JPH0556121A - デイジタル電話機 - Google Patents

デイジタル電話機

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Publication number
JPH0556121A
JPH0556121A JP21693791A JP21693791A JPH0556121A JP H0556121 A JPH0556121 A JP H0556121A JP 21693791 A JP21693791 A JP 21693791A JP 21693791 A JP21693791 A JP 21693791A JP H0556121 A JPH0556121 A JP H0556121A
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JP
Japan
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signal
register
signal processing
pcm
processing means
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JP21693791A
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Inventor
Hiroyuki Miyoshi
裕之 三好
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機能変更や追加が容易な信号処理手段を有す
るディジタル電話機を提供する。 【構成】 付与すべき機能に対応した制御信号を格納
し、格納した信号を自由に変更することができる命令レ
ジスタ100bと、被制御部の動作状態や処理内容等を
格納し、格納した信号を自由に変更することができる状
態レジスタ100cと、命令レジスタ100bと状態レ
ジスタ100cに格納されている命令や外部の制御手段
からの信号を処理する信号処理部100aとを有する信
号処理手段100を独立して設け、各レジスタの制御を
行なう主制御部110とを設けた。 【効果】 信号処理手段の状態レジスタ及び命令レジス
タのプログラムを随時変更することができるので、ディ
ジタル電話機のハードウェアを変更せずに信号処理手段
にいろいろな機能を持たせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専用電話機として構内
交換機に接続されるディジタル電話機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、構内交換機に収容される専用電話
機に於いて、音声帯域信号の処理はディジタル処理が主
流となってきている。
【0003】以下、図2を用いて従来のディジタル電話
機の構成を説明する。尚、音声帯域信号の処理に直接関
係しない部分については説明を省略する。300はレジ
スタに予めプログラミングして押しボタンダイヤル信号
(以下、「DTMF信号」と称す。)を出力させるDT
MF信号出力部、301は同じくレジスタに予めプログ
ラミングして着信音を出力させる着信音出力部、302
は外線から受信した信号のゲインを制御する受信ゲイン
制御部、303は送信する信号のゲインを制御する送信
ゲイン制御部、304はパルス符号変調(以下、「PC
M」と称す。)された音声帯域信号の送受信を制御する
PCMデータパス制御手段、304a及び304bはP
CMデータパス制御手段304の内部にあって、DTM
F信号出力部300と受信線及び送信線の接続及び切断
を行なうスイッチ、304cは同じくPCMデータパス
制御手段304の内部にあって着信音出力部301を受
信線に接続及び切断するスイッチである。
【0004】305はPCMデータパス制御手段304
の動作を制御する信号を格納する制御レジスタ、306
は電話機の受話器312やスピーカ313及びマイク3
14等の各機能部の回線接続を行なうアナログスイッチ
部、307はアナログスイッチ部306の動作を制御す
る信号を格納する制御レジスタ、308はDTMF信号
出力部300、着信音出力部301、受信ゲイン制御部
302、送信ゲイン制御部303、制御レジスタ305
及び307の動作を制御する主制御部、309は主制御
部308と各信号出力部及び各制御部とを接続する制御
バスである。
【0005】310は構内交換機との間のディジタル信
号の通信を司るディジタルラインインターフェイス部、
311は受信ゲイン制御部302からのディジタル信号
をアナログ音声帯域信号に変換すると共に、受話器31
2、マイク314等からのアナログ音声帯域信号をディ
ジタル信号に変換するPCM符号・複合器(以下、「P
CMコーデック」と称す。)、313はスピーカであ
る。
【0006】次に、レジスタに予め命令等を格納してお
き、DTMF信号出力部300と着信音出力部301と
を構成する場合のディジタル電話機の動作を表1乃至表
6を用いて説明する。尚、各レジスタの信号は (b7,
b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0)の8ビッ
トで構成される。
【0007】
【表1】
【0008】
【表2】
【0009】
【表3】
【0010】表1、表2及び表3は制御レジスタ305
の制御内容を表わす。制御レジスタ305はPCMデー
タパス制御部304の動作を司り、その制御信号はb
0,b1,b2,b3,b4及びb5のビットによって
構成され、b6及びb7のビットは関与しない。(b
1,b0)が(0,0)のとき、表1に示すようにPC
Mデータパス制御部304内のスイッチ304aはオフ
状態、同じく(0,1)のときは0側に接続され、
(1,0)のときは1側に接続される。また、(b3,
b2)が(0,0)のときは、表2に示すようにスイッ
チ304bはオフ状態であり、同じく(0,1)のとき
は0側に接続され、(1,0)のときは1側に接続され
る。最後に表3示すように、(b5,b4)が(0,
0)のときはスイッチ304cはオフ状態であり、同じ
く(0,1)のときは0側に接続され、(1,0)のと
きは1側に接続される。
【0011】
【表4】
【0012】
【表5】
【0013】表4及び表5は制御レジスタ307の制御
内容を表わす。制御レジスタ307はアナログスイッチ
部306の動作を司り、その制御信号はb0,b1,b
2及びb3のビットによって構成され、b4乃至b7の
ビットは関与しない。表4に示すように、(b1,b
0)が(0,0)のときはアナログスイッチ部306内
のスイッチ306aはオフ状態であり、同じく(0,
1)のときは0側に接続され、(1,0)のときは1側
に接続される。また、表5に示すように、(b3,b
2)が(0,0)のときはスイッチ311bはオフ状態
であり、同じく(0,1)のときは0側に接続され、
(1,0)のときは1側に接続される。
【0014】
【表6】
【0015】表6は、レジスタがDTMF信号出力手段
300と着信音出力手段301の機能を果たす場合に於
いて、上述のように各制御レジスタ305及び307に
格納した命令の内容をまとめたものである。DTMF信
号出力部300はスイッチ304aとスイッチ304b
に、着信音出力部301はスイッチ304cにそれぞれ
接続されているので、表6に示すように、まず、制御レ
ジスタ305と制御レジスタ307からいずれも(00
000000)信号が発せられている間は、PCMデー
タパス制御部304のスイッチ304a、スイッチ30
4b及びスイッチ304cと、アナログスイッチ部30
6のスイッチ306a及びスイッチ306bはいずれも
オフ状態であり、DTMF信号出力部304と着信音出
力部305はいずれも待機状態となっている。
【0016】次に、制御レジスタ305から(0010
0000)信号と制御レジスタ307から(00000
010)信号が発せられているときは、PCMデータパ
ス制御部304のスイッチ304a及びスイッチ304
bはオフ状態、スイッチ304cは1側に接続、アナロ
グスイッチ部306のスイッチ306aは1側に接続、
スイッチ306bはオフ状態であるので、着信音出力部
301が接続され、DTMF信号出力部300は切断さ
れる。
【0017】この状態の時に受信者がオフフックする
と、制御レジスタ305から(00010101)信号
と制御レジスタ307から(00000101)信号が
発せられ、PCMデータパス制御部304のスイッチ3
04a、スイッチ304b及びスイッチ304cとアナ
ログスイッチ部306のスイッチ306a及びスイッチ
306bはいずれも0側に接続されるため、DTMF信
号出力部300と着信音出力部301はいずれも切断さ
れると共に、ディジタルラインインターフェイス部30
1が接続されてハンドセット通話状態即ち通話中の状態
となる。
【0018】次に、発呼者がダイヤリングしようとする
場合は、初めにディジタル電話機に設けられたボタンを
押下することによって、制御レジスタ305から(00
011010)信号と制御レジスタ307から(000
00001)信号が発せられ、PCMデータパス制御部
304のスイッチ304a及びスイッチ304bが1側
に接続され、スイッチ304cが0側に接続される。ま
た、アナログスイッチ部306のスイッチ306aは0
側に接続され、スイッチ306bはオフ状態となるの
で、DTMF信号出力部300が切断されると共に、受
話器312がDTMF信号出力部300と接続されてダ
イヤル中の状態となる。
【0019】この時、主制御部308が相手側のオフフ
ックを検知すると、制御レジスタ305より(0001
0101)の信号と、制御レジスタ307より(000
00101)の信号を出力し、通話中の状態となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、PCMデータパス制御手段304に接続
され、DTMF信号出力部300や着信音出力部301
の機能を有する複数のレジスタは、それぞれ一つの固定
したプログラムが組まれていて変更することが容易でな
いので、新たな機能を有するレジスタを追加しようとし
た場合、新たに付加しようとする機能に対応したスイッ
チを有するPCMデータパス制御手段に取り替えなけれ
ばならない等、ハードウェアを大幅に変更しなければな
らなかった。
【0021】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題を解決するために、付与すべき機能に対応した制御信
号を格納し、自由にプログラムを変更することができる
命令レジスタと、被制御部の動作状態や処理内容等を格
納し、自由にプログラムを変更することができる状態レ
ジスタと、前記命令レジスタ及び状態レジスタに格納さ
れている命令を処理する信号処理部とを有する一つまた
は複数の信号処理手段を独立して設け、前記信号処理手
段から入力された信号を多重化する多重化部と、PCM
信号をディジタル信号に変換すると共にその逆の変換を
行なうPCMデータ変換部とを有するPCMデータパス
制御手段とを設けた。
【0022】
【作用】上記した構成により、所望の機能を実現できる
ようなプログラムを信号処理手段に組み、命令レジスタ
及び状態レジスタに格納する。
【0023】ある機能を有する信号処理手段を使用する
場合、まず主制御部がその信号処理手段の使用状態を検
知して、その信号処理手段に構成される状態レジスタに
より信号処理手段の状態に応じた信号を取り出して信号
処理部に送る。続いて、PCMデータパス制御手段に於
いて、信号を処理するために閉じなければならない回線
を選び出して、その回線を閉じるための命令を各制御レ
ジスタより取り出し送出する。
【0024】PCMデータパス制御手段に於いては、P
CMデータ変換部でPCM信号をシリアル信号に変換
し、多重化部でシリアル信号を多重化する。多重化され
たシリアル信号は信号処理手段の信号処理部で処理さ
れ、他のPCMデータパス制御手段に送信される。
【0025】尚、外線から着信した信号も上述とは逆の
方法により処理される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図及び表を
用いて説明する。図7は本発明の一実施例に係るディジ
タル電話機の内部構成を示す図である。100乃至10
2は予めプログラムを格納しておくことにより、種々の
装置として機能させることができる信号処理手段であっ
て、信号処理手段100乃至102をある手段として用
いるときに、それに対応した動作手順を司るコマンドデ
ータを記憶している命令レジスタ100b乃至102b
と、信号処理手段100乃至102がある手段として動
作可能状態か不可状態かを主制御部110に知らせるた
めのデータを記憶している状態レジスタ100c乃至1
02cと、命令レジスタ100b乃至102bと状態レ
ジスタ100c乃至102cのプログラムを処理して目
的の手段として作用させる信号処理部100a乃至10
2aとから構成される。
【0027】103及び104はPCMデータパス制御
部であって、PCMデータパス制御部103はPCM変
調された音声帯域信号の送受信を制御するPCMデータ
変換部103aと、信号処理手段100乃至102より
送信された信号の入力切り換えを制御するスイッチ10
3c乃至103eと、それらの信号を多重化してディジ
タル信号としてPCMデータ変換部103aに出力する
多重化部103bとから構成される。PCMデータパス
制御手段104も同様にPCMデータ変換部104a、
スイッチ104c乃至104e及び多重化部104bよ
り構成されており、PCMデータパス制御手段103は
外線と信号処理手段100乃至102との間に接続され
て信号処理をし、PCMデータパス制御手段104は信
号処理手段100乃至102とPCMコーデック106
との間に接続されて信号処理を行なう。
【0028】105はディジタル電話機を構成する各部
の手段に対する信号の授受を制御するアナログスイッチ
部、106は受話器112等の音声入力手段から入力さ
れたアナログの音声対域信号をPCM変調してPCMデ
ータパス制御手段104に入力すると共に、PCMデー
タパス制御手段104から送られてきたPCM信号をア
ナログの音声対域信号に変換して受話器112やスピー
カ113等に出力するPCMコーデック、107はPC
Mデータパス制御手段103の動作を制御するデータを
格納する制御レジスタであって、同じく108はPCM
データパス制御手段104に、109はアナログスイッ
チ部105をそれぞれ制御するデータに対する制御レジ
スタである。
【0029】110はPCMデータパス制御手段103
及び104の制御レジスタ107及び108と、アナロ
グスイッチ部105の制御レジスタ109と、信号処理
手段100乃至102の命令レジスタ100b乃至10
2bと状態レジスタ100c乃至102cの動作を制御
する主制御部、111は構内交換機に対するディジタル
音声帯域信号の通信を司るディジタルラインインターフ
ェイス部、112は受話器、113はスピーカ、114
はマイクである。
【0030】次に、信号処理手段100をDTMF信号
出力手段として、信号処理手段101を着信音出力手段
として、信号出力手段102を拡声電話手段として作用
させる場合の各々のレジスタに格納されているプログラ
ムによる制御内容を表7乃至表17を用いて説明する。
各レジスタの信号は(b7,b6,b5,b4,b3,
b2,b1,b0)の8ビットで構成される。
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】表7は制御レジスタ107のPCMデータ
パス制御手段103に対する制御内容を示す。制御レジ
スタ107の信号はb2,b1,b0の3つのビットで
表わされ、b3乃至b7のビットは関与せず、常に0で
ある。例えば、(00000001)はPCMデータパ
ス制御手段103のスイッチ103cがオフ、スイッチ
103dがオフ、スイッチ103eがオンであることを
示している。表8に示す制御レジスタ108についても
同様の内容でスイッチ102c乃至102eの開閉が行
われる。
【0034】
【表9】
【0035】
【表10】
【0036】表9及び表10は制御レジスタ109のア
ナログスイッチ部105に対する制御内容を示す。制御
レジスタ109の信号はb3,b2,b1,b0の4つ
のビットで表わされ、b4乃至b7のビットは関与せ
ず、常に0である。例えば、(00001010)はア
ナログスイッチ部105のスイッチ105aとスイッチ
105bが共に0側に接続されて、受話器より通常の通
話を行っていることを示している。
【0037】
【表11】
【0038】
【表12】
【0039】表11及び表12は信号処理手段100乃
至102の状態レジスタ100c乃至102cに格納さ
れている制御内容を示す。状態レジスタ100c乃至1
02cの信号はb7,b6,b5,b4の4つのビット
で表わされ、b0乃至b3は関与せず、常に0であっ
て、表11はb7のビットの内容について、表12はb
4乃至b6のビットの内容について示す。例えば、(0
0010000)は信号処理手段が着信音出力機能とし
て動作可能な状態にあることを示す。
【0040】
【表13】
【0041】
【表14】
【0042】
【表15】
【0043】
【表16】
【0044】
【表17】
【0045】表13乃至表17は信号処理手段100乃
至102の命令レジスタ100b乃至102bに格納さ
れている制御内容を示し、表13は信号処理手段100
をDTMF出力信号手段としての機能を持たせる場合の
制御内容について、表14は同じく信号処理手段101
に着信音出力手段としての機能を持たせる場合の制御内
容について、表15は同じく信号処理手段102に拡声
電話手段としての機能を持たせる場合の制御内容につい
て示す。また、表16及び表17は各信号処理手段10
0乃至102が作動しているときに外線へ送信する場合
の送信ゲインと外線から受信する場合の受信ゲインを示
す。尚、DTMF信号出力手段と拡声電話手段の機能を
持たせる場合の制御については命令レジスタ100b乃
至102bの信号はb0乃至b7の全てのビットで表わ
されるが、着信音出力手段の機能を持たせる場合につい
てはb1のビットは関与せず、常に0である。例えば、
主制御部110が信号処理手段100乃至102を拡声
電話手段として動作させている場合、(0110110
1)の信号は信号処理手段100乃至102が拡声電話
手段として動作可能状態にあり、送信ゲイン及び受信ゲ
イン共に0dBで、通常の通話手段として機能している
ことを示している。
【0046】次に、信号処理手段102を拡声電話手段
として作用させるようにプログラミングしている場合に
於いて、通常の通話を行ないたい場合の各レジスタの動
作と信号の処理を詳細に説明する。まず、主制御部11
0より制御レジスタ107に対して、PCMデータパス
制御手段103のスイッチ103eを閉じる旨の命令
と、制御レジスタ108に対してPCMデータパス制御
手段104のスイッチ104eを閉じる旨の命令と、制
御レジスタ109に対してアナログスイッチ部105の
スイッチ105aを0側に接続する旨の命令を発する。
【0047】制御レジスタ107は、表7よりスイッチ
103eのみオンとなる(00000001) の信号を
出力し、制御レジスタ108は、表8よりスイッチ10
4eのみオンとなる(00000001)の信号を出力
し、制御レジスタ111は表9よりスイッチ106aを
0側に接続する(00000001)の信号を出力す
る。
【0048】スイッチ103e及びスイッチ104eが
オンされ、アナログスイッチ部105のスイッチ105
eが0側に接続されると、主制御部110は信号処理手
段102の使用状態を調べ、空き状態である場合は状態
レジスタ102cより表11及び表12に示すように
(00100000)の信号を出力させ、続いて、通常
の通話機能として機能させる旨の信号(0110110
1)を命令レジスタ102bより出力させて、信号処理
部102aに発する。
【0049】信号処理部102aは、命令レジスタ10
2bより信号処理手段102を拡声電話手段として動作
させる旨の信号が送られてきたことを検知し、通信が可
能となる。
【0050】こうしてディジタル電話機は通常の通話状
態に入り、受話器から入力された音声帯域信号はアナロ
グスイッチ部105を通過し、PCMコーデック106
によってPCM変換され、PCMデータパス制御手段1
04のPCMデータ変換部104aに於いてディジタル
信号に変換される。多重化されたディジタル信号は信号
処理手段102を通過し、多重化部103bとPCMデ
ータ変換部103aに於いてPCM変換され、ディジタ
ルラインインターフェイス部111より外線へ送出され
る。尚、音声信号を受信する場合も上述の信号の流れの
逆を考えればよい。
【0051】また、複数の信号処理手段が同時に作動し
ている場合であっても、それらから送信されてきたディ
ジタル信号が、PCMデータパス制御手段103の多重
化部103b及びPCMデータパス制御手段104の多
重化部104bに於いて時分割多重化処理される。
【0052】以上は、信号処理手段が3ブロックの場合
について説明したが、PCMデータパス制御手段103
及び104の内部スイッチのポート数は予め十分な数用
意されているので、適宜信号処理手段を増加させること
ができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、信号処理手段の状態レジ
スタ及び命令レジスタのプログラムを随時変更すること
ができるので、ディジタル電話機のハードウェアを変更
せずに信号処理手段にいろいろな機能を持たせることが
できる。
【0054】また、PCMデータパス制御手段に将来接
続することが予想される信号処理手段の数だけポートを
用意しておくことにより、複数の信号処理手段を組み込
むことができ、同時に複数の互いに異なる機能を有する
信号処理手段を作動させても、PCMデータパス制御手
段の多重化部に於いて出所の異なる信号を多重化して処
理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディジタル電話機の構
成図
【図2】従来のディジタル電話機の構成図
【符号の説明】
100 信号処理手段 100a 信号処理部 100b 命令レジスタ 100c 状態レジスタ 101 信号処理手段 101a 信号処理部 101b 命令レジスタ 101c 状態レジスタ 102 信号処理手段 102a 信号処理部 102b 命令レジスタ 102c 状態レジスタ 103 PCMデータパス制御手段A 103a PCMデータ変換部 103b 多重化部 103c スイッチ 103d スイッチ 103e スイッチ 104 PCMデータパス制御手段B 104a PCMデータ変換部 104b 多重化部 104c スイッチ 104d スイッチ 104e スイッチ 105 アナログスイッチ部 105a スイッチ 105b スイッチ 106 PCMコーデック 107 制御レジスタ 108 制御レジスタ 109 制御レジスタ 110 主制御部 111 ディジタルラインインターフェイス部 112 受話器 113 スピーカ 114 マイク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】付与すべき機能に対応した制御信号を格納
    し、格納した信号を自由に変更することができる命令レ
    ジスタと、被制御部の動作状態や処理内容等を格納し、
    格納した信号を自由に変更することができる状態レジス
    タと、前記命令レジスタと前記状態レジスタに格納され
    ている命令や外部の制御手段からの信号を処理する信号
    処理部とを有する信号処理手段を独立して設け、 外線との信号の授受を司るディジタルラインインターフ
    ェイス部と、 複数の前記信号処理手段から入力された信号を多重化す
    る多重化部と、PCM信号をディジタル信号に若しくは
    その逆の変換を行なうPCMデータ変換部とを有するP
    CMデータパス制御手段と、 アナログの音声帯域信号とPCM信号間の変換を行なう
    PCMコーデックと、 受話器やスピーカ等の各機能と前記PCMデータパス制
    御手段との接続を切り替えるアナログスイッチ部と、 前記PCMデータパス制御手段とアナログスイッチ部の
    動作を司る命令を記憶する制御レジスタと、 各レジスタの制御を行なう主制御部とを有することを特
    徴とするディジタル電話機。
JP21693791A 1991-08-28 1991-08-28 デイジタル電話機 Pending JPH0556121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546442B1 (en) 1995-10-30 2003-04-08 International Business Machines Corporation Communications adapter having analog and digital interfaces for communications with remote systems

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