JP3079894B2 - 音声復号化装置 - Google Patents

音声復号化装置

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JP3079894B2
JP3079894B2 JP06131931A JP13193194A JP3079894B2 JP 3079894 B2 JP3079894 B2 JP 3079894B2 JP 06131931 A JP06131931 A JP 06131931A JP 13193194 A JP13193194 A JP 13193194A JP 3079894 B2 JP3079894 B2 JP 3079894B2
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幸司 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路上で符号誤りが
生じる移動通信システムなどにおいて、復号側で、符号
誤りを検出した区間に対して復号音声のパワ制御を行な
うような音声復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル移動通信システムの実
用化が急速に進められている。このような移動通信シス
テムにおいて、伝送路上で符号誤りが生じ、誤り訂正で
も訂正しきれない誤り検出がされた場合、過去の音声符
号化パラメータを用いて音声復号を行なう手法(パラメ
ータ補間)がよく用いられている。
【0003】図2は従来のこの種の音声復号化装置の構
成を示すものである。図2において、11は受信符号化
パラメータと誤り検出情報とを用いてパラメータを補間
するパラメータ補間器、12は補間された符号化パラメ
ータから音声を復号する音声復号器である。
【0004】以上のように構成された音声復号化装置に
ついて、以下その動作について説明する。パラメータ補
間器11において、誤り訂正後の受信符号化パラメータ
に対して誤り検出がされた場合には、直前のフレームの
符号化パラメータに置換してパラメータを出力する。そ
して音声復号器12により誤り検出された連続フレーム
数に応じて復号音声のパワーを小さくするような処理
(ミューティング)が行なわれる。なお、誤りが検出さ
れない場合には、受信した符号化パラメータをそのまま
出力し、通常の音声復号化を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声復号化装置では、連続したフレームにおいて誤
り検出がされた場合、復号音声のニューティングを行な
うため、復号音声が途切れて聴感上の劣化を生じる問題
があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、連続したフレームにおいて誤り検出がされた場合に
も、聴感上の劣化を抑えることのできる優れた音声復号
化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、符号誤りが連続したフレームで検出された
場合に、直前の符号化パラメータの代わりに、過去の無
音フレームでの符号化パラメータで補間する手段を備え
たものである。
【0008】
【作用】したがって本発明によれば、符号誤りが連続し
たフレームで検出された場合に、直前の符号化パラメー
タの代わりに、過去の無音フレームでの符号化パラメー
タに置換して音声復号を行なうことにより、ミューティ
ングによる復号音声の途切れ感を減少することが可能と
なり、聴覚上の劣化を抑えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
音声復号化装置の構成を示すものである。図1におい
て、1は復号音声から有音/無音を判定する有音/無音
判定器、2は無音と判定され、かつ誤りが検出されなか
った最新フレームの受信符号化パラメータを更新して保
存する無音フレーム符号化パラメータ更新器、3は誤り
検出情報、受信符号化パラメータおよび無音フレーム符
号化パラメータを入力としてパラメータを補間するパラ
メータ補間器、4は補間処理された符号化パラメータか
ら音声を復号する音声復号器である。
【0010】以上のように構成された音声復号化装置に
ついて、以下その動作を説明する。まず、誤り検出情報
により復号化誤りが検出されなかったフレームに対して
は、パラメータ補間器3において、誤り訂正後の受信符
号化パラメータをそのまま出力し、音声復号器4におい
て音声を復号し、復号音声を出力する。一方、符号誤り
が単独あるいは連続フレームで検出された場合には、パ
ラメータ補間器3において誤り検出連続フレーム数に応
じて、現在のフレームの符号化パラメータとして、直前
フレームの符号化パラメータまたは後に説明する無音フ
レーム符号化パラメータのいずれかを置き換える。具体
的な置換方法としては、誤り検出連続フレーム数nef
に対して、フレーム数のしきい値定数Nth(>0)を
設け、 nef<=Nth の場合には、直前の符号化パラメータを、 nef>Nth の場合には無音フレーム符号化パラメータを現フレーム
パラメータとして置換する。
【0011】また、別の置換方法として、パラメータ補
間器3において、直前のフレームの符号化パラメータの
うち、復号音声のパワ情報を表す符号を復号し、音声復
号器4で行なわれるミューティングの後のパワ値が無音
フアレーム符号化パラメータによる復号音声のパワより
大きいフレームでは、現フレームパラメータとして直前
のパラメータを置換し、無音フレーム復号音声パワより
小さくなったフレーム以降では、現フレームパラメータ
として、無音フレームパラメータを置換する。
【0012】以上のように処理され出力された現フレー
ム符号化パラメータを用いて音声復号器4において音声
復号を行ない、復号音声を出力する。なお、音声復号器
4では、直前のパラメータが現フレームパラメータとし
て使用された場合には、誤り検出連続フレーム数に応じ
て復号音声のパワのミューティングを行なう。
【0013】また、パラメータ補間器3に入力される無
音フレーム符号化パラメータは、有音/無音判定器1で
無音と判定され、かつ誤り検出されなかった最新のフレ
ームの符号化パラメータを、無音フレーム符号化パラメ
ータ更新器2で更新し保存しておく。
【0014】以上のように本実施例によれば、符号誤り
があるフレーム数N以上連続して検出された場合に、直
前の符号化パラメータの代わりに、過去の無音フレーム
での符号化パラメータに置換して音声復号を行なうこと
により、ミューティングによる復号音声の途切れ感を減
少することが可能となり、聴覚上の劣化を抑えることが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、符号誤りが連続したフレームで検出された場合に、
直前の符号化パラメータの代わりに、過去の無音フレー
ムでの符号化パラメータで補間する手段を備えているの
で、ミューティングによる復号音声の途切れ感を減少す
ることが可能となり、聴覚上の劣化を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声復号化装置のブ
ロック図
【図2】従来例における音声復号化装置のブロック図
【符号の説明】 1 有声/無声判定器 2 無音フレーム符号化パラメータ更新器 3 パラメータ補間器 4 音声復号器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号誤りが連続したフレームで検出され
    た場合に、直前の符号化パラメータの代わりに、過去の
    無音フレームでの符号化パラメータで補間する手段を備
    えた音声復号化装置。
  2. 【請求項2】 復号音声から有音/無音判定を行なう有
    音/無音判定器と、無音判定され、かつ誤り検出されな
    かった最新フレームの受信符号化パラメータを更新して
    保存する無音フレーム符号化パラメータ更新器と、誤り
    検出情報、受信符号化パラメータおよび無音フレーム符
    号化パラメータを入力としてパラメータを補間するパラ
    メータ補間器と、補間処理された符号化パラメータから
    音声を復号する音声復号器とを備えた音声復号化装置。
JP06131931A 1994-06-14 1994-06-14 音声復号化装置 Expired - Fee Related JP3079894B2 (ja)

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JP4519934B2 (ja) 2008-12-26 2010-08-04 株式会社東芝 音声再生装置
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