JPH06244808A - 音声信号補間装置 - Google Patents

音声信号補間装置

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JPH06244808A
JPH06244808A JP5030426A JP3042693A JPH06244808A JP H06244808 A JPH06244808 A JP H06244808A JP 5030426 A JP5030426 A JP 5030426A JP 3042693 A JP3042693 A JP 3042693A JP H06244808 A JPH06244808 A JP H06244808A
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JP
Japan
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continuous
audio
voice parameter
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Pending
Application number
JP5030426A
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English (en)
Inventor
正 ▲吉▼田
Tadashi Yoshida
Kazuyuki Miya
和行 宮
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル移動体通信等で利用される音声復
号化装置に組み込まれる音声信号補間装置において、復
号時の誤り発生の頻度や分布に応じた補間処理を行い、
復号音声の品質を向上した音声信号補間装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 誤り訂正復号器1で符号化データを復号し音
声パラメータを出力する。また誤り発生の都度補間フラ
グを立てる。連続補間率算出器2では補間フラグをもと
に連続補間率を算出する。音声パラメータ補間器3で音
声パラメータを補間するとき、連続補間率算出器2より
得られる連続補間率に応じて補間方法を変えることによ
り、補間発生の頻度や状況に応じた補間処理を行い、こ
れを音声駆動信号復号器4に送り、図示してない音声合
成器を駆動するための音声駆動信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル移動通信等に
おいて利用される音声復号化装置に組み込まれ、誤りの
加わった符号化データを復号する際に補間を行うための
音声信号補間装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信の普及が進み、誤りの
発生するような悪伝送路においても良好な音質を得るた
めに様々な工夫がなされており、その中の1つとして音
声信号補間装置が用いられている。
【0003】以下に従来の音声信号補間装置について説
明する。図3は従来の音声信号補間装置の構成を示すブ
ロック図である。図3において、21は符号化データを
入力し、これを誤り訂正復号する事によって音声パラメ
ータを出力し、誤り発生時に補間フラグを立てる誤り訂
正復号器、22は補間フラグにより音声パラメータを補
間する音声パラメータ補間器、23は音声パラメータを
入力し、図示してない音声合成器に入力するための音声
駆動信号を生成する音声駆動信号復号器である。
【0004】以上のように構成された音声信号補間装置
について、以下その動作について説明する。まず、誤り
訂正復号器21によって、誤りの加わった符号化データ
を誤り訂正復号し、音声パラメータおよび補間フラグを
出力する。補間フラグは誤り訂正復号が正しく行われた
かどうかを示し、誤り訂正後にも誤りが残っていると判
断された場合にこのフラグは立つ。
【0005】次に、音声パラメータ補間器22では、誤
り訂正復号器21より得られる補間フラグを参照し、こ
のフラグが立っていれば音声パラメータの補間を行う。
補間手法の具体例としては、補間フラグの立たなかった
最近のパラメータをそのまま用いたり、あるいはそれを
加工して用いる。つぎに補間された音声パラメータは音
声駆動信号復号器23において復号され、図示してない
音声合成器を駆動するための音声駆動信号を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の音声信号補間装置では、連続的に補間フラグが立っ
た場合でも、単発で発生した場合でも、全く同様な補間
処理を行うもので、補間処理後の復号音声が良好ではな
いという問題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、補間発生の頻度や分布に応じた補間処理を行うこと
によって補間時の復号音声の品質を向上することが可能
な音声信号補間装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の実施例は、誤り訂正復号器と、この復
号器から出力される補間フラグの発生頻度やその分布に
応じて連続補間率を算出する連続補間率算出器と、この
連続補間率に応じて音声パラメータを補間する方法を変
えて前記誤り訂正復号器から出力された音声パラメータ
を補間する音声パラメータ補間器と、この音声パラメー
タ補間器から出力された音声パラメータにより音声駆動
信号を出力する音声駆動信号復号器とを備えたものであ
る。
【0009】また本発明の第2の実施例は、誤り訂正復
号器と、この復号器から出力される補間フラグの発生頻
度やその分布に応じて連続補間率を算出する連続補間率
算出器と、この連続補間率に応じて減衰係数を設定する
とともに、連続補間率に応じて補間方法を変えて前記誤
り訂正復号器から出力された音声パラメータを補間する
音声パラメータ補間器と、この音声パラメータに基づい
て音声駆動信号を生成する音声駆動信号復号器と、前記
減衰係数に基づいて前記音声駆動信号の振幅を減衰させ
る振幅減衰器とを備えたものである。
【0010】
【作用】上記構成において、連続補間率算出器から出力
された連続補間率を用いて補間発生の頻度やその分布に
応じた補間処理を行い、また連続補間率に応じた減衰係
数を設定し、これにより音声駆動信号を滑らかに減衰さ
せるので良好な音声補間を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図1において、1は符号化データの誤
り訂正復号を行い音声パラメータを出力するとともに、
誤りが発生したとき補間フラグを立てる誤り訂正復号
器、2は補間フラグの発生状況により連続補間率を算出
する連続補間率算出器、3は連続補間率および補間フラ
グに基づいて音声パラメータを補間する音声パラメータ
補間器、4は補間された音声パラメータを復号して図示
してない音声合成器の音声駆動信号を発生する音声駆動
信号復号器である。
【0012】次に、以上のように構成された音声信号補
間装置について、その動作を説明する。まず、誤り訂正
復号器1において、符号化データを誤り訂正復号し、音
声パラメータ及び補間フラグを出力する。この補間フラ
グは、誤り訂正復号が正しく行われたかどうかを示し、
誤り訂正後にも誤りが残っていると判断された場合に立
つものであり、CRC(Cyclic Redundancy Check)に
よる誤り検出フラグを用いることが多い。次に、連続補
間率算出器2では、この補間フラグを入力とし、過去N
フレームにおける補間の発生状況を連続補間率Riとし
て算出する。ここで、iは補間の連続回数を表し、R1
は1回のみ発生の補間発生率、R5は5回連続補間発生
の補間発生率を示している。音声パラメータ補間器3で
は、連続補間率Riに応じたパラメータ補間を行う。例
えば、連続補間の割合が大きい場合(例えば、R5>R
1)に現フレームで補間フラグが立っていた場合、次の
フレームも補間フラグが立つ可能性が高く、符号化デー
タの広範囲にわたって誤りが発生していると考えられる
ので、補間を行うこととする。
【0013】また、逆に、連続補間の割合が小さい場合
(例えば、R1>R5)に現フレームの補間フラグが立
っていた場合、次のフレームも補間フラグが立つ可能性
は低く、誤りの加わっているデータは局所的でごく一部
に限られていると考えられ、補間しないようにする。
【0014】なお、1フレームの符号化データの中に誤
り訂正を施す部分(クラス1データと呼ぶ)と誤り訂正
を行わない部分(クラス2データと呼ぶ)とがあり、通
常、クラス2データに対しては補間せずにそのまま用い
ているが、クラス2のデータに対しても上記の考え方を
適用し、補間するかどうかの判定を行うことが出来る。
【0015】つぎに補間された音声パラメータは音声駆
動信号復号器4で復号され図示してない音声合成器を駆
動するための音声駆動信号が出力される。
【0016】以上のように上記第1の実施例によれば、
連続補間率算出器2を設けることにより、補間発生の頻
度や分布に応じて、補間の方法を変えることが出来る。
また誤り訂正を施さない符号化データ(クラス2デー
タ)を補間するかどうかも判断できる。
【0017】図2は本発明の音声信号補間装置の第2の
実施例を示すブロック図である。図2において、11〜
14はそれぞれ図1における1〜4の対応するブロック
と同じである。15は、音声パラメータ補間器13で設
定された減衰係数に応じて音声駆動信号の振幅を減衰さ
せる振幅減衰器である。つぎに図2を用いてその動作を
説明する。
【0018】第1の実施例と同様に、誤り訂正復号器1
1において、符号化データを誤り訂正復号し、その誤り
情報として補間フラグを出力する。次に、補間率算出器
12では、この補間フラグより連続補間率Riを算出す
る。パラメータ補間器13では、連続補間率に応じた後
述する振幅減衰器15の減衰係数を設定する。例えば、
連続的に補間が発生すると思われる場合には、悪影響が
長く残らないように減衰係数を大きくし、逆に、単発的
に補間が発生すると思われる場合には減衰係数は小さく
設定する。一方、誤り訂正された音声パラメータは音声
パラメータ補間器13において何らかの方法で補間を行
い、音声駆動信号復号器14において音声駆動信号を生
成する。そして、振幅減衰器15では、パラメータ補間
器で連続補間率を基に設定された減衰係数で音声駆動信
号を滑らかに減衰させる。
【0019】以上のように上記第2の実施例によれば、
連続補間率算出器12により連続補間率を算出し、補間
発生の頻度や分布に応じて音声駆動信号を減衰させる減
衰係数を設定し、振幅減衰器にこの減衰係数を用いて音
声駆動信号を滑らかに振幅減衰させるので、良好な復号
音声を出力することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、連続補間率算出
器により連続補間率を求め、この補間発生の頻度や分布
に応じた音声パラメータ補間を行う方法、あるいは補間
発生の頻度や分布に応じた減衰係数を求め、振幅減衰器
により音声駆動信号を滑らかに振幅減衰させる方法によ
り優れた音声信号補間装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声信号補間装置における第1の実施
例のブロック図
【図2】本発明の音声信号補間装置における第2の実施
例のブロック図
【図3】従来の音声信号補間装置のブロック図
【符号の説明】
1 誤り訂正復号器 2 連続補間率算出器 3 音声パラメータ補間器 4 音声駆動信号復号器 11 誤り訂正復号器 12 連続補間率算出器 13 音声パラメータ補間器 14 音声駆動信号復号器 15 振幅減衰器 21 誤り訂正復号器 22 音声パラメータ補間器 23 音声駆動信号復号器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された音声データを復号し音声パ
    ラメータを出力するとともに、復号誤りが発生したとき
    誤り検出情報を発生する誤り訂正復号器と、この誤り検
    出情報から連続補間率を算出する連続補間率算出器と、
    前記連続補間率に応じて補間方法を変えて前記音声パラ
    メータを補間する音声パラメータ補間器と、前記音声パ
    ラメータ補間器により補間された音声パラメータを復号
    し音声駆動信号を発生する音声駆動信号復号器とを備え
    た音声信号補間装置。
  2. 【請求項2】 符号化された音声データを復号し音声パ
    ラメータを出力するとともに、復号誤りが発生したとき
    誤り検出情報を発生する誤り訂正復号器と、この誤り検
    出情報から連続補間率を算出する連続補間率算出器と、
    前記連続補間率に応じた減衰係数を設定するとともに前
    記連続補間率に応じて補間方法を変えて前記音声パラメ
    ータを補間する音声パラメータ補間器と、前記音声パラ
    メータ補間器により補間された音声パラメータに基づい
    て音声駆動信号を生成する音声駆動信号復号器と、前記
    減衰係数に基づいて前記音声駆動信号の振幅を減衰させ
    る振幅減衰器とを備えた音声信号補間装置。
  3. 【請求項3】 前記音声パラメータ補間器の補間方法
    は、連続補間の割合が大きいときに補間を行い、連続補
    間の割合が小さいときは補間を行わないことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の音声信号補間装置。
  4. 【請求項4】 前記音声パラメータ補間器で設定する減
    衰係数は、連続補間の割合が大きいときに大きな値と
    し、連続補間の割合が小さいときに小さな値とすること
    を特徴とする請求項2記載の音声信号補間装置。
  5. 【請求項5】 前記音声パラメータ補間器は、連続補間
    率を用いて誤り訂正を施さないデータに対して補間を行
    うか否かの判定をすることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の音声信号補間装置。
JP5030426A 1993-02-19 1993-02-19 音声信号補間装置 Pending JPH06244808A (ja)

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JP5030426A JPH06244808A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 音声信号補間装置

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JPH06244808A true JPH06244808A (ja) 1994-09-02

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JP (1) JPH06244808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100325135B1 (ko) * 1999-08-27 2002-02-25 서평원 음성신호 오류 보상 방법
US9294835B2 (en) 2013-03-29 2016-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, signal processing apparatus and method

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KR100325135B1 (ko) * 1999-08-27 2002-02-25 서평원 음성신호 오류 보상 방법
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