JPH06246339A - 押出加工装置 - Google Patents

押出加工装置

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Publication number
JPH06246339A
JPH06246339A JP3670693A JP3670693A JPH06246339A JP H06246339 A JPH06246339 A JP H06246339A JP 3670693 A JP3670693 A JP 3670693A JP 3670693 A JP3670693 A JP 3670693A JP H06246339 A JPH06246339 A JP H06246339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
die
extruded material
extrusion
mandrel bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP3670693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouzou Michisaka
浩三 道阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP3670693A priority Critical patent/JPH06246339A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】押出材の押出直後の冷却を可能とするととも
に、十分な冷却能力を発揮でき、しかもダイスの温度降
下等を生じない押出加工装置を提供する。 【構成】マンドレルバー9と、冷媒用配管10を備える。
該冷媒用配管は、マンドレルバーの内部を軸方向に貫通
し、先端部10a が、ダイス2から押出されてくる中空ま
たは半中空押出材11、11´の内部に臨んでいる。この先
端部10a には、冷媒噴出部10b が設けられるとともに、
該冷媒噴出部から、押出直後の押出材の内面に冷媒12が
噴出供給されるものとなされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウム(その
合金を含む)等の中空押出しに用いる押出加工装置に関
し、特に押出材に対する冷却機能を備えた押出加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】組合わせダイ
ス方式やマンドレル方式により押出機から押出されてき
た例えばアルミニウム等の中空または半中空押出材を冷
却する必要のある場合、従来は、押出材が押出機のプラ
テンから出てきた位置で冷却が行われていた。このよう
にプラテンの出側で冷却を行う場合、冷却装置が簡単で
冷却能力の調整も可能である反面、ダイスから冷却装置
までの距離が長く、この間の押出材に冷却不足や冷却バ
ラツキによる反りや曲りを生じて、押出材の品質上問題
となる場合があった。
【0003】そこで、ダイスから冷却装置までの距離を
短くするために、プラテンやダイス内部に冷媒通路を設
けて押出材を冷却することも試みられている。
【0004】しかし、この場合には冷却能力に限界があ
るとか、ダイス等の加工が厄介であるとか、ダイス自体
が冷却されて温度降下を招き、ひいては押出性が低下す
るというような問題があった。
【0005】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、押出材の押出直後の冷却を可能と
するとともに、十分な冷却能力を発揮でき、しかもダイ
スの温度降下等を生じない押出加工装置の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、図面の符号を参照して示すと、マンド
レルバー(9)と、該マンドレルバー(9)の内部を軸
方向に貫通し、先端部(10a )が、ダイス(2)から押
出されてくる中空または半中空押出材(11)(11´)の
内部に臨んだ冷媒用配管(10)を備え、該冷媒用配管
(10)の先端部(10a )には、冷媒噴出部(10b )が設
けられるとともに、該冷媒噴出部(10b )から、押出直
後の押出材の内面に冷媒(12)が噴出供給されるものと
なされていることを特徴とする押出加工装置を要旨とす
る。
【0007】
【作用】噴出部(10b )から噴出された冷媒(12)は、
ダイスの成形間隙(6)から押出されてきた押出直後の
押出材(11)(11´)の内面に浴びせられ、押出材は冷
却される。従って、プラテンやダイス内部に冷媒通路を
設ける必要がなくなるし、ダイス自体が冷却されること
もない。
【0008】
【実施例】次に、この発明の実施例を、図1及び図2を
参照しつつ説明する。
【0009】これらの図において、(1)はコンテナ、
(2)はコンテナの前面に配置された組合わせダイス、
(3)は押出方向出側に配置された雌型ダイス、(4)
はコンテナ(1)側に配置された雄型ダイス、(5)は
ダイス(2)の前面に配置されたボルスターである。
【0010】前記雄型ダイス(4)は、従来例で説明し
たものと同じく、押出方向に延びる胴部(41)と、該胴
部のまわりに複数の足部(42)を介して外筒部(43)が
一体形成されてなるが、雄型ダイス(4)の胴部(41)
には、その中心部を軸方向に貫通するマンドレルバー通
し孔(41a )が設けられている。そして、この雄型ダイ
ス(4)と雌型ダイス(3)とが、相互のベアリング部
(44)(31)が成形間隙(6)を介して対向するように
相互周端部において組み合わされている。
【0011】前記雄型ダイス(4)の後方には、ダミー
ブロック(7)とその背後にステム(8)が配置される
とともに、これらステム(7)及びダミーブロック
(8)の中心を貫通し、コンテナ(1)を軸方向に貫通
し、さらに雄型ダイス(4)のマンドレルバー通し孔
(41a )に先端を挿通された状態で、マンドレルバー
(9)が配置されている。
【0012】さらに、マンドレルバー(9)の内部に
は、該マンドレルバー(9)の中心部軸方向を貫通する
状態に、冷媒用配管(10)が配設されている。この冷媒
用配管(10)は、ダイス(2)から押出されてきた押出
材(11)を、押出し直後に内方から冷却するためのもの
である。このために、冷媒用配管(10)の先端部(10
a)はマンドレルバー(9)から前方へ突出するととも
に、先端部外周面には前後に複数個かつ周方向に複数個
の冷媒噴出部(10b )が形成されている。そして、冷媒
用配管(10)内に圧送充填された冷媒(12)が各噴出部
(10b )から放射状かつスプレー状に噴出され、押出材
(1)を内面から冷却するものとなされている。なお、
冷媒(12)の種類は特に限定されることはなく、水、液
体窒素等の液体でも良いし、大気、N2 、He等の気体
でも良い。
【0013】また、冷媒用配管(10)内の冷媒(12)に
よるマンドレルバー(9)の冷却を防止するため、マン
ドレルバー(9)と冷却用配管(10)との隣接部分には
断熱材(16)が配設されている。
【0014】図1、図2に示す(13)はアルミニウムビ
レットであり、予め中心部軸方向に穿孔加工の施された
ホロービレットが用いられる。
【0015】図1及び図2に示す押出加工装置を用いて
アルミニウムビレットを断面円形の中空管材に押出す場
合について説明すると、まず、コンテナ(1)にアルミ
ニウムホロービレット(13)を装填する。
【0016】次に、マンドレルバー(9)を前進させ
て、その先端部を雄型ダイス(4)の胴部のマンドレル
バー通し孔(41a )に挿通せしめたのち、ステム(8)
を押出方向に駆動してビレット(13)を加圧する。
【0017】ステム(8)の押出力により、ビレットは
成形材料導入孔(14)を通って溶着室(15)へ合流し、
さらに成形間隙(6)から中空管材(11)に押出され
る。
【0018】一方、マンドレルバー(9)内部の冷媒用
配管(10)に冷媒(12)を圧送充填して、先端噴出部
(10b )から径方向外方に向けて放射状かつスプレー状
に噴出させておく。
【0019】噴出部(10b )から噴出された冷媒は、ダ
イスの成形間隙(6)から押出されてきた押出直後の中
空管材(11)の内面に浴びせられ、中空管材(11)は冷
却される。
【0020】なお、押出しに際して、マンドレルバー
(9)は固定しておいても良いし、要すれば、ステム
(8)の前進にともなってマンドレルバー(9)も移動
させるものとしても良い。また、マンドレルバー(9)
内部の冷却用配管(10)を、軸方向に進退可能に構成し
ても良い。
【0021】また、上記実施例では、断面円形の中空管
材(11)を押出す場合について説明したが、図3に示す
ような半中空押出材(11´)を押出す押出加工装置に対
して、この発明を適用しても良いことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】この発明に係る押出加工装置は、上述の
次第で、マンドレルバーの内部を軸方向に貫通し、先端
が、ダイスから押出されてくる中空または半中空押出材
の内部に臨んだ冷媒配管の先端噴出部から、押出直後の
押出材の内面に冷媒が噴出供給されるものであるから、
プラテンやダイス内部に冷媒通路を設けて押出材を冷却
する場合に較べて装置の加工が簡単であるのに加え、冷
媒用配管の大きさ、噴出部の数や大きさ等を適宜設定す
ることにより、押出材に最適な冷却を行うことができ、
冷却能力をも向上することができる。
【0023】しかも、ダイス自体が冷却されることはな
くなるから、ダイスの温度降下を招いて押出性が低下す
る不都合を解消し得て、生産性を向上し得る。
【0024】しかもまた、押出材内部から冷却するから
押出し直後の冷却が可能となり、ダイスから冷却装置ま
での距離が長い場合に生じていた押出材の冷却不足や冷
却バラツキによる反りや曲りを防止することができ、高
品質の押出材を生産効率良く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る押出加工装置の縦断
面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】押出材の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
9…マンドレルバー 10…冷媒配管 10b …冷媒噴出部 12…冷媒 11、11´…押出材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルバー(9)と、 該マンドレルバー(9)の内部を軸方向に貫通し、先端
    部(10a )が、ダイス(2)から押出されてくる中空ま
    たは半中空押出材(11)(11´)の内部に臨んだ冷媒用
    配管(10)を備え、 該冷媒用配管(10)の先端部(10a )には、冷媒噴出部
    (10b )が設けられるとともに、該冷媒噴出部(10b )
    から、押出直後の押出材の内面に冷媒(12)が噴出供給
    されるものとなされていることを特徴とする押出加工装
    置。
JP3670693A 1993-02-25 1993-02-25 押出加工装置 Pending JPH06246339A (ja)

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JP3670693A JPH06246339A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 押出加工装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3670693A JPH06246339A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 押出加工装置

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JPH06246339A true JPH06246339A (ja) 1994-09-06

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ID=12477221

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3670693A Pending JPH06246339A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 押出加工装置

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JP (1) JPH06246339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105478509A (zh) * 2015-10-12 2016-04-13 扬州瑞斯乐复合金属材料有限公司 一种微通道铝合金扁管挤压模具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105478509A (zh) * 2015-10-12 2016-04-13 扬州瑞斯乐复合金属材料有限公司 一种微通道铝合金扁管挤压模具

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