JPH06247014A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06247014A
JPH06247014A JP3666293A JP3666293A JPH06247014A JP H06247014 A JPH06247014 A JP H06247014A JP 3666293 A JP3666293 A JP 3666293A JP 3666293 A JP3666293 A JP 3666293A JP H06247014 A JPH06247014 A JP H06247014A
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JP
Japan
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line
disconnection
printer
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data
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Application number
JP3666293A
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English (en)
Inventor
Makoto Mori
誠 森
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回線の断線の発生を速やかに他の原因に拠る通
信エラーとは区別して検出すると共に報知する。 【構成】ホストコンピュータからの同期用クロック信号
のクロック数をカウントするカウンタと、20msec 毎
に割込信号を出力する割込タイマと、前回割込時の回線
状態を示すデータが記憶される回線状態フラグと、第1
のD・P・RAM22にエラーコードが書込まれたとき
に通信エラー発生を報知する表示を行う蛍光管ディスプ
レイとを設け、カウンタのカウント値が通信ボーレート
の70パーセント未満で、しかも回線状態フラグが「回
線復帰状態」のときにケーブルの断線と判断して、蛍光
管ディスプレイに通信エラー発生を報知する表示を行う
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばISDN(in
tegrated services digital network ),DDX(digi
tal data exchange )網等の外部同期方式の回線を介し
て、ホストコンピュータ等と接続されたプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】外部同期方式の通信プロトコルを備えた
プリンタでは、例えば、イメージ作成装置としてのホス
トコンピュータとケーブルにより接続され、ホストコン
ピュータからケーブルを介して送信される同期用クロッ
ク信号が入力されるようになっている。
【0003】このようなプリンタは、ホストコンピュー
タからケーブルを介して送信された印字用データを、同
期用クロック信号のタイミングに同期して受信するよう
になっているため、ホストコンピュータから送信された
印字用データ(例えばイメージデータ)を正確に受信す
ることができる。プリンタは、このようにして受信した
イメージデータに基づいて印字を行うようになってい
る。
【0004】なお、外部同期方式の通信プロトコルとし
ては、HDLC(High Level DataLink Control)とい
うものが知られている。
【0005】HDLC手順において回線を開くには、図
4(a)に示すように、まず、ホストコンピュータから
リンクオープンコマンドがプリンタへ送信される。プリ
ンタは、このリンクオープンコマンドによりホストコン
ピュータとの通信回線を開くのに支障がなければ、応答
データとしてRR(receive ready )データをホストコ
ンピュータへ送信する。
【0006】このRRデータがホストコンピュータで受
信されると、データリンク確立となる。
【0007】次に、ホストコンピュータから、I(info
rmation )フレームと称される情報メッセージフレーム
がプリンタへ送信される。この情報メッセージフレーム
は、制御コードが先頭に配置され、次にプリンタ用の複
数のアプリコマンドが続き、最後にそれらのアプリコマ
ンドに対してデータチェックを行うためのBCC(bloc
k check character )データが配置されたデータであ
る。
【0008】プリンタ側では、この受信されたIフレー
ムの各アプリコマンドがプリンタ用コマンドとして正し
いものか否か判断すると共に、アプリコマンドが送信に
より通常「データばけ」と称されるデータに変形が生じ
ていないかBCCデータにより判断する。以上の判断に
より各アプリコマンドが正しいと判断されれば、RRデ
ータをホストコンピュータに送信する。
【0009】例えば、ここでホストコンピュータからI
フレームと称される情報メッセージフレームがプリンタ
へ送信されたときには、その情報メッセージフレームの
うちのアプリコマンドでプリンタで認識できないコマン
ドが含まれていたり、送信時に「データばけ」が生じ
て、BCCデータによりアプリコマンドが正確ではない
と判断されたとき、図4(b)に示すように、プリンタ
側からは、送信されたデータが受信できないものという
ことを示すRNR(receive not ready )データが、応
答データとしてホストコンピュータへ送信される。
【0010】また、回線を閉じる場合には、図4(c)
に示すように、ホストコンピュータからDISC(disc
onnect)コマンドがプリンタへ送信され、プリンタから
RRデータがホストコンピュータへ送信される。このR
Rデータがホストコンピュータで受信されると、回線が
閉じたことになる。
【0011】ところで、ケーブルに破損が生じたり又は
外れてしまった場合には、データリンク確立や情報メッ
セージフレームの送信等の時に、プリンタからの応答が
無いため、ケーブルの断線等の通信エラー発生と判断さ
れる。また、プリンタからは再送信要求等のコマンドが
ホストコンピュータへ送信される時があり、このときに
ホストコンピュータからの応答が無いときに通信エラー
発生と判断される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
プリンタでは、ケーブルに損傷が生じた場合又はケーブ
ルが外れた場合に、データリンク確立や情報メッセージ
フレームの送信等の時に、プリンタからの応答が無い場
合にしか判断できず、また、プリンタ側からは、再送信
要求のコマンドを送信した時にホストコンピュータから
の応答が無い場合にしか判断できないという問題があっ
た。
【0013】しかも、上述した応答のない場合に、通信
エラーの原因がケーブルの断線に拠るものか、ホストコ
ンピュータあるいはプリンタの通信制御上の故障なのか
又はソフトウエアの不具合(暴走等)に拠るものか区別
して判断できないという問題があった。
【0014】さらに、プリンタ側において同期クロック
信号の受信時、すなわち稼働状態の時には、ホストコン
ピュータからは一方的にデータが送信されるだけなの
で、ケーブルの断線状態を速やかに検出することができ
ないという問題があった。
【0015】例えば、ホストコンピュータからイメージ
データをプリンタへ送信し、プリンタでそのイメージデ
ータに基づいて印字動作を行わせる場合において、特に
イメージデータのデータ量が大きい場合には、このイメ
ージデータの送信中にケーブルが外れても、プリンタは
稼働状態でケーブルの断線を検出することができないの
で、ホストコンピュータはイメージデータの送信を継続
する。
【0016】そして、このイメージデータの送信完了後
に、ケーブルの断線状態が検出されて、ここで改めてイ
メージデータの再送信を行わなければならず、時間が無
駄になってしまうという問題があった。
【0017】そこでこの発明は、回線の断線の発生を速
やかに他の原因に拠る通信エラーとは区別して検出する
ことができると共に報知することができるプリンタを提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、外部装置と
回線を介して接続され、外部装置からの同期用クロック
信号を使用して、外部装置から送信されるデータを受信
し、この受信したデータに基づいて印字動作を行うプリ
ンタにおいて、一定時間毎の同期用クロック信号のクロ
ック数を計数する計数手段と、この計数手段により一定
時間で計数されたクロック数が予め設定された下限クロ
ック数未満のときに回線の断線と判断する断線判断手段
と、この断線判断手段により回線の断線と判断されると
回線の断線を報知する報知手段とを設けたものである。
【0019】
【作用】このような構成の本発明において、外部装置か
らの同期用クロック信号のクロック数が、計数手段によ
り一定時間毎に計数され、この計数されたクロック数が
予め設定された下限クロック数未満のときに、断線判断
手段により回線が断線したと判断される。
【0020】この断線判断手段により回線の断線と判断
されると、報知手段により、回線の断線が報知される。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なおこの実施例は本発明を外部装置としての
ホストコンピュータ1とRS−422回線のケーブル3
で接続されたプリンタ2に適用したもので、図1は、こ
のシステムの要部回路構成を示すブロック図である。
【0022】前記プリンタ2は、制御部本体を構成する
アプリコントローラ21と、このアプリコントローラ2
1と第1のD・P・RAM(dual・port・ random acce
ssmemory)22を介して接続されたHDLCコントロー
ラ23と、前記アプリコントローラ21と第2のD・P
・RAM24を介して接続された第1の駆動コントロー
ラ25と、前記アプリコントローラ21とシリアルイン
ターフェイスを介して接続された操作・保守パネルコン
トローラ26と、前記第1の駆動コントローラ25と第
3のD・P・RAM27を介して接続された第2の駆動
コントローラ28と、この第2の駆動コントローラ28
とシリアルインターフェイスを介して接続された第3の
駆動コントローラ29とから制御部が構成されている。
【0023】すなわち、前記操作・保守パネルコントロ
ーラ26は、操作・保守キー26aからの操作信号を入
力すると共に、蛍光管ディスプレイ26b及びブザー2
6cを制御し、前記第1の駆動コントローラ25は、サ
ーマルヘッド25aへの通電等の制御を行うと共にプラ
テン(図示せず)を回転させるためのプラテンモータ2
5bを制御する。
【0024】また、前記第2の駆動コントローラ28
は、インクリボンを搬送させるためのリボンモータ28
a及び前記サーマルヘッド25aを非印字位置に移動さ
せるためのヘッドアップモータ28bを制御すると共に
非印字位置に移動させられた前記サーマルヘッド25a
を検出するセンサ28cからの検出信号を入力し、前記
第3の駆動コントローラ29は、印字済み用紙が収容さ
れるスタッカ29a、用紙が収納されるホッパ29b及
びこのホッパ29bの用紙を前記サーマルヘッド25a
へ搬送するためのプリフィードモータ29cを制御す
る。
【0025】前記ホストコンピュータ1は、前記プリン
タ2の前記HDLCコントローラ23とRS−422回
線の前記ケーブル3で接続されている。このRS−42
2回線では、図示しないが、通常のデータが送受信され
る信号線と共に、同期用クロック信号が送信される信号
線が設けられている。
【0026】この同期用クロック信号は、図2に示すよ
うに、R×Cで示される信号とこのR×Cの反転信号と
の2本の信号線で構成されており、この2本の信号線か
らなる同期用クロック信号は、前記ホストコンピュータ
1から前記HDLCコントローラ23に入力され、この
HDLCコントローラ23において、それぞれ抵抗41
a,41bを介して差動入力形のレシーバ42に入力さ
れるようになっている。なお、このレシーバ42の2つ
の入力端子には、それぞれプルアップ抵抗43a,43
bが接続されている。
【0027】前記レシーバ42の出力端子は、HDLC
の通信プロトコルで通信制御するためのLAP−B(li
nk access protocol-balance type )コントローラLS
I(large scale integration )44のR×C入力端子
に入力されていると共に、前記第1のD・P・RAM2
2に対する書込み及び読取り等の各種処理を行う溜めに
設けられたCPU(central processing unit )45に
内蔵されている計数手段としてのカウンタ45aに入力
されている。このカウンタ45aは、入力レベルの変化
を検出して入力信号のパルス数をカウントするようにな
っている。また、前記CPU45の割込入力端子には2
0msec (予め設定された一定時間)毎に割込信号を出
力する割込タイマ46が接続されている。
【0028】図3に、前記割込タイマ46から割込信号
が出力された時に、前記CPU45が行うタイマ割込処
理の流れを示す。
【0029】まず、カウンタ45aのカウント値を読取
り、次にステップ1(ST1)の処理として、この読取
ったカウント値が通信ボーレートの70パーセント(下
限クロック数)以上か否かを判断する。すなわち、通信
ボーレートが153.6Kbpsならば、これが同期用
クロック信号の1秒間に出力されるクロック数(パルス
数)であるから、その70パーセントは153600×
0.7により約107520となり、20msec では1
53600×0.7×0.02により下限クロック数と
して約2150と算出される。従って、カウンタ45a
から読み取ったカウント値が、2150以上か否かが判
断される。
【0030】この判断において、カウンタ値が通信ボー
レートの70パーセント以上と判断されれば、回線状態
フラグ(図示せず)に、「回線断」を示すデータが設定
されているか否かにより、以前の回線断の状態から回線
復帰状態になったか否かを判断する。
【0031】なお、回線状態フラグは、HDLCコント
ローラ23内に設けられたメモリ(図示せず)に形成さ
れたもので、電源投入時のイニシャライズにおいて、
「回線断」を示すデータが設定されるようになってい
る。
【0032】回線状態フラグに「回線断」を示すデータ
ではなく、「回線復帰状態」を示すデータが設定されて
いれば、カウンタ45aのカウント値を0に設定(リセ
ット)して、このタイマ割込処理を終了するようになっ
ている。
【0033】また、回線状態フラグに「回線断」を示す
データが設定されていれば、回線断の状態から回線復帰
状態になったと判断され、リンクオープンされているか
否かを判断する。リンクオープンされていれば、回線状
態フラグを「回線復帰状態」を示すデータに設定変更す
る。そして、カウンタ45aのカウント値を0に設定し
て、このタイマ割込処理を終了するようになっている。
また、リンクオープンされていなければ、リンクオープ
ンの再設定要求のコマンドを、RS−422回線のケー
ブル3を介してホストコンピュータ1に送信してから、
回線状態フラグを「回線復帰状態」を示すデータに設定
変更する。そして、カウンタ45aのカウント値を0に
設定して、このタイマ割込処理を終了するようになって
いる。
【0034】また、前述のステップ1の処理において、
カウンタ値が通信ボーレートの70パーセント未満と判
断されると、すなわちカウンタ値が2150未満と判断
されると(断線判断手段)、回線状態フラグに「回線復
帰状態」を示すデータが設定されているか否かにより、
以前の回線復帰状態から回線断の状態になったか否かを
判断する。
【0035】ここで、回線状態フラグに「回線復帰状
態」を示すデータでなく、「回線断」を示すデータが設
定されていれば、カウンタ45aを0に設定して、この
タイマ割込処理を終了するようになっている。
【0036】また、回線状態フラグに「回線復帰状態」
を示すデータが設定されていれば、回線復帰状態から回
線断の状態になったと判断され、第1のD・P・RAM
22に回線断を示すエラーコード「01H(HEX)」
を書込んで、アプリコントローラ21へエラーを通知し
(報知手段)、回線状態フラグを「回線断」を示すデー
タに設定変更する。そして、カウンタ45aのカウント
値を0に設定して、このタイマ割込処理を終了するよう
になっている。
【0037】前記アプリコントローラ21は、前記第1
のD・P・RAM22にエラーコードが書込まれると、
このエラーコードに基づいて操作・保守パネルコントロ
ーラ26を介して蛍光管ディスプレイ26bに、通信エ
ラー発生を報知する表示を行うようになっている(報知
手段)。
【0038】例えば、前記HDLCコントローラ23の
前記CPU45により前記第1のD・P・RAM22に
書込まれるエラーコードには、回線断を示す01H、エ
ラーコードがプリンタ2からの再送信等を要求するコマ
ンドを所定間隔をおいて数回送信してもホストコンピュ
ータ1からの応答が無いときに発生するリトライオーバ
ーを示す02H、ホストコンピュータ1からのデータリ
ンク切断のコマンドを受信したこと示す03H等があ
り、アプリコントローラ21は、これらの各エラーコー
ドに応じて蛍光管ディスプレイ26bに表示するエラー
メッセージの内容をそれぞれ変えて表示するようになっ
ている。
【0039】このような構成の本実施例においては、ま
ず電源投入され、イニシャライズが終了すると、20m
sec 後に割込タイマ46から割込信号がHDLCコント
ローラ23のCPU45に入力される。
【0040】一方、ホストコンピュータ1においては、
起動処理のために直ぐに同期用クロック信号が出力され
るとは限らない。そのためカウンタ45aのカウント値
は、通信ボーレートの70パーセント以上には達しない
が、回線状態フラグがイニシャライズにより「回線断」
を示すデータに設定されているので、ケーブルの断線と
は判断されず、通信エラーとはならない。
【0041】ホストコンピュータ1から同期用クロック
信号が出力され、カウンタ45aのカウント値は、通常
通信ボーレートの100パーセントに達するので、HD
LCコントローラ23からホストコンピュータ1へ、リ
ンクオープンの再設定要求のコマンドがRS−422回
線を介して送信され、回線状態フラグはこの時に「回線
復帰状態」を示すデータに設定変更される。
【0042】この再設定要求のコマンド又はホストコン
ピュータ1のオペレータによるリンクオープンの要求に
より、HDLC手順でデータリンク確立し(リンクオー
プン)、Iフレームの送信後に通常のデータ(例えばイ
メージデータや、発行コマンド等)の通信が行われる。
【0043】従って、この後、カウンタ45aのカウン
ト値は、割込タイマ46による割込信号出力時には通信
ボーレートの100パーセントに達するので、タイマ割
込処理では、タイマカウンタ45aのカウント値を0に
設定(リセット)して終了することを繰返すことにな
る。
【0044】ここで、例えばホストコンピュータ1とプ
リンタとを接続するケーブル3が外れてしまった場合や
損傷した場合、従来ならば、回線を閉じるときのDIS
Kコマンドやリンクオープンコマンド等をホストコンピ
ュータ1から送信するか、又はプリンタから再送信要求
コマンド等を送信するまで、この断線状態は検出できな
い。
【0045】しかし本実施例では、20msec 後、又は
遅くとも40msec 後には必ずこの断線状態が報知され
る。すなわち、ケーブルが外れたため同期クロック信号
が、カウンタ45aに入力されなくなる。従って、カウ
ンタ45aのカウント値は、通信ボーレートの70パー
セント未満に減少する。このとき、回線状態フラグには
「回線復帰状態」を示すデータが設定されているので、
ケーブル3の断線と判断して、アプリコントローラ21
にエラー通知が行われて蛍光管ディスプレイ26bに回
線断によるエラー発生を報知する表示が行われる。また
このとき、回線状態フラグは「回線断」を示すデータに
設定変更される。
【0046】オペレータは、蛍光管ディスプレイ26b
の回線断によるエラー発生の表示により、ケーブル3を
点検し、接続し直す等の処置を行って通信エラーを解除
する。この時、再びカウンタ25aに同期用クロック信
号が入力され、このカウンタ25aのカウント値は通信
ボーレートの100パーセントに達する。そこですでに
リンクオープンされているため、この場合には、回線状
態フラグが「回線復帰状態」を示すデータに設定変更さ
れるだけで、再び通常の通信が再開されることになる。
【0047】このように本実施例によれば、ホストコン
ピュータ1からの同期用クロック信号のクロック数をカ
ウントするカウンタ25aと、20msec 毎に割込信号
を出力する割込タイマ26と、前回割込時の回線状態を
示すデータが記憶される回線状態フラグと、第1のD・
P・RAM22にエラーコードが書込まれたときに通信
エラー発生を報知する表示を行う蛍光管ディスプレイ2
6bとを設け、カウンタ25aのカウント値が通信ボー
レートの70パーセント未満で、しかも回線状態フラグ
が「回線復帰状態」のときにケーブル3の断線と判断し
て、蛍光管ディスプレイ26bに通信エラー発生を報知
する表示を行うことにより、ケーブル3の断線の発生を
速やかに検出することができ、しかも報知することがで
きる。
【0048】さらに、常にホストコンピュータ1からの
同期用クロック信号を監視することになるので、プリン
タ2側からのコマンド送信に対するホストコンピュータ
1からの応答が無い場合に、ケーブル3の異常なのか、
ホストコンピュータ1の通信制御上の故障又はソフトウ
エアの不具合等なのか区別して検出できる。すなわち、
同期用クロック信号が正常に受信されていれば、一般的
にケーブル3の異常については考慮しなくて良いことに
なる。従って同期用クロック信号が正常に受信されてい
る時にホストコンピュータ1からの応答が無ければ、ホ
ストコンピュータ1の通信制御上に故障が生じたのか又
はソフトウエアの不具合等と判断しても良い事になる。
【0049】なお、この実施例においては蛍光管ディス
プレイ26bにより、エラー発生を報知していたが、こ
の発明はこれに限定されるものではなく、例えばブザー
26cを駆動して報知しても良いし、他の報知手段を設
けて報知しても良いものである。
【0050】また、この実施例においては、カウンタ2
5aのカウント値が通信ボーレートの70パーセント未
満に減少したときに、ケーブル3の断線と判断したが、
この発明はこれに限定されるものではなく、例えば10
パーセントでも良く、また90パーセントでも良く、そ
の他適宜なパーセント数値を設定しても良いものであ
る。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
回線の断線の発生を速やかに他の原因に拠る通信エラー
とは区別して検出することができると共に報知すること
ができるプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部回路構成を示すブロ
ック図。
【図2】同実施例の同期用クロック信号が入力される要
部回路構成のブロック図。
【図3】同実施例のタイマ割込処理の流れを示す図。
【図4】HDLC手順を説明するための図。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…プリンタ、3…RS−4
22回線のケーブル、23…HDLCコントローラ、2
6b…蛍光管ディスプレイ、45…CPU、45a…カ
ウンタ、46…割込タイマ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置と回線を介して接続され、前記
    外部装置からの同期用クロック信号を使用して、前記外
    部装置から送信されるデータを受信し、この受信したデ
    ータに基づいて印字動作を行うプリンタにおいて、一定
    時間毎の前記同期用クロック信号のクロック数を計数す
    る計数手段と、この計数手段により前記一定時間で計数
    されたクロック数が予め設定された下限クロック数未満
    のときに前記回線の断線と判断する断線判断手段と、こ
    の断線判断手段により回線の断線と判断されると回線の
    断線を報知する報知手段とを設けたことを特徴とするプ
    リンタ。
JP3666293A 1993-02-25 1993-02-25 プリンタ Pending JPH06247014A (ja)

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