JPH06246618A - エアーツールの消音装置 - Google Patents
エアーツールの消音装置Info
- Publication number
- JPH06246618A JPH06246618A JP6312493A JP6312493A JPH06246618A JP H06246618 A JPH06246618 A JP H06246618A JP 6312493 A JP6312493 A JP 6312493A JP 6312493 A JP6312493 A JP 6312493A JP H06246618 A JPH06246618 A JP H06246618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- cylinder
- air motor
- body case
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
排気音及び金属音を低減することができ、またエアーツ
ールを使用する際に支障のない内付けのエアーツールの
消音装置を提供すること。 【構成】 エアーツールのエアーモータ2のシリンダ2
aと本体ケース1の間に円筒状の多孔質消音部材3を前
記シリンダ2aの外周面と本体ケース1の内周面に対し
てそれぞれ所定間隔を保持した状態で配設し、エアーモ
ータ2の排気を前記消音部材3を通して排気するように
する。
Description
ンパクトレンチ等のエアーツールのエアーモータの発す
る排気音及び金属音を低減するための消音装置に関する
ものである。
ンチ等のエアーツールにおいては、エアーモータの排気
音を低減するために、図2に示すように、本体ケース1
1に穿設した排気口17に多孔質消音部材13を配設
し、これを排気口カバー18で覆うようにしている。こ
れにより、エアーモータ12のシリンダ12aの排気孔
12bから排出されるエアーモータの排気は、本体ケー
ス11とシリンダ12aの間に形成されたチャンバー1
4から本体ケース11に穿設された排気口17を通り多
孔質消音部材13により消音された上で大気中に放出さ
れる。ところで、近年エアーツールの大形化及び高性能
化によるエアーモータの排気量の増大並びに作業環境の
改善の気運の高まりに伴い、本体ケースの排気口に消音
部材を配設する従来の方式の消音装置では、排気音の低
減効果が不十分で、これに対処するためには、より大き
な消音装置を外付けで設けなければならず、エアーツー
ルを使用する際に消音装置が邪魔となり作業効率を低下
させるおそれがあった。また、従来の方式の消音装置で
は、エアーモータ自体が発する金属音を低減する効果は
ほとんどなく、エアーモータ自体が発する金属音は本体
ケースを通して外部にそのまま漏洩していた。
式の消音装置の問題点に鑑み、エアーツールにおけるエ
アーモータの発する排気音及び金属音を低減することが
でき、またエアーツールを使用する際に支障のない内付
けのエアーツールの消音装置を提供することを目的とす
る。
するためになしたもので、エアーツールのエアーモータ
のシリンダと本体ケースの間に円筒状の多孔質消音部材
を前記シリンダの外周面と本体ケースの内周面に対して
それぞれ所定間隔を保持した状態で配設し、エアーモー
タの排気を前記消音部材を通して排気するようになした
ことを要旨とする。
置によれば、エアーモータの排気をエアーモータのシリ
ンダの外周に配設した円筒状の多孔質消音部材の内側か
ら外側に通過させることによって排気音を低減する。そ
して、消音部材を本体ケース内に配設したことにより、
エアーツールの外部形状にはほとんど影響を及ぼさず、
また、消音部材の表面積を広く取ることができ、消音部
材を配設することによる作業効率及びエアーツール自体
の駆動能力の低下や消音部材の目詰まりを起こすおそれ
がない。さらに、消音部材は、シリンダの外周面を覆う
ように配設されているので、エアーモータの羽根とシリ
ンダが接触すること等により発生するエアーモータの金
属音を低減することができる。
る。図1は、本発明のエアーツールの消音装置をエアー
グラインダに適用した一実施例を示す。エアーグライン
ダは、本体ケース1内に設けたエアーモータ2の回転を
動力伝達機構を介して直接又は減速して砥石又は研磨部
材に伝達する公知の機構を有するものである。
枚の羽根2cを有するロータ2dを回転自在に支持し、
吸気孔6から圧縮空気を導入することによりロータ2d
を回転するものである。シリンダ2aは、吸気孔6の略
対向する位置に排気を排出するための排気孔2bを有し
ている。エアーモータ2のシリンダ2aの外周面と本体
ケース1の内周面に対してそれぞれ所定間隔を保持した
状態で円筒状の多孔質消音部材3を配設する。これによ
り、本体ケース1には、シリンダ2aの外周面と消音部
材3で区画された内側チャンバー4と、本体ケース1の
内周面と消音部材3で区画された外側チャンバー5が形
成される。本体ケース1の一側面には、排気口7を穿設
し、これをスリットや多数の孔を穿設した排気口カバー
8で覆うようにしている。この場合、本体ケース1に直
接スリットや多数の孔を穿設することによって、排気口
カバーを省略することもできる。
ァイバー、ガラスウール、連続気泡性の発泡樹脂等の通
気性を有する材料を用い、これを円筒状に形成して使用
する。
よれば、エアーモータ2の駆動時、エアーモータ2の排
気孔2bから排出される排気は、内側チャンバー4全体
に行き渡り円筒状の消音部材3の内側全面から外側に通
過するが、この時排気音が低減される。そして、消音部
材3を通過することによって消音された排気は、外側チ
ャンバー4から本体ケース1に穿設した排気口7を通っ
て大気中に放出される。また、エアーモータ2の駆動
時、エアーモータ2の羽根2cとシリンダ2aが接触す
ること等により発生するエアーモータの金属音は、シリ
ンダの外周面を覆うように配設された消音部材3により
低減される。
エアーグラインダに適用した場合について説明したが、
本発明の消音装置は、インパクトレンチその他のエアー
ツールに広く適用できる。また、消音装置として、上記
円筒状の多孔質消音部材3に加えて本体ケース1に穿設
された排気口7に多孔質の消音部材を配設し、これを排
気口カバーで覆う従来の消音装置を併設することも可能
である。
エアーモータのシリンダの外周に配設した円筒状の多孔
質消音部材の内側から外側に通過させることによって、
排気音を効果的に低減することができる。そして、消音
部材を本体ケース内に配設したことによりエアーツール
の外部形状にはほとんど影響を及ぼさず、また、消音部
材の表面積を広く取ることができるので、消音部材を配
設することによる作業効率及びエアーツール自体の駆動
能力の低下や消音部材の目詰まりを起こすことがない。
さらに、消音部材は、シリンダの外周面を覆うように配
設されているので、エアーモータの羽根とシリンダが接
触すること等により発生するエアーモータの金属音を低
減することができる。
(a)は正面図、(b)はそのA−A断面図。
(a)は正面図、(b)はそのB−B断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 エアーツールのエアーモータのシリンダ
と本体ケースの間に円筒状の多孔質消音部材を前記シリ
ンダの外周面と本体ケースの内周面に対してそれぞれ所
定間隔を保持した状態で配設し、エアーモータの排気を
前記消音部材を通して排気するようになしたことを特徴
とするエアーツールの消音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6312493A JP2583818B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エアーツールの消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6312493A JP2583818B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エアーツールの消音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06246618A true JPH06246618A (ja) | 1994-09-06 |
JP2583818B2 JP2583818B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=13220219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6312493A Expired - Lifetime JP2583818B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エアーツールの消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583818B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102112933B1 (ko) * | 2018-12-07 | 2020-05-19 | 전창수 | 소음기가 설치된 에어 그라인더 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP6312493A patent/JP2583818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102112933B1 (ko) * | 2018-12-07 | 2020-05-19 | 전창수 | 소음기가 설치된 에어 그라인더 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2583818B2 (ja) | 1997-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3866779B2 (ja) | ブロワの防音装置 | |
US3880245A (en) | Exhaust noise attenuating system with muffler for pneumatic tools | |
US4205732A (en) | Muffler for portable pneumatic tool | |
JP2004522603A (ja) | 消音器バイパス機構を備えた空気工具 | |
JP2007120391A (ja) | 排気消音装置および建設機械 | |
US20040177980A1 (en) | Pneumatic tool muffler | |
JP2583818B2 (ja) | エアーツールの消音装置 | |
KR100325740B1 (ko) | 차량용 가변형 공명소음기 | |
JP3338933B2 (ja) | エアツールの消音装置 | |
CN211460014U (zh) | 吸尘器、电机组件及其外壳结构 | |
US3330378A (en) | Pneumatic grinder with integral exhaust silencer | |
JP3239126B2 (ja) | エアツールの消音装置 | |
JPH0828243A (ja) | 自動車用排気消音装置 | |
JP3910163B2 (ja) | エアツール | |
US2789652A (en) | Muffling device for pneumatic tools of the turbine type | |
JP2013083214A (ja) | 建設機械の排気装置 | |
JP2001182097A (ja) | 建設機械のエンジン室 | |
JPH05138551A (ja) | エア工具の消音装置 | |
CN216060353U (zh) | 一种消音装置、电机组件及吸尘器 | |
CN210289875U (zh) | 柴油发动机组消声隔音结构 | |
CN115539408A (zh) | 风机组件和家电设备 | |
JPH03229907A (ja) | エンジン室内蔵エンジン吸排気装置 | |
KR0172070B1 (ko) | 차량용 배기장치의 부소음기 | |
CN115956829A (zh) | 一种消音装置、电机组件及吸尘器 | |
JPH04187891A (ja) | ベーンポンプの消音装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 16 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 16 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 17 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |