JPH0623999A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH0623999A JPH0623999A JP5144981A JP14498193A JPH0623999A JP H0623999 A JPH0623999 A JP H0623999A JP 5144981 A JP5144981 A JP 5144981A JP 14498193 A JP14498193 A JP 14498193A JP H0623999 A JPH0623999 A JP H0623999A
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- JP
- Japan
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- wiper blade
- wiper
- cleaning
- nozzle surface
- blades
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 55
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 31
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 241000271897 Viperidae Species 0.000 abstract 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 5
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/16535—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
- B41J2/16544—Constructions for the positioning of wipers
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字ヘッドのノズル面に廃インクの筋目が残
らないように印字ヘッドのノズル面をクリーニングす
る。 【構成】 クリーニングベルト３の外周面には、印字ヘ
ッド８のノズル面８ａと摺接可能な３つのワイパーブレ
ード４ａ、４ｂ、４ｃが設けられ、これらのワイパーブ
レードのうち移動方向最後尾のワイパーブレード４ｃが
スリットなしワイパーブレードとなっており、他のワイ
パーブレード４ａ、４ｂはスリット付ワイパーブレード
となっている。
らないように印字ヘッドのノズル面をクリーニングす
る。 【構成】 クリーニングベルト３の外周面には、印字ヘ
ッド８のノズル面８ａと摺接可能な３つのワイパーブレ
ード４ａ、４ｂ、４ｃが設けられ、これらのワイパーブ
レードのうち移動方向最後尾のワイパーブレード４ｃが
スリットなしワイパーブレードとなっており、他のワイ
パーブレード４ａ、４ｂはスリット付ワイパーブレード
となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タに関するものである。
タに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】インクジェットプリンタは良好な印字を
得る条件として、印字ヘッドの清浄化が不可欠のものと
されている。それに対応して各種の印字ヘッドのクリー
ニング装置を備えたインクジェットプリンタが提案され
ている。
得る条件として、印字ヘッドの清浄化が不可欠のものと
されている。それに対応して各種の印字ヘッドのクリー
ニング装置を備えたインクジェットプリンタが提案され
ている。
【０００３】第１例として、印字ヘッドが往復移動する
プリンタケースの所定位置に板状のブレードが設けてあ
り、ヘッドブロックがキャリアとともに移動する際に、
印字ヘッドのノズル面がブレードに弾接して、ノズル面
に付着している廃インクを掻き落すようにしたクリーン
グ装置を備えたもの（例えば、特開昭６２−１０１４４
８号公報）がある。この例ではブレードは先端が複数に
分割されており、廃インクをこの分割した隙間に吸収さ
せて、ノズル面の側部に残してしまったり、あるいはノ
ズル面がブレードから離脱する際に、廃インクを跳ね飛
ばしてプリンタケース内を汚したりしないようにしてあ
る。
プリンタケースの所定位置に板状のブレードが設けてあ
り、ヘッドブロックがキャリアとともに移動する際に、
印字ヘッドのノズル面がブレードに弾接して、ノズル面
に付着している廃インクを掻き落すようにしたクリーン
グ装置を備えたもの（例えば、特開昭６２−１０１４４
８号公報）がある。この例ではブレードは先端が複数に
分割されており、廃インクをこの分割した隙間に吸収さ
せて、ノズル面の側部に残してしまったり、あるいはノ
ズル面がブレードから離脱する際に、廃インクを跳ね飛
ばしてプリンタケース内を汚したりしないようにしてあ
る。
【０００４】第２例として、印字ヘッドがクリーニング
ポジションに来たときに、複数の板状のブレードを備え
たクリーニングベルトが、モータの駆動力により下向き
に回転移動することにより、ブレードがノズル面に弾接
してノズル面の廃インクを掻き取るようにしたもの（例
えば、特開昭５９−３１１６６号公報）がある。この例
では各ブレードはゴムで作られており、弾性変形により
ノズル面に弾接しながら移動してクリーニング動作を行
う。しかし、この構成ではノズル面の汚れがヘッドの両
側面に廻り込んで十分なクリーニングができない。そこ
で現実にはブレードに多数のスリットを設けて用いてお
り、ノズル面の廃インクを掻き取る際に、これをスリッ
トに吸収させて、ノズル面には廃インクが残らないよう
に配慮されている。
ポジションに来たときに、複数の板状のブレードを備え
たクリーニングベルトが、モータの駆動力により下向き
に回転移動することにより、ブレードがノズル面に弾接
してノズル面の廃インクを掻き取るようにしたもの（例
えば、特開昭５９−３１１６６号公報）がある。この例
では各ブレードはゴムで作られており、弾性変形により
ノズル面に弾接しながら移動してクリーニング動作を行
う。しかし、この構成ではノズル面の汚れがヘッドの両
側面に廻り込んで十分なクリーニングができない。そこ
で現実にはブレードに多数のスリットを設けて用いてお
り、ノズル面の廃インクを掻き取る際に、これをスリッ
トに吸収させて、ノズル面には廃インクが残らないよう
に配慮されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように上記の第
１，２例では、いずれもブレードを分割したり、スリッ
トを設けたりして廃インクを吸収させ、印字ヘッドの廃
インクを確実に除去できるようにしている。しかし、ス
リットなどを設けたブレードで廃インクを掻き取ったあ
とのノズル面には、スリットなどによって廃インクの筋
目が残り、確実にクリーニングできない難点がある。
１，２例では、いずれもブレードを分割したり、スリッ
トを設けたりして廃インクを吸収させ、印字ヘッドの廃
インクを確実に除去できるようにしている。しかし、ス
リットなどを設けたブレードで廃インクを掻き取ったあ
とのノズル面には、スリットなどによって廃インクの筋
目が残り、確実にクリーニングできない難点がある。
【０００６】本発明の目的は、印字ヘッドのノズル面に
廃インクの筋目を残さずに、確実に廃インクを掻き取る
ことができるクリーニング装置を備えたインクジェット
プリンタを提供することにある。
廃インクの筋目を残さずに、確実に廃インクを掻き取る
ことができるクリーニング装置を備えたインクジェット
プリンタを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、印字ヘッドのノズル面を清掃するクリ
ーニング装置が設けてあるインクジェットプリンタであ
って、クリーニング装置には、複数枚のワイパーブレー
ドからなるワイパーブレード群が少なくとも１群備わっ
ており、各ワイパーブレード群をなす複数枚のワイパー
ブレードのうち移動方向最後尾のワイパーブレードがス
リットなしワイパーブレードである一方、残りのワイパ
ーブレードの少なくとも一つがスリット付ワイパーブレ
ードであることを特徴としている。
めに、本発明は、印字ヘッドのノズル面を清掃するクリ
ーニング装置が設けてあるインクジェットプリンタであ
って、クリーニング装置には、複数枚のワイパーブレー
ドからなるワイパーブレード群が少なくとも１群備わっ
ており、各ワイパーブレード群をなす複数枚のワイパー
ブレードのうち移動方向最後尾のワイパーブレードがス
リットなしワイパーブレードである一方、残りのワイパ
ーブレードの少なくとも一つがスリット付ワイパーブレ
ードであることを特徴としている。
【０００８】ワイパーブレード群のうち、スリット付ワ
イパーブレードは複数枚設け、これらはそれぞれのスリ
ットの位置又は数が異なるように構成してもよい。
イパーブレードは複数枚設け、これらはそれぞれのスリ
ットの位置又は数が異なるように構成してもよい。
【０００９】また、各ワイパーブレードには、印字ヘッ
ドのノズル面の形状に対応する凹部を形成してもよい。
ドのノズル面の形状に対応する凹部を形成してもよい。
【００１０】
【作用】印字ヘッドと対向するクリーニング装置が移動
すると、ワイパーブレード群のうち初めにスリット付ワ
イパーブレードがノズル面に弾接しながら移動し、ノズ
ル面に付着している廃インクを掻き取る。最後にスリッ
トなしワイパーブレードが通過し、ノズル面に残された
先行のワイパーブレードによる廃インクの筋目を掻き取
る。
すると、ワイパーブレード群のうち初めにスリット付ワ
イパーブレードがノズル面に弾接しながら移動し、ノズ
ル面に付着している廃インクを掻き取る。最後にスリッ
トなしワイパーブレードが通過し、ノズル面に残された
先行のワイパーブレードによる廃インクの筋目を掻き取
る。
【００１１】スリット付ワイパーブレードが複数枚設け
られ、各ワイパーブレードごとにスリットの位置又は数
が異なるものでは、各スリット付ワイパーブレードの廃
インクの筋目の位置が異なるので、先行のスリット付ワ
イパーブレードによって残された廃インクの筋目を、後
行のスリット付ワイパーブレードによって掻き取り、ノ
ズル面の廃インクの量を少くし、最後にスリットなしワ
イパーブレードによって残りの筋目も掻き取られる。
られ、各ワイパーブレードごとにスリットの位置又は数
が異なるものでは、各スリット付ワイパーブレードの廃
インクの筋目の位置が異なるので、先行のスリット付ワ
イパーブレードによって残された廃インクの筋目を、後
行のスリット付ワイパーブレードによって掻き取り、ノ
ズル面の廃インクの量を少くし、最後にスリットなしワ
イパーブレードによって残りの筋目も掻き取られる。
【００１２】またワイパーブレードに凹部が形成してあ
るものでは、ノズル面の廃インクを掻き取るとともに、
印字ヘッドの段差部に付着している廃インクも掻き取
る。
るものでは、ノズル面の廃インクを掻き取るとともに、
印字ヘッドの段差部に付着している廃インクも掻き取
る。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は第１実施例の要部を示しており、ク
リーニング装置は図示のように上下に平行に設けてある
軸１，１にベルト車２，２が取付けてある。
て説明する。図１は第１実施例の要部を示しており、ク
リーニング装置は図示のように上下に平行に設けてある
軸１，１にベルト車２，２が取付けてある。
【００１４】ベルト車２，２には、平帯状のクリーニン
グベルト３が前後に平行になるように無端ベルト状に掛
回してある。クリーニングベルト３の外周面には、これ
と一体に３枚のワイパーブレードを１群とするワイパー
ブレード群４が設けてある。
グベルト３が前後に平行になるように無端ベルト状に掛
回してある。クリーニングベルト３の外周面には、これ
と一体に３枚のワイパーブレードを１群とするワイパー
ブレード群４が設けてある。
【００１５】ワイパーブレード群４を構成する各ワイパ
ーブレードは、平板状のゴム糖の弾性材からなり、可撓
性を有している。ワイパーブレード群４のうち２枚のワ
イパーブレードは、先端部から付根に向けて多数のスリ
ットＳが設けてあるスリット付ワイパーブレード４ａ，
４ｂであり、残りの１枚はスリットが全く設けてないス
リットなしワイパーブレード４ｃである。スリットＳの
数は、先行のワイパーブレード４ａの数を後行のワイパ
ーブレード４ｂの数よりも多くして、スリットの間隔を
異なるようにしてある。
ーブレードは、平板状のゴム糖の弾性材からなり、可撓
性を有している。ワイパーブレード群４のうち２枚のワ
イパーブレードは、先端部から付根に向けて多数のスリ
ットＳが設けてあるスリット付ワイパーブレード４ａ，
４ｂであり、残りの１枚はスリットが全く設けてないス
リットなしワイパーブレード４ｃである。スリットＳの
数は、先行のワイパーブレード４ａの数を後行のワイパ
ーブレード４ｂの数よりも多くして、スリットの間隔を
異なるようにしてある。
【００１６】一方、クリーニングベルト３の手前には、
２本のキャリアガイド５，５が図示しないプリンタケー
スに支持されて設けてあり、これらのキャリアガイド
５，５に案内されてキャリア６が往復移動自在に取付け
てある。キャリア６には、ヘッドブロック７が搭載して
あり、このヘッドブロック７の前端部には印字ヘッド８
が突出している。
２本のキャリアガイド５，５が図示しないプリンタケー
スに支持されて設けてあり、これらのキャリアガイド
５，５に案内されてキャリア６が往復移動自在に取付け
てある。キャリア６には、ヘッドブロック７が搭載して
あり、このヘッドブロック７の前端部には印字ヘッド８
が突出している。
【００１７】キャリア６がクリーニングポジションに位
置するときには、印字ヘッド８のノズル面８ａは、クリ
ーニングベルト３のワイパブレードのない平坦部３ａと
対向するように設定してあり、かつクリーニングベルト
３が回転移動すると、ワイパーブレード群４がノズル面
８ａに弾接しながら移動可能になるように設けてある。
置するときには、印字ヘッド８のノズル面８ａは、クリ
ーニングベルト３のワイパブレードのない平坦部３ａと
対向するように設定してあり、かつクリーニングベルト
３が回転移動すると、ワイパーブレード群４がノズル面
８ａに弾接しながら移動可能になるように設けてある。
【００１８】図２に示すように、クリーニングベルト３
の下方には、適当な間隔をおいてブレードクリーニング
９が配置してあり、さらにその下方にフォーム材１０を
収納した廃インク回収槽１１が配置してある。
の下方には、適当な間隔をおいてブレードクリーニング
９が配置してあり、さらにその下方にフォーム材１０を
収納した廃インク回収槽１１が配置してある。
【００１９】次に動作について説明する。キヤリア６が
ホームポジションにあるときには、印字ヘッド８のノズ
ル面８ａには図示しないノズルキャップが被せてある。
印字作業に入るときには、印字ヘッド８がホームポジシ
ョンから離脱して印字動作に入り、ノズル面８ａからイ
ンクを噴射して記録紙に印字する。
ホームポジションにあるときには、印字ヘッド８のノズ
ル面８ａには図示しないノズルキャップが被せてある。
印字作業に入るときには、印字ヘッド８がホームポジシ
ョンから離脱して印字動作に入り、ノズル面８ａからイ
ンクを噴射して記録紙に印字する。
【００２０】印字動作が終ると、クリーニングポジショ
ンに戻り、ノズル面８ａのクリーニング動作に入る。後
述する駆動手段によってクリーニングルト３が矢印方向
に回転移動すると、ワイパーブレード群４の各ワイパー
ブレード４ａ，４ｂ，４ｃが順次ノズル面８ａに弾接し
ながら下向きに移動する。このとき各ワイパーブレード
は後方へ曲げられるように弾性変形し、先端部でノズル
面８ａをこすりながらノズル面８ａに付いている廃イン
クを掻き取る。３枚のワイパーブレードの配置は、初め
に多数のスリットＳが設けてあるスリット付ワイパーブ
レード４ａ，次にスリットの数が少ないスリット付ワイ
パーブレード４ｂと続き、最後にスリットなしワイパー
ブレード４ｃが弾接するようにしてある。したがって、
クリーニングベルト３が１周すると、３枚のワイパーブ
レード４ａ，４ｂ，４ｃが順次ノズル面８ａの廃インク
を掻き取り、廃インクが残っていないようにきれいに印
字ヘッドのクリーニングが終了する。なお、スリット付
ワイパーブレード４ｂはスリットの数が同じで、スリッ
トの位置が変えてあるものであっても良い。
ンに戻り、ノズル面８ａのクリーニング動作に入る。後
述する駆動手段によってクリーニングルト３が矢印方向
に回転移動すると、ワイパーブレード群４の各ワイパー
ブレード４ａ，４ｂ，４ｃが順次ノズル面８ａに弾接し
ながら下向きに移動する。このとき各ワイパーブレード
は後方へ曲げられるように弾性変形し、先端部でノズル
面８ａをこすりながらノズル面８ａに付いている廃イン
クを掻き取る。３枚のワイパーブレードの配置は、初め
に多数のスリットＳが設けてあるスリット付ワイパーブ
レード４ａ，次にスリットの数が少ないスリット付ワイ
パーブレード４ｂと続き、最後にスリットなしワイパー
ブレード４ｃが弾接するようにしてある。したがって、
クリーニングベルト３が１周すると、３枚のワイパーブ
レード４ａ，４ｂ，４ｃが順次ノズル面８ａの廃インク
を掻き取り、廃インクが残っていないようにきれいに印
字ヘッドのクリーニングが終了する。なお、スリット付
ワイパーブレード４ｂはスリットの数が同じで、スリッ
トの位置が変えてあるものであっても良い。
【００２１】クリーニングが終了した時には、クリーニ
ングベルト３はその平坦部３ａにノズル面８ａが対向す
る位置に停止する。クリーニング動作中に各ワイパーブ
レード群４によって掻き取られた廃インクは、クリーニ
ングベルト３の回転移動によってワイパーブレード群４
が下方に来ると、ブレードクリーニング９に弾接し、今
度はノズル面から掻き取られて各ワイパーブレードに付
着している廃インクを掻き落す。ブレードクリーニング
９に掻き落された廃インクはここから滴下し、その下方
に設けてあるフォーム材１０に吸収されて廃インク回収
槽１１に回収される。
ングベルト３はその平坦部３ａにノズル面８ａが対向す
る位置に停止する。クリーニング動作中に各ワイパーブ
レード群４によって掻き取られた廃インクは、クリーニ
ングベルト３の回転移動によってワイパーブレード群４
が下方に来ると、ブレードクリーニング９に弾接し、今
度はノズル面から掻き取られて各ワイパーブレードに付
着している廃インクを掻き落す。ブレードクリーニング
９に掻き落された廃インクはここから滴下し、その下方
に設けてあるフォーム材１０に吸収されて廃インク回収
槽１１に回収される。
【００２２】クリーニングベルト３の駆動手段の一例
は、図３に示すようであって、モータ１２の回転が駆動
歯車１３，制御歯車１４以下の輪列１５を介してベルト
車２を回転させることにより行われる。クリーニングベ
ルト３の回転移動の停止は、制御歯車１４と一体回転す
るように設けてあるカム１６とスイッチ１８とによって
行われる。すなわち、スイッチ１８の可動接片１７ａ
は、通常はカム１６の最長部から少し過ぎた位置に接
し、固定接片１７ｂから離れており、スイッチ１８はオ
フとなっている。
は、図３に示すようであって、モータ１２の回転が駆動
歯車１３，制御歯車１４以下の輪列１５を介してベルト
車２を回転させることにより行われる。クリーニングベ
ルト３の回転移動の停止は、制御歯車１４と一体回転す
るように設けてあるカム１６とスイッチ１８とによって
行われる。すなわち、スイッチ１８の可動接片１７ａ
は、通常はカム１６の最長部から少し過ぎた位置に接
し、固定接片１７ｂから離れており、スイッチ１８はオ
フとなっている。
【００２３】ここで、上記のようにモータ１２が回転駆
動されてクリーニング動作が行われると、制御歯車１４
とともにカム１６が回転し、可動接片１７ａはカムの最
短部に接するまでは固定接片１７ｂから次第に離れ、続
いて最長部に向って次第に接近し、最長部に接したとき
固定接片１７ｂに弾接し（図３に図示の状態）、このと
きスイッチ１８はオンとなる。スイッチ１８がオンとな
ったときモータ１２は停止する。カム１６は慣性により
さらに若干回転し、可動接片１７ａがカムの最長部から
少し過ぎた元の位置に接したとき停止する。
動されてクリーニング動作が行われると、制御歯車１４
とともにカム１６が回転し、可動接片１７ａはカムの最
短部に接するまでは固定接片１７ｂから次第に離れ、続
いて最長部に向って次第に接近し、最長部に接したとき
固定接片１７ｂに弾接し（図３に図示の状態）、このと
きスイッチ１８はオンとなる。スイッチ１８がオンとな
ったときモータ１２は停止する。カム１６は慣性により
さらに若干回転し、可動接片１７ａがカムの最長部から
少し過ぎた元の位置に接したとき停止する。
【００２４】したがって、クリーニングベルト３の移動
量は、カム１６が１回転する間回転駆動されるベルト車
２の回転量に対応するもので、この例ではカム１６の１
回転によってクリーニングベルト３も１回転するように
設定してあり、この間に上に述べたようにワイパーブレ
ード４ａ，４ｂ，４ｃによるノズル面８ａのクリーニン
グが行われる。
量は、カム１６が１回転する間回転駆動されるベルト車
２の回転量に対応するもので、この例ではカム１６の１
回転によってクリーニングベルト３も１回転するように
設定してあり、この間に上に述べたようにワイパーブレ
ード４ａ，４ｂ，４ｃによるノズル面８ａのクリーニン
グが行われる。
【００２５】なお、ワイパーブレード群４のワイパーブ
レードの数は、３枚に限定されるものではなく任意にす
ることができ、かつスリット付ワイパーブレードとスリ
ットなしワイパーブレードとのそれぞれの数も任意でよ
い。さらに後述するように、ワイパーブレード群の数も
任意でよく、この場合には当然クリーニングベルト３の
移動量も異なったものになる。
レードの数は、３枚に限定されるものではなく任意にす
ることができ、かつスリット付ワイパーブレードとスリ
ットなしワイパーブレードとのそれぞれの数も任意でよ
い。さらに後述するように、ワイパーブレード群の数も
任意でよく、この場合には当然クリーニングベルト３の
移動量も異なったものになる。
【００２６】また、カム１６の１回転によりクリーニン
グベルト３が１回転するものには限定されず、クリーニ
ングベルトを２分の１回転あるいは３分の１回転するも
のでもよく、この場合にはクリーニングベルトの１回の
移動量内に１群のワイパーブレード群が設けられる。こ
の実施例として図４、図５に示す第２実施例では、クリ
ーニングベルト２３を２回のクリーニング動作により１
回転するように構成してあり、ベルトの外周に２群のワ
イパーブレード群２４，２４を備えている。各１群のワ
イパーブレード群２４は、スリット付ワイパーブレード
２４ａ，２４ｂおよびスリットなしワイパーブレード２
４ｃの３枚が接近した位置に配設してあり、この対称側
にも同様に一群のワイパーブレード群２４が配設してあ
り、この２群の間を平坦部２３ａとしている。この場合
クリーニングベルト２３が半周すると、各ワイパーブレ
ード２４ａ，２４ｂ，２４ｃが印字ヘッド８のノズル面
８ａに順次弾接しながら移動して、廃インクを掻き取る
ようになっている。図５に示すように、各群のワイパー
ブレード２４ａ，２４ｂ，２４ｃの間隔を狭くすること
によって、両群の間にはワイパーブレードの設けてない
平坦部２３ａ，２３ａを十分に大きくとれ、ノズル面８
ａとの対向面を安全に確保できる。この場合に、ワイパ
ーブレード群２４，２４は交互に使用されるので、クリ
ーニング動作１回当たりの移動量が少なく、かつワイパ
ーブレードの消耗が減るので、その寿命も長くなる。
グベルト３が１回転するものには限定されず、クリーニ
ングベルトを２分の１回転あるいは３分の１回転するも
のでもよく、この場合にはクリーニングベルトの１回の
移動量内に１群のワイパーブレード群が設けられる。こ
の実施例として図４、図５に示す第２実施例では、クリ
ーニングベルト２３を２回のクリーニング動作により１
回転するように構成してあり、ベルトの外周に２群のワ
イパーブレード群２４，２４を備えている。各１群のワ
イパーブレード群２４は、スリット付ワイパーブレード
２４ａ，２４ｂおよびスリットなしワイパーブレード２
４ｃの３枚が接近した位置に配設してあり、この対称側
にも同様に一群のワイパーブレード群２４が配設してあ
り、この２群の間を平坦部２３ａとしている。この場合
クリーニングベルト２３が半周すると、各ワイパーブレ
ード２４ａ，２４ｂ，２４ｃが印字ヘッド８のノズル面
８ａに順次弾接しながら移動して、廃インクを掻き取る
ようになっている。図５に示すように、各群のワイパー
ブレード２４ａ，２４ｂ，２４ｃの間隔を狭くすること
によって、両群の間にはワイパーブレードの設けてない
平坦部２３ａ，２３ａを十分に大きくとれ、ノズル面８
ａとの対向面を安全に確保できる。この場合に、ワイパ
ーブレード群２４，２４は交互に使用されるので、クリ
ーニング動作１回当たりの移動量が少なく、かつワイパ
ーブレードの消耗が減るので、その寿命も長くなる。
【００２７】次に、図６、図７に示す第３実施例では、
各ワイパーブレード３４ａ，３４ｂ，３４ｃの先端部
に、印字ヘッド８の前端部に対応する凹部Ｋを設けてあ
る。これは例えば図７に示すようなノズル面８ａによっ
てヘッドブロック７と印字ヘッド８の前端面に段差が生
じているような場合に、段差の隅に残っている廃インク
を掻き取れるようにしたものである。
各ワイパーブレード３４ａ，３４ｂ，３４ｃの先端部
に、印字ヘッド８の前端部に対応する凹部Ｋを設けてあ
る。これは例えば図７に示すようなノズル面８ａによっ
てヘッドブロック７と印字ヘッド８の前端面に段差が生
じているような場合に、段差の隅に残っている廃インク
を掻き取れるようにしたものである。
【００２８】なお、１群のワイパーブレードのうち、凹
部を設けてあるものと、設けてないものとを適宜混在さ
せてもよい。
部を設けてあるものと、設けてないものとを適宜混在さ
せてもよい。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、１群の
ワイパーブレードのうち最後尾のワイパーブレードをス
リットなしワイパーブレードとし、残りのワイパーブレ
ードの少くとも１枚はスリット付ワイパーブレードとし
たことにより、印字ヘッドのノズル面のクリーニングを
筋目を残さずに確実に行うことができる。
ワイパーブレードのうち最後尾のワイパーブレードをス
リットなしワイパーブレードとし、残りのワイパーブレ
ードの少くとも１枚はスリット付ワイパーブレードとし
たことにより、印字ヘッドのノズル面のクリーニングを
筋目を残さずに確実に行うことができる。
【００３０】また、複数のスリット付ワイパーブレード
のうちでスリットの位置又は数を異なるようにしたもの
では、さらにクリーニングの効率を向上できる。さらに
ワイパーブレードに印字ヘッドのノズル面の形状に対応
する凹部が形成してあるものでは、印字ヘッド側の凹部
にまでワイパーブレードが達するので、一層確実に廃イ
ンクを掻き取ることができ、印字ヘッドのクリーニング
が確実に行われるなどの効果がある。
のうちでスリットの位置又は数を異なるようにしたもの
では、さらにクリーニングの効率を向上できる。さらに
ワイパーブレードに印字ヘッドのノズル面の形状に対応
する凹部が形成してあるものでは、印字ヘッド側の凹部
にまでワイパーブレードが達するので、一層確実に廃イ
ンクを掻き取ることができ、印字ヘッドのクリーニング
が確実に行われるなどの効果がある。
【図１】第１実施例を示す要部斜視図である。
【図２】図１のワイパーブレードをクリーニングする構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図３】図１のワイパーブレードの駆動手段を示す側面
図である。
図である。
【図４】第２実施例を示す要部斜視図である。
【図５】図４の側面図である。
【図６】第３実施例を示す要部斜視図である。
【図７】図６のワイパーブレードの凹部とそれに対向す
る印字ヘッドのノズル面の形状を示す平面図である。
る印字ヘッドのノズル面の形状を示す平面図である。
４ ワイパーブレード群 ４ａ スリット付ワイパーブレード ４ｂ スリット付ワイパーブレード ４ｃ スリットなしワイパーブレード ８ 印字ヘッド ８ａ ノズル面 ２４ ワイパーブレード群 ２４ａ スリット付ワイパーブレード ２４ｂ スリット付ワイパーブレード ２４ｃ スリットなしワイパーブレード ３４ ワイパーブレード群 ３４ａ スリット付ワイパーブレード ３４ｂ スリット付ワイパーブレード ３４ｃ スリットなしワイパーブレード Ｓ スリット Ｋ 凹部
Claims (4)
- 【請求項１】 印字ヘッドのノズル面を清掃するクリー
ニング装置が設けてあるインクジェットプリンタであっ
て、 上記クリーニング装置には、複数枚のワイパーブレード
からなる群が少なくとも１群備わっており、各ワイパー
ブレード群のうち移動方向最後尾のワイパーブレードが
スリットなしワイパーブレードである一方、残りのワイ
パーブレードの少なくとも一つがスリット付ワイパーブ
レードであることを特徴とするインクジェットプリン
タ。 - 【請求項２】 請求項１において、上記スリット付ワイ
パーブレードは複数枚設けてあり、それぞれのスリット
は移動軌跡の異なる位置に設けてあることを特徴とする
インクジェットプリンタ - 【請求項３】 請求項１において、上記スリット付ワイ
パーブレードは複数枚設けてあり、これらはそれぞれス
リットの数が異なることを特徴とするインクジェットプ
リンタ。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかにおいて、上
記各ワイパーブレードには、上記印字ヘッドのノズル面
の形状に対応する凹部が形成してあることを特徴とする
インクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144981A JPH0623999A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144981A JPH0623999A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623999A true JPH0623999A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=15374710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5144981A Pending JPH0623999A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623999A (ja) |
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1993
- 1993-06-16 JP JP5144981A patent/JPH0623999A/ja active Pending
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