JPH0624382B2 - ラインアダプタ - Google Patents

ラインアダプタ

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JPH0624382B2
JPH0624382B2 JP63290375A JP29037588A JPH0624382B2 JP H0624382 B2 JPH0624382 B2 JP H0624382B2 JP 63290375 A JP63290375 A JP 63290375A JP 29037588 A JP29037588 A JP 29037588A JP H0624382 B2 JPH0624382 B2 JP H0624382B2
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は通信装置、特に通信制御装置のラインアダプタ
(ないしは回線アダプタ)に関する。通信制御装置は複
数のユーザー端末装置が伝送ラインにより接続されるテ
レプロセシング環境で伝送を管理するのに使用される。
B.開示の概要 通信制御装置のラインアダプタ(ないしは回線アダプ
タ)(1)は、それに接続されたテレプロセシング・ライ
ン(26)を走査するため、両方向性直列リンク(1
2)−このリンク上でデータ及び制御情報がフレーム及
びスロットに区分される−を介して前記ライン(26)
と情報を交換する循環式走査装置FES(10)を含
む。FES(10)及び直列リンクはどちらもそれぞれ
のタイミングで作動するので、FES走査を直列リンク
(12)構造に適合させるようにインタフェースFES
A(11)が設けられている。このFESA(11)
は、一方では、インバウンド直列リンク(24)を介し
てLIC(20)からFES(10)に送信されたデー
タ及び制御情報を、他方では、アウトバウンド直列リン
ク(22)を介してFES(10)からLIC(20)
に送信されるデータ及び制御情報を記憶する一時記憶手
段(36、38、40、42)を含む。
FES、アウトバウンド直列リンク及びインバウンド直
列リンクによる該記憶手段へのアクセスは、通信制御装
置のラインアダプタ(1)での前記素子の動作の相対的
優先順位に基づき、調停ロジックにより時分割で許可さ
れる。
C.従来技術及びその問題点 ラインアダプタ(ないしは回線アダプタ)の主たる目的
は伝送ラインのグループが通信制御装置の中央制御装置
(CCU)と情報を交換することを可能にし、各ライン
と前記CCUとの個々の接続を不要にすることである。
そのため、ラインアダプタは該ラインを周期的に走査す
る走査手段を含む。このようなラインアダプタは既に欧
州特許出願公開EP−A第0048781号及び同第0
077863号に記述されている。前記ラインアダプタ
では、ユーザーの端末装置に接続された伝送ラインは、
LICユニットに再編成されたラインインタフェース回
路(LIC)を介して走査手段と情報を交換する。各L
ICユニットはLICを8つまで含むことができ、並列
バス及び適切なコネクタにより走査手段に接続される
が、それらはサイズがかなり大きいので計算機内の空間
を占有し、高価である。
このように、LICと走査手段の間の並列バスにより、
通信制御装置の接続性は限定される。
これらの不利益は、欧州特許出願公開EP−A第023
2437号記載のようにLICにより交換された情報を
多重化し、それらを通信制御装置の各ラインアダプタの
LICとライン走査手段(引用特許ではフロントエンド
走査装置FESと呼ばれる)の間に実現された直列同期
リンクを介して送信することにより、除去されている。
こうして、直列リンクにより、LIC装置及びマルチプ
レクサインタフェースは、必要なら、通信制御装置の計
算機フレームの外部、即ちその周辺部に実現することが
でき、従って、接続性、LIC切替え可能性及び全体の
性能が向上する。
しかしながら、直列リンクをラインアダプタに導入する
には、普通は走査手段のハードウェア及びマイクロコー
ドの大幅な変更を必要とするが、更に、それよりもずっ
と大切なことは、技術的及び経済的観点から、周知の走
査手段及び走査装置マイクロコードを維持すると共に前
記走査手段と直列リンクの間に適切なインタフェースを
導入することである。
ゆえに、本発明の目的は(例えば、IBM3725通信
制御装置で実現されているような)FESの並列インタ
フェースを直列リンクの直列インタフェースに適合させ
ることができるインタフェース(以下、フロントエンド
走査装置アダプタFESAと呼ぶ)を提供することであ
る。
本発明では、FESはマスタ装置であり、FESAはF
ESにより提示された情報を直接取得しなければならな
い。同様に、FESが所与のラインXからの情報を必要
とするときは、FESAはその情報を用意しておかなけ
ればならない。
更に一般的には、本発明のもう1つの目的は、たとえF
ESと直列リンクの動作のタイミングが非同期でも、F
ES、FESの直列リンク及び走査装置マイクロコード
がFESAを介して送信された情報に時分割でアクセス
することを可能にするFESAインタフェースを有する
ラインアダプタを提供することである。
D.問題点を解決するための手段 これらの目的を達成すべく本発明のラインアダプタ(な
いしは回線アダプタ)は、伝送ラインに接続されたライ
ンインタフェース回路と通信制御装置の中央制御装置と
の間でデータ情報及び制御情報を交換するために設けら
れ、伝送ラインを走査するため各伝送ラインに一対のデ
ータスロット及び制御スロットが対応するようなデータ
スロット及び制御スロットで構成されるフレームによっ
て双方向の直列リンクを介してラインインタフェース回
路との間で情報を交換する走査手段を含むラインアダプ
タであって、走査手段と直列リンクとが各自のタイミン
グで独立に動作すること、及び走査手段が直列リンクと
インタフェースするためのインタフェース手段を含むこ
とを特徴としている。
本発明によれば、ラインアダプタ(1)は周期的な走査
手段(FES)とLICに接続された直列リンクとをイ
ンタフェースするFESAインタフェース(11)を含
み、FESと直列リンクはどちらもそれぞれのタイミン
グにより作動することができる。そのため、FESA
は、一方では、インバウンド直列リンクを介してLIC
からFESに送信されたデータ及び制御情報を、他方で
は、アウトバウンド直列リンクを介してFESからLI
C及びテレプロセシングラインに送信されるデータ及び
制御情報を一時的に記憶する記憶手段を含む。
FES、アウトバウンド直列リンク及びインバウンド直
列リンクによる該記憶手段へのアクセスは、通信制御装
置のラインアダプタ内の前記素子動作の相対的な優先順
位に基づいて調停ロジックにより時分割で許可される。
E.実施例 第2図に本発明を使用できるシステムの全体図を示す。
通信制御装置CCは、1979年ドュノ(Dunod)社発
行、マッシG.、ギルバートJ.E.(G.Macchi、J.E.Gu
ilbert)共著“データ通信”(Tele-informatique)−第1
0章−に開示されたタイプのテレプロセシングネットワ
ークの素子である。通信制御装置では、中央制御装置C
CUは端末装置Tと中央演算処理装置CPU1、CPU
2との間で送信されたデータを処理する。装置CCUは
チャネルアダプタCA1、…、CAnを介して中央演算
処理装置CPU1及びCPU2の多重チャネル(MP
X)バスに接続される。装置CCUはCCUバスに接続
されたラインアダプタLA1、…、LAnを介して端末
装置Tにも接続される。
第1図は第2図のLAのようなラインアダプタ(ないし
は回線アダプタ)1の概要を示す。このようなラインア
ダプタ1は、図示のマイクロコード記憶装置17に含ま
れたマイクロコードを実行するマイクロプロセッサ16
と、FES(フロントエンド走査装置)10により指定
された走査ロジック−その詳細は通信制御装置の通信ラ
インアダプタに関する欧州特許出願公開EP−A第00
48781号に記載されている−とから成る。
前記特許では、伝送端末装置及びラインインタフェース
回路(LIC)を介してユーザー端末装置により送信又
は受信されるデータは並列バスを介して走査手段とLI
Cの間で交換されている。
FES10とLICの間のFESAインタフェースにか
かわる本発明では、LIC20と走査手段の間のデータ
交換はあとで説明するように多重化回路(MUX)14
及び直列リンク12により良好に実行される。
FES10、直列リンク12及びMUX14のほかに、
本発明によるラインアダプタは、後で第5図に関連して
説明するように、FES10の並列インタフェースを直
列リンク構造に適合させるためのFESA(FESアダ
プタ)11を含む。
本発明によれば、FESA11はFESに対し透明でな
ければならない。これは、FES10の走査活動が、欧
州特許出願公開EP−A第0048781号及び同第0
077863号記載のようにLICに並列バスにより接
続された場合のように実行されることを意味する。
FESの走査タイミングは第3図に簡単に示す。所与の
ラインXの走査は受信フェーズ及び送信フェーズを含
み、その各々は順序づけロジック(図示せず)が提供す
る7つのステップ(0〜6)を含む。ラインXの走査が
終了すると、普通はライン(X+4)の走査が後続す
る。
しかしながら、FESの同期走査プロトコルは、ライン
走査の終りで、LICのレジスタに対する即時読取り又
は書込みアクセスを必要とするマイクロコードの非同期
動作により割込まれる。
第3図は非同期の問題を本発明により解決する概念を表
わす。FESがラインXの走査を実行する間に、アウト
バウンド直列リンク(OSL)はラインYに送信される
情報を処理し、インバウンド直列リンク(ISL)はラ
インZから受信した情報を処理する。
更に、一般にFES走査はライン当り2.8μsを要する
が、OSL及びISL処理のためラインY及びZに割当
てられた時間は3.9μsとなり、ISL及びOSLは更
に一定の遅延dだけシフトされる。
このように、本発明に従ってFESA11により解決さ
れる主たる問題は、それに接続された、情報交換が可能
なことを必要とする幾つかの構成装置の間の非同期の問
題である。それはラインアダプタ1のFES10と直列
リンク12の間で実現されるので、FESAは個々のユ
ーザーの4つの要求:FESハードウェア、FESマイ
クロコード、OSL及びISLに適合しなければならな
い。よって、あとで説明するように、FESAはFES
10と直列リンク12の間に記憶手段を含む。前記記憶
手段は第5図に示すようにデータRAM(36、38)
及び制御RAM(40、42)により良好に実現され
る。同図で、それぞれの矢印は直列リンクのスロットと
RAMの間、及びRAMとFESの間のおこりうる情報
の流れを示す。これらの情報の流れは後述のインタフェ
ースロジックの実現を必要とする。
しかし、FESAにより解決すべきもう1つの問題はR
AM(36、38、40、42)に対しそれぞれのユー
ザーがアクセスする優先順位の調停にある。本発明では
これも後述の調停ロジックによって実行される。
前記問題及びその解決策は容易に一般化することができ
るが、本明細書では、欧州特許出願公開EP−A第00
48781号に記載されているような、IBM3725
通信制御装置のラインアダプタに含まれているのと同様
なFES10に関して、より明快にしかも該発明に限定
されることなく、それらを説明する。
更に、FESAの設計はFESの性能に強い影響を与え
てはならない。FESAはIBM3725の設計にある
ようなFES及びマイクロコードの要求(あとで簡単に
述べる)を処理しなければならない。即ち、これらの要
求がFESAにより最も高い優先順位で取扱われるのに
対し、直列リンクのアウトバウンド及びインバウンド要
求はより低い優先順位で取扱われる。
FES走査機構の原理は第1図及び第3図により理解す
ることができる。
第1図はFES/FESAが、例えば、8つのLIC2
0に直列リンク12及びMUX14により接続されてい
ることを示す。各LICはモデム30を経てユーザー端
末装置(T)28に接続される直列伝送ライン26を4
本まで支援する。
前述の欧州特許出願公開EP−A第0048781号及
び同第0077863号に記述されているように、各ラ
インアダプタは一定の順次走査方式によってラインの走
査を実行する走査装置を含む。同期動作モードでは、2
つのライン走査の間の時間間隔は、送信又は受信される
2ビットの間の時間間隔よりも短くなければならない。
前述の例では、該発明の装置の最大走査速度は3500
00受信又は発信ビット/秒である(4本の線による伝
送は“全2重”伝送とも呼ばれる)。この走査能力は接
続されたライン数の間に自動的に分配される。もしライ
ンが1本なら、256000ビット/秒で作動させるこ
とが可能である。もしラインが4本なら、64000ビ
ット/秒で作動させることができ、もしラインが32本
なら、9600ビット/秒で作動させることができる。
前述のように、ラインはLICにより走査装置に接続さ
れる。良好な実施例では、各LIC回路は1本又は4本
のラインに接続することができる。1〜8のLIC回路
−それぞれがいわゆるLICカードに取付けられ、走査
装置に接続されている−を設けることが可能である。接
続されるLIC回路の数は自動的にライン走査を変更す
る。8つのLIC回路が0〜7の順序で取付けられる
と、ライン走査は、前記特許出願に記載されたFESに
より、常に下記の順序で実行される。
第1のLICの第1のライン(ライン0)、第2のLI
Cの第1のライン、・・・、最後に取付けられたLIC
の第1のライン、次に第1のLICの第2のライン(ラ
イン1)、第2のLICの第2のライン、・・・、最後
に取付けられたLICの第2のライン、次に第1のLI
Cの第3のライン(ライン2)、第2のLICの第3の
ライン、・・・、最後に取付けられたLICの第3のラ
イン、最後に第1のLICの第4のライン(ライン
3)、第2のLICの第4のライン、・・・、最後に取
付けられたLICの第4のラインの順序で走査が実行さ
れ、第1のLICの第1のラインに戻る。もう1つのL
IC回路に1つのラインしかないなら、前記1つのライ
ンは他のラインの4倍走査される。もちろん、本発明に
よるFESAは他の走査方式を有するFESに容易に適
合可能である。
FESAとFESの間のインタフェース FESAは第5図に関連してあとで説明するようにFE
Sに対するインタフェースロジック(68、70、7
2)を含むが、FES10はFESAの存在による影響
を受けないので、欧州特許出願公開EP−A第0077
863号に記述されているような、通常のインタフェー
ス用の線を表わす。その最も重要な部分について以下に
述べる: 非同期動作は新しいタイミングのタグであり、FESA
即ちラインフレーム構成装置での非同期マイクロコード
動作を合図する。
これらのインタフェース用の線の機能は後に本明細書で
明らかになる。
FESAと直列リンクの間のインタフェース動作 本発明によるFESAも直列リンクとのインタフェース
手段(60、61、62、63)を提供する。前記イン
タフェース手段の理解を容易にするため、先ず第4図
(第4A図ないし第4C図)により直列リンク構造につ
いて説明する。
直列情報は連続するフレーム44で両方向に広がってい
る(第4B図)。
・各フレーム内では、2つの8ビット・スロット−1つ
のスロットはデータを交換し、もう1つのスロットは制
御情報を渡す−が各々の接続された装置に専用される
(第4B図)。
・32のフレームからなるスーパーフレームは、32以
下の異なる制御情報を、32の伝送ラインを介して接続
された32の装置と交換するのに使用される。
所与のフレームは32台の装置全てに対し同じ種類の制
御情報を転送する。
第4C図は本明細書におけるフレームの割当てを示す。
本明細書では、中央走査装置は32テレプロセシング・
ラインを制御する。このスーパーフレーム構成では、全
てのフレームはLICの1つの所定の制御レジスタ、多
重記憶制御装置又はラインレジスタに専用される。32
ライン・インタフェース装置は各4ラインの8ライン・
インタフェース結合装置(LIC)で実現される。
第4A図に示すデータスロット内容(データバースト)
はフレーム数には左右されない。データトラフィックに
応じて、データバーストは0〜5ビットの範囲内で変化
することができる。
ラインインタフェースレベルのハードウェアを簡単にす
るため、両方向(受信及び送信)のデータスロットは同
一の構成にはしない。
・受信データスロットでは、有効なデータビットフィー
ルドは区切り文字“1”−0がビット6まで後続する−
で右方が制限される。受信データスロットビット7(X
REQ)はデータを走査装置から送信することを要求す
るラインインタフェース装置の送信部分によってセット
される。
・送信データスロットでは、有効なデータビットフィー
ルドは区切り文字“1”−0がビット1まで先行する−
で左方が制限される。送信データスロットビット0
(C)は走査装置によってセットされ、データバースト
に関連したモデム制御情報(クリア即ち送信可能)を送
る(C=X21送信モードの制御ビット)。
制御スロット構成は両方向(送信及び受信)とも同じで
ある。
制御情報はビット1〜6にセットされる。ビット0はフ
レーム31の全ての制御スロットで“1”にセットさ
れ、直列リンクの両端がスーパーフレーム同期を検査し
保持することを可能にする。
直列リンクでは、ビットは差動マンチェスタコードによ
ってコード化される。
対向する受信部分が次のフレームの始めを検出するのを
可能にするように、各フレームの終りに、特定コード違
反パターンがそれぞれの送信部分により送信される。
4MBPSの伝送では、フレーム持続時間は125μsとな
り、スーパーフレームは4msの間続く。
FESAのRAM 4つのFESAのユーザー(ISL、OSL、FES及
びFESマイクロコード)−各々がそれ自身のタイミン
グにより作動している−の間の非同期の問題を解決する
ため、前述のようなRAM(36、38、40、42)
が本発明によってFESA11で実現されている。これ
らのRAMは一時的な記憶手段でありラインから来るか
又は前記ラインに送るべきデータ及び制御装置を緩衝記
憶(バッファ)することが可能である。
FESAとそのユーザーの間、およびFESA11自身
の中の一般的なデータの流れを第5図に示す。この図面
では、データ及び制御バスは簡略化のため単一のライン
で表示され、FESAとFES10または直列リンク1
2の間のインタフェースはそれぞれ破線(52、54)
で表示されている。FESA11のそれぞれの構成ブロ
ックについては後で詳細に説明する。
FESAの一般的なデータの流れに関し注目すべき点
は、ISL−直列リンク12−により提供されるデータ
及び制御スロットはバーストによってISLインタフェ
ース56に送信され、プロセスロジック(60、61)
によって提供されるステップに従って処理されることで
ある。このように、データは適切な形式で“受信データ
RAM”38に記憶される。記憶されたデータはFES
がデータビットインタフェース70を介してビット毎に
走査できるように保持される。ISLにより提供される
制御データスロットも同様に、適切な形式で“インバウ
ンド制御RAM”40に記憶され、同時に、FESまた
はマイクロコードに直接必要な幾つかの特定の制御レジ
スタ(LIC現在、LIC広帯域)は、ライン71を介
して走査制御ロジック72に直接送信される(あとで第
13図に関連して説明する)。
それ自身のタイミングによりFESから提供されるデー
タ及び制御情報を直列リンク12に送信し、LIC及び
ユーザーのラインに出力するときは、前記データ及び制
御情報は“送信データRAM”36及び“アウトバウン
ド制御RAM”42にそれぞれロードされる。これはデ
ータビット送信インタフェース73及び制御インタフェ
ース68を介してそれぞれ実行される。送信データRA
M36にロードされると、アウトバウンド伝送のためO
SLを介してLICに送信されたデータ情報は、アウト
バウンドデータプロセスロジック62及びOSLインタ
フェース58によって処理される。
他方、アウトバウンド制御RAM42にロードされる
と、OSLを介してLICに送信された制御情報はアウ
トバウンド伝送が可能となり、アウトバウンド制御プロ
セスロジック63及びOSLインタフェース58によっ
て実行される。制御プロセスロジック63はアウトバウ
ンド制御RAMからの制御ワードの取出しを管理してい
るので、それに必要なタイミング信号を供給する。
次に、プロセスロジック61、OSLインタフェース5
8及び対応する動作について更に詳細に説明するが、注
目すべき点は、送信データRAM36及びアウトバウン
ド制御RAM42で使用可能な情報−所与のラインに送
信される情報に対応する−は、それがまさにそのライン
に対応するデータ及び制御スロットを表わすときOSL
に取込まれることである。
インバウンド方向の情報の流れは同じ規則に従う。IS
Lインタフェース56を介してISLにより表示される
と、所与のラインの情報スロット(データ+制御)はイ
ンバウンドデータプロセスロジック60及びインバウン
ド制御プロセスロジック61によりそれぞれ処理され
る。こうして、前記ラインのデータ及び制御情報は適切
な形式でそれぞれ受信データRAM38及びインバウン
ド制御RAM40に記憶される。記憶された情報は受信
データビットインタフェース70及び制御インタフェー
ス68を介してFES10への送信に使用できるように
保持される。FESへの送信は該考慮されているライン
に対するFESの次の“受信走査”と同時に行われる。
もちろん、FES10、ISL24、OSL22及び走
査装置マイクロコードは非同期のタイミングで作動する
から、それらがRAM(35、38、40、42)をア
クセスする場合の相対的な優先順位は、ラインアダプタ
1内で要求される優先順位によって調停されなければな
らない。
よって、本発明に従って、調停手段100が提供され
る。調停手段は第5図には図示されないが、第14図に
描かれている。
更に、第5図はFESA制御レジスタユニット66を示
す。これは制御インタフェース68を介してFES制御
バス80と制御情報を交換する。ユニット66には種々
の制御レジスタ:誤り報告レジスタ、FESA診断レジ
スタ等が含まれることがあるが、それらは本発明を構成
する部分ではない。
かように、制御レジスタユニットは主にFESA制御レ
ジスタを含み、その各々のビットはFESAの特定の動
作モードを制御するのに使用される。FESAの可能な
動作モードを下記に示す。
FESAは、“リセットRAM”状態、“フリーズ”状
態、または“フリーランニング”モードでは、リセット
状態にしておくことができる。これはFESAの通常の
動作を可能にする。
リセットFESA リセットFESAコマンドはFESから来る制御リード
であり、FESがリセットされている間は活動状態であ
る(FES/FESAインタフェースと比較された
い)。
FESAでは、このコマンドは全てのロジックをリセッ
トする(制御レジスタビット0を含めてラッチをリセッ
トする)が、インタフェースでリセットFESAが非活
動状態になるときFESAのRAMのリセットを初期設
定するため、制御レジスタビット1(リセットRAM)
をセットする。
リセットRAMが完了すると、FESAは“フリーラン
ニング”モードと呼ばれるモードで作動する。
FESAがリセット状態のとき、FESAはOSLで信
号変換を生じない。この変換の欠如はMUX(14)に
よりリセットコマンドとして復号される。
FESAリセット・ラッチ:(制御レジスタのビット
0) このリセットは、FESA制御レジスタビット0をセッ
トすることにより、マイクロコードで活動化される。
それにより、FESAはFESとは無関係にリセットさ
れる。
このコマンドは下記を除き、リセットFESAと同じ特
性を有する: ・制御レジスタビット0は該リセット中はオンのままで
ある。
・制御レジスタビット1はハードウェアによって自動的
にセットされることはない。
“リセット・ラット”モードはマイクロコードによりビ
ット0のリセットで終了する。
次の状態は“リセットRAM”、“フリーズ”、又は
“フリーランニング”になることがある。これはリセッ
ト・ラッチが除去された時点において、制御レジスタで
ビットがマイクロコードによってセットされるかどうか
による。
FESAリセットRAM:(制御レジスタのビット1) FESAリセットRAMの開始は下記のいずれかによ
る: ・リセットFESAの終りで自動的に開始される(FE
SA制御レジスタビット1がハードウェアによってセッ
トされる)。
・制御レジスタビット0がリセットされている間に、マ
イクロコードによつて開始される(ビット1をセットす
る)。
動作は全てのFESAのRAMをリセットする。
終りに、もし制御レジスタビット2(フリーズ)がビッ
ト0のリセットされた時点でマイクロコードによってセ
ットされていれば、FESAは“フリーランニング”モ
ード(制御レジスタビット1が自動的にリセットされ
る)、又は“フリーズ”モードに移る。
FESAフリーズ:(ビット2) この状態では、FESA機能は使用を禁止されるので、
直列リンクは作動可能ではない(遊び文字の伝送)。
しかしながら、FESAのRAMはロード又はダンプす
ることができる。
フリーズはマイクロコードにより−制御レジスタビット
2をセットしリセットすることにより−完全に制御され
る。
もしビット0がリセットされている間にビット1及び2
がセットされれば、リセットRAM動作の完了時にフリ
ーズはFESAで有効となる。
フリーランニング状態に移るには、マイクロコードはフ
リーズをリセットしなければならない。しかしながら、
フリーランニング状態は下記順序が守られる場合にだけ
正しい(直列リンクが同期される)。
・リセット・ラッチ、リセットRAM、フリーズ ないしは ・リセット・ラッチ、フリーズ もしFESAが、フリーランニング中、フリーズによっ
て停止されていれば、フリーズを直接除去することによ
り再始動させることはできない。
フリーズのもう1つの制約はFESAに対するマイクロ
コードアクセスが下記の場合にだけプログラミング可能
なことである: ・FES及びFESAの両者がフリーズモードの場合 ないしは ・FES及びFESAの両者がフリーランニングモード
の場合 更に2つのビット(ビット3、4)−“制御RAMアド
レス拡張”ビット及び“制御RAMスワップ”ビット
(後述)−が提供される。
FESA情報の流れ: 前述の種々の情報(データ、制御)の流れの詳細につい
て対応するハードウェアに関連して説明する。
第6図はインバウンドデータ伝送、即ちISLインタフ
ェース56、インバウンドデータプロセスロジック6
0、受信データRAM38及びデータビット受信インタ
フェース70を介して、ISLライン24からFES1
0にデータを送信するためのFESAハードウェアの構
造を示す。
データRAM(36、38)は、ライン毎に、受信及び
送信データバッファ+(制御ビットのセット)を含む。
受信動作では、FESAはISLデータスロット(第4
図に示す)を介してラインからデータバーストを受取っ
て該データを直列化し、1ビットずつFESに供給す
る。
もし32本のラインがラインアダプタ1に接続されるこ
とになっていれば、受信データRAM38は、それぞれ
が受信SDFバイト74、受信SDF制御バイト76、
受信PDF0バイト78及び受信PDF1バイト82−
SDFは“直列データフィールド”を表わし、PDFは
“並列データフィールド”を表わす−の4バイトからな
る32の領域(L0〜L31)を必要とする。
引用RAMフィールドはFESAの作業領域であり、以
下に説明する方法で、データバーストをアセンブル即ち
直列化する。
受信データバーストの大きさは一定していない。各々の
LICはそれに割当てられたデータスロットをISLが
そのラインを走査する時点で使用可能なデータで満た
す。
このように、受信データバーストの長さはラインの速度
に左右され、本発明では使用される直列リンクにより0
ビットから5ビットまで変化することができるが、固定
長のバーストを用いる類似の直列リンクは本発明により
提供されるFESAと共に作動することができる。
ISLデータスロットはFESAにより下記のように処
理される: ・もしデータバースト送信要求(第4A図の受信データ
スロットのビット7)があれば、制御RAM管理に関し
て記述されたように、次の送信動作で、インバウンド制
御RAMから来る“ライン使用可能”情報といっしょ
に、送信制御2フィールド(第8図)で受信データRA
M38に保管される。
・受信データビットはインバウンドデータプロセスロジ
ック60により右にシフトされ、FESへのビットのシ
フトに備えて1つの区切り文字が該データビットの左に
セットされる。
以下の表はバイト(74、76、78、82)の内容の
例を示す(Ri:受信ビット番号i)。
バイトSDF制御76のビット0−PDF0有効とよば
れる−は、“1”にセットされると、PDF0がISL
から来るデータバーストによってセットされていること
を意味する。従って、新しいデータバーストを2つのP
DFフィールドの一方にロードする前に、どのPDFフ
ィールドに新しいデータバーストをロードすべきかを決
めるため、ISLはPDF0の有効ビット及びPDF1
の有効ビットを監視しなければならない。これは後述す
るように更新ロジック88によって行われる。同じバイ
トのビット1(PDF1有効と呼ばれる)も同様の意味
を持つ。同じバイトのビット2(PDFポインタと呼ば
れる)はSDFシフトレジスタ84にロードすべきPD
F(0又は1)を指す。
第8図は、あとで(第7図で)説明するように、ISL
タイミングステップ生成機構110によって生成された
幾つかのISLステップ(ISLS0〜S3)に従っ
て、ISLデータプロセスロジック60により実行され
る動作の概略を示す。
第8図に示すように: ・ISLステップS0−前述のように、PDF送信制御
(データバースト送信要求)を送信データRAMに書込
む−の後に、ステップS1で、ビットPDF0が有効で
あるかどうかを検査するため、プロセスはデータSDF
受信制御を読取る。
・ステップS3で、もしビット0がオフ(PDF0フィ
ールドが有効ではない)なら、ISLデータプロセスは
新しいデータバーストをアドレスPDF0にロードし、
ビット0をオンにセットする。
もしビット0がオンなら、FESAは新しいデータバー
ストをアドレスPDF1にロードし、SDF制御レジス
タ86で、受信制御文字フィールドのビット1及び2を
セットする。その結果は直ちに受信データRAM38に
ロードされる。
該処理されたデータバーストが書込まれることになって
いる受信データRAM38は、書込みコマンドが活動化
されると、直列リンク内の該考慮されたラインのスロッ
ト及びフレームのアドレスを含むアドレスバス81によ
って指定される。このアドレスは第7図に示すアドレス
復号器108により生成され、ISLカウンタ118か
らのクロック−直列リンクのスロット及びフレームカウ
ントを供給する−を受取る。
受信データRAM38に記憶された後、データバースト
はデータビット受信インタフェース70を介して、1ビ
ットずつ、FES10に伝送することが可能となる。
その結果、SDF74とSDF制御76はSDFシフト
レジスタ84とSDF制御レジスタ86にそれぞれロー
ドされる(どちらもデータビット受信インタフェース7
0で実行される)。
第9図はデータRAM38に記憶されたSDF74が1
ビットずつFESに送信されることになっているときに
実行される動作の概略を示す。
・FESは受信中のラインを走査するとき、受信サービ
ス要求のビットをライン83に生成し、FESAは、該
ラインに関連し、FES・S1ステップ(第9図)で、
SDFシストレジスタ84に以前にロードされた受信S
DF74を、SDFが空ではない限り、シフトすること
によりステップS2でFESにデータビットを供給す
る。
・もしSDFシフトレジスタ84が空なら、FESAは
PDFの1つ(PDF0又はPDF1のどちらか有効な
方)を取出し、ステップS4又はステップS6でSDF
シストレジスタ84に再ロードすると共に次のFES走
査でデータビット転送を再開する。この時点でFESA
のプロセスは前述の受信制御ビットによって決まる。前
記制御ビットの監視及び更新は簡単な組合わせロジック
(AND/ORゲート)から成る更新ロジック88によ
って行われる。
前記更新ロジック88によるビット0、1、2の復号は
下表に示すような出力コマンドとなる: 第9図に示す動作ステップS1、S2、S4、S6は、
欧州特許出願公開EP−A第0077863号記載のよ
うな、FES10によって実行される受信動作と同じス
テップに対応する。
これらのステップはFES内のFESステップカウンタ
から引出される。FESによって実行される各受信動作
は7ステップの期間(S0〜S6)に及ぶと説明されて
いる。よって、受信/送信信号クロックはFES/FE
SAインタフェースでFESAに供給されるので、受信
/送信信号を分割することによりFESA内で同じステ
ップを検索するのは容易である。
第7図はISL/OSLインタフェース(56、58)
の構造を示す。ISLライン24からのマンチェスタ符
号化情報はレシーバ回路126を介して受信され、マン
チェスタ復号器116に緩衝記憶される。もちろん、も
し情報が別のコードで符号化されていれば、復号器11
6はそれに応じて取替えられる。
全ての必要なクロック信号は例えば49Mhzで作動する発
振器120から容易に得られる。前記周波数は、信号の
対称性をよくするため、2分周器122内で分周され
る。
復号器116は8ビットの情報スロットをISLシフト
レジスタ106に供給し、スロット毎に、ISLカウン
タ118にカウントパルスが供給され、スロット及びフ
レームカウントが生成される。
スロットは直列リンクで多重化されたラインに対応する
ので、アドレス復号器108から供給された復号はイン
バウンド制御RAM40及び受信データRAM38をア
ドレッシングするのに使用される(バス79)。
ISLシフトレジスタ106に供給された最初の8ビッ
トスロットはデータスロット、次のスロットは制御スロ
ットである。以下同様である(第4図と比較された
い)。データ及び制御スロットはISLシフトレジスタ
106によりISLデータPDFレジスタ94及びIS
L制御バッファ96にそれぞれ送信される(その識別は
8ビットカウントによって行われる)。
データ/制御スロットは、インバウンドデータプロセス
ロジック60及びインバウンド制御プロセスロジック6
1にそれぞれ達したとき、なお直列リンク上の形式に従
属する形式である(第4図と比較されたい:データバー
ストはデータフィールド区切り文字を含む)。こうし
て、前記データスロットは、1ビットずつFESに転送
可能な形式で受信データRAMにロード可能なように処
理、即ちシフトされる。
しかしながら、もし直列リンクで別の形式が選択される
なら、このスロット処理は強制的ではない場合がある。
OSLインタフェース58の構造はISLインタフェー
スの構造に似ている。従って、その情報スロット(デー
タ/制御)はアウトバウンドのデータRAM及び制御R
AM(36、42)からOSLに送信されることになっ
ている。
送信データRAM36から取出されるデータスロットは
FESから供給された形式になっているので、OSLデ
ータPDF90を構成する並列レジスタにロードされる
ように、アウトバウンドデータプロセスロジック62−
主にシフトレジスタ−内で処理(シフト)される。
制御情報はアウトバウンド制御RAMから読取られ、ア
ウトバウンド制御プロセスロジック63−該制御RAM
に記憶されたような制御スロットの形式しだいで機能的
になることができる−を介してOSL制御バッファ92
にロードされる。
データ及び制御スロットは、並列形式のまま、交互にO
SLシフトレジスタ104に送信され、直列化されてマ
ンチェスタ符号器114に入り、駆動機構124を介し
てOSLライン22に出力される。
スロット及びフレームのOSLカウンタ112もインバ
ウンド方向のように実行される。スロット/フレームの
カウントは、送信データRAM36にスロット及びフレ
ームアドレス(第11図、バス81)を供給することに
なっているアドレス復号器102、及びOSLタイミン
グステップ生成機構98により使用される。
第11図はアウトバウンドデータ伝送、即ち前述のよう
にデータビット送信インタフェース73、送信データR
AM36、アウトバウンドデータプロセスロジック62
及びOSLインタフェース58を介してFES10から
OSLライン22にデータを送信するためのFESAハ
ードウェアの大域構造を示す。
各々の走査されたラインの送信動作では、FESAは、
データRAMでライン毎にマイクロコードにより指定さ
れたバーストサイズにより送信データバーストをアセン
ブルするためFESからのデータビットを要求し、次い
で、LIC要求により、そのラインに割当てられたデー
タスロットで、OSLのラインにデータバーストを送
る。
送信データRAM36は、32本のラインの各々に、S
DFバイト130及びそれに関連したSDF制御バイト
132、PDFバイト134及びそれに関連したPDF
制御バイト136を含む。
前記バイトの内容は下記の表に示す。データバイトのX
iは、データビット送信インタフェース73を介してF
ES10により送信されたデータビットiを表わす。
送信データRAM36におけるSDF制御バイト132
のビット2〜4は送信バーストサイズを下記の符号化に
より指定する: 第10図は、FESステップS0〜S6から得られた作
業ステップによりデータビット送信インタフェース73
内で実行された動作の概略を示す。
第10図に示すように: ・ステップS1で、SDFフィールド130はSDFレ
ジスタ138にロードされ、その内容が検査される。S
DFレジスタ138が一杯にならない限り、データビッ
ト送信インタフェース73により、FESAはステップ
S2でビットサービス要求(線91)をFESに提示す
る。FESはステップS3で線89にデータビットを送
り、ビットサービス要求リセット信号を呼出す(線9
3、第11図)。
送信データビットは送信SDFフィールド138でアセ
ンブルされる。
もしSDF138が一杯(バーストサイズになる)な
ら、2つの可能性が生ずる: ・もしSDF制御レジスタ140内のPDF取出しビッ
トがオフ(即ちOSLがまだRAM36からPDF13
4を取出していない)なら、行うべきプロセスはない。
・もしPDF取出しビットがオンなら、FESから新し
い送信ビットを得るため、FESAはステップS2でビ
ットサービス要求を提示する。ステップS3で、SDF
138はPDF142に、更にRAM36のPDFフィ
ールド134にロードされる。SDFレジスタ138
は、後で説明するように、次のラインのバーストサイズ
を決定するためリセットされる。最後に、“取出された
PDF”がリセットされる。FESから得られたばかり
の“送信ビット”はSDFレジスタ138でシフトさ
れ、ステップS6で、SDFレジスタ138は送信デー
タRAM36のSDFフィールド130に再ロードされ
る。
走査中のラインに許容されたバーストサイズによりSD
Fを完全に検査するため、第12図に示すような、イン
タフェース73に含まれた簡単な回路が提供される。
第12図に示す回路では、もしバーストサイズ=5に対
応する線が活動化されれば(データスロットが5個のデ
ータビットを有するラインをFESが走査するとき)、
FESによりビット7が前記ラインに送られると、バー
ストは完全に検査されなければならない。その結果、対
応するNANDゲートは活動化され、その出力は他のNANDの
出力とOR演算される。このように、ゲート148は所与
のラインのバーストが一杯になる毎に“SDF一杯”の
信号を出力する。
RAM36からOSLへのデータ伝送 ・OSLがラインYを走査するとき、FESAはこのラ
インの送信PDF134を取出してPDF134の内容
を処理し、第7図に関連して説明したように、SL(直
列リンク)形式により、前記PDFのアウトバウンドデ
ータスロットへの転送を準備する。
PDFプロセスはデータビットの右シフトを含み、区切
り文字1がデータビットの左にセットされる。
データスロットのローディングは“ライン使用可能”情
報に左右される。
ライン使用可能: ・もし送信要求があれば、処理されたPDF134は直
列化されてアウトバウンドデータスロットに入れられ
る。
・もし送信要求がなければ、FESAは空のデータスロ
ット(ビット0〜6は0にセットされ、ビット7は1に
セットされている)を送る。
ライン使用禁止: ・データスロットのビット0〜7は0にセットされる。
・所与の時点で、もしSDF及びPDFがどちらも一杯
であり、かつFESAがライン26からの要求を受取ら
なければ、FESAはFESからのビット要求を停止
し、次の送信要求を待つ。取出されたPDFは、該PD
FがLICに送られるときOSLプロセスによってセッ
トされる作業用ビットである。それは待機中のSDF1
30がPDFフィールド134にロード可能なことを意
味する。
取出されたPDFは、SDFがPDFに転送された後、
FESAによってリセットされる。
制御RAM 第13図に示すように、制御RAMは2つの部分:アウ
トバウンド制御RAM42及びインバウンド制御RAM
40−それぞれが32本のラインについて制御情報をア
ウトバウンド方向及びインバウンド方向に緩衝記憶する
−から成る。
記憶された制御情報はMUX14の制御レジスタ、32
本のラインのLICレジスタ、並びにラインを処理する
ためFESAにより管理された32セット(1セット/
ライン)の作業レジスタを含む。
MUX及びLIC(MUX及びLICの書込みレジス
タ)に対するFES及びマイクロコード制御情報はアウ
トバウンド制御RAM42に記憶され、OSLで送られ
る出力フレームの適当なスロットを待つ。
ISLでFESAに入るMUX及びLICレジスタ情報
はインバウンド制御RAM40に記憶され、FES及び
マイクロコード要求を待つ。
第13図はFES10とLICの間で制御レジスタを交
換するためのFESAの構成を示す。
MUX、LIC又はライン制御スロット−ISLインタ
フェース56のISL制御バッファ96(第7図)によ
り供給される−は、インバウンド制御プロセスロジック
61を介してインバウンド制御RAM40にロードされ
る。ISLのRAMアドレッシングバス160は、第7
図に関連して説明したように、スロット−フレームアド
レス復号器108により供給される。
インバウンド制御プロセスロジック61はISLステッ
プカウンタ170(第14図)−4つのISLステップ
S0〜S3を提供する−を含む。ステップS0で、現在
の制御スロットの内容はインバウンド制御RAM40に
ロードされる。ステップS1〜S3は前述のように走査
制御レジスタ72(第5図)を更新するのに使用され
る。第1のレジスタ:“LIC現在レジスタ”はフレー
ム13でライン制御レジスタが受取られると更新され
る。第2のレジスタ:“LIC広帯域”はフレーム7で
LICタイプの情報が受取られると更新され、所与のL
ICが広帯域かどうかを知らせる(広帯域ラインは非広
帯域ラインよりも4倍多く走査される)。
制御インタフェース68は、FES又はマイクロコード
が該ラインを制御するのに必要な制御情報のインバウン
ド制御RAM40からの取出しを受持つ。
FES受信タイミングのステップS1で、FESは接続
されたモデムに関する制御情報をインバウンド制御RA
M40から入力する。FES送信タイミングのステップ
S6で、FESは制御情報をモデムに供給する。このよ
うに、この情報はFES送信タイミングのステップS6
でアウトバウンド制御RAM42にロードされる。
制御インタフェース68は、主にレジスタ(バッファ)
及びゲートロジックを含む。それはマイクロコードによ
っても使用され、アウトバウンド制御RAM42に制御
情報を書込むか又はインバウンド制御RAM40から制
御情報を読取る。
RAMのユーザー(FES又は直列リンク)により、R
AMのアドレスは2つの異なる(が等価な)形式を持つ
ことができる: ・FESインタフェースから分かるように、各制御RA
Mアドレスはラインアドレスとレジスタアドレスの連結
である。
・直列リンクから分かるように、それはスロット番号と
フレーム番号(最上位の4ビット)の連結である。
FESアドレッシング: 直列リンクアドレッシング: RAMスワップビット(レジスタ66のビット4)はマ
イクロコードによってセットすることができ、下記の表
により、FESA制御RAMに対する完全な読取り/書
込みアクセスを可能にする。
RAMはFESと2つの直列リンクインタフェース(イ
ンバウンド及びアウトバウンド)により時分割使用され
る。
FESAは種々のRAMの要求に同期してそれらを調停
しなければならない。
FESAは最初にFESインタフェースを監視し、FE
SがいつRAMのアクセスを必要とするかを識別する。
残りの時間は2つの直列リンクインタフェースに使用可
能である。これは下記のように時分割される: ・制御プロセスでは、OSLは常にISLよりも高い優
先順位を有する。
・データプロセスでは、一方ではISLとFES受信の
間の競合を避け、他方ではOSLとFESの送信の間の
競合を避けなければならないので、優先順位はFESの
受信/送信動作に左右される。
制御情報プロセスの場合、RAMアクセスを調停する問
題は第14図に示す調停ロジック100により解決さ
れ、データプロセスの場合には極めて類似した回路が実
現されていることが分かる。
第14図は、それぞれのRAMユーザー:FES、OS
L、ISLにより制御RAMをアクセスするのに必要な
ステップを生成する3つのカウンタ(162、166、
170)を示す。
SIRはFES受信タイミングのステップS1を表わ
す。FESステップカウンタ162はFESインタフェ
ースの受信/送信信号によりトリガされ、OSステップ
カウンタ166はOSLデータビット0時刻−OSLデ
ータプロセスの開始を示す−の発生によりトリガされ
る。
同様に、ISLステップカウンタ170はISLデータ
ビット0時刻によりトリガされる。
FESのタイミングは最も高い優先順位を有する。従っ
て、ステップカウンタ162で保留状態は生じない。
他方、OSLステップカウンタ166はORゲート16
4を介してFESステップにより保留されるが、ISL
ステップカウンタ170はORゲート164及びOSL
ステップS0の出力の組合わせから得られたORゲート
168により保留される。
データプロセス調停ロジックの場合には、OSL及びI
SLステップカウンタは、更にOSLステップカウンタ
がFESの送信タイミングにより、ISLステップカウ
ンタがFESの受信タイミングにより保留される以外は
同じように保留される。
F.発明の効果 以上説明したように本発明の構成によれば、走査手段の
ハードウェア及びマイクロコードの大幅な変更を必要と
せずにラインアダプタに直列リンクを導入することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるFESAインタフェースを組込む
通信装置の伝送サブシステムの概要図、第2図は本発明
が用いられるシステムの概要ブロック図、第3図はFE
Sと直列リンクの間の情報交換の概要図、第4A図〜第
4C図は直列リンク情報の流れの構造を示す図、第5図
はFESAインタフェースの概要ブロック図、第6図は
直列リンクからFESにデータを送信するためのFES
Aの構造を示す図、第7図はFESAと直列リンクのイ
ンタフェースの構造を示す図、第8図はインバウンド直
列リンクデータのプロセスのステップを示す図、第9図
はFESからFESAにデータを送信するのに必要な動
作を示す図、第10図はFESAからFESにデータを
送信するのに必要な動作を示す図、第11図はFESか
ら直列リンクにデータを送信するためのFESAの構造
を示す図、第12図は完全なデータスロットを検出する
ロジック回路を示す図、第13図はFESと直列リンク
の間で制御情報を送信するFESAの構造を示す図、第
14図はデータRAMに対する選択的アクセスを与える
調停回路を示す図である。 1……ラインアダプタ、10……FES、11……FE
SA、12……直列リンク、14……MUX、16……
マイクロプロセッサ、17……マイクロコード記憶装
置、20……LIC、22……OSLライン、24……
ISLライン、26……テレプロセシングライン、3
6、38……データRAM、40、42……制御RA
M。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に並列ラインインタフエース回路を
    周期的に独自のタイミングで走査するように動作する走
    査手段(10)と、 該走査手段との間でビツト・ベースで情報の授受を行う
    ためのデータビツト受信・送信インタフエース(68)、(7
    0)、(73)並びに伝送ラインに選択的に接続され各々独自
    のタイミングで動作する入信用及び出信用の各直列リン
    ク(22)、(24)との間でバースト・ベースで情報の授受を
    行う入信用及び出信用の直列リンクインタフエース(5
    6)、(58)を有するフロント・エンド走査装置アダプタ(1
    1)と、 を含み、複数の伝送ラインに各々接続された複数のライ
    ンインタフエース回路との間で上記直列リンクを介して
    情報をバースト・ベースで授受ためのラインアダプタ
    (1)であつて、 上記フロント・エンド走査装置アダプタ(11)は、 上記入信用直列リンクインタフエース(56)及び上記送信
    インタフエース(68)、(73)に各々入信した情報を各伝送
    ライン毎に一時的に記憶する受信・送信用メモリ(38)、
    (36)、(42)と、 上記入信用直列インタフエース(56)に関連した入信用プ
    ロセスロジック(60)、(61)の要求に応じて、各伝送ライ
    ンに対応するデータスロット及び制御スロツトのバース
    ト形式の情報を上記メモリの所定のデータフイールド及
    び制御フイールドにロードする一方、上記データビツト
    受信インタフエース(70)及び制御インタフエース(68)の
    各々の要求に応じて、上記メモリの対応するフイールド
    から情報を読み出して上記各インタフエース(70)、(68)
    から上記走査手段へビツト・ベースで転送させる受信用
    制御手段と、 上記出信用直列リンクインタフエース(58)に関連した出
    信用プロセスロジツク(62)、(63)の要求に応じて上記メ
    モリの所定のフイールドから情報をバースト形式で上記
    出信用直列リンクインターフエースへ転送させる送信用
    制御手段と、 上記走査手段、入信用直列リンク及び出信用直列リンク
    の各々による上記メモリのアクセスを、予め定めた優先
    順位に基づき、時分割で実行すつように、制御する調停
    手段と、 から構成されていることを特徴とする、走査手段に対し
    て透明性であるフロント・エンド走査装置アダプタを有
    するラインアダプタ。
JP63290375A 1988-01-22 1988-11-18 ラインアダプタ Expired - Lifetime JPH0624382B2 (ja)

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EP88480001.2 1988-01-22

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