JPH06245235A - 呼出し信号音の音量制御方式 - Google Patents

呼出し信号音の音量制御方式

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Publication number
JPH06245235A
JPH06245235A JP2420293A JP2420293A JPH06245235A JP H06245235 A JPH06245235 A JP H06245235A JP 2420293 A JP2420293 A JP 2420293A JP 2420293 A JP2420293 A JP 2420293A JP H06245235 A JPH06245235 A JP H06245235A
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JP
Japan
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volume
level
call signal
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branch exchange
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Application number
JP2420293A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakajima
宏行 中嶋
秀之 ▲瀧▼
Hideyuki Taki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構内交換機に収容される各電話端末では呼出
し信号のレベル変換処理を実行する必要を無くし、構内
交換機に収容する各電話端末毎に可変増幅部および音量
レベル制御部を装備するという無駄を無くすこと。 【構成】 構内交換機3には、呼出し信号音の音量のレ
ベルを設定するための音量レベル設定命令を出力するC
PU34と、このCPU34の出力する音量レベル設定
命令に従って電話端末に送出すべき呼出し信号に対して
レベル変換処理を行う呼出し信号変換手段Pとを装備し
て、構内交換機3に収容された電話端末における呼出し
信号音の音量を構内交換機3から自動制御可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機に収容され
た電話端末における呼出し信号音の音量を構内交換機か
ら自動制御するための呼出し信号音の音量制御方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の呼出し信号音の音量制御
方式を説明するためのブロック図である。図2におい
て、符号1は構内交換機、2はこの構内交換機1に収容
される電話端末である多機能電話機である。
【0003】前記構内交換機1は、図示のように、多機
能電話機2を接続するための複数の端末インターフェー
ス11と、前記多機能電話機2を鳴動させるための呼出
し信号をディジタル信号として出力する呼出し信号出力
部12と、この呼出し信号出力部12の出力する呼出し
信号を各端末インターフェース11に送出する時分割ス
イッチ13と、これらの各部の動作を制御して構内交換
機としての処理を実現するCPU14と、該CPU14
が作業エリアとして管理するメモリ15とを備えた構成
とされている。
【0004】前記端末インターフェース11には、前記
CPU14からの制御信号を多機能電話機2に転送する
ためのデータチャネルと、呼出し信号や音声信号などを
多機能電話機2に転送するための音声チャネルとが装備
されている。
【0005】前記呼出し信号出力部12は、前記呼出し
信号をアナログ信号として生成する音源発生部12a
と、この音源発生部12aの出力する信号をディジタル
信号に変換するA/D変換部12bとを具備した構成
で、該A/D変換部12bの出力する呼出し信号が時分
割スイッチ13を介して前記端末インターフェース11
の音声チャネルに送出される。
【0006】前記時分割スイッチ13は、前記A/D変
換部12bから受けた呼出し信号をCPU14の指示に
従って各端末インターフェース11に渡す。
【0007】前記CPU14は、前記時分割スイッチ1
3や端末インターフェース11の動作を制御して構内交
換機としての諸処理を実現するもので、発呼先の多機能
電話機2を鳴動させるために必要な鳴動命令や、発呼先
での前記呼出し信号による鳴動(呼出し信号音)の音量
レベルを設定するための音量レベル設定命令の出力も行
う。このCPU14から出力された鳴動命令や音量レベ
ル設定命令は、前記端末インターフェース11のデータ
チャネルを介して多機能電話機2に通知される。
【0008】また、前記多機能電話機2は、前記構内交
換機1の端末インターフェース11に接続されて前記端
末インターフェース11からの信号を受信する通話路イ
ンターフェース21と、この通話路インターフェース2
1の受信した呼出し信号等をレベル変換するための可変
増幅部22と、前記通話路インターフェース21の受信
した制御信号を解読して前記可変増幅部22の動作を制
御する音量レベル制御部23と、前記可変増幅部22に
よって所定の音量レベルに増幅された呼出し信号等をス
ピーカに送出するスピーカ送出部24とを備えた構成と
されている。
【0009】ここに、前記通話路インターフェース21
は、前記端末インターフェース11のデータチャネルに
接続されるデータチャネルと、端末インターフェース1
1の音声チャネルに接続される音声チャネルとが装備さ
れた構成となっており、音声チャネルで受信した呼出し
信号等の音声信号は可変増幅部22に送出し、データチ
ャネルで受信した鳴動命令や音量レベル設定命令などの
制御信号は音量レベル制御部23に送出する。前記音量
レベル制御部23は、前記通話路インターフェース21
から受けた鳴動命令や音量レベル設定命令を解読し、そ
の命令に基づいて、前記可変増幅部22における呼出し
信号の増幅率を決定する。
【0010】従来の呼出し信号音の音量制御方式は、構
内交換機1および多機能電話機2に以上の構成を確保す
ることによって、多機能電話機2における呼出し信号音
の音量を次第に増大させるといった音量レベルの自動制
御を構内交換機1側から実現するものである。
【0011】以下、従来の呼出し信号音の音量制御方式
による音量レベルの制御動作を説明する。
【0012】前記構内交換機1では、前記呼出し信号出
力部12から出力されるディジタル化された基準レベル
の呼出し信号を、時分割スイッチ13を介して、鳴動さ
せるべき多機能電話機2が接続されている端末インター
フェース11の音声チャネルに送出する。また、同時
に、CPU14が、多機能電話機2に対する鳴動命令や
音量レベル設定命令を端末インターフェース11のデー
タチャネルに送出する。鳴動させるべき多機能電話機2
では、通話路インターフェース21において、前記呼出
し信号や、鳴動命令や音量レベル設定命令を受ける。そ
して、音量レベル制御部23が、通話路インターフェー
ス21の受信した鳴動命令や音量レベル設定命令を解読
して、それらの命令に従って可変増幅部22の動作を制
御することによって、可変増幅部22から出力する呼出
し信号を命令された所定の音量レベルにレベル変換す
る。そして、可変増幅部22から出力された呼出し信号
は、スピーカ送出部24によってスピーカに出力され
て、呼出し信号による所定音量の鳴動(呼出し信号音)
が実現されることになる。
【0013】以上のような処理手順で多機能電話機2が
鳴動中に、さらに多機能電話機2における呼出し信号音
の音量レベルを変える場合には、前記構内交換機1のC
PU14が、再度、音量レベル設定命令を出すことにな
る。
【0014】即ち、従来の呼出し信号音の音量制御方式
の場合、構内交換機1側では、多機能電話機2に対し
て、基準の音量レベルの呼出し信号と、その呼出し信号
による鳴動を指示するための鳴動命令や音量レベル設定
命令とを出力する。そして、構内交換機1側からの各命
令に基づいて、多機能電話機2側で構内交換機1から受
けた呼出し信号をレベル変換する処理を実行させること
によって、多機能電話機2における呼出し信号音の音量
の自動制御を達成する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来の方式では、多機能電話機2において呼出し信号のレ
ベル変換処理を実行させる構成であるところから、各多
機能電話機2毎に可変増幅部22および音量レベル制御
部23を装備しなければならない。
【0016】換言すれば、呼出し信号音の音量制御方式
を実現するためには、構内交換機1に収容される電話端
末の数だけ、可変増幅部22および音量レベル制御部2
3が必要となり、ハードウェア的な負担が大きくなると
いう問題があった。
【0017】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、構内交換機に収容される各電話端末では呼出し信号
のレベル変換処理を実行する必要がなく、従って、構内
交換機に収容する各電話端末毎に可変増幅部および音量
レベル制御部を装備するという無駄を無くすことのでき
る呼出し信号音の音量制御方式を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の呼出し
信号音の音量制御方式は、構内交換機に収容された電話
端末における呼出し信号音の音量を構内交換機から自動
制御するもので、前記構内交換機には、前記呼出し信号
音の音量のレベルを設定するための音量レベル設定命令
を出力するCPUと、このCPUの出力する音量レベル
設定命令に従って電話端末に送出すべき呼出し信号に対
してレベル変換を行って電話端末で所定の音量の呼出し
信号音となる呼出し信号を生成する呼出し信号変換手段
とを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項2および請求項3に記載の呼出し信
号音の音量制御方式は、より具体的な態様で、請求項1
に記載の呼出し信号音の音量制御方式を実現したもので
ある。
【0020】請求項2に記載の呼出し信号音の音量制御
方式の場合は、前記呼出し信号変換手段として、前記構
内交換機内の呼出し信号出力部における音源発生部から
アナログ信号として出力される基準レベルの呼出し信号
をレベル変換するための可変増幅器と、前記CPUの出
力する音量レベル設定命令に基づいて前記可変増幅器に
よる増幅率を制御する音量制御部とが装備されたことを
特徴としている。
【0021】また、請求項3に記載の呼出し信号音の音
量制御方式の場合は、前記呼出し信号変換手段として、
呼出し信号出力部からディジタル信号として出力される
基準レベルの呼出し信号をレベル変換するディジタルレ
ベル変換部が、構内交換機内に収容した各端末インター
フェースに信号を送出する時分割スイッチの後段に装備
されたことを特徴としている。
【0022】
【作用】本発明に係る呼出し信号音の音量制御方式で
は、構内交換機に収容されている電話端末における呼出
し信号音の音量を決定するための呼出し信号のレベル変
換処理は、構内交換機側で行う。
【0023】従って、構内交換機に収容される各電話端
末では呼出し信号のレベル変換処理を実行する必要がな
く、構内交換機に収容する各電話端末毎に可変増幅部お
よび音量レベル制御部を装備するという無駄を無くすこ
とのできる。
【0024】そして、請求項3に記載のように、構内交
換機内の時分割スイッチの後段に装備したディジタルレ
ベル変換部によって呼出し信号を所定の音量レベルにレ
ベル変換処理する構成では、構内交換機に収容される電
話端末の台数や同時に鳴動させる電話端末の台数に関係
なく、レベル変換処理するためのハードウェアを一つで
済ませることができ、構内交換機に収容する各電話端末
毎に可変増幅部および音量レベル制御部を装備するとい
う無駄を無くすことによるハードウェア量の削減効果を
さらに向上させることができる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明に係る呼出し信号音の音量制
御方式の一実施例を示したもので、図中の符号3は構内
交換機、4はこの構内交換機3に収容される電話端末で
ある多機能電話機である。多機能電話機4は、この一実
施例の場合は、n台装備されている。
【0026】前記構内交換機3は、図示のように、多機
能電話機4を接続するための端末インターフェース31
と、前記多機能電話機4を鳴動させるための呼出し信号
をディジタル信号として出力するi個の呼出し信号出力
部32と、この呼出し信号出力部32の出力する呼出し
信号を各端末インターフェース31に送出する時分割ス
イッチ33と、これらの各部の動作を制御して構内交換
機としての処理を実現するCPU34と、該CPU34
が作業エリアとして管理するメモリ35とを備えた構成
とされている。
【0027】前記端末インターフェース31は、各多機
能電話機4毎に装備されるもので、構内交換機3に収容
する多機能電話機4の台数分(n台)だけ装備されてい
る。そして、この端末インターフェース31には、前記
CPU34からの制御信号を多機能電話機4に転送する
ためのデータチャネルと、呼出し信号や音声信号などを
多機能電話機4に転送するための音声チャネルとが装備
されている。
【0028】前記呼出し信号出力部32は、構内交換機
3の収容したn台の多機能電話機4の内、同時に鳴動さ
せることが考えられる台数分(この場合は、i個)だけ
装備されている。この呼出し信号出力部32の装備数i
は、i<nを満たす正の整数で、通常は、nよりもかな
り小さい値となる。
【0029】この呼出し信号出力部32は、前記呼出し
信号をアナログ信号として生成する音源発生部32a
と、この音源発生部32aの出力する呼出し信号をレベ
ル変換して出力するための可変増幅部32bと、前記C
PU34の出力する音量レベル設定命令を解読して前記
可変増幅部32bの動作を制御する音量レベル制御部3
2cと、前記可変増幅部32bの出力するアナログ信号
をディジタル信号に変換するA/D変換部32dとを具
備した構成で、該A/D変換部32dの出力する呼出し
信号が時分割スイッチ33を介して前記端末インターフ
ェース31の音声チャネルに送出される。なお、図1に
おいて、符号A1〜Aiは各呼出し信号出力部32の出力
する呼出し信号を時分割スイッチ33に送出するための
上りディジタル通話路であり、B1〜Bnは時分割スイッ
チ33と端末インターフェース31との間を接続した下
りディジタル通話路であり、C1〜Cnは各端末インター
フェース31に多機能電話機4を接続した専用通信線で
ある。
【0030】前記時分割スイッチ33は、前記A/D変
換部32dから受けた呼出し信号をCPU34の指示に
従って各端末インターフェース31に渡す。
【0031】前記CPU34は、前記呼出し信号出力部
32や時分割スイッチ33や端末インターフェース31
の動作を制御して構内交換機としての諸処理を実現する
もので、発呼先の多機能電話機4を鳴動させるために必
要な鳴動命令をデータ・バスDを介して発呼先の多機能
電話機4を収容している端末インターフェース31に出
力したり、発呼先での前記呼出し信号による鳴動(呼出
し信号音)の音量レベルを設定するための音量レベル設
定命令をデータ・バスDを介して前記構内交換機3の音
量レベル制御部32cに出力したりする。
【0032】前記CPU34から音量レベル設定命令を
受けた音量レベル制御部32cは、その命令に従って可
変増幅部32bの動作を制御して、音源発生部32aか
ら出力された呼出し信号を所定の音量レベルの信号にレ
ベル変換させる。
【0033】換言すれば、前記呼出し信号出力部32に
おける可変増幅部32bおよび音量レベル制御部32c
は、前記CPU34の出力する音量レベル設定命令に従
って電話端末に送出すべき呼出し信号に対してレベル変
換を行って、電話端末で所定の音量の呼出し信号音とな
る呼出し信号を生成する呼出し信号変換手段Pとして機
能していることになる。
【0034】また、CPU34から鳴動命令を受けた端
末インターフェース31は、データチャネルを使って、
その命令を多機能電話機4に送出する。
【0035】一方、前記多機能電話機4は、前記構内交
換機3の端末インターフェース31に接続されて前記端
末インターフェース31からの信号を受信する通話路イ
ンターフェース41と、この通話路インターフェース4
1の受信した呼出し信号でスピーカを鳴動させるスピー
カ送出部42とを備えた構成とされている。
【0036】ここに、前記通話路インターフェース41
は、前記端末インターフェース31のデータチャネルに
接続されるデータチャネルと、端末インターフェース3
1の音声チャネルに接続される音声チャネルとが装備さ
れた構成となっており、音声チャネルで受信した呼出し
信号等の音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ送
出部42に送出する。
【0037】一実施例の呼出し信号音の音量制御方式
は、構内交換機3および多機能電話機4に以上の構成を
確保することによって、多機能電話機4における呼出し
信号音の音量を次第に増大させるといった音量レベルの
自動制御を構内交換機3側から実現するものである。
【0038】以下、この一実施例の呼出し信号音の音量
制御方式による音量レベルの制御動作を説明する。
【0039】前記構内交換機3では、まず、呼出し信号
出力部32の音源発生部32aが基準レベルの呼出し信
号を可変増幅部32bに出力する。この時、前記CPU
34は、音量レベル設定命令をデータ・バスDを介して
音量レベル制御部32cに送出しており、音量レベル制
御部32cは前記CPU34からの命令に従って、可変
増幅部32bにおける増幅処理を制御する。そして、可
変増幅部32bによって所定の音量レベルにレベル変換
された呼出し信号は、A/D変換部32dによってディ
ジタル信号に変換されて、時分割スイッチ33に送出さ
れる。時分割スイッチ33では、呼出し信号出力部32
から受けた呼出し信号を、鳴動させるべき多機能電話機
4が接続されている端末インターフェース31に送出す
る。
【0040】端末インターフェース31では、時分割ス
イッチ33からの呼出し信号を音声チャネルに送出する
とともに、CPU34から送出されてきた鳴動命令をデ
ータチャネルに送出する。
【0041】鳴動させるべき多機能電話機4では、通話
路インターフェース41において、前記呼出し信号や鳴
動命令を受け、命令に従って、受信した呼出し信号をア
ナログ信号に変換してスピーカ送出部42に送出し、ス
ピーカ送出部42からスピーカに出力されて、呼出し信
号による所定音量の鳴動(呼出し信号音)が実現される
ことになる。
【0042】以上のような処理手順で多機能電話機4が
鳴動中に、さらに多機能電話機4における呼出し信号音
の音量レベルを変える場合には、前記構内交換機3のC
PU34が、再度、呼出し信号出力部32の呼出し信号
変換手段Pに音量レベル設定命令を出すことになる。
【0043】以上の一実施例の呼出し信号音の音量制御
方式では、多機能電話機4における呼出し信号音の音量
を決定するための呼出し信号のレベル変換処理は、構内
交換機3側で行う。
【0044】従って、構内交換機3に収容される各電話
端末では呼出し信号のレベル変換処理を実行する必要が
なく、構内交換機3に収容する各電話端末毎に可変増幅
部および音量レベル制御部を装備するという無駄を無く
すことのできる。
【0045】図3は、本発明に係る呼出し信号音の音量
制御方式の他の実施例を示したものである。なお、この
他の実施例において、前述の図1あるいは図2に示した
構成と同一機能の構成には、同じ番号を付することによ
って、説明を簡略化する。
【0046】図3に示した呼出し信号音の音量制御方式
は、多機能電話機4における呼出し信号音の音量を決定
するための呼出し信号のレベル変換処理を構内交換機5
側で行う点は、図1の一実施例と共通している。
【0047】ただし、CPU34の出力する音量レベル
設定命令に従って呼出し信号のレベル変換処理を実行す
る呼出し信号変換手段Pの装備の仕方が、一実施例と
は、異なっている。
【0048】この他の実施例では、前記呼出し信号変換
手段Pとして、呼出し信号出力部に12からディジタル
信号として出力される基準レベルの呼出し信号をレベル
変換するディジタルレベル変換部51が、構内交換機5
内に収容した各端末インターフェース31に信号を送出
する時分割スイッチ13の後段に装備されている。そし
て、前記ディジタルレベル変換部51を装備した代り
に、構内交換機5内に装備した呼出し信号出力部12
は、図2に示した従来例の場合と同様に、呼出し信号を
アナログ信号として生成する音源発生部12aと、この
音源発生部12aの出力する信号をディジタル信号に変
換するA/D変換部12bとを装備しただけのシンプル
な構成に戻している。
【0049】この図3に示した他の実施例では、前記呼
出し信号出力部12の音源発生部12aの出力する基準
レベルの呼出し信号は、A/D変換部12bでディジタ
ル信号に変換されて時分割スイッチ13に入力し、この
時分割スイッチ13からディジタルレベル変換部51上
の鳴動させるべき多機能電話機4に対応した入力ポート
に入力する。
【0050】CPU34はディジタルレベル変換部51
に対して音量レベル設定命令を送出し、ディジタルレベ
ル変換部51では、前記CPU34から送出された音量
レベル設定命令に従って、各入力ポート毎に、時分割ス
イッチ13から送出された呼出し信号が所定の音量レベ
ルになるように、レベル変換処理する。そして、ディジ
タルレベル変換部51は、レベル変換処理後の呼出し信
号を、鳴動させるべき多機能電話機4が接続されている
端末インターフェース31に送出する。
【0051】端末インターフェース31は、ディジタル
レベル変換部51から受けた呼出し信号を音声チャネル
によって対応する多機能電話機4に送出するとともに、
CPU34から送出された鳴動命令をデータチャネルに
よって対応する多機能電話機4に送出する。
【0052】各多機能電話機4では、一実施例の場合と
同様に、既に所定の音量レベルに設定済みの呼出し信号
を、鳴動命令とともに構内交換機5から受け取ることに
なり、一実施例と同様に鳴動処理を行う。
【0053】このように、時分割スイッチ13の後段に
装備したディジタルレベル変換部51によって呼出し信
号の音量レベルをレベル変換する構成では、構内交換機
5に収容される多機能電話機4の台数や同時に鳴動させ
る多機能電話機4の台数に関係なく、構内交換機5内に
装備する呼出し信号出力部12を一つで済ませることが
可能になるとともに、レベル変換処理するためのハード
ウェアを一つで済ませることが可能になり、構内交換機
に収容する各電話端末毎に可変増幅部および音量レベル
制御部を装備するという無駄を無くすことによるハード
ウェア量の削減効果を、前述の一実施例の場合よりもさ
らに向上させることができる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る呼出し信号音の音量制御方式では、構内交換機に
収容されている電話端末における呼出し信号音の音量を
決定するための呼出し信号のレベル変換処理は、構内交
換機側で行う。
【0055】従って、構内交換機に収容される各電話端
末では呼出し信号のレベル変換処理を実行する必要がな
く、構内交換機に収容する各電話端末毎に可変増幅部お
よび音量レベル制御部を装備するという無駄を無くすこ
とができる。
【0056】そして、請求項3に記載のように、構内交
換機内の時分割スイッチの後段に装備したディジタルレ
ベル変換部によって呼出し信号を所定の音量レベルにレ
ベル変換処理する構成では、構内交換機に収容される電
話端末の台数や同時に鳴動させる電話端末の台数に関係
なく、レベル変換処理するためのハードウェアを一つで
済ませることができ、構内交換機に収容する各電話端末
毎に可変増幅部および音量レベル制御部を装備するとい
う無駄を無くすことによるハードウェア量の削減効果を
さらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来の呼出し信号音の音量制御方式の構成図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例の構成図である。
【符号の説明】
3,5 構内交換機 4 多機能電話機 31 端末インターフェース 32 呼出し信号出力部 32a 音源発生部 32b 可変増幅部 32c 音量レベル制御部 32d A/D変換部 33 時分割スイッチ 34 CPU 35 メモリ P 呼出し信号変換手段 51 ディジタルレベル変換部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内交換機に収容された電話端末におけ
    る呼出し信号音の音量を構内交換機から自動制御するた
    めの呼出し信号音の音量制御方式であって、 前記構内交換機には、前記呼出し信号音の音量のレベル
    を設定するための音量レベル設定命令を出力するCPU
    と、 このCPUの出力する音量レベル設定命令に従って電話
    端末に送出すべき呼出し信号に対してレベル変換を行っ
    て、電話端末で所定の音量の呼出し信号音となる呼出し
    信号を生成する呼出し信号変換手段とが備えられたこと
    を特徴とする呼出し信号音の音量制御方式。
  2. 【請求項2】 前記呼出し信号変換手段として、前記構
    内交換機内の呼出し信号出力部における音源発生部から
    アナログ信号として出力される基準レベルの呼出し信号
    をレベル変換するための可変増幅器と、前記CPUの出
    力する音量レベル設定命令に基づいて前記可変増幅器に
    よる増幅率を制御する音量制御部とが装備されたことを
    特徴とする請求項1に記載の呼出し信号音の音量制御方
    式。
  3. 【請求項3】 前記呼出し信号変換手段として、呼出し
    信号出力部からディジタル信号として出力される基準レ
    ベルの呼出し信号をレベル変換するディジタルレベル変
    換部が、構内交換機内に収容した各端末インターフェー
    スに信号を送出する時分割スイッチの後段に装備された
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼出し信号音の音量
    制御方式。
JP2420293A 1993-02-12 1993-02-12 呼出し信号音の音量制御方式 Pending JPH06245235A (ja)

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