JPH06243559A - テープローディング装置 - Google Patents
テープローディング装置Info
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- JPH06243559A JPH06243559A JP5025480A JP2548093A JPH06243559A JP H06243559 A JPH06243559 A JP H06243559A JP 5025480 A JP5025480 A JP 5025480A JP 2548093 A JP2548093 A JP 2548093A JP H06243559 A JPH06243559 A JP H06243559A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、テープダメージの発生を確実に防
止し得るようにして、信頼性の高いテープローディング
を行い得るようにすることにある。 【構成】先端にV字状の凹部20f及びU字状の凹部2
0hが設けられた第1及び第2の被位置決め部20d,
20eをローディング方向に直交するメインシャーシ2
1の上下両面側であって、該ローディング方向に突出さ
せて形成して、この第1の被位置決め部20dにガイド
20aの下端側のフランジ20cに対応した高さからロ
ーディング方向に向かって下向き傾斜したテープ引込み
案内部20gを設けたテープ引出し部材20を備えて構
成し、所期の目的を達成したものである。
止し得るようにして、信頼性の高いテープローディング
を行い得るようにすることにある。 【構成】先端にV字状の凹部20f及びU字状の凹部2
0hが設けられた第1及び第2の被位置決め部20d,
20eをローディング方向に直交するメインシャーシ2
1の上下両面側であって、該ローディング方向に突出さ
せて形成して、この第1の被位置決め部20dにガイド
20aの下端側のフランジ20cに対応した高さからロ
ーディング方向に向かって下向き傾斜したテープ引込み
案内部20gを設けたテープ引出し部材20を備えて構
成し、所期の目的を達成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオテープ
レコーダ(VTR)等の磁気記録再生装置に係り、特
に、テープカセットに巻装されるテープを引出してテー
プパス上の回転シリンダに装架するテープローディング
装置に関する。
レコーダ(VTR)等の磁気記録再生装置に係り、特
に、テープカセットに巻装されるテープを引出してテー
プパス上の回転シリンダに装架するテープローディング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のテープローディング装
置は、図3に示すようにメインシャーシ1のテープパス
上に回転シリンダ2が配設され、この回転シリンダ2の
供給側及び巻取側に案内孔3,4をそれぞれ設ける。そ
して、これら案内孔3,4には、詳細を後述する供給及
び巻取側テープ引出し部材5,6がそれぞれ矢印方向に
移動自在に収容される。そして、テープ走行系にテープ
カセットが装填されて、後述するテープローディング機
構(図3中では、図の都合上、図示せず)が作動される
と、テープ引出し部材5,6は、テープカセットに巻装
されるテープ15を係止する第1の位置からテープパス
上の回転シリンダ2の周囲にテープを装架する第2の位
置に移送されてテープローディングが完了される。この
際、テープ引出し部材5,6は、キャッチャーと称する
位置決め部材7,8に位置規制されてメインシャーシ1
上に位置決めされる。
置は、図3に示すようにメインシャーシ1のテープパス
上に回転シリンダ2が配設され、この回転シリンダ2の
供給側及び巻取側に案内孔3,4をそれぞれ設ける。そ
して、これら案内孔3,4には、詳細を後述する供給及
び巻取側テープ引出し部材5,6がそれぞれ矢印方向に
移動自在に収容される。そして、テープ走行系にテープ
カセットが装填されて、後述するテープローディング機
構(図3中では、図の都合上、図示せず)が作動される
と、テープ引出し部材5,6は、テープカセットに巻装
されるテープ15を係止する第1の位置からテープパス
上の回転シリンダ2の周囲にテープを装架する第2の位
置に移送されてテープローディングが完了される。この
際、テープ引出し部材5,6は、キャッチャーと称する
位置決め部材7,8に位置規制されてメインシャーシ1
上に位置決めされる。
【0003】上記テープローディングされたテープ15
は、回転シリンダ2の供給側に配設されるインピーダン
スローラ9、全幅消去ヘッド10に当接されると共に、
巻取側に配設されるオーディオコントロールヘッド11
に当接される。同時に、巻取側においては、テープ走行
位置に配設されるキャプスタン12にピンチローラ13
がテープ15を介して圧接される。
は、回転シリンダ2の供給側に配設されるインピーダン
スローラ9、全幅消去ヘッド10に当接されると共に、
巻取側に配設されるオーディオコントロールヘッド11
に当接される。同時に、巻取側においては、テープ走行
位置に配設されるキャプスタン12にピンチローラ13
がテープ15を介して圧接される。
【0004】次に、供給側及び巻取側テープ引出し部材
5,7の詳細について説明する。但し、ここでは、これ
らテープ引出し部材5,6が、回転シリンダ2の供給側
及び巻取側において略同様に配設されることで、便宜
上、一方の供給側テープ引出し部材5を代表して説明す
る。
5,7の詳細について説明する。但し、ここでは、これ
らテープ引出し部材5,6が、回転シリンダ2の供給側
及び巻取側において略同様に配設されることで、便宜
上、一方の供給側テープ引出し部材5を代表して説明す
る。
【0005】図4は、上記供給側テープ引出し部材5を
示すもので、メインシャーシ1の案内孔に矢印方向に移
動自在に収容され、このテープ引出し部材5の基端部に
は、上述したテープローディング機構14が連結され
る。このテープローディング機構14は、図示しない駆
動源からの駆動力が伝達されると、テープ引出し部材5
をメインシャーシ1の案内孔3に沿ってテープカセット
のテープ15を係止する第1の位置と、係止したテープ
15を回転シリンダ2に装架する第2の位置との間を移
送案内する。
示すもので、メインシャーシ1の案内孔に矢印方向に移
動自在に収容され、このテープ引出し部材5の基端部に
は、上述したテープローディング機構14が連結され
る。このテープローディング機構14は、図示しない駆
動源からの駆動力が伝達されると、テープ引出し部材5
をメインシャーシ1の案内孔3に沿ってテープカセット
のテープ15を係止する第1の位置と、係止したテープ
15を回転シリンダ2に装架する第2の位置との間を移
送案内する。
【0006】また、テープ引出し部材5には、テープ面
案内用のガイド5aが立設され、このガイド5aの上下
両端には、テープ位置規制用のフランジ5b,5cが設
けられる。さらに、テープ引出し部材5には、第1乃至
第3の被位置決め部5d〜5fがローディング方向に対
して直交するようにメインシャーシ1を挟んで設けれ
る。
案内用のガイド5aが立設され、このガイド5aの上下
両端には、テープ位置規制用のフランジ5b,5cが設
けられる。さらに、テープ引出し部材5には、第1乃至
第3の被位置決め部5d〜5fがローディング方向に対
して直交するようにメインシャーシ1を挟んで設けれ
る。
【0007】上記メインシャーシ1には、テープ引出し
部材5の第2の位置に対応して上記位置決め部材7が配
設される。この位置決め部材7には、V字状の第1の凹
部7a、段部7b及びU字状の第2の凹部7cが上記テ
ープ引出し部材の第1乃至第3の被位置決め部5d〜5
fに対応して設けられる。このうち第1の凹部7aは、
第1の被位置決め部5dを位置規制してテープ引出し部
材5の平面方向の位置決めする。段部7bは、第2の被
位置決め部5eの上面側を位置規制して、テープ引出し
部材5の高さ方向の位置決めする。そして、第2の凹部
7cは、第3の被位置決め部5fを位置規制してメイン
シャーシ1に対するテープ引出し部材5の傾き方向の位
置決めする。
部材5の第2の位置に対応して上記位置決め部材7が配
設される。この位置決め部材7には、V字状の第1の凹
部7a、段部7b及びU字状の第2の凹部7cが上記テ
ープ引出し部材の第1乃至第3の被位置決め部5d〜5
fに対応して設けられる。このうち第1の凹部7aは、
第1の被位置決め部5dを位置規制してテープ引出し部
材5の平面方向の位置決めする。段部7bは、第2の被
位置決め部5eの上面側を位置規制して、テープ引出し
部材5の高さ方向の位置決めする。そして、第2の凹部
7cは、第3の被位置決め部5fを位置規制してメイン
シャーシ1に対するテープ引出し部材5の傾き方向の位
置決めする。
【0008】また、位置決め部材7には、テープ脱落止
め部7dがテープ引出し部材5のガイド5aのフランジ
5cに対応して設けられ、このテープ脱落止め部7dの
一端には、テープ飛越し防止用の突部7eが設けられ
る。このうちテープ脱落止め部7dは、テープローディ
ング完了状態において、テープ引出し部材5のガイド5
aのフランジ5cからテープ15が離脱された場合、該
テープ15の垂れ下がりを防止ししてを再びガイド5a
に案内する働きを奏し、その突部7eは、テープ脱落止
め部7dからテープ15がさらに大きく飛び出すのを阻
止する働きを奏する。
め部7dがテープ引出し部材5のガイド5aのフランジ
5cに対応して設けられ、このテープ脱落止め部7dの
一端には、テープ飛越し防止用の突部7eが設けられ
る。このうちテープ脱落止め部7dは、テープローディ
ング完了状態において、テープ引出し部材5のガイド5
aのフランジ5cからテープ15が離脱された場合、該
テープ15の垂れ下がりを防止ししてを再びガイド5a
に案内する働きを奏し、その突部7eは、テープ脱落止
め部7dからテープ15がさらに大きく飛び出すのを阻
止する働きを奏する。
【0009】ところが、上記テープローディング装置で
は、その構成上、テープ引出し部材5のガイド5aでテ
ープ15を係止してテープローディングを実行する途中
において、テープ15がガイド5aのフランジ5cから
離脱して垂れ下がった場合(図4参照)、フランジ5c
でテープ15を傷付けたり、あるいは位置決め部材7の
第1の凹部7aでテープ引出し部材5の第1の被位置決
め部5dを位置規制した状態で、第1の凹部7aがテー
プ15を介在して第1の被位置決め部5dに圧接され
て、テープ15を傷付けたりして、テープ15にダメー
ジを与える虞を有する。なお、係る事情は、供給側テー
プ引出し部材5に限るものでなく、巻取側テープ引出し
部材6においても同様である。
は、その構成上、テープ引出し部材5のガイド5aでテ
ープ15を係止してテープローディングを実行する途中
において、テープ15がガイド5aのフランジ5cから
離脱して垂れ下がった場合(図4参照)、フランジ5c
でテープ15を傷付けたり、あるいは位置決め部材7の
第1の凹部7aでテープ引出し部材5の第1の被位置決
め部5dを位置規制した状態で、第1の凹部7aがテー
プ15を介在して第1の被位置決め部5dに圧接され
て、テープ15を傷付けたりして、テープ15にダメー
ジを与える虞を有する。なお、係る事情は、供給側テー
プ引出し部材5に限るものでなく、巻取側テープ引出し
部材6においても同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のテープローディング装置では、ローディング途中で
テープを傷付けたり、テープにダメージを与える虞を有
する。
来のテープローディング装置では、ローディング途中で
テープを傷付けたり、テープにダメージを与える虞を有
する。
【0011】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、構成簡易にして、信頼性の高いテープローディ
ングを行い得るようにしたテープローディング装置を提
供することを目的とする。
もので、構成簡易にして、信頼性の高いテープローディ
ングを行い得るようにしたテープローディング装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、テープカセ
ットに巻装されたテープを係止する第1の位置と該テー
プを前記テープカセットから引出してテープパス上に装
架する第2の位置間に移動自在に配設されるテープ引出
し部材と、このテープ引出し部材を前記第1及び第2の
位置に移送案内するテープローディング機構と、前記テ
ープ引出し部材の第2の位置に対応して配設され、該テ
ープ引出部材を第2の位置に位置決めする位置決め部材
とを備えてなるテープローディング装置において、前記
テープ引出し部材は、前記テープを係止して案内するガ
イドをテープ位置規制用の一対のフランジで挟装し、且
つ、前記ガイドの下端側の前記フランジに対応してロー
ディング方向に向かって下向き傾斜したテープ引込み案
内部を設け、このテープ引込み案内部の前記ガイドと逆
側であって、前記ガイドとで前記テープ引込み案内部を
挟持するように前記位置決め部材に位置規制される被位
置決め部を設けて構成したものである。
ットに巻装されたテープを係止する第1の位置と該テー
プを前記テープカセットから引出してテープパス上に装
架する第2の位置間に移動自在に配設されるテープ引出
し部材と、このテープ引出し部材を前記第1及び第2の
位置に移送案内するテープローディング機構と、前記テ
ープ引出し部材の第2の位置に対応して配設され、該テ
ープ引出部材を第2の位置に位置決めする位置決め部材
とを備えてなるテープローディング装置において、前記
テープ引出し部材は、前記テープを係止して案内するガ
イドをテープ位置規制用の一対のフランジで挟装し、且
つ、前記ガイドの下端側の前記フランジに対応してロー
ディング方向に向かって下向き傾斜したテープ引込み案
内部を設け、このテープ引込み案内部の前記ガイドと逆
側であって、前記ガイドとで前記テープ引込み案内部を
挟持するように前記位置決め部材に位置規制される被位
置決め部を設けて構成したものである。
【0013】
【作用】上記構成によれば、テープの引出し途中におい
て、テープ引出し部材のガイドから離脱したテープは、
テープ引込み案内部上に載置されることにより、テープ
引出し部材が第2の位置に移送されてテープに所定のテ
ンションが付与されると、テープ引込み案内部に沿って
案内されてガイドのフランジ間の所定の位置に巻き掛け
られる。従って、テープ引出し部材は、その被位置決め
部が位置決め部材に位置規制されて位置決めされた状態
で、テープの損傷を含むダメージが効果的に防止するこ
とが可能となる。
て、テープ引出し部材のガイドから離脱したテープは、
テープ引込み案内部上に載置されることにより、テープ
引出し部材が第2の位置に移送されてテープに所定のテ
ンションが付与されると、テープ引込み案内部に沿って
案内されてガイドのフランジ間の所定の位置に巻き掛け
られる。従って、テープ引出し部材は、その被位置決め
部が位置決め部材に位置規制されて位置決めされた状態
で、テープの損傷を含むダメージが効果的に防止するこ
とが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【0015】図1はこの発明の一実施例に係るテープロ
ーディング装置の要部を示すもので、図においては、前
記図3に示す回転シリンダ2の供給側に配設される供給
側テープ引出し部材20の前記第2の位置の近傍に移送
された状態を示す。
ーディング装置の要部を示すもので、図においては、前
記図3に示す回転シリンダ2の供給側に配設される供給
側テープ引出し部材20の前記第2の位置の近傍に移送
された状態を示す。
【0016】すなわち、メインシャーシ21には、案内
孔22が前記図3に示す回転シリンダ2の供給側に対応
して設けられる。そして、この案内孔22には上記テー
プ引出し部材20が矢印方向に移動自在に収容される。
このテープ引出し部材22の基端部には、テープローデ
ィング機構23が連結される。このテープローディング
機構23は、図示しない駆動源からの駆動力が伝達され
ると、テープ引出し部材20をメインシャーシ21の案
内孔22に沿ってテープカセットのテープ24を係止す
る第1の位置と、係止したテープ24を前記回転シリン
ダ2に装架する第2の位置との間を移送案内する。
孔22が前記図3に示す回転シリンダ2の供給側に対応
して設けられる。そして、この案内孔22には上記テー
プ引出し部材20が矢印方向に移動自在に収容される。
このテープ引出し部材22の基端部には、テープローデ
ィング機構23が連結される。このテープローディング
機構23は、図示しない駆動源からの駆動力が伝達され
ると、テープ引出し部材20をメインシャーシ21の案
内孔22に沿ってテープカセットのテープ24を係止す
る第1の位置と、係止したテープ24を前記回転シリン
ダ2に装架する第2の位置との間を移送案内する。
【0017】また、テープ引出し部材20には、テープ
面案内用のガイド20aが立設され、このガイド20a
の上下両端には、テープ位置規制用のフランジ20b,
20cが設けられる。さらに、テープ引出し部材20に
は、第1及び第2の被位置決め部20d,20eがロー
ディング方向に直交するメインシャーシ21の上下両面
側に設けられる。この第1及び第2の被位置決め部20
d,20eは、略平行にローディング方向に突出されて
形成される。
面案内用のガイド20aが立設され、このガイド20a
の上下両端には、テープ位置規制用のフランジ20b,
20cが設けられる。さらに、テープ引出し部材20に
は、第1及び第2の被位置決め部20d,20eがロー
ディング方向に直交するメインシャーシ21の上下両面
側に設けられる。この第1及び第2の被位置決め部20
d,20eは、略平行にローディング方向に突出されて
形成される。
【0018】このうち第1の被位置決め部20dにはV
字状の凹部20fが形成され、その上面にはテープ引込
み案内部20gが設けられる。このテープ引込み案内部
20gは、ガイド20aの下端側のフランジ20cに対
応した高さからローディング方向に向かって下向き所定
の傾斜角を有して形成される。このテープ引込み案内部
20gは、テープ引出し部材20が作動されてテープロ
ーディング(あるいはアンローディング)途中におい
て、テープ24が緩んだ場合、該テープ24を案内し、
テープローディング(あるいはアンローディング)完了
に伴って所定のテンションが付与された状態で、該テー
プ24を案内してガイド20aの所定の位置に案内す
る。他方、テープ引出し部材20の第2の被位置決め部
20eは、その先端部にU字状の凹部20hが設けられ
る。
字状の凹部20fが形成され、その上面にはテープ引込
み案内部20gが設けられる。このテープ引込み案内部
20gは、ガイド20aの下端側のフランジ20cに対
応した高さからローディング方向に向かって下向き所定
の傾斜角を有して形成される。このテープ引込み案内部
20gは、テープ引出し部材20が作動されてテープロ
ーディング(あるいはアンローディング)途中におい
て、テープ24が緩んだ場合、該テープ24を案内し、
テープローディング(あるいはアンローディング)完了
に伴って所定のテンションが付与された状態で、該テー
プ24を案内してガイド20aの所定の位置に案内す
る。他方、テープ引出し部材20の第2の被位置決め部
20eは、その先端部にU字状の凹部20hが設けられ
る。
【0019】上記メインシャーシ21には、キャッチャ
ーと称する位置決め部材がテープ引出し部材25の第2
の位置に対応して案内孔22の近傍に配設される。この
位置決め部材25には、第1乃至第3の突部25a〜2
5cが上記テープ引出し部材20の第1及び第2の被位
置決め部20d,20eに対応して設けられる。このう
ち第1の突部25aは、第1の被位置決め部20dの上
面側を位置規制して、テープ引出し部材20の高さ方向
の位置決めする。第2の突部25bはテープ引出し部材
20の第1の被位置決め部20dの凹部20fを位置規
制してテープ引出し部材20の平面方向の位置決めす
る。そして、第3の突部25cは、第2の被位置決め部
20eの凹部20hを位置規制してメインシャーシ21
に対するテープ引出し部材20の傾き方向の位置決めす
る。
ーと称する位置決め部材がテープ引出し部材25の第2
の位置に対応して案内孔22の近傍に配設される。この
位置決め部材25には、第1乃至第3の突部25a〜2
5cが上記テープ引出し部材20の第1及び第2の被位
置決め部20d,20eに対応して設けられる。このう
ち第1の突部25aは、第1の被位置決め部20dの上
面側を位置規制して、テープ引出し部材20の高さ方向
の位置決めする。第2の突部25bはテープ引出し部材
20の第1の被位置決め部20dの凹部20fを位置規
制してテープ引出し部材20の平面方向の位置決めす
る。そして、第3の突部25cは、第2の被位置決め部
20eの凹部20hを位置規制してメインシャーシ21
に対するテープ引出し部材20の傾き方向の位置決めす
る。
【0020】また、位置決め部材25にはテープ脱落止
め部25dがテープ引出し部材20のガイド20aの下
端側のフランジ20cに対応して設けられ、このテープ
脱落止め部25dの一端にはテープ飛越し防止用の突部
25eが設けられる。このうちテープ脱落止め部25d
は、テープ引出し部材20のガイド20aのフランジ2
0cからテープ24が離脱された場合、該テープ24を
再びガイド20aに案内する働きを奏し、突部25e
は、テープ脱落止め部25dからテープ24がさらに大
きく飛び出すのを阻止する働きを奏する。
め部25dがテープ引出し部材20のガイド20aの下
端側のフランジ20cに対応して設けられ、このテープ
脱落止め部25dの一端にはテープ飛越し防止用の突部
25eが設けられる。このうちテープ脱落止め部25d
は、テープ引出し部材20のガイド20aのフランジ2
0cからテープ24が離脱された場合、該テープ24を
再びガイド20aに案内する働きを奏し、突部25e
は、テープ脱落止め部25dからテープ24がさらに大
きく飛び出すのを阻止する働きを奏する。
【0021】このように、上記テープローディング装置
は、先端にV字状の凹部20f及びU字状の凹部20h
が設けられた第1及び第2の被位置決め部20d,20
eをローディング方向に直交するメインシャーシ21の
上下両面側であって、該ローディング方向に突出させて
形成して、この第1の被位置決め部20dにガイド20
aの下端側のフランジ20cに対応した高さからローデ
ィング方向に向かって下向き傾斜したテープ引込み案内
部20gを設けたテープ引出し部材20を備えて構成し
た。
は、先端にV字状の凹部20f及びU字状の凹部20h
が設けられた第1及び第2の被位置決め部20d,20
eをローディング方向に直交するメインシャーシ21の
上下両面側であって、該ローディング方向に突出させて
形成して、この第1の被位置決め部20dにガイド20
aの下端側のフランジ20cに対応した高さからローデ
ィング方向に向かって下向き傾斜したテープ引込み案内
部20gを設けたテープ引出し部材20を備えて構成し
た。
【0022】これによれば、例えばテープの引出し途中
において、テープ引出し部材20のガイド20aから離
脱したテープ24が、テープ引込み案内部20g上に載
置されることにより、テープ引出し部材20が第2の位
置に移送されてテープ24に所定のテンションが付与さ
れると、テープ24がテープ引込み案内部20gに沿っ
て案内されてガイド20aのフランジ20b,20c間
の所定の位置に巻き掛けられる。従って、テープ引出し
部材20は、その第1及び第2の被位置決め部20d,
20eが位置決め部材25に位置規制されて位置決めさ
れた状態で、テープ24の損傷を含むダメージが効果的
に防止され、信頼性の高いテープローディングが実現さ
れる。
において、テープ引出し部材20のガイド20aから離
脱したテープ24が、テープ引込み案内部20g上に載
置されることにより、テープ引出し部材20が第2の位
置に移送されてテープ24に所定のテンションが付与さ
れると、テープ24がテープ引込み案内部20gに沿っ
て案内されてガイド20aのフランジ20b,20c間
の所定の位置に巻き掛けられる。従って、テープ引出し
部材20は、その第1及び第2の被位置決め部20d,
20eが位置決め部材25に位置規制されて位置決めさ
れた状態で、テープ24の損傷を含むダメージが効果的
に防止され、信頼性の高いテープローディングが実現さ
れる。
【0023】なお、上記実施例では、テープ引込み案内
部20gとして、ガイド20aの下端側フランジ20c
に対応した高さからローディング方向に向かって下向き
に所定の傾斜角を有して傾斜させて形成した場合で説明
したが、これに限ることなく、例えば図2に示すように
所定の曲率を有して傾斜されるテープ引込み案内部26
を設けて構成しても良い。
部20gとして、ガイド20aの下端側フランジ20c
に対応した高さからローディング方向に向かって下向き
に所定の傾斜角を有して傾斜させて形成した場合で説明
したが、これに限ることなく、例えば図2に示すように
所定の曲率を有して傾斜されるテープ引込み案内部26
を設けて構成しても良い。
【0024】また、上記実施例では、第1及び第2の被
位置決め部20d,20eの先端部にV字状の凹部20
f及びU字状の凹部20hを設け、これら凹部20f,
20hを位置決め部材25で位置規制して位置決めする
ように構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、例えば位置決め部材25側に凹部を設けるように構
成することも可能である。さらに、上記実施例では、V
TRに適用した場合で説明したが、これに限ることな
く、各種の磁気記録再生装置において適用可能である。
よって、この発明は、上記実施例に限ることなく、その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実
施し得ることは勿論のことである。
位置決め部20d,20eの先端部にV字状の凹部20
f及びU字状の凹部20hを設け、これら凹部20f,
20hを位置決め部材25で位置規制して位置決めする
ように構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、例えば位置決め部材25側に凹部を設けるように構
成することも可能である。さらに、上記実施例では、V
TRに適用した場合で説明したが、これに限ることな
く、各種の磁気記録再生装置において適用可能である。
よって、この発明は、上記実施例に限ることなく、その
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実
施し得ることは勿論のことである。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、信頼性の高いテープローディング
を行い得るようにしたテープローディング装置をを提供
することができる。
ば、構成簡易にして、信頼性の高いテープローディング
を行い得るようにしたテープローディング装置をを提供
することができる。
【図1】この発明の一実施例に係るテープローディング
装置の要部を取出して示した図。
装置の要部を取出して示した図。
【図2】この発明の他の実施例に係るテープローディン
グ装置の要部を取出して示した図。
グ装置の要部を取出して示した図。
【図3】テープローディング装置を概略を説明するため
に示した図。
に示した図。
【図4】従来のテープローディング装置の要部を取出し
て示した図。
て示した図。
20…テープ引出し部材、20a…ガイド、20b,2
0c…フランジ、20d,20e…第1及び第2の被位
置決め部、20f,20h…凹部、20g…テープ引込
み案内部、21…メインシャーシ、22…案内孔、23
…テープローディング機構、24…テープ。25…位置
決め部材、25a〜25c…第1乃至第3の突部、25
d…テープ脱落止め部、25e…突部、26…テープ引
込み案内部。
0c…フランジ、20d,20e…第1及び第2の被位
置決め部、20f,20h…凹部、20g…テープ引込
み案内部、21…メインシャーシ、22…案内孔、23
…テープローディング機構、24…テープ。25…位置
決め部材、25a〜25c…第1乃至第3の突部、25
d…テープ脱落止め部、25e…突部、26…テープ引
込み案内部。
Claims (2)
- 【請求項1】 テープカセットに巻装されたテープを係
止する第1の位置と該テープを前記テープカセットから
引出してテープパス上に装架する第2の位置間に移動自
在に配設されるテープ引出し部材と、 このテープ引出し部材を前記第1及び第2の位置に移送
案内するテープローディング機構と、 前記テープ引出し部材の第2の位置に対応して配設さ
れ、該テープ引出部材を第2の位置に位置決めする位置
決め部材とを備えてなるテープローディング装置におい
て、 前記テープ引出し部材は、前記テープを係止して案内す
るガイドがテープ位置規制用の一対のフランジで挟装さ
れ、且つ、前記ガイドの下端側の前記フランジに対応し
てローディング方向に向かって下向き傾斜したテープ引
込み案内部が設けられ、このテープ引込み案内部の前記
ガイドと逆側であって、前記ガイドとで前記テープ引込
み案内部を挟持するように前記位置決め部材に位置規制
される被位置決め部が設けられてなることを特徴とする
テープローディング装置。 - 【請求項2】 前記テープ引出し部材の被位置決め部
は、ローディング方向に対して直交する方向に所定の間
隔に第1及び第2の凹部が設けられ、この第1及び第2
の凹部が前記位置決め部材に位置規制されて、前記テー
プ引出し部材の平面方向、高さ方向、傾き方向が位置決
めされてなることを特徴とする請求項1記載のテープロ
ーディング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025480A JPH06243559A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | テープローディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025480A JPH06243559A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | テープローディング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06243559A true JPH06243559A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12167221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5025480A Pending JPH06243559A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | テープローディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06243559A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6765750B2 (en) * | 2001-05-25 | 2004-07-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tape loading device |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5025480A patent/JPH06243559A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6765750B2 (en) * | 2001-05-25 | 2004-07-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tape loading device |
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