材料を案内
して自由落下層流を形成せしめる。マスク手段を設ける
事により粒状材料の大部分が直接的軸方向流を形成して
供給口を通過する事を防止し、傾斜面が粒状材料の自由
落下層流を形成する事を補助する。このマスク手段は供
給口の断面積の50ないし100%の断面積(例えば1
00%の断面積)を有する。
して自由落下層流を形成せしめる。マスク手段を設ける
事により粒状材料の大部分が直接的軸方向流を形成して
供給口を通過する事を防止し、傾斜面が粒状材料の自由
落下層流を形成する事を補助する。このマスク手段は供
給口の断面積の50ないし100%の断面積(例えば1
00%の断面積)を有する。
【0022】またマスク手段は供給口の上流側に位置す
るが、マスク手段と供給口の距離は、傾斜面の形状、供
給口を介する粒状材料流量、粒状材料の特性などによっ
て決定される。マスク手段の最善の寸法および位置は実
験的に決定される。なおマスク手段としては弁体の他に
固定された水平マスク板を供給口の上流に設ける事もで
きる。
るが、マスク手段と供給口の距離は、傾斜面の形状、供
給口を介する粒状材料流量、粒状材料の特性などによっ
て決定される。マスク手段の最善の寸法および位置は実
験的に決定される。なおマスク手段としては弁体の他に
固定された水平マスク板を供給口の上流に設ける事もで
きる。
【0023】しかしマスク手段としては特に弁体を使用
する事が好ましく、弁体が軸方向に移動可能であり、前
記環状供給孔を調節可能とする事により、マスク作用を
調節し、供給口を介する粒状材料の流れを調節しまた閉
鎖する事ができる。
する事が好ましく、弁体が軸方向に移動可能であり、前
記環状供給孔を調節可能とする事により、マスク作用を
調節し、供給口を介する粒状材料の流れを調節しまた閉
鎖する事ができる。
【0024】この弁体は中空円筒形状とし、粒状材料が
弁体の下端を通過する際に空気が多少粒状材料流に流れ
込むようにし、この位置で粒状材料流に乱流が発生する
危険を防止してもよい。この場合、環状の自由落下層流
および弁体の中心空隙を介し袋状容器内張り層材内部の
空気を部分的に排出できる。
弁体の下端を通過する際に空気が多少粒状材料流に流れ
込むようにし、この位置で粒状材料流に乱流が発生する
危険を防止してもよい。この場合、環状の自由落下層流
および弁体の中心空隙を介し袋状容器内張り層材内部の
空気を部分的に排出できる。
【0025】また粒状材料を案内する傾斜面を固定部材
として設ける変わりに計量ボックス内部の粒状材料を計
量ボックスの底部に置いて傾斜させて固定傾斜面と同等
の作用をさせる事も可能である。この計量ボックス下部
の粒状材料の形成する傾斜面が供給口に収束し、粒状材
料を供給口に案内する。この粒状材料の傾斜面は粒状材
料によって自然に形成されるものであり、計量ボックス
底部の供給口に向かう所定の傾斜を形成する事により弁
体などのマスク手段と協働して粒状材料に自由落下層流
を形成させる。しかしこの場合には最初に供給された粒
状材料の一部を調節ないし排出する必要があり、所定量
の粒状材料を計量ボックスに残して傾斜面を形成させる
必要がある。
として設ける変わりに計量ボックス内部の粒状材料を計
量ボックスの底部に置いて傾斜させて固定傾斜面と同等
の作用をさせる事も可能である。この計量ボックス下部
の粒状材料の形成する傾斜面が供給口に収束し、粒状材
料を供給口に案内する。この粒状材料の傾斜面は粒状材
料によって自然に形成されるものであり、計量ボックス
底部の供給口に向かう所定の傾斜を形成する事により弁
体などのマスク手段と協働して粒状材料に自由落下層流
を形成させる。しかしこの場合には最初に供給された粒
状材料の一部を調節ないし排出する必要があり、所定量
の粒状材料を計量ボックスに残して傾斜面を形成させる
必要がある。
【0026】また熱封止装置は袋状容器の充填管ととも
に運動する把持表面を備えるので運搬中の袋状容器の運
動を停止する事なく熱封止を行う事ができる。
に運動する把持表面を備えるので運搬中の袋状容器の運
動を停止する事なく熱封止を行う事ができる。
【0027】
【実施例】以下の実施例の説明では粒状材料が円筒状の
自由落下層流を形成し、回りに環状空隙を有する場合に
ついて説明する。また以下に説明する充填ノズルおよび
充填管を総称して充填ダクトと称する。またこの発明に
おける粒状材料保持手段は例えばホッパーまたは計量ボ
ックスにより構成される。なおホッパー、計量ボック
ス、充填ノズルその他の粒状材料、空気流との接触面
は、ポリテトラフルオロエチレン等の摩擦の小さい材料
で被覆してもよい。
自由落下層流を形成し、回りに環状空隙を有する場合に
ついて説明する。また以下に説明する充填ノズルおよび
充填管を総称して充填ダクトと称する。またこの発明に
おける粒状材料保持手段は例えばホッパーまたは計量ボ
ックスにより構成される。なおホッパー、計量ボック
ス、充填ノズルその他の粒状材料、空気流との接触面
は、ポリテトラフルオロエチレン等の摩擦の小さい材料
で被覆してもよい。
【0028】粒状肥料などの粒状材料用のホッパー1は
計量ボックス2の上に位置する。計量ボックス2は歪み
計などの計量手段3を備える。ホッパー1は複数の粒状
材料供給口4を備え、粒状材料を均等に計量ボックス2
に供給する。計量ボックス2とホッパー1の間の領域は
網状スクリーン5によって囲まれる。網状スクリーン5
は、ホッパー1から粒状材料が計量ボックス2に供給さ
れる際に塵を補足しながら内部の空気を外に逃がす作用
を有する。この構成は従来から使用されているものであ
るが、計量ボックス2を迅速に充填し、充填工程の最後
に供給口4を閉鎖する事により厳密な計量を行う事が可
能である。
計量ボックス2の上に位置する。計量ボックス2は歪み
計などの計量手段3を備える。ホッパー1は複数の粒状
材料供給口4を備え、粒状材料を均等に計量ボックス2
に供給する。計量ボックス2とホッパー1の間の領域は
網状スクリーン5によって囲まれる。網状スクリーン5
は、ホッパー1から粒状材料が計量ボックス2に供給さ
れる際に塵を補足しながら内部の空気を外に逃がす作用
を有する。この構成は従来から使用されているものであ
るが、計量ボックス2を迅速に充填し、充填工程の最後
に供給口4を閉鎖する事により厳密な計量を行う事が可
能である。
【0029】充填の間、袋状容器を支持するプラットフ
ォームやコンベアなどの支持手段が計量手段を備え、袋
状容器に所定の粒状材料が充填された時に弁体7が下降
してホッパー1からの粒状材料の流れを停止する場合に
は計量ボックス2は省略できる。この場合、粒状材料は
直接ホッパー1から袋状容器に供給される。
ォームやコンベアなどの支持手段が計量手段を備え、袋
状容器に所定の粒状材料が充填された時に弁体7が下降
してホッパー1からの粒状材料の流れを停止する場合に
は計量ボックス2は省略できる。この場合、粒状材料は
直接ホッパー1から袋状容器に供給される。
【0030】計量ボックス2の下部には供給口6に向か
って傾斜面が設けられており、粒状材料を計量ボックス
2から充填ノズル10に向けて供給する。この充填ノズ
ル10は袋状容器12の内張り層材の充填管11の内部
に軸方向に延在する。また軸方向に延在する弁体7は計
量ボックス2の内部に設けられ、供給口6および計量ボ
ックス2下部の傾斜部分とともにマスク手段即ち層流形
成手段を形成する。このマスク手段により、供給口を通
過する粒状材料は自由落下層流を形成する。弁体7およ
び供給口6は円形断面である事が好ましい。また弁体7
の上部は、軸方向にホッパー1内部の粒状材料の水準よ
り上まで延在する。弁体7の下部は図示のように水平に
切断されていてもよいが、弁体7の下部に傾斜を設けて
計量ボックス2の下部の傾斜面と協働させ、供給口6を
通過する粒状材料が所定の収束流を形成するようにして
もよい。弁体7は供給口6とほぼ等しい断面形状および
断面寸法を備え、従って弁体7が供給口6に下降すると
弁体7は供給口6を閉鎖する。
って傾斜面が設けられており、粒状材料を計量ボックス
2から充填ノズル10に向けて供給する。この充填ノズ
ル10は袋状容器12の内張り層材の充填管11の内部
に軸方向に延在する。また軸方向に延在する弁体7は計
量ボックス2の内部に設けられ、供給口6および計量ボ
ックス2下部の傾斜部分とともにマスク手段即ち層流形
成手段を形成する。このマスク手段により、供給口を通
過する粒状材料は自由落下層流を形成する。弁体7およ
び供給口6は円形断面である事が好ましい。また弁体7
の上部は、軸方向にホッパー1内部の粒状材料の水準よ
り上まで延在する。弁体7の下部は図示のように水平に
切断されていてもよいが、弁体7の下部に傾斜を設けて
計量ボックス2の下部の傾斜面と協働させ、供給口6を
通過する粒状材料が所定の収束流を形成するようにして
もよい。弁体7は供給口6とほぼ等しい断面形状および
断面寸法を備え、従って弁体7が供給口6に下降すると
弁体7は供給口6を閉鎖する。
【0031】計量ボックス2下部および弁体7の傾斜角
度、および弁体7の供給口6に対する相対的位置は粒状
材料の特性によって決定されるものであり、粒状材料が
供給口6から充填ノズル10に、充填ノズル10の壁面
に接触する事なく自由落下層流を形成するように選択さ
れる。計量ボックス2の下部の傾斜面の形成する円錐面
の頂点の角度は通常40度から80度であり、ほぼ60
度である事が好ましい。この数値は粒状肥料などの粒状
材料に時に適した値である。しかし弁体7の下部に傾斜
を設ける事はかならずしも必要ではない。またホッパー
1下部の傾斜と弁体7下部の傾斜が一致している必要も
ない。供給口6と弁体7によって自由落下層流が形成さ
れれば十分である。
度、および弁体7の供給口6に対する相対的位置は粒状
材料の特性によって決定されるものであり、粒状材料が
供給口6から充填ノズル10に、充填ノズル10の壁面
に接触する事なく自由落下層流を形成するように選択さ
れる。計量ボックス2の下部の傾斜面の形成する円錐面
の頂点の角度は通常40度から80度であり、ほぼ60
度である事が好ましい。この数値は粒状肥料などの粒状
材料に時に適した値である。しかし弁体7の下部に傾斜
を設ける事はかならずしも必要ではない。またホッパー
1下部の傾斜と弁体7下部の傾斜が一致している必要も
ない。供給口6と弁体7によって自由落下層流が形成さ
れれば十分である。
【0032】弁体7を軸方向に固定し、供給口6を通過
する粒状材料に対し、固定流路を形成してもよい。この
場合シャッターなどのバルブ手段を設け供給口6を通過
する粒状材料の流れを制御する必要がある。しかし弁体
7を軸方向に運動可能とし、供給口6を通過する粒状材
料の流れを弁体7がマスクする作用を制御し、計量ボッ
クス2から供給される粒状材料の流れ量を制御する事が
好ましい。この場合、弁体7を下端位置まで下降した際
に供給口6を閉鎖して計量ボックス2から所定重量の粒
状材料が充填されるようにし、また弁体7が上端位置に
運動した際に計量ボックス2下部の傾斜面と協働して粒
状材料に自由落下層流を形成させて袋状容器12への粒
状材料の流量を最大にする。
する粒状材料に対し、固定流路を形成してもよい。この
場合シャッターなどのバルブ手段を設け供給口6を通過
する粒状材料の流れを制御する必要がある。しかし弁体
7を軸方向に運動可能とし、供給口6を通過する粒状材
料の流れを弁体7がマスクする作用を制御し、計量ボッ
クス2から供給される粒状材料の流れ量を制御する事が
好ましい。この場合、弁体7を下端位置まで下降した際
に供給口6を閉鎖して計量ボックス2から所定重量の粒
状材料が充填されるようにし、また弁体7が上端位置に
運動した際に計量ボックス2下部の傾斜面と協働して粒
状材料に自由落下層流を形成させて袋状容器12への粒
状材料の流量を最大にする。
【0033】弁体7の上端位置は粒状材料の特性にあわ
せて選択する事ができる。例えば弁体7を駆動する水圧
ラムの行程に1または複数の停止点を設けてもよい。一
度適切な点が決定されればその点を反復して使用する事
により計量ボックス2および弁体7の動作を自動化でき
る。
せて選択する事ができる。例えば弁体7を駆動する水圧
ラムの行程に1または複数の停止点を設けてもよい。一
度適切な点が決定されればその点を反復して使用する事
により計量ボックス2および弁体7の動作を自動化でき
る。
【0034】弁体7と計量ボックス2下部の傾斜部分と
は、供給口6の縁と弁体7の下端の間の環状空隙におい
て供給孔を形成する。この環状空隙の半径方向の寸法を
適切に選択する事により粒状材料の自由落下層流に適切
な形状および寸法を与える。また供給口6から袋状容器
12に粒状材料を供給する充填ノズル10の直径も充填
速度に影響する。使用される装置の動作パラメータから
最大充填速度決定し、粒状材料が充填ノズル10(およ
び充填管11)の内部壁面に接触することなく自由落下
層流を形成するように弁体7と供給口6の縁の間の環状
空隙の直径を調節する。粒状材料の流れと充填ノズル1
0(および充填管11)の壁面の間の距離を十分に保持
し、充填ノズル10(および充填管11)からの空気が
粒状材料の流れの回りの環状空隙を介して排出されるよ
うにするため更にこれらの直径などの寸法を適切な値に
調節する。最善の寸法および最大の流量は実験により決
定できる。
は、供給口6の縁と弁体7の下端の間の環状空隙におい
て供給孔を形成する。この環状空隙の半径方向の寸法を
適切に選択する事により粒状材料の自由落下層流に適切
な形状および寸法を与える。また供給口6から袋状容器
12に粒状材料を供給する充填ノズル10の直径も充填
速度に影響する。使用される装置の動作パラメータから
最大充填速度決定し、粒状材料が充填ノズル10(およ
び充填管11)の内部壁面に接触することなく自由落下
層流を形成するように弁体7と供給口6の縁の間の環状
空隙の直径を調節する。粒状材料の流れと充填ノズル1
0(および充填管11)の壁面の間の距離を十分に保持
し、充填ノズル10(および充填管11)からの空気が
粒状材料の流れの回りの環状空隙を介して排出されるよ
うにするため更にこれらの直径などの寸法を適切な値に
調節する。最善の寸法および最大の流量は実験により決
定できる。
【0035】ケース20は計量ボックス2の下部および
供給口6を包囲しこれらを保護する。またケース20は
充填ノズル10の上部を支持する。充填ノズル10の上
部位置は微調整が可能である。充填ノズル10の下部は
袋状容器12の充填管11内部に延在する。ケース20
は吸気口21を備える。吸気口21はポンプなどの加圧
空気供給源22に接続され、袋状容器12を充填する前
に袋状容器12の内張り層材を膨張させる。制御弁23
により充填ノズル10の空気流を制御することが好まし
い。ケース20はまた1ないし複数個の排気口24を備
える。排気口24は制御弁26を介して吸気手段25に
接続される。計量ボックス2の供給口6に近接する上端
部においてケース20は閉鎖板27を備える。閉鎖板2
7は回動可能であり、計量ボックス2が充填される間、
閉鎖され、充填システムの下部からの計量への機械的影
響を抑制する。また粒状材料の袋状容器12への充填の
際には閉鎖板27を開く。この状態において閉鎖板27
は粒状材料の流れに干渉せず、粒状材料は供給口6から
充填ノズル10内部に向かって自由落下層流を形成す
る。従って袋状容器12の内張り層材からの空気はケー
ス20内部を介して排気口24から排気される。
供給口6を包囲しこれらを保護する。またケース20は
充填ノズル10の上部を支持する。充填ノズル10の上
部位置は微調整が可能である。充填ノズル10の下部は
袋状容器12の充填管11内部に延在する。ケース20
は吸気口21を備える。吸気口21はポンプなどの加圧
空気供給源22に接続され、袋状容器12を充填する前
に袋状容器12の内張り層材を膨張させる。制御弁23
により充填ノズル10の空気流を制御することが好まし
い。ケース20はまた1ないし複数個の排気口24を備
える。排気口24は制御弁26を介して吸気手段25に
接続される。計量ボックス2の供給口6に近接する上端
部においてケース20は閉鎖板27を備える。閉鎖板2
7は回動可能であり、計量ボックス2が充填される間、
閉鎖され、充填システムの下部からの計量への機械的影
響を抑制する。また粒状材料の袋状容器12への充填の
際には閉鎖板27を開く。この状態において閉鎖板27
は粒状材料の流れに干渉せず、粒状材料は供給口6から
充填ノズル10内部に向かって自由落下層流を形成す
る。従って袋状容器12の内張り層材からの空気はケー
ス20内部を介して排気口24から排気される。
【0036】充填工程において袋状容器12はコンベア
13などの支持手段によって支持される。コンベア13
は袋状容器12を充填および封止設備に運搬する。コン
ベア13は例えば公知のベルトないしスラットコンベア
であり、袋状容器12の底部を支持する。袋状容器12
は互いに接触するように載置され横方向に互いに支持す
るようにする事が好ましい。コンベア13を袋状容器1
2の幅に相当する距離づつ充填および封止設備内部を段
階的に運動させる。また鎖状コンベアなどにカップ状支
持手段を取り付けて袋状容器12の充填管11を支持さ
せてもよい。しかし袋状容器12を空気で膨張させた場
合、充填前後においてフックなどによって袋状容器12
の上端を支持する補助支持手段は通常必要ではない。し
かし袋状容器12の荷重を支持する外層袋には予め輪状
部材14をもうけてもよい。この場合、輪状部材14を
上方に向かって位置させ、充填および封止工程が終了し
次の工程に移動する際に輪状部材14を使用できるよう
にする。この場合も後述する運動ベルト型熱封止装置を
使用する事ができる。この熱封止装置の挟持部分に袋状
容器12の内張り層材の充填管11を供給し、充填され
た袋状容器12の充填管11を熱封止する。
13などの支持手段によって支持される。コンベア13
は袋状容器12を充填および封止設備に運搬する。コン
ベア13は例えば公知のベルトないしスラットコンベア
であり、袋状容器12の底部を支持する。袋状容器12
は互いに接触するように載置され横方向に互いに支持す
るようにする事が好ましい。コンベア13を袋状容器1
2の幅に相当する距離づつ充填および封止設備内部を段
階的に運動させる。また鎖状コンベアなどにカップ状支
持手段を取り付けて袋状容器12の充填管11を支持さ
せてもよい。しかし袋状容器12を空気で膨張させた場
合、充填前後においてフックなどによって袋状容器12
の上端を支持する補助支持手段は通常必要ではない。し
かし袋状容器12の荷重を支持する外層袋には予め輪状
部材14をもうけてもよい。この場合、輪状部材14を
上方に向かって位置させ、充填および封止工程が終了し
次の工程に移動する際に輪状部材14を使用できるよう
にする。この場合も後述する運動ベルト型熱封止装置を
使用する事ができる。この熱封止装置の挟持部分に袋状
容器12の内張り層材の充填管11を供給し、充填され
た袋状容器12の充填管11を熱封止する。
【0037】袋状容器12の内張り層材の充填管11は
フックまたは押し込み(摩擦力支持)によって、ケース
20の下部に取り付けられた充填ノズル10に装着され
る。閉鎖板27を上方位置に回転し、吸気口21を介し
て加圧空気供給源22によって加圧空気をケース20か
ら袋状容器12の内張り層材に供給し袋状容器12の内
張り層材を膨張させて計量ボックス2から粒状肥料を供
給する準備を行う。粒状肥料は重力の影響の下にホッパ
ー1から供給口4を介して計量ボックス2に供給され所
定重量の粒状肥料が計量ボックス2に供給される。ここ
で供給口4を閉鎖し閉鎖板27を下方位置に回転させて
吸気口21を閉鎖し、供給口6をケース20および充填
ノズル10に向かって開放する。更に弁体7を所定位置
まで上昇させて粒状肥料を計量ボックス2から供給口6
を介して充填ノズル10および充填管11に流入させ
る。この際弁体7の位置は、弁体7が計量ボックス2下
部の傾斜部分と協働し、粒状肥料が充填ノズル10およ
び充填管11の壁面に接触せずに自由落下層流を形成す
る位置であり、この位置は予め実験的に決定されてい
る。この粒状肥料の自由落下層流は回りに環状空隙を形
成する。従って袋状容器12の内張り層材内部の空気は
この環状空隙を介してケース20の内部に排気され更に
そこから吸気手段25によって排気口24を介して排気
される。
フックまたは押し込み(摩擦力支持)によって、ケース
20の下部に取り付けられた充填ノズル10に装着され
る。閉鎖板27を上方位置に回転し、吸気口21を介し
て加圧空気供給源22によって加圧空気をケース20か
ら袋状容器12の内張り層材に供給し袋状容器12の内
張り層材を膨張させて計量ボックス2から粒状肥料を供
給する準備を行う。粒状肥料は重力の影響の下にホッパ
ー1から供給口4を介して計量ボックス2に供給され所
定重量の粒状肥料が計量ボックス2に供給される。ここ
で供給口4を閉鎖し閉鎖板27を下方位置に回転させて
吸気口21を閉鎖し、供給口6をケース20および充填
ノズル10に向かって開放する。更に弁体7を所定位置
まで上昇させて粒状肥料を計量ボックス2から供給口6
を介して充填ノズル10および充填管11に流入させ
る。この際弁体7の位置は、弁体7が計量ボックス2下
部の傾斜部分と協働し、粒状肥料が充填ノズル10およ
び充填管11の壁面に接触せずに自由落下層流を形成す
る位置であり、この位置は予め実験的に決定されてい
る。この粒状肥料の自由落下層流は回りに環状空隙を形
成する。従って袋状容器12の内張り層材内部の空気は
この環状空隙を介してケース20の内部に排気され更に
そこから吸気手段25によって排気口24を介して排気
される。
【0038】所定量の粒状肥料が袋状容器12に充填さ
れた後、操作員は袋状容器12の充填管11を充填ノズ
ル10から取り外し、袋状容器12をコンベア13によ
って熱封止装置18に運搬する。また充填装置および封
止装置を円形コンベアなどの回転支持手段に取り付け静
止している袋状容器12を充填、封止してもよい。
れた後、操作員は袋状容器12の充填管11を充填ノズ
ル10から取り外し、袋状容器12をコンベア13によ
って熱封止装置18に運搬する。また充填装置および封
止装置を円形コンベアなどの回転支持手段に取り付け静
止している袋状容器12を充填、封止してもよい。
【0039】上に説明したように袋状容器12の充填管
11を紐でしばってもよいし、また熱封止してもよい。
これによって袋状容器12を閉鎖し内張り層材内部の粒
状材料を湿気などから保護する。しかし従来の圧接型熱
封止装置を使用する場合、袋状容器12の移動が熱封止
工程で停止する事を防止するためには袋状容器12の充
填工程時間内に熱封止を行う必要がある。しかし実際に
はこのような短い時間内に十分な熱封止を行う事は従来
装置では困難である。従って運動ベルト型ないしローラ
型の熱封止装置によって充填管11を熱封止する事が好
ましい。この運動ベルト型ないしローラ型熱封止装置の
封止面は袋状容器12とともに運動する。
11を紐でしばってもよいし、また熱封止してもよい。
これによって袋状容器12を閉鎖し内張り層材内部の粒
状材料を湿気などから保護する。しかし従来の圧接型熱
封止装置を使用する場合、袋状容器12の移動が熱封止
工程で停止する事を防止するためには袋状容器12の充
填工程時間内に熱封止を行う必要がある。しかし実際に
はこのような短い時間内に十分な熱封止を行う事は従来
装置では困難である。従って運動ベルト型ないしローラ
型の熱封止装置によって充填管11を熱封止する事が好
ましい。この運動ベルト型ないしローラ型熱封止装置の
封止面は袋状容器12とともに運動する。
【0040】図3は図1の熱封止装置の模式的平面図で
ある。図4は図1の熱封止装置の模式的断面図である。
この発明に係る熱封止装置18は一対の運送用無限ベル
ト30を備える。一対の運送用無限ベルト30はステン
レス鋼などの熱的に安定な材料からなり、その間に挟持
間隙31を形成する。挟持間隙31は、封止装置を通過
する袋状容器12の充填管11を挟持する。運送用無限
ベルト30の表面には突起を設け充填管11を確実に挟
持するようにしてもよい。また1個または複数個の案内
部材40を設け運送用無限ベルト30の間の挟持間隙3
1に充填管11を案内してもよい。運送用無限ベルト3
0の上方には一対の(充填管11移動方向に延在する形
状の)熱風ノズル32を設け、充填管11に対して熱風
をふきつけ、充填管11が運送用無限ベルト30によっ
て運送されて熱風ノズル32の前を通過する間に少なく
とも充填管11の一部を(充填管11の移動方向に帯状
に)溶着する。更に運送用無限ベルト30の上方には1
または複数個の押圧ローラないし押圧無限ベルト33が
設けられ、熱風ノズル32を通過して加熱された充填管
11の材料を押圧し、充填管11の幅方向全体を完全に
熱封止する。
ある。図4は図1の熱封止装置の模式的断面図である。
この発明に係る熱封止装置18は一対の運送用無限ベル
ト30を備える。一対の運送用無限ベルト30はステン
レス鋼などの熱的に安定な材料からなり、その間に挟持
間隙31を形成する。挟持間隙31は、封止装置を通過
する袋状容器12の充填管11を挟持する。運送用無限
ベルト30の表面には突起を設け充填管11を確実に挟
持するようにしてもよい。また1個または複数個の案内
部材40を設け運送用無限ベルト30の間の挟持間隙3
1に充填管11を案内してもよい。運送用無限ベルト3
0の上方には一対の(充填管11移動方向に延在する形
状の)熱風ノズル32を設け、充填管11に対して熱風
をふきつけ、充填管11が運送用無限ベルト30によっ
て運送されて熱風ノズル32の前を通過する間に少なく
とも充填管11の一部を(充填管11の移動方向に帯状
に)溶着する。更に運送用無限ベルト30の上方には1
または複数個の押圧ローラないし押圧無限ベルト33が
設けられ、熱風ノズル32を通過して加熱された充填管
11の材料を押圧し、充填管11の幅方向全体を完全に
熱封止する。
【0041】熱風の温度、運送用無限ベルト30の間の
挟持間隙31の寸法、押圧無限ベルト33および押圧無
限ベルト33によって加えられる圧力は、充填管11の
特性および熱封止装置の動作特性に応じて実験的に選択
することができる。運送用無限ベルト30の運動速度は
コンベア13の運動速度とほぼ等しく設定され、従って
充填管11は熱風ノズル32、押圧無限ベルト33の間
をほぼ円滑に移動する。
挟持間隙31の寸法、押圧無限ベルト33および押圧無
限ベルト33によって加えられる圧力は、充填管11の
特性および熱封止装置の動作特性に応じて実験的に選択
することができる。運送用無限ベルト30の運動速度は
コンベア13の運動速度とほぼ等しく設定され、従って
充填管11は熱風ノズル32、押圧無限ベルト33の間
をほぼ円滑に移動する。
【0042】押圧無限ベルト33は図4に示すように運
動方向に延在する突起34を有してもよい。この突起3
4は加熱された充填管11の材料に加えられる圧力を集
中する作用を有する。また例えばバネ付支持板35によ
って一対の運送用無限ベルト30を互いに向かって付勢
してもよい(図3、4には1個もに図示)。バネ付支持
板35は押圧無限ベルト33の背面を押圧し、充填管1
1の材料の厚さの変動に対処できるようにする。押圧ロ
ーラないし押圧無限ベルト33の背面を例えば1または
複数個の熱風供給装置ないし赤外線加熱器36によって
加熱し、充填管11が押圧無限ベルト33によって挟持
されている間、充填管11を高温に維持して充填管11
の幅全体にわたる熱封止の形成を補助してもよい。また
押圧無限ベルト33に多数の孔を設け押圧無限ベルト3
3の面を介して空気が通過できるようにし、熱風と充填
管11が直接接触できるようにして充填管11の加熱を
促進する事も可能である。
動方向に延在する突起34を有してもよい。この突起3
4は加熱された充填管11の材料に加えられる圧力を集
中する作用を有する。また例えばバネ付支持板35によ
って一対の運送用無限ベルト30を互いに向かって付勢
してもよい(図3、4には1個もに図示)。バネ付支持
板35は押圧無限ベルト33の背面を押圧し、充填管1
1の材料の厚さの変動に対処できるようにする。押圧ロ
ーラないし押圧無限ベルト33の背面を例えば1または
複数個の熱風供給装置ないし赤外線加熱器36によって
加熱し、充填管11が押圧無限ベルト33によって挟持
されている間、充填管11を高温に維持して充填管11
の幅全体にわたる熱封止の形成を補助してもよい。また
押圧無限ベルト33に多数の孔を設け押圧無限ベルト3
3の面を介して空気が通過できるようにし、熱風と充填
管11が直接接触できるようにして充填管11の加熱を
促進する事も可能である。
【0043】運送用無限ベルト30および押圧無限ベル
ト33は垂直方向に延在するローラによって、駆動され
る。これらのローラは袋状容器12を運搬するコンベア
13と同期し、例えば共通の駆動源(図示せず)によっ
てベルトないし鎖伝導手段を介して駆動される。
ト33は垂直方向に延在するローラによって、駆動され
る。これらのローラは袋状容器12を運搬するコンベア
13と同期し、例えば共通の駆動源(図示せず)によっ
てベルトないし鎖伝導手段を介して駆動される。
【0044】上に述べたように加熱および押圧を行う手
段を別々に設ける変わりに、押圧無限ベルト33と同様
に多数の孔を設けたベルトを使用し、加熱と押圧を同時
に行って充填管11の幅全体に亘って熱封止を形成する
事も可能である。この場合ベルトの孔を介して単一の熱
風によって充填管11を加熱する。
段を別々に設ける変わりに、押圧無限ベルト33と同様
に多数の孔を設けたベルトを使用し、加熱と押圧を同時
に行って充填管11の幅全体に亘って熱封止を形成する
事も可能である。この場合ベルトの孔を介して単一の熱
風によって充填管11を加熱する。
【0045】上に説明した熱封止装置を使用する事によ
り袋状容器12の停止時間を削減し封止工程における操
作員の負担を軽減することができる。従って操作員は最
初の袋状容器12が封止設備から排出されると同時に新
しい袋状容器12を確保する事が可能である。
り袋状容器12の停止時間を削減し封止工程における操
作員の負担を軽減することができる。従って操作員は最
初の袋状容器12が封止設備から排出されると同時に新
しい袋状容器12を確保する事が可能である。
【0046】
【発明の効果】袋状容器内張り層材内部の空気は粒状材
料が充填される際に自由落下層流を乱す事なく自由落下
層流の回りの空隙から排出される。従って最大充填速度
が実現でき、充填時間を短縮できる。また従来必要と考
えられていたよりも袋状容器の充填管の幅を狭くする事
も可能であり熱封止を高速に行う事が可能である。
料が充填される際に自由落下層流を乱す事なく自由落下
層流の回りの空隙から排出される。従って最大充填速度
が実現でき、充填時間を短縮できる。また従来必要と考
えられていたよりも袋状容器の充填管の幅を狭くする事
も可能であり熱封止を高速に行う事が可能である。
【0047】なお供給口に収束する傾斜面は粒状材料を
案内して自由落下層流を形成せしめる。マスク手段を設
ける事により粒状材料の大部分が直接的軸方向流を形成
して供給口を通過する事を防止し、傾斜面が粒状材料の
自由落下層流を形成する事を補助する。また熱封止装置
は袋状容器の充填管とともに運動する把持表面を備える
ので運搬中の袋状容器の運動を停止する事なく熱封止を
行う事ができる。従って袋状容器の停止時間を削減し封
止工程における操作員の負担を軽減することができる。
従来の袋状容器の充填および静止棒状熱封止装置による
封止工程には2人の操作員が必要であったが、この発明
による方法により充填および封止工程をひとりの操作員
で実行する事が可能である。
案内して自由落下層流を形成せしめる。マスク手段を設
ける事により粒状材料の大部分が直接的軸方向流を形成
して供給口を通過する事を防止し、傾斜面が粒状材料の
自由落下層流を形成する事を補助する。また熱封止装置
は袋状容器の充填管とともに運動する把持表面を備える
ので運搬中の袋状容器の運動を停止する事なく熱封止を
行う事ができる。従って袋状容器の停止時間を削減し封
止工程における操作員の負担を軽減することができる。
従来の袋状容器の充填および静止棒状熱封止装置による
封止工程には2人の操作員が必要であったが、この発明
による方法により充填および封止工程をひとりの操作員
で実行する事が可能である。
【図1】充填・熱封止複合設備の模式的りつめん図であ
る。
る。
【図2】図1の充填装置の拡大図である。
【図3】図1の熱封止装置の模式的平面図である。
【図4】図1の熱封止装置の模式的断面図である。
1 ホッパー 2 計量ボックス 3 計量手段 4 供給口 5 網状スクリーン 6 供給口 7 弁体 10 充填ノズル 11 充填管 12 袋状容器 13 コンベア 14 輪状部材 18 熱封止装置 20 ケース 21 吸気口 22 加圧空気供給源 23 制御弁 24 排気口 25 吸気手段 26 制御弁 27 閉鎖板 30 運送用無限ベルト 31 挟持間隙 32 熱風ノズル 33 押圧無限ベルト 34 突起 35 バネ付支持板 36 赤外線加熱器 40 案内部材
Claims (17)
- 【請求項1】 粒状材料保持手段から粒状材料を重力に
よって充填ダクトを介して袋状容器の内張り層材に向か
って流動させて袋状容器を粒状材料で充填する袋状容器
充填方法において、 前記粒状材料は自由落下層流を形成し、実質的に全長に
亘って前記自由落下層流は前記充填ダクトの壁面と接触
せず、この結果、前記自由落下層流に近接して空気通路
が形成され、前記袋状容器の内張り層材内部から排出さ
れた空気の少なくとも一部は前記空気通路を介して前記
粒状材料の自由落下層流を実質的に乱す事なく前記内張
り層材内部から外部に排出される事を特徴とする袋状容
器充填方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の袋状容器充填方法を使用
して流動する粒状材料で袋状容器を充填する袋状容器充
填装置において、 a)粒状材料を供給口を介して充填ダクトに向かって放
出する手段であって、前記充填ダクトは、放出された粒
状材料を袋状容器の内張り層材の内部に供給する充填ダ
クトである放出手段と、 b)前記供給口に隣接し、前記供給口に向かって流動す
る前記粒状材料を案内する面であって、前記供給口を通
過する前記粒状材料の全体的流れ線に向かって収束する
ように傾斜された1または複数の傾斜面を備える面と、 c)前記供給口の上流側に配置され、前記傾斜面と協働
し、前記粒状材料の前記供給口への流路の一部を閉塞す
るマスク手段と、 を備え、 前記粒状材料が自由落下層流を形成し、前記自由落下層
流は、実質的に前記充填ダクトの全長に亘って前記充填
ダクトの壁面に直接接触せず、この結果形成される空気
通路を介して前記袋状容器内張り層材内部の空気は粒状
材料の流れを実質的に妨げる事なく排出されるように、
前記収束面により形成される円錐面の頂点角度および前
記マスク手段の位置が設定される事を特徴とする袋状容
器充填装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の袋状容器充填方法におい
て前記自由落下層流は実質的に円形断面を有し、前記空
気排出流路は前記自由落下層流と前記充填ダクトの壁面
の間の環状空隙によって形成される事を特徴とする袋状
容器充填方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の袋状容器充填装置におい
て前記自由落下層流は実質的に円形断面を有し、前記空
気排出流路は前記自由落下層流と前記充填ダクトの壁面
の間の環状空隙によって形成される事を特徴とする袋状
容器充填装置。 - 【請求項5】 請求項1または3記載の袋状容器充填方
法において、前記粒状材料保持手段から前記粒状材料は
前記供給口の上流側の面および前記供給口を介して流動
し、前記面は前記供給口に向かって収束するように傾斜
しており、これにより前記粒状材料は前記自由落下層流
を形成する事を特徴とする袋状容器充填方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の袋状容器充填方法におい
て、前記粒状材料の直接的軸方向流路を少なくとも部分
的に閉塞するマスク手段を前記供給口の上流側に設けた
事を特徴とする袋状容器充填方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の袋状容器充填方法におい
て、前記供給口の上流側に弁体が設けられ、前記弁体は
前記供給口と協働して環状の供給孔を形成し、前記粒状
材料は前記環状供給孔を介して流動する事を特徴とする
袋状容器充填方法。 - 【請求項8】 請求項2記載の袋状容器充填装置におい
て、前記供給口の上流側に弁体が設けられ、前記弁体は
前記供給口と協働して環状の供給孔を形成し、前記粒状
材料は前記環状供給孔を介して流動する事を特徴とする
袋状容器充填装置。 - 【請求項9】 請求項7記載の袋状容器充填方法におい
て、前記弁体は軸方向に移動可能であり、前記環状供給
孔を調節可能とした事を特徴とする袋状容器充填方法。 - 【請求項10】 請求項8記載の袋状容器充填装置にお
いて、前記弁体は軸方向に移動可能であり、前記環状供
給孔を調節可能とした事を特徴とする袋状容器充填装
置。 - 【請求項11】 請求項5、6、7のいづれかに記載の
袋状容器充填方法において傾斜面によって形成される円
錐面の頂点角度が20度から80度である事を特徴とす
る袋状容器充填方法。 - 【請求項12】 請求項2または8記載の袋状容器充填
装置において傾斜面によって形成される円錐面の頂点角
度が20度から80度である事を特徴とする袋状容器充
填装置。 - 【請求項13】 請求項1、3、5、6、7、9、11
のいづれかに記載の袋状容器充填方法において前記袋状
容器内張り層材は前記袋状容器が所定量の粒状材料で充
填された後に封止される事を特徴とする袋状容器充填方
法。 - 【請求項14】 請求項2、4、8、10、12のいづ
れかに記載の袋状容器充填装置において前記袋状容器内
張り層材は前記袋状容器が所定量の粒状材料で充填され
た後に封止される事を特徴とする袋状容器充填装置。 - 【請求項15】 請求項13記載の袋状容器充填方法に
おいて、熱封止部材が前記袋状容器とともに運動する熱
封止装置を使用して前記袋状容器内張り層材の充填管を
熱封止する事を特徴とする袋状容器充填方法。 - 【請求項16】 請求項15記載の袋状容器充填方法に
おいて、前記熱封止部材は対向する押圧ローラまたは運
搬方向に運動するベルトを備え、充填管の材料を加熱し
少なくとも前記材料の一部を溶着する手段が設けられ、
前記押圧ローラまたは前記ベルトは、前記ローラまたは
前記ベルトの間の挟持部分を通過する加熱された前記材
料または前記充填管を押圧する事を特徴とする袋状容器
充填方法。 - 【請求項17】 請求項2記載の袋状容器充填装置にお
いて、前記袋状容器の充填管を熱封止する熱封止装置を
備え、前記熱封止装置は2以上の対向する加熱手段と、
押圧ローラまたはベルトであって1または複数の把持表
面を提供するローラまたはベルトを備え、前記把持表面
は熱封止工程において前記充填管とともに運動する事を
特徴とする袋状容器充填装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB939301635A GB9301635D0 (en) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | Method and apparatus |
GB9301635.0 | 1993-01-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247402A true JPH06247402A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=10729432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6007821A Pending JPH06247402A (ja) | 1993-01-27 | 1994-01-27 | 袋状容器充填方法および袋状容器充填装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5443102A (ja) |
EP (1) | EP0608942A3 (ja) |
JP (1) | JPH06247402A (ja) |
AU (1) | AU5314094A (ja) |
CA (1) | CA2113314A1 (ja) |
FI (1) | FI940409A (ja) |
GB (2) | GB9301635D0 (ja) |
NO (1) | NO940217L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021160818A (ja) * | 2020-04-02 | 2021-10-11 | 三光機械株式会社 | 充填包装装置の充填シュート |
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- 1994-01-21 NO NO940217A patent/NO940217L/no unknown
- 1994-01-21 EP EP9494200146A patent/EP0608942A3/en not_active Withdrawn
- 1994-01-27 US US08/187,005 patent/US5443102A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-01-27 FI FI940409A patent/FI940409A/fi not_active Application Discontinuation
- 1994-01-27 JP JP6007821A patent/JPH06247402A/ja active Pending
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