JPH06244544A - 加熱チップとその製造方法および半田付け方法 - Google Patents

加熱チップとその製造方法および半田付け方法

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JPH06244544A
JPH06244544A JP2459293A JP2459293A JPH06244544A JP H06244544 A JPH06244544 A JP H06244544A JP 2459293 A JP2459293 A JP 2459293A JP 2459293 A JP2459293 A JP 2459293A JP H06244544 A JPH06244544 A JP H06244544A
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JP
Japan
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heating chip
heating
lead
thin film
soldering
Prior art date
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Pending
Application number
JP2459293A
Other languages
English (en)
Inventor
Beniko Yoshikura
紅子 吉倉
Michio Watanabe
道男 渡辺
Yuuji Kuri
裕二 久里
Masaaki Oshima
政明 尾嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06244544A publication Critical patent/JPH06244544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、密着強度が高く、熱伝導
性の優れた絶縁性コーティング材を施した加熱チップと
その製造方法および生産性の高い半田付け方法を提供す
るものである。 【構成】 加熱チップ表面11にPVD法あるいはC
VD法により、絶縁性、耐酸化性、耐剥離性、および熱
伝導性を有し、かつ母材と熱膨脹係数の近いセラミック
ス薄膜をコーティングする。ICリード3と基板パター
ン14との半田付けの際には、各辺のリード群にそれぞ
れ対応した接合面を有し、セラミックス薄膜がコーティ
ングされた加熱チップにより、IC1の4辺同時にに加
熱・接合することで、ICリード3と基板パターン14
を半田付けする。なお、絶縁性セラミックス薄膜を各加
熱チップ11の接合面上にコーティングしているので、
4辺同時に加熱・接合する際にICパターンに電流が流
れることを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICリードと基板パタ
ーンとを半田付けするための加熱チップと、その製造方
法、および半田付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICリードと基板パターンとの半
田付けは、図5に示すように、IC1のICリード2で
形成される1辺ごとの複数のリード群の中の1つリード
群に対応した接合面(斜線で示す。)を有する1個の加
熱チップ3により、IC1の周辺を1辺ごとに、4回に
分けて半田付けを行っている。
【0003】また、加熱チップに電流を流すことで、加
熱チップの表面を加熱しており、この加熱は高温と常温
のヒートサイクルを長期間繰り返すパルスヒート加熱の
ため、加熱チップの表面に酸化皮膜などが生成されて、
板厚が変化するため、加熱チップは加熱時間や温度管理
を必要としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半田付
け方法では、ICリードを1個の加熱チップにより、1
箇所づつ複数回に分けて半田付けを行っている。これは
複数箇所同時に接合すると、図5中の点線に示すよう
に、分電流4,5が加熱チップ間を通じてICリード間
および基板のパターン間を流れ、ICを焼損破壊するた
めである。このため複数箇所をそれぞれ複数回に分けて
半田付けを行っているので、半田付けに時間がかかり生
産性が低いという問題点が有った。
【0005】そこで、複数箇所を同時に半田付けするた
めに、分電流が加熱チップ間を通じてICリード間およ
び基板のパターン間を流れないように、それぞれの加熱
チップ表面を絶縁することが考えられる。しかし、加熱
チップ表面を絶縁皮膜した場合には、加熱温度の低下を
生じてしまうことを防ぐ必要があり、そのため、絶縁皮
膜は絶縁的機能の他に熱伝導性が要求される。さらに、
半田付け用加熱チップは、高温と常温でのヒートサイク
ルを長期間繰り返すため、加熱チップと絶縁皮膜が剥離
するという問題点が生じる。
【0006】この加熱チップの絶縁には、セラミック材
を張り付ける等の方法も考えられるが、この場合、密着
力に問題がある。また、張り付ける際に接着剤を用いる
ことになり、熱サイクルなどにより接着剤が劣化し、長
期間使用したとき剥離が生じ、信頼性に問題がある。セ
ラミック材を用いた場合、熱伝導性が悪くなり、半田付
け強度や半田付け性の低下を招くことも考えられる。
【0007】そこで、本発明の目的は、密着強度が高く
熱伝導性の優れた、絶縁コーティング材を施した加熱チ
ップとその製造方法および生産性の高い半田付け方法を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1から請求項3記載の発明においては、I
Cリードを基板パターンに半田付けする半田付け用の加
熱チップにおいて、ICリードの複数のリード群にそれ
ぞれ対応した接合面を有し、絶縁性セラミックス薄膜を
少なくともその接合表面にコーティングしたことを特徴
とするものである。
【0009】さらに、請求項4または請求項5記載の発
明においては、加熱チップの製造方法において、加熱チ
ップの表面に、絶縁性セラミックス薄膜をPVD法また
はCVD法よりコーティングすることを特徴とするもの
である。
【0010】また、請求項6記載の発明においては、I
Cリードを基板パターンに半田付けするICリードの半
田付け方法において、ICリードの複数のリード群に対
応した接合面を有し、絶縁性セラミックス薄膜をその接
合表面にコーティングした加熱チップにより、複数のリ
ード群を同時に加熱・接合することを特徴とするもので
ある。
【0011】
【作用】請求項1から請求項3および請求項6記載の発
明においては、ICリードと基板パターンとの半田付け
を行なう加熱チップの接合面がICリードの複数のリー
ド群にそれぞれ対応して設けられているので、ICリー
ドと基板パターンを複数箇所同時に半田付けすることが
できる。
【0012】加熱チップの接合面には絶縁性セラミック
ス薄膜がコーティングされているので、複数箇所同時に
半田付けすることにより、加熱チップの各接合面間に電
流が流れてICが焼損破壊するのを防止することができ
る。請求項4および請求項5記載の発明においては、P
VD法あるいはCVD法により絶縁性セラミックス薄膜
が加熱チップの接合面に成膜される。
【0013】
【実施例】本発明による実施例を図面を参照して説明す
る。なお、従来技術で説明した図5と同一構成部材には
同じ符号を付して説明を省略する。本実施例の加熱チッ
プ、と半田付け方法の概要を、図1から図4に示す。
【0014】加熱チツプ11は、複数個の加熱チップを
電気的にシリーズに接続して構成されており、同時に通
電することで、複数個の加熱チップ11を同時にパルス
ヒート加熱することができる。
【0015】各加熱チップ11は、IC1の各辺のリー
ド群にそれぞれ対応した接合面(斜線で示す。)を有し
ている。ICリード3と基板パターン14との半田付け
の際には、各辺のリード群にそれぞれ対応した接合面に
より、IC1の4辺同時にに加熱・接合することで、I
Cリード3と基板パターン14を半田付けする
【0016】このとき、複数箇所同時に半田付けするた
め、各加熱チップ11間に電流が流れることによるIC
焼損破壊を防止するために、加熱チップ11の接合面お
よびその周面には、絶縁性セラミックス薄膜12がコー
ティングしてある。次に、この絶縁性セラミックス薄膜
12を加熱チップの表面に施した加熱チップの製造方法
を説明する。
【0017】加熱チップ11は金属材料からなってお
り、表面に絶縁性セラミックス薄膜12が、以下に説明
するPVD法(Physical Vapor Dep
osition)によりコーティングされている。
【0018】イオンプレーティング装置内で加熱チップ
母材をあらかじめ350〜500℃程度の処理温度に加
熱し、しかる後10-4〜10-5Torrの真空中で反応ガス
を連続的に供給しながら、Al等の金属を連続的に蒸発
させる。約30〜120分程度の処理時間で約1〜5μ
mの絶縁性セラミックス薄膜12をコーティングする。
無処理材(モリブデン)およびその表面に各種絶縁性薄
膜を被覆したものの耐剥離性および耐酸化性の評価試験
結果の一例を表1に示す。
【0019】即ち、表1は絶縁性セラミックス薄膜では
Al系薄膜が耐剥離性、および耐酸化性に優れているこ
とを示している。また、セラミックス薄膜をコーティン
グをすることで、母材の耐酸化性を向上することができ
る。
【0020】なおこの場合、Al系セラミックス薄膜は
加熱チップの母材(モリブデン)との膨脹係数が近く、
ヒートサイクルにおいてもコーティング材が母材の膨脹
および収縮に追従できるため、剥離することがなく、ま
た熱伝導性にも優れるため、加熱チップ材のコーティン
グ材として最も適している。
【0021】
【表1】
【0022】本実施例によれば、絶縁性および耐酸化
性、熱伝導性、耐剥離性に優れ、さらに加熱チップ母材
と熱膨脹係数の近いセラミックス薄膜を加熱チップ上に
コーティングすることで、ICリードと基板パターンを
複数箇所同時に半田付けをすることができ、半田付け時
間を数分の一に短縮することができる。そのため、半田
付けの生産性向上、および加熱チップの長寿命化を図る
ことができる。
【0023】なお、絶縁性セラミックス薄膜を加熱チッ
プにコーティングする方法として、CVD法(Chem
ical Vapor Deposition)を用い
ても良い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、絶縁性セ
ラミックス薄膜をコーティングした加熱チップにより、
ICリードを基板パターンに複数箇所同時に半田付けす
ることが可能となり、半田付けの生産性を向上すること
のできる加熱チップおよび半田付け方法を提供すること
ができる。
【0025】また、PVD法またはCVD法により、絶
縁性セラミックス薄膜を加熱チップにコーティングする
ことで、絶縁性のみならず耐酸化性等も向上し、加熱チ
ップの長寿命化を図ることができ、信頼性のある加熱チ
ップを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の加熱チップの半田付け方
法を示す概要図である。
【図2】図1の加熱チップ要部の拡大断面図である。
【図3】本発明による実施例の半田付け用加熱チップの
形状を示す図である。
【図4】図3の加熱チップ要部の拡大断面図である。
【図5】従来の加熱チップによる半田付け方法の説明図
である。
【符号の説明】
1…IC、 2…ICリード 3…加熱チッ
プ、4,5…分電流、11…加熱チップ、 12…絶縁
性セラミックス薄膜、13…半田、 14…基板パ
ターン、15…基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾嶋 政明 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICリードを基板パターンに半田付けす
    る半田付け用の加熱チップにおいて、ICリードの複数
    のリード群にそれぞれ対応した接合面を有し、絶縁性セ
    ラミックス薄膜を少なくともその接合面にコーティング
    したことを特徴とする加熱チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加熱チップにおいて、I
    Cリードの各辺のリード群にそれぞれ対応した接合面を
    有する複数の加熱チップを電気的に接続したことを特徴
    とする加熱チップ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の加熱チップにおいて、耐
    剥離性及び耐酸化性が高く、母材の膨脹係数に近い絶縁
    性セラミックス薄膜を加熱チップの表面にコーティング
    してあることを特徴とする加熱チップ。
  4. 【請求項4】 加熱チップの表面に、絶縁性セラミック
    ス薄膜をPVD法によりコーティングすることを特徴と
    する加熱チップの製造方法。
  5. 【請求項5】 加熱チップの表面に、絶縁性セラミック
    ス薄膜をCVD法によりコーティングすることを特徴と
    する加熱チップの製造方法。
  6. 【請求項6】 ICリードを基板パターンに半田付けす
    るICリードの半田付け方法において、ICリードの複
    数のリード群に対応した接合面を有し、絶縁性セラミッ
    クス薄膜をその接合表面にコーティングした加熱チップ
    により、複数のリード群を同時に加熱・接合する半田付
    け方法。
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