JPH06246672A - ヒューマンストレスインターロック方法及び装置 - Google Patents
ヒューマンストレスインターロック方法及び装置Info
- Publication number
- JPH06246672A JPH06246672A JP5940493A JP5940493A JPH06246672A JP H06246672 A JPH06246672 A JP H06246672A JP 5940493 A JP5940493 A JP 5940493A JP 5940493 A JP5940493 A JP 5940493A JP H06246672 A JPH06246672 A JP H06246672A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stress
- threshold value
- value
- worker
- alarm
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、マン・マシンインターフェイスを
持つシステムにおいて、作業者のストレスを検出し、そ
の検出値がしきい値を越えた時に警報を出す、またはし
きい値を越えないようにシステムを制御する、または強
制的にシステムダウンを行うことを特徴とするヒューマ
ンストレスインターロック方法及び装置。 【構成】 ストレス検出器により作業者のストレスを測
定する。その値を演算装置により処理し、しきい値と比
較する。ストレスより出た値がしきい値を越えた場合警
報を出す、またはしきい値を越えないようにシステムを
制御する、または強制的にシステムダウンを行うこと
で、作業者に過度のストレスを与えることなく作業を行
うことを可能とした。
持つシステムにおいて、作業者のストレスを検出し、そ
の検出値がしきい値を越えた時に警報を出す、またはし
きい値を越えないようにシステムを制御する、または強
制的にシステムダウンを行うことを特徴とするヒューマ
ンストレスインターロック方法及び装置。 【構成】 ストレス検出器により作業者のストレスを測
定する。その値を演算装置により処理し、しきい値と比
較する。ストレスより出た値がしきい値を越えた場合警
報を出す、またはしきい値を越えないようにシステムを
制御する、または強制的にシステムダウンを行うこと
で、作業者に過度のストレスを与えることなく作業を行
うことを可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マン・マシンインター
フェイスを持つシステムにおけるヒューマンストレスイ
ンターロック方法及び装置に関するものである。
フェイスを持つシステムにおけるヒューマンストレスイ
ンターロック方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マン・マシンインターフェイスの発展は
著しく、より作業者にとって現実に近い状態を提供する
システムとして遠隔操作システムや人工現実感システム
が知られている。このような遠隔操作システムまたは人
工現実感システムでは自分があたかも離れた所やコンピ
ュータグラフィックスによる仮想空間にいるかのような
環境を作り出すことができる。それらのシステムのマン
・マシンインターフェイスを向上させる技術として、例
えば特公昭64−11435号、特開平3−54518
号や特願平4−128222号のように実環境に近い形
に再現する光学系の技術や、作業者の動作を阻害しない
ように工夫した装置が知られている。
著しく、より作業者にとって現実に近い状態を提供する
システムとして遠隔操作システムや人工現実感システム
が知られている。このような遠隔操作システムまたは人
工現実感システムでは自分があたかも離れた所やコンピ
ュータグラフィックスによる仮想空間にいるかのような
環境を作り出すことができる。それらのシステムのマン
・マシンインターフェイスを向上させる技術として、例
えば特公昭64−11435号、特開平3−54518
号や特願平4−128222号のように実環境に近い形
に再現する光学系の技術や、作業者の動作を阻害しない
ように工夫した装置が知られている。
【0003】図2は従来の遠隔操作システムの概念図で
ある。この場合作業者6は撮像装置3と画像提示装置5
からなるシステムで視覚を、また操作盤1とマニピュレ
ータ4からなるシステムで作業感覚をあたかも現場にい
るように感じることができるが、作業からくるストレス
は自覚症状でしか認識できない。なお、制御装置2はこ
のようなシステム全体を統括するものである。
ある。この場合作業者6は撮像装置3と画像提示装置5
からなるシステムで視覚を、また操作盤1とマニピュレ
ータ4からなるシステムで作業感覚をあたかも現場にい
るように感じることができるが、作業からくるストレス
は自覚症状でしか認識できない。なお、制御装置2はこ
のようなシステム全体を統括するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
装置においてもまだリアルタイム性に劣るなどの問題が
ある。そのため長時間使用していると不快感を引き起こ
すなどの問題があった。また、このような問題は個人差
があること、体調にもよることまた自覚症状であるため
厳密には把握されていないため、マン・マシンインター
フェイスの向上は作業者の感覚に頼っているのが現状で
ある。
装置においてもまだリアルタイム性に劣るなどの問題が
ある。そのため長時間使用していると不快感を引き起こ
すなどの問題があった。また、このような問題は個人差
があること、体調にもよることまた自覚症状であるため
厳密には把握されていないため、マン・マシンインター
フェイスの向上は作業者の感覚に頼っているのが現状で
ある。
【0005】このような問題から本発明は作業者のスト
レスを定量的に測定し、その測定結果をもとに警報を出
す、または検出値がしきい値を越えないようシステムを
制御する、または強制的にシステムをダウンさせること
で、作業者に過度のストレスがかかることを防止するこ
とを目的とする。
レスを定量的に測定し、その測定結果をもとに警報を出
す、または検出値がしきい値を越えないようシステムを
制御する、または強制的にシステムをダウンさせること
で、作業者に過度のストレスがかかることを防止するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的に対し、
本発明は(1)マン・マシンインターフェイスを持つシ
ステムにおいて作業者のストレスを検出し、その検出値
がしきい値を越えた時に警報を出すか、検出値がしきい
値を越えないようにシステムを制御するか、または、強
制的にシステムダウンを行うことを特徴とするヒューマ
ンストレスインターロック方法、及び(2)マン・マシ
ンインターフェイスを持つシステムにおいて、作業者の
ストレスを検出するストレス検出器と、その値を処理
し、しきい値と比較する演算装置と、ストレスがしきい
値を越えた場合に警報を出すか、検出値がしきい値を越
えないようにシステムを制御するか、または強制的にシ
ステムダウンを行う機能を有する制御装置とからなるヒ
ューマンストレスインターロック装置である。
本発明は(1)マン・マシンインターフェイスを持つシ
ステムにおいて作業者のストレスを検出し、その検出値
がしきい値を越えた時に警報を出すか、検出値がしきい
値を越えないようにシステムを制御するか、または、強
制的にシステムダウンを行うことを特徴とするヒューマ
ンストレスインターロック方法、及び(2)マン・マシ
ンインターフェイスを持つシステムにおいて、作業者の
ストレスを検出するストレス検出器と、その値を処理
し、しきい値と比較する演算装置と、ストレスがしきい
値を越えた場合に警報を出すか、検出値がしきい値を越
えないようにシステムを制御するか、または強制的にシ
ステムダウンを行う機能を有する制御装置とからなるヒ
ューマンストレスインターロック装置である。
【0007】
【作用】ストレス検出器により作業中の作業者のストレ
スを定量的に検出し、演算装置によりしきい値と比較
し、検出値がしきい値を越えた場合には警報を出す、ま
たは検出値がしきい値を越えないようにシステムを制御
する。また、システムダウンを行うようにして作業者に
過度のストレスがかからないようにした。
スを定量的に検出し、演算装置によりしきい値と比較
し、検出値がしきい値を越えた場合には警報を出す、ま
たは検出値がしきい値を越えないようにシステムを制御
する。また、システムダウンを行うようにして作業者に
過度のストレスがかからないようにした。
【0008】
【実施例】以下、本発明の概要を図面で説明する。
【0009】図1は、本発明の実施例でマンマシンイン
ターフェイスを持つ遠隔操作システムの概念図である。
ストレス検出器7と演算装置8以外の装置は図2に示す
従来の遠隔操作システムと同等の構成になっている。本
発明の遠隔操作システムではストレス検出器7により作
業者6のストレスを測定する。本発明では脳波と心拍数
を検出した。演算装置8によりストレス検出器の出力値
を処理し、しきい値と比較する。制御装置2は演算装置
8から作業者6のストレスがしきい値を越えたとの情報
を受け取ると警報を出す、または検出値がしきい値を越
えないようにシステムを制御する、または遠隔操作シス
テム全体をダウンさせる。
ターフェイスを持つ遠隔操作システムの概念図である。
ストレス検出器7と演算装置8以外の装置は図2に示す
従来の遠隔操作システムと同等の構成になっている。本
発明の遠隔操作システムではストレス検出器7により作
業者6のストレスを測定する。本発明では脳波と心拍数
を検出した。演算装置8によりストレス検出器の出力値
を処理し、しきい値と比較する。制御装置2は演算装置
8から作業者6のストレスがしきい値を越えたとの情報
を受け取ると警報を出す、または検出値がしきい値を越
えないようにシステムを制御する、または遠隔操作シス
テム全体をダウンさせる。
【0010】図3に演算装置8より出力されるストレス
の強さと作業時間の関係をグラフで例示する。作業開始
後a時間経過したときにしきい値Aを越え、その情報は
制御装置2に伝えられ警報を発した。作業者がこの警報
にもかかわらず作業を続けたので時間bでシステムダウ
ンとし、ストレスによる異常作業を未然に防止した。
の強さと作業時間の関係をグラフで例示する。作業開始
後a時間経過したときにしきい値Aを越え、その情報は
制御装置2に伝えられ警報を発した。作業者がこの警報
にもかかわらず作業を続けたので時間bでシステムダウ
ンとし、ストレスによる異常作業を未然に防止した。
【0011】なお、ストレスの強さがしきい値を越えた
ことを知らせる警報は演算装置から直接出しても本発明
と同等の効果を発揮する。また、しきい値は作業の種
類、作業者個人個人や作業者の体調によって作業開始前
に予め設定する。
ことを知らせる警報は演算装置から直接出しても本発明
と同等の効果を発揮する。また、しきい値は作業の種
類、作業者個人個人や作業者の体調によって作業開始前
に予め設定する。
【0012】
【発明の効果】このように本発明ではマン・マシンイン
ターフェイスを持つシステムにおいて、作業者のストレ
スを検出器により検出することで、作業者に過度のスト
レスを与えることなく作業を行うことを可能とした。
ターフェイスを持つシステムにおいて、作業者のストレ
スを検出器により検出することで、作業者に過度のスト
レスを与えることなく作業を行うことを可能とした。
【0013】この方式は、従来からのマン・マシンイン
ターフェイスを持つシステムに止まらず遠隔操作システ
ムや人工現実感システムにおける作業やVDT作業など
にも適用できる。
ターフェイスを持つシステムに止まらず遠隔操作システ
ムや人工現実感システムにおける作業やVDT作業など
にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概念図である。
【図2】従来の遠隔操作システムの概念図である。
【図3】作業開始からの経過時間とストレスの強さの関
係の例を示した図である。
係の例を示した図である。
1 操作盤 2 制御装置 3 撮像装置 4 マニピュレータ 5 画像提示装置 6 作業者 7 ストレス検出器 8 演算装置
Claims (2)
- 【請求項1】 マン・マシンインターフェイスを持つシ
ステムにおけるヒューマンストレスインターロック方法
において、作業者のストレスを検出し、その検出値がし
きい値を越えた時に警報を出すか、検出器がしきい値を
越えないようにシステムを制御するか、または強制的に
システムダウンを行うことを特徴とするヒューマンスト
レスインターロック方法。 - 【請求項2】 マン・マシンインターフェイスを持つシ
ステムにおけるヒューマンストレスインターロック装置
において、作業者のストレスを検出するストレス検出器
と、その値を処理し、しきい値と比較する演算装置と、
ストレスがしきい値を越えた場合に警報を出すか、検出
器がしきい値を越えないようにシステムを制御するか、
または強制的にシステムダウンを行う機能を有する制御
装置とからなることを特徴とするヒューマンストレスイ
ンターロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5940493A JPH06246672A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ヒューマンストレスインターロック方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5940493A JPH06246672A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ヒューマンストレスインターロック方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06246672A true JPH06246672A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13112313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5940493A Pending JPH06246672A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ヒューマンストレスインターロック方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06246672A (ja) |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP5940493A patent/JPH06246672A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001003 |