JPH0624412A - 物品の帯付け方法及び装置 - Google Patents

物品の帯付け方法及び装置

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JPH0624412A
JPH0624412A JP11928192A JP11928192A JPH0624412A JP H0624412 A JPH0624412 A JP H0624412A JP 11928192 A JP11928192 A JP 11928192A JP 11928192 A JP11928192 A JP 11928192A JP H0624412 A JPH0624412 A JP H0624412A
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JP
Japan
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band
article
belt
cassette
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Application number
JP11928192A
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English (en)
Inventor
Saburo Nakamura
三郎 中村
Shozaburo Kida
庄三郎 木田
Yoshi Tanaka
好 田中
Koji Nishiyama
孝司 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIDA TEKKOSHO KK
Gunze Ltd
Original Assignee
KIDA TEKKOSHO KK
Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品に帯を掛けて接着する作業を自動的に行
なう。 【構成】 移送中の物品Wに帯Bを巻付けてセロハンテ
ープ63により接着する方法と装置であって、移送手段2
により間欠的に順次移送される複数のカセット17と、カ
セット17に帯Bを一枚ずつ供給すると共に両端が立上が
るようにセットする帯供給・セット手段3 と、帯Bが供
給されたカセット17に物品Wを挿入する物品供給手段4
と、帯Bの両端を折曲げて重ね合わせる帯掛け手段5
と、物品Wに巻掛けた帯Bをさらに締付ける帯増締手段
6 と、重ね合わせた帯端をセロハンテープ63により接着
する帯端接着手段7 と、帯端が拡がらないように接着手
段7 に導びく案内手段8 とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品例えば靴下、手
袋、ハンカチ等に紙、合成樹脂シート、フイルム等の帯
を巻掛けて接着する物品の帯付け方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、靴下等を2足組として袋入れする
場合、種々の表示が印刷された紙製の帯を、2足の靴下
に巻掛け、帯の一端をセロハンテープにより接着してい
る。そして、図7に示すように、帯Bには折目Mが設け
られ、折曲げた際には図8に示すようにバンド状となり
端部BEがセロハンテープ63により接着されるが、これ
らの作業は人手により行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、袋
入れ作業を機械により自動的に行っているため能率的で
省力化を図れるが、帯付け作業は人手に頼っていたため
非常に能率が悪いという問題がある。本発明は、上述の
ような実状に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、物品の帯付け作業を自動的に行ないうる物品の
帯付け方法及び装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明方法は、物品に帯を巻付けて接着する方法であって、
順次間欠移送される複数のカセットに帯を挿入して帯の
長手方向両端部が立上がるようにセットする工程と、帯
がセットされたカセットに物品を挿入する工程と、帯の
両端部を物品上に折曲げる工程と、帯の端部を接着手段
により接着する工程とから成ることを特徴としている。
【0005】また、本発明方法は、前記帯の端部を接着
する工程に入る前に帯の増締めを行なうことを特徴とし
ている。そして、本発明装置は、移送中の物品に帯を巻
付けて接着する装置であって、順次間欠移送される複数
のカセットと、該カセットに帯を一枚ずつ供給する手段
と、カセットに帯をその両端が立上がるようにセットす
る手段と、帯がセットされたカセットに物品を挿入する
手段と、帯の両端を折曲げて重ね合わせ物品に帯掛けす
る手段と、重ね合わせた帯の両端が拡がらないように接
着手段に案内する手段と、重ね合わせた帯の端部を接着
する手段とから成ることを特徴としている。
【0006】さらに、本発明装置は、前記物品に帯掛け
する手段と接着手段の間に、物品に巻掛けた帯を増締め
する手段を設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、間欠的に順次移送中のカセッ
トに、帯供給位置において帯が1枚ずつ供給されると共
に、定位置に両端が立上がるようにセットされ、物品供
給位置において物品がカセットの帯上に挿入載置され、
帯掛け位置において帯の両端が物品上に折曲げて重ね合
わされ、この帯端重合状態が保持されるよう案内手段に
より帯増締め位置に送られ、帯増締め位置で帯が物品外
形に沿うように左右から締め付け、増締状態が保持され
るよう前記案内手段により帯接着位置に送られ、該接着
位置で帯端がセロハンテープ等の接着手段により接着さ
れて帯付け工程が完了する。このようにして帯付けされ
た物品は、カセットから送出され、次の袋入れ工程へと
導かれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2は、本発明実施例装置の全体図を示
し、該装置1 は物品移送手段2 と、帯供給セット位置a
に配設された帯供給・セット手段3 と、物品供給位置b
に設けられる物品供給手段4 と、帯掛け位置cに配設さ
れた帯を折曲げて重合する帯掛け手段5 と、帯増締め位
置dに設けられた帯増締手段6 と、帯端接着位置eに設
けられた帯端接着手段7 と、前記帯掛け位置cと帯増締
め位置dの中間部から前記接着位置eにわたって配設さ
れた案内手段8 とから成り、接着位置eに続いて物品送
出位置fには物品袋入れ装置9 が配設されている。
【0009】前記物品移送手段2 は、装置フレーム10に
水平軸11,12 を介して回転自在に取付けられた前後一対
の左右チエンホイル13,14 と、左右チエンホイル13,14
間に巻掛けられた無端状の前後ローラチエン15,15 と、
上側走行チエンの支持案内レール16,16 と、前後ローラ
チエン15,15 間に所定のピッチで固着された多数の物品
受け用カセット17及び図外のチエン間欠駆動装置とから
成っている。
【0010】前記各位置a〜fの中心間隔は、カセット
17の中心間間隔と同じとされ、カセット17が各位置a〜
fで一時停止したとき、カセット17中心が各位置a〜f
中心と一致するように間欠移送されるようになってい
る。そして、各カセット17は、図3〜図5にも示されて
いるように、平面からみて前後方向に長い長方形を呈
し、左右両端に前後方向に延びる上向鍔17A が設けら
れ、中央に帯吸着用孔18が設けられている。
【0011】前記各カセット17の鍔17A は、図7に示す
紙製帯Bの両端BE立上げ型付けガイドとして作用する
が、物品Wの左右方向幅H(図8参照)が小さい場合
は、図6(a)に示す帯型付け用アタッチメント19を鍔
17A にボルト20により着脱可能に装着するが、図6
(b)に示すアタッチメント19を、鍔17A に螺装した調
整ねじ21により物品幅に応じて調整自在とすることがで
きる。
【0012】前記帯供給・セット手段3 は、図1に示し
ているように、装置フレーム10の後側から装置フレーム
10の開口10A を貫通して移送手段2 に干渉せずかつ前記
供給位置aまでに延設され、カセット17への帯Bの供給
及び型付けて両帯端BEを立上げる帯セットを同時に行
なうようになっている。図3〜図5は帯供給・セット手
段3 の具体例を示し、該手段3 は移送手段2 の後側にこ
れと直交状に設けたベルトコンベヤ22と、該コンベヤ22
の後半部上に設けられた帯積送出部23と、帯押えローラ
24と、前記コンベヤ22の前半部上から移送手段2 上に延
びるように装置フレーム10に設けた開口10A を貫通し取
付部材25A により装置フレーム10に固着されたガイドレ
ール25と、該レール25に支持案内されて往復動するシリ
ンダからなる帯供給用往復台26と、往復台26に垂直にか
つ下向状に取付けられた昇降シリンダ27と、該シリンダ
27のピストンロッド28下端に固着された帯吸着パット取
付部材29と、該取付部材29の中央下面に取付けられた帯
吸着搬送パット30と、取付部材29の左右両端に左右方向
間隔調整自在に取付けられた左右一対の帯型付部材31と
から成っている。
【0013】前記帯積送出部23には、多数の帯Bが横長
状に積重ねられ、仕切壁32の下端にはナイフエッジゲー
ト33が上下位置調整自在に設けられ、該ナイフエッジゲ
ート33とベルトコンベヤ22の上面の間から、帯Bが一枚
ずつ間欠的に送り出されるようになっており、コンベヤ
22及び帯押えローラ24によりその前端部に送り出された
帯Bは、帯吸着搬送パット30により吸着された後、帯供
給用往復台26が所定ストロークSだけ前進してカセット
17直上に送り出され、昇降シリンダにより帯吸着搬送パ
ット30が下降して、帯型付部材31により帯Bがカセット
17に挿入されると同時に鍔17A と帯型付部材31とで帯端
が直立状に折曲げられてセットされる。
【0014】前記移送手段2 の帯供給セット位置a中央
には、帯吸引空気箱34がカセット17と干渉しないように
配設され、帯Bがカセット17にセットされた後に、帯吸
着パット30が上昇して後退しても、該パット30に帯Bが
連れ戻されることなく、セット状態が保持されるように
作用する。前記帯吸着搬送パット30が後退すると、その
直下には、コンベヤ22上に次の帯Bが送り出されて待機
しており、再び帯吸着搬送パット30が下降して帯Bを吸
着して、前述のようにしてカセット17内に供給され、セ
ットされる。
【0015】前記物品供給位置b には、図9〜図11に
示すように、物品停止位置決め板35が取付部材36を介し
て装置フレーム10に設けた開口10B を貫通してその上縁
に固定ボルト36A により位置調整可能に取付けられてい
る。なお、物品供給手段4 は、人手によるか又は図外の
コンベヤ又は物品取扱いハンド等により構成することが
でき、カセット17内にセットされた帯B上の定位置に物
品Wを載せるものである。
【0016】前記帯掛け手段5 は、図12〜図14に示
すように装置フレーム10に設けた開口10C を貫通するよ
うに装置フレーム10に取付けられ、カセット17上に出退
可能な帯折曲ハンド保持体37と、該ハンド保持体37の出
退用シリンダ38と、該シリンダ38のピストンロッド39先
端の保持体取付部材40と、該取付部材40に取付けられる
と共に保持体37を取付けた保持体昇降シリンダ41と、保
持体37に接近離間可能に取付けられた左右一対の板体か
らなる帯折曲平行ハンド42と、保持体37の平行ハンド42
間に突設された物品押え板43と、平行ハンド駆動シリン
ダ44と、カセット17の直上に位置しかつ折曲げて重ねら
れた帯Bの両端を押える上下動可能な帯押え部材45とか
ら成っている。
【0017】前記ハンド保持体37の出退用シリンダ38
は、ブラケット46により装置フレーム10に取付けられ、
そのピストンロッド39がガイドバー47により水平状態を
保持したままで出退自在とされており、前記物品Wが帯
掛け装置Cに導入されたときは、ハンド保持体37が前進
して物品押え板43が物品Wの中央部を押さえうる位置に
あり、帯Bの両端が折曲げられると共に互いに重ね合わ
された直後に、ハンド保持体37が後退するようになって
いる。
【0018】また、前記保持体37は、前記昇降シリンダ
41により昇降自在とされ、帯折曲平行ハンド42及び物品
押え板43を、物品Wが帯掛け位置Cに導入されるときは
上昇位置に、帯端折曲時に下降して物品Wを押さえる下
降位置にあり、帯折曲完了直後に帯押え部材45が下降し
て帯Bの重ね合わせ部を押さえる直前に前記シリンダ38
により後退し、物品押え板43が帯Bから離れると前記シ
リンダ41により上昇するようになっている。
【0019】前記帯折曲平行ハンド42は、互いに左右方
向に前記シリンダ44によって接近 (図13に2点鎖線で
示す)することにより、帯Bの両端BEを折曲げるよう
になっているが、図7,図8に示すように帯Bの物品移
送方向の後(上手)側の帯端BEの長さが前(下手)側
の帯端BEの長さよりも短かくされているので、前側の
帯端BEが後側の帯端の上側に重ね合わされる。なお、
両ハンド42には、上面に帯位置決め部材48が対向内方に
突出されると共に物品押え板43に干渉しないように、該
物品押え板43よりも帯折曲平行ハンド42が若干上側に位
置している。
【0020】また、両帯端BEの長さが同一の場合は、
カセット17の停止位置を中心より後側とするか、又は折
曲平行ハンド42のクリアランスを予め前側が後側よりも
大きくなるようにセットすることにより、帯端BEを円
滑に重ねることができる。前記帯押え部材45は、帯掛け
位置Cの中心上に位置するように取付部材49により装置
フレーム10に下向きに取付けられた昇降シリンダ50のピ
ストンロッド51及びガイドバー52の下端に、取付板53を
介して前後方向位置調整自在に取付けられており、前側
端下面には前記ハンド42及び物品押え板に干渉しないよ
うに、間隔保持突起54が設けられ、該帯押え部材45の下
降限において、帯Bの両端を前記ハンド42及び物品押え
板43に押付けないようにして、その後退動によって物品
W及び帯Bを共に引込まないようにしてある。
【0021】前記帯増締手段6 は、図15〜図18に示
すように、取付ブラケット55及び取付板55A を介して前
後方向位置調整自在に装置フレーム10に下向きに取付け
られた駆動シリンダ56と、駆動シリンダ56のピストンロ
ッド57下端に取付けられかつ増締め位置dの中心に位置
させた昇降体58と、該昇降体58の左右両側に夫々2本の
平行リンク59を介して連結された左右一対の帯締付部材
60とからなっている。
【0022】そして、前記昇降体58は、カセット17が帯
増締め位置dに導入されるまで上昇限に位置し、カセッ
ト17の導入停止と同時に下降して、まず図17に示すよ
うに帯締付部材60の下端がカセット17の鍔17A 上面に当
接した後、さらに昇降体58が下降すると、平行リンク59
によって、図18に示すように、左右の帯締付部材60が
対向内方に接近し、前記部材60の下端が物品Wと共に帯
Bの左右両側を締付けると共にカセット鍔17A 上面から
離れると、カセット17内側に押込まれて増締め作業が完
了し、シリンダ56により昇降体58と共に帯締付部材60も
上昇して上昇限に至る。その後、物品Wに増締めされた
帯Bの端部は、前記案内手段8 に押圧されてその姿勢を
保持したまま次の接着位置eに送られる。
【0023】前記案内手段8 は、図1,図2,図16〜
図18に示しているように、案内板8Aの長手方向右端を
残して前後方向中央部を長手方向に切欠き、帯Bの前後
部を摺動案内させるようにしたもので、帯増締手段6 の
シリンダ56に取付板61及び上下高さ調整可能で緩衝機能
を備えたシリンダ等の吊下部材62を介して取付けられ、
一端 (右端) が帯掛け手段5 に隣接し、他端 (左端) が
物品袋入れ装置9 の手前まで延びている。
【0024】したがって、物品Wに巻掛けられた帯Bの
両端は、案内手段8 の案内板8Aにより重合状態を維持し
たままで、帯増締め位置d、帯端接着位置eを経て物品
袋入れ装置9 にまで案内され、接着材として使用される
セロハンテープ63を摺ることなく、しかも剥されること
がないため、接着を確実強固に行なうことができる。前
記帯端接着手段7 は、図19〜図22に示しているよう
に、折曲げて重ねられた帯Bの端部を、前記セロハンテ
ープ63により接着するもので、前記装置フレーム10に前
側に突出状に設けた取付ブラケット64と前記取付板61に
上下位置調整自在に取付けられた板状フレーム65と、該
フレーム65に設けた開口部65A に駆動シリンダ66を介し
て上下動可能に装着された板状本体67と、板状本体67の
上部前面に回転可能に取付けられたブレーキ付テープリ
ール68と、板状本体67の下端前面に固着されたテープ押
圧体69及びテープ案内針70と、テープ押圧体69に上下方
向に貫通状に設けたテープ吸引孔71の上端開口に連通状
に設けられたバキュームユニット72と、板状フレーム65
の下端前面に前記テープ押圧体69の左側に近接して設け
たテープカッター73と、テープリール68の直下に設けた
テープガイドローラ74とから成っている。
【0025】前記セロハンテープ63は、接着面がテープ
押圧体69の下面に位置したとき、下側になるように前記
リール68に装着され、該接着面に接触するテープ案内針
70によってテープ押圧体69に押付けてその下面に案内す
るようになっており、セロハンテープ63の先端部がテー
プ押圧体69で帯端BEに接着され、物品Wが前進移動す
ると共にテープ押圧体69が上昇してセロハンテープ63が
緊張するためにテープカッター73によりセロハンテープ
63が切断され、未貼着セロハンテープ63の先端部がバキ
ュームユニット72によりテープ吸引孔71に吸着され保持
される。
【0026】なお、板状本体67と共にテープ押圧体69
は、カセット17の導入時及び送出開始直後に、前記駆動
シリンダ66により図21に示すように上昇位置に引き上
げられ、カセット17が導入されて停止すると、駆動シリ
ンダ66により下降して図22の状態になり、セロハンテ
ープ63が帯Bの端部に接着され、カセット17の送出開始
直後に所定長さのテープ接着長になると、前記駆動シリ
ンダ66によりテープ押圧体69等が上昇し、テープカッタ
ー73によりセロハンテープ63が切断されるようになって
いる。
【0027】また、前記セロハンテープ63の帯Bに接着
された後端は、案内手段8 の案内板8Aに設けたテープ押
えガイド8Bの下面で押さえられて完全に接着される。前
記板状フレーム65は、前述のように取付ブラケット64に
上下摺動可能に装着され、駆動シリンダ75により物品W
の高さに対応して高さ調整するようになっており、案内
板8A、ガイド8Bも共に高さ調整される。
【0028】前記テープ押圧体69は、板状本体67に対し
て上下位置調整可能に取付けられており、又、テープ案
内針70も取付具70A を介して取付位置が左右方向に調整
自在に取付けられている。なお、前記テープ押えガイド
8Bはガイドローラとしてもよい。前記物品袋入れ装置9
は、物品送出位置fに設けられ、カセット17内の帯付け
物品Wを、カセット17から前方に送り出すと同時に袋に
挿入するようになっており、図23,図24に示すよう
に、装置フレーム10の開口10D に貫通状に水平に装着さ
れた物品挿入シリンダ用ガイドレール76と、物品挿入シ
リンダ77と、該シリンダ77にガイド保持部材78を介して
カセット17と平行にかつ水平状に装着された物品挿入ガ
イド79と、袋受台80と、物品排出コンベヤ81と、袋供給
手段82と、袋開口手段83とから成っている。
【0029】前記物品挿入シリンダ77は、少なくともカ
セット17の後端から前端まで往復動可能とされている。
前記ガイド保持部材78の下端には、物品2段押込用シリ
ンダ84がガイドレール76と平行に取付けられ、該シリン
ダ84のピストンロッド85外端に、物品Wの2段プッシャ
ー86が固着され、該プッシャー86の上側に位置して帯板
状の前記物品挿入ガイド79の基端部がガイド保持部材78
に固着されている。前記シリンダ84は、物品挿入シリン
ダ77よりも押込力が弱く設定され、繊維製品 (例えば靴
下) などの強く押すと形が崩れる物品の押込みに最適な
ものとされている。
【0030】前記袋受台80は、カセット移送路の前側に
位置する装置フレーム10上に設けられ、袋開口手段83が
設けられている。袋開口手段83は、2条の袋吸引用スリ
ット87と、左右一対のウレタン製袋セット用当てバー88
と、袋開口ゲージ89とから成っており、袋開口ゲージ89
は袋受台80の下面に取付けられたロータリアクチュエー
タ90の袋受台80の上側に突出された垂直回転軸91に取付
けられ、90度往復回動するようになっている。そして、
前記袋受台80の前記スリット87の下側にはバキュームユ
ニット (図示省略) が装着されている。
【0031】また、袋受台80の前側には物品排出コンベ
ヤ81が近接して配置されており、該受台80の右側には、
袋セッティング台92が設けられ、袋受台80と袋セッティ
ング台92の上部にはこれらを跨ぐ門形フレーム93が前記
コンベヤ81と直交状に設けられ、袋供給手段82が装着さ
れている。袋供給手段82は、前記門形フレーム93の水平
部材を構成するシリンダガイドレール94と、該レール94
に装着された往復シリンダ95と、該シリンダ95に取付け
られた昇降シリンダ96と、昇降シリンダ96の下端に固着
されたパット取付部材97と、該部材97に取付けられた袋
供給用吸着パット98とから成っており、物品挿入用の袋
Pをセッティング台92上から1枚ずつ袋受台80とコンベ
ヤ81に跨って、かつ袋口を袋受台80側として供給した
後、袋Pを若干持上げて袋口を開き、袋開口ゲージ89の
挿入を容易にしている。
【0032】本発明の上記実施例において、移送手段2
によって間欠的に順次移送されているカセット17に、帯
供給・セット位置aで、帯吸着搬送パット30で吸着され
た帯Bが1枚ずつ供給され、帯型付部材31が下降してカ
セット17内に押込まれて、帯端BEが直立状にセットさ
れた後、帯Bのセットされたカセット17が、物品供給位
置bに送られる。
【0033】物品供給位置では、カセット17内の帯B上
に物品Wが所定の位置に挿入載置され、次いで帯掛け位
置Cに送られ、帯掛け位置Cで停止すると、帯折曲ハン
ド保持体37がカセット17上に前進して下降し、物品Wが
物品押え板43により押された後、帯折曲平行ハンド42が
対向内方に接近して、帯端BEがその搬送方向前側が上
側となるように折曲げられかつ重ねられ、続いて、帯押
え部材45が下降して帯端BEが軽く押さえられると、帯
折曲ハンド保持体37が後退動して物品押え板43が帯B下
から抜け出し、該保持体37が上昇すると同時に、カセッ
ト17が帯増締め位置dに送られる。
【0034】このとき、帯端BEは、帯押え部材45に押
さえられたまま案内手段8 の案内板8Aに押されて案内さ
れ、次の帯増締め位置dまで帯掛け状態を保持する。カ
セット17が帯増締め位置で停止すると、昇降体58が下降
して帯締付部材60により帯Bが物品Wと共に左右方向か
ら締付けられ、昇降体58が上昇すると、案内板8Aによっ
て増締め状態が保持されたまま、カセット17が次の帯接
着位置e に送られる。
【0035】帯接着位置e にカセット17が停止すると、
板状本体67が下降してテープ押圧体69がセロハンテープ
63の端部を帯Bの端部上に押付ける。次いで、カセット
17の移送開始直後に、セロハンテープ63の接着長が所定
長になると、テープ押圧体69が上昇し、このとき、セロ
ハンテープ63はバキュームユニット72により吸引されて
いるので、テープカッター73によりセロハンテープ63が
切断され、切断されたセロハンテープ後端はテープ押え
ガイド8Bにより押付けられて完全に接着される。
【0036】以上のようにして、帯付けされたカセット
17内の物品Wは、排出位置f において物品挿入ガイド79
により押さえられて2段プッシャー86で物品挿入シリン
ダ77の駆動により袋受台80上で開口されている袋P内に
挿入され、物品Wの最後の押込みは、2段押込用シリン
ダ84を操作して2段プッシャー86により軽く物品Wを押
して、形や姿勢が崩れないように行われる。
【0037】本発明の上記実施例によれば、物品の帯付
けから袋入れまでを自動的に能率よくかつ確実に行なう
ことができ、生産性の向上を図ることができる。本発明
は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば帯増
締手段6 を省略するか又は帯掛け手段5 に組込むことが
でき、帯供給とセットを別個の位置で行なうこともで
き、さらには帯端接着手段7 としてセロハンテープに代
えてシール、ラベルを使用したものとすることができ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明方法は、上述のように、物品に帯
を巻付けて接着する方法であって、順次間欠移送される
複数のカセットに帯を挿入して帯の長手方向両端部が立
上がるようにセットする工程と、帯がセットされたカセ
ットに物品を挿入する工程と、帯の両端部を物品上に折
曲げる工程と、帯の端部を接着手段により接着する工程
とから成ることを特徴とするものであるから、物品の帯
付け作業を自動的に行なうことができ、省力化及び生産
性の向上を図ることができる。
【0039】また、本発明方法は、前記帯の端部を接着
する工程に入る前に帯の増締めを行なうことを特徴とす
るものであるから、物品に帯をしっかりと密着状にかつ
確実に締付けることができ、後の袋入れ作業を容易にで
きると共に商品価値を高めることができる。さらに、本
発明装置は、移送中の物品に帯を巻付けて接着する装置
であって、順次間欠移送される複数のカセットと、該カ
セットに帯を一枚ずつ供給する手段と、カセットに帯を
その両端が立上がるようにセットする手段と、帯がセッ
トされたカセットに物品を挿入する手段と、帯の両端を
折曲げて重ね合わせ物品に帯掛けする手段と、重ね合わ
せた帯の端部を接着する手段と、重ね合わせた帯の両端
が拡がらないように接着手段に案内する手段とから成る
ことを特徴とするものであるから、物品の帯付け作業を
確実にかつ自動的に行なうことができ、構造も比較的簡
単で経済的に得ることができ、コスト低下を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の全体構成を示す平面図で
ある。
【図2】図1の一部省略部分破断正面図である。
【図3】帯供給・セット手段の拡大平面図である。
【図4】図3の一部破断右側面図である。
【図5】図3の一部破断正面図である。
【図6】(a),(b)は帯型付用アタッチメントをカ
セットに装着した状態を示す一部省略部分破断正面図で
ある。
【図7】帯の一例を示す平面図である。
【図8】物品に帯を掛けてセロハンテープで接着した状
態を示す正面図である。
【図9】物品供給位置の平面図である。
【図10】図9の一部破断右側面図である。
【図11】図9の正面図である。
【図12】帯掛け手段の一部省略正面図である。
【図13】同帯掛け手段の平面図である。
【図14】図13の一部破断右側面図である。
【図15】帯増締手段の平面図である。
【図16】帯増締手段の一部破断右側面図である。
【図17】同帯増締手段の一部破断正面図である。
【図18】図17における帯増締状態の説明図である。
【図19】帯端接着手段の平面図である。
【図20】図19の一部破断右側面図である。
【図21】図19の一部破断正面図である。
【図22】図21におけるセロハンテープ接着状態の説
明図である。
【図23】物品袋入れ装置の一例を示す平面図である。
【図24】図23の一部省略部分破断右側面図である。
【符号の説明】
1 物品の帯付け装置 2 物品移送手段 3 帯供給・セット手段 4 物品供給手段 5 帯掛け手段 6 帯増締手段 7 帯端接着手段 8 案内手段 17 カセット 22 ベルトコンベヤ 30 帯吸着搬送パット 31 帯型付部材 37 帯折曲ハンド保持体 42 帯折曲平行ハンド 43 物品押え板 45 帯押え部材 58 昇降体 59 平行リンク 60 帯締付部材 B 帯 BE 帯端 W 物品
フロントページの続き (72)発明者 田中 好 京都府綾部市井倉新町石風呂1番地 グン ゼ株式会社京都研究所内 (72)発明者 西山 孝司 京都府綾部市井倉新町石風呂1番地 グン ゼ株式会社京都研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品に帯を巻付けて接着する方法であっ
    て、順次間欠移送されるカセットに帯を挿入して帯の長
    手方向両端部が立上がるようにセットする工程と、帯が
    セットされたカセットに物品を挿入する工程と、帯の両
    端部を物品上に折曲げる工程と、帯の端部を接着手段に
    より接着する工程とから成ることを特徴とする物品の帯
    付け方法。
  2. 【請求項2】 前記帯の端部を接着する工程に入る前に
    帯の増締めを行なうことを特徴とする請求項1の物品の
    帯付け方法。
  3. 【請求項3】 移送中の物品に帯を巻付けて接着する装
    置であって、順次間欠移送される複数のカセットと、該
    カセットに帯を一枚ずつ供給する手段と、カセットに帯
    をその両端が立上がるようにセットする手段と、帯がセ
    ットされたカセットに物品を挿入する手段と、帯の両端
    を折曲げて重ね合わせ物品に帯掛けする手段と、重ね合
    わせた帯の両端が拡がらないように接着手段に案内する
    手段と、重ね合わせた帯の端部を接着する手段とから成
    ることを特徴とする物品の帯付け装置。
  4. 【請求項4】 前記物品に帯掛けする手段と接着手段の
    間に、物品に巻掛けた帯を増締めする手段を設けたこと
    を特徴とする物品の帯付け装置。
  5. 【請求項5】 前記帯供給手段は、カセット移送方向と
    直交状に設けたベルトコンベヤと、コンベヤ上の帯を吸
    着してカセット上に移送する上下動可能な吸着搬送パッ
    トとから成り、該パットに帯の両端が立上がるようにセ
    ットする左右一対の型付部材が装着されていることを特
    徴とする請求項3又は4の物品の帯付け装置。
  6. 【請求項6】 前記帯掛け手段は、カセット上に出退可
    能とされた帯折曲ハンド保持体と、該保持体に各基端が
    取付けられかつ接近離間可能とされた左右一対の帯折曲
    平行ハンドと、保持体の該平行ハンド間に突設された物
    品押え板と、カセットの直上に位置しかつ折曲げて重ね
    られた帯の両端を押える上下動可能な帯押え部材とから
    なることを特徴とする請求項3,4又は5の物品の帯付
    け装置。
  7. 【請求項7】 前記帯増締手段は、カセット直上に位置
    しかつ上下動可能とされた昇降体と、該昇降体の左右両
    側に夫々2本の平行リンクを介して連結された左右一対
    の帯締付部材とからなることを特徴とする請求項4,5
    又は6の物品の帯付け装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5462095A (en) * 1977-10-26 1979-05-18 Takaya Okamura Pasting device for band sealing apparatus
JPS555317A (en) * 1978-06-13 1980-01-16 Sadaaki Tatsumi Method of binding band
JPS63219092A (ja) * 1987-03-09 1988-09-12 株式会社日立製作所 紙葉類の区分計数機

Patent Citations (3)

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