JPH06244959A - 短縮ダイヤル着信方式 - Google Patents
短縮ダイヤル着信方式Info
- Publication number
- JPH06244959A JPH06244959A JP4715193A JP4715193A JPH06244959A JP H06244959 A JPH06244959 A JP H06244959A JP 4715193 A JP4715193 A JP 4715193A JP 4715193 A JP4715193 A JP 4715193A JP H06244959 A JPH06244959 A JP H06244959A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subscriber
- telephone
- speed dial
- unit
- section
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短縮ダイヤル発信を行って着信先へ着信させ
る場合、短縮ダイヤル登録が許容されていない電話回線
からも行えるようにする。 【構成】 着信先電話番号の登録時にこの着信先加入者
が収容される局番号を登録すると共に、登録された局番
号を短縮ダイヤル発信要求時に発信許容加入者の局番号
と照合し、これらの番号が不一致となる場合は着信先加
入者の局番号と電話番号とを翻訳番号として生成し、こ
の翻訳番号に基づいて着信先加入者に対する着信を制御
する。
る場合、短縮ダイヤル登録が許容されていない電話回線
からも行えるようにする。 【構成】 着信先電話番号の登録時にこの着信先加入者
が収容される局番号を登録すると共に、登録された局番
号を短縮ダイヤル発信要求時に発信許容加入者の局番号
と照合し、これらの番号が不一致となる場合は着信先加
入者の局番号と電話番号とを翻訳番号として生成し、こ
の翻訳番号に基づいて着信先加入者に対する着信を制御
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換システムにお
ける短縮ダイヤル着信方式に関する。
ける短縮ダイヤル着信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の短縮ダイヤル着信方式を適
用したシステムのブロック図であり、同図において、1
00は公衆電話網、101a,101bは交換機である
サービススイッチングポイント部(以下、SSP部)、
102aはSSP部101aに収容されるデータベース
部、103a〜103cは各SSP部に収容される電話
回線、104a〜104cは各電話回線103a〜10
3cに接続される加入者電話機である。なお、A〜Cは
各加入者電話機104a〜104cを用いて短縮ダイヤ
ル発信等を行う加入者である。ここで各加入者電話機1
04a〜104bは各電話回線103a〜103cを介
して、実際には図示省略した各ローカル交換機に接続さ
れ、各ローカル交換機はSSP部101a,101bに
より統括制御されている。
用したシステムのブロック図であり、同図において、1
00は公衆電話網、101a,101bは交換機である
サービススイッチングポイント部(以下、SSP部)、
102aはSSP部101aに収容されるデータベース
部、103a〜103cは各SSP部に収容される電話
回線、104a〜104cは各電話回線103a〜10
3cに接続される加入者電話機である。なお、A〜Cは
各加入者電話機104a〜104cを用いて短縮ダイヤ
ル発信等を行う加入者である。ここで各加入者電話機1
04a〜104bは各電話回線103a〜103cを介
して、実際には図示省略した各ローカル交換機に接続さ
れ、各ローカル交換機はSSP部101a,101bに
より統括制御されている。
【0003】このようなシステムにおいて、加入者Aが
加入者Bの電話番号を短縮番号として登録すると共に、
登録した短縮番号を加入者Aがダイヤルすることにより
加入者Bへ着信させる動作について以下に説明する。ま
ず、はじめに短縮ダイヤルの登録について説明する。加
入者Aに対し予め短縮ダイヤル発信が許容されている場
合、加入者Aは加入者電話機104aから電話回線10
3aを介し短縮ダイヤル登録要求番号をダイヤルする。
すると電話回線103aを収容するSSP部101a
は、加入者Aに対し音声メッセージにより短縮番号と着
信先の電話番号をダイヤルするように促し、これに応じ
て加入者Aが加入者電話機104aを用いて例えば加入
者Bの電話番号及びこれに対応する短縮番号をダイヤル
すると、SSP部101aはこれらの番号をデータベー
ス部102aに格納する。こうして短縮ダイヤルの登録
が終了する。
加入者Bの電話番号を短縮番号として登録すると共に、
登録した短縮番号を加入者Aがダイヤルすることにより
加入者Bへ着信させる動作について以下に説明する。ま
ず、はじめに短縮ダイヤルの登録について説明する。加
入者Aに対し予め短縮ダイヤル発信が許容されている場
合、加入者Aは加入者電話機104aから電話回線10
3aを介し短縮ダイヤル登録要求番号をダイヤルする。
すると電話回線103aを収容するSSP部101a
は、加入者Aに対し音声メッセージにより短縮番号と着
信先の電話番号をダイヤルするように促し、これに応じ
て加入者Aが加入者電話機104aを用いて例えば加入
者Bの電話番号及びこれに対応する短縮番号をダイヤル
すると、SSP部101aはこれらの番号をデータベー
ス部102aに格納する。こうして短縮ダイヤルの登録
が終了する。
【0004】次に、データベース部102aに短縮ダイ
ヤルを登録した加入者Aが短縮ダイヤル着信要求番号に
続き短縮番号をダイヤルすると、SSP部101aで
は、加入者Aにより登録された短縮番号に対応する加入
者Bの電話番号をデータベース部102aから取り出し
て発信する。この結果、加入者Bへ加入者Aからの着信
が到来し、加入者Aの短縮ダイヤル発信に基づく加入者
Bへの着信が行われる。
ヤルを登録した加入者Aが短縮ダイヤル着信要求番号に
続き短縮番号をダイヤルすると、SSP部101aで
は、加入者Aにより登録された短縮番号に対応する加入
者Bの電話番号をデータベース部102aから取り出し
て発信する。この結果、加入者Bへ加入者Aからの着信
が到来し、加入者Aの短縮ダイヤル発信に基づく加入者
Bへの着信が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の短縮ダ
イヤル着信方式においては、短縮ダイヤル発信が可能な
加入者電話機は、短縮ダイヤル登録を許容している電話
回線に接続されていなければならないため、他の電話回
線に接続されている加入者電話機を用いて同一の着信先
に着信させることができないという問題があった。
イヤル着信方式においては、短縮ダイヤル発信が可能な
加入者電話機は、短縮ダイヤル登録を許容している電話
回線に接続されていなければならないため、他の電話回
線に接続されている加入者電話機を用いて同一の着信先
に着信させることができないという問題があった。
【0006】したがって本発明は、短縮ダイヤル発信を
行って着信先へ着信させる場合、短縮ダイヤル登録が許
容されていない電話回線からも行えることを目的とす
る。
行って着信先へ着信させる場合、短縮ダイヤル登録が許
容されていない電話回線からも行えることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、電話回線を介し各加入者に対し電話
交換を行うSSP部と、短縮ダイヤル発信が許容される
発信許容加入者の電話番号,発信許容加入者を識別する
個人識別番号,短縮番号及びこの短縮番号に対応する着
信先電話番号を登録するデータベース部を収容し複数の
SSP部を制御するサービスコントロールポイント部
(SCP部)とを備え、発信許容加入者から送出される
短縮ダイヤル登録要求及び短縮ダイヤル発信要求の何れ
か一方によりSCP部を起動する起動手段と、短縮ダイ
ヤル発信要求により起動されたSCP部からの翻訳番号
に基づいて着信先加入者に対し着信を行う着信制御手段
とを上記SSP部に備えると共に、短縮ダイヤル登録要
求に基づく着信先電話番号の登録時にこの着信先加入者
が収容される局番号をデータベース部に登録する局番号
登録手段と、短縮ダイヤル発信要求時にこの発信許容加
入者の局番号と着信先加入者の局番号とを照合し,不一
致となる場合は着信先加入者の局番号と電話番号とを上
記翻訳番号として生成する翻訳番号生成手段とを上記S
CP部に備えたものである。
るために本発明は、電話回線を介し各加入者に対し電話
交換を行うSSP部と、短縮ダイヤル発信が許容される
発信許容加入者の電話番号,発信許容加入者を識別する
個人識別番号,短縮番号及びこの短縮番号に対応する着
信先電話番号を登録するデータベース部を収容し複数の
SSP部を制御するサービスコントロールポイント部
(SCP部)とを備え、発信許容加入者から送出される
短縮ダイヤル登録要求及び短縮ダイヤル発信要求の何れ
か一方によりSCP部を起動する起動手段と、短縮ダイ
ヤル発信要求により起動されたSCP部からの翻訳番号
に基づいて着信先加入者に対し着信を行う着信制御手段
とを上記SSP部に備えると共に、短縮ダイヤル登録要
求に基づく着信先電話番号の登録時にこの着信先加入者
が収容される局番号をデータベース部に登録する局番号
登録手段と、短縮ダイヤル発信要求時にこの発信許容加
入者の局番号と着信先加入者の局番号とを照合し,不一
致となる場合は着信先加入者の局番号と電話番号とを上
記翻訳番号として生成する翻訳番号生成手段とを上記S
CP部に備えたものである。
【0008】
【作用】着信先電話番号の登録時にこの着信先加入者が
収容される局番号が登録され、この登録された局番号は
短縮ダイヤル発信要求時の発信許容加入者の局番号と照
合される。そしてこれらの番号が不一致となる場合は着
信先加入者の局番号と電話番号とが翻訳番号として生成
され、この翻訳番号に基づいて着信先加入者に対する着
信が制御される。この結果、着信先電話番号を登録して
おけば、何れの交換機に接続される何れの電話回線から
も短縮ダイヤル発信を行うことができる。
収容される局番号が登録され、この登録された局番号は
短縮ダイヤル発信要求時の発信許容加入者の局番号と照
合される。そしてこれらの番号が不一致となる場合は着
信先加入者の局番号と電話番号とが翻訳番号として生成
され、この翻訳番号に基づいて着信先加入者に対する着
信が制御される。この結果、着信先電話番号を登録して
おけば、何れの交換機に接続される何れの電話回線から
も短縮ダイヤル発信を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る短縮ダイヤル着信方式を適用し
たシステムの一実施例を示すブロック図であり、同図に
おいて、図2の従来のシステムと同等部分は同一符号を
付してその説明を省略する。図1において、200は中
央に配設され交換機等のSCP部(サービスコントロー
ルポイント部)、201a,201bは電話回線を収容
すると共にそれぞれデータリンク202a,202bを
介してSCP部200により制御されるSSP部(サー
ビススイッチングポイント部)である。なお、203は
SCP部200に接続される入出力端末、204はSC
P部200に収容されるデータベース部、205はSS
P部201bに収容される音声再生装置である。ここ
で、各電話回線103a〜103cは実際には図示省略
した各ローカル交換機に接続されており、各電話回線1
03a〜103cを介して各加入者電話機104a〜1
04bと接続される各ローカル交換機は、SSP部20
1a,201bにより統括制御される。
る。図1は本発明に係る短縮ダイヤル着信方式を適用し
たシステムの一実施例を示すブロック図であり、同図に
おいて、図2の従来のシステムと同等部分は同一符号を
付してその説明を省略する。図1において、200は中
央に配設され交換機等のSCP部(サービスコントロー
ルポイント部)、201a,201bは電話回線を収容
すると共にそれぞれデータリンク202a,202bを
介してSCP部200により制御されるSSP部(サー
ビススイッチングポイント部)である。なお、203は
SCP部200に接続される入出力端末、204はSC
P部200に収容されるデータベース部、205はSS
P部201bに収容される音声再生装置である。ここ
で、各電話回線103a〜103cは実際には図示省略
した各ローカル交換機に接続されており、各電話回線1
03a〜103cを介して各加入者電話機104a〜1
04bと接続される各ローカル交換機は、SSP部20
1a,201bにより統括制御される。
【0010】次に、以上のように構成されたシステムに
おいて、短縮ダイヤル番号の登録時の動作について説明
する。まず、加入者Aに対し短縮ダイヤル発信を許容す
る場合は、SCP部200は入出力端末203の操作に
よる加入者Aの電話番号及び個人識別番号を予めデータ
ベース部103に登録しておく。次に、加入者Aが加入
者Bの電話番号を短縮番号として登録するために、加入
者電話機104aから短縮ダイヤル登録要求番号をダイ
ヤルすると、これが電話回線103aを介しSSP部2
01aに送出され、SSP部201aではデータリンク
202aを介してSCP部200に起動をかける(起動
手段220)。起動されたSCP部200は、SSP部
201aから送られてくる加入者Aの電話番号とデータ
ベース204に登録されている情報とを照合し、加入者
Aが短縮ダイヤル発信を利用可能か否かを判断する。
おいて、短縮ダイヤル番号の登録時の動作について説明
する。まず、加入者Aに対し短縮ダイヤル発信を許容す
る場合は、SCP部200は入出力端末203の操作に
よる加入者Aの電話番号及び個人識別番号を予めデータ
ベース部103に登録しておく。次に、加入者Aが加入
者Bの電話番号を短縮番号として登録するために、加入
者電話機104aから短縮ダイヤル登録要求番号をダイ
ヤルすると、これが電話回線103aを介しSSP部2
01aに送出され、SSP部201aではデータリンク
202aを介してSCP部200に起動をかける(起動
手段220)。起動されたSCP部200は、SSP部
201aから送られてくる加入者Aの電話番号とデータ
ベース204に登録されている情報とを照合し、加入者
Aが短縮ダイヤル発信を利用可能か否かを判断する。
【0011】そして、加入者Aが短縮ダイヤル発信を利
用可能と判断すると、SCP部200は、SSP部20
1aに対し電話回線104aとSSP部201bに収容
される音声再生装置205とを接続するように要求す
る。この要求にしたがいSSP部201aは、公衆電話
網100を介してSSP部201bに収容されている音
声再生装置205と電話回線103aとを接続する。こ
の結果、短縮番号とこの短縮番号に対応した着信先の電
話番号とをダイヤルするように音声再生装置205から
音声メッセージが加入者Aに対して送出される。加入者
Aはこのメッセージにしたがい短縮番号及びこれと対応
する例えば加入者Bの電話番号をダイヤルすると、ダイ
ヤルされたこれらの番号は、SSP部201aとSSP
部201bとが既に接続状態となっているため、SSP
部201aを経由してSSP部201bからデータリン
ク202bを介しSCP部200へ送られる。SCP部
200は、送られてきた短縮番号及びこの短縮番号に対
応する加入者Bの電話番号をデータベース部204に格
納すると共に、この電話番号に該当する加入者Bの接続
されるローカル交換機(図示省略)の局番号も併せてデ
ータベース部204に格納する(局番号登録手段21
0)。このようにして加入者Bの電話番号が短縮番号及
び局番号とともにデータベース部204に登録される。
用可能と判断すると、SCP部200は、SSP部20
1aに対し電話回線104aとSSP部201bに収容
される音声再生装置205とを接続するように要求す
る。この要求にしたがいSSP部201aは、公衆電話
網100を介してSSP部201bに収容されている音
声再生装置205と電話回線103aとを接続する。こ
の結果、短縮番号とこの短縮番号に対応した着信先の電
話番号とをダイヤルするように音声再生装置205から
音声メッセージが加入者Aに対して送出される。加入者
Aはこのメッセージにしたがい短縮番号及びこれと対応
する例えば加入者Bの電話番号をダイヤルすると、ダイ
ヤルされたこれらの番号は、SSP部201aとSSP
部201bとが既に接続状態となっているため、SSP
部201aを経由してSSP部201bからデータリン
ク202bを介しSCP部200へ送られる。SCP部
200は、送られてきた短縮番号及びこの短縮番号に対
応する加入者Bの電話番号をデータベース部204に格
納すると共に、この電話番号に該当する加入者Bの接続
されるローカル交換機(図示省略)の局番号も併せてデ
ータベース部204に格納する(局番号登録手段21
0)。このようにして加入者Bの電話番号が短縮番号及
び局番号とともにデータベース部204に登録される。
【0012】次に、以上のようにして登録された短縮ダ
イヤルの発信時の動作について説明する。いま、加入者
Bの電話番号を短縮番号として登録した加入者Aが、加
入者Cの場所へ移動し、加入者Cの扱う加入者電話機1
04cを用いて短縮ダイヤル発信要求番号をダイヤルし
たとする。この場合、この要求番号は電話回線103c
を介しSSP部201bへ送られる。すると、電話回線
103cを収容するSSP部201bは、SCP部20
0に対し起動をかける(起動手段220)一方、起動さ
れたSCP部200は、SSP部201bに対し電話回
線103cと音声再生装置205とを接続するように要
求する。SSP部201bは、この要求にしたがって音
声再生装置205を電話回線103cへ接続すると共
に、接続した音声再生装置204から電話回線103c
を介して加入者Aに対し個人識別番号と短縮番号との入
力を催促するような音声メッセージを送出させる。
イヤルの発信時の動作について説明する。いま、加入者
Bの電話番号を短縮番号として登録した加入者Aが、加
入者Cの場所へ移動し、加入者Cの扱う加入者電話機1
04cを用いて短縮ダイヤル発信要求番号をダイヤルし
たとする。この場合、この要求番号は電話回線103c
を介しSSP部201bへ送られる。すると、電話回線
103cを収容するSSP部201bは、SCP部20
0に対し起動をかける(起動手段220)一方、起動さ
れたSCP部200は、SSP部201bに対し電話回
線103cと音声再生装置205とを接続するように要
求する。SSP部201bは、この要求にしたがって音
声再生装置205を電話回線103cへ接続すると共
に、接続した音声再生装置204から電話回線103c
を介して加入者Aに対し個人識別番号と短縮番号との入
力を催促するような音声メッセージを送出させる。
【0013】この音声メッセージにしたがい加入者A
は、加入者電話機104cを用いて個人識別番号と短縮
番号とのダイヤルを行うとともに、ダイヤルされたこれ
らの番号は、SSP部201bからデータリンク202
bを介してSCP部200へ送られる。SCP部200
では、送られてきた個人識別番号と短縮番号とに基づい
て、データベース部204から加入者Bの電話番号を取
り出すと共に、データベース部204に記憶されている
加入者Bが接続される図示しないローカル交換機(SS
P部201aにより統括制御されるローカル交換機)の
局番号と短縮ダイヤル発信要求のあった電話回線103
cと接続される図示しないローカル交換機(SSP部2
01bにより統括制御されるローカル交換機)の局番号
とを照合する。そしてこれらが不一致となる場合、SC
P部部200は、加入者Bと接続されるローカル交換機
の局番号もデータベース部204から取り出し、上記加
入者Bの電話番号とともに翻訳番号としてSSP部20
1bへ送出する(翻訳番号生成手段211)。SSP部
201bでは、送られてきた翻訳番号、即ち局番号及び
加入者Bの電話番号を受信すると、この局番号及び加入
者Bの電話番号をもとに、公衆電話網100を介してS
SP部201aが収容する電話回線103bに接続され
る加入者電話機104bへ着信させる(着信制御手段2
21)。
は、加入者電話機104cを用いて個人識別番号と短縮
番号とのダイヤルを行うとともに、ダイヤルされたこれ
らの番号は、SSP部201bからデータリンク202
bを介してSCP部200へ送られる。SCP部200
では、送られてきた個人識別番号と短縮番号とに基づい
て、データベース部204から加入者Bの電話番号を取
り出すと共に、データベース部204に記憶されている
加入者Bが接続される図示しないローカル交換機(SS
P部201aにより統括制御されるローカル交換機)の
局番号と短縮ダイヤル発信要求のあった電話回線103
cと接続される図示しないローカル交換機(SSP部2
01bにより統括制御されるローカル交換機)の局番号
とを照合する。そしてこれらが不一致となる場合、SC
P部部200は、加入者Bと接続されるローカル交換機
の局番号もデータベース部204から取り出し、上記加
入者Bの電話番号とともに翻訳番号としてSSP部20
1bへ送出する(翻訳番号生成手段211)。SSP部
201bでは、送られてきた翻訳番号、即ち局番号及び
加入者Bの電話番号を受信すると、この局番号及び加入
者Bの電話番号をもとに、公衆電話網100を介してS
SP部201aが収容する電話回線103bに接続され
る加入者電話機104bへ着信させる(着信制御手段2
21)。
【0014】即ち、例えば東京に在住の加入者が同じく
東京に在住の加入者の短縮ダイヤルを登録しておき、登
録された加入者に対し大阪の加入者電話機を用いて短縮
ダイヤル発信を行うことができる。なお、着信先である
加入者Bが例えば加入者Cと同一の局番号の交換機に収
容されている場合は、SCP部200からSSP部20
1bに対しては加入者Bの電話番号のみが送られてくる
ため、SSP部201bはこの番号に基づいて容易に加
入者電話機104bへ着信させることができる。
東京に在住の加入者の短縮ダイヤルを登録しておき、登
録された加入者に対し大阪の加入者電話機を用いて短縮
ダイヤル発信を行うことができる。なお、着信先である
加入者Bが例えば加入者Cと同一の局番号の交換機に収
容されている場合は、SCP部200からSSP部20
1bに対しては加入者Bの電話番号のみが送られてくる
ため、SSP部201bはこの番号に基づいて容易に加
入者電話機104bへ着信させることができる。
【0015】このように、データベース部204に着信
先である加入者の短縮ダイヤルを登録する時に、登録す
る加入者が収容される交換機の局番号も併せて登録する
ことにより、上記局番号と同一の局番号の交換機に収容
される異なる加入者電話機を用いての短縮ダイヤル発信
は勿論、異なる局番号の交換機に収容される加入者電話
機を用いての短縮ダイヤル発信も容易に行うことができ
る。
先である加入者の短縮ダイヤルを登録する時に、登録す
る加入者が収容される交換機の局番号も併せて登録する
ことにより、上記局番号と同一の局番号の交換機に収容
される異なる加入者電話機を用いての短縮ダイヤル発信
は勿論、異なる局番号の交換機に収容される加入者電話
機を用いての短縮ダイヤル発信も容易に行うことができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
着信先電話番号の登録時にこの着信先加入者が収容され
る局番号を登録すると共に、登録された局番号を短縮ダ
イヤル発信要求時に発信許容加入者の局番号と照合し、
これらの番号が不一致となる場合は着信先加入者の局番
号と電話番号とを翻訳番号として生成し、この翻訳番号
に基づいて着信先加入者に対する着信を制御するように
したので、着信先電話番号を登録して短縮ダイヤル発信
を行う場合、発信許容加入者は、何れの交換機に接続さ
れる何れの電話回線からも自在に発信して同一の着信先
加入者へ着信させることができる。
着信先電話番号の登録時にこの着信先加入者が収容され
る局番号を登録すると共に、登録された局番号を短縮ダ
イヤル発信要求時に発信許容加入者の局番号と照合し、
これらの番号が不一致となる場合は着信先加入者の局番
号と電話番号とを翻訳番号として生成し、この翻訳番号
に基づいて着信先加入者に対する着信を制御するように
したので、着信先電話番号を登録して短縮ダイヤル発信
を行う場合、発信許容加入者は、何れの交換機に接続さ
れる何れの電話回線からも自在に発信して同一の着信先
加入者へ着信させることができる。
【図1】本発明に係る短縮ダイヤル着信方式を適用した
システムの一実施例を示すブロック図である。
システムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の短縮ダイヤル着信方式が適用されるシス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
100 公衆電話網 103a〜103c 電話回線 104a〜104c 加入者電話機 200 システムコントロールポイント部
(SCP部) 201a,201b システムスイッチングポイント部
(SSP部) 202a,202b データリンク 203 入出力端末 204 データベース部 205 音声再生装置 210 局番号登録手段 211 翻訳番号生成手段 220 起動手段 221 着信制御手段
(SCP部) 201a,201b システムスイッチングポイント部
(SSP部) 202a,202b データリンク 203 入出力端末 204 データベース部 205 音声再生装置 210 局番号登録手段 211 翻訳番号生成手段 220 起動手段 221 着信制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図2は従来の短縮ダイヤル着信方式を適
用したシステムのブロック図であり、同図において、1
00は公衆電話網、101a,101bは交換機である
サービススイッチングポイント部(以下、SSP部)、
102aはSSP部101aに収容されるデータベース
部、103a〜103cは各SSP部に収容される電話
回線、104a〜104cは各電話回線103a〜10
3cに接続される加入者電話機である。なお、A〜Cは
各加入者電話機104a〜104cを用いて短縮ダイヤ
ル発信等を行う加入者である。ここで各加入者電話機1
04a〜104cは各電話回線103a〜103cを介
して、実際には図示省略した各ローカル交換機に接続さ
れ、各ローカル交換機はSSP部101a,101bに
より統括制御されている。
用したシステムのブロック図であり、同図において、1
00は公衆電話網、101a,101bは交換機である
サービススイッチングポイント部(以下、SSP部)、
102aはSSP部101aに収容されるデータベース
部、103a〜103cは各SSP部に収容される電話
回線、104a〜104cは各電話回線103a〜10
3cに接続される加入者電話機である。なお、A〜Cは
各加入者電話機104a〜104cを用いて短縮ダイヤ
ル発信等を行う加入者である。ここで各加入者電話機1
04a〜104cは各電話回線103a〜103cを介
して、実際には図示省略した各ローカル交換機に接続さ
れ、各ローカル交換機はSSP部101a,101bに
より統括制御されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る短縮ダイヤル着信方式を適用し
たシステムの一実施例を示すブロック図であり、同図に
おいて、図2の従来のシステムと同等部分は同一符号を
付してその説明を省略する。図1において、200は中
央に配設され交換機等のSCP部(サービスコントロー
ルポイント部)、201a,201bは電話回線を収容
すると共にそれぞれデータリンク202a,202bを
介してSCP部200により制御されるSSP部(サー
ビススイッチングポイント部)である。なお、203は
SCP部200に接続される入出力端末、204はSC
P部200に収容されるデータベース部、205はSS
P部201bに収容される音声再生装置である。ここ
で、各電話回線103a〜103cは実際には図示省略
した各ローカル交換機に接続されており、各電話回線1
03a〜103cを介して各加入者電話機104a〜1
04cと接続される各ローカル交換機は、SSP部20
1a,201bにより統括制御される。
る。図1は本発明に係る短縮ダイヤル着信方式を適用し
たシステムの一実施例を示すブロック図であり、同図に
おいて、図2の従来のシステムと同等部分は同一符号を
付してその説明を省略する。図1において、200は中
央に配設され交換機等のSCP部(サービスコントロー
ルポイント部)、201a,201bは電話回線を収容
すると共にそれぞれデータリンク202a,202bを
介してSCP部200により制御されるSSP部(サー
ビススイッチングポイント部)である。なお、203は
SCP部200に接続される入出力端末、204はSC
P部200に収容されるデータベース部、205はSS
P部201bに収容される音声再生装置である。ここ
で、各電話回線103a〜103cは実際には図示省略
した各ローカル交換機に接続されており、各電話回線1
03a〜103cを介して各加入者電話機104a〜1
04cと接続される各ローカル交換機は、SSP部20
1a,201bにより統括制御される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】次に、以上のように構成されたシステムに
おいて、短縮ダイヤル番号の登録時の動作について説明
する。まず、加入者Aに対し短縮ダイヤル発信を許容す
る場合は、SCP部200は入出力端末203の操作に
よる加入者Aの電話番号及び個人識別番号を予めデータ
ベース部204に登録しておく。次に、加入者Aが加入
者Bの電話番号を短縮番号として登録するために、加入
者電話機104aから短縮ダイヤル登録要求番号をダイ
ヤルすると、これが電話回線103aを介しSSP部2
01aに送出され、SSP部201aではデータリンク
202aを介してSCP部200に起動をかける(起動
手段220)。起動されたSCP部200は、SSP部
201aから送られてくる加入者Aの電話番号とデータ
ベース204に登録されている情報とを照合し、加入者
Aが短縮ダイヤル発信を利用可能か否かを判断する。
おいて、短縮ダイヤル番号の登録時の動作について説明
する。まず、加入者Aに対し短縮ダイヤル発信を許容す
る場合は、SCP部200は入出力端末203の操作に
よる加入者Aの電話番号及び個人識別番号を予めデータ
ベース部204に登録しておく。次に、加入者Aが加入
者Bの電話番号を短縮番号として登録するために、加入
者電話機104aから短縮ダイヤル登録要求番号をダイ
ヤルすると、これが電話回線103aを介しSSP部2
01aに送出され、SSP部201aではデータリンク
202aを介してSCP部200に起動をかける(起動
手段220)。起動されたSCP部200は、SSP部
201aから送られてくる加入者Aの電話番号とデータ
ベース204に登録されている情報とを照合し、加入者
Aが短縮ダイヤル発信を利用可能か否かを判断する。
Claims (1)
- 【請求項1】 着信先電話番号を短縮番号と共に登録
し、登録した短縮番号をアクセスすることにより短縮ダ
イヤル発信を行い着信先の加入者に着信させる電話交換
システムにおいて、 電話回線を介し各加入者に対し電話交換を行うサービス
スイッチングポイント部と、前記短縮ダイヤル発信が許
容される発信許容加入者の電話番号,前記発信許容加入
者を識別する個人識別番号,前記短縮番号及びこの短縮
番号に対応する着信先電話番号を登録するデータベース
部を収容し複数の前記サービススイッチングポイント部
を制御するサービスコントロールポイント部とを備え、
前記発信許容加入者から送出される短縮ダイヤル登録要
求及び短縮ダイヤル発信要求の何れか一方により前記サ
ービスコントロールポイント部を起動する起動手段と、
前記短縮ダイヤル発信要求により起動された前記サービ
スコントロールポイント部からの翻訳番号に基づいて着
信先の加入者に対し着信を行う着信制御手段とを前記サ
ービススイッチングポイント部に備えると共に、前記短
縮ダイヤル登録要求に基づく前記着信先電話番号の登録
時にこの着信先加入者が収容される局番号を前記データ
ベース部に登録する局番号登録手段と、前記短縮ダイヤ
ル発信要求時にこの発信許容加入者の局番号と着信先加
入者の局番号とを照合し,不一致となる場合は着信先加
入者の局番号と電話番号とを前記翻訳番号として生成す
る翻訳番号生成手段とを前記サービスコントロールポイ
ント部に備え、前記発信許容加入者が短縮ダイヤル発信
を行って目的の着信加入者へ着信させる場合何れの電話
回線からもアクセス可能とすることを特徴とする短縮ダ
イヤル着信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4715193A JPH06244959A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 短縮ダイヤル着信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4715193A JPH06244959A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 短縮ダイヤル着信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06244959A true JPH06244959A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12767099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4715193A Pending JPH06244959A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 短縮ダイヤル着信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06244959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6246757B1 (en) * | 1999-02-11 | 2001-06-12 | Lucent Technologies, Inc. | Telephone calling card system with abbreviated code destination number capability |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0352444A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-06 | Fujitsu Ltd | 短縮ダイアル制御方式 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP4715193A patent/JPH06244959A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0352444A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-06 | Fujitsu Ltd | 短縮ダイアル制御方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6246757B1 (en) * | 1999-02-11 | 2001-06-12 | Lucent Technologies, Inc. | Telephone calling card system with abbreviated code destination number capability |
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