JPH08244701A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH08244701A
JPH08244701A JP5157995A JP5157995A JPH08244701A JP H08244701 A JPH08244701 A JP H08244701A JP 5157995 A JP5157995 A JP 5157995A JP 5157995 A JP5157995 A JP 5157995A JP H08244701 A JPH08244701 A JP H08244701A
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packaging
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継雄 兼岡
Masaya Ichikawa
雅也 市川
Takafumi Someya
崇文 染谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量手段の下部出口部から落下された被包装
物が製袋筒の内周面に付着してしまうことを防止するこ
とにより、被包装物の充填量の正確性を増し、かつシー
ル不良の発生を防止することができる包装装置を提供す
る。 【構成】 第一シール手段で両端縁部同士がシールされ
かつ第二シール手段で下側が閉塞された状態の包装フィ
ルム内に、被包装物を、計量手段23から落下させ製袋
筒13から排出させて充填した後、第二シール手段で該
被包装物が充填された包装フィルムの上側を閉塞させて
ピロー型の包装物を形成するものであって、計量手段2
3の下部出口部24より下側の製袋筒13の内周面に、
下方大径のテーパ面13bを形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被包装物を包装する包
装装置に関し、詳しくは、粉、粒体あるいは含水分が多
い物質等、壁面に付着し易い被包装物の包装に用いて好
適な包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】包装装置の一例として、上下方向に沿っ
て配置されるとともに、帯状の包装フィルムが両端縁部
を合わせた状態で外周側に巻き付けられる筒状の製袋筒
と、該製袋筒で合わせられた包装フィルムの両端縁部同
士を両側から挟んで接着させる第一シール手段と、製袋
筒に巻き付けられた包装フィルムを下方に送る移送手段
と、製袋筒の下方に設けられ、該製袋筒から下方に送ら
れた包装フィルムを両側から挟んで接着させる第二シー
ル手段と、製袋筒内に設けられ、被包装物を計量して下
部出口部から落下させる計量手段とを有し、第一シール
手段で両端縁部同士が接着されかつ第二シール手段で下
側が閉塞された状態の包装フィルム内に、被包装物を、
計量手段から落下させ製袋筒から排出させて充填した
後、該被包装物が充填された包装フィルムの上側を第二
シール手段で閉塞させてピロー型の包装物を形成するも
のがある。
【0003】上記包装装置において、製袋筒は、最終的
な包装物の外寸法を規制するため、均一な外径の円筒状
とされており、また、内径も均一とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように製袋筒が
均一な内径であると、被包装物が、粉、粒体あるいは含
水分が多い物質等の場合、計量手段の下部出口部から落
下された被包装物が製袋筒の内周面に付着してしまうこ
とがある。これにより、包装物に充填される被包装物の
量が若干ばらつくという問題が生じた。さらに大きな問
題として、上記のように製袋筒の内周面に付着していた
被包装物は、落下のタイミングを制御することが不可能
であるため、第二シール手段による接着直前のタイミン
グで落ちると、この被包装物を接着部分に挟み込んで接
着が行われ、これにより接着部分にシール不良を生じて
しまうことがあった。
【0005】したがって、本発明の目的は、計量手段の
下部出口部から落下された被包装物が製袋筒の内周面に
付着してしまうことを防止することにより、被包装物の
充填量の正確性を増し、かつシール不良の発生を防止す
ることができる包装装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の包装装置は、上下方向に沿
って配置されるとともに、帯状の包装フィルムが両端縁
部を合わせた状態で外周側に巻き付けられる筒状の製袋
筒と、該製袋筒で合わせられた包装フィルムの両端縁部
同士を両側から挟んで接着させる第一シール手段と、前
記製袋筒に巻き付けられた包装フィルムを下方に送る移
送手段と、前記製袋筒の下方に設けられ、該製袋筒から
下方に送られた包装フィルムを両側から挟んで接着させ
る第二シール手段と、前記製袋筒内に設けられ、被包装
物を計量して下部出口部から落下させる計量手段とを有
し、前記第一シール手段で両端縁部同士がシールされか
つ第二シール手段で下側が閉塞された状態の包装フィル
ム内に、被包装物を、前記計量手段から落下させ前記製
袋筒から排出させて充填した後、該被包装物が充填され
た包装フィルムの上側を前記第二シール手段で閉塞させ
てピロー型の包装物を形成するものであって、前記計量
手段の下部出口部より下側の製袋筒の内周面に、下方大
径のテーパ面を形成してなることを特徴としている。
【0007】本発明の請求項2記載の包装装置は、請求
項1記載のものに関して、前記製袋筒は、包装フィルム
が両端縁部を合わせた状態で外周側に巻き付けられる外
筒部と、内周側に前記計量手段が設けられ、かつ前記テ
ーパ面が形成される内筒部とを有する二重構造とされて
いることを特徴としている。
【0008】本発明の請求項3記載の包装装置は、請求
項2記載のものに関して、前記内筒部のみに振動を加え
る加振手段を設けてなることを特徴としている。
【0009】本発明の請求項4記載の包装装置は、請求
項1乃至3のいずれか一項に記載のものに関して、前記
テーパ面に穴部を設け、該穴部から気体を噴出させる噴
出手段を設けてなることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項5記載の包装装置は、請求
項1乃至4のいずれか一項に記載のものに加えて、前記
テーパ面にテフロンコーティングを施してなることを特
徴としている。
【0011】
【作用】本発明の請求項1記載の包装装置によれば、計
量手段の下部出口部より下側の製袋筒の内周面に、下方
大径のテーパ面を形成してなるため、計量手段の下部出
口部より落下する被包装物の落下方向に対し、製袋筒の
内周面が外側に存在することになり、よって、該内周面
に被包装物が付着し難くなる。また、例え付着すること
があっても、テーパ面は下方に向くよう傾斜しているた
めその付着力が小さくなり、よって落下しやすくなる。
【0012】本発明の請求項2記載の包装装置によれ
ば、製袋筒が、包装フィルムが両端縁部を合わせた状態
で外周側に巻き付けられる外筒部と、内周側に計量手段
が設けられ、かつテーパ面が形成される内筒部とを有す
る二重構造とされているため、例えば内筒部のみを振動
させること等が可能となる。
【0013】本発明の請求項3記載の包装装置によれ
ば、被包装物が内筒部の内周面に付着することが例えあ
っても、加振手段により内筒部に振動を加えることで被
包装物を落下させる。しかも、外筒部は加振手段により
加振されることがないため、帯状の包装フィルムを両端
縁部を合わせた状態で製袋筒の外筒部に巻き付け、合わ
された包装フィルムの両端縁部同士を第一シール手段で
両側から挟んで接着させるという製袋作業に振動が悪影
響をおよぼすことがない。
【0014】本発明の請求項4記載の包装装置によれ
ば、被包装物が内筒部の内周面に付着することが例えあ
っても、テーパ面に設けられた穴部から噴出手段により
気体を噴出させることにより、被包装物を吹き飛ばし落
下させる。
【0015】本発明の請求項5記載の包装装置によれ
ば、内筒部のテーパ面にテフロンコーティングを施して
なるため、例えテーパ面に被包装物が付着することがあ
っても、付着力が小さく、よって、落下しやすい。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例による包装装置を図面を参
照して以下に説明する。図1は、本実施例の包装装置の
概略構成を示すもので、該包装装置は、縦方向に包装フ
ィルムを送りつつ被包装物を包装してピロー型の包装物
を形成する、いわゆる縦型ピロー包装装置である。
【0017】該包装装置は、基端側がロール状に巻かれ
た一定幅の帯状をなす熱溶着性の包装フィルム11と、
該包装フィルム11を引き出して繰り出すフィルム繰出
ローラ12と、該フィルム繰出ローラ12による包装フ
ィルム11の繰り出し側に上下方向に沿って配置される
とともに、包装フィルム11が両端縁部を合わせた状態
で外周側に巻き付けられる円筒状の製袋筒13と、該製
袋筒13への包装フィルム11の巻き付けをガイドする
ガイド板10と、上下動可能に設けられ製袋筒13に巻
き付けられた包装フィルム11を吸着した状態で下方に
移動することにより該包装フィルム11を下方に送る移
動吸引器(移送手段)14とを有している。ここで、図
1中符号15で示すものは、包装フィルム11の張力あ
るいは位置等を調整する調整ローラであり、符号16で
示すものは包装フィルム11の有無を検出する光電管装
置である。
【0018】ここで、ガイド板10の案内により製袋筒
13の一側に包装フィルム11の中央部を当接させさら
に該包装フィルム11の両端縁部側を裏側に回した状態
で、該包装フィルム11を下方に送ると、包装フィルム
11が順次両端縁部を合わせた状態で製袋筒13の外周
側に巻き付けられることになる。
【0019】製袋筒13の包装フィルム11の供給側に
対し反対側の側方に、上下方向に沿うセンターシーラ
(第一シール手段)18が設けられている。該センター
シーラ18は、製袋筒13側に水平移動することによ
り、製袋筒13の上下方向に沿うシール部(第一シール
手段)13aとで、該シール部13a上を移動する包装
フィルム11の両端縁部同士を両側から挟んで熱接着さ
せるようになっている。
【0020】製袋筒13の下方には、水平方向に延在す
る一対のエンドシールカッター(第二シール手段)20
が上下方向の位置を決められて水平方向の相互近接離間
移動のみ可能に設けられている。エンドシールカッター
20は、図示は略すが、上下にシール部が設けられ中央
にカッターが設けられたもので、製袋筒13から下方に
送られた包装フィルム11を両側から挟んで上下二カ所
のシール部により熱接着させるとともにこれらの間の部
分をカッターで切断するようになっている。エンドシー
ルカッター20の下方には、搬送用の排出コンベア21
が設けられている。
【0021】製袋筒13の内側の軸線方向における中間
所定位置には、図2に示すように、スクリュー状のオー
ガ(計量手段)23が位置固定で回転自在に嵌合されて
いる。該オーガ23は、連結された駆動装置23aに駆
動されるもので、製袋筒13の上部から供給された被包
装物を回転量に応じた所定量、下部出口部24から落下
させるようになっている。
【0022】そして、本実施例においては、オーガ23
の下部出口部24より下側の製袋筒13の内周面に、下
部出口部24から一定角度で拡径する下方大径のテーパ
面13bが製袋筒13の下端部まで形成されている。ま
た、オーガ23より上側の製袋筒13の内周面には、上
端部から一定角度で縮径する上方大径の受入テーパ面1
3cが形成されている。なお、製袋筒13は、最終的な
包装物26の外寸法を規制するため、外径は均一とされ
ている。
【0023】このような、構成の本実施例においては、
フィルム繰出ローラ12で繰り出された包装フィルム1
1は、ガイド板10で案内され両端縁部同士が合わせら
れた状態で製袋筒13に巻き付けられ、センターシーラ
18および製袋筒13のシール部13aとで両端縁部同
士が熱接着されて筒状とされ、移動吸引器14で下方に
送られる。そして、このようにして筒状とされた包装フ
ィルム11は、エンドシールカッター20で熱接着され
て下部が閉塞された状態で、さらに移動吸引器14で下
方に所定量送られる。この状態で、製袋筒13のオーガ
23が駆動装置23aにより既定量回転駆動されること
で、既定量の被包装物が下部出口部24から落下され製
袋筒13の下端開口部から排出されて、下部が閉塞され
た包装フィルム11内に充填される。
【0024】次いで、エンドシールカッタ20が相互に
近接することにより、包装フィルム11の被包装物が充
填された部分より上側同士が熱接着されて閉塞され、さ
らに、その上側が切断され、さらに該切断部分より上側
同士も熱接着により閉塞される。これにより、被包装物
が包装された後のピロー型の包装物26が排出コンベア
21に落下して搬送されるとともに、次の包装のための
包装フィルム11の下部が閉塞されることになる。この
ようにして、順次包装物26が形成されていく。
【0025】そして、本実施例においては、オーガ23
の下部出口部24より下側の製袋筒13の内周面に、下
方大径のテーパ面13bを形成してなるため、オーガ2
3の下部出口部24より落下する被包装物の落下方向に
対し、製袋筒13の下側の内周面すなわちテーパ面13
bが外側に存在することになり、よって、該テーパ面1
3bに被包装物が付着し難くなる。このようにしてオー
ガ23の下部出口部24から落下された被包装物が製袋
筒13のオーガ23より下側の内周面すなわちテーパ面
13bに付着してしまうことを防止することができるた
め、粉、粒体あるいは含水分が多い物質等、壁面に付着
し易い被包装物を包装する場合においても、被包装物の
充填量の正確性を増すことができ、かつシール不良の発
生を防止することができる。また、例え付着することが
あっても、テーパ面13bは下方に向くよう傾斜してい
るためその付着力が小さくなり、よって落下しやすくな
る。したがって、被包装物の充填量の正確性をさらに増
すことができ、かつシール不良の発生をさらに効果的に
防止することができる。
【0026】なお、上記した粉、粒体あるいは含水分が
多い物質等の被包装物の一例としては、まい茸等の茸類
の菌を湿らせたおが屑に繁殖させたいわゆる栽培床等が
あげられる。ここで、上記おが屑3kgを準備し、20
0W×120×400mmのガセット包装をすると、従
来では長時間運転中に製袋筒内におが屑が付着し該付着
したおが屑が間断なく落下するためにエンドシールカッ
ターによるシール部分におが屑が噛み込まれてシール不
良が発生していたが、このようなおが屑の噛み込みによ
るシール不良をなくすことができた。
【0027】なお、上記実施例は、以下のように変更す
ることも可能である。図3に示すように、製袋筒13
を、包装フィルム11(図3においては図示略)が両端
縁部を合わせた状態で外周側に巻き付けられるとともに
シール部13a(図3においては図示略)が形成される
外筒部28と、その内側に同軸をなした配置されるとと
もに、内周側にオーガ23が設けられ、かつテーパ面1
3bおよび受入テーパ面13cが形成される内筒部29
とを有する二重構造とし、さらに、外筒部28を内筒部
29と独立して支持するとともに内筒部29にのみ振動
を加える加振装置(加振手段)32を設ける。
【0028】このように構成すれば、被包装物が内筒部
29のオーガ23より下側の内周面すなわちテーパ面1
3bに付着することが例えあっても、加振装置32によ
り内筒部29に振動を加えることで被包装物を落下させ
ることができるため、被包装物の充填量の正確性をさら
に増すことができ、かつシール不良の発生をさらに効果
的に防止することができる。しかも、外筒部28は内筒
部29と独立して支持され加振装置32により加振され
ることがないため、帯状の包装フィルム11を両端縁部
を合わせた状態で製袋筒13の外筒部28に巻き付け、
合わされた包装フィルム11の両端縁部同士をセンター
シーラ18およびシール部13aで両側から挟んで接着
させるという製袋作業に振動が悪影響をおよぼすことを
防止することができる。
【0029】また、図4に示すように、製袋筒13内に
気体流路34を設けるとともに、この気体流路34から
テーパ面13b側にのみ開口する多数の穴部31を設
け、さらにこの気体流路34に、エアあるいはN2ガス
等の気体を導入して穴部31から噴出させる気体供給装
置(噴出手段)33を設ける。
【0030】このように構成すれば、被包装物が製袋筒
13のオーガ23より下側の内周面すなわちテーパ面1
3bに付着することが例えあっても、気体供給装置33
によりテーパ面13bに設けられた穴部31から気体を
噴出させることにより、被包装物を吹き飛ばし落下させ
ることができる。したがって、被包装物の充填量の正確
性をさらに増すことができ、かつシール不良の発生をさ
らに効果的に防止することができる。ここで、気体供給
装置33による穴部31からの気体の噴出は、包装フィ
ルム11がエンドシールカッター20で熱接着される寸
前に停止するよう間欠的に行われる。
【0031】なお、製袋筒13を内筒部29と外筒部2
8とで構成し、内筒部29を加振装置32で加振すると
ともに内筒部29から気体を噴出させるようにしてもよ
い。この場合、内筒部29を外筒部28に対し独立して
支持するとともに、内筒部29に気体流路34およびこ
の気体流路34をテーパ面13b側に開口させる穴部3
1を設け、内筒部29の気体流路34に気体供給装置3
3を連結すればよい。
【0032】加えて、オーガ23より下側の内周面すな
わちテーパ面13bにテフロンコーティングを施すこと
も可能であり、このように構成すれば、例えテーパ面1
3bに被包装物が付着することがあっても、付着力が小
さく、よって、落下しやすくなるため、被包装物の充填
量の正確性をさらに増すことができ、かつシール不良の
発生をさらに効果的に防止することができる。
【0033】さらに、上記実施例においては、オーガ2
3を用いて被包装物の計量および供給を行うものを例に
とり説明したが、製袋筒13の内部に軸線方向に直交す
る方向に出入する仕切板を設け、該仕切板の出入りで被
包装物の計量および供給を行う、いわゆる枡切り方式の
装置を採用したり、他の種々の計量および供給方式の装
置を採用することができる。なお、いずれの場合におい
ても、被包装物が包装フィルム11に落下される際の出
口となる下部出口部より下側に上記テーパ面13bを設
けることになる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の包装装置によれば、計量手段の下部出口部より下
側の製袋筒の内周面に、下方大径のテーパ面を形成して
なるため、計量手段の下部出口部より落下する被包装物
の落下方向に対し、製袋筒の内周面が外側に存在するこ
とになり、よって、該内周面に被包装物が付着し難くな
る。このようにして計量手段の下部出口部から落下され
た被包装物が製袋筒の内周面に付着してしまうことを防
止することにより、被包装物の充填量の正確性を増すこ
とができ、かつシール不良の発生を防止することができ
る。また、例え付着することがあっても、テーパ面は下
方に向くよう傾斜しているためその付着力が小さくな
り、よって落下しやすくなる。したがって、被包装物の
充填量の正確性をさらに増すことができ、かつシール不
良の発生をさらに効果的に防止することができる。
【0035】本発明の請求項2記載の包装装置によれ
ば、製袋筒が、包装フィルムが両端縁部を合わせた状態
で外周側に巻き付けられる外筒部と、内周側に計量手段
が設けられ、かつテーパ面が形成される内筒部とを有す
る二重構造とされているため、例えば内筒部のみを振動
させること等が可能となる。
【0036】本発明の請求項3記載の包装装置によれ
ば、被包装物が内筒部の内周面に付着することが例えあ
っても、加振手段により内筒部に振動を加えることで被
包装物を落下させる。したがって、被包装物の充填量の
正確性をさらに増すことができ、かつシール不良の発生
をさらに効果的に防止することができる。しかも、外筒
部は加振手段により加振されることがないため、帯状の
包装フィルムを両端縁部を合わせた状態で製袋筒の外筒
部に巻き付け、合わされた包装フィルムの両端縁部同士
を第一シール手段で両側から挟んで接着させるという製
袋作業に振動が悪影響をおよぼすことがない。
【0037】本発明の請求項4記載の包装装置によれ
ば、被包装物が内筒部の内周面に付着することが例えあ
っても、テーパ面に設けられた穴部から噴出手段により
気体を噴出させることにより、被包装物を吹き飛ばし落
下させる。したがって、被包装物の充填量の正確性をさ
らに増すことができ、かつシール不良の発生をさらに効
果的に防止することができる。
【0038】本発明の請求項5記載の包装装置によれ
ば、内筒部のテーパ面にテフロンコーティングを施して
なるため、例えテーパ面に被包装物が付着することがあ
っても、付着力が小さく、よって、落下しやすい。した
がって、被包装物の充填量の正確性をさらに増すことが
でき、かつシール不良の発生をさらに効果的に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による包装装置を概略的に示
す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による包装装置の製袋筒を示
す断面図である。
【図3】本発明の別の実施例による包装装置の製袋筒を
示す断面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施例による包装装置の製
袋筒を示す断面図である。
【符号の説明】
11 包装フィルム 13 製袋筒 13a シール部(第一シール手段) 13b テーパ面 14 移動吸引器(移送手段) 18 センターシーラ(第一シール手段) 20 エンドシールカッター(第二シール手段) 23 オーガ(計量手段) 24 下部出口部 26 包装物 28 外筒部 29 内筒部 31 穴部 32 加振装置(加振手段) 33 気体供給装置(噴出手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に沿って配置されるとともに、
    帯状の包装フィルムが両端縁部を合わせた状態で外周側
    に巻き付けられる筒状の製袋筒と、 該製袋筒で合わせられた包装フィルムの両端縁部同士を
    両側から挟んで接着させる第一シール手段と、 前記製袋筒に巻き付けられた包装フィルムを下方に送る
    移送手段と、 前記製袋筒の下方に設けられ、該製袋筒から下方に送ら
    れた包装フィルムを両側から挟んで接着させる第二シー
    ル手段と、 前記製袋筒内に設けられ、被包装物を計量して下部出口
    部から落下させる計量手段とを有し、 前記第一シール手段で両端縁部同士がシールされかつ第
    二シール手段で下側が閉塞された状態の包装フィルム内
    に、被包装物を、前記計量手段から落下させ前記製袋筒
    から排出させて充填した後、該被包装物が充填された包
    装フィルムの上側を前記第二シール手段で閉塞させてピ
    ロー型の包装物を形成する包装装置において、 前記計量手段の下部出口部より下側の製袋筒の内周面
    に、下方大径のテーパ面を形成してなることを特徴とす
    る包装装置。
  2. 【請求項2】 前記製袋筒は、包装フィルムが両端縁部
    を合わせた状態で外周側に巻き付けられる外筒部と、内
    周側に前記計量手段が設けられ、かつ前記テーパ面が形
    成される内筒部とを有する二重構造とされていることを
    特徴とする請求項1記載の包装装置。
  3. 【請求項3】 前記内筒部のみに振動を加える加振手段
    を設けてなることを特徴とする請求項2記載の包装装
    置。
  4. 【請求項4】 前記テーパ面に穴部を設け、該穴部から
    気体を噴出させる噴出手段を設けてなることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか一項に記載の包装装置。
  5. 【請求項5】 前記テーパ面にテフロンコーティングを
    施してなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    一項に記載の包装装置。
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Cited By (4)

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