JPH09247847A - 温度監視装置 - Google Patents
温度監視装置Info
- Publication number
- JPH09247847A JPH09247847A JP8053258A JP5325896A JPH09247847A JP H09247847 A JPH09247847 A JP H09247847A JP 8053258 A JP8053258 A JP 8053258A JP 5325896 A JP5325896 A JP 5325896A JP H09247847 A JPH09247847 A JP H09247847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- unit area
- temperature
- circuit
- per unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は信頼性の高い温度監視装置を提供す
ることを課題としている。 【解決手段】 本発明の温度監視装置は、赤外線カメラ
２によって取り込んだ発熱量データを単位面積毎に分割
する単位面積分割回路４と、単位面積分割回路４によっ
て分割された発熱量分割データを単位時間毎に積分して
集積する単位面積積分回路６と、単位面積積分回路６に
よって得られた現在温度データを統計的に処理し正常ま
たは異常の判定基準となる統計データを作成する統計処
理回路７とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により温度監視装置の操作安全性を向
上させることができる。
ることを課題としている。 【解決手段】 本発明の温度監視装置は、赤外線カメラ
２によって取り込んだ発熱量データを単位面積毎に分割
する単位面積分割回路４と、単位面積分割回路４によっ
て分割された発熱量分割データを単位時間毎に積分して
集積する単位面積積分回路６と、単位面積積分回路６に
よって得られた現在温度データを統計的に処理し正常ま
たは異常の判定基準となる統計データを作成する統計処
理回路７とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により温度監視装置の操作安全性を向
上させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作によって温度
変化を伴う機器を監視する温度監視装置に関する。
変化を伴う機器を監視する温度監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の温度監視装置は、事前に監視点お
よび異常判定基準を決定し、温度センサー（検出器）を
機器に直接設置することによって行っている。しかし、
このような方法では監視点に漏れた点での異常や広範囲
の監視を行うことは困難であった。
よび異常判定基準を決定し、温度センサー（検出器）を
機器に直接設置することによって行っている。しかし、
このような方法では監視点に漏れた点での異常や広範囲
の監視を行うことは困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、かかる事
情に鑑みてなされたものであって、監視点および異常判
定基準を事前に決定したり、温度センサーを機器に直接
設置することなく、機器の温度異常監視を行うことので
きる温度監視装置を提供することを目的としている。
情に鑑みてなされたものであって、監視点および異常判
定基準を事前に決定したり、温度センサーを機器に直接
設置することなく、機器の温度異常監視を行うことので
きる温度監視装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の温度監視装置
は、監視対象機器から発生する発熱量データを検知する
赤外線カメラと、赤外線カメラによって取り込んだ発熱
量データを単位面積毎に分割する単位面積分割回路と、
単位面積分割回路によって分割された発熱量分割データ
を単位時間毎に積分して集積する単位面積積分回路と、
単位面積積分回路によって得られた現在温度データを統
計的に処理し正常または異常の判定基準となる統計デー
タを作成する統計処理回路と、統計処理回路から出力さ
れた統計データを基に温度分布の平均値に対する偏差を
演算し異常温度データを判定する判定回路と、判定回路
から出力された異常温度データを表示する温度異常表示
装置とを備えたことを特徴としている。
は、監視対象機器から発生する発熱量データを検知する
赤外線カメラと、赤外線カメラによって取り込んだ発熱
量データを単位面積毎に分割する単位面積分割回路と、
単位面積分割回路によって分割された発熱量分割データ
を単位時間毎に積分して集積する単位面積積分回路と、
単位面積積分回路によって得られた現在温度データを統
計的に処理し正常または異常の判定基準となる統計デー
タを作成する統計処理回路と、統計処理回路から出力さ
れた統計データを基に温度分布の平均値に対する偏差を
演算し異常温度データを判定する判定回路と、判定回路
から出力された異常温度データを表示する温度異常表示
装置とを備えたことを特徴としている。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に本発明の温度監視装置の実施
の形態を説明する。図１において、赤外線カメラ２は監
視対象機器１から発生する発熱量データを検知する装置
である。単位面積分割回路４は赤外線カメラ２によって
取り込んだ発熱量データを単位面積毎に分割する回路で
ある。
の形態を説明する。図１において、赤外線カメラ２は監
視対象機器１から発生する発熱量データを検知する装置
である。単位面積分割回路４は赤外線カメラ２によって
取り込んだ発熱量データを単位面積毎に分割する回路で
ある。
【０００６】単位面積積分回路６は単位面積分割回路４
に接続され、単位面積分割回路４によって分割された発
熱量分割データを単位時間毎に積分して集積する回路で
あり、統計処理回路７は単位面積積分回路６に接続さ
れ、単位面積積分回路６によって得られた現在温度デー
タを統計的に処理し正常または異常の判定基準となる統
計データを作成する回路である。
に接続され、単位面積分割回路４によって分割された発
熱量分割データを単位時間毎に積分して集積する回路で
あり、統計処理回路７は単位面積積分回路６に接続さ
れ、単位面積積分回路６によって得られた現在温度デー
タを統計的に処理し正常または異常の判定基準となる統
計データを作成する回路である。
【０００７】判定回路８は統計処理回路７に接続され、
統計処理回路７から出力された統計データを基に温度分
布の平均値に対する偏差を演算し異常温度データを判定
する回路であり、温度異常表示装置９は判定回路８に接
続され判定回路８から出力された異常温度データを表示
する装置である。
統計処理回路７から出力された統計データを基に温度分
布の平均値に対する偏差を演算し異常温度データを判定
する回路であり、温度異常表示装置９は判定回路８に接
続され判定回路８から出力された異常温度データを表示
する装置である。
【０００８】なお、単位面積積分回路６と統計処理回路
７と判定回路８とによって単位面積データ処理回路５を
構成する。また、単位面積データ処理回路５と単位面積
分割回路４とによって温度監視装置を構成している。
７と判定回路８とによって単位面積データ処理回路５を
構成する。また、単位面積データ処理回路５と単位面積
分割回路４とによって温度監視装置を構成している。
【０００９】即ち、単位面積分割回路４は発熱量データ
を単位面積あたりのデータに分割し単位面積データ処理
回路５にデータを渡す。単位面積積分回路６は単位面積
分割回路４により求められた単位面積あたりのデータを
単位時間毎に積分し現在温度データを決定する。
を単位面積あたりのデータに分割し単位面積データ処理
回路５にデータを渡す。単位面積積分回路６は単位面積
分割回路４により求められた単位面積あたりのデータを
単位時間毎に積分し現在温度データを決定する。
【００１０】統計処理回路７では単位面積積分回路６よ
り求められた現在温度データに対し、統計計算処理を行
い単位面積分割回路４にて分割された単位面積の温度デ
ータの正常／異常判定の基準となる統計データを作成す
る。
り求められた現在温度データに対し、統計計算処理を行
い単位面積分割回路４にて分割された単位面積の温度デ
ータの正常／異常判定の基準となる統計データを作成す
る。
【００１１】判定回路８では統計処理回路７にて求めら
れた統計データをもとに、温度分布の平均値に対しての
偏差が一定範囲内を正常温度データ、偏差が一定範囲外
を異常温度データとする。ここで、単位面積積分回路６
により求めた現在温度と異常温度データの比較を行うこ
とにより単位面積毎の温度異常検出を行い出力する。ま
た、単位面積データ処理回路５を単位面積分割回路４に
より発熱量データを単位面積あたりのデータに対し設け
ることにより、赤外線カメラ２により捕らえられた範囲
全体に対して、監視点および異常判定基準を事前に決定
し、温度センサーを機器に直接設置することなく、機器
の温度異常監視を行うことができる。このように赤外線
カメラで監視対象機器の発熱量を画像データとして取り
込み、熱量データを単位面積に分割し、そのデータを単
位時間毎に積分し、統計処理を行うことにより、機器の
温度異常監視を行うことができ、動作による温度変化の
伴う機器を使用する分野全般での温度監視に寄与するこ
とができる。
れた統計データをもとに、温度分布の平均値に対しての
偏差が一定範囲内を正常温度データ、偏差が一定範囲外
を異常温度データとする。ここで、単位面積積分回路６
により求めた現在温度と異常温度データの比較を行うこ
とにより単位面積毎の温度異常検出を行い出力する。ま
た、単位面積データ処理回路５を単位面積分割回路４に
より発熱量データを単位面積あたりのデータに対し設け
ることにより、赤外線カメラ２により捕らえられた範囲
全体に対して、監視点および異常判定基準を事前に決定
し、温度センサーを機器に直接設置することなく、機器
の温度異常監視を行うことができる。このように赤外線
カメラで監視対象機器の発熱量を画像データとして取り
込み、熱量データを単位面積に分割し、そのデータを単
位時間毎に積分し、統計処理を行うことにより、機器の
温度異常監視を行うことができ、動作による温度変化の
伴う機器を使用する分野全般での温度監視に寄与するこ
とができる。
【００１２】なお、上述した実施例においては、機器の
温度異常監視につき説明したが、機器に限定せず温度変
化が問題となる監視対象に対しても同様の装置により温
度異常監視装置として用いることができる。
温度異常監視につき説明したが、機器に限定せず温度変
化が問題となる監視対象に対しても同様の装置により温
度異常監視装置として用いることができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明により、温度監視装置の信頼性を
向上させることができる。
向上させることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す温度監視装置の構成図
である。
である。
１ 監視対象機器 ２ 赤外線カメラ ４ 単位面積分割回路 ５ 単位面積データ処理回路 ６ 単位面積積分回路６ ７ 統計処理回路７ ８ 判定回路８ ９ 温度異常表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 誠一郎 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (1)
- 【請求項１】監視対象機器から発生する発熱量データを
検知する赤外線カメラと、この赤外線カメラによって取
り込んだ前記発熱量データを単位面積毎に分割する単位
面積分割回路と、この単位面積分割回路によって分割さ
れた発熱量分割データを単位時間毎に積分して集積する
単位面積積分回路と、この単位面積積分回路によって得
られた現在温度データを統計的に処理し正常または異常
の判定基準となる統計データを作成する統計処理回路
と、この統計処理回路から出力された前記統計データを
基に温度分布の平均値に対する偏差を演算し異常温度デ
ータを判定する判定回路と、この判定回路から出力され
た前記異常温度データを表示する温度異常表示装置と、
を具備してなる温度監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8053258A JPH09247847A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 温度監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8053258A JPH09247847A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 温度監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09247847A true JPH09247847A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12937766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8053258A Pending JPH09247847A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 温度監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09247847A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007525244A (ja) * | 2003-05-06 | 2007-09-06 | ビクター ジョン ジュニア ヤナコーネ | 哺乳動物での動的な熱力学的過程を同定し分類してそれらを識別するシステムおよび方法 |
| KR20180020924A (ko) * | 2016-08-18 | 2018-02-28 | 시코라 아게 | 올의 온도를 측정하는 방법 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8053258A patent/JPH09247847A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007525244A (ja) * | 2003-05-06 | 2007-09-06 | ビクター ジョン ジュニア ヤナコーネ | 哺乳動物での動的な熱力学的過程を同定し分類してそれらを識別するシステムおよび方法 |
| KR20180020924A (ko) * | 2016-08-18 | 2018-02-28 | 시코라 아게 | 올의 온도를 측정하는 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6616759B2 (en) | Method of monitoring and/or controlling a semiconductor manufacturing apparatus and a system therefor | |
| JP4071449B2 (ja) | センサ異常検出方法及びセンサ異常検出装置 | |
| KR101421591B1 (ko) | 적외선 열화상을 이용한 수배전반의 지능형 열화 진단 시스템 및 그 방법 | |
| KR101417771B1 (ko) | 2차원 서모파일 어레이 열화상 기반의 수배전반 열화감시 시스템 및 그 방법 | |
| JP2000029513A (ja) | プロセスデータ監視装置および監視方法 | |
| JPH0916868A (ja) | 防災監視システムの端末感知装置 | |
| JPH09247847A (ja) | 温度監視装置 | |
| KR20230164817A (ko) | 산업설비 불량검사용 진단기기 및 진단시스템 | |
| JP2001023055A (ja) | 火炎検出装置および火炎検出方法 | |
| JPH0634449A (ja) | 赤外線監視システム | |
| JP3556368B2 (ja) | 発生警報データ収集装置 | |
| JP3423246B2 (ja) | 監視装置 | |
| CN117387494B (zh) | 一种直线电机动定子质量监测方法 | |
| CN117387775B (zh) | 电气设备红外测温与无线测温监测系统 | |
| JPS61181442A (ja) | Ｘ線ｃｔ装置 | |
| JP2961948B2 (ja) | 情報処理装置の故障診断方式 | |
| WO2023105725A1 (ja) | 時系列データ処理方法 | |
| JPH08149455A (ja) | 防犯システム | |
| JPH05340595A (ja) | 冷熱制御機器のデータロガー装置 | |
| JP2568760Y2 (ja) | 補機監視装置 | |
| CN116229686A (zh) | 一种基于双光图像的便携式异常设备ar检测装置和方法 | |
| JPH089360A (ja) | 監視カメラシステム | |
| JPH10312213A (ja) | プラント監視装置 | |
| JPH04140888A (ja) | 蒸気漏検出方法 | |
| JP4510341B2 (ja) | 異常検出装置 |