JPH06245033A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06245033A
JPH06245033A JP5054798A JP5479893A JPH06245033A JP H06245033 A JPH06245033 A JP H06245033A JP 5054798 A JP5054798 A JP 5054798A JP 5479893 A JP5479893 A JP 5479893A JP H06245033 A JPH06245033 A JP H06245033A
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JP5054798A
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Toshio Seto
敏男 瀬戸
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信原稿の天地方向を逆向きにセットした場
合でも,受信側において原稿が見にくくなることを防止
する。 【構成】 原稿に予め記載された原稿の天地方向を標示
する天地マークから原稿の天地方向を検知する天地マー
ク検知センサ101と,天地マーク検知センサ101の
検知結果に基づいて原稿の読み取りにおける副走査方向
を決定する制御部103とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し,より詳細には,ファクシミリ装置とデジタル複写機
やプリンター等の装置との複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の単機能のファクシミリ装置に対し
て,デジタル複写機やプリンター等の装置との複合機で
あるファクシミリ装置が登場しており,オフィスの小ス
ペース化が望まれていることから,このような複合機が
市場を拡大しつつある。また,単機能のファクシミリ装
置では,本のように厚みを持った原稿を送信する場合に
は,一旦複写機でコピーを行ない,コピー原稿をファク
シミリ装置にセットして送信を行なっていたが,複写機
とファクシミリ装置の複合機では,複写機能の読み取り
動作が,そのままファクシミリ機能の読み取り動作にな
るため,このような手間を省くことができる。更に,複
合機においては,主に複写機能のために,原稿の両面を
読み取るためのADF(自動給紙装置)を備えた装置が
あり,このADFをファクシミリ機能に利用すれば,自
動で原稿の両面を送信することもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
ファクシミリ装置によれば,送信時の原稿のセット基準
に種々タイプのものがあるため,送信する原稿のセット
方向が分かりにくく,送信原稿の天地方向を逆向きにセ
ットして送信してしまった場合にTTI機能情報が原稿
の文字と逆向きに付加され,受信側において原稿が見に
くくなる恐れがあるという問題点があった。例えば,出
先の事務所で初めて使うファクシミリ装置等のように不
慣れな装置や,走査方向が分かりにくい複合機タイプの
ファクシミリ装置では,特に送信する原稿のセット方向
が分かりにくくなるので,送信原稿の天地方向を逆向き
にセットしてしまうということが起こり易い。
【0004】また,ADFを使用して送信を行なう場合
には,表面と裏面で天地方向が逆向きに送られてしまう
ため,受信側で原稿の向きを揃えなければならず,特に
送信枚数が多い場合に非常に手間がかかるという問題点
があった。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り,送信原稿の天地方向を逆向きにセットした場合で
も,受信側において原稿が見にくくなることを防止する
ことを目的とする。
【0006】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であり,原稿の両面の画像を送信する場合に,原稿の天
地方向の向きを揃えて送ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,原稿に予め記載された原稿の天地方向を
標示する天地マークから原稿の天地方向を検知する天地
方向検知手段と,天地方向検知手段の検知結果に基づい
て原稿の読み取りにおける副走査方向を決定する副走査
方向決定手段とを具備したファクシミリ装置を提供する
ものである。
【0008】本発明は上記の目的を達成するために,原
稿に予め記載された原稿の天地方向を標示する天地マー
クから原稿の天地方向を検知する天地方向検知手段と,
読み取った原稿の画像データを記憶する記憶手段と,天
地方向検知手段の検知結果に基づいて記憶手段からの読
み出し方向を決定する読出方向決定手段とを具備したフ
ァクシミリ装置を提供するものである。
【0009】なお,副走査方向決定手段或いは読出方向
決定手段は,原稿の両面の画像を自動的に読み取る両面
読取手段を使用して原稿の両面の画像を送信する場合
に,天地方向検知手段の検知結果に基づいて,送出する
画像データの天地方向が一致するように原稿の読み取り
における副走査方向或いは記憶手段からの読み出し方向
を決定することが望ましい。
【0010】また,天地方向検知手段は,画像を読み取
る機構を利用することが望ましい。
【0011】
【作用】本発明のファクシミリ装置は,原稿に予め記載
された原稿の天地方向を標示する天地マークから原稿の
天地方向を検知し,検知結果に基づいて原稿の読み取り
における副走査方向を決定する。
【0012】また,本発明のファクシミリ装置は,原稿
に予め記載された原稿の天地方向を標示する天地マーク
から原稿の天地方向を検知し,検知結果に基づいて読み
取った原稿の画像データを記憶する記憶部からの読み出
し方向を決定する。
【0013】また,本発明のファクシミリ装置は,原稿
の両面の画像を自動的に読み取る両面読取部を使用して
原稿の両面の画像を送信する場合に,原稿に予め記載さ
れた原稿の天地方向を標示する天地マークから原稿の天
地方向を検知し,検知結果に基づいて,送出する画像デ
ータの天地方向が一致するように読み取りにおける副走
査方向或いは記憶部からの読み出し方向を決定する。
【0014】
【実施例】以下,本発明のファクシミリ装置を複合機に
適用した場合を例として,〔実施例1〕,〔実施例
2〕,〔実施例3〕,〔実施例4〕の順で図面を参照し
て詳細に説明する。
【0015】〔実施例1〕図1は実施例1の構成の一部
を示すブロック図であり,原稿の天地方向を標示する天
地マークを検知する天地マーク検知センサ101と,送
信する原稿を読み取って電気信号(画像データ)に変換
して出力する画像読取部102と,天地マーク検知セン
サ101の検知結果に基づいて,画像読取部102の副
走査方向を制御する制御部103と,画像読取部102
から出力された画像データに各種画像処理を施す画像処
理部104と,画像処理部104の出力を圧縮或いは伸
長する符号化・復号化部105と,符号化・復号化部1
05の出力(直流信号)を交流信号に変換(変調)する
モデム106と,通信回線との接続を行なうNCU10
7とから構成されている。
【0016】図2は実施例1の複合機の概略構成を示し
た説明図であり,原稿の自動給紙を行なうADF部20
1と,画像読取部102内の読取走査部202,読取セ
ンサ部203と,画像形成部内のレーザー書込部(ポリ
ゴンミラー)204,現像部205,レジスト部20
6,転写・分離部207,定着部208と,給紙トレイ
209とを備えている。
【0017】図3はADF部201の構成を示す説明図
であり,原稿テーブル301と,搬送ベルト302と,
コンタクトガラス303と,反転コロ304と,排紙テ
ーブル305とから構成されている。
【0018】以上の構成により,その動作を説明する。
送信動作において制御部103は,天地マーク検知セン
サ101の検知結果に基づいて,画像読取部102が原
稿を読み取る際の副走査方向を決定する。なお,ADF
部201の給紙動作で用いられる原稿には,図4に示す
如く予め天地方向の先端を示すマーク,すなわち天地マ
ーク401が印刷されているものとする。
【0019】この制御部103の制御動作を,図5のフ
ローチャートを参照して具体的に説明する。先ず,NC
U107は発呼動作により受信側との回線を接続する
(S501)。接続が完了すると,NCU107は受信
側とプロトコル信号の通信を行なう(S502)。受信
側とのプロトコル信号の通信が終了すると,制御部10
3は,原稿の読み取りを行なうために,ADF部201
に給紙動作を開始させる(S503)。
【0020】次に,制御部103は,図3に示す位置に
取り付けられている天地マーク検知センサ101を用い
て,天地マーク401が読み取りの際の先端で検知され
たか否かを判断する(S504)。天地マーク401が
読み取りの際の先端で検知された場合には,制御部10
3は,画像読取部102内の読取走査部202の副走査
方向を所定の順方向とするように制御する(S50
5)。
【0021】一方,天地マーク401が読み取りの際の
先端で検知されない場合,換言すれば,後端で検知され
た場合には,原稿が逆向きにセットされていることを示
しているので,制御部103は,先ず,読取走査部20
2を移動し(S506),読取走査部202が所定の副
走査方向を所定の順方向とは逆方向とするように制御す
る(S507)。なお,副走査方向を逆方向にしただけ
では主走査方向に逆向きとなってしまうため,これを解
決するために,画像処理部104内のラインメモリから
の読み出しを逆方向から行なう(S508)。
【0022】前述したように実施例1によれば,操作ミ
スやマシン不慣れ等により,原稿のセット方向が天地方
向に対して逆向きにセットされた場合でも,自動的に正
常な向きに修正されて送信されるため,天地方向が逆向
きに送られてしまうことによりTTI機能情報が原稿の
文字と逆向きに付加されてしまうという不具合を防止で
きる。
【0023】また,複数の原稿を送信する際に,各原稿
の向きが揃っていない場合でも,原稿の読取において向
きを修正して送信するため,受信側で各原稿の向きが自
動的揃うという効果がある。
【0024】なお,複合機のファクシミリ装置におい
て,画像読取部102は,複写機の読み取りの機構をそ
のまま使用している。すなわち,ADF部201は,原
稿をコンタクトガラス303上に導くためのものであ
り,原稿の読み取りは,原稿がコンタクトガラス303
上に載置された際に,読取走査部202が移動すること
で行なわれている。従って,実施例1のように,天地方
向に対して逆向きにセットされた原稿を,読み取りの際
の走査方向の変更により調節することは容易に可能とな
る。
【0025】〔実施例2〕実施例2のファクシミリ装置
は,画像データを一旦ページメモリに記憶した後に送信
するファクシミリ装置に関するものであり,送信する画
像データを符号化・復号化部105により圧縮する前ま
たは後に,原稿1ページ分以上のビットマップメモリ
(ページメモリ)上でその読み出し方向を天地方向に逆
転させることにより実施例1と同様の効果を得ることが
できるものである。
【0026】図6は,実施例2のファクシミリ装置の構
成の一部を示すブロック図であり,図1と同符号のもの
は実施例1と同様に付き説明を省略する。なお,601
は送信する画像データを記憶するページメモリを示し,
602は,ページメモリ601の書込および読出を制御
するページメモリ制御部を示し,603は,ページメモ
リ制御部602を介してページメモリ601の読出方向
を制御する制御部を示している。
【0027】以上の構成により,図7を参照してその動
作を説明する。図示しない操作部により送信先がキーイ
ンされると(S701),制御部603は,原稿の読み
取りを行なうために,ADF部201に給紙動作を開始
させ(S702),ページメモリ制御部602を介して
ページメモリ601に画像データを書き込む(S70
3)。次に,ADF部201の給紙動作の際に,図3に
示す位置に取り付けられている天地マーク検知センサ1
01により,天地マーク401が読み取りの際の先端で
検知されていた場合には,制御部103は,ページメモ
リ制御部602を介してページメモリ601から所定の
通常方向で画像データの読み出しを行なう(S704,
S705)。
【0028】一方,ADF部201の給紙動作の際に,
図3に示す位置に取り付けられている天地マーク検知セ
ンサ101により,天地マーク401が読み取りの際の
先端で検知されていなかった場合,換言すれば,後端で
検知されていた場合には,原稿が逆向きにセットされて
いたことを示しているので,ページメモリ制御部602
を介してページメモリ601から所定の通常方向とは逆
の方向で画像データの読み出しを行なう(S704,S
706)。
【0029】なお,実施例2のファクシミリ装置で複数
の原稿を送信する場合には,天地マーク401を検知し
た際にフラグをたてておき,ページメモリ601から画
像データを読み出す際に,フラグを参照する。
【0030】前述したように実施例2によれば,原稿の
セット方向が,天地方向に対して逆向きにセットされた
場合には,ページメモリ601からの画像データの読み
出し方向を変更しているため,画像データが自動的に正
常な向きに修正されて送信され,実施例1と同様な効果
を得ることができる。
【0031】また,実施例2では,ページメモリ601
を利用して天地方向の向きを修正しているめ,複合機で
はない通常のファクシミリ装置,すなわち,ブックタイ
プの読み取りができるスキャナを備えていないファクシ
ミリ装置においても,ページメモリ601を備えること
により,同様の効果を得ることができる。
【0032】なお,実施例2では,ページメモリ601
から画像データを読み出す際に読み出し方向を制御して
いるが,画像データをページメモリ601に書き込む際
に書き込み方向を制御するようにすれば,天地マーク4
01の検知動作に続いてページメモリ601の書き込み
制御が行えるため,複数の原稿を送信する場合に,フラ
グをたてずに書き込みの制御を行なうことができる。ま
た,ページメモリ601は,画像の読み取り専用にして
も良く,画像形成部のものを兼用する構成にしても良
い。
【0033】〔実施例3〕実施例3のファクシミリ装置
は,ADF内に原稿の両面反転機構を備え,原稿の両面
の画像を順次読み取ることができる複合機である。すな
わち,原稿の両面の画像を自動的に送信できる装置であ
る。図8は,実施例3のファクシミリ装置の構成の一部
を示すブロック図であり,図1と同符号のものは実施例
1と同様に付き説明を省略する。なお,801はセット
された原稿を反転するための原稿反転部を示しており,
原稿の両面の画像を読み取る際に使用される。
【0034】以上の構成により,その動作を説明する。
制御部103は,天地マーク検知センサ101の検知結
果に基づいて,画像読取部102が原稿を読み取る際の
副走査方向を決定するという制御を行なっているが,原
稿反転部801により反転された原稿を読み取る際,す
なわち,原稿の裏面を読み取る際にも同様の制御を行な
うようにする。従って,実施例3では,原稿の両面の画
像を自動的に送信できるファクシミリ装置においては,
表面も裏面も天地方向が揃えて送信される。更に,複数
枚の原稿を全て両面とも送信する場合に,複数の原稿が
天地方向の向きを統一せずにセットされたとしても,複
数の原稿は全て同一の向きに,両面揃えて送信される。
【0035】また,別な制御方法として,原稿の両面の
画像を送信する場合に,表面を読み取る際には副走査方
向を所定の順方向に制御し,裏面を読み取る際には副走
査方向を所定の順方向とは逆向きに制御する制御方法を
用いれば,天地マークの無い原稿であっても,一義的で
はあるが,天地方向を両面揃えて送信することができ
る。
【0036】ここで,図9および図10を使用して,原
稿の反転について詳細に説明する。図9は原稿反転機能
を備えたADFであり,図10はこのADFの動作を示
す説明図である。なお,図9中のa,b,cは原稿の位
置を説明するための指標を示しており,図10中のa,
b,cに各々対応している。また,図10中の1の指標
は原稿の表面を示し,2の指標は原稿の裏面を示してい
る。
【0037】図10(a)は原稿の表面の読み取り動作
を示しており,原稿テーブル301にセットされた原稿
が,表面を下にして(1の指標が下になって),コンタ
クトガラス303上に搬送される様子を示している。同
図(b)は原稿の裏面の読み取り動作を示しており,同
図(a)で表面を読み取った後の原稿がa,b,cの経
路で搬送され,裏面を下にして(2の指標が下になっ
て),コンタクトガラス303上に搬送される様子を示
している。同図(c)は両面共に読み取り済の原稿の排
紙を示しており,同図(b)で両面共に読み取り済の原
稿がa,bの経路で搬送され,続いて,b,aの経路を
経て,排紙される様子を示している。なお,図示の如
く,排紙された原稿は原稿テーブル301にセットされ
た状態(1の指標が下の状態)で排紙される。
【0038】また,図10(d)は片面のみの読み取り
動作を示しており,原稿テーブル301にセットされた
原稿が,表面を下にして(1の指標が下になって),コ
ンタクトガラス303上に搬送され,読み取り後にその
まま排紙される様子を示している。
【0039】〔実施例4〕実施例4のファクシミリ装置
は,原稿の天地マークの検知機構(天地方向検知手段)
を特別に設けることなく,画像読取部を利用して,画像
読取部で読み取った画像データから天地マークを抽出す
る構成としたものである。
【0040】図11は,実施例4のファクシミリ装置の
構成の一部を示すブロック図であり,図1と同符号のも
のは実施例1と同様に付き,説明を省略する。なお,1
101は画像処理部104の出力から天地マークを抽出
する天地マーク抽出部を示し,1102は,天地マーク
抽出部1101の抽出結果に基づいて,画像読取部10
2の副走査方向を制御する制御部を示している。
【0041】以上の構成により,その動作を説明する。
実施例4のファクシミリ装置では,前述した実施例(実
施例1〜実施例3)の天地マーク検知センサ101のよ
うに,天地マークの検知専用のセンサを用いることな
く,画像読取部102の出力(画像処理部104の処理
後の出力)を利用して天地マークを検知するものであ
り,その具体的な動作は,先ず,天地マーク抽出部11
01が画像処理部104の出力から天地マークを抽出す
る。天地マークが抽出できた場合には,天地マークが先
頭に印字されていることになり,制御部1102は,画
像読取部102内の読取走査部202の副走査方向を所
定の順方向とするように制御する。一方,天地マークが
抽出できない場合には,天地マークが先頭に印字されて
いない,換言すれば,天地マークが末尾に印字されてい
ることを示しているため,画像読取部102内の読取走
査部202を移動し,読取走査部202の副走査方向を
所定の順方向とは逆方向とするように制御する。
【0042】前述したように実施例4によれば,天地マ
ークの検知に特別なセンサを必要としないため,実施例
1より低コストで実施例1と同様の効果を得ることがで
きる。なお,実施例4の構成は,容易に実施例2,実施
例3にも実現できる。
【0043】
【発明の効果】以上より明らかなように本発明のファク
シミリ装置によれば,原稿に予め記載された原稿の天地
方向を標示する天地マークから原稿の天地方向を検知す
る天地方向検知手段と,天地方向検知手段の検知結果に
基づいて原稿の読み取りにおける副走査方向を決定する
副走査方向決定手段とを具備したため,送信原稿の天地
方向を逆向きにセットした場合でも,受信側において原
稿が見にくくなることを防止することができる。
【0044】また,本発明のファクシミリ装置によれ
ば,原稿に予め記載された原稿の天地方向を標示する天
地マークから原稿の天地方向を検知する天地方向検知手
段と,読み取った原稿の画像データを記憶する記憶手段
と,天地方向検知手段の検知結果に基づいて記憶手段か
らの読み出し方向を決定する読出方向決定手段とを具備
したため,送信原稿の天地方向を逆向きにセットした場
合でも,受信側において原稿が見にくくなることを防止
することができる。
【0045】また,本発明のファクシミリ装置によれ
ば,副走査方向決定手段或いは読出方向決定手段は,原
稿の両面の画像を自動的に読み取る両面読取手段を使用
して原稿の両面の画像を送信する場合に,天地方向検知
手段の検知結果に基づいて,送出する画像データの天地
方向が一致するように原稿の読み取りにおける副走査方
向或いは記憶手段からの読み出し方向を決定するため,
原稿の両面の画像を送信する場合に,原稿の天地方向の
向きを揃えて送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成の一部を示すブロック図であ
る。
【図2】実施例1の複合機の概略構成を示した説明図で
ある。
【図3】ADF部の構成を示す説明図である。
【図4】天地マークが印字された原稿を示す説明図であ
る。
【図5】実施例1の制御動作を示す説明図である。
【図6】実施例2のファクシミリ装置の構成の一部を示
すブロック図である。
【図7】実施例2の制御動作を示す説明図である。
【図8】実施例3のファクシミリ装置の構成の一部を示
すブロック図である。
【図9】原稿反転機能を備えたADFを示す説明図であ
る。
【図10】原稿反転機能を備えたADFの動作を示す説
明図である。
【図11】実施例4のファクシミリ装置の構成の一部を
示すブロック図である。
【符号の説明】
101 天地マーク検知センサ 102 画像読
取部 103 制御部 202 読取走
査部 401 天地マーク 601 ページ
メモリ 603 制御部 801 原稿反
転部 1101 天地マーク抽出部 1102 制御

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に予め記載された原稿の天地方向を
    標示する天地マークから原稿の天地方向を検知する天地
    方向検知手段と,前記天地方向検知手段の検知結果に基
    づいて原稿の読み取りにおける副走査方向を決定する副
    走査方向決定手段とを具備したことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿に予め記載された原稿の天地方向を
    標示する天地マークから原稿の天地方向を検知する天地
    方向検知手段と,読み取った原稿の画像データを記憶す
    る記憶手段と,前記天地方向検知手段の検知結果に基づ
    いて前記記憶手段からの読み出し方向を決定する読出方
    向決定手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記副走査方向決定手段或いは読出方向
    決定手段は,原稿の両面の画像を自動的に読み取る両面
    読取手段を使用して原稿の両面の画像を送信する場合
    に,前記天地方向検知手段の検知結果に基づいて,送出
    する画像データの天地方向が一致するように前記原稿の
    読み取りにおける副走査方向或いは記憶手段からの読み
    出し方向を決定することを特徴とする請求項1または2
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記天地方向検知手段は,画像を読み取
    る機構を利用することを特徴とする請求項1,2または
    3記載のファクシミリ装置。
JP5054798A 1993-02-20 1993-02-20 ファクシミリ装置 Pending JPH06245033A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113852726A (zh) * 2020-06-26 2021-12-28 东芝泰格有限公司 图像处理装置以及图像形成装置

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CN113852726A (zh) * 2020-06-26 2021-12-28 东芝泰格有限公司 图像处理装置以及图像形成装置

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