JPH0623947Y2 - 火炎検知装置 - Google Patents

火炎検知装置

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JPH0623947Y2
JPH0623947Y2 JP5035688U JP5035688U JPH0623947Y2 JP H0623947 Y2 JPH0623947 Y2 JP H0623947Y2 JP 5035688 U JP5035688 U JP 5035688U JP 5035688 U JP5035688 U JP 5035688U JP H0623947 Y2 JPH0623947 Y2 JP H0623947Y2
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flame
resistance
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ignition
resistor
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和信 藤瀬
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Omron Corp
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はストーブ、湯沸器、ボイラ等の燃焼器具にお
ける着火、失火の各状態を火炎の有無から検知するため
の火炎検知装置であって、さらに詳しくは火炎検知をフ
レームアイ方式で行なう火炎検知装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、上記燃焼器具の着火、失火を火炎検知で行なうも
のに、油用としてはフレームアイ方式、ガス用および油
の気化燃焼方式としてはフレームロッド方式が採用され
ている。
フレームアイ方式はCdSセルに火炎を照らして該Cd
Sセルの抵抗値変化から火炎検知するものであり、フレ
ームロッド方式は第3図に示すようにフレームロッド2
0とバーナ側22のアース21間にコントローラ23側
から交流電圧24を印加した状態より、バーナ22の火
炎25にて閉回路を作り、火炎のイオン化現像にて整流
させて火炎検知するものであって、等価回路としては第
4図の如きものとなり、この場合の火炎25によるイン
ピーダンスRは通常1MΩ〜10MΩである。
ところが、近年ではフレームロッド方式はインピーダン
スが上記のように1MΩ〜10MΩと高いため湿度等に
より検出不良が発生することや、火炎のゆらぎによって
第4図の閉回路が開いて断火を誤判断されることから、
CdSセルの加工技術向上と相俟ってフレームロッド方
式よりもフレームアイ方式の志向が強まっている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、フレームアイ方式では、ボイラ制御の初期にボ
イラ内の未燃焼ガスを排出するべく燃料を出す前にファ
ンモータを駆動してボイラ内に風を送り(プレパージ動
作)、またイグナイタの火花を飛ばしてイグナイタ電極
を乾かし、安定した着火を得るようにする(プレイグニ
ッション動作)が、この所謂プレパージ・プレイグニッ
ション動作時のイグナイタの火花をCdSセルが検知す
るため、疑似炎動作(ボイラ制御のなかのフェールセー
フ機能であって、ボイラに穴があったり、残火があった
り、また炎検知回路の故障を燃料を出す前にチェックす
る動作)となり、ために燃焼状態へ移行していかない問
題があった。これは従来のフレームアイ方式の場合、着
火と失火の検知制御がフレームアイ抵抗の一点制御であ
るため、バーナのばらつきによっては火炎検知制御回路
がイグナイタの火花を検知してしまうからである。
この考案はプレパージ・プレイグニッション動作時のイ
グナイタの火花検知による誤動作がなく、円滑に安定し
た燃焼状態へ移行することができる火炎検知装置の提供
を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、バーナの火炎によるCdSセルの抵抗変化
をフレームアイ方式で検知する火炎検知装置であって、
第1抵抗とCdSセルの抵抗との直列回路の接続点を電
圧比較器の一方の入力端子に接続し、第2抵抗と第3抵
抗との直列回路の接続点を上記電圧比較器の他方の入力
端子に接続すると共に、上記電圧比較器の出力側と上記
一方の入力端子との間に所定抵抗値の第4抵抗を接続し
て火炎検知制御回路を構成し、上記第4抵抗により着火
検知レベルを失火検知レベルとの間にフレームアイ抵抗
のレベル差を設定した火炎検知装置であることを特徴と
する。
(ホ)作用 この考案によれば、イグナイタの火花が通常100KΩ
であるのに対し、上述の第4抵抗により、例えば着火検
知感度を30KΩ、失火感知感度を500KΩというよ
うに着火と失火の検知感度にディファレンシャルをもた
せることができ、イグナイタの火花を検知しない回路構
成にすることができる。
(ヘ)考案の効果 従って、プレパージ・プレイグニッション動作時のイグ
ナイタの火花検知による疑似炎動作がなく、円滑に安定
した燃焼状態へ移行できる。
また、フレームロッド方式の場合は火炎によって閉回路
を作っているため、先に述べたように火炎のゆらぎがあ
れば閉回路が開き、失火したと誤判断するが、フレーム
アイ方式の場合はCdSセルで直接火炎を見ているの
で、このような誤動作がなく、上記したイグナイタの火
花検知を排除できることと相俟って、火炎検知装置のフ
レームロッド方式からフレームアイ方式の移行がスムー
ズに行なわれる。
また使用インピーダンスが前記のように30KΩ〜50
0KΩと低いので、湿度の影響を受けず、紙エポキシガ
ラス等のPWBに代えて安価な紙フェノールPWBが使
用できる。
(ト)実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
第2図は、実際にバーナを点火し、火炎のない状態、火
が点いてすぐの状態、燃焼が一定時間(1〜2時間)経
過した後、火を消した状態のフレームアイ抵抗値を経過
的に測定したデータで当然の如くフレームアイ抵抗はバ
ーナの非燃焼時は高く、燃焼によって低下しているが、
このデータに見られるように気化燃焼バーナ等では、着
火時に極端にフレームアイ抵抗が低下することに着目
し、この考案は火炎検知の着火とする感度、失火とする
感度のフレームアイ抵抗値を次のように設定すること
で、イグナイタの火花点火の検知を排除している。
即ち、イグナイタの火花としては通常100KΩである
ので、着火検知レベルをフレームアイ抵抗30KΩと
し、失火検知レベルをフレームアイ抵抗500KΩと
し、一旦着火すれば500KΩに達するまでは断火とし
ないように判断するのである。
このようにすれば、プレパージ・プレイグニッション動
作によってイグナイタの火花が生じてもその時のフレー
ムアイ抵抗100KΩであり、いまだ30KΩのレベル
まで低下していないので火炎検知レベル制御回路は着火
も断火も判定せず、次に第2図の曲線のようにバーナが
初期燃焼に移行し、かつフレームアイ抵抗が30KΩが
低下することで始めて着火と判断し、以後は安定燃焼に
移り、断火操作することで、失火に伴いフレームアイ抵
抗が500KΩに到達するまで失火と判定しなくなる。
従って、イグナイタの火花検知を行なわない。
第1図はそのための火炎検知レベル制御回路を示し、第
1抵抗(R1)とCdSセルの抵抗との直列回路の接続
点(a)を電圧比較器(IC1)の一方の入力端子に接
続し、第2抵抗(R2)と第3抵抗(R3)との直列回
路の接続点(b)を上記電圧比較器(IC1)の他方の
入力端子に接続すると共に、上記電圧比較器(IC1)
の出力側と上記一方の入力端子との間に所定抵抗値の第
4抵抗(R4)を接続して火炎検知制御回路を構成し、
上記第4抵抗(R4)により着火検知レベルを失火検知
レベルとの間にフレームアイ抵抗のレベル差を設定し、
各抵抗R2とR3とのb点の分割電圧と、同じく各抵抗
R1とフレームアイ抵抗1とのa点の分割電圧とを電圧
比較器IC1で比較し、着火検知と失火検知を電圧比較
器出力のHi、Low信号で取出すようにしている。即
ち、 a電圧>b電圧の時、Hi信号(断火検知信号)を出力
し、 a電圧<b電圧の時、Low信号(着火信号)を出力す
る。
第1図において、抵抗R1は、抵抗R2、R3の分割電
圧に対して、その抵抗値をフレームアイ抵抗1が30K
Ωに下がった時にa電圧<b電圧なる関係が成立して、
電圧比較器IC1がLow信号を出力するように設定さ
れる。
また、抵抗R4がa点と電圧比較器IC1の出力側との
間に接続されて失火検知レベルを設定する。
即ち、フレームアイ抵抗1が500KΩを超える時にa
電圧>b電圧なる関係が成立して、電圧比較器IC1が
Hi信号を出力するように設定される。従来はこの抵抗
R4がなかったため電圧比較器IC1の特性のみで断火
を決定しており、故に失火検知レベルは着火検出レベル
に近似した点にあって、冒頭に述べたようにイグナイタ
の火花を検知して誤動作することになっていた。しか
し、抵抗R4を小さな抵抗値にして取付けることにより
着火検知レベルに対し断火検知レベルを上昇させ、着火
30KΩ〜断火500KΩの範囲のディファレンシャル
をもたせることができたのである。
この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案のCdSセルは、実施例のフレームアイ抵抗1
に対応し、 以下同様に、 火炎検知制御回路は、抵抗R1〜R4、電圧比較器IC
1、フレームアイ抵抗1を含む第1図の回路に対応する
も、 この考案は上述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は火炎検知レベル制御回路図、 第2図は一般的バーナーのフレームアイで見た時の抵抗
変化特性図である。 第3図はフレームロッド方式の概念図、 第4図は第3図の等価回路である。 1……フレームアイ抵抗、R1〜R4……抵抗 IC1……電圧比較器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナの火炎によるCdSセルの抵抗変化
    をフレームアイ方式で検知する火炎検知装置であって、 第1抵抗(R1)とCdSセルの抵抗との直列回路の接
    続点(a)を電圧比較器(IC1)の一方の入力端子に
    接続し、 第2抵抗(R2)と第3抵抗(R3)との直列回路の接
    続点(b)を上記電圧比較器(IC1)の他方の入力端
    子に接続すると共に、 上記電圧比較器(IC1)の出力側と上記一方の入力端
    子との間に所定抵抗値の第4抵抗(R4)を接続して火
    炎検知制御回路を構成し、 上記第4抵抗(R4)により着火検知レベルを失火検知
    レベルとの間にフレームアイ抵抗のレベル差を設定した 火炎検知装置。
JP5035688U 1988-04-14 1988-04-14 火炎検知装置 Expired - Lifetime JPH0623947Y2 (ja)

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JP5035688U JPH0623947Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14 火炎検知装置

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Publication Number Publication Date
JPH01154433U JPH01154433U (ja) 1989-10-24
JPH0623947Y2 true JPH0623947Y2 (ja) 1994-06-22

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