JPH06246346A - 未結束線材コイルへのステム挿入装置 - Google Patents

未結束線材コイルへのステム挿入装置

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JPH06246346A
JPH06246346A JP6293093A JP6293093A JPH06246346A JP H06246346 A JPH06246346 A JP H06246346A JP 6293093 A JP6293093 A JP 6293093A JP 6293093 A JP6293093 A JP 6293093A JP H06246346 A JPH06246346 A JP H06246346A
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JP
Japan
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stem
wire rod
coil
roller table
coiled wire
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JP6293093A
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Kihachi Ikebe
喜八 池部
Tadao Yoshida
忠雄 吉田
Masayasu Kuno
正保 久野
Hisayoshi Senshiki
尚義 仙敷
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Nippon Steel Corp
Isuzu Seisakusho KK
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Isuzu Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業能率良く、しかも線材コイルCに疵を付
けることなく未結束の線材コイルCへステム2を挿入す
る。 【構成】 Cフック14上に未結束状態で展開懸架され
た線材コイルCにステム2を挿入する装置であり、ステ
ム2の搬入出時は固定ローラテーブル1と連続し、線材
コイルCへのステム2挿入時は転倒する、ステム2のロ
ック機構7を備えた転倒ローラテーブル6及びこの転倒
用シリンダ装置10と、転倒ローラテーブル6の側方に
これと直角に立設され、ステム2挿入後の線材コイルC
圧縮時及び線材コイルCの起立時に線材コイルCの下面
を支承して荷姿を確保するコイル受け台8とをステム転
倒台車3に載置する。ステム転倒台車3の移動終端部
に、ステム2挿入後の線材コイルCを圧縮するように線
材コイルCを先端側から押しつけるべくステム転倒台車
3に対して接離移動するコイル圧縮台車12を配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば線材コイルを酸
洗・潤滑被膜処理する設備において、所定の処理を施さ
れた未結束の線材コイルに、次工程に運搬等する際に使
用するステムを挿入する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】線材コイルを酸洗・潤滑被膜処理する設
備にあっては、各工程間を搬送等する場合、円板の中央
に円柱を突設したステムと称される治具(以下、「ステ
ム」という)が用いられている。すなわち、このステム
の円柱部分を線材コイルに挿入し、ステム毎線材コイル
を起立させてローラコンベア等で搬送するのである。
【0003】ところで、このステムの線材コイルへの挿
入に際し、従来は、傾倒させたステムにクレーンを使
用して線材コイルを外嵌合させた後、線材コイルを外嵌
合したステムをクレーンを用いて起立させるという、全
て作業者が人為的に行うか、ステムの傾倒・起立のみ
機械的に行い、ステムへの線材コイルの外嵌合はクレー
ンを使用するという方法、が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、・を問わず、ハンドリング回数が多く作
業能率が悪くなり、また、線材コイルに疵を付けてしま
うという問題がある。本発明はこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、作業能率良く、しかも線材コイ
ルに疵を付けることなく未結束の線材コイルへステムを
挿入できる装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の未結束線材コイルへのステム挿入装置
は、Cフック上に未結束の状態で展開懸架された線材コ
イルに、ステムを挿入する装置であって、ステムの搬入
出を行う固定ローラテーブルと、ステムの搬入出時はこ
の固定ローラテーブルと連続し、線材コイルへのステム
挿入時は転倒する、ステムのロック機構を備えた転倒ロ
ーラテーブル及びこの転倒機構と、この転倒ローラテー
ブルの側方にこれと直角に立設され、ステム挿入後の線
材コイル圧縮時及び線材コイルの起立時に線材コイルの
下面を支承して荷姿を確保するコイル受け台と、これら
転倒ローラテーブル及び転倒機構並びにコイル受け台を
載置して移動するステム転倒台車と、このステム転倒台
車の移動終端部に配置され、ステム挿入後の線材コイル
を圧縮するように線材コイルを先端側から押しつけるべ
くステム転倒台車に対して接離移動するコイル圧縮台車
を具備させているのである。
【0006】
【作用】本発明の未結束線材コイルへのステム挿入装置
では、固定ローラテーブル上を搬送されてきたステムは
転倒ローラテーブル上に至りここでロックされる。そし
て、転倒ローラテーブルを転倒させた状態でステム転倒
台車を移動させ、Cフック上に未結束の状態で展開懸架
された線材コイルにステムを挿入する。ステム挿入後
は、コイル受け台で線材コイルを支承した後Cフックを
下降させて線材コイルと非接触と成し、しかる後、コイ
ル圧縮台車をステム転倒台車に対して接近移動させて線
材コイルを圧縮する。
【0007】線材コイルを圧縮した後はCフックを線材
コイルから引き抜き、次に転倒ローラテーブルを元の状
態に復帰すべく転倒し、線材コイルを起立状態となす。
そして、コイル受け台の支承とステムのロックを解除
し、固定ローラテーブル側に搬出する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の未結束線材コイルへのステム
挿入装置を添付図面に示す1実施例に基づいて説明す
る。図1は本発明装置の1実施例を示す正面図、図2は
図1の平面図、図3は転倒ローラテーブルに設けたロッ
ク機構の説明図で、(a)は固定爪、(b)はロック爪
を示す。
【0009】図面において、1はステム2の搬入出を行
う固定ローラテーブルであり、一般的な構成の通常のも
のである。3は前記固定ローラテーブル1の終端部に、
これと例えば直交方向への移動可能に設けられたステム
転倒台車であり、走行モータ4の出力軸の正逆回転を動
力伝達機構を介して駆動輪3aに伝えることでレール5
上を自走するように構成されている。
【0010】6は前記ステム転倒台車3の上面に設置さ
れた転倒ローラテーブルであり、ステム2の搬入出時に
は前記固定ローラテーブル1と連続してステム2を固定
ローラテーブル1から受け取ったり、または、固定ロー
ラテーブル1に受け渡したりするものである。そして、
この転倒ローラテーブル6には、図2に示すように、3
個の固定爪7aと1個のロック爪7bから成るロック機
構7が配設され、転倒ローラテーブル6上のステム2を
ロックするようになっている。なお、本実施例では、下
流側及び両側方に配置された3個の固定爪7aは、図3
(a)に示すように、単に鉤状のものを、また、上流側
に配置されたロック爪7bは、図3(b)に示すよう
に、鉤状の爪7cをシリンダ装置7dのロッドの出退動
によってレバーを介して起倒するものを開示している。
【0011】8は前記傾倒ローラテーブル6の側方にこ
れと直角に立設されたコイル受け台であり、シリンダ装
置9のロッドの出退動によって疵付着防止のために例え
ばMCナイロンを表面にライニングした受け板8aが転
倒ローラテーブル6に対して接離移動するようになされ
ている。そして、このコイル受け台8と転倒ローラテー
ブル6は、同じくステム転倒台車3上に設置されたシリ
ンダ装置10のロッドの出退動によって、枢軸11を支
点として例えば90°転倒するようになされている。
【0012】12は前記ステム転倒台車3を案内するレ
ール5の終端部に配置され、シリンダ装置13のロッド
の出退量だけ、このレール5上をステム転倒台車3に対
して接離移動するコイル圧縮台車であり、90°転倒し
た状態のステム2を挿入した未結束状態の線材コイルC
を、その先端側から押しつけてステム2挿入後の線材コ
イルCを圧縮するものである。コイル圧縮台車12の押
しつけ板12aはコイル上側が下側より先行して押しつ
ける形状に構成されている。
【0013】本発明の未結束線材コイルへのステム挿入
装置は、上記したような構成であり、次にかかる構成の
装置を用いてCフック14上に未結束の状態で展開懸架
された線材コイルCにステム2を挿入する際の順序を説
明する。
【0014】先ず、図1に実線で示す待機位置に位置す
るステム転倒台車3の転倒ローラテーブル6上に、固定
ローラテーブル1上からステム2が搬送されてくると、
シリンダ装置7dのロッドを出動作させて爪7cを起立
させ、固定爪7aとで転倒ローラテーブル上にステム2
をロックする。
【0015】そして、Cフック14上に未結束の状態で
展開懸架された線材コイルCが所定の位置に搬送され、
停止すると、シリンダ装置10のロッドを出動作させて
転倒ローラテーブル6を90°転倒し、この状態で走行
モータ4を回転駆動させてステム転倒台車3を線材コイ
ルC側に移動させ、ステム2を挿入する。
【0016】線材コイルCにステム2を挿入した後は、
シリンダ装置9のロッドを出動作させて受け板8aを線
材コイルC側に移動し、コイル受け台8で線材コイルC
を支承する。そしてその後、Cフック14を下降させて
Cフック14及びステム2を線材コイルCと非接触の状
態と成した後、シリンダ装置13のロッドを出動作させ
てコイル圧縮台車12をステム転倒台車3に対して接近
移動させ、線材コイルCを圧縮する。
【0017】線材コイルCを圧縮した後はCフック14
を線材コイルCから引き抜き、次にシリンダ装置10の
ロッドを退動作させて転倒ローラテーブル6を元の状態
に復帰すべく転倒し、ステム2を挿入した線材コイルC
を起立状態となす。そして、シリンダ装置9のロッドを
退動作させて受け板8aを線材コイルCから離し、コイ
ル受け台8の支承を解除するとともに、シリンダ装置7
dのロッドを退動作させて爪7cを転倒し、ステム2の
ロックを解除する。
【0018】最後に、傾倒ローラテーブル6を駆動し、
線材コイルCをステム2毎固定ローラテーブル1側に搬
出する。なお、図1中の15は傾倒ローラテーブル6の
駆動用モータである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の未結束線
材コイルへのステム挿入装置は構成したので、従来、大
部分を作業者の人為的作業に頼っていたステムの挿入作
業をすべて機械的に自動化でき、したがって、作業能率
の向上が図れるとともに、線材コイルへの疵付着も防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】転倒ローラテーブルに設けたロック機構の説明
図で、(a)は固定爪、(b)はロック爪を示す。
【符号の説明】
1 固定ローラテーブル 2 ステム 3 ステム転倒台車 6 転倒ローラテーブル 7 ロック機構 8 コイル受け台 10 シリンダ装置 12 コイル圧縮台車 14 Cフック C 線材コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/90 D 8010−3F (72)発明者 久野 正保 愛知県碧南市雁道町4−1 株式会社五十 鈴製作所碧南工場内 (72)発明者 仙敷 尚義 愛知県碧南市雁道町4−1 株式会社五十 鈴製作所碧南工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Cフック上に未結束の状態で展開懸架さ
    れた線材コイルに、ステムを挿入する装置であって、ス
    テムの搬入出を行う固定ローラテーブルと、ステムの搬
    入出時はこの固定ローラテーブルと連続し、線材コイル
    へのステム挿入時は転倒する、ステムのロック機構を備
    えた転倒ローラテーブル及びこの転倒機構と、この転倒
    ローラテーブルの側方にこれと直角に立設され、ステム
    挿入後の線材コイル圧縮時及び線材コイルの起立時に線
    材コイルの下面を支承して荷姿を確保するコイル受け台
    と、これら転倒ローラテーブル及び転倒機構並びにコイ
    ル受け台を載置して移動するステム転倒台車と、このス
    テム転倒台車の移動終端部に配置され、ステム挿入後の
    線材コイルを圧縮するように線材コイルを先端側から押
    しつけるべくステム転倒台車に対して接離移動するコイ
    ル圧縮台車を具備したことを特徴とする未結束線材コイ
    ルへのステム挿入装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040104113A (ko) * 2003-06-03 2004-12-10 김정엽 금속 롤 이송장치
CN114229617A (zh) * 2021-12-10 2022-03-25 浙江谋皮环保科技有限公司 一种钢丝卷支撑组件
CN114291543A (zh) * 2021-12-10 2022-04-08 浙江谋皮环保科技有限公司 一种钢丝卷的翻料装置

Cited By (5)

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KR20040104113A (ko) * 2003-06-03 2004-12-10 김정엽 금속 롤 이송장치
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CN114229617B (zh) * 2021-12-10 2024-01-12 浙江谋皮环保科技有限公司 一种钢丝卷支撑组件
CN114291543B (zh) * 2021-12-10 2024-01-12 浙江谋皮环保科技有限公司 一种钢丝卷的翻料装置

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