JPH0623725Y2 - 汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバーの連結構造 - Google Patents
汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバーの連結構造Info
- Publication number
- JPH0623725Y2 JPH0623725Y2 JP6803288U JP6803288U JPH0623725Y2 JP H0623725 Y2 JPH0623725 Y2 JP H0623725Y2 JP 6803288 U JP6803288 U JP 6803288U JP 6803288 U JP6803288 U JP 6803288U JP H0623725 Y2 JPH0623725 Y2 JP H0623725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- connecting rod
- carburetor
- throttle lever
- governor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は汎用エンジン用気化器のスロットルレバーに適
用される連桿止め構造に関する。
用される連桿止め構造に関する。
第5〜7図を参照し従来例について説明する。第5図は
一般的な汎用エンジンの気化器とガバナレバー系を示し
たものであり、第6〜7図は気化器のスロットルレバー
とガバナレバーを連結するリンク部の拡大図である。
一般的な汎用エンジンの気化器とガバナレバー系を示し
たものであり、第6〜7図は気化器のスロットルレバー
とガバナレバーを連結するリンク部の拡大図である。
図において1は気化器、1aは気化器スロットルレバ
ー、1bは該レバーに連桿3を組み込む穴、2はガバナ
レバー、2aはガバナレバー穴、4は連桿3と該連桿の
外径より若干大径とした両レバーの連桿組込穴1b及び
2aとの作動時の遊びをなくすために両レバー(1a,
2)が互いに引き合う様に組付けられた引張コイルばね
である。
ー、1bは該レバーに連桿3を組み込む穴、2はガバナ
レバー、2aはガバナレバー穴、4は連桿3と該連桿の
外径より若干大径とした両レバーの連桿組込穴1b及び
2aとの作動時の遊びをなくすために両レバー(1a,
2)が互いに引き合う様に組付けられた引張コイルばね
である。
連桿3の両端部の両レバーとの嵌合部形状は、組込まれ
た後容易に外れないように、二段曲げに成形されてい
る。エンジンに組み付けられた気化器本体1を取り外す
には、図示しない気化器取外しボルトを取り除いた後連
桿3の2段曲げ部からスロットルレバー1aを外す必要
があるが、この際連桿3の2段曲げ部方向に合わせて、
気化器ボデー1の姿勢を90°抜け側に回動することに
よって取外しが可能となる。又同時に連桿3と同様に組
付けられている引張りコイルばね4の取外しも必要であ
る。
た後容易に外れないように、二段曲げに成形されてい
る。エンジンに組み付けられた気化器本体1を取り外す
には、図示しない気化器取外しボルトを取り除いた後連
桿3の2段曲げ部からスロットルレバー1aを外す必要
があるが、この際連桿3の2段曲げ部方向に合わせて、
気化器ボデー1の姿勢を90°抜け側に回動することに
よって取外しが可能となる。又同時に連桿3と同様に組
付けられている引張りコイルばね4の取外しも必要であ
る。
汎用エンジンは使用中に気化器のサービスを頻繁に行な
う必要があり、エンジンからの気化器の着脱が容易なこ
とが望まれている。この点に関し、従来構造ではガバナ
レバー2と連桿3の嵌合構造上、連桿3から気化器1を
取外す際気化器1の姿勢を変えて連桿3を離脱する必要
があり、又同時に引張コイルばね4の取外しも必要とな
り、気化器の着脱が容易ではない欠点がある。組立時に
も同様に時間を要しコスト的にも不利である。又気化器
取外し時に姿勢を90°変えることから、気化器内燃料
が外部に洩れて、安全上及び機体の汚損上問題となって
いる。
う必要があり、エンジンからの気化器の着脱が容易なこ
とが望まれている。この点に関し、従来構造ではガバナ
レバー2と連桿3の嵌合構造上、連桿3から気化器1を
取外す際気化器1の姿勢を変えて連桿3を離脱する必要
があり、又同時に引張コイルばね4の取外しも必要とな
り、気化器の着脱が容易ではない欠点がある。組立時に
も同様に時間を要しコスト的にも不利である。又気化器
取外し時に姿勢を90°変えることから、気化器内燃料
が外部に洩れて、安全上及び機体の汚損上問題となって
いる。
本考案の目的は前記従来装置の問題点を解消し、分解、
組立てが容易な汎用エンジンのスロットルレバーとガバ
ナレバーの連結構造を提供するにある。
組立てが容易な汎用エンジンのスロットルレバーとガバ
ナレバーの連結構造を提供するにある。
本考案の汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバ
ーの連結構造は、スロットルレバー1aの先端部に設け
られた嵌合穴1bと;該嵌合穴へ嵌め込まれる端部を直
角に曲げると共に、円周溝13aを外端部に削設した連
桿13と;スロットルレバー1aに付設されたつる巻ば
ね15とを有してなり;スロットルレバー1aの嵌合穴
1bに連桿13の一端部を差込み、前記円周溝13aに
前記つる巻ばね15の側面を嵌め込み、同レバーより連
桿13が抜け出ることを防止したことを特徴としてい
る。
ーの連結構造は、スロットルレバー1aの先端部に設け
られた嵌合穴1bと;該嵌合穴へ嵌め込まれる端部を直
角に曲げると共に、円周溝13aを外端部に削設した連
桿13と;スロットルレバー1aに付設されたつる巻ば
ね15とを有してなり;スロットルレバー1aの嵌合穴
1bに連桿13の一端部を差込み、前記円周溝13aに
前記つる巻ばね15の側面を嵌め込み、同レバーより連
桿13が抜け出ることを防止したことを特徴としてい
る。
前記のように構成したので、分解、組立てが容易である
と共に嵌合穴1bをやや大きくしておいてもつる巻ばね
15のばね力が第1図のY方向に働き連桿13をレバー
穴1bの一方側へ押し付け、穴1bと連桿13の嵌合部
の遊びをなくする作用を有している。
と共に嵌合穴1bをやや大きくしておいてもつる巻ばね
15のばね力が第1図のY方向に働き連桿13をレバー
穴1bの一方側へ押し付け、穴1bと連桿13の嵌合部
の遊びをなくする作用を有している。
〔実施例〕 以下第1〜4図を参照し本考案の一実施例について説明
する。
する。
第1図は実施例の正面図、第2図は第1図のII矢視図、
第3図は第1図のIII矢視図、第4図は連桿を取外した
時のアクセルレバーの平面図である。
第3図は第1図のIII矢視図、第4図は連桿を取外した
時のアクセルレバーの平面図である。
本考案は気化器1と図示しないガバナとを連桿13を介
して組み付ける場合の構造を示したものである。ガバナ
連桿13を気化器1に組付けるには、気化器1を単独に
エンジンに組み付けた後、連桿13の先端13bをスロ
ットルレバー1aの穴1bに押し込み、つる巻ばね15
を組み込むことにより完了する。
して組み付ける場合の構造を示したものである。ガバナ
連桿13を気化器1に組付けるには、気化器1を単独に
エンジンに組み付けた後、連桿13の先端13bをスロ
ットルレバー1aの穴1bに押し込み、つる巻ばね15
を組み込むことにより完了する。
このときつる巻ばね15の側面が連桿溝13aに嵌合
し、連桿13の抜け止め防止作用をしている。又同時に
ばね15の押圧力Yにより、連桿13はレバー穴1bの
片側に押し付けられ、連桿13とレバー1aとの作動時
のガタ(遊び)をなくしている。
し、連桿13の抜け止め防止作用をしている。又同時に
ばね15の押圧力Yにより、連桿13はレバー穴1bの
片側に押し付けられ、連桿13とレバー1aとの作動時
のガタ(遊び)をなくしている。
次に前記実施例の作用について説明する。
気化器1をエンジンから取外す時に図示しない気化器取
付ボルトを外したのち、つる巻ばね15の先端15aを
矢印X方向にもどし、ばね15を連桿溝13aから外す
と同時に連桿13を上方に抜きとることができる。
付ボルトを外したのち、つる巻ばね15の先端15aを
矢印X方向にもどし、ばね15を連桿溝13aから外す
と同時に連桿13を上方に抜きとることができる。
本考案の汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバ
ーの連結構造は、連桿先端部を直角に曲げただけの簡単
な形状であるため、気化器及び連桿の着脱が容易で気化
器を取外し時に、気化器の組付けられた姿勢を変える要
がなくなり、燃料漏れや汚損の生じるおそれはない。
ーの連結構造は、連桿先端部を直角に曲げただけの簡単
な形状であるため、気化器及び連桿の着脱が容易で気化
器を取外し時に、気化器の組付けられた姿勢を変える要
がなくなり、燃料漏れや汚損の生じるおそれはない。
又組立あるいは分解の手順は連桿、気化器それぞれ単独
で可能であり、従来のように先ず連桿と気化器とを共に
組み込んだ後、気化器をエンジン組付又は分解する手順
を要しない。
で可能であり、従来のように先ず連桿と気化器とを共に
組み込んだ後、気化器をエンジン組付又は分解する手順
を要しない。
第1図は本考案に係る実施例の正面図、第2図は第1図
のII矢視図、第3図は第1図のIII矢視図、第4図は連
桿を取り外した時のスロットルレバーの正面図、第5〜
7図は従来例で第5図は一般的な汎用エンジンの気化器
とガバナレバーのリンク系統図、第6図、第7図はそれ
ぞれ気化器のスロットルレバーとガバナレバーを連結す
るリンク部の拡大図である。 1…気化器、1a…スロットルレバー、1b…連桿の嵌
合穴、13…連桿、13a…連桿先端溝、15…つる巻
ばね。
のII矢視図、第3図は第1図のIII矢視図、第4図は連
桿を取り外した時のスロットルレバーの正面図、第5〜
7図は従来例で第5図は一般的な汎用エンジンの気化器
とガバナレバーのリンク系統図、第6図、第7図はそれ
ぞれ気化器のスロットルレバーとガバナレバーを連結す
るリンク部の拡大図である。 1…気化器、1a…スロットルレバー、1b…連桿の嵌
合穴、13…連桿、13a…連桿先端溝、15…つる巻
ばね。
Claims (1)
- 【請求項1】気化器のスロットルレバーとガバナの連桿
を組み込みこれを保持せしめるものにおいて;スロット
ルレバー(1a)の先端部に設けられた嵌合穴(1b)
と;該嵌合穴へはめ込まれる端部を直角に曲げるととも
に、円周溝(13a)を外端部に削設した連桿(13)
と;スロットルレバー(1a)に付設されたつる巻ばね
(15)とを有してなり;スロットルレバー(1a)の
嵌合穴(1b)に連桿(13)の一端部を差込み、前記
円周溝(13a)に前記つる巻ばね(15)の側面を嵌
め込み、同レバーより連桿(13)が抜け出ることを防
止した汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバー
の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6803288U JPH0623725Y2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバーの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6803288U JPH0623725Y2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバーの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01173433U JPH01173433U (ja) | 1989-12-08 |
JPH0623725Y2 true JPH0623725Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31293362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6803288U Expired - Lifetime JPH0623725Y2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 汎用エンジンのスロットルレバーとガバナレバーの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623725Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4766328B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2011-09-07 | アイシン精機株式会社 | 弁作動機構 |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP6803288U patent/JPH0623725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01173433U (ja) | 1989-12-08 |
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