JPH06238915A - インクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置 - Google Patents

インクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置

Info

Publication number
JPH06238915A
JPH06238915A JP4747393A JP4747393A JPH06238915A JP H06238915 A JPH06238915 A JP H06238915A JP 4747393 A JP4747393 A JP 4747393A JP 4747393 A JP4747393 A JP 4747393A JP H06238915 A JPH06238915 A JP H06238915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
ink
cleaning device
type cleaning
suction type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4747393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Kitade
雄二郎 北出
Yoshinori Miyakoshi
嘉則 宮腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4747393A priority Critical patent/JPH06238915A/ja
Publication of JPH06238915A publication Critical patent/JPH06238915A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップ内面の撥水性を高めることによりキ
ャップ内面からのインクの吸引を容易にしてノズル面を
清浄にし印字品質を高める。 【構成】 記録ヘッド3のノズル面4を押圧してインク
の吸引をするキャップ1の内面に、撥水性を有する塗料
2を塗布してキャップ1内面の撥水性を高める。それに
より、キャップ1内面へのインクの付着量が少なくなる
とともに、ノズル面4からキャップ1を離間した状態で
キャップ1内に付着しているインクを吸引除去する際、
キャップ1内に付着しているインクが離脱しやすくな
り、インクをほぼ完全に吸引除去することが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吸引するキャ
ップを備えたインクジェット・プリンタ用吸引式清掃装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット・プリンタ用吸引
式清掃装置として、図2〜図5に示すものがある。図2
はインクジェット・プリンタの外観を示す斜視図であ
り、3は左右に走行移動する記録ヘッドであり、その下
面にノズル面4が形成されている。右端には吸引式清掃
装置であるところの保護装置6が設置されており、この
保護装置6の上部に、記録ヘッド3よりインクを吸引す
るキャップ1およびワイパ5が支持されている。この記
録ヘッド3は、インクを充填する場合やノズル面4のイ
ンク汚れを清掃する場合に右方の保護装置6の位置まで
走行移動される。
【0003】以下、保護装置6が作動してノズル面4の
インク汚れを清掃する場合の動作を図3〜図5に基づい
て工程ごとに説明する。 (1)第1工程 図3に示すように、保護装置6におけるキャップ取付板
7をノズル面4に対して最遠方の位置、すなわち最下端
で保持しておいてから、記録ヘッド3をキャップ1に対
向する位置に走行移動する。
【0004】(2)第2工程 次に、モータ13を逆回転させ、キャップ取付板7に加
えられている下方への押圧力を解除して、それまで圧縮
されていたバネ11を開放することによりキャップ取付
板7を上昇させキャップ1をノズル面4に押圧させる。 (3)第3工程 さらにモータ13を連続して逆回転させることにより図
示してない吸着式清掃装置を駆動し、キャップ1を介し
て記録ヘッド3からインクを吸引する。
【0005】(4)第4工程 インクが吸引されたら、モータ13を正回転させること
によりカム12を回転させ、リンク板10を引き下げ
る。リンク板10が下降するとキャップ取付板7のピン
9が引き下げられて、キャップ1はワイパ5とともに下
降してノズル面4から離間する。この第4工程開始直後
に、図5に示すキャップ1と大気開放弁接続チューブ1
5を通して連通する大気開放弁14が開状態となり、キ
ャップ1が大気圧になる。
【0006】(5)第5工程 ここで、記録ヘッド3を図3に示す払拭用位置に移動す
る。 (6)第6工程 次に、モータ13を逆回転してキャップ1およびワイパ
5を図4に示す位置まで上昇させる。このとき、モータ
13を連続して逆回転させて吸引式清掃装置を駆動し、
キャップ1内の残留インクを吸引する。このインク吸引
を以後、空吸引と称す。これらの工程によりインク吸引
動作が終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た吸引式清掃装置における第6工程の空吸引では、キャ
ップ1の表面へのインクの付着量が多い場合はキャップ
1内に残留したインクを完全に除去することができな
い。そのため、再度キャップ1が記録ヘッド3のノズル
面4に接触する際、インクがノズル面4に移り、ノズル
面4を汚してしまう。さらにこのままで印字を行うと、
ノズル面4に印字紙が接触したときに印字紙が汚損さ
れ、印字品質が低下してしまうという問題があった。本
発明は上記問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは、キャップを空吸引するときにキ
ャップ内にインクが残留しないようにして印字品質を高
めることができるインクジェット・プリンタ用吸引式清
掃装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、記録ヘッドのノズル面にキャップを押圧
してインクを吸引除去するとともに、ノズル面より離間
したキャップに付着しているインクを吸引除去すること
ができるインクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置に
おいて、キャップの内面に撥水性を有する塗料を塗布し
たことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、キャップの内面に撥水性を
有する塗料が塗布されたことにより、キャップ内面の撥
水性が高められてキャップ内面へのインクの付着量が少
なくなる。また、ノズル面よりキャップを離間した状態
でキャップ内に付着しているインクを吸引除去する際、
キャップ内に付着しているインクが離脱しやすくなりほ
ぼ完全に吸引除去される。
【0010】
【実施例】以下、図を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1は本発明が適用されるキャップ1の一部を
示す断面図である。図に示すように、キャップ1の内面
に撥水性を有する材料からなる塗料2を塗布する。この
撥水性を有する塗料としては、例えばシリコン系の塗料
を用い、塗料2を希釈してから塗布し、乾燥させ定着し
てから吸引式清掃装置に組み込む。以下、このキャップ
1を図2〜図5に示した従来のインクジェット・プリン
タ用吸引式清掃装置に組み込んだ場合について説明す
る。当然ながら、キャップ1を支持する各部の構成は、
図2〜図5に示された従来例と同一であるから説明を省
略する。
【0011】このようにして、撥水性を備えたキャップ
1を用いたことにより、従来技術の項で説明した第3工
程では、記録ヘッド3からインクを吸引するときキャッ
プ1の内面へインクの付着が少なくなる。さらに、第6
工程で空吸引する際も、キャップ1の内面に付着してい
るインクが容易に離脱するためキャップ1の内面からほ
ぼ完全にインクを吸引除去することができるようにな
る。このように実施例の吸引式清掃装置では、キャップ
1へ簡単な処理を加えただけで記録ヘッド3のノズル面
4を常に清浄に保つことが可能となり、それにより印字
紙がインクで汚されることがなくなり、印字品質が高め
られる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、キャ
ップ内面の撥水性を高めたことによりキャップ内面への
インクの付着量が少なくなり、また、キャップ内に付着
しているインクを吸引除去する際もインクが離脱しやす
くなりほぼ完全に吸引除去することができる。それによ
り、ノズル面が常に清浄に保たれ印字品質が高められ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す部分断面図である。
【図2】インクジェット・プリンタの外観を示す斜視図
である。
【図3】吸引式清掃装置の動作を示す説明図である。
【図4】吸引式清掃装置の動作を示す説明図である。
【図5】吸引式清掃装置の要部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 キャップ 2 撥水性を有する塗料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドのノズル面にキャップを押圧
    してインクを吸引除去するとともに、ノズル面より離間
    したキャップに付着しているインクを吸引除去すること
    ができるインクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置に
    おいて、キャップの内面に撥水性を有する塗料を塗布し
    たことを特徴とするインクジェット・プリンタ用吸引式
    清掃装置。
JP4747393A 1993-02-12 1993-02-12 インクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置 Withdrawn JPH06238915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4747393A JPH06238915A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 インクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4747393A JPH06238915A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 インクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06238915A true JPH06238915A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12776117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4747393A Withdrawn JPH06238915A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 インクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06238915A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6491370B2 (en) 1999-12-01 2002-12-10 Seiko Epson Corporation Ink jet recording apparatus
JP2007296779A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7404615B2 (en) 2004-03-25 2008-07-29 Ricoh Company, Ltd. Maintenance and recovery device of a liquid discharge apparatus and an image forming apparatus
US7494205B2 (en) 2004-06-29 2009-02-24 Ricoh Company, Ltd Maintenance/recovery device for liquid discharge device and image forming device
JP2019188787A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェット式の印刷装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6491370B2 (en) 1999-12-01 2002-12-10 Seiko Epson Corporation Ink jet recording apparatus
US7404615B2 (en) 2004-03-25 2008-07-29 Ricoh Company, Ltd. Maintenance and recovery device of a liquid discharge apparatus and an image forming apparatus
US7494205B2 (en) 2004-06-29 2009-02-24 Ricoh Company, Ltd Maintenance/recovery device for liquid discharge device and image forming device
JP2007296779A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2019188787A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェット式の印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6578949B2 (en) Ink jet recording device and method of driving and controlling the same
US7452053B2 (en) Fluid aerosol extraction for service station of fluid ejection-device
JP4802467B2 (ja) インクジェットプリンタ
US8152266B2 (en) Inkjet recording apparatus
US8757766B2 (en) Ink jet recording apparatus
JPH0985959A (ja) インクジェット記録装置
JPH06238915A (ja) インクジェット・プリンタ用吸引式清掃装置
EP1695828B1 (en) Ink jet recorder
JP2001063078A (ja) インクジェットヘッドの回復方法、その回復機構、および、サッキング用キャップ
KR100341812B1 (ko) 잉크젯 프린터의 와이퍼 클리닝 장치
JPH07137271A (ja) インクジェット・プリンタ
JP3138655B2 (ja) インクジェット記録装置のキャップ機構
JP3704820B2 (ja) インクジェットヘッドのキャップ手段
JPH06320758A (ja) 吸引装置
JPH03108556A (ja) インクジェット記録装置
JP3900798B2 (ja) インクジェットヘッド回復装置、インクジェット画像記録装置
JPH09300643A (ja) インクジェット記録装置
JPH09272208A (ja) 画像形成装置
JP2677259B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP3620035B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2007069519A (ja) 画像形成装置
JP3946401B2 (ja) 画像形成装置
JPH09300641A (ja) インクジェット記録装置
JP3687447B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2001301185A (ja) インクジェット式記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509