JPH0624508B2 - 視力検査装置 - Google Patents

視力検査装置

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JPH0624508B2
JPH0624508B2 JP62059280A JP5928087A JPH0624508B2 JP H0624508 B2 JPH0624508 B2 JP H0624508B2 JP 62059280 A JP62059280 A JP 62059280A JP 5928087 A JP5928087 A JP 5928087A JP H0624508 B2 JPH0624508 B2 JP H0624508B2
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JP
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mask
visual acuity
screen
film
roll film
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JP62059280A
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JPS63222736A (ja
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昭宏 林
義明 三村
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Nidek Co Ltd
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Nidek Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1つの画面内に複数の視力値測定用視標を配
置し、他の視力値測定用視標を有する画面との切換を行
うことが可能な視力検査装置に関する。
[従来技術] 視機能を検査するには、視力チャート、乱視チャート、
立体視チャート等多くの視標が必要であるので、1画面
にこれら全てを収めることは、経済性、場所的制約の面
から実際上不可能である。そこで、主要な視標を抽出し
1画面として、構成したものや、全体の視標を分割し、
しかも同一画面上に複数の視標を有する方式のものが一
般的である。これら装置も、更に検者と被検者の応答を
円滑にする目的で、複数の視標の中から被検者が判読す
べきものを特定する機構が考えられるに至っている。
従来、複数の視標中からある視標を特定する手段として
は、個々の視標それぞれの背後にランプを配置し、呈示
すべき視標の組み合せに対応したランプを点灯するもの
であった。しかし、この装置には、視標そのものは入れ
換えがないので、装置が大型化し、被検者は視標位置を
かえながら、視標を見なければならないという欠点があ
る。
又、スクリーン上に視標像を投影する投影式視力検査装
置(チャートプロジェクター)で、視標付き回転ディス
クにマスク付き回転ディスクを重ね合わせるものが知ら
れている。第10図は、この装置の概要図である。
視力表ディスク101が回転中心102を中心として回
転することにより視標部103が切換わる。視力表ディ
スクの背後にあるマスク板ディスクは、同じく102を
回転中心として回転し、横マスク104Aが図示の視力
値列に重なる。次に、その上の視力値列に横マスクを重
ねるときは、横マスク104Aでは傾くため、別のマス
クである横マスク104Bを重ねる必要がある。このよ
うに視力値列それぞれに横マスクを重ねるためには、列
毎にそれぞれのマスクが必要となるし、1つ文字呈示を
するには各文字毎のマスクが必要となる。
このように投影式視力検査装置(チャートプロジェクタ
ー)で視標付き回転ディスクにマスク付回転ディスクを
重ね合わせる方式のものは、ディスクの移動方向が円弧
を描くため、全ての視標に対し画面中心でのマスクがけ
ができず、また、必要なマスクの数が極めて多くなるの
で装置が複雑になる。
[発明の目的] 本発明は、上記欠点に鑑み、全ての視標に対し画面中心
でのマスクがけができるとともに、マスクの数を最小と
することができる。
[発明の概要] 本発明は上記目的を達成するために、1つの画面内に複
数の視力値測定用視標を配置し、他の視力値測定用視標
を有する画面との切換えを行うことが可能な視力検査装
置において、前記画面と重なるように画面内の一部の視
標を呈示するためのマスクを配置し、前記マスクを前記
画面の移動方向と同一方向又は直交方向に移動しうるよ
うにしたことを特徴としている。
[発明の実施例] 以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例である視力検査装置本
体の外観図で、画面中心の横一列以外の視標にマスクを
かけている。第2図は1画面中の複数の視標から被検者
が判読すべき視標を特定するためのマスク用ロールフィ
ルム4を使用しないときの装置の外観図である。
1は装置の筺体、2は被検者に呈示される視力表ロール
フィルム、3は視標切換をリモートコントロールにて行
うためのリモコン用受光部である。第1図の斜線部はマ
スク用ロールフィルム4によってランプ13の光が遮断
されている部分4′を示す。
第3図は第2図のA−A′方向の断面図、第4図は第2
図のB−B′方向の断面図である。
視力表上側ロール5と視力表下側ロール8の間に視力検
査用視標が描かれた視力表ロールフィルム2が巻かれて
おり、視力表上側モーター16、視力表下側モーター1
7にて視力表上側ローラ5と視力表下側ローラ8を回転
させて画面を切換える。14Aは画面の左に配置された
視力表ロールフィルム初期位置検出用光電スイッチであ
り、画面の左には同一形状の視標位置検出用の光電スイ
ッチ(第6図31A)がある。13は視力表ロールフィ
ルム2を背面より照光するためのランプであり、リレー
(第8図51)により点灯する。9、12は画面に呈示
された複数の視標から特定の視標以外の視標にマスクを
かけるためのマスク用上側ローラ、マスク用下側ローラ
であり、マスク用ロールフィルム4が巻かれており、マ
スク用上側モーター18、マスク用下側モーター24、
プーリー21、23、29、27及びベルト22、28
にてマスク用上側ローラ9及びマスク用下側ローラ12
を回転させて画面を切換える。14Bは画面の左に配置
されたマスク用フィルム初期位置検出用光電スイッチで
あり、画面の右には同一形状の位置検出用の光電スイッ
チ31Bがある。
第5図、第6図は所望のフィルムを画面に呈示するため
の位置検出機構の説明図である。
まず、視力表ロールフィルム2、マスク用ロールフィル
ム4にはスタート位置を表示するマークが記されてい
る。本実施例においてはスタート位置に黒色の帯状のマ
ーク30A、30Bがあるので、フィルム初期位置検出
用光電スイッチ14A、14Bにより光が遮断されてい
る位置を検出する。
次に視力表ロールフィルム2、マスク用ロールフィルム
4には、各画面毎にスタート位置からの変位を表示する
マーク32A、32Bが記されている。位置検出用の光
電スイッチ31A、31Bによりそのマークを検出し、
所定の位置に各フィルムを停止させる。
第7図はマスク用ロールフィルムの動作を説明するため
の図である。
マスク用ロールフィルム4には、視力検査用視標の1列
分に相当する長方形の光透過部(横マスク)がある。こ
の光透過部は強度さえ保つことができれば単なる開口で
もよい。また、本実施例では、第3図に示されているよ
うにマスク用ロールフィルム4は視力表ロールフィルム
2よりランプ側に置かれているが、両者の位置関係には
重要性がないので、説明上反対にしている。
以上のような構成の実施例において、以下その動作を説
明する。
まず、視力検査用視標を呈示するための動作を説明す
る。
電源を入れた際、視力表上側モーター16には電圧を加
えず自由回転ができるようにしておき、視力表下側モー
ター17には電圧を加え回転させ、視力表ロールフィル
ム2を視力表上側ローラ8に巻き戻し、視力表フィルム
初期位置検出用光電スイッチ14Aによりマーク30を
検出すると、光電スイッチ14AはOFFとなり、視力
表ロールフィルム2はスタート位置にセットされる。フ
ィルム停止状態においては、電圧切換回路48にて、視
力表上側及び下側パルスモーターに引加する電圧を定格
以下にし、発熱がない状態にて視力表上側及び下側ロー
ラを保持してフィルムの弛みを防止する。
装置外部のリモコン46から発せられた赤外線信号は筺
体1に取付けられた受光プリアンプ45、検波回路44
にて、赤外線変調光からデジタル化した信号成分を取り
だし、入出力回路43、CPU40、RAM41、RO
M42により信号成分に対応する視標を呈示するための
命令信号を発生させる。命令信号は入出力回路43を経
由して、モーター駆動回路47、電圧切換回路48にて
電圧を最大にし、視力表上側パルスモーター16を駆動
させる。このとき、視力表下側モーター17には電圧を
加えないため下側巻き取りローラ8は自由に回転できる
ことから、駆動パルスモーターのトルクが小さいにも拘
らず高速巻き上げが可能となる。
視力表ロールフィルム2の送り位置は第6図のフィルム
位置検出用のマーク32Aを光電スイッチ31Aにて検
出可能であり、呈示する1つ手前のマーク位置を検出
し、停止のための減速に入る。駆動側の視力表上側モー
ターを減速させると、下側巻き取りローラ8は自由回転
し、慣性モーメントにより必要以上にフィルムを送り出
してしまうので、視力表下側パルスモーターに間欠的に
パルス状の電圧を加えることにより、弱い制動トルクを
かける。スピードが低下するに従い間欠的に加える電圧
の周期を短くし、停止させる。
以上の動作により減速から停止に至るさいもフィルムの
弛みを防止できるとともに、フィルムに加わる引張力を
小さくすることができ、又停止位置精度を高くすること
ができる。
次にマスク用ロールフィルムの動作について説明する。
マスク用ロールフィルム2の駆動及びモーター制御の方
法は、視力表ロールフィルムのそれと基本的には同じで
ある。
即ち、電源を入れると、マスク用下側モーター24が回
転し、マスク用ロールフィルム4をマスク用下側ローラ
12に巻き戻し、マスク用フィルム初期位置検出装置用
光電スイッチ14Bによりマーク30Bを検出し、マス
ク用ロールフィルム4をスタート位置にセットする。第
7図はマスク用ロールフィルム4の移動方向を示してい
る。外部のリモコン46からの特定の視標列を指示する
赤外線信号を筺体1に取付けられた受光プリアンプ4
5、検波回路44、入出力回路43、CPU40、RA
M41、ROM42を介し、信号成分に対応するマスク
の位置を決定するための命令信号を発生させる。命令信
号は入出力回路43を経由して、モーター駆動回路5
2、電圧切換回路53にて電圧を最大にし、マスク用上
側パルスモーター18を駆動させる。このとき、視力表
上側モーターと同様にマスク用下側パルスモーター24
には電圧を加えない。マスク用ロールフィルム4の送り
位置は第6図のフィルム位置検出用のマーク32Bを光
電スイッチ31Bにて検出可能であり、呈示する1つ手
前のマーク位置を検出し、停止のための減速に入る。駆
動側のマスク用上側モーターを減速させると、下側巻き
取りローラ12は必要以上にフィルムを送り出してしま
うので、視力表上側パルスモーターと同様に間欠的にパ
ルス状の電圧を加えることにより、弱い制動トルクをか
ける。スピードが低下するに従い間欠的に加える電圧の
周期を短くし、停止させる。
次に同一画面上で特定の視標列を呈示する動作を説明す
る。
第7図において、視力表ロールフィルム2を移動させ所
定の視力表画面を呈示したのちマスク用ロールフィルム
4を移動させ横マスクを画面中心に配置する。これによ
り図に示す横一列の視標2bのみを呈示することができ
る。次に横一列の視標2aを呈示するときは横マスクを
固定したまま、リモコン46上の図示なき視標列切換ス
イッチにより視力表フィルム2を移動させて、2aを画
面中心に呈示する。同様に横一列の視標2cを呈示する
ときは、横マスクを固定したまま2cを画面中心に移動
させることにより可能となる。
以上第1の実施例においては、1つの横マスクにて全て
の横一列の視標列を画面中心に呈示することが可能とな
る。
第9図は第2の実施例を説明する図である。
視力表ロールフィルム2とマスク用ロールフィルム4上
の1つ文字呈示マスク4bは互いに直交方向に移動可能
である。各フィルムの駆動方法は第1の実施例と同じで
あるので省略する。1つ文字呈示マスク4bは図の左右
方向に移動可能であり、視標2iに一致する位置に移動
させ、2iのみの呈示ができる。同様に2h、2j、2
kの呈示も可能である。
又、視力表フィルムを2dを図の2hの位置まで移動さ
せた状態で、マスク用ロールフィルムを左右方向に移動
させることにより、2d〜2gの呈示が可能である。同
様にして、2e〜2oも呈示できる。
このように第2の実施例では、1つ文字マスク1つを用
意するだけで全ての視標2d〜2oに対して1つ文字呈
示ができる。又、縦マスクを使えば、1つの縦マスクで
全ての視標を縦一列に呈示することができる。
以上第1及び第2の実施例はフィルムを使用した場合で
あるが、視力表、マスクとも板状のものを移動させても
同じ効果が得られる。
[発明の効果] 以上説明したところから明らかなように、本発明によれ
ば、最小個数のマスクにて横一列、1つ文字、縦一列呈
示が可能となる。マスクで部分的に呈示する視標も画面
のほぼ中心に呈示が可能なことから、検眼の際、被検者
は視線を移動する必要がなく、正確な検眼ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である1画面中の複数の視標
から被検者が判読すべき視標を指示するための横マスク
を使用した状態の視力検査装置本体の外観図、第2図は
マスクを使用しないときの視力検査装置本体の外観図、
第3図は第2図のA−A′方向の断面図、第4図は第2
図のB−B′方向の断面図ある。第5図、第6図は所望
のフィルムを画面に呈示するための位置検出機構の説明
図、第7図は横マスクのときの動作を説明するための
図、第8図は視力表及びマスク用ロールフィルムの駆動
部のブロック図、第9図は1つ文字用マスクの動作を説
明するための図、第10図は1従来装置の概要図であ
る。 2……視力表ロールフィルム、4……マスク用ロールフ
ィルム 14、31……光電スイッチ 16……視力表上側(パルス)モーター 17……視力表下側(パルス)モーター 18……マスク用(パルス)上側モーター 24……マスク用(パルス)下側モーター 30……フィルム初期位置マーク、40……CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの画面内に複数の視力値測定用視標を
    配置し、他の視力値測定用視標を有する画面との切換を
    行うことが可能な視力検査装置において、前記画面と重
    なるように画面内の一部の視標を呈示するためのマスク
    を配置し、前記マスクを前記画面の移動方向と同一方向
    又は直交方向に移動しうるようにしたことを特徴とする
    視力検査装置。
JP62059280A 1987-03-13 1987-03-13 視力検査装置 Expired - Lifetime JPH0624508B2 (ja)

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JP62059280A JPH0624508B2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13 視力検査装置

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JPS63222736A JPS63222736A (ja) 1988-09-16
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JP2599616Y2 (ja) * 1991-04-27 1999-09-13 株式会社ニデック 視力検査装置
JP4562850B2 (ja) * 2000-03-31 2010-10-13 株式会社トプコン 視力表装置
US11389057B2 (en) 2017-09-28 2022-07-19 Essilor International Vision measurement device and method of measuring vision using the same
JP7318394B2 (ja) * 2019-07-29 2023-08-01 株式会社ニデック 自覚式検眼装置

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