JPH06242661A - コロナ放電装置 - Google Patents

コロナ放電装置

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Publication number
JPH06242661A
JPH06242661A JP3044293A JP3044293A JPH06242661A JP H06242661 A JPH06242661 A JP H06242661A JP 3044293 A JP3044293 A JP 3044293A JP 3044293 A JP3044293 A JP 3044293A JP H06242661 A JPH06242661 A JP H06242661A
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JP
Japan
Prior art keywords
discharge wire
vibration
discharge
wire
absorbing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP3044293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoharu Nakagama
清張 中釜
Takaaki Yamanaka
孝明 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH06242661A publication Critical patent/JPH06242661A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コロナ放電装置の放電ワイヤに高電圧を印加
したときに放電ワイヤの振動を防止する。 【構成】 コロナ放電装置20はバックプレート21の両側
端部に取付けられるブロック22と、両ブロック22の間に
コイルスプリング24を介して張設される放電ワイヤ23
と、高電圧の印加時に振動を防止する振動吸収部材25と
によって構成されている。振動吸収部材25は例えばシリ
コンゴム等の弾性を有する立方体の部材で、その大きさ
は60mm3以上を有し、スリット25aを介して放電ワイヤ2
3に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やプリンタなどの
電子写真画像形成装置に設けられる像担持体の表面に、
コロナ放電して電荷を付与するコロナ放電装置の放電ワ
イヤの振動防止に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機等の電子写真式画像形成装
置は原稿を載置するプラテンと、その下方に往復動する
原稿照射ランプと反射ミラー及び固定された投影レンズ
と反射ミラーとで構成される走査光学系と、帯電極によ
って所定の電位がチャージされて回転する感光体ドラム
と、前記走査光学系によって前記感光体ドラム面上に形
成された静電潜像にトナーを付与して現像する現像器
と、該感光体ドラム面の下方に向けて搬送される転写材
である記録用紙面上にトナー画像を転写する転写極と、
分離極及び除電極と、前記記録用紙面上に転写されたト
ナー画像を定着する定着器と、転写したのちの前記感光
体面上に残留するトナーや紙粉などを除去するクリーニ
ング装置とによって構成されている。
【0003】そして所定の搬送経路に従って間欠的に搬
送される記録用紙面上に所要のトナー画像がつぎつぎに
記録されるようになっている。
【0004】クリーニングされた感光体ドラムは所定の
シーケンスに従って再び帯電され次の画像形成のプロセ
スに入る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば帯電極等の高電
圧が印加されるコロナ放電装置において、その放電時に
放電ワイヤが振動するのを回避する手段として放電ワイ
ヤを固定し張設する場合、一端をコロナ放電装置のブロ
ックに固定すると共に他端はコイルスプリングを接続し
て対向する他方のブロックに固定して張設する方法が採
られている。このようにして自励振動による固有振動値
を常にずらして振動するのを防いでいる。放電ワイヤの
振動現像に対してスプリングを介して張設される放電ワ
イヤの固定方式は、高圧の印加電圧が7KV程度以下と
か、放電ワイヤに対してスプリングの弾性力がスムーズ
に伝わっているときは十分に効果はある。しかしなが
ら、画像形成装置の小型化に伴って放電ワイヤの取付が
複雑となり、放電ワイヤを精度よく張設するために中間
に支持体などを設けるとこの支持体が固定端となって振
動し易くなる。また、振動を回避するために放電ワイヤ
の張力を上げて振動を起しにくくすることはよく知られ
ているが、自らその強度に限界があって確実に振動を防
ぐには至っていない。また、高速機に対応させるため放
電ワイヤからより多くの放電量を取るために前述した7
KVより高い電圧を印加すると振動が起る。放電ワイヤが
振動しながら放電を行うと有効ワイヤ放電率が低下した
り、感光体ドラムへの放電分布が不均一となって形成さ
れる画像に濃度ムラが発生する問題点がある。本発明は
このような問題点を解決して高電圧が印加されるコロナ
放電時に放電ワイヤの振動を防止し、感光体ドラムに対
して均一な放電分布を行って濃度ムラのない画像を形成
することのできるコロナ放電装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】コロナ放電ワイヤに電圧
を印加してコロナ放電を発生させるコロナ放電装置にお
いて、前記コロナ放電ワイヤに弾性を有する振動吸収部
材を設けたことを特徴とするコロナ放電装置によって達
成される。
【0007】
【実施例】本発明の1実施例を図1の振動吸収部材を取
付けたコロナ放電装置の構成を示す側断面図と、図2の
高圧電源の接続を示す図と、図3の画像形成装置の構成
を示す側断面図と、図4の放電ワイヤの振動状態を示す
側面図とによって説明する。しかし本発明は本実施例に
限定されるものではない。
【0008】図3に示すように電子写真画像形成装置
(以下単に画像形成装置と呼ぶ)18は本体1の上面に原
稿Mを設置するプラテンガラスPが設けられ、本体1内
のこのプラテンガラスPの下方には走査光学装置2が設
けられている。走査光学装置2は往復動する原稿照射ラ
ンプ2a、第1ミラー2b、V字形を形成する第2,第
3ミラー2cおよび固定された投影レンズ2dと第4ミ
ラー2eとから成る。本体1の内部中央には感光体ドラ
ム3が矢印方向に回転可能に設けられており、その周辺
には、回転方向に沿って感光体3aを一様に帯電する帯
電極4と、トナー補給装置5によりトナーが補給され現
像スリーブ6aを内蔵する現像器6と、転写電極7と、
分離電極8と、除電電極9と、クリーニング装置10とが
順次配置されている。給紙カセット11,11′にはそれぞ
れサイズの異なる2種類の記録紙が収納されて本体1に
セットされている。12は給紙カセット11に収納された記
録紙を第2給紙ローラ13の手前の待機位置まで給送する
第1給紙ローラであり、記録紙の重送を防止するために
ベルトを介して回転されるローラ12a,12aと停止ロー
ラ(さばきローラともいう)12bとにより構成されてい
る。13は第1給紙ローラ12により給送される記録紙を前
記待機位置で一旦停止させ、その後感光体3a上の可視
像先端と記録紙先端とを転写位置で一致させるように適
切なタイミングで転写位置に向けて再び給紙する第2給
紙ローラ、14は第1給紙ローラ12により給送された記録
紙を第2給紙ローラ13の位置まで案内するためのガイド
板であり、レバー(図示せず)を操作することによって
開閉され、手を入れてジャム紙が取り出せるようになっ
ている。15は転写後の記録紙を定着位置まで搬送する搬
送装置であり、定着装置16は加熱ローラ16aと圧着ロー
ラ16bとから成る。17は定着後の記録紙を本体外部に排
紙する排紙ローラである。
【0009】上記装置において、コピーボタンを操作す
ると、プラテンガラスP上の原稿Mは走査光学装置2に
より露光走査され、感光体ドラム3の感光体3a上に原
稿Mの静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器6
により可視像とされ、この可視像は本体1の給紙カセッ
ト11,11′のいずれかから給送された記録紙に転写電極
7によって転写される。転写後記録紙は分離電極8によ
り感光体3aから分離され、搬送装置15により定着装置
16に搬送され、そこで定着され排紙ローラ17により排紙
される。このようにして記録紙面上に所要のトナー画像
がつぎつぎと記録されるようになっている。
【0010】次に本発明のコロナ放電装置の放電ワイヤ
の振動防止の手段を図1及び図2を用いて説明する。
【0011】図1に示すよう例えば帯電極4で代表され
るコロナ放電装置20はバックプレート21と、該バックプ
レート21の両側端部に取付けられるブロック22と、両ブ
ロック22の間に張設される放電ワイヤ23と、放電ワイヤ
23の一端に接続されるコイルスプリング24と、放電ワイ
ヤ23に取付けられる振動吸収部材25とによって構成され
ている。
【0012】そして図2はコロナ放電装置20の放電ワイ
ヤ23に接続されて高電圧を印加する高圧電源で、26は該
放電ワイヤ23に交流電圧を印加する交流電源、27は交流
電圧に重畳して直流電圧を印加する直流電源である。
【0013】図に示すように放電ワイヤ23を固定するブ
ロック22はこの放電ワイヤ23を係止する固定端子22b
と、張設される放電ワイヤ23の位置決めをする支持体22
aとが一体的に設けられた合成樹脂材による成型部材で
ある。なお放電ワイヤ23が接続する各固定端子22bは導
電性の金属材がインサートされている。
【0014】放電ワイヤ23は例えば直径60〜100μのタ
ングステン線が用いられ少くともB4サイズの転写材の
幅方向に画像を記録することのできる感光体ドラム3の
画像形成領域に対して帯電可能な長さと、その両側に感
光体ドラム3の非画像領域に相当する長さとを有してい
る。そして、放電ワイヤ23は両側ブロック22の間に一端
を左側のブロック22の固定端子22bに、他端をコイルス
プリング24を介して右側のブロック22の固定端子22bに
それぞれ掛けられて張設されている。
【0015】そして振動吸収部材25は、発泡シリコン或
はシリコンゴム等の弾性を有する立方体をなす部材でそ
の大きな60mm3以上に設定されている。そして、図1の
円内の斜視図に示すように立方体の一面には放電ワイヤ
23に取付けるためのスリット25aが適宜な深さを有して
横断して設けられこのスリット25aを介して放電ワイヤ
23に取付けられるようになっている。
【0016】このように形成される振動吸収部材25は図
1の左側のブロック22の支持体22aより右側で、かつ感
光体ドラム3の非画像形成領域に相当する放電ワイヤ23
の位置に、スリット25aを介し該放電ワイヤ23を挟み込
むようにして取付けられる。そして振動吸収部材25は接
着剤によって放電ワイヤ23と一体的に結合される。従っ
て振動吸収部材25は、図に示すように放電ワイヤ23に中
空状態となって取付けられる。図4は両ブロック22の間
に張設される放電ワイヤ23に振動吸収部材25が設けられ
ていない場合の振動状態を示している。即ち放電ワイヤ
23は両支持体22aを固定端として、鎖線で示すように中
央部を最大振幅とする山形状に振動し、軽度の場合は上
下に振動するが、振動がひどくなると縄飛び状に回転し
ながら振動するようになる。
【0017】このような放電ワイヤ23の振動は振動吸収
部材25を取付けることによって防止される。即ち、振動
吸収部材25の弾性とその重量とによって放電ワイヤ23の
固有振動を共振しない領域にズラすことができるため該
放電ワイヤ25の振動が防がれる。
【0018】なお、この振動吸収部材25はブロック22に
貼り付けても効果はあるし、コイルスプリング24側の支
持体24aの左側に前述と同様にして取付けても効果はあ
るが、前述したコイルスプリング24と反対側の放電ワイ
ヤ23に取り付けた方が最も効果的に振動を防止すること
ができる。そして、直径が60〜100μの放電ワイヤ23
に対し、60mm以上の大いさの振動吸収部材25を取
付けるのが振動防止には大変効果がある。
【0019】このように極めて簡単に構成される振動吸
収部材25の取付けによって放電ワイヤ23に7KV以上の高
電圧が印加されても振動を防止することができるため、
感光体ドラムには均一な帯電が行われ濃度ムラのない画
像が形成される。
【0020】なお、本発明はモノ黒の画像形成装置18及
び帯電極4を例にして説明したが本発明の主旨はカラー
画像形成装置や、転写電極7、分離電極8或は除電電極
9にも勿論適用される。
【0021】
【発明の効果】本発明の弾性を有する振動吸収部材をコ
ロナ放電装置の放電ワイヤに取付けることによって、例
えば7KV以上の高電圧を放電ワイヤに印加しても振動が
吸収されるため感光体ドラムには均一な帯電がなされ、
常に濃度ムラのない良好な画像が形成されるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による振動吸収部材を取付け
たコロナ放電装置の構成を示す側断面図。
【図2】高圧電源の接続を示す図。
【図3】画像形成装置の構成を示す側断面図。
【図4】放電ワイヤの振動状態を示す側面図。
【符号の説明】
3 感光体ドラム 4 帯電極 18 画像形成装置 20 コロナ放電装置 21 バックプレート 22 ブロック 22a 支持体 22b 固定端子 23 放電ワイヤ 24 コイルスプリング 25 振動吸収部材 25a スリット 26 交流電源 27 直流電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コロナ放電ワイヤに電圧を印加してコロ
    ナ放電を発生させるコロナ放電装置において、前記コロ
    ナ放電ワイヤに弾性を有する振動吸収部材を設けたこと
    を特徴とするコロナ放電装置。
JP3044293A 1993-02-19 1993-02-19 コロナ放電装置 Pending JPH06242661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044293A JPH06242661A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 コロナ放電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044293A JPH06242661A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 コロナ放電装置

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Publication Number Publication Date
JPH06242661A true JPH06242661A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12304047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3044293A Pending JPH06242661A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 コロナ放電装置

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JP (1) JPH06242661A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021080A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Toshiba Corp 放電型ガス処理装置
JP2013064788A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Ricoh Co Ltd コロナ帯電装置及び画像形成装置
US10663880B2 (en) 2018-09-25 2020-05-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Charging device and image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021080A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Toshiba Corp 放電型ガス処理装置
JP2013064788A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Ricoh Co Ltd コロナ帯電装置及び画像形成装置
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