JPH0623805B2 - 偏波保持光フアイバ - Google Patents

偏波保持光フアイバ

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JPH0623805B2
JPH0623805B2 JP60148014A JP14801485A JPH0623805B2 JP H0623805 B2 JPH0623805 B2 JP H0623805B2 JP 60148014 A JP60148014 A JP 60148014A JP 14801485 A JP14801485 A JP 14801485A JP H0623805 B2 JPH0623805 B2 JP H0623805B2
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JP
Japan
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polarization
optical fiber
stress
maintaining optical
alpo
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JP60148014A
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JPS628105A (ja
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昭一 須藤
敏人 保坂
勝就 岡本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/105Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type having optical polarisation effects

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、偏波保持性に優れた偏波保持光ファイバに関
する。
〔従来技術〕
第1図(a),(b)は偏波保持光ファイバの構造の一
例を示したものであり応力付与型偏波保持光ファイバと
呼ばれるものである。第1図で1はコア部、2は応力付
与部、3はクラッド部であり、応力付与部2とクラッド
部3の熱膨張係数の差によって、光の伝播するコア部1
に応力が付与されるものであり、この結果コア部1内で
は、応力の付与される方向とそれと直交する方向とで屈
折率がわずかに異なることとなり、したがってそれぞれ
の方向に対応する伝播光の偏波面が保持されることとな
る。
従来、応力付与部2の材料としては、SiOにB
,GeO,P,F,等のうちの1種以上を添
加した組成のガラス素材が使用されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような組成のガラス素材よりなる応
力付与部2を有する偏波保持光ファイバにあっては、そ
の偏波保持性の点で次のような問題があった。
一般に、第1図で示したような応力付与型偏波保持光フ
ァイバの場合、その偏波保持力B(モード複屈折率と呼
ばれる)は、一般に次式(1)で表わされる。
B∝(α−α)・T・Co……(1) (IEEE,Vol.LT−2,NO.5,PP,650
−662,1984.Oct)ここで、α,αは応
力付与部2及びクラッド部3の熱膨張係数,Tは応力付
与部2をなすガラス素材の固化温度,Coは構造で決ま
る定数である。したがって、(1)式より、固化温度T
が高いほど、また、熱膨張係数差(α−α)が大き
いほどBが大きくなることになる。
ところが、応力付与部2をなすガラス素材がB
添加したガラス素材の場合、熱膨張係数は大きくなる
が、ガラスの固化温度が低下するため、得られる付与応
力は期待するほど高くならないという欠点があった。ま
た、GeO,Pを添加した場合、軟化温度低下
の点ではやや改善されるが、屈折率値がコアより高くな
り易いため、応力付与部2のガラス素材としては不適切
であった。このため、従来の偏波保持光ファイバでは、
その偏波保持性が不十分であるという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明にあっては、応力付与部をなすガラス素材
として少なくとも5モル%のAlPOを含むSiO
ガラス素材を採用することにより、応力付与部のガラス
素材の固化温度を高めるとともにその屈折率を低下せし
めコア部のガラス素材の屈折率よりも高くなる不都合を
解決し、優れた偏波保持性を有するようにした。
以下、本発明を詳細に説明する。
AlPOは、ベルリナイトとも呼ばれ、Al
とをほぼ等量混合してガラス化することなどに
より得られるものである。このAlPO自体の固化温
度は、1850℃±50℃と極めて高く、また熱膨張係
数も20×10-6/℃で、SiOの10倍程度の値で
ある。さらに、AlPO自体の屈折率は1.436
(0.63μm)であり、SiO(1.458)より
わずかに小さい値を有するものである。
次に、このAlPOを含むSiOガラス素材の特性
を知るために、VAD法によってSiO中にAlPO
を添加(実際はAlとPを同量添加)し
たガラス素材を製造し、該ガラス素材の屈折率値、熱膨
張係数および固化温度の変化を測定した。第2図はAl
POの添加量と屈折率の関係を、また第3図はAlP
の添加量と熱膨張係数の関係を、さらに第4図はA
lPOの添加量と固化温度との関係を示したものであ
る。第2図からAlPOを添加した場合、20モル%
程度添加しても、屈折率はSiOとほとんど差がない
(わずかに低い値となる)ことがわかった。また第3図
から熱膨張係数値は、20モル%の添加でSiOの約
4倍となり、同量のBを添加した場合より大きな
値となった。さらに、第4図からAlPO−SiO
混合系ガラスの固化温度は、20モル%の添加で約16
90℃となり、Bを20モル%含むSiOガラ
スよりも約100℃以上高くなっている。
よって、熱膨張係数の値と、応力付与部の固化温度の上
昇の効果により、従来のBを用いた偏波保持ファ
イバと同等以上の特性を得るためにはAlPOの含有
量は少なくとも5モル%以上とすることが必要であり、
好ましくは5〜50モル%の範囲で決められる。5モル
%未満であれば、応力付与部として必要な熱膨張係数が
得られず、また50モル%以上では、クラッド部との固
化温度の差が大きくなりすぎ、線引工程に困難が生ず
る。
次に、AlPOを20モル%添加したガラス素材を用
いて第1図(a)に示した構造の偏波保持光ファイバを
製造した。この偏波保持ファイバの諸元は、コア径9.
6μm,外径200μm,カットオフ波長1.35μ
m,コア比屈折率差0.35%,応力付与部比屈折率−
0.1%であり、本ファイバのモード複屈折率Bは1.
5×10-3,また直交するモード間のクロストークは−
45dB(波長1.55μm,ファイバ長3km)であっ
た。この値は、同じ構造の偏波保持ファイバで応力付与
部をSiO−B(20モル%)とした場合に比
べて、Bが約5倍、またクロストークで20dB改良さ
れていた。また本ファイバの損失値は波長1.56μm
で0.20dB/kmであり、極めて低損失なものであっ
た。これはAlPOが特に吸収損失等を引き起こす原
因にならないためと考えられる。
さらに、第1図(a),(b)の構造で、応力付与部を
コアガラスに接近させ、応力付与を大きくした偏波保持
ファイバを製造した結果、B=3.0×10-3,クロス
トーク−55dB(3km長)の偏波保持ファイバが得ら
れた。この場合、直交する2つの偏波モードのうち一方
は伝播しなくなり、いわゆる単一偏波ファイバが実現さ
れた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のガラス素材を使用した場
合、固化温度が高く、また屈折率もSiOとほぼ同程
度のため、偏波保持力に優れた偏波保持光ファイバを容
易に得られる利点がある。また、本発明のガラス素材は
損失増の原因とならないため、低損失でかつ偏波保持力
の高いファイバを容易に得られる利点がある。
したがって、本発明の偏波保持ファイバを光波通信,あ
るいはコヒーレント光通信,等の伝送媒体として十分に
使用できる利点があるほか、回転センサ、等各種計測用
としても優れた特性が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)はいずれも偏波保持光ファイ
バの構造を示す概略断面図、 第2図はAlPO添加量と屈折率の関係を示すグラ
フ、第3図はAlPO添加量と熱膨張係数の関係を示
すグラフ、第4図はAlPO添加量と固化温度の関係
を示すグラフである。 1……コア部、2……応力付与部、3……クラッド部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を伝播するコア部、該コア部に応力を付
    与する応力付与部及びクラッド部よりなる偏波保持光フ
    ァイバにおいて、 該応力付与部が5モル%以上のAlPOを含むSiO
    ガラス素材よりなることを特徴とする偏波保持光ファ
    イバ。
JP60148014A 1985-07-05 1985-07-05 偏波保持光フアイバ Expired - Lifetime JPH0623805B2 (ja)

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JPS628105A JPS628105A (ja) 1987-01-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0372450B1 (fr) * 1988-12-09 1994-01-12 Alcatel N.V. Procédé d'élaboration d'une préforme pour fibre optique à maintien de polarisation
JP2007010896A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Fujikura Ltd 偏波保持光ファイバ及び光ファイバジャイロ

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JPS628105A (ja) 1987-01-16

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