JPH06246239A - パーツフィーダ - Google Patents

パーツフィーダ

Info

Publication number
JPH06246239A
JPH06246239A JP3785493A JP3785493A JPH06246239A JP H06246239 A JPH06246239 A JP H06246239A JP 3785493 A JP3785493 A JP 3785493A JP 3785493 A JP3785493 A JP 3785493A JP H06246239 A JPH06246239 A JP H06246239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
component
transparent
direction orthogonal
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3785493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyoshi Ekusa
友良 江草
Masuo Takagi
万寿夫 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP3785493A priority Critical patent/JPH06246239A/ja
Publication of JPH06246239A publication Critical patent/JPH06246239A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の選別能力が高いパーツフィーダを提供
する。 【構成】 トラック3の所定位置に透明板(または半透
明板)4を設ける。透明板4は、ボール2の内側方向を
向いた傾斜面4bを有する膨出部4aと、トラック3の
一部をなす平坦部4dとを含む。透明板4に到達した部
品m1、m2、…は膨出部4aに乗り上げ、傾斜面4b
を徐々に滑って1個ずつ平坦部4dに落ちる。コンピュ
ータは、部品m1が平坦部4dに落ちたときの画像から
部品m1の姿勢などを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーツフィーダに関
し、特に、振動を与えながら部品を搬送し、搬送される
部品を撮像して、その姿勢、形状および寸法を判別し、
所望の部品を供給するパーツフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)は振動を与えることによって
部品を搬送する従来のパーツフィーダ31の平面図、図
4(b)は図4(a)のZ−Z線断面図である。図4に
おいて、パーツフィーダ31には、ボール32が設けら
れており、ボール32の内周壁32aには螺旋状の部品
移送用のトラック33(移送路)が形成されている。ト
ラック33の所定の範囲は透明板(または半透明板)3
4で形成されており、この透明板34の上方には撮像装
置(以下、CCDカメラ)35が設けられている。透明
板34を挟んでCCDカメラ35の下方には光源36が
設けられ、この光源36からの光が部品mに照射され、
その影がCCDカメラ35によって撮像される。また、
CCDカメラ35の下流側には空気噴出装置37が設け
られている。
【0003】しかして、ボール32の底に部品mを投入
し、ボール32に回転および上下方向の振動を与える
と、部品mは遠心力などの力を受け、ボール32の内周
壁32aに沿ってトラック33を徐々に上昇し、CCD
カメラ35の下方を通過する際に撮像される。CCDカ
メラ35によって撮像された画像は図示しないコンピュ
ータによって処理され、所望の部品mでないと判別され
ると、その部品mは空気噴出装置37から圧縮空気によ
ってボール32内へと吹飛ばされる。したがって、部品
供給部38には所望の部品mだけが供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパーツフィーダ31にあっては、図4(b)に示す
ように、複数個の部品mが互いに密着して撮像位置に到
達した場合、コンピュータは、ティーチングされた形状
と異なるまたは前後の区別がつかないという理由で所望
の部品mをも含む複数個の部品mをすべて排除してしま
う。したがって、部品mの選別能力が低かった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、部
品の選別能力が高いパーツフィーダを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は所定の移送路
を振動により部品を搬送し、搬送される部品の画像を撮
像し、その撮像出力に基づいて前記部品の姿勢、形状お
よび寸法を判別し、所望の部品を供給するパーツフィー
ダにおいて、前記移送路の一部が透明または半透明板か
らなり、その透明または半透明板は、前記部品が撮像さ
れる位置の手前で部品を搬送方向と直交する方向へ移動
させるための膨出部および傾斜面を含むように構成され
る。
【0007】
【作用】この発明にかかるパーツフィーダにあっては、
移送路の一部をなす透明または半透明板が画像撮像位置
の手前で部品を搬送方向と直交する方向へ移動させるた
めの膨出部および傾斜面を含むので、移送路を搬送され
てきた部品は、透明または半透明板の膨出部に乗り上
げ、傾斜面を滑って搬送方向と直交する方向に徐々に移
動する。したがって、たとえ複数の部品が一列に並んで
密着して搬送されてきた場合でも、先行する部品と後続
する部品の間に、搬送方向に直交する方向の位置ずれを
生じさせることができ、部品間の境界を顕在化させるこ
とができる。これにより、部品列の画像を処理する際に
部品間の境界を容易に認識することができ、各部品の姿
勢などを容易かつ確実に判別することができる。よっ
て、部品の選別能力が従来より大幅に向上する。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のパーツフィーダ
1を示す一部破断した斜視図、図2は図1のX部拡大
図、図3は図2のY−Y線断面図である。図1ないし図
3において、パーツフィーダ1には、ボール2が設けら
れており、ボール2の底壁部には、図示しないが可動コ
アや電磁石などが配置されている。これらの作用によっ
てボール2に振動が与えられる。ボール2の内周壁2a
には螺旋状の部品移送用のトラック3が形成され、その
排出端部は直線的なトラック5になっていて、ここから
次の工程へ部品mが供給される。トラック3の所定の位
置には透明板(または半透明板)4が設けられており、
この透明板4の上方にはCCDカメラ6が設けられ、透
明板4を挟んでCCDカメラ6の下方には光源7が設け
られている。
【0009】透明板4は、CCDカメラ6の上流側で部
品mをボール2の内側方向へ移動させるための膨出部4
aと、トラック3の一部をなす平坦部4dとを含み、膨
出部4aと平坦部4dの境界には段差部4cが設けられ
ている。膨出部4aは、ボール2の内周壁2aに沿って
設けられており、上流端では部品mより幅が広く、下流
端に向かって先細りになっている。また、膨出部4a
は、ボール2の内側方向に向く傾斜面4bを有し、傾斜
面4bは、膨出部4aの上流端および下流端でトラック
3の表面にスムーズにつながっている。
【0010】また、CCDカメラ6の下流側には、これ
に近接して空気噴出装置8がボール2に対して固定さ
れ、そのノズル部8aがトラック3に面して設けられて
いる。
【0011】しかして、ボール2の底に多数の部品mを
投入し、ボール2を回転および上下方向に振動させる
と、部品mは遠心力などの力を受け、ボール2の内周壁
2aに沿ってトラック3を徐々に上昇し、透明板4に到
達する。複数個の部品m1,m2,m3,m4,…が互
いに密着して透明板4に到達した場合、図2および図3
に示すように、先行する部品(たとえばm1)は後続す
る部品(たとえばm2)に押されながら膨出部4aに乗
り上げ、傾斜面4bを滑って徐々にボール2の内側方向
に移動し、CCDカメラ6の真下で平坦部4dに落ち
る。
【0012】図示しないコンピュータは、CCDカメラ
6によって撮像された画像を監視し、部品m1が平坦部
4dに落ちたときの画像から部品m1の姿勢、形状およ
び寸法を判別する。このとき部品m1と後続する部品m
2との間には搬送方向に直交する方向の位置ずれが生じ
ており、部品m1,m2間の境界が顕在化している。し
たがって、コンピュータは、部品m1,m2間の境界を
容易に認識できる。また、部品m1が平坦部4dに落ち
たときに部品m1の真上から撮像した画像から部品m1
の姿勢などを判別するので、コンピュータは部品m1の
姿勢などを正確に判別することができる。また、部品m
1がボール2の内壁2aから離れた時の画像から部品m
1の姿勢などを判別するので、コンピュータは、ボール
2の内壁2aの影響を受けることなく、部品m1の姿勢
などを正確に判別できる。これらの理由からコンピュー
タは、部品m1の姿勢などを容易かつ確実に判別するこ
とができる。
【0013】平坦部4dに落ちた後、各部品m1,m
2,m3,m4,…は段差部4cに案内されて進行し、
再びボール2の内周壁2aに沿ってトラック3上を進行
する。コンピュータは、所定のタイミングで空気噴出装
置8をオンし、部品m1,m2,m3,m4,…のうち
所望の姿勢でないものをボール2内へ吹飛ばす。
【0014】なお、この実施例では、透明板4の上下に
CCDカメラ6および光源7を配置して上方から部品m
を撮像したが、透明板4と密着する部分から外縁にかけ
てボウル2も透明板4で形成し、透明板4を挟んでボウ
ル2の外側と内側にCCDカメラ6および光源7を対向
させて配置し、水平方向から部品mを撮像しても良い。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、透明
または半透明板の膨出部および傾斜面によって部品を搬
送方向と直交する方向へ移動させることができるので、
たとえ複数の部品が一列に並んで密着して搬送されてき
た場合でも、先行する部品と後続する部品の間に搬送方
向と直交する方向の位置ずれを生じさせることができ、
部品間の境界を顕在化させることができる。したがっ
て、部品間の境界を容易に認識することができ、各部品
の姿勢などを容易かつ確実に判別することができる。よ
って、密着して搬送されてきた部品をすべて排除してい
た従来に比べ、部品の選別能力が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のパーツフィーダの一部破
断した斜視図である。
【図2】図1のX部拡大図である。
【図3】図2のY−Y線断面図である。
【図4】(a)は従来のパーツフィーダの平面図、
(b)は(a)のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
1 パーツフィーダ 2 ボール 3,5 トラック(移送路) 4 透明板(または半透明板) 4a 膨出部 4b 傾斜面 6 CCDカメラ m,m1,m2,m3,m4 部品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の移送路を振動により部品を搬送
    し、搬送される部品の画像を撮像し、その撮像出力に基
    づいて前記部品の姿勢、形状および寸法を判別し、所望
    の姿勢の部品を供給するパーツフィーダにおいて、 前記移送路の一部が透明または半透明板からなり、その
    透明または半透明板は、前記部品が撮像される位置の手
    前で部品を搬送方向と直交する方向へ移動させるための
    膨出部および傾斜面を含むことを特徴とする、パーツフ
    ィーダ。
JP3785493A 1993-02-26 1993-02-26 パーツフィーダ Withdrawn JPH06246239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3785493A JPH06246239A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 パーツフィーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3785493A JPH06246239A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 パーツフィーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06246239A true JPH06246239A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12509137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3785493A Withdrawn JPH06246239A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 パーツフィーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06246239A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108455193A (zh) * 2018-03-09 2018-08-28 无锡市锡东橡塑机械有限公司 一种芯片送料机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108455193A (zh) * 2018-03-09 2018-08-28 无锡市锡东橡塑机械有限公司 一种芯片送料机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4039505B2 (ja) 外観検査装置
US8408544B2 (en) Sorting by controlling scanned document velocity
WO2002053480A1 (fr) Dispositif d'alimentation destine a l'inspection de polyedre
JPH10235584A (ja) 物品認識方法及び装置
TW200303283A (en) Component appearance inspection device
JPH06246239A (ja) パーツフィーダ
JPS59182112A (ja) 部品分離供給フイ−ダ
JP3117864B2 (ja) 物品の姿勢揃え装置および検査装置
JPH06246236A (ja) パーツフィーダ
US20040130709A1 (en) Appearance inspection machine for flat tablet
JP4264155B2 (ja) 微小物体の外観検査装置
JPH06100147A (ja) 部品整列装置
JPH06246237A (ja) パーツフィーダ
JPH06255755A (ja) パーツフィーダ
KR20060046488A (ko) 워크 반송 시스템
JPH06246238A (ja) パーツフィーダ
JPH06255756A (ja) パーツフィーダ
JPH09156755A (ja) 部品の姿勢判別装置
JPS63218421A (ja) 部品表裏整列装置
JP6716064B2 (ja) パーツフィーダ
JPH0725444A (ja) パーツフィーダ
JPS59121899A (ja) 電子部品の自動挿入装置
JP2611935B2 (ja) パーツフィーダの画像処理装置
JP2006320779A (ja) 扁平錠剤の外観検査装置
JP2611927B2 (ja) パーツフィーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509