JPH062470U - Icカード固定機構 - Google Patents
Icカード固定機構Info
- Publication number
- JPH062470U JPH062470U JP3783992U JP3783992U JPH062470U JP H062470 U JPH062470 U JP H062470U JP 3783992 U JP3783992 U JP 3783992U JP 3783992 U JP3783992 U JP 3783992U JP H062470 U JPH062470 U JP H062470U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- push
- slide
- knob
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、ICカードを着脱する電子機器に
於て、複数のICカード押し出し機構に係合する複数の
曲げ起こし部を形成するスライド板を設けることで、複
数のICカード押し出し機構の固定及びその解除の連動
を簡易的且つ確実におこなうことを目的とする。 【構成】 スライドツマミ6をスライドさせることによ
りスライド板5がスライドし、各曲げ起こし部51が各
スリット81へ滑り込み、各曲げ起こし部51が外装壁
8を挟んで各押し出しツマミ3の段部31と接する。こ
れにより、各押し出しツマミ3はICカード1を押し出
す方向のスライド挙動を規制される。一方、スライド板
5がスライドしたことによって、切り欠き曲げ1起こし
部52はツマミ71をスライドさせ、スライドスイッチ
7をON状態にし、電子機器の電源が入る。
於て、複数のICカード押し出し機構に係合する複数の
曲げ起こし部を形成するスライド板を設けることで、複
数のICカード押し出し機構の固定及びその解除の連動
を簡易的且つ確実におこなうことを目的とする。 【構成】 スライドツマミ6をスライドさせることによ
りスライド板5がスライドし、各曲げ起こし部51が各
スリット81へ滑り込み、各曲げ起こし部51が外装壁
8を挟んで各押し出しツマミ3の段部31と接する。こ
れにより、各押し出しツマミ3はICカード1を押し出
す方向のスライド挙動を規制される。一方、スライド板
5がスライドしたことによって、切り欠き曲げ1起こし
部52はツマミ71をスライドさせ、スライドスイッチ
7をON状態にし、電子機器の電源が入る。
Description
【0001】
本考案は、ICカードを着脱する電子機器に用いられるICカード固定機構に 関するものである。
【0002】
ICカードを着脱する電子機器に於て、装着された前記ICカードを取り出す ことを目的としたICカード押し出し機構と、前記電子機器を操作中に誤って前 記ICカード押し出し機構を作動させ、前記ICカードを排出することによって 引き起こされる前記電子機器の暴走、誤動作、データ消滅等を防止することを目 的としてICカード押し出し機構をロックするICカード固定機構が設けられて いる。従来この種の技術は、複数のICカードを着脱する電子機器の場合、各I Cカード毎にICカード固定機構が設けられていた。
【0003】
しかし、前述の従来技術では、各ICカードの固定及びその解除を連動させる には、複雑な連携構造を必要とするという問題があった。
【0004】 本考案はこのような欠点を解決するためになされたものであり、その目的とす るところは、複数のICカードの固定及びその解除の連動を簡易的且つ確実にお こなえる固定機構を提供することにある。
【0005】
本考案のICカード固定機構は、ICカードを着脱する電子機器に於て、平行 配置された複数のICカードと、ICカードに対応しICカードを押圧移動して 電子機器から取り外す複数の押し出し板と、押し出し板の移動方向と直交する方 向にスライドし複数の押し出し板の移動を可若しくは不可と規制するスライド板 とを有することを特徴とする。
【0006】
本考案の上記の構成によれば、スライド板が押し出し板の移動方向と直交する 方向配置したので、1つのスライド板で複数の押し出し板の移動を規制すること ができる。
【0007】
以下に本考察の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は本考案によるICカード固定機構の分解斜視図であり、図2は組上がり 斜視図であり、図3は図2と反対方向より見た組上がり斜視図である。
【0009】 1はICカードであり、2はICカード1を押し出す押し出し板である。3は 押し出し板2を支え且つ指からの押し出し力を伝達させる押し出しツマミであり 、段部31を形成している。4は押し出し板2と押し出しツマミ3の位置を復帰 させるコイルバネである。5はスライド板であり、曲げ起こし部51を複数と反 対方向に切り欠き曲げ起こし部52を1個形成している。6はスライド板5と結 合するスライドツマミである。7は電子機器電源を切り替えるスライドスイッチ であり、切り欠き曲げ起こし部52と係合するツマミ71を有している。8は電 子機器本体の外装壁であり、スリット81を形成している。
【0010】 図4はICカード固定機構の解除状態の平面図の略図である。
【0011】 ここで、各曲げ起こし部51はスリット81から外れた位置にあり、各曲げ起こ し部51は各押し出しツマミ3の段部31と接していない。この為、各押し出し ツマミ3はICカード1を押し出す方向のスライド挙動を規制されておらず、指 からの押し出し力を押し出し板2へ伝達し、押し出し板2がICカード1を押し 出すことを可能とする。この時、切り欠き曲げ起こし部52と係合するツマミ7 1はスライドスイッチ7をOFF状態にする位置であり、前記電子機器の電源は 入らない。
【0012】 図5はICカード固定機構の固定状態の平面図の略図であり、図6は断面図で ある。ここで、スライドツマミ6を指でスライドさせることによりスライド板5 がスライドし、各曲げ起こし部51が各スリット81へ滑り込み、各曲げ起こし 部51が外装壁8を挟んで各押し出しツマミ3の段部31と接する。この為、各 押し出しツマミ3はICカード1を押し出す方向のスライド挙動を規制され、指 からの押し出し力は押し出し板2へ伝達されず、押し出し板2がICカード1を 押し出すことを不可能とする。一方、スライド板5がスライドしたことによって 、切り欠き曲げ起こし部52はツマミ71をスライドさせ、スライドスイッチ7 をON状態にし、前記電子機器の電源が入る。
【0013】
以上述べたように本考案によれば、複数のICカード押し出し機構に係合する 複数の曲げ起こし部を形成するスライド板を持つICカード固定機構を設けるこ とにより、複数のICカード押し出し機構の固定及びその解除の連動を簡易的且 つ確実におこなうことができる。
【0014】 しかも、複数のICカード押し出し機構を、一個の前記スライドツマミをスラ イドさせるだけで、固定もしくはその解除を同時にすることが可能な為、固定状 態へのかけ忘れ等の人為的ミスを無くなるという別の効果もある。
【0015】 また、前記ICカード固定機構は、少ない部品点数で簡易的に構成されている 為、前記電子機器のコストダウンも図ることができる。
【0016】 以上、本考察によれば、上記のような多大な効果が得られる。
【図1】 本考案による機構の部品構成を示す分解斜視
図。
図。
【図2】 本考案による機構の部品構成を示す組上がり
斜視図。
斜視図。
【図3】 本考案による機構の部品構成を示す組上がり
斜視図。
斜視図。
【図4】 本考案による機構の解除状態を示す平面図。
【図5】 本考案による機構の固定状態を示す平面図。
【図6】 本考案による機構の固定状態を示す断面図。
1 ICカード 2 押し出し板 3 押し出しツマミ 4 コイルバネ 5 スライド板 6 スライドツマミ 7 スライドスイッチ 8 外装壁 31 段部 51 曲げ起こし部 52 切り欠き曲げ起こし部 71 ツマミ 81 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 ICカードを着脱する電子機器に於て、 平行配置された複数のICカードと、 前記ICカードに対応し前記ICカードを押圧移動して
前記電子機器から取り外す複数の押し出し板と、 前記押し出し板の移動方向と直交する方向にスライドし
複数の前記押し出し板の移動を可若しくは不可と規制す
るスライド板とを有することを特徴とするICカード固
定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3783992U JPH062470U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | Icカード固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3783992U JPH062470U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | Icカード固定機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062470U true JPH062470U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12508706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3783992U Pending JPH062470U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | Icカード固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062470U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60209989A (ja) * | 1984-04-03 | 1985-10-22 | Casio Comput Co Ltd | メモリカ−ドの装着機構 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP3783992U patent/JPH062470U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60209989A (ja) * | 1984-04-03 | 1985-10-22 | Casio Comput Co Ltd | メモリカ−ドの装着機構 |
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