JPH0624332A - カーブ検出装置 - Google Patents

カーブ検出装置

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Publication number
JPH0624332A
JPH0624332A JP12264292A JP12264292A JPH0624332A JP H0624332 A JPH0624332 A JP H0624332A JP 12264292 A JP12264292 A JP 12264292A JP 12264292 A JP12264292 A JP 12264292A JP H0624332 A JPH0624332 A JP H0624332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curve
rail
proximity
proximity switch
curved portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP12264292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishida
剛 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP12264292A priority Critical patent/JPH0624332A/ja
Publication of JPH0624332A publication Critical patent/JPH0624332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行台車がレールの曲線部にさしかかったこ
と、およびその曲線部が左右いずれの方向にカーブして
いるかを検出する。 【構成】 右カーブの曲線部におけるレールの側面に
は、強磁性テープ13が貼付され、左カーブの曲線部に
おけるレールの側面には、弱磁性テープ14が貼付され
る。走行台車の同じ高さ位置には、第1および第2の近
接スイッチ22、23が取付けられる。第1の近接スイ
ッチ22は、強磁性テープ13および弱磁性テープ14
の両方を検出可能である。第2の近接スイッチ23は、
弱磁性テープ14のみを検出可能である。したがって右
カーブの曲線部では、両方の近接スイッチ22、23が
オン状態となり、左カーブの曲線部では、近接スイッチ
22のみがオン状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直線部と曲線部を有す
るレールに沿って走行台車を走行させ荷を搬送する搬送
システムに関し、特に曲線部のカーブする方向を検出す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来搬送システムとして、自動化工場
(FA工場)内に敷設されたレールに沿って走行台車が
走行し、工場内の複数の処理ステーション間において荷
を搬送するものがある。レールは、各処理ステーション
を結ぶように敷設するため、通常、直線部と右または左
にカーブする曲線部とを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の搬送シ
ステムでは、走行台車がレール曲線部を走行する時、カ
ーブ内側とカーブ外側という経路の違いにより、内外輪
差が生ずる。また走行台車がレールの直線部と同一の速
度で曲線部を走行すると、荷崩れ等を生ずるおそれがあ
る。このため、レール曲線部における走行台車の減速制
御および左右輪の回転数制御を行う必要があるが、それ
には走行台車がレール曲線部にさしかかったこと、およ
びその曲線部が左右いずれの方向にカーブしているかを
検出しなければならない。本発明は、走行台車がレール
曲線部にさしかかったこと、およびその曲線部が左右い
ずれのカーブであるかを容易かつ正確に検出することが
でき、しかも走行台車への取付けスペースが小さくてす
むカーブ検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカーブ検出
装置は、右カーブのレール曲線部に設けられた第1の被
検出部材と、左カーブのレール曲線部に設けられた第2
の被検出部材と、走行台車の進行方向に沿って同じ高さ
位置に設けられた第1および第2の近接スイッチとを備
え、第1の近接スイッチは第1および第2の被検出部材
の両方を検出可能であり、第2の近接スイッチは第1お
よび第2の被検出部材の一方のみを検出可能であること
を特徴としている。
【0005】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の第1実施例であるカーブ検出装置を適
用した搬送システムを示す。この図において、走行台車
20は工場の床面に敷設されたレール10に沿って走行
し、図示しない各処理ステーション間において荷を搬送
する。
【0006】レール10は、工場内における各処理ステ
ーション等のレイアウトに応じて敷設されるため直線部
11と曲線部12を有しており、曲線部12には、走行
台車20の走行方向(矢印A方向)に沿って見た場合、
右にカーブする曲線部12と左にカーブする曲線部12
がある。右にカーブする曲線部12におけるレール10
の側面には、強磁性テープ13が貼付される。左にカー
ブする曲線部12におけるレール10の側面には、弱磁
性テープ14が貼付される。
【0007】走行台車20は、台車本体21の下面の前
後左右に配置した図示しない車輪をレール10上で転動
させ、レール10に沿って走行する。台車本体21の下
面には、2個の近接スイッチ22、23がレール10の
側面と所定の間隔をあけて対向するように取り付けられ
る。
【0008】図2に示すように各近接スイッチ22、2
3は、台車本体21におけるほぼ同じ高さ位置に、走行
方向に沿って2個並べて配置される。第1の近接スイッ
チ22の磁気に対する感度は第2の近接スイッチ23の
感度よりも高く、したがって第1の近接スイッチ22
は、レール10に貼付された強磁性テープ13および弱
磁性テープ14の両方を検出可能である。一方第2の近
接スイッチ23は、強磁性テープ13のみを検出可能で
ある。
【0009】これら近接スイッチ22、23により、走
行台車20の制御部(図示せず)はレール10の曲線部
12にさしかかったことを検出するとともに、その曲線
部12が左右いずれの方向にカーブしているかを判別可
能である。すなわち、第1および第2の近接スイッチ2
2、23の両方が強磁性テープ13を検出してオン状態
となると、制御部はレール10の曲線部12にさしかか
ったこと、およびその曲線部12が右カーブであること
を検出し、減速するとともにカーブ外側となる左側車輪
の回転数をカーブ内側の右側車輪の回転数よりも大きく
なるように制御する。また、弱磁性テープ14に接近し
たために第1の近接スイッチ22のみがオン状態となる
と、制御部は左カーブの曲線部12にさしかかったこと
を検出し、減速するとともにカーブ外側となる車輪の回
転数をカーブ内側の左側車輪の回転数よりも大きくなる
ように制御する。これにより、走行台車20は、レール
10の曲線部12を荷崩れ等を起こすことなくスムーズ
に走行する。
【0010】以上のように上記実施例によれば、比較的
簡易な構成であるにもかかわらず、走行台車20がレー
ル10の曲線部12にさしかかったこと、およびその曲
線部12が右カーブであるか左カーブであるかを容易か
つ正確に判別することができ、走行台車20の減速制御
および左右輪の回転差制御を行って荷崩れ等を確実に防
止することができる。また、2個の近接スイッチ22、
23を台車本体21に同じ高さ位置となるように取り付
けるので、嵩高となることがなく、取付スペースが小さ
くてすむ。
【0011】図3は、本発明の第2実施例に係るカーブ
検出装置を示す図である。この第2実施例においては、
右にカーブする曲線部12のレール10側面に弱磁性体
であるアルミニウム製の近接板30が設けられるととも
に、左にカーブする曲線部12のレール10側面に強磁
性体である鉄製の近接板31が設けられる。そして、感
度の高い第1の近接スイッチ22はアルミニウム製の近
接板30および鉄製の近接板31の両方を、また感度の
低い第2の近接スイッチ23は、鉄製の近接板31のみ
を検出可能である。
【0012】したがって走行台車20の制御部は、第1
の近接スイッチ22のみが近接板30を検出してオン状
態となることにより、右カーブの曲線部12にさしかか
ったことを検出する。また走行台車20の制御部は、第
1および第2の近接スイッチ22、23の両方が近接板
31を検出してオン状態となることにより、左カーブの
曲線部12にさしかかったことを検出する。これらの検
出に基づき、走行台車20は速度制御および左右輪の回
転差制御を行い、曲線部12において荷崩れ等を起こす
ことなくスムーズに走行する。またこの実施例において
も、2個の近接スイッチ22、23は同じ高さ位置に設
けられているので、嵩高となることがなく、取付スペー
スの問題が生じない。
【0013】図4は、本発明の第3実施例に係るカーブ
検出装置を示す図である。この第3実施例では、右にカ
ーブする曲線部12のレール10側面に設けられる近接
板40が、左にカーブする曲線部12のレール10側面
に設けられる近接板41よりも、所定の間隔Bだけ近接
スイッチ51、52により近い位置に配置される。ま
た、走行台車20の台車本体21に取り付けられる第1
および第2の近接スイッチ51、52は磁気に対してほ
ぼ同一の感度を有しており、第1の近接スイッチ51は
第2の近接スイッチ52よりも所定の間隔Cだけ近接板
40、41に近い位置に配置される。第2の近接スイッ
チ52は、スイッチ51、52に近い位置にある近接板
40、すなわち右カーブに設けられる近接板40のみ検
出可能であり、第1の近接スイッチ51は、左右それぞ
れのカーブに設けられる近接板40、41のいずれも検
出可能である。
【0014】したがって走行台車20の制御部は、両方
の近接スイッチ51、52が近接板40を検出してオン
状態となることにより、右カーブの曲線部12にさしか
かったことを検出する。また走行台車20の制御部は、
第1の近接スイッチ51が近接板41を検出してオン状
態となり、かつ、第2の近接スイッチ52が近接板41
を検出できずにオフ状態のままであることにより、左カ
ーブの曲線部12にさしかかったことを検出する。これ
らの検出に基づき、走行台車20は速度制御および左右
輪の回転差制御を行い、レール10の曲線部12におい
て荷崩れ等を起こすことなくスムーズに走行する。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、走行台車
がレールの曲線部にさしかかったこと、およびその曲線
部が左右いずれのカーブであるかを容易かつ正確に検出
することができ、これにより走行台車をスムーズに走行
させることができる。また、2つの近接スイッチが同じ
高さ位置に設けられるので、嵩高になることがなく、ス
イッチの走行台車への取付けスペースが小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカーブ検出装置を示
す図である。
【図2】第1実施例の磁性テープおよび近接スイッチを
示す図である。
【図3】第2実施例のカーブ検出装置の近接板および近
接スイッチを示す図である。
【図4】第3実施例のカーブ検出装置の近接板および近
接スイッチを示す図である。
【符号の説明】
10 レール 11 直線部 12 曲線部 13 強磁性テープ(被検出部材) 14 弱磁性テープ(被検出部材) 22、51 第1の近接スイッチ 23、52 第2の近接スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 右カーブのレール曲線部に設けられた第
    1の被検出部材と、左カーブのレール曲線部に設けられ
    た第2の被検出部材と、走行台車の進行方向に沿って同
    じ高さ位置に設けられた第1および第2の近接スイッチ
    とを備え、第1の近接スイッチは第1および第2の被検
    出部材の両方を検出可能であり、第2の近接スイッチは
    第1および第2の被検出部材の一方のみを検出可能であ
    ることを特徴とするカーブ検出装置。
JP12264292A 1992-04-16 1992-04-16 カーブ検出装置 Pending JPH0624332A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12264292A JPH0624332A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 カーブ検出装置

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JP12264292A JPH0624332A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 カーブ検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0624332A true JPH0624332A (ja) 1994-02-01

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ID=14841026

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12264292A Pending JPH0624332A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 カーブ検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247685A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Murata Machinery Ltd 搬送車システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622190A (ja) * 1985-06-28 1987-01-08 株式会社日立製作所 原子炉
JPH03216708A (ja) * 1990-01-20 1991-09-24 Daifuku Co Ltd 制御情報指示マーク

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KR101328029B1 (ko) * 2009-04-16 2013-11-13 무라다기카이가부시끼가이샤 반송차 시스템

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