JPH06241126A - エンジンの排気還流制御装置 - Google Patents
エンジンの排気還流制御装置Info
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- JPH06241126A JPH06241126A JP5025155A JP2515593A JPH06241126A JP H06241126 A JPH06241126 A JP H06241126A JP 5025155 A JP5025155 A JP 5025155A JP 2515593 A JP2515593 A JP 2515593A JP H06241126 A JPH06241126 A JP H06241126A
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- exhaust gas
- gas recirculation
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン1の排気ガスの一部を流量制御しな
がら排気還流通路16により吸気通路3に還流させる場
合において、簡単で制御性のよい制御で十分な量の排気
ガスを還流できるようにする。 【構成】 排気還流通路16に複数の開閉式流量制御弁
18〜21を並列に配置し、目標の排気還流量に対応し
て予めメモリ50に記憶されているマップからエンジン
1の運転状態に対応する設定値Mを算出して、この設定
値Mに応じて流量制御弁18〜21の開弁個数Nを決定
し、該開弁個数Nだけ開弁するように流量制御弁18〜
21を制御する。
がら排気還流通路16により吸気通路3に還流させる場
合において、簡単で制御性のよい制御で十分な量の排気
ガスを還流できるようにする。 【構成】 排気還流通路16に複数の開閉式流量制御弁
18〜21を並列に配置し、目標の排気還流量に対応し
て予めメモリ50に記憶されているマップからエンジン
1の運転状態に対応する設定値Mを算出して、この設定
値Mに応じて流量制御弁18〜21の開弁個数Nを決定
し、該開弁個数Nだけ開弁するように流量制御弁18〜
21を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジン排気ガスの
一部を排気還流通路により吸気通路に還流させる排気還
流状態を制御するようにした排気還流制御装置の改良に
関する。
一部を排気還流通路により吸気通路に還流させる排気還
流状態を制御するようにした排気還流制御装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種エンジンの排気還流制
御装置として、例えば特開昭61―79828号公報等
に示されるように、ディーゼルエンジンの排気通路を吸
気通路と排気還流通路で接続して、該排気還流通路によ
り排気ガスの一部を吸気通路に還流させるようにすると
ともに、上記排気還流通路にデューティソレノイド弁か
らなる流量制御弁を配設し、この流量制御弁をデューテ
ィ制御することにより、排気還流量を制御するようにし
たものが知られている。
御装置として、例えば特開昭61―79828号公報等
に示されるように、ディーゼルエンジンの排気通路を吸
気通路と排気還流通路で接続して、該排気還流通路によ
り排気ガスの一部を吸気通路に還流させるようにすると
ともに、上記排気還流通路にデューティソレノイド弁か
らなる流量制御弁を配設し、この流量制御弁をデューテ
ィ制御することにより、排気還流量を制御するようにし
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、ディーゼルエンジンの吸気通路に吸気絞り弁を配
設し、この吸気絞り弁下流に生じる負圧と排気圧との差
圧を基に流量制御弁の開度をデューティ制御して排気還
流量を制御することが行われている。
では、ディーゼルエンジンの吸気通路に吸気絞り弁を配
設し、この吸気絞り弁下流に生じる負圧と排気圧との差
圧を基に流量制御弁の開度をデューティ制御して排気還
流量を制御することが行われている。
【0004】しかし、通常のディーゼルエンジンのよう
に燃料を気筒内に直接噴射するエンジンでは、基本的に
吸気通路を絞る吸気絞り弁がないために、吸気絞り弁下
流側に吸気負圧が発生せず、上記のように排気圧と吸気
絞り弁下流の吸気圧との差圧により排気還流量を制御す
ることができない。従って、その場合、排気還流量を十
分な量に制御するには、有効径の大きな流量制御弁を使
う必要があるが、その反面、制御性が悪くなるという問
題が生じる。
に燃料を気筒内に直接噴射するエンジンでは、基本的に
吸気通路を絞る吸気絞り弁がないために、吸気絞り弁下
流側に吸気負圧が発生せず、上記のように排気圧と吸気
絞り弁下流の吸気圧との差圧により排気還流量を制御す
ることができない。従って、その場合、排気還流量を十
分な量に制御するには、有効径の大きな流量制御弁を使
う必要があるが、その反面、制御性が悪くなるという問
題が生じる。
【0005】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その主たる目的は、排気還流通路に配設される流量
制御弁の構造及びその制御方法を改良することにより、
吸気通路に吸気絞り弁がなくても、簡単で制御性のよい
制御で、十分な量の排気ガスを還流できるようにするこ
とにある。
で、その主たる目的は、排気還流通路に配設される流量
制御弁の構造及びその制御方法を改良することにより、
吸気通路に吸気絞り弁がなくても、簡単で制御性のよい
制御で、十分な量の排気ガスを還流できるようにするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のた
め、請求項1の発明では、排気還流通路に複数の流量制
御弁を並列に配置し、この複数の流量制御弁の開弁個数
を目的の排気還流量に対応して設定して、その開弁個数
だけ開弁されるように流量制御弁を制御することとし
た。
め、請求項1の発明では、排気還流通路に複数の流量制
御弁を並列に配置し、この複数の流量制御弁の開弁個数
を目的の排気還流量に対応して設定して、その開弁個数
だけ開弁されるように流量制御弁を制御することとし
た。
【0007】具体的には、この発明では、図1に示すよ
うに、エンジン1の排気通路5における排気ガスの一部
を吸気通路3に還流する排気還流通路16を備えたエン
ジンの排気還流制御装置において、上記排気還流通路1
6に並列に配置された複数の流量制御弁18〜21を設
ける。
うに、エンジン1の排気通路5における排気ガスの一部
を吸気通路3に還流する排気還流通路16を備えたエン
ジンの排気還流制御装置において、上記排気還流通路1
6に並列に配置された複数の流量制御弁18〜21を設
ける。
【0008】さらに、予め、エンジンの運転状態に応じ
た排気還流量に対応する設定値Mを記憶する記憶手段5
0と、エンジン1の運転状態を検出する運転状態検出手
段45と、上記記憶手段50及び運転状態検出手段45
の出力を受け、エンジン1の運転状態に対応する設定値
Mを算出する設定値算出手段46と、この設定値算出手
段46により算出された設定値Mに応じて上記流量制御
弁18〜21の開弁個数Nを決定する開弁個数決定手段
48と、この開弁個数決定手段48により決定された開
弁個数Nだけ開弁するように上記流量制御弁18〜21
を制御する制御手段49とを設ける。
た排気還流量に対応する設定値Mを記憶する記憶手段5
0と、エンジン1の運転状態を検出する運転状態検出手
段45と、上記記憶手段50及び運転状態検出手段45
の出力を受け、エンジン1の運転状態に対応する設定値
Mを算出する設定値算出手段46と、この設定値算出手
段46により算出された設定値Mに応じて上記流量制御
弁18〜21の開弁個数Nを決定する開弁個数決定手段
48と、この開弁個数決定手段48により決定された開
弁個数Nだけ開弁するように上記流量制御弁18〜21
を制御する制御手段49とを設ける。
【0009】請求項2の発明では、上記設定値算出手段
46により算出された設定値Mを、エンジン1の冷却水
温度や加減速状態等、所定の運転状態に応じて補正する
補正手段47を設ける。
46により算出された設定値Mを、エンジン1の冷却水
温度や加減速状態等、所定の運転状態に応じて補正する
補正手段47を設ける。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、運転
状態検出手段45によりエンジン1の実際の運転状態が
検出され、この運転状態検出手段45の出力を受けた設
定値算出手段46では、予め記憶手段50に記憶されて
いる設定値Mのうち上記エンジン1の実際の運転状態に
対応する設定値Mが算出される。また、この設定値算出
手段46の出力を開弁個数決定手段48が受け、そこで
上記算出された設定値Mに応じて流量制御弁18〜21
の開弁個数Nが決定される。さらに、この開弁個数決定
手段48の出力を制御手段49が受け、この制御手段4
9により上記決定された開弁個数Nだけ開弁するように
流量制御弁18〜21が制御される。このように複数の
流量制御弁18〜21の開弁個数Nをエンジン1の運転
状態に応じた排気還流量の目標値に対応して設定し、そ
の開弁個数Nだけ流量制御弁18〜21を開弁させるの
で、吸気通路3に吸気絞り弁がなくて吸気負圧が発生し
ないエンジン1でも、排気還流量を大に確保しながら、
排気還流制御を良好に行うことができる。
状態検出手段45によりエンジン1の実際の運転状態が
検出され、この運転状態検出手段45の出力を受けた設
定値算出手段46では、予め記憶手段50に記憶されて
いる設定値Mのうち上記エンジン1の実際の運転状態に
対応する設定値Mが算出される。また、この設定値算出
手段46の出力を開弁個数決定手段48が受け、そこで
上記算出された設定値Mに応じて流量制御弁18〜21
の開弁個数Nが決定される。さらに、この開弁個数決定
手段48の出力を制御手段49が受け、この制御手段4
9により上記決定された開弁個数Nだけ開弁するように
流量制御弁18〜21が制御される。このように複数の
流量制御弁18〜21の開弁個数Nをエンジン1の運転
状態に応じた排気還流量の目標値に対応して設定し、そ
の開弁個数Nだけ流量制御弁18〜21を開弁させるの
で、吸気通路3に吸気絞り弁がなくて吸気負圧が発生し
ないエンジン1でも、排気還流量を大に確保しながら、
排気還流制御を良好に行うことができる。
【0011】また、ON/OFF的に開閉する流量制御
弁18〜21を必要な個数だけ開弁させるので、排気還
流制御の制御性が良く、その制御のための構成も簡単に
することができる。
弁18〜21を必要な個数だけ開弁させるので、排気還
流制御の制御性が良く、その制御のための構成も簡単に
することができる。
【0012】請求項2の発明では、設定値算出手段46
の出力は補正手段47に入力され、そこで、設定値算出
手段46により算出された設定値Mが、エンジン1の冷
却水温度や加減速状態等の所定運転状態に応じて補正さ
れる。こうしてエンジン1の運転状態のうちの所定状態
についてはその設定値Mの補正を補正手段47で行うの
で、記憶手段50では、エンジン1の例えば負荷や回転
数といった基本的な運転状態に応じて設定値Mを記憶す
るだけで済み、その結果、補正のための制御を簡易にか
つ正確に行うことができる。
の出力は補正手段47に入力され、そこで、設定値算出
手段46により算出された設定値Mが、エンジン1の冷
却水温度や加減速状態等の所定運転状態に応じて補正さ
れる。こうしてエンジン1の運転状態のうちの所定状態
についてはその設定値Mの補正を補正手段47で行うの
で、記憶手段50では、エンジン1の例えば負荷や回転
数といった基本的な運転状態に応じて設定値Mを記憶す
るだけで済み、その結果、補正のための制御を簡易にか
つ正確に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図7は本発明の実施例の全体構成を示す。この図
7において、1は4つの気筒2,2,…を有するディー
ゼルエンジン、3は各気筒2に吸気(空気)を供給する
吸気通路であって、この吸気通路3は下流部が4つに分
岐されてそれぞれ各気筒2に接続され、吸気通路3の上
流端はエアクリーナ4に接続されている。5は各気筒2
内の排気ガスを排出する排気通路で、この排気通路5は
上流部が4つに分岐されてそれぞれ各気筒2に接続さ
れ、分岐部下流側の排気通路5には排気ガス浄化用の触
媒6が配設されている。
する。図7は本発明の実施例の全体構成を示す。この図
7において、1は4つの気筒2,2,…を有するディー
ゼルエンジン、3は各気筒2に吸気(空気)を供給する
吸気通路であって、この吸気通路3は下流部が4つに分
岐されてそれぞれ各気筒2に接続され、吸気通路3の上
流端はエアクリーナ4に接続されている。5は各気筒2
内の排気ガスを排出する排気通路で、この排気通路5は
上流部が4つに分岐されてそれぞれ各気筒2に接続さ
れ、分岐部下流側の排気通路5には排気ガス浄化用の触
媒6が配設されている。
【0014】上記エンジン1の各気筒2には、通電によ
り赤熱して気筒2内の燃焼室にある吸気(空気)を加熱
するグロープラグ7と、燃焼室に燃料を噴射する燃料噴
射ノズル8とが配置されている。上記各燃料噴射ノズル
8はそれぞれ高圧配管9を介して燃料噴射ポンプ10に
連通されている。この燃料噴射ポンプ10は、エンジン
1により駆動されて燃料を加圧しながら噴射時期にある
気筒2に供給するもので、フィルタ11及びプライミン
グポンプ12を配置した燃料供給管13を介して燃料タ
ンク14に接続されており、フライミングポンプ12に
より燃料タンク14から供給された燃料を燃料噴射ポン
プ10により噴射圧まで加圧して噴射時期にある各気筒
2の燃料噴射ノズル8に供給するようにしている。15
は燃料噴射ポンプ10から余剰の燃料を燃料タンク14
に戻す燃料戻し管である。
り赤熱して気筒2内の燃焼室にある吸気(空気)を加熱
するグロープラグ7と、燃焼室に燃料を噴射する燃料噴
射ノズル8とが配置されている。上記各燃料噴射ノズル
8はそれぞれ高圧配管9を介して燃料噴射ポンプ10に
連通されている。この燃料噴射ポンプ10は、エンジン
1により駆動されて燃料を加圧しながら噴射時期にある
気筒2に供給するもので、フィルタ11及びプライミン
グポンプ12を配置した燃料供給管13を介して燃料タ
ンク14に接続されており、フライミングポンプ12に
より燃料タンク14から供給された燃料を燃料噴射ポン
プ10により噴射圧まで加圧して噴射時期にある各気筒
2の燃料噴射ノズル8に供給するようにしている。15
は燃料噴射ポンプ10から余剰の燃料を燃料タンク14
に戻す燃料戻し管である。
【0015】さらに、上記分岐部下流側でかつ触媒6上
流側の排気通路5には排気還流通路16の上流端が接続
され、この排気還流通路16の下流端は分岐部上流側で
エアクリーナ4下流側の吸気通路3に接続されている。
上記排気還流通路16の途中には略同じ径の4つの弁孔
17,17,…が並列に開口され、これらの弁孔17,
17,…はそれぞれ常時閉の第1〜第4流量制御弁18
〜21により開閉されるようになっている。この各流量
制御弁18〜21は弁孔17を開閉する弁体22と、こ
の弁体22にロッド23を介して連結されたアクチュエ
ータ24〜27とからなる。各アクチュエータ24〜2
7は、弁体22に連結されたダイアフラム28と、この
ダイアフラム28により区画形成された圧力室29と、
この圧力室29に縮装され、ダイアフラム28及びロッ
ド23を介して弁体22を閉弁方向に付勢するばね30
とを備えている。上記圧力室29はそれぞれ圧力導入通
路31を介して第1〜第4の三方ソレノイドバルブ32
〜35に接続され、この各三方ソレノイドバルブ32〜
35は負圧導入通路36を介して真空ポンプ37に、ま
た大気圧導入通路38を介して上記エアクリーナ4下流
側の吸気通路3にそれぞれ接続されている。そして、こ
の三方ソレノイドバルブ32〜35各々の作動制御によ
り各アクチュエータ24〜27の圧力室29に対する負
圧又は大気圧の導入を切り換え、各三方ソレノイドバル
ブ32〜35を非通電状態として圧力室29が吸気通路
3に連通するように切り換えたときには、圧力室29に
大気圧を導入して該大気圧及びばね30の付勢力により
弁体22を閉じ、各流量制御弁18〜21を閉弁状態と
する。一方、各三方ソレノイドバルブ32〜35を通電
状態として圧力室29が真空ポンプ37に連通するよう
に切り換えたときには、圧力室29に負圧を導入し、ダ
イアフラム28をばね30の付勢力に抗して偏倚させて
弁体22を開き、流量制御弁18〜21を開弁状態とす
るようになっている。
流側の排気通路5には排気還流通路16の上流端が接続
され、この排気還流通路16の下流端は分岐部上流側で
エアクリーナ4下流側の吸気通路3に接続されている。
上記排気還流通路16の途中には略同じ径の4つの弁孔
17,17,…が並列に開口され、これらの弁孔17,
17,…はそれぞれ常時閉の第1〜第4流量制御弁18
〜21により開閉されるようになっている。この各流量
制御弁18〜21は弁孔17を開閉する弁体22と、こ
の弁体22にロッド23を介して連結されたアクチュエ
ータ24〜27とからなる。各アクチュエータ24〜2
7は、弁体22に連結されたダイアフラム28と、この
ダイアフラム28により区画形成された圧力室29と、
この圧力室29に縮装され、ダイアフラム28及びロッ
ド23を介して弁体22を閉弁方向に付勢するばね30
とを備えている。上記圧力室29はそれぞれ圧力導入通
路31を介して第1〜第4の三方ソレノイドバルブ32
〜35に接続され、この各三方ソレノイドバルブ32〜
35は負圧導入通路36を介して真空ポンプ37に、ま
た大気圧導入通路38を介して上記エアクリーナ4下流
側の吸気通路3にそれぞれ接続されている。そして、こ
の三方ソレノイドバルブ32〜35各々の作動制御によ
り各アクチュエータ24〜27の圧力室29に対する負
圧又は大気圧の導入を切り換え、各三方ソレノイドバル
ブ32〜35を非通電状態として圧力室29が吸気通路
3に連通するように切り換えたときには、圧力室29に
大気圧を導入して該大気圧及びばね30の付勢力により
弁体22を閉じ、各流量制御弁18〜21を閉弁状態と
する。一方、各三方ソレノイドバルブ32〜35を通電
状態として圧力室29が真空ポンプ37に連通するよう
に切り換えたときには、圧力室29に負圧を導入し、ダ
イアフラム28をばね30の付勢力に抗して偏倚させて
弁体22を開き、流量制御弁18〜21を開弁状態とす
るようになっている。
【0016】上記各グロープラグ7、4つの三方ソレノ
イドバルブ32〜35はコントロールユニット41から
の制御信号を受けて作動するようになっている。このコ
ントロールユニット41には、エンジン回転に応じた周
期信号を基にエンジン回転数を検出する回転センサ42
の出力信号と、図外のアクセルペダルの開度を検出する
アクセル開度センサ43の出力信号と、エンジン1の冷
却水温度を検出する水温センサ44の出力信号とが少な
くとも入力されている。
イドバルブ32〜35はコントロールユニット41から
の制御信号を受けて作動するようになっている。このコ
ントロールユニット41には、エンジン回転に応じた周
期信号を基にエンジン回転数を検出する回転センサ42
の出力信号と、図外のアクセルペダルの開度を検出する
アクセル開度センサ43の出力信号と、エンジン1の冷
却水温度を検出する水温センサ44の出力信号とが少な
くとも入力されている。
【0017】上記コントロールユニット41において、
各三方ソレノイドバルブ32〜35の制御により流量制
御弁18〜21を開閉制御するための信号処理動作を図
2により説明する。まず、ステップS1 において初期化
を行った後、ステップS2 で水温センサ44、回転セン
サ42及びアクセル開度センサ43からの出力信号に基
づいてそれぞれ冷却水温度、エンジン回転数及びアクセ
ル開度を読み込む。次のステップS3 では、上記エンジ
ン回転数とアクセル開度で示されるエンジン負荷とに基
づいてエンジン1の運転状態を判定し、この運転状態に
応じて排気還流量基準値LB に対応する設定値Mを算出
する。上記排気還流量基準値LB は、図3に示すように
エンジン回転数及びエンジン負荷に応じて設定されるも
ので、エンジン1が高速側又は高負荷側になるほど基準
値LB が減少するように設定される。また、設定値M
は、図4に示す如く上記排気還流量基準値LB に対応す
るように予めメモリ50(図7参照)にマップ値M1 ,
M2 ,…として記憶されており、上記エンジン1の回転
数及び負荷に応じてその運転状態に対応する設定値Mが
メモリ50のマップから選択される。
各三方ソレノイドバルブ32〜35の制御により流量制
御弁18〜21を開閉制御するための信号処理動作を図
2により説明する。まず、ステップS1 において初期化
を行った後、ステップS2 で水温センサ44、回転セン
サ42及びアクセル開度センサ43からの出力信号に基
づいてそれぞれ冷却水温度、エンジン回転数及びアクセ
ル開度を読み込む。次のステップS3 では、上記エンジ
ン回転数とアクセル開度で示されるエンジン負荷とに基
づいてエンジン1の運転状態を判定し、この運転状態に
応じて排気還流量基準値LB に対応する設定値Mを算出
する。上記排気還流量基準値LB は、図3に示すように
エンジン回転数及びエンジン負荷に応じて設定されるも
ので、エンジン1が高速側又は高負荷側になるほど基準
値LB が減少するように設定される。また、設定値M
は、図4に示す如く上記排気還流量基準値LB に対応す
るように予めメモリ50(図7参照)にマップ値M1 ,
M2 ,…として記憶されており、上記エンジン1の回転
数及び負荷に応じてその運転状態に対応する設定値Mが
メモリ50のマップから選択される。
【0018】このような設定値Mを算出した後はステッ
プS4 に進み、その設定値Mをエンジン1の冷却水温度
に応じて補正する。具体的には、図5に示すように冷却
水温度に応じて設定された排気還流量補正値LWTに対応
する補正値を上記設定値Mに加えることで行う。次い
で、ステップS5 において、上記補正された設定値Mを
基に流量制御弁18〜21の開弁すべき個数Nを設定す
る。例えば図6に示すように、予め設定値Mと開弁個数
Nとがマップにより設定されており、上記補正された設
定値Mに対応する開弁個数Nを決定する。
プS4 に進み、その設定値Mをエンジン1の冷却水温度
に応じて補正する。具体的には、図5に示すように冷却
水温度に応じて設定された排気還流量補正値LWTに対応
する補正値を上記設定値Mに加えることで行う。次い
で、ステップS5 において、上記補正された設定値Mを
基に流量制御弁18〜21の開弁すべき個数Nを設定す
る。例えば図6に示すように、予め設定値Mと開弁個数
Nとがマップにより設定されており、上記補正された設
定値Mに対応する開弁個数Nを決定する。
【0019】この後、ステップS6 に進み、上記開弁個
数NがN=4かどうかを判定する。この判定がN=4の
YESのときには、ステップS7 において、第1〜第4
の全ての三方ソレノイドバルブ32〜35に通電して、
4つのアクチュエータ24〜27の圧力室29に真空ポ
ンプ37からの負圧を導入することにより、第1〜第4
の流量制御弁18〜21を全て開弁させて排気還流通路
16の通路面積を最大にし、しかる後に終了する。
数NがN=4かどうかを判定する。この判定がN=4の
YESのときには、ステップS7 において、第1〜第4
の全ての三方ソレノイドバルブ32〜35に通電して、
4つのアクチュエータ24〜27の圧力室29に真空ポ
ンプ37からの負圧を導入することにより、第1〜第4
の流量制御弁18〜21を全て開弁させて排気還流通路
16の通路面積を最大にし、しかる後に終了する。
【0020】上記ステップS6 でN≠4のNOと判定さ
れたときにはステップS8 に進み、今度は開弁個数Nが
N=3かどうかを判定する。この判定がN=3のYES
のときには、ステップS9 において、第1〜第3の3つ
の三方ソレノイドバルブ32〜34に通電して、3つの
アクチュエータ24〜26の圧力室29に真空ポンプ3
7からの負圧を導入することにより、第1〜第3の流量
制御弁18〜20を開弁させ、しかる後に終了する。
れたときにはステップS8 に進み、今度は開弁個数Nが
N=3かどうかを判定する。この判定がN=3のYES
のときには、ステップS9 において、第1〜第3の3つ
の三方ソレノイドバルブ32〜34に通電して、3つの
アクチュエータ24〜26の圧力室29に真空ポンプ3
7からの負圧を導入することにより、第1〜第3の流量
制御弁18〜20を開弁させ、しかる後に終了する。
【0021】また、ステップS8 でN≠3のNOと判定
されたときにはステップS10に進み、開弁個数NがN=
2かどうかを判定する。この判定がN=2のYESのと
きには、ステップS11において、第1及び第2の2つの
三方ソレノイドバルブ32,33に通電して、2つのア
クチュエータ24,25の圧力室29に真空ポンプ37
からの負圧を導入することにより、第1及び第2の流量
制御弁18,19を開弁させ、しかる後に終了する。
されたときにはステップS10に進み、開弁個数NがN=
2かどうかを判定する。この判定がN=2のYESのと
きには、ステップS11において、第1及び第2の2つの
三方ソレノイドバルブ32,33に通電して、2つのア
クチュエータ24,25の圧力室29に真空ポンプ37
からの負圧を導入することにより、第1及び第2の流量
制御弁18,19を開弁させ、しかる後に終了する。
【0022】さらに、上記ステップS10でN≠2のNO
と判定されたときにはステップS12に進み、開弁個数N
がN=1かどうかを判定する。この判定がN=1のYE
Sのときには、ステップS13において、第1三方ソレノ
イドバルブ32のみに通電して、1つのアクチュエータ
24の圧力室29に真空ポンプ37からの負圧を導入す
ることにより、第1流量制御弁18のみを開弁させて排
気還流通路16の通路面積を最小にし、しかる後に終了
する。
と判定されたときにはステップS12に進み、開弁個数N
がN=1かどうかを判定する。この判定がN=1のYE
Sのときには、ステップS13において、第1三方ソレノ
イドバルブ32のみに通電して、1つのアクチュエータ
24の圧力室29に真空ポンプ37からの負圧を導入す
ることにより、第1流量制御弁18のみを開弁させて排
気還流通路16の通路面積を最小にし、しかる後に終了
する。
【0023】そして、上記ステップS12での判定がN≠
1のNOのときは開弁個数NがN=0であるので、第1
〜第4の全ての三方ソレノイドバルブ32〜35を非通
電状態にし、4つのアクチュエータ24〜27の圧力室
29に吸気通路3からの大気圧を導入することにより、
第1〜第4の流量制御弁18〜21を全て閉弁させて排
気還流通路16を閉じ、排気還流を行わない。
1のNOのときは開弁個数NがN=0であるので、第1
〜第4の全ての三方ソレノイドバルブ32〜35を非通
電状態にし、4つのアクチュエータ24〜27の圧力室
29に吸気通路3からの大気圧を導入することにより、
第1〜第4の流量制御弁18〜21を全て閉弁させて排
気還流通路16を閉じ、排気還流を行わない。
【0024】この実施例では、上記フローにおけるステ
ップS2 により、エンジン1の実際の運転状態を検出す
る運転状態検出手段45が構成されている。
ップS2 により、エンジン1の実際の運転状態を検出す
る運転状態検出手段45が構成されている。
【0025】また、ステップS3 により、上記メモリ5
0及び運転状態検出手段45の出力を受け、メモリ50
に予め記憶されているマップから上記検出されたエンジ
ン1の運転状態に対応する設定値Mを算出する設定値算
出手段46が構成されている。
0及び運転状態検出手段45の出力を受け、メモリ50
に予め記憶されているマップから上記検出されたエンジ
ン1の運転状態に対応する設定値Mを算出する設定値算
出手段46が構成されている。
【0026】また、ステップS4 により、上記設定値算
出手段46により算出された設定値Mをエンジン1の冷
却水温度(所定の運転状態)に応じて補正する補正手段
47が構成されている。
出手段46により算出された設定値Mをエンジン1の冷
却水温度(所定の運転状態)に応じて補正する補正手段
47が構成されている。
【0027】さらに、ステップS5 により、上記設定値
算出手段46により算出され、かつその後に補正手段4
7により補正された設定値Mに応じて上記流量制御弁1
8〜21の開弁個数Nを決定する開弁個数決定手段48
が構成されている。
算出手段46により算出され、かつその後に補正手段4
7により補正された設定値Mに応じて上記流量制御弁1
8〜21の開弁個数Nを決定する開弁個数決定手段48
が構成されている。
【0028】また、ステップS6 〜S13により、上記開
弁個数決定手段48により決定された開弁個数Nだけ開
弁するように上記流量制御弁18〜21を制御する制御
手段49が構成されている。
弁個数決定手段48により決定された開弁個数Nだけ開
弁するように上記流量制御弁18〜21を制御する制御
手段49が構成されている。
【0029】したがって、上記実施例においては、エン
ジン1の運転中、基本的に、その回転数及びアクセル開
度に基づいて運転状態が検出され、このエンジン1の運
転状態に応じて4つの流量制御弁18〜21が開閉制御
されて排気還流量がコントロールされる。具体的には、
エンジン1の運転状態に応じて、メモリ50に記憶され
ているマップ(図4参照)から排気還流量基準値LB に
対応する設定値Mが算出される。そして、この設定値M
はエンジン1の冷却水温度に応じて補正され、次いで、
図6に示すマップに基づき、上記補正された設定値Mに
対応する流量制御弁18〜21の開弁個数Nが求めら
れ、その開弁個数Nになるように第1〜第4三方ソレノ
イドバルブ32〜35のうちの所定バルブが通電され
て、4つの流量制御弁18〜21の開弁が制御される。
ジン1の運転中、基本的に、その回転数及びアクセル開
度に基づいて運転状態が検出され、このエンジン1の運
転状態に応じて4つの流量制御弁18〜21が開閉制御
されて排気還流量がコントロールされる。具体的には、
エンジン1の運転状態に応じて、メモリ50に記憶され
ているマップ(図4参照)から排気還流量基準値LB に
対応する設定値Mが算出される。そして、この設定値M
はエンジン1の冷却水温度に応じて補正され、次いで、
図6に示すマップに基づき、上記補正された設定値Mに
対応する流量制御弁18〜21の開弁個数Nが求めら
れ、その開弁個数Nになるように第1〜第4三方ソレノ
イドバルブ32〜35のうちの所定バルブが通電され
て、4つの流量制御弁18〜21の開弁が制御される。
【0030】例えば、エンジン1が低速低負荷領域にあ
りかつ冷却水温度が低くて、排気還流量を最大とすると
きには、開弁個数NがN=4となって第1〜第4の全て
の流量制御弁18〜21が開弁され、排気還流通路16
の通路面積が最大になって排気ガスが還流される。
りかつ冷却水温度が低くて、排気還流量を最大とすると
きには、開弁個数NがN=4となって第1〜第4の全て
の流量制御弁18〜21が開弁され、排気還流通路16
の通路面積が最大になって排気ガスが還流される。
【0031】一方、エンジン1が高速高負荷領域にあ
り、かつ冷却水温度が高くてエンジン1の高出力が要求
されているときには、排気還流量を少なくするために、
開弁個数NがN=1となって第1流量制御弁18のみが
開弁され、排気還流通路16の通路面積が最小になって
排気還流量が低減される。
り、かつ冷却水温度が高くてエンジン1の高出力が要求
されているときには、排気還流量を少なくするために、
開弁個数NがN=1となって第1流量制御弁18のみが
開弁され、排気還流通路16の通路面積が最小になって
排気還流量が低減される。
【0032】さらに、排気還流を全く行わないときに
は、開弁個数NがN=0となって全ての流量制御弁18
〜21が閉弁される。
は、開弁個数NがN=0となって全ての流量制御弁18
〜21が閉弁される。
【0033】このように4つの流量制御弁18〜21の
開弁個数Nを、エンジン1の運転状態に応じた排気還流
量の目標値に対応するマップの設定値Mから決定し、そ
の開弁個数Nだけ流量制御弁18〜21を開弁させるの
で、基本的に吸気通路に吸気絞り弁がなくて吸気負圧が
発生しないディーゼルエンジンでも、排気還流量を大に
確保しながら、良好な排気還流制御を行うことができ
る。
開弁個数Nを、エンジン1の運転状態に応じた排気還流
量の目標値に対応するマップの設定値Mから決定し、そ
の開弁個数Nだけ流量制御弁18〜21を開弁させるの
で、基本的に吸気通路に吸気絞り弁がなくて吸気負圧が
発生しないディーゼルエンジンでも、排気還流量を大に
確保しながら、良好な排気還流制御を行うことができ
る。
【0034】また、上記各流量制御弁18〜21はON
/OFF的に開閉するものであり、これら流量制御弁1
8〜21を必要な個数Nだけ開弁させるので、排気還流
制御の制御性が良くなり、その制御のための構成も簡単
になる。
/OFF的に開閉するものであり、これら流量制御弁1
8〜21を必要な個数Nだけ開弁させるので、排気還流
制御の制御性が良くなり、その制御のための構成も簡単
になる。
【0035】さらに、予め、エンジン1の回転数及び負
荷(アクセル開度)による運転状態に応じてメモリ50
のマップから設定値Mを算出した後、その設定値Mをエ
ンジン1の冷却水温度に応じて補正するので、設定値M
をマップとして記憶するメモリ50では、水温補正を含
めたマップの設定が不要で、エンジン1の負荷及び回転
数に応じて設定値Mを記憶するだけで済み、水温補正の
ための制御を簡易にかつ正確に行うことができる。
荷(アクセル開度)による運転状態に応じてメモリ50
のマップから設定値Mを算出した後、その設定値Mをエ
ンジン1の冷却水温度に応じて補正するので、設定値M
をマップとして記憶するメモリ50では、水温補正を含
めたマップの設定が不要で、エンジン1の負荷及び回転
数に応じて設定値Mを記憶するだけで済み、水温補正の
ための制御を簡易にかつ正確に行うことができる。
【0036】尚、上記実施例では、メモリ50のマップ
から算出された設定値Mをエンジン1の冷却水温度に応
じて補正しているが、この他、エンジン1の加速状態や
減速状態に応じて補正するようにしてもよい。
から算出された設定値Mをエンジン1の冷却水温度に応
じて補正しているが、この他、エンジン1の加速状態や
減速状態に応じて補正するようにしてもよい。
【0037】また、上記実施例では、流量制御弁の数を
4つとしているが、必要に応じて増減することが可能で
ある。
4つとしているが、必要に応じて増減することが可能で
ある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、エンジンの排気ガスの一部を流量制御しながら
排気還流通路を介して吸気通路に還流させる場合におい
て、排気還流通路に複数の開閉式流量制御弁を並列に配
置し、目標の排気還流量に対応して予め記憶されている
記憶手段からエンジンの運転状態に対応した設定値を算
出して、この設定値に応じて流量制御弁の開弁個数を決
定し、この開弁個数だけ開弁するように流量制御弁を制
御する構成としたことにより、吸気通路に吸気絞り弁が
なくて吸気負圧が発生しないエンジンでも、排気還流量
を大に確保しつつ良好な排気還流制御を行うことができ
る。
よると、エンジンの排気ガスの一部を流量制御しながら
排気還流通路を介して吸気通路に還流させる場合におい
て、排気還流通路に複数の開閉式流量制御弁を並列に配
置し、目標の排気還流量に対応して予め記憶されている
記憶手段からエンジンの運転状態に対応した設定値を算
出して、この設定値に応じて流量制御弁の開弁個数を決
定し、この開弁個数だけ開弁するように流量制御弁を制
御する構成としたことにより、吸気通路に吸気絞り弁が
なくて吸気負圧が発生しないエンジンでも、排気還流量
を大に確保しつつ良好な排気還流制御を行うことができ
る。
【0039】請求項2の発明によると、上記算出される
設定値を、エンジンの冷却水温度や加減速状態等の所定
の運転状態に応じて補正するようにしたことにより、記
憶手段ではエンジンの例えば負荷や回転数といった基本
的な運転状態に応じて設定値を記憶するだけで済み、補
正のための制御を簡易にかつ正確に行うことができる。
設定値を、エンジンの冷却水温度や加減速状態等の所定
の運転状態に応じて補正するようにしたことにより、記
憶手段ではエンジンの例えば負荷や回転数といった基本
的な運転状態に応じて設定値を記憶するだけで済み、補
正のための制御を簡易にかつ正確に行うことができる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】コントロールユニットにおいて行われる信号処
理動作を示すフローチャート図である。
理動作を示すフローチャート図である。
【図3】エンジンの負荷及び回転数に応じて設定される
排気還流量の基準値の特性を示す特性図である。
排気還流量の基準値の特性を示す特性図である。
【図4】排気還流量の基準値に対応して設定されてメモ
リに記憶される設定値のマップ特性を示す特性図であ
る。
リに記憶される設定値のマップ特性を示す特性図であ
る。
【図5】エンジンの冷却水温度に対応する排気還流量補
正値の特性を示す特性図である。
正値の特性を示す特性図である。
【図6】設定値に対応する開弁個数のマップ特性を示す
特性図である。
特性図である。
【図7】本発明の実施例の全体構成を示す説明図であ
る。
る。
1 ディーゼルエンジン 2 気筒 3 吸気通路 5 排気通路 16 排気還流通路 18〜21 流量制御弁 41 コントロールユニット 45 運転状態検出手段 46 設定値算出手段 47 補正手段 48 開弁個数決定手段 49 制御手段 50 メモリ(記憶手段) M,M1 ,M2 ,… 設定値 N 開弁個数
Claims (2)
- 【請求項1】 排気ガスの一部を吸気通路に還流する排
気還流通路を備えたエンジンの排気還流制御装置におい
て、 上記排気還流通路に並列に配置された複数の流量制御弁
と、 予め、エンジンの運転状態に応じた排気還流量に対応す
る設定値を記憶する記憶手段と、 エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、 上記記憶手段及び運転状態検出手段の出力を受け、エン
ジンの運転状態に対応する設定値を算出する設定値算出
手段と、 上記設定値算出手段により算出された設定値に応じて上
記流量制御弁の開弁個数を決定する開弁個数決定手段
と、 上記開弁個数決定手段により決定された開弁個数だけ開
弁するように上記流量制御弁を制御する制御手段とを設
けたことを特徴とするエンジンの排気還流制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの排気還流制御
装置において、 設定値算出手段により算出された設定値をエンジンの所
定の運転状態に応じて補正する補正手段を設けたことを
特徴とするエンジンの排気還流制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025155A JPH06241126A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | エンジンの排気還流制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5025155A JPH06241126A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | エンジンの排気還流制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241126A true JPH06241126A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12158135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5025155A Withdrawn JPH06241126A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | エンジンの排気還流制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011020191A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Jtekt Corp | ステージ装置 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5025155A patent/JPH06241126A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011020191A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Jtekt Corp | ステージ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |