JPH06242690A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH06242690A JPH06242690A JP5028229A JP2822993A JPH06242690A JP H06242690 A JPH06242690 A JP H06242690A JP 5028229 A JP5028229 A JP 5028229A JP 2822993 A JP2822993 A JP 2822993A JP H06242690 A JPH06242690 A JP H06242690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer device
- photosensitive drum
- transfer unit
- holder
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】転写器を装置フレームに固定する付勢力を弱め
ることなく、転写器の着脱を容易に行うことが可能な画
像形成装置を提供すること。 【構成】転写器8の一部を構成するホルダ19の上面
に、ツマミ部19bを設けた。その結果、転写器8の周
囲に用紙ガイド等があっても転写器8の着脱を容易に、
かつ、小さな力で行うことができ、メンテナンス時の作
業効率を大幅に向上することができる。
ることなく、転写器の着脱を容易に行うことが可能な画
像形成装置を提供すること。 【構成】転写器8の一部を構成するホルダ19の上面
に、ツマミ部19bを設けた。その結果、転写器8の周
囲に用紙ガイド等があっても転写器8の着脱を容易に、
かつ、小さな力で行うことができ、メンテナンス時の作
業効率を大幅に向上することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体を使用して用紙
上に画像を形成するようにした画像形成装置に係り、詳
しくは感光体上のトナー画像を用紙上に転写するための
転写器の構造に関するものである。
上に画像を形成するようにした画像形成装置に係り、詳
しくは感光体上のトナー画像を用紙上に転写するための
転写器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、露光
器により感光ドラム上に静電潜像が形成されるととも
に、その静電潜像には現像器によってトナーが付着さ
れ、そのトナーが転写器により用紙上に転写されるよう
になっている。転写器のケーシング内には放電ワイヤが
張設されるとともに、ケーシングには透孔を有する薄板
状のグリッドが取り付けられている。そして、放電ワイ
ヤへの通電により、前記透孔を通してコロナ放電が行わ
れて、用紙と感光ドラムとの密着部に所定電位が付与さ
れ、前記の転写が行われる。
器により感光ドラム上に静電潜像が形成されるととも
に、その静電潜像には現像器によってトナーが付着さ
れ、そのトナーが転写器により用紙上に転写されるよう
になっている。転写器のケーシング内には放電ワイヤが
張設されるとともに、ケーシングには透孔を有する薄板
状のグリッドが取り付けられている。そして、放電ワイ
ヤへの通電により、前記透孔を通してコロナ放電が行わ
れて、用紙と感光ドラムとの密着部に所定電位が付与さ
れ、前記の転写が行われる。
【0003】また、前記放電ワイヤには透孔を通してト
ナー等が付着するが、放電ワイヤがトナー等で汚れると
前記密着部に充分な電位付与を行えなくなるため、放電
ワイヤのクリーニングを行う必要がある。そのため、通
常の画像形成装置では、転写器を装置フレームに対して
着脱可能に取り付け、転写器を装置フレームから取り外
した状態で、放電ワイヤのクリーニングを行うことがで
きるようになっている。
ナー等が付着するが、放電ワイヤがトナー等で汚れると
前記密着部に充分な電位付与を行えなくなるため、放電
ワイヤのクリーニングを行う必要がある。そのため、通
常の画像形成装置では、転写器を装置フレームに対して
着脱可能に取り付け、転写器を装置フレームから取り外
した状態で、放電ワイヤのクリーニングを行うことがで
きるようになっている。
【0004】また、前記のように転写器を着脱可能に構
成した場合には、転写器側と装置フレーム側とにそれぞ
れ電極端子を設け、転写器の取り付け状態で両者の端子
を確実に接触させて、放電ワイヤへの通電を行うように
する必要がある。そのため、前記画像形成装置では、装
置フレーム側の端子がバネにより構成されており、転写
器の取り付け状態で、同転写器側の端子が装置フレーム
側のバネ端子に弾性的に接触するようになっている。
成した場合には、転写器側と装置フレーム側とにそれぞ
れ電極端子を設け、転写器の取り付け状態で両者の端子
を確実に接触させて、放電ワイヤへの通電を行うように
する必要がある。そのため、前記画像形成装置では、装
置フレーム側の端子がバネにより構成されており、転写
器の取り付け状態で、同転写器側の端子が装置フレーム
側のバネ端子に弾性的に接触するようになっている。
【0005】従って、転写器を取り付けたときに、同転
写器がバネの付勢力により所定の取り付け位置から浮き
上がったり、位置ズレしたりすることがある。その結
果、感光ドラムに対する転写器の配置位置が変化して、
感光ドラムと用紙との密着部に確実に所定電位を付与で
きなくなり、印刷画像の品質が低下するというおそれが
ある。これを防止するために、転写器を装置フレームに
ネジ等を使用して固定することも考えられるが、この場
合には転写器の着脱作業が面倒になるという問題が生じ
る。
写器がバネの付勢力により所定の取り付け位置から浮き
上がったり、位置ズレしたりすることがある。その結
果、感光ドラムに対する転写器の配置位置が変化して、
感光ドラムと用紙との密着部に確実に所定電位を付与で
きなくなり、印刷画像の品質が低下するというおそれが
ある。これを防止するために、転写器を装置フレームに
ネジ等を使用して固定することも考えられるが、この場
合には転写器の着脱作業が面倒になるという問題が生じ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、前記バネ端子
よりも強い付勢力を有する別の板バネ等を使用し、転写
器を装置フレーム側に常時付勢して固定する方法が考え
られる。この場合、転写器を工具等を使用することなく
装置フレームに対して着脱できる。
よりも強い付勢力を有する別の板バネ等を使用し、転写
器を装置フレーム側に常時付勢して固定する方法が考え
られる。この場合、転写器を工具等を使用することなく
装置フレームに対して着脱できる。
【0007】しかしながら、上記の画像形成装置におい
ては、強い付勢力のバネを使用しているために、装置フ
レームから転写器を取り外しにくいという問題がある。
加えて、転写器の周囲には用紙の移送をスムーズに行わ
せるガイド板等が配置されているため、そのガイド板が
邪魔して転写器に手が届きにくい。そのため、転写器の
取り外しが非常に困難となる。
ては、強い付勢力のバネを使用しているために、装置フ
レームから転写器を取り外しにくいという問題がある。
加えて、転写器の周囲には用紙の移送をスムーズに行わ
せるガイド板等が配置されているため、そのガイド板が
邪魔して転写器に手が届きにくい。そのため、転写器の
取り外しが非常に困難となる。
【0008】この問題を解消するために、付勢力の弱い
バネ等を使用することが考えられる。しかし、この場合
には、転写器の装置フレームに対する固定度が低くな
り、転写器に位置ズレが生じやすくなって前記のように
印字品質が悪くなるという問題がある。
バネ等を使用することが考えられる。しかし、この場合
には、転写器の装置フレームに対する固定度が低くな
り、転写器に位置ズレが生じやすくなって前記のように
印字品質が悪くなるという問題がある。
【0009】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は転写器を装置フレームに
固定する際の付勢力を弱めることなく、転写器の着脱を
容易に行うことが可能な画像形成装置を提供することに
ある。
れたものであって、その目的は転写器を装置フレームに
固定する際の付勢力を弱めることなく、転写器の着脱を
容易に行うことが可能な画像形成装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明では、感光体と用紙との密着部に所定電位
を付与し、前記感光体上のトナー画像を用紙上に転写す
る転写器を備えた画像形成装置において、前記転写器の
上面端部に、摘み用の突起部を設けたことをその要旨と
する。
めにこの発明では、感光体と用紙との密着部に所定電位
を付与し、前記感光体上のトナー画像を用紙上に転写す
る転写器を備えた画像形成装置において、前記転写器の
上面端部に、摘み用の突起部を設けたことをその要旨と
する。
【0011】
【作用】従って、本発明によれば、転写器を装置フレー
ムから取り外す際は、突起部を摘んで転写器を持ち上げ
ることにより、同転写器を装置フレームから容易に取り
外すことが可能となる。
ムから取り外す際は、突起部を摘んで転写器を持ち上げ
ることにより、同転写器を装置フレームから容易に取り
外すことが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、装置フレーム1
には感光体としての感光ドラム2が回転可能に支持され
ている。帯電器3は感光ドラム2の外周面を所定電位に
一様帯電させる。露光器4は光の照射により、感光ドラ
ム2上に所定電位の静電潜像を形成させる。
基づいて説明する。図1に示すように、装置フレーム1
には感光体としての感光ドラム2が回転可能に支持され
ている。帯電器3は感光ドラム2の外周面を所定電位に
一様帯電させる。露光器4は光の照射により、感光ドラ
ム2上に所定電位の静電潜像を形成させる。
【0013】現像器5はトナーTを収容するためのトナ
ーケース6と、現像ローラ7とを有している。そして、
この現像ローラ7によりトナーTに所定電位が付与さ
れ、その電位と前記静電潜像の電位との差に基づいて、
静電潜像にトナーTが付着されて、静電潜像が顕像化さ
れる。
ーケース6と、現像ローラ7とを有している。そして、
この現像ローラ7によりトナーTに所定電位が付与さ
れ、その電位と前記静電潜像の電位との差に基づいて、
静電潜像にトナーTが付着されて、静電潜像が顕像化さ
れる。
【0014】転写器8及びガイドローラ9は、用紙移送
経路を挟んで前記感光ドラム2と対向するように配置さ
れている。そして、一対の送りローラ10及び一対の用
紙ガイド11を介して移送されてきた用紙Pが、ガイド
ローラ9により感光ドラム2上に密着されるとともに、
転写器8によりその密着部に所定電位が付与される。そ
して、その電位と前記トナー画像の電位との差に基づい
て、トナー画像が用紙P上に転写される。除電ランプ1
2は転写後の感光ドラム2の外周面に光を照射して、そ
の外周面を除電する。クリーナ13は感光ドラム2上の
残留トナーをクリーニングする。
経路を挟んで前記感光ドラム2と対向するように配置さ
れている。そして、一対の送りローラ10及び一対の用
紙ガイド11を介して移送されてきた用紙Pが、ガイド
ローラ9により感光ドラム2上に密着されるとともに、
転写器8によりその密着部に所定電位が付与される。そ
して、その電位と前記トナー画像の電位との差に基づい
て、トナー画像が用紙P上に転写される。除電ランプ1
2は転写後の感光ドラム2の外周面に光を照射して、そ
の外周面を除電する。クリーナ13は感光ドラム2上の
残留トナーをクリーニングする。
【0015】加熱定着器14は前記感光ドラム2の下流
側に配設され、加熱ローラ15と、その加熱ローラ15
に用紙移送経路を挟んで接触する加圧ローラ16とを有
している。そして、用紙Pが用紙ガイド17を経てこの
加熱ローラ15と加圧ローラ16との間に送り込まれ
て、用紙P上のトナー画像が加熱定着される。
側に配設され、加熱ローラ15と、その加熱ローラ15
に用紙移送経路を挟んで接触する加圧ローラ16とを有
している。そして、用紙Pが用紙ガイド17を経てこの
加熱ローラ15と加圧ローラ16との間に送り込まれ
て、用紙P上のトナー画像が加熱定着される。
【0016】次に、前記転写器8及びその取付構造につ
いて詳細に説明する。先ず転写器8の構造について説明
すると、図1〜図3に示すように、鋼板等の磁性体より
なり、導電性を有するケーシング18は断面ほぼコ字状
を成しており、その両端には合成樹脂よりなるホルダ1
9,20が取り付けられている。
いて詳細に説明する。先ず転写器8の構造について説明
すると、図1〜図3に示すように、鋼板等の磁性体より
なり、導電性を有するケーシング18は断面ほぼコ字状
を成しており、その両端には合成樹脂よりなるホルダ1
9,20が取り付けられている。
【0017】図1、図3及び図5に示すように、各ホル
ダ19,20の上面には、支持片21,22が一体形成
されており、同支持片21,22間には、前記ガイドロ
ーラ9が回転可能に支持されている。また、図1〜図3
に示すように、両ホルダ19,20間には、1本の放電
ワイヤ23がケーシング18の内部を通過するように張
設されている。前記一方のホルダ19には端子ピン25
が嵌入固定されている。そして、その端子ピン25の上
端に前記放電ワイヤ23の一端が固定されるとともに、
同端子ピン25の下端面が露出されている。
ダ19,20の上面には、支持片21,22が一体形成
されており、同支持片21,22間には、前記ガイドロ
ーラ9が回転可能に支持されている。また、図1〜図3
に示すように、両ホルダ19,20間には、1本の放電
ワイヤ23がケーシング18の内部を通過するように張
設されている。前記一方のホルダ19には端子ピン25
が嵌入固定されている。そして、その端子ピン25の上
端に前記放電ワイヤ23の一端が固定されるとともに、
同端子ピン25の下端面が露出されている。
【0018】前記ケーシング18の上部開口にはステン
レス材よりなる薄板状のグリッド26が取り付けられ、
そのグリッド26には透孔26aが形成されている。ケ
ーシング18の一側面には合成樹脂よりなるガイド部材
27が取り付けられ、このガイド部材27の感光ドラム
2との対向部は斜状に形成されて用紙Pのガイド面27
aとなっている。ガイド部材27の外側面には金属プレ
ート28が取り付けられている。金属プレート28とケ
ーシング18との間に合成樹脂製のガイド部材27が介
在されていることにより、金属プレート28とケーシン
グ18とは絶縁されている。
レス材よりなる薄板状のグリッド26が取り付けられ、
そのグリッド26には透孔26aが形成されている。ケ
ーシング18の一側面には合成樹脂よりなるガイド部材
27が取り付けられ、このガイド部材27の感光ドラム
2との対向部は斜状に形成されて用紙Pのガイド面27
aとなっている。ガイド部材27の外側面には金属プレ
ート28が取り付けられている。金属プレート28とケ
ーシング18との間に合成樹脂製のガイド部材27が介
在されていることにより、金属プレート28とケーシン
グ18とは絶縁されている。
【0019】図1〜図4に示すように、前記装置フレー
ム1は金属製板材よりなる左右一対の支持板29,30
を含み、支持プレート31は各支持板29,30間に架
設されている。そして、その一側縁は上方へ折曲されて
取付部31aが形成されている。そして、その取付部3
1aには基板32が取り付けられ、その基板32上には
多数の除電ランプ(LED)12が並設されている。
ム1は金属製板材よりなる左右一対の支持板29,30
を含み、支持プレート31は各支持板29,30間に架
設されている。そして、その一側縁は上方へ折曲されて
取付部31aが形成されている。そして、その取付部3
1aには基板32が取り付けられ、その基板32上には
多数の除電ランプ(LED)12が並設されている。
【0020】前記各支持板29,30の上縁には前記転
写器8の各ホルダ19,20と係合してホルダ19,2
0の前後方向の位置決めを行う係合凹部29b,30b
が切り欠き形成されている。また、一方のホルダ19の
側部には係合凹部29bの側縁と係合し、ホルダ19,
20の左右方向の位置決めを行う係合溝19aが形成さ
れている。
写器8の各ホルダ19,20と係合してホルダ19,2
0の前後方向の位置決めを行う係合凹部29b,30b
が切り欠き形成されている。また、一方のホルダ19の
側部には係合凹部29bの側縁と係合し、ホルダ19,
20の左右方向の位置決めを行う係合溝19aが形成さ
れている。
【0021】前記一方の支持板29には電極体38が取
り付けられている。この電極体38の内底部にはピン3
9が配置されるとともに、そのピン39の周囲にはコイ
ルバネよりなるバネ端子40が嵌着されている。そし
て、このバネ端子40には電極体38に接続された電線
38bを介して所定電位が付与される。
り付けられている。この電極体38の内底部にはピン3
9が配置されるとともに、そのピン39の周囲にはコイ
ルバネよりなるバネ端子40が嵌着されている。そし
て、このバネ端子40には電極体38に接続された電線
38bを介して所定電位が付与される。
【0022】装置フレームの一部を構成する合成樹脂よ
りなる一対のベース33,34は、前記支持プレート3
1の上面両端側にネジにより固定されている。前記両ベ
ース33,34の上面には、磁石収容孔33a,34a
がそれぞれ形成されている。この各磁石収容孔33a,
34aには、前記転写器8のケーシング18を吸着する
ための永久磁石37がそれぞれ収容固定されている。
りなる一対のベース33,34は、前記支持プレート3
1の上面両端側にネジにより固定されている。前記両ベ
ース33,34の上面には、磁石収容孔33a,34a
がそれぞれ形成されている。この各磁石収容孔33a,
34aには、前記転写器8のケーシング18を吸着する
ための永久磁石37がそれぞれ収容固定されている。
【0023】図1〜図4に示すように、板バネよりなる
端子板35は一方のベース33上にネジにより固定さ
れ、上方へ向かって若干湾曲されている。前記端子板3
5には図示しない電線を介して所定電位が付与される。
板バネよりなるアース板36は他方のベース34の近傍
において支持プレート31上にネジにより固定されてい
る。
端子板35は一方のベース33上にネジにより固定さ
れ、上方へ向かって若干湾曲されている。前記端子板3
5には図示しない電線を介して所定電位が付与される。
板バネよりなるアース板36は他方のベース34の近傍
において支持プレート31上にネジにより固定されてい
る。
【0024】図1,図3及び図5に示すように、前記感
光ドラム2に回転を伝達するギア2aと反対側にあるホ
ルダ19の上面には、平面略楕円状の突起部としてのツ
マミ部19bが一体形成されている。転写器8を装置フ
レーム1に装着する際は、転写器8の各ホルダ19,2
0を、支持板29,30の各係合凹部29b,30bに
上方から係合させる。そして、これと同時に転写器8の
係合突起24を電極体38の係合孔38aに挿入するこ
とにより、転写器8がベース33,34に対して着脱可
能に取り付けられる。
光ドラム2に回転を伝達するギア2aと反対側にあるホ
ルダ19の上面には、平面略楕円状の突起部としてのツ
マミ部19bが一体形成されている。転写器8を装置フ
レーム1に装着する際は、転写器8の各ホルダ19,2
0を、支持板29,30の各係合凹部29b,30bに
上方から係合させる。そして、これと同時に転写器8の
係合突起24を電極体38の係合孔38aに挿入するこ
とにより、転写器8がベース33,34に対して着脱可
能に取り付けられる。
【0025】転写器8のケーシング18が永久磁石37
に吸着された状態では、前記端子ピン25の下端面が係
合孔38a内のバネ端子40の上端に弾性的に接触す
る。そして、これと同時に転写器8のケーシング18の
下面及び金属プレート28が、端子板35の先端及びア
ース板36の先端にそれぞれ弾性的に接触する。さら
に、転写器8のケーシング18が永久磁石37に吸着さ
れることにより、前記端子板35及びバネ端子40の付
勢力による転写器8の浮き上がりが確実に阻止され、同
転写器8は所定の取り付け位置を確実に保持される。
に吸着された状態では、前記端子ピン25の下端面が係
合孔38a内のバネ端子40の上端に弾性的に接触す
る。そして、これと同時に転写器8のケーシング18の
下面及び金属プレート28が、端子板35の先端及びア
ース板36の先端にそれぞれ弾性的に接触する。さら
に、転写器8のケーシング18が永久磁石37に吸着さ
れることにより、前記端子板35及びバネ端子40の付
勢力による転写器8の浮き上がりが確実に阻止され、同
転写器8は所定の取り付け位置を確実に保持される。
【0026】また、メンテナンス時に転写器8を装置フ
レーム1から取り外す際には、ホルダ19の上面に突出
形成されたツマミ部19bを摘んで、ホルダ19を持ち
上げる。その結果、ホルダ19がツマミ部19b側から
持ち上げられ、永久磁石37からケーシング18が離脱
される。また、転写器8を装置フレーム1内に装着する
際には、ツマミ部19bを持って、転写器8を所定位置
にセットすればよい。
レーム1から取り外す際には、ホルダ19の上面に突出
形成されたツマミ部19bを摘んで、ホルダ19を持ち
上げる。その結果、ホルダ19がツマミ部19b側から
持ち上げられ、永久磁石37からケーシング18が離脱
される。また、転写器8を装置フレーム1内に装着する
際には、ツマミ部19bを持って、転写器8を所定位置
にセットすればよい。
【0027】なお、図示はしないが、転写器8の上方位
置に配置された感光ドラム2及びその周囲に配置された
帯電器3、露光器4、クリーナ13は1つのユニットと
して装置フレーム1に着脱可能に取り付けられている。
この感光ドラム2のユニットを装置フレーム1から取り
外して、転写器8の上方を開放した状態で前述した転写
器8の着脱作業が行われる。
置に配置された感光ドラム2及びその周囲に配置された
帯電器3、露光器4、クリーナ13は1つのユニットと
して装置フレーム1に着脱可能に取り付けられている。
この感光ドラム2のユニットを装置フレーム1から取り
外して、転写器8の上方を開放した状態で前述した転写
器8の着脱作業が行われる。
【0028】上記のように、本実施例では、転写器8の
一部を構成するホルダ19の上面に、ツマミ部19bを
設けたことにより、転写器8の周囲に用紙ガイド11,
17等があっても転写器8の着脱を容易に、かつ、小さ
な力で行うことができ、メンテナンス時の作業効率を大
幅に向上することができる。
一部を構成するホルダ19の上面に、ツマミ部19bを
設けたことにより、転写器8の周囲に用紙ガイド11,
17等があっても転写器8の着脱を容易に、かつ、小さ
な力で行うことができ、メンテナンス時の作業効率を大
幅に向上することができる。
【0029】しかも、上記のように転写器8の着脱が容
易に行えるため、転写器8を所定位置に付勢する永久磁
石は、強い磁力のものを使用できる。従って、転写器8
を所定位置で確実に位置決めすることが可能となって、
印字品質の向上を図ることができる。
易に行えるため、転写器8を所定位置に付勢する永久磁
石は、強い磁力のものを使用できる。従って、転写器8
を所定位置で確実に位置決めすることが可能となって、
印字品質の向上を図ることができる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例では、突起部としてのツマミ部19b
を、感光ドラム2のギア2aが位置する側とは反対側の
ホルダ19に設けたが、ギア2a側のホルダ20にツマ
ミ部19bを設けて具体化してもよい。また、両側のホ
ルダ19,20にツマミ部19bを設けて具体化しても
よい。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例では、突起部としてのツマミ部19b
を、感光ドラム2のギア2aが位置する側とは反対側の
ホルダ19に設けたが、ギア2a側のホルダ20にツマ
ミ部19bを設けて具体化してもよい。また、両側のホ
ルダ19,20にツマミ部19bを設けて具体化しても
よい。
【0031】(2)上記実施例ではホルダ19の上面に
ツマミ部19bを一体形成したが、ツマミ部19bをホ
ルダ19とは別体で形成してもよい。また、ツマミ部1
9bの外周に細かい凹凸を形成したり、ツマミ部19b
に湾曲部を形成したりして、ツマミ部19bに滑り止め
機能を設けてもよい。また、その他にツマミ部19bの
形状を適宜変更してもよい。
ツマミ部19bを一体形成したが、ツマミ部19bをホ
ルダ19とは別体で形成してもよい。また、ツマミ部1
9bの外周に細かい凹凸を形成したり、ツマミ部19b
に湾曲部を形成したりして、ツマミ部19bに滑り止め
機能を設けてもよい。また、その他にツマミ部19bの
形状を適宜変更してもよい。
【0032】(3)永久磁石37の数を変更したり、永
久磁石37をベース33,34側と転写器8側との双方
に設けたりして具体化してもよい。 (4)上記実施例では、転写器8を所定位置に固定する
部材を永久磁石37で具体化した。これに対し、転写器
8及び装置フレーム1の一方に板バネ等のバネ部材を、
また、他方にそのバネ部材が掛止される部分を設け、こ
のバネ部材の付勢力により転写器8を所定位置に保持す
るように構成してもよい。
久磁石37をベース33,34側と転写器8側との双方
に設けたりして具体化してもよい。 (4)上記実施例では、転写器8を所定位置に固定する
部材を永久磁石37で具体化した。これに対し、転写器
8及び装置フレーム1の一方に板バネ等のバネ部材を、
また、他方にそのバネ部材が掛止される部分を設け、こ
のバネ部材の付勢力により転写器8を所定位置に保持す
るように構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、転
写器を装置フレーム側に固定する際の力を弱めずに、転
写器の着脱を容易に行うことができるので、メンテナン
ス時の作業効率を大幅に向上することができるととも
に、印字品質の向上を図ることができるという優れた効
果を発揮する。
写器を装置フレーム側に固定する際の力を弱めずに、転
写器の着脱を容易に行うことができるので、メンテナン
ス時の作業効率を大幅に向上することができるととも
に、印字品質の向上を図ることができるという優れた効
果を発揮する。
【図1】本発明を具体化した画像形成装置の一実施例を
示す部分側断面図である。
示す部分側断面図である。
【図2】転写器の取り付け状態を示す部分正断面図であ
る。
る。
【図3】転写器の取り付け状態を示す部分平面図であ
る。
る。
【図4】転写器を取り外した状態を示す部分平面図であ
る。
る。
【図5】ホルダの斜視図である。
1…装置フレーム、2…感光体としての感光ドラム、8
…転写器、33,34…装置フレームの一部を構成する
ベース、19…転写器を構成するホルダ、19b…突起
部としてのツマミ部、37…永久磁石、P…用紙。
…転写器、33,34…装置フレームの一部を構成する
ベース、19…転写器を構成するホルダ、19b…突起
部としてのツマミ部、37…永久磁石、P…用紙。
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体と用紙との密着部に所定電位を付
与し、前記感光体上のトナー画像を用紙上に転写する転
写器を備えた画像形成装置において、前記転写器の上面
端部に、摘み用の突起部を設けた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028229A JPH06242690A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028229A JPH06242690A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06242690A true JPH06242690A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12242776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5028229A Pending JPH06242690A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06242690A (ja) |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP5028229A patent/JPH06242690A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10301350A (ja) | 画像記録装置 | |
JP3432650B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017015947A (ja) | 画像形成装置およびカートリッジ | |
JPH06110337A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06242690A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0830177A (ja) | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JPH0540405A (ja) | 現像装置の着脱構造 | |
JP3596232B2 (ja) | 電子写真装置のプロセスユニット | |
JPH06149013A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0572831A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4642724B2 (ja) | ジコロトロンハウジングにワイヤアセンブリを取り付けるための構造物 | |
JPH0968848A (ja) | 電子写真装置 | |
JP2715594B2 (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JPH05289538A (ja) | 画像形成装置 | |
US20030142362A1 (en) | Process unit | |
JPH02253287A (ja) | 感光体ユニット | |
JP2606933B2 (ja) | 定着装置 | |
JPH03103871A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0714994Y2 (ja) | 電子写真装置 | |
JPS6255682A (ja) | 磁気刷子現像装置 | |
JPH0518112B2 (ja) | ||
JPH05289539A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH02123377A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2550829Y2 (ja) | フラッシュ定着装置 | |
JPH041787A (ja) | 画像形成装置 |