JPH06244889A - モデム復調部用受信レベル調整回路 - Google Patents

モデム復調部用受信レベル調整回路

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JPH06244889A
JPH06244889A JP5025056A JP2505693A JPH06244889A JP H06244889 A JPH06244889 A JP H06244889A JP 5025056 A JP5025056 A JP 5025056A JP 2505693 A JP2505693 A JP 2505693A JP H06244889 A JPH06244889 A JP H06244889A
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JP
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error
averaging
signal
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Application number
JP5025056A
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Takashi Kako
尚 加來
Hiroyasu Murata
博康 村田
Toru Ogawa
透 小川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、モデム(変復調装置)の復調部に
設けられ、帯域制限された復調信号のレベルが所定の参
照値となるようにループゲインを調整して自動等化部へ
入力する受信レベル調整回路に関し、ゲインヒット/ド
ロップアウト等の回線の擾乱が発生しても、データモー
ド引き込みの動作を行なうことなく、正常な通信が続け
られるようにすることを目的とする。 【構成】 参照値設定手段1と誤差演算手段2と、誤差
信号に付加するための受信レベル変動補正用制御力を設
定する受信レベル変動補正用制御力設定手段3と、受信
レベル変動補正用制御力で補正された誤差信号を入力信
号にフィードバックするフィードバック手段4とをそな
え、受信レベル変動補正用制御力設定手段3で設定され
る受信レベル変動補正用制御力が、誤差信号に応じて変
更されるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図7,図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、モデム(変復調装置)
の復調部に設けられ、帯域制限された復調信号のレベル
が所定の参照値となるようにループゲインを調整して自
動等化部へ入力する受信レベル調整回路に関する。近
年、通信速度の高速化が進行しているが、これと同時
に、回線の擾乱によるデータ通信のエラーの発生を可能
な限り少なくすることが必要となっている。また、デー
タ通信のエラーが発生してしまった場合においては、モ
デムは回線の状態に短時間で追従することが要求されて
いる。
【0003】
【従来の技術】図7は従来のオンラインシステムを示す
ブロック図であるが、この図7に示すオンラインシステ
ムでは、ホスト(コンピュータ)201に通信制御装置
(CCP)202を介しモデム203が接続されてお
り、更にこのモデム203がアナログ回線204を介し
て他の場所に設置された他のモデム203′に接続され
ている。そして、このモデム203′に、端末205が
接続されている。
【0004】また、ネットワーク監視装置206が設け
られており、このネットワーク監視装置206のため
に、セカンダリチャネルが使用される。ところで、モデ
ムの状態信号は、図7に示すホスト側モデム203で
は、そのままネットワーク監視装置206に伝送できる
が、端末側のモデム203′は、ホスト側モデム203
に伝送して、ネットワーク監視装置206に伝送してい
る。
【0005】このため、メインデータに影響なく伝送す
るする必要があるため、図8に示すように、各モデム2
03,203′は、例えば0.3kHz〜3.4kHz
の音声帯域を周波数分割して、メインデータのためのメ
インチャネルほかに、セカンダリデータのためのセカン
ダリチャネルを設けている。なお、メイン信号について
は、位相偏移変調(PSK)や直交振幅変調(QAM)
等が使用される一方、セカンダリ信号については、周波
数偏移変調(FSK)が使用される。
【0006】なお、モデムにおいては、その受信部に、
復調部のほか、ロールオフフィルタ,自動利得制御部
(AGC),自動等化部(AEQ),キャリア位相補正
部(CAPC),タイミング抽出部,キャリア検出部等
が設けられているが、特に自動利得制御部は、帯域制限
された復調信号のレベルが所定の参照値となるようにル
ープゲインを調整して自動等化器へ入力する受信レベル
調整回路として機能し、自動等化部を正常に作動させる
ために必要なものである。
【0007】そして、従来のモデムは、ゲインヒット/
ドロップアウト等、回線の擾乱の発生により、データエ
ラーが生ずると、データモード引き込みの動作を経て、
通常の状態に復旧するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のモデムでは、上述したようにゲインヒット/
ドロップアウト等、回線の擾乱が発生すると、データモ
ード引き込みの動作に入る場合があり、このようなデー
タモード引き込みの動作に入ってしまうと、その間は通
信ができないという課題がある。
【0009】また、低速モデムの場合は、データモード
引き込み開始から復旧までの時間が短いため問題となる
ことはないが、高速モデムの場合は、復旧までに必要と
なる時間が長いので無視できない。そこで、データモー
ド引き込み開始から復旧までの時間を短くする方法もあ
るが、これを実現するためのハードウェアやソフトウェ
アは、大規模なものとなってしまう。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ゲインヒット/ドロップアウト等の回線の擾
乱が発生しても、データモード引き込みの動作を行なう
ことなく、正常な通信が続けられるようにするためのモ
デム復調部用受信レベル調整回路を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1は参照値設定手段であ
り、この参照値設定手段1は、所定の参照値を設定する
ものである。2は誤差演算手段であり、この誤差演算手
段2は、出力信号レベル情報と参照値設定手段1の参照
値との誤差を求めるものである。
【0012】3は受信レベル変動補正用制御力設定手段
であり、この受信レベル変動補正用制御力設定手段3
は、誤差演算手段2で求められた誤差信号に付加するた
めの受信レベル変動補正用制御力を設定するものであっ
て、この受信レベル変動補正用制御力設定手段3で、受
信レベル変動補正用制御力が、誤差信号に応じて変更さ
れるように構成されている。
【0013】4はフィードバック手段であり、このフィ
ードバック手段4は、受信レベル変動補正用制御力設定
手段3で設定された受信レベル変動補正用制御力で補正
された誤差信号を入力信号にフィードバックするもので
ある。なお、受信レベル変動補正用制御力設定手段3
が、誤差演算手段2で求められた誤差信号を平均化する
平均化手段5と、該平均化手段5で平均化された誤差信
号を二乗してこれを受信レベル変動補正用制御力として
出力する平均化誤差信号二乗手段6とをそなえて構成さ
れても良く(請求項2)、さらにその場合、平均化誤差
信号二乗手段6の出力が設定最小値以下にはならないよ
うに最小値を設定する最小値設定手段7が、該平均化誤
差信号二乗手段6の出力側に設けられたり(請求項
3)、モデムの受信モードの違いに応じて異なった値を
設定しうる手段8が、平均化誤差信号二乗手段6の出力
側に設けられたりしても良い(請求項4)。
【0014】また、出力レベルを二乗した情報を出力レ
ベル情報として出力する出力レベル二乗手段9を誤差演
算手段2の入力側に設けても良い(請求項5)。さら
に、受信レベル変動補正用制御力設定手段3で設定され
た受信レベル変動補正用制御力で補正された誤差信号を
平均化する誤差信号平均化手段10が設けられても良く
(請求項6)、さらにこの場合、誤差信号平均化手段1
0への入力について上限値および下限値を設定するリミ
ッタ手段11が設けられたり(請求項7)、誤差信号平
均化手段10からの平均化誤差信号を、該誤差演算手段
で求められた誤差信号に補正用制御力として付加する手
段12が設けられたりしても良い(請求項8)。
【0015】
【作用】上述の本発明のモデム復調部用受信レベル調整
回路では、誤差演算手段2が、出力信号レベル情報と参
照値設定手段1で設定された参照値との誤差を求め、受
信レベル変動補正用制御力設定手段3が、誤差演算手段
2で求められた誤差信号に付加するための受信レベル変
動補正用制御力を該誤差信号に応じて設定し、フィード
バック手段4が、受信レベル変動補正用制御力設定手段
3で設定された受信レベル変動補正用制御力で補正され
た誤差信号を入力信号にフィードバックすることによ
り、ループゲインを調整して復調信号のレベルが所定の
参照値となるようにしている。
【0016】なお、受信レベル変動補正用制御力設定手
段3が平均化手段5と平均化誤差信号二乗手段6とを備
えて構成された場合には、平均化手段5が誤差演算手段
2で求められた誤差信号を平均化し、平均化誤差信号二
乗手段6が平均化手段5で平均化された誤差信号を二乗
して、これを受信レベル変動補正用制御力として出力す
るが(請求項2)、さらにこの場合、最小値設定手段7
が平均化誤差信号二乗手段6の出力側に設けられた場合
には、最小値設定手段7は平均化誤差信号二乗手段6の
出力が設定最小値以下にはならないように最小値を設定
し(請求項3)、モデムの受信モードの違いに応じて異
なった値を設定しうる手段8が平均化誤差信号二乗手段
6の出力側に設けられた場合には、該手段8により、モ
デムの受信モードの違いに応じて異なった値を設定する
ことができる(請求項4)。
【0017】また、出力レベル二乗手段9を誤差演算手
段2の入力側に設けた場合には、誤差演算手段2へ入力
される出力レベル情報として、出力レベルを二乗した情
報が使用される(請求項5)。また、誤差信号平均化手
段10が設けられた場合には、誤差信号平均化手段10
は、受信レベル変動補正用制御力設定手段3で設定され
た受信レベル変動制御力で補正された誤差信号を平均化
し、誤差信号平均化手段10からの平均化誤差信号が、
入力信号にフィードバックされるが(請求項6)、さら
にこの場合、リミッタ手段11が設けられた場合には、
リミッタ手段11は、誤差信号平均化手段への入力につ
いて上限値および下限値を設定し(請求項7)、誤差信
号平均化手段(10)からの平均化誤差信号を、該誤差
演算手段2で求められた誤差信号に補正用制御力として
付加する手段12が設けられた場合には、該手段12
は、誤差信号平均化手段10からの平均化誤差信号を、
誤差演算手段2で求められた誤差信号に補正用制御力と
して付加する(請求項8)。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。さて、図2は本発明が適用されるオンラインシス
テムのブロック図であるが、この図2に示すオンライン
システムでは、ホスト(コンピュータ)21に通信制御
装置(CCP)22を介し親局としてのモデム23が接
続されており、更にこのモデム23には、アナログ回線
24を介して他の場所に設置された子局としての複数の
モデム23′が接続されている。そして、各モデム2
3′に、端末25A〜25Cが接続されている。なお、
26はネットワーク監視装置である。
【0019】モデム23,23′は、図5に示すよう
に、例えば3つのメインデータのためのメインチャネル
と、ネットワーク監視用セタンダリデータのためのセカ
ンダリチャネルとに周波数分割して、送信時に所要のア
イパターンをもつ信号点を発生させ、それぞれのデータ
(各メインデータ,セカンダリデータ)を変調して送信
するとともに、受信信号を復調して各データ(メインデ
ータ,セカンダリデータ)を再生するもので、これによ
り、図2に示すように、親局モデム23に対し、共通の
アナログ回線24を介して、複数の子局モデム23′を
マルチポイント接続できるようになっている。
【0020】ところで、モデム23は、上記のような機
能を発揮するために、図3に示すように、メイン/セカ
ンダリ変調部31,メイン/セカンダリ復調部32をそ
なえるとともに、通信制御装置22とのインタフェース
部33,ネットワーク監視装置26との間に介装される
コマンド解析部34をそなえている。なお、35は送信
用ローパスフィルタ、36は受信用ローパスフィルタ、
37は送信増幅器,38は受信増幅器、39,39′は
トランスである。
【0021】なお、インタフェース部33は、通信制御
装置22とモデム23との間を同期インタフェース(R
S232C)でつなぐもので、コマンド解析部34は、
ネットワーク監視装置26からのコマンドの解析とネッ
トワーク監視装置26へのレスポンスの作成を行なうも
ので、送受信データSD,RDをそのシリアルポートS
Pを介して高速シリアル転送しうる機能を有する。ま
た、コマンド解析部34は、ネットワーク監視装置26
とモデム23との間を調歩インタフェース(RS48
5)でつないでいる。
【0022】また、メイン/セカンダリ変調部31は、
マイクロプロセッサユニット(MPU)40,ディジタ
ルシグナルプロセッサ(DSP)42,D/A変換器4
4をそなえて構成されるとともに、メイン/セカンダリ
復調部32は、MPU41,DSP43,A/D変換器
45をそなえて構成されている。なお、メイン/セカン
ダリ変調部31やメイン/セカンダリ復調部32を構成
するMPUやDSPは、その容量や処理能力によって、
適宜複数個設けられる。
【0023】さらに、このモデム23の要部を詳細に説
明する。すなわち、図4に示すように、このモデム23
は、まずメイン/セカンダリ変調部31として、3つの
メインデータ変調部51−1,51−2,51−3およ
びセカンダリデータ変調部52をそなえるとともに、加
算部53,固定等化器54および送信アッテネータ55
をそなえている。
【0024】各メインデータ変調部51−1〜51−3
は、メインデータを変調するもので、メインチャネルの
数(3)だけ設けられていて、各メインデータ変調部5
1−1〜51−3は、スクランブラ61A,符号変換部
62A,送信用ベースバンドフィルタ63A,変調部6
4Aをそなえている。なお、図4中には、メインデータ
変調部51−1についての構成しか記載しなかったが、
他のメインデータ変調部51−2,51−3の構成も、
上記の通りの機能部を有していることは言うまでもな
い。
【0025】ここで、スクランブラ61Aは信号をラン
ダム化するもので、符号変換部62Aはスクランブラ6
1Aからの出力について所望の符号変換を施すもので、
この符号変換部62Aにおいては、符号変換の際に、所
望のアイパターン(位相平面上でのデータ点配置パター
ン)をもつ信号点を発生させることが行なわれる。送信
用ベースバンドフィルタ63Aは符号変換部62Aのデ
ィジタル出力のベースバンド成分を通過させるもので、
変調部64Aは、ベースバンドフィルタ63Aの出力を
対応するメインチャネル周波数で変調するものである。
【0026】また、セカンダリデータ変調部52は、セ
カンダリデータを変調するもので、調歩同期変換部6
5,スクランブラ61B,符号変換部62B,送信用ベ
ースバンドフィルタ63B,変調部64Bをそなえてい
る。ここで、調歩同期変換部65は、調歩インタフェー
スと同期インタフェースとの変換処理を施すもので、ス
クランブラ61Bはスクランブラ61Aと、符号変換部
62Bは符号変換部62Aと、送信用ベースバンドフィ
ルタ63Bは送信用ベースバンドフィルタ63Aと、変
調部64Bは変調部64Aとそれぞれ同様の機能を有す
るものである。なお、変調部64Bでの変調周波数はセ
カンダリチャネル周波数である。
【0027】なお、メインデータ変調部51−1〜51
−3におけるスクランブラ61A,符号変換部62A
と、セカンダリデータ変調部52における調歩同期変換
部65,スクランブラ61B,符号変換部62Bとは、
送信用MPU40がその機能を有し、メインデータ変調
部51−1〜51−3における送信用ベースバンドフィ
ルタ63A,変調部64Aと、セカンダリデータ変調部
52における送信用ベースバンドフィルタ63B,変調
部64Bと、加算部53,固定等化器54および送信ア
ッテネータ55とは送信用DSP42がその機能を有す
る。
【0028】さらに、このモデム23は、メイン/セカ
ンダリ復調部32として、3つのメインデータ復調部5
6−1,56−2,56−3およびセカンダリデータ変
調部57をそなえている。各メインデータ復調部56−
1〜56−3は、メインデータを復調するもので、やは
りメインチャネルの数(3)だけ設けられていて、各メ
インデータ復調部56−1〜56−3は、復調部71
A,ロールオフフィルタ(帯域分離フィルタ)72A,
自動利得制御部73A,自動等化部74A,キャリア位
相補正部75A,符号変換部76A,デスクランブラ7
7Aをそなえるとともに、タイミング再生部78Aおよ
びキャリア検出部79Aをそなえている。なお、図4中
には、メインデータ復調部56−1についての構成しか
記載しなかったが、他のメインデータ復調部56−2,
56−3の構成も、上記の通りの機能部を有しているこ
とは言うまでもない。
【0029】ここで、復調部71AはA/D変換器45
でディジタル変換された受信信号に復調処理を施すもの
で、ロールオフフィルタ72Aは復調部71Aからのデ
ィジタル出力について所定周波数範囲の信号だけを通過
させるもので、トランスバーサルフィルタが使用され
る。また、本実施例のようにメインチャネルが複数(3
つ)に分割されている場合は、帯域幅を狭くして隣接す
る周波数を峻別する必要からロールオフフィルタ72A
の周波数カットオフ特性を急峻にする必要があり、この
ためロールオフフィルタ72Aのロールオフ率(ROF
率)は小さく(例えば3〜5%程度に)設定されてい
る。
【0030】自動利得制御部73Aは、ロールオフフィ
ルタ72Aによって帯域制限された復調信号のレベルが
所定の参照値となるようにループゲインを調整して後段
の自動等化部74Aへ入力する受信レベル自動調整手段
を構成するもので、後段の自動等化部74Aを正確に動
作させるために必要なものである。自動等化部74Aは
回線の伝送歪み等を補正するために等化処理を施すもの
であり、キャリア位相補正部75Aは自動等化部74A
の出力からキャリア位相を補正するものである。
【0031】符号変換部76Aはキャリア位相補正部7
5Aの出力から符号化された信号を復号化するもので、
デスクランブラ77Aはスクランブラでランダム処理さ
れた信号を元に戻すためのものである。タイミング再生
部78Aは、復調部71Aの出力から信号タイミングを
抽出して、信号タイミングがどこにあるのかを判定する
もので、このタイミング再生部78Aからの出力は、ロ
ールオフフィルタ72Aおよびインタフェース回路33
へ供給されるようになっている。
【0032】キャリア検出部79Aは、キャリアを検出
してデータが受信されたかどうかを検出するもので、こ
のキャリア検出部79Aの出力は図示しないシーケンサ
へ供給され、シーケンサへトリガ情報を与えるようにな
っている。また、セカンダリデータ復調部57は、セカ
ンダリデータを復調するもので、復調部71B,ロール
オフフィルタ(帯域分離フィルタ)72B,自動利得制
御部73B,自動等化部74B,キャリア位相補正部7
5B,符号変換部76B,デスクランブラ77B,同期
調歩変換部80をそなえるとともに、タイミング再生部
78Bおよびキャリア検出部79Bをそなえている。
【0033】ここで、同期調歩変換部80は、同期イン
タフェースと調歩インタフェースとの変換処理を施すも
のであるが、復調部71Bは復調部71Aと、ロールオ
フフィルタ72Bはロールオフフィルタ72Aと、自動
利得制御部73Bは自動利得制御部73Aと、自動等化
部74Bは自動等化部74Aと、キャリア位相補正部7
5Bはキャリア位相補正部75Aと、符号変換部76B
は符号変換部76Aと、デスクランブラ77Bはデスク
ランブラ77Aと、タイミング再生部78Bはタイミン
グ再生部78Aと、キャリア検出部79Bはキャリア検
出部79Aとそれぞれ同様の機能を有するものである。
【0034】しかし、セカンダリデータ復調部57にお
けるロールオフフィルタ72Bは、セカンダリチャネル
が分割されていないので、フィルタの周波数カットオフ
特性を急峻にする必要がなく、このためロールオフフィ
ルタ72Aのロールオフ率(ROF率)はメインチャネ
ル用のロールオフフィルタ72Aに比べて大きく(例え
ば30〜40%程度に)設定されている。
【0035】また、セカンダリデータ復調部57におけ
るタイミング再生部78Bは、復調部71Bの出力から
信号タイミングを抽出して、信号タイミングがどこにあ
るのかを判定するものである。そして、このタイミング
再生部78Bからの出力は、ロールオフフィルタ72B
およびA/D変換器45へ供給されるようになってい
る。従って、セカンダリデータの周波数タイミングを、
A/D変換器45によるディジタル値のサンプルタイミ
ングとして用いていることになる。このようにセカンダ
リデータの周波数タイミングをA/D変換器45による
ディジタル値のサンプルタイミングとして用いるのは、
メインチャネルでのROF率が非常に小さく、メインチ
ャネルからタイミング成分の抽出を行なうことが困難で
あるからである。
【0036】なお、メインデータ復調部56−1〜56
−3における復調部71A,ロールオフフィルタ72
A,自動利得制御部73A,自動等化部74A,キャリ
ア位相補正部75A,タイミング再生部78Aおよびキ
ャリア検出部79Aと、セカンダリデータ復調部57に
おける復調部71B,ロールオフフィルタ72B,自動
利得制御部73B,自動等化部74B,キャリア位相補
正部75B,タイミング再生部78Bおよびキャリア検
出部79Bとは、受信用DSP43がその機能を有し、
メインデータ復調部56−1〜56−3における符号変
換部76A,デスクランブラ77Aと、セカンダリデー
タ復調部57における符号変換部76B,デスクランブ
ラ77B,同期調歩変換部80とは受信用MPU41が
その機能を有するようになっている。
【0037】なお、子局としてのモデム23′の構成
も、親局としてのモデム23の構成とほぼ同じである。
ところで、本発明にかかるモデム復調部用受信レベル調
整回路は、上述の自動利得制御部73A,73Bにおい
て適用される。以下、自動利得制御部73Aを例にとり
説明するが、他の自動利得制御部73Bについても同様
の構成である。
【0038】図6は本発明の一実施例を示すブロック図
で、この図6において、101は固定・浮動小数点変換
手段であり、この固定・浮動小数点変換手段101は、
ロールオフフィルタ72Aより入力される固定小数点信
号を桁数が変化する場合の計算に適した浮動小数点信号
に変換するものである。102は丸め手段であり、この
丸め手段102は、誤差の大きさを制限するものであ
る。
【0039】103は浮動・固定小数点変換手段であ
り、この浮動・固定小数点変換手段103は、浮動小数
点信号を精度が要求される計算に適した固定小数点信号
に変換するものである。104は出力レベル検出手段で
あり、この出力レベル検出手段104は、自動等化部7
4Aへの出力信号レベルを二乗したものを誤差演算手段
106へ入力するものであり、出力レベル二乗手段を構
成する。
【0040】105は参照値設定手段であり、この参照
値設定手段105は、所定の参照値RFAGを設定する
ものである。106は誤差演算手段であり、この誤差演
算手段106は、出力レベル検出手段104からの出力
レベル情報と、参照値RFAGとの誤差を計算するもの
である。
【0041】107は受信レベル変動補正用制御力設定
手段としてのループゲイン自動制御回路であり、このル
ープゲイン自動制御回路107は、誤差演算手段106
で求められた誤差信号に乗ずるための受信レベル変動補
正用制御力CTAGを設定するものであり、以下に述べ
る浮動・固定小数点変換手段108,平均化手段10
9,固定・浮動小数点変換手段110,AGCT二乗手
段111,最小値設定手段112,CTAK乗算手段1
13を備えて構成される。
【0042】ここで、浮動・固定小数点変換手段108
は、浮動小数点信号を固定小数点信号に変換するもので
あり、平均化手段109は、積分回路によって、誤差演
算手段106の出力する誤差信号を平均化して、平均化
誤差信号AGCTを出力するものである。なお、平均化
誤差信号AGCTは固定小数点であるために絶対値の大
きさが例えば2以下に制限され、その結果、制御力CT
AGの大きさも制限される。
【0043】固定・浮動小数点変換手段110は固定小
数点信号を浮動小数点信号に変換するものである。ま
た、AGCT二乗手段111は平均化誤差信号AGCT
の値を二乗するものである。最小値設定手段112は、
制御力CTAGの値が小さすぎるとアンダーフローとな
って出力信号レベルのフィードバックループが形成され
なくなるため、制御力CTAGの下限値CTAGLをγ
倍されたAGCT二乗手段111の出力に加えるもので
ある。
【0044】CTAK乗算手段113は、モデムの受信
モードの違いに応じて異なった値CTAKを設定し、こ
のCTAKを最小値設定手段112の出力に乗ずるもの
である。なお、αはループゲイン制御力定数、βはルー
プに対する補正値であり、γは、平均化誤差信号AGC
T(後述)が±1.0のときに、制御力CTAGが例え
は64倍となるように設定された定数である。
【0045】114は誤差信号平均化手段であり、この
誤差信号平均化手段114は、制御力CTAGとフィー
ドバック制御GTAG(後述)で補正された誤差演算手
段106からの誤差信号を、積分回路により平均化した
値であるフィードバック制御力GTAGを出力するもの
である。なお、フィードバック制御GTAGの初期値は
例えば+31.1dBに設定される。
【0046】115はリミッタ手段であり、このリミッ
タ手段115は、誤差信号平均化手段114への入力に
ついて上限値および下限値を設定するものである。11
6はフィードバック制御力GTAGを、誤差演算手段1
06からの誤差信号に、補正用制御力として乗ずる手段
である。117はフィードバック手段であり、このフィ
ードバック手段117は、フィードバック制御力GTA
Gを受信レベル調整回路への入力信号の信号レベルに乗
ずるものである。
【0047】なお、図6中のRNは丸めを示す。上述の
構成により、送信に際しては、各メインデータはメイン
データ変調部51−1〜51−3によって対応するメイ
ンチャネルで変調されるとともに、セカンダリデータは
セカンダリデータ変調部52によってセカンダリチャネ
ルで変調されたあと、これらの変調部出力は、加算器5
3で加算され、固定等化器54,送信アッテネータ55
で所要の処理を施され、更にD/A変換器44でアナロ
グ信号に変換されて、アナログ回線24へ送られる。
【0048】そして、受信側では、受信信号を復調し
て、メインデータ復調部56−1〜56−3で各メイン
データを復調・再生するとともに、セカンダリデータ復
調部57でセカンダリデータを復調・再生することが行
なわれる。ところで、受信レベル調整回路としての自動
利得制御部72Aにロールオフフィルタ72Aより入力
された信号は、まず固定・浮動小数点変換手段101
で、固定小数点信号から浮動小数点信号へ変換される
が、入力信号レベルは定常時においても、例えば、−1
5.0〜−76.0dBmという変動範囲がある。
【0049】入力信号は、フィードバック手段117か
らのフィードバック制御、丸め手段102による丸め処
理、浮動・固定小数点変換手段103による固定小数点
信号への再変換、そして、再び丸め手段102による丸
め処理を経て自動等化部74Aへと出力されるが、フィ
ードバック制御により出力信号の信号レベルは−15.
0±1dBm(定常時)となるように調整される。
【0050】すなわち、上述のフィードバック手段11
7からのフィードバック制御は、フィードバック制御力
GTAGを入力信号の信号レベルに乗ずることにより行
なうが、このフィードバック制御力GTAGは以下の動
作により求める。この受信レベル調整回路(AGC)か
らの出力信号を浮動・固定小数点変換手段103の入力
側から取り出し、該出力信号の信号レベルを二乗したも
のを出力レベル検出手段104で検出する。出力レベル
検出手段104で検出された出力レベル情報は、誤差演
算手段106へ送られ、誤差演算手段106は、この出
力レベル情報と参照値設定手段105で設定された参照
値RFAGとの誤差を計算する。なお、参照値RFAG
は定常時には−30.0dBmに設定される。
【0051】誤差演算手段106で求められた誤差信号
は、該誤差信号に乗ずるための受信レベル変動補正用制
御力CTAGを求めるためにループゲイン自動制御回路
107へ入力される。ループゲイン自動制御回路107
では、誤差信号が、浮動・固定小数点変換手段108で
固定小数点信号に変換された後、平均化誤差信号AGC
Tを求めるために平均化手段109で平均化される。平
均化誤差信号AGCTは、固定・浮動小数点変換手段1
10で浮動小数点信号に変換された後、AGCT二乗手
段で二乗される。
【0052】AGCT二乗手段111の出力は、γ倍さ
れた後、最小値設定手段112で下限値CTAGLを加
えられ、ついでCTAK乗算手段113で受信モードに
応じた値CTAKを乗ぜられて、制御力CTAGとな
る。なお、この制御力CTAGは、自動利得制御部の出
力誤差がほぼ0dBの場合に、例えばほぼ1.0に設定
されるとすると、自動利得制御部の出力誤差がほぼ1d
Bになった場合は、例えばほぼ41〜61に設定され、
更に自動利得制御部の出力誤差がほぼ2dBになった場
合は、例えば253よりも大きな値に設定される。
【0053】また、誤差演算手段106で求められた誤
差信号は、乗算手段116でフィードバック制御力GT
AGを補正用制御力として乗ぜられ、ついで、制御力C
TAGを乗ぜられた後、誤差信号平均化手段114の積
分回路によって平均化され、フィードバック制御力GT
AGとなるのであるが、この誤差信号平均化手段114
に入力される信号は、丸め手段102で丸め処理を受
け、ついでリミッタ手段115において、設定された上
限値、下限値により値の範囲を制限されたものが用いら
れる。
【0054】以上の動作により、自動利得制御部73A
からの出力信号レベルが、−15dBmからずれた場
合、このずれ量の二乗に比例したフィードバック制御力
GTAGによって該出力信号レベルをフィードバック制
御するので、ずれ量が小さい場合はフィードバック量を
より小さく、ずれ量が大きい場合はフィードバック量を
より大きくできるため、モデムの受信レベルの変動に即
座に対応して、出力信号レベルを常に−15.0dBm
±1dBmの範囲に保つことが可能となることがわか
る。
【0055】なお、他の自動利得制御部73Bの動作も
同様である。これにより、受信レベルが変動した場合、
迅速に自動利得制御部が追従するため、自動等化部のレ
ベルが大きく変動しなくなり、その結果、データモード
に入ることなく、データ通信が可能となる。従って、ゲ
インヒット/ドロップアウト等の回線の擾乱が発生して
も、データモード引き込みの動作を行なうことなく、正
常な通信が続けられるのである。
【0056】なお、上記の実施例は、メインチャネルの
周波数帯域を分割して、同一回線で複数のデータを伝送
するマルチポイント接続手法を採ったものに適用されて
いるが、他の形式のモデムにおいても、本発明の思想を
同様にして適用できることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明モデム復調
部用受信レベル調整回路によれば、受信レベルの変動が
発生した場合、その変動の大きさに応じたフィードバッ
ク制御を行なうことにより、本受信レベル調整回路から
の出力信号を一定レベルに保つことができるため、デー
タエラーの発生がなくなり、従ってモデムがデータモー
ド引き込みの動作に入ることもなくなるとともに、後段
の回路の誤動作を引き起こすこともなくなるほか、モデ
ムがデータモード引き込みの動作に入ることが少なくな
るため、通信不能となる頻度が減少する利点がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例にかかるオンラインシステム
のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例が適用されるモデムの要部を
示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例が適用されるモデムの要部を
詳細にを示すブロック図である。
【図5】メインチャネルとセカンダリチャネルとの周波
数帯域を説明する図である。
【図6】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図7】従来のオンラインシステムを示すブロック図で
ある。
【図8】メインチャネルとセカンダリチャネルとの周波
数帯域を説明する図である。
【符号の説明】
1,105 参照値設定手段 2,106 誤差演算手段 3 受信レベル変動補正用制御力設定手段 4,117 フィードバック手段 5,109 平均化手段 6 平均化誤差信号二乗手段 7,112 最小値設定手段 8 モデムの受信モードの違いに応じて異なった値を設
定しうる手段 9 出力レベル二乗手段 10,114 誤差信号平均化手段 11,115 リミッタ手段 12 補正用制御力付加手段 21 ホスト(コンピュータ) 22 通信制御装置 23,23′ モデム(変復調装置) 24 アナログ回線 25A〜25B 端末 26 ネットワーク監視装置 31 メイン/セカンダリ変調部 32 メイン/セカンダリ復調部 33 インタフェース部 34 コマンド解析部 35 送信用ローパスフィルタ 36 受信用ローパスフィルタ 37 送信増幅器 38 受信増幅器 39,39′ トランス 40,41 マイクロプロセッサユニット(MPU) 42,43 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP) 44 D/A変換器 45 A/D変換器 51−1〜51−3 メインデータ変調部 52 セカンダリデータ変調部 53 加算部 54 固定等化器 55 送信アッテネータ 56−1〜56−3 メインデータ復調部 57 セカンダリデータ復調部 61A,61B スクランブラ 62A,62B 符号変換部 63A,63B 送信用ベースバンドフィルタ 64A,64B 変調部 65 調歩同期変換部 71A,71B 復調部 72A,72B ロールオフフィルタ 73A,73B 自動利得制御部 74A,74B 自動等化部 75A,75B キャリア位相補正部 76A,76B 符号変換部 77A,77B デスクランブラ 78A,78B タイミング再生部 79A,79B キャリア検出部 80 同期調歩変換部 101,110 固定・浮動小数点変換手段 102 丸め手段 103,108 浮動・固定小数点変換手段 104 出力レベル検出手段 107 ループゲイン自動制御手段 111 AGCT二乗手段 113 CTAK乗算手段 116 補正用制御力乗算手段 201 ホスト(コンピュータ) 202 通信制御装置 203,203′ モデム(変復調装置) 204 アナログ回線 205 端末 206 ネットワーク監視装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モデムの復調部に設けられ、帯域制限さ
    れた復調信号のレベルが所定の参照値となるようにルー
    プゲインを調整して自動等化部へ入力する受信レベル調
    整回路において、 該参照値を設定する参照値設定手段(1)と、 出力信号レベル情報と該参照値設定手段(1)の参照値
    との誤差を求める誤差演算手段(2)と、 該誤差演算手段(2)で求められた誤差信号に付加する
    ための受信レベル変動補正用制御力を設定する受信レベ
    ル変動補正用制御力設定手段(3)と、 該受信レベル変動補正用制御力設定手段(3)で設定さ
    れた受信レベル変動補正用制御力で補正された誤差信号
    を入力信号にフィードバックするフィードバック手段
    (4)とをそなえ、 該受信レベル変動補正用制御力設定手段(3)で設定さ
    れる受信レベル変動補正用制御力が、該誤差信号に応じ
    て変更されるように構成されていることを特徴とする、
    モデム復調部用受信レベル調整回路。
  2. 【請求項2】 該受信レベル変動補正用制御力設定手段
    (3)が、 該誤差演算手段(2)で求められた誤差信号を平均化す
    る平均化手段(5)と、 該平均化手段(5)で平均化された誤差信号を二乗し
    て、これを受信レベル変動補正用制御力として出力する
    平均化誤差信号二乗手段(6)とをそなえて構成された
    ことを特徴とする請求項1記載のモデム復調部用受信レ
    ベル調整回路。
  3. 【請求項3】 該平均化誤差信号二乗手段(6)の出力
    が設定最小値以下にはならないように最小値を設定する
    最小値設定手段(7)が、該平均化誤差信号二乗手段
    (6)の出力側に設けられていることを特徴とする請求
    項2記載のモデム復調部用受信レベル調整回路。
  4. 【請求項4】 該モデムの受信モードの違いに応じて異
    なった値を設定しうる手段(8)が、該平均化誤差信号
    二乗手段(6)の出力側に設けられていることを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載のモデム復調部用受
    信レベル調整回路。
  5. 【請求項5】 該誤差演算手段(2)へ入力される出力
    レベル情報として、出力レベルを二乗した情報が使用さ
    れることを特徴とする請求項1記載のモデム復調部用受
    信レベル調整回路。
  6. 【請求項6】 該受信レベル変動補正用制御力設定手段
    (3)で設定された受信レベル変動補正用制御力で補正
    された誤差信号を平均化する誤差信号平均化手段(1
    0)が設けられ、該誤差信号平均化手段(10)からの
    平均化誤差信号が、入力信号にフィードバックされるこ
    とを特徴とする請求項1記載のモデム復調部用受信レベ
    ル調整回路。
  7. 【請求項7】 該誤差信号平均化手段(10)への入力
    について上限値および下限値を設定するリミッタ手段
    (11)が設けられたことを特徴とする請求項6記載の
    モデム復調部用受信レベル調整回路。
  8. 【請求項8】 該誤差信号平均化手段(10)からの平
    均化誤差信号を、該誤差演算手段(2)で求められた誤
    差信号に補正用制御力として付加する手段(12)が設
    けられていることを特徴とする請求項6記載のモデム復
    調部用受信レベル調整回路。
JP5025056A 1993-02-15 1993-02-15 モデム復調部用受信レベル調整回路 Pending JPH06244889A (ja)

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