JPH0624003U - 図形表出コンクリート板 - Google Patents

図形表出コンクリート板

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JPH0624003U
JPH0624003U JP5783192U JP5783192U JPH0624003U JP H0624003 U JPH0624003 U JP H0624003U JP 5783192 U JP5783192 U JP 5783192U JP 5783192 U JP5783192 U JP 5783192U JP H0624003 U JPH0624003 U JP H0624003U
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清 斉藤
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前田製管株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート板本体の表面から剥離すること
がなく、また表面が摩耗しても常時初期の図形形状を明
瞭に表出させることが出来る図形表出コンクリート板を
提供することを目的としたものである。 【構成】 コンクリート板本体1内に所望の図形をカラ
ーで表出した中実で立体的な図形本体2を埋設し、該図
形本体2の表面2aをコンクリート板本体1の表面1a
から露出せしめたことを特徴とする図形表出コンクリー
ト板。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、公園や商店街等の歩道に敷設する舗道版、或いは建造物の壁材や案 内板等に使用して最適な、文字や絵画等の図形を表出したコンクリート板に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種図形表示コンクリート板は、図14及び図15に示すように、平 板状のコンクリート板本体1の表面1aに型紙等により所望の文字や絵画等の図 形2をペンキ等で吹きつけて表示したり、図示しないが、コンクリート板本体の 表面に凹凸により図形を表出したものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、上記のような従来の図形表出コンクリート板は、図形等2がコンクリ ート板本体1の表面だけに表出されているので、経年変化により剥離したり、摩 耗して図形が不明瞭になってしまうといった問題点がある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するために成されたもので、図形 等がコンクリート板本体の表面から剥離することがなく、またコンクリート板本 体の表面が摩耗しても、常時初期の図形等を鮮明に表出することができるものを 提供することを目的としたものであり、その要旨は、コンクリート板本体内に所 望の図形をカラーで表出した中実で立体的な図形本体を埋設し、該図形本体の表 面をコンクリート板本体の表面から露出せしめたことを特徴とする図形表出コン クリート板にある。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を図1乃至図13に示す実施例により詳細に説明する。なお、図 1は本考案に係るコンクリート板の斜視図で、図2は図1のIIー II 線断面図、 図3は同コンクリート板の製造方法を示す第1工程図で、図4は同第2工程図、 図5は第3工程図で、図6は第4工程図、図7は第5工程図で、図8は第6工程 図、図9は第7工程図で、図10は他実施例のコンクリート板の製造方法を示す 第1工程図、図11は同第2工程図、図12は第3工程図、図13は第4工程図 である。
【0006】 図1及び図2において、1は正方形状のコンクリート板本体で、該コンクリー ト板本体1の中央には文字や絵画等を表出した図形本体、例えば図面では「M」 の文字をデザイン化した図形本体2が埋設されており、その表面2aはコンクリ ート板本体1の表面1aと面一となって外部に露出している。
【0007】 次に、上記コンクリート板本体1の製造方法について、図3乃至図9を参照し て詳記すると、まず図3において、3は上記図形本体2と同一形状のマスターモ デルで、粘土や発泡スチロール等により形成したものである。そして、その表面 3aに現出されたMの文字は、前記コンクリート板本体1の厚さとほゞ同一厚さ に形成されており、該マスターモデル3を方形状の型枠4内において基板5上に セットする。
【0008】 次いで、図4に示すように、上記方形型枠4内に石膏やゴム等6を流し込み、 これが硬化した後、図5に示すように、前記マスターモデル3を抜き取って同モ デル3と同一形の空洞部7を形成する。そして、図6に示すように、この空洞部 7内にカラーコンクリート(顔料入りコンクリート)8を充填するとゝもに、該 カラーコンクリート8が硬化した後に、外周の石膏やゴム等6を除去して、図7 に示すような立体的で中実な図形本体2を形成する。
【0009】 そして、図8に示すように、コンクリート板本体1の外形々状に形成した方形 状型枠9内の底版10に、前記図形本体2を接着剤や両面接着テープ等により貼 着した後、図9に示すように、その外周に前記図形本体2とは異なる色彩のカラ ーコンクリート11を流し込む。そして、流し込んだこのカラーコンクリート1 1が硬化した後、型枠9を外してコンクリート板本体1を取り出し、その表面1 aを研削して図形本体2の表面2aをコンクリート板本体1の表面1aと面一に 浮き出させ、或いは必要に応じて表面を研磨して艶だしをする。
【0010】 なお、本考案におてい、前記図形本体2を形成するカラーコンクリート8内に シリカヒュームを混入すれば、鮮明な図形を表出することができ、商品価値を高 めることができる。また、コンクリート板本体1を形成するカラーコンクリート 11にも同様にシリカヒュームを混入し、硬化後に研削することにより、コンク リート肌に見せることができ、デザイン上の価値を向上させることができる。
【0011】 図10乃至図13は他実施例の製造工程を示すもので、まず、図10に示すよ うに、上記実施例の場合と同様、粘土や発泡スチロール等で制作したマスターモ デル3を、コンクリート板本体1の外形々状に形成した型枠12内の底版13に 貼着固定する。次いで、図11に示すように、上記型枠12内にカラーコンクリ ート11を流し込み、硬化後にマスターモデル3を抜き取って、図12に示すよ うに空洞部14を形成し、この空洞部14に、図13に示すように、カラーコン クリート(顔料入りコンクリート)8を充填して硬化せしめた後、これを型枠1 2内から取り出すことにより、図形本体2を埋設したコンクリート板本体1が完 成する。この方法は、マスターモデル3を繰り返し使用することにより摩耗し、 耐用回数が少ないといった問題点はあるが、図形本体2を別途作る必要がないた め、少品多種の場合に有用である。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係る図形表出コンクリート板は、上記のように、コンクリート板本体 内に所望の図形をカラーで表出した中実で立体的な図形本体を埋設し、該図形本 体の表面をコンクリート板本体の表面から露出せしめた構成であるから、コンク リート板本体の表面から図形が剥離することがなく、またコンクリート板本体の 表面が摩耗した場合には、中実で立体的な図形本体も同様に摩耗するので、常時 初期の図形を鮮明に表出することができる。また、図形本体をシリカヒュームを 混入したコンクリートで形成することにより、より鮮明な図形を表出することが でき、商品価値を高めることができるといった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る図形表出コンクリート板の斜視図
である。
【図2】図1のII− II 線断面図である。
【図3】同コンクリート板の製造法を示す第1工程図で
ある。
【図4】同第2工程図である。
【図5】第3工程図である。
【図6】第4工程図である。
【図7】第5工程図である。
【図8】第6工程図である。
【図9】第7工程図である。
【図10】他実施例のコンクリート板の製造法を示す第
1工程図である。
【図11】同第2工程図である。
【図12】同第3工程図である。
【図13】同第4工程図である。
【図14】従来のコンクリート板の斜視図である。
【図15】同縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート板本体 1a 表面 2 図形本体 2a 表面 3 マスターモデル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート板本体内に所望の図形をカ
    ラーで表出した中実で立体的な図形本体を埋設し、該図
    形本体の表面をコンクリート板本体の表面から露出せし
    めたことを特徴とする図形表出コンクリート板。
  2. 【請求項2】 図形本体をシリカヒュームを混入したコ
    ンクリートで形成したことを特徴とする請求項1記載の
    図形表出コンクリート板
JP1992057831U 1992-07-24 1992-07-24 図形表出コンクリ―ト板 Expired - Lifetime JP2514417Y2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52119723U (ja) * 1976-03-09 1977-09-10
JPS6014102U (ja) * 1983-07-05 1985-01-30 岩田 綾彬 文字付舗装用ブロツク
JPS62233378A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 新東工業株式会社 コンクリ−ト構造物およびモルタル構造物の補修補強方法
JPH02311347A (ja) * 1989-05-29 1990-12-26 Showa Denko Kk セメント組成物

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