JP2001036613A - デジタル多機能電話機 - Google Patents

デジタル多機能電話機

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JP2001036613A
JP2001036613A JP20374799A JP20374799A JP2001036613A JP 2001036613 A JP2001036613 A JP 2001036613A JP 20374799 A JP20374799 A JP 20374799A JP 20374799 A JP20374799 A JP 20374799A JP 2001036613 A JP2001036613 A JP 2001036613A
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JP
Japan
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function
digital
dsp
telephone
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JP20374799A
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Inventor
Akira Honda
章 本田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル多機能電話機に必要な通話特性の調
整、要求される通話系の名機能等を簡単な構成で低コス
トに得る。 【解決手段】 電話機1内部に設けられるDSP3は、
CODEC機能の実現可能なアナログ入出力ポートを有
し、通話の各種機能をソフトウェア実行で処理する。D
SP3のD/A変換部15によりアナログ信号とPCM
信号の相互変換を実行する。PCM/リニア変換部16
はPCM信号とDSP3内部の計算で使用するリニア信
号との相互変換を実行する。通話制御部17は、リニア
変換された信号に対して音量レベル、側音レベル調整、
周波数特性調整を実行する。ハンズフリー制御部18
は、スピーカー6への送出レベル及びマイク7からの受
信のレベルを監視し、レベルを調整して送受話の切換を
行いハンズフリー通話を実行する。Tone生成部19
は、外部で必要なToneの生成を行い、通話制御部1
7を介して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル/アナロ
グ信号相互変換など通話をデジタル制御を用いて多機能
化を図ったデジタル多機能電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、デジタル多機能電話機を収容す
るデジタルPBXのシステム構成を示すブロック図であ
る。図3において、局線(電話網22)には、デジタル
PBX21が局線インターフェース25を介して接続さ
れる。このデジタルPBX21には、SLT23(シン
グルラインテレホン)とデジタル多機能電話機24が接
続されている。デジタルPBX21には内線インターフ
ェース26が設けられ、任意の複数台のデジタル多機能
電話機24を収容可能である。
【0003】図4は、図3に記載したデジタルPBX2
1内に収容されるデジタル多機能電話機24の内部構成
を示すブロック図である。デジタルPBX21との接続
及び通話処理は制御部30により下記の各部を制御して
実行される。図示のように、デジタル多機能電話機24
は、ハンドセット31、またはSP(スピーカー)32
及びマイク33側で使用するアナログ信号、及びデジタ
ルPBX21内で使用するPCMデジタル信号とのD/
A相互変換はCODEC35が実行する。またゲイン/
側音調整や周波数特性調整は、通話回路部36内部に設
けられるOPアンプと抵抗及びコンデンサ等の電気部品
で構成された回路を使用している。
【0004】また、外部に出力するToneは専用のT
one発生部37にて生成し、ハンズフリー通話時の送
受話切り換えに関しては、専用のLSI等により構成さ
れたハンズフリー回路38を使用する構成である。な
お、切換部39は、ハンドセット31を用いた通話、あ
るいはSP32,マイク33によるハンズフリー通話の
いずれかに切り換える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のデジタル多機能
電話機24の構成においては、通話回路部36の抵抗及
びコンデンサの定数が固定であるため、容易にその特性
を変更することができず、ゲイン/側音調整や周波数特
性を調整するためには、通話回路部36内部の抵抗等ハ
ードウェアの定数変更が必要であった。このため、世界
各国の仕向け地先毎の規格を満足するには、各々別々の
回路定数を持つ多機能電話機を用意しなければならず製
造及び調整に手間がかかるものであった。また、上記構
成では、デジタル多機能電話機に要求される機能別にそ
れぞれ別々の回路(CODEC35,通話回路部36,
Tone発生部37)を設けなければならないため、実
装部品点数が増え、またコスト高となる等の問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、デジタル多機能電話機に必要な通話
特性の調整、要求される通話系の名機能等を簡単な構成
で低コストに得ることができるデジタル多機能電話機の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、A/D変換機能、側音や信号の周波数特性
の調整機能、音声レベル等ゲイン調整機能、ハンズフリ
ー機能、Tone発信機能等を1チップのDSPを用い
ソフトウェア実行で実現する。これにより、回路の抵抗
等の定数変更することなく調整が容易に行え、電気部品
を削減して小型、低コスト化を図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、デジタルPBXやボタン電話装置に収容されるデジ
タル多機能電話機において、通話をデジタル制御する通
話制御手段の機能を有するDSPが設けられたことを特
徴とする。このような構成によれば、1チップのDSP
の通話制御手段が通話をデジタル制御する機能を有して
おり、各種機能をこのDSPで実行させることができ部
品点数を削減できるようになる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のD
SPの通話制御手段が、音量レベル、及び側音レベルを
調整自在な機能を有するものである。この構成によれ
ば、DSPが音量レベル、及び側音レベルの調整機能を
有しており、回路の抵抗等の定数変更が不要で容易に調
整できる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載のD
SPの通話制御手段が、周波数特性を調整自在な機能を
有するものである。この構成によれば、DSPが周波数
特性の調整機能を有しており、回路の抵抗等の定数変更
が不要で容易に調整できる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載のD
SPが、アナログの音声通話信号を入出力するためのア
ナログ信号入出力ポートを有するD/A変換手段を備え
たものである。この構成によれば、CODECの機能で
あるD/A変換をDSPのソフトウェアで実現でき、部
品点数の削減が図れるようになる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載のD
SPが、ハンズフリー通話を制御するためのハンズフリ
ー制御手段を備えたものである。この構成によれば、専
用LSI等を使用することなくハンズフリー通話時の送
受話切り換えが実現でき、大幅に電気部品を削減でき
る。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1記載のD
SPが、所定のToneを発生させるTone発生手段
を備えたものである。この構成によれば、1チップのD
SPでToneを発生させることができ、他の通話機能
とあわせて多機能化を図れるようになる。
【0014】以下、本発明の実施形態を詳細に説明す
る。図1は、デジタル多機能電話機1の概略構成を示す
ブロック図である。このデジタル多機能電話機1は、前
述したデジタルPBX21(図3記載)内に収容され
る。
【0015】図1に示すように、デジタル多機能電話機
1内部には、大略して制御部2、DSP(Digital Signa
l Processor)3、切換部4が主要構成部として設けられ
ている。このDSP3は、デジタルPBX21の内部デ
ジタルハイウェイにて使用されるPCM信号入出力ポー
トと、ハンドセット5または、スピーカー6及びマイク
7側にて使用されるアナログ信号入出力ポートを有す
る。
【0016】制御部2は、デジタル多機能電話機1の動
作を統括制御するものであり、特に、デジタルPBX2
1との接続及び通話処理をDSP3と共働して実行す
る。切換部4は、ハンドセット5を用いた通話、あるい
はスピーカ6とマイク7によるハンズフリー通話のいず
れかに切り換える。
【0017】この他、デジタル多機能電話機1に設けら
れる構成を説明すると、デジタルPBX21との間のデ
ータ送受インターフェースを構成する通信回路部8、各
種動作LEDを駆動するLED駆動回路部9、電話機1
の内外に設けられた各種キー操作を検出するキースキャ
ン回路部10、通話状態などを表示するLCDを駆動す
るLCD回路部11等が設けられる。なお、デジタル多
機能電話機1は、電源回路部12から電源供給を受けて
動作する。
【0018】次に、図2は、DSP3の内部構成を示す
ブロック図である。D/A変換部15はハンドセット
5、またはスピーカ6及びマイク7側で使用するアナロ
グ信号、及びデジタルPBX21内で使用するPCMデ
ジタル信号(例えば8ビットPCM信号)とのD/A相
互変換処理を実行する。PCM/リニア変換部16はP
CM信号とDSP3内部の計算で使用するリニア信号と
の相互変換を実行する。通話制御部17は通話信号のゲ
イン、側音調整及び周波数特性の調整を実行する。ハン
ズフリー制御部18は、ハンズフリー通話時におけるス
ピーカ6の送出レベル及びマイク7からの受信のレベル
を監視し、レベルを調整することにより送受話の切換を
行ってハンズフリー通話を実行する。なお、スピーカ6
とマイク7を用いたハンズフリー通話と、ハンドセット
5を用いたハンドセット通話の切り換え時、制御部2
は、上記切換部4への切換え指令、及びDSP3内のハ
ンズフリー制御部18への切換指令で切換えられる。T
one発生部19は通話制御部17を介して外部に出力
する各Toneを生成処理する。
【0019】上記のDSP3内部に設けられる各部の機
能処理は、いずれも制御用ソフトウェアを内部MPUが
実行することにより得られるものであり、制御部2の指
令に基づき対応する処理を実行し処理後のデータを制御
部2を介してデジタルPBX21との間で送受する。
【0020】上記構成によれば、制御部2は、DSP3
のD/A変換部15によりD/A変換がDSP3のソフ
トウェアで実現できる。これは、従来のCODECの機
能に代わるものであり、D/A変換部15がアナログ入
出力ポートを有することにより、汎用部品のCODEC
のダイナミックレンジの影響を受けることなくDSP3
内にてゲイン調整が可能となる。Dそして、DSP3内
部の通話制御部17が実行する通話信号のゲイン、側音
調整及び周波数特性の調整を行うことができる。
【0021】また、制御部2からDSP3内部のハンズ
フリー制御部18及び、切換部4に切換指令を出力する
ことにより、ハンズフリー通話時の送受話切り換えを実
現することでき、この切換えに専用LSI等を使用せず
に行える。さらに、Tone発生部19により必要なT
oneを発信することもできる。
【0022】そして、電話機1内外に設けられたキーや
通信回路部8を介して外部装置からの操作、及びDSP
3に対するデータ送受により、DSP3の制御用ソフト
ウェアの更新、追加ができ、DSP3のソフトウェアの
みで多機能電話機に要求される、各種付加価値を容易に
加えることができるようになる。
【0023】なお、上記の実施形態では、本発明のデジ
タル多機能電話機がデジタルPBXに収容される構成を
例に説明したが、これに限らずボタン電話装置内に上記
同様のDSPを設けて同様の作用効果を得ることもでき
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、DSPの通話制御手段
が通話をデジタル制御する機能を有しており、多機能電
話機に要求される各種の付加機能を容易に追加、更新で
きるようになり、ソフトウェアの追加更新のみで容易に
行えるようになる。そして、1チップのDSPを使用す
る構成であるため、抵抗、コンデンサ、OPアンプ、L
SI等の電気部品を削減でき、低コスト化及び小型化を
図ることができる。
【0025】又、特に、請求項2によれば、DSPが音
量レベル、及び側音レベルの調整機能を有しており、回
路の抵抗等の定数変更が不要で容易に調整できる。請求
項3によれば、DSPが周波数特性の調整機能を有して
おり、回路の抵抗等の定数変更が不要で容易に調整でき
る。請求項4によれば、CODECの機能であるD/A
変換をDSPのソフトウェアのみで簡単に実現できるよ
うになる。請求項5によれば、専用LSI等を使用する
ことなくハンズフリー通話時の送受話切り換えが実現で
き、大幅に電気部品を削減できる。請求項6によれば、
1チップのDSPでToneを発生させることができ、
他の通話機能とあわせて電話機の多機能化を容易に図れ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル多機能電話機の概略構成を示
すブロック図
【図2】デジタル多機能電話機に設けられるDSPの内
部機能を示すブロック図
【図3】多機能電話機を収容するデジタルPBXの概略
構成を示すブロック図
【図4】従来の多機能電話機の概略構成を示すブロック
【符号の説明】
1 デジタル多機能電話機 2 制御部 3 DSP 4 切換部 5 ハンドセット 6 スピーカ 7 マイク 15 D/A変換部 16 PCM/リニア変換部 17 通話制御部 18 ハンズフリー制御部 19 Tone発生部 21 デジタルPBX 22 網

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルPBXやボタン電話装置に収容
    されるデジタル多機能電話機において、 通話をデジタル制御する通話制御手段の機能を有するD
    SPが設けられたことを特徴とするデジタル多機能電話
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のDSPの通話制御手段
    は、音量レベル、及び側音レベルを調整自在な機能を有
    するデジタル多機能電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のDSPの通話制御手段
    は、周波数特性を調整自在な機能を有するデジタル多機
    能電話機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のDSPは、アナログの音
    声通話信号を入出力するためのアナログ信号入出力ポー
    トを有するD/A変換手段を備えたデジタル多機能電話
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のDSPは、ハンズフリー
    通話を制御するためのハンズフリー制御手段を備えたデ
    ジタル多機能電話機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のDSPは、所定のTon
    eを発生させるTone発生手段を備えたデジタル多機
    能電話機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041368A1 (en) * 2001-10-11 2003-05-15 Avaya Technology Corporation Telephone handset with user-adjustable amplitude, default amplitude and automatic post-call amplitude reset

Cited By (2)

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WO2003041368A1 (en) * 2001-10-11 2003-05-15 Avaya Technology Corporation Telephone handset with user-adjustable amplitude, default amplitude and automatic post-call amplitude reset
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