JPH06236485A - ドロワ装置 - Google Patents
ドロワ装置Info
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- JPH06236485A JPH06236485A JP1973793A JP1973793A JPH06236485A JP H06236485 A JPH06236485 A JP H06236485A JP 1973793 A JP1973793 A JP 1973793A JP 1973793 A JP1973793 A JP 1973793A JP H06236485 A JPH06236485 A JP H06236485A
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- Japan
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- drawer
- cover
- case
- case cover
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドロワから取外したマネーケースの上面にケ
ースカバーを着脱自在に装着するドロワ装置において、
ケースカバーの有用性を向上させる。 【構成】 扁平なボックス形状にケースカバー19を形
成し、表裏を反転させたケースカバー19用のカバー格
納部27をドロワ11の底部に形成し、ケースカバー1
9の平板部17に固定されて前方のリブ状部18の上縁
部に弾発的に連続する平板状の内部カバーをロック機構
21上に位置させ、このロック機構21が出没自在に突
出する貫通孔を内部カバーに形成した。
ースカバーを着脱自在に装着するドロワ装置において、
ケースカバーの有用性を向上させる。 【構成】 扁平なボックス形状にケースカバー19を形
成し、表裏を反転させたケースカバー19用のカバー格
納部27をドロワ11の底部に形成し、ケースカバー1
9の平板部17に固定されて前方のリブ状部18の上縁
部に弾発的に連続する平板状の内部カバーをロック機構
21上に位置させ、このロック機構21が出没自在に突
出する貫通孔を内部カバーに形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子キャッシュレジス
タなどで現金や商品券等の格納に利用されるドロワ装置
に関するものである。
タなどで現金や商品券等の格納に利用されるドロワ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子キャッシュレジスタなどで現金や商
品券等の格納に利用されているドロワ装置の一従来例を
図5に基づいて説明する。まず、このドロワ装置1で
は、前面が開口した本体ボックス2内に、上面が開口し
たドロワ3が前後方向にスライド自在に配置されてお
り、このドロワ3内には、矩形凹部からなる複数の現金
格納部4が上面に形成されたマネーケース5を上下方向
に出し入れ自在に格納している。ここで、このドロワ装
置1では、前記ドロワ3の内側面と底面とに突設された
支持ガイド6で前記マネーケース5が前記ドロワ3の上
半部に支持されるようになっており、このドロワ3の下
半部の空隙に連通するメディアスロット7が前記ドロワ
3の前面の細長い貫通孔で形成されている。また、この
ドロワ装置1では、前記マネーケース5の上面を着脱自
在に遮蔽する平板状のケースカバー8が前記ドロワ3等
とは別体で形成されている。
品券等の格納に利用されているドロワ装置の一従来例を
図5に基づいて説明する。まず、このドロワ装置1で
は、前面が開口した本体ボックス2内に、上面が開口し
たドロワ3が前後方向にスライド自在に配置されてお
り、このドロワ3内には、矩形凹部からなる複数の現金
格納部4が上面に形成されたマネーケース5を上下方向
に出し入れ自在に格納している。ここで、このドロワ装
置1では、前記ドロワ3の内側面と底面とに突設された
支持ガイド6で前記マネーケース5が前記ドロワ3の上
半部に支持されるようになっており、このドロワ3の下
半部の空隙に連通するメディアスロット7が前記ドロワ
3の前面の細長い貫通孔で形成されている。また、この
ドロワ装置1では、前記マネーケース5の上面を着脱自
在に遮蔽する平板状のケースカバー8が前記ドロワ3等
とは別体で形成されている。
【0003】このような構成において、このドロワ装置
1は、通常はケースカバー8は使用しないので他所に配
置しておき、マネーケース5を装着したドロワ3を本体
ボックス2内に出し入れ自在に配置した状態で使用す
る。そこで、この状態で所望により本体ボックス2から
ドロワ3を引出すことで、このドロワ3内のマネーケー
ス5の現金格納部4に貨幣や紙幣等の現金(共に図示せ
ず)を収納することや現金格納部4から貨幣や紙幣を取
出すようなことができる。また、このドロワ装置1で
は、ドロワ3の前面のメディアスロット7に挿入した商
品券や小切手等のスリップ9がマネーケース5より下方
のドロワ3の底部に格納されるようになっており、この
ドロワ3の底部に格納したスリップ9はマネーケース5
を取外すことで取出すことができる。
1は、通常はケースカバー8は使用しないので他所に配
置しておき、マネーケース5を装着したドロワ3を本体
ボックス2内に出し入れ自在に配置した状態で使用す
る。そこで、この状態で所望により本体ボックス2から
ドロワ3を引出すことで、このドロワ3内のマネーケー
ス5の現金格納部4に貨幣や紙幣等の現金(共に図示せ
ず)を収納することや現金格納部4から貨幣や紙幣を取
出すようなことができる。また、このドロワ装置1で
は、ドロワ3の前面のメディアスロット7に挿入した商
品券や小切手等のスリップ9がマネーケース5より下方
のドロワ3の底部に格納されるようになっており、この
ドロワ3の底部に格納したスリップ9はマネーケース5
を取外すことで取出すことができる。
【0004】ここで、このようなドロワ装置1を使用す
る店舗では、マネーケース5内に格納した現金を閉店時
などに回収することになるが、このようなドロワ装置1
は一般的に上面に電子キャッシュレジスタ(図示せず)
を設置しているので移動することは困難である。そこ
で、このようなドロワ装置1から現金を回収する際に
は、その本体ボックス2から引出したドロワ3からマネ
ーケース5を取外し、ケースカバー8で上面を遮蔽した
マネーケース5を移送するようになっている。なお、こ
のような場合には商品券等のスリップ9も共に回収する
ことが望ましいので、例えば、このようなスリップ9は
マネーケース5内に格納したりケースカバー8上に載置
するなどしている。
る店舗では、マネーケース5内に格納した現金を閉店時
などに回収することになるが、このようなドロワ装置1
は一般的に上面に電子キャッシュレジスタ(図示せず)
を設置しているので移動することは困難である。そこ
で、このようなドロワ装置1から現金を回収する際に
は、その本体ボックス2から引出したドロワ3からマネ
ーケース5を取外し、ケースカバー8で上面を遮蔽した
マネーケース5を移送するようになっている。なお、こ
のような場合には商品券等のスリップ9も共に回収する
ことが望ましいので、例えば、このようなスリップ9は
マネーケース5内に格納したりケースカバー8上に載置
するなどしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなドロワ装
置1では、ケースカバー8でマネーケース5の上面を遮
蔽することで、現金を格納したマネーケース5を簡易に
移送することができる。
置1では、ケースカバー8でマネーケース5の上面を遮
蔽することで、現金を格納したマネーケース5を簡易に
移送することができる。
【0006】ここで、このようなドロワ装置1では、ケ
ースカバー8は通常は使用しないので他所に配置してお
くことになるが、これではドロワ装置1の周辺をケース
カバー8が多大に占有することになり、さらに、ケース
カバー8を紛失したり破損するようなことも発生して好
ましくない。
ースカバー8は通常は使用しないので他所に配置してお
くことになるが、これではドロワ装置1の周辺をケース
カバー8が多大に占有することになり、さらに、ケース
カバー8を紛失したり破損するようなことも発生して好
ましくない。
【0007】
【課題を解決するための手段】前面が開口した本体ボッ
クス内に上面が開口したドロワを前後方向にスライド自
在に配置し、このドロワ内に複数の凹部が上面に形成さ
れたマネーケースを上下方向に着脱自在に装着し、この
マネーケースの上面を着脱自在に遮蔽するケースカバー
を設け、このケースカバーの前縁部の近傍に前記マネー
ケースに係脱自在に係合するロック機構を装着したドロ
ワ装置において、平板部の外周部にリブ状部を立設した
扁平なボックス形状に前記ケースカバーを形成し、表裏
を反転させた前記ケースカバーが出し入れ自在に格納さ
れるカバー格納部を前記マネーケースより下方となる前
記ドロワの底部に形成し、前記ケースカバーの前記平板
部に固定されて前方の前記リブ状部の上縁部に弾発的に
連続する平板状の内部カバーを前記ロック機構上に位置
させ、このロック機構が出没自在に突出する貫通孔を前
記内部カバーに形成した。
クス内に上面が開口したドロワを前後方向にスライド自
在に配置し、このドロワ内に複数の凹部が上面に形成さ
れたマネーケースを上下方向に着脱自在に装着し、この
マネーケースの上面を着脱自在に遮蔽するケースカバー
を設け、このケースカバーの前縁部の近傍に前記マネー
ケースに係脱自在に係合するロック機構を装着したドロ
ワ装置において、平板部の外周部にリブ状部を立設した
扁平なボックス形状に前記ケースカバーを形成し、表裏
を反転させた前記ケースカバーが出し入れ自在に格納さ
れるカバー格納部を前記マネーケースより下方となる前
記ドロワの底部に形成し、前記ケースカバーの前記平板
部に固定されて前方の前記リブ状部の上縁部に弾発的に
連続する平板状の内部カバーを前記ロック機構上に位置
させ、このロック機構が出没自在に突出する貫通孔を前
記内部カバーに形成した。
【0008】
【作用】扁平なボックス形状のケースカバーを、マネー
ケースより下方となるドロワの底部のカバー格納部に表
裏を反転させて格納する。
ケースより下方となるドロワの底部のカバー格納部に表
裏を反転させて格納する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づい
て説明する。なお、ここでは一従来例として前述したド
ロワ装置1と同一の部分は同一の名称及び符号を利用し
て詳細な説明は省略する。
て説明する。なお、ここでは一従来例として前述したド
ロワ装置1と同一の部分は同一の名称及び符号を利用し
て詳細な説明は省略する。
【0010】まず、このドロワ装置10では、図1に例
示するように、前面が開口した本体ボックス2内に、上
面が開口したドロワ11が前後方向にスライド自在に配
置されており、このドロワ11内には、矩形の凹部から
なる複数の現金格納部4が上面に形成されたマネーケー
ス12を上下方向に出し入れ自在に格納している。ここ
で、このマネーケース12は、後部の上面に前後長が小
さい天板13が設けられており、前方に位置する現金格
納部4の隔壁14の一つに矩形の貫通孔15が形成され
ている。そして、このドロワ装置10では、前記ドロワ
11の内側面に突設された支持ガイド6で前記マネーケ
ース12が前記ドロワ11の上半部に支持されるように
なっており、このドロワ11の下半部の空隙に連通する
凸字形状の異形孔16が前記ドロワ11の前面に形成さ
れている。
示するように、前面が開口した本体ボックス2内に、上
面が開口したドロワ11が前後方向にスライド自在に配
置されており、このドロワ11内には、矩形の凹部から
なる複数の現金格納部4が上面に形成されたマネーケー
ス12を上下方向に出し入れ自在に格納している。ここ
で、このマネーケース12は、後部の上面に前後長が小
さい天板13が設けられており、前方に位置する現金格
納部4の隔壁14の一つに矩形の貫通孔15が形成され
ている。そして、このドロワ装置10では、前記ドロワ
11の内側面に突設された支持ガイド6で前記マネーケ
ース12が前記ドロワ11の上半部に支持されるように
なっており、このドロワ11の下半部の空隙に連通する
凸字形状の異形孔16が前記ドロワ11の前面に形成さ
れている。
【0011】また、このドロワ装置10では、同図及び
図2に例示するように、平板部17に対してリブ状部1
8を外周部に立設した扁平なボックス形状にケースカバ
ー19が形成されており、ここでは前記リブ状部18の
後部上面から後方に四つの係止爪20が突設されてい
る。さらに、このドロワ装置10では、前記ケースカバ
ー19の平板部17の前方中央にロック機構21が設け
られており、図2ないし図4に例示するように、このロ
ック機構21は凹部22内の貫通孔23にシャフト24
を回転自在に装着し、このシャフト24の底面にマイナ
ス溝25を形成して上部に係止爪26を装着した構造と
なっている。
図2に例示するように、平板部17に対してリブ状部1
8を外周部に立設した扁平なボックス形状にケースカバ
ー19が形成されており、ここでは前記リブ状部18の
後部上面から後方に四つの係止爪20が突設されてい
る。さらに、このドロワ装置10では、前記ケースカバ
ー19の平板部17の前方中央にロック機構21が設け
られており、図2ないし図4に例示するように、このロ
ック機構21は凹部22内の貫通孔23にシャフト24
を回転自在に装着し、このシャフト24の底面にマイナ
ス溝25を形成して上部に係止爪26を装着した構造と
なっている。
【0012】そして、上述のような構造のロック機構2
1の前記シャフト24は前記凹部22内に位置すること
で前記平板部17よりも突出することがないので、この
ケースカバー19は前記異形孔16に前方から挿入する
ことで前記ドロワ11の底部の空隙からなるカバー格納
部27に出し入れ自在に格納されるようになっている。
さらに、このドロワ装置10では、上述のようなドロワ
11の異形孔16からカバー格納部27にケースカバー
19を格納すると、このケースカバー19で下半部が遮
蔽された前記異形孔16の上半部が一つのメディアスロ
ット7を形成するようになっている。
1の前記シャフト24は前記凹部22内に位置すること
で前記平板部17よりも突出することがないので、この
ケースカバー19は前記異形孔16に前方から挿入する
ことで前記ドロワ11の底部の空隙からなるカバー格納
部27に出し入れ自在に格納されるようになっている。
さらに、このドロワ装置10では、上述のようなドロワ
11の異形孔16からカバー格納部27にケースカバー
19を格納すると、このケースカバー19で下半部が遮
蔽された前記異形孔16の上半部が一つのメディアスロ
ット7を形成するようになっている。
【0013】また、このドロワ装置10では、図2及び
図3に例示したように、前記ケースカバー19の前記平
板部17にバネ材からなる平板状の内部カバー28の曲
折された後縁部がスポット溶接で固定されており、この
内部カバー28の前縁部が前記ケースカバー19の前方
の前記リブ状部18の上縁部に弾発的に連続している。
そこで、ここでは自身の弾発力によって上下方向に変位
自在な前記内部カバー28が前記ロック機構21より上
方に位置しており、このロック機構21が出没自在に突
出する貫通孔29が前記内部カバー28に形成されてい
る。
図3に例示したように、前記ケースカバー19の前記平
板部17にバネ材からなる平板状の内部カバー28の曲
折された後縁部がスポット溶接で固定されており、この
内部カバー28の前縁部が前記ケースカバー19の前方
の前記リブ状部18の上縁部に弾発的に連続している。
そこで、ここでは自身の弾発力によって上下方向に変位
自在な前記内部カバー28が前記ロック機構21より上
方に位置しており、このロック機構21が出没自在に突
出する貫通孔29が前記内部カバー28に形成されてい
る。
【0014】そこで、このドロワ装置10では、前記リ
ブ状部18が前記平板部17に対して上方に立設した状
態で前記ケースカバー19は前記ドロワ11のカバー格
納部27に格納されるようになっており、この状態で前
記ケースカバー19は前記メディアスロット7から挿入
された商品券や小切手等のスリップ9を確実に保持する
ことになる。さらに、このように前記ドロワ11のメデ
ィアスロット7から挿入されたスリップ9は前記内部カ
バー28上を滑動して前記ケースカバー19の平板部1
7上に至るので、このスリップ9が前記ロック機構21
に衝突することも防止されている。
ブ状部18が前記平板部17に対して上方に立設した状
態で前記ケースカバー19は前記ドロワ11のカバー格
納部27に格納されるようになっており、この状態で前
記ケースカバー19は前記メディアスロット7から挿入
された商品券や小切手等のスリップ9を確実に保持する
ことになる。さらに、このように前記ドロワ11のメデ
ィアスロット7から挿入されたスリップ9は前記内部カ
バー28上を滑動して前記ケースカバー19の平板部1
7上に至るので、このスリップ9が前記ロック機構21
に衝突することも防止されている。
【0015】なお、このドロワ装置10では、前記リブ
状部18が前記平板部17に対して下方に立設した状態
で前記ケースカバー19は前記マネーケース12の上面
を遮蔽するようになっており、この場合は前記ケースカ
バー19の後部の係止爪20を前記マネーケース12の
天板13に係脱自在に係合させると共に、前記ケースカ
バー19のロック機構21の係止爪26を前記シャフト
24と共に回転させて前記マネーケース12の隔壁14
の貫通孔15に係脱自在に係合させるようになってい
る。この時、図3(b)に例示したように、前記ケース
カバー19に固定された前記内部カバー28は前記マネ
ーケース12の隔壁14等に押圧されることで前記平板
部17上まで変位するので、このように変位した前記内
部カバー28の貫通孔29から前記ロック機構21が突
出するようになっている。
状部18が前記平板部17に対して下方に立設した状態
で前記ケースカバー19は前記マネーケース12の上面
を遮蔽するようになっており、この場合は前記ケースカ
バー19の後部の係止爪20を前記マネーケース12の
天板13に係脱自在に係合させると共に、前記ケースカ
バー19のロック機構21の係止爪26を前記シャフト
24と共に回転させて前記マネーケース12の隔壁14
の貫通孔15に係脱自在に係合させるようになってい
る。この時、図3(b)に例示したように、前記ケース
カバー19に固定された前記内部カバー28は前記マネ
ーケース12の隔壁14等に押圧されることで前記平板
部17上まで変位するので、このように変位した前記内
部カバー28の貫通孔29から前記ロック機構21が突
出するようになっている。
【0016】このような構成において、このドロワ装置
10は、通常はケースカバー19は使用しないので表裏
を反転させて異形孔16からドロワ11のカバー格納部
27に格納し、マネーケース12を装着したドロワ11
を本体ボックス2内に出し入れ自在に配置した状態で使
用する。そこで、この状態で所望により本体ボックス2
からドロワ11を引出すことで、このドロワ11内のマ
ネーケース12の現金格納部4に貨幣や紙幣等の現金
(共に図示せず)を収納することや現金格納部4から貨
幣や紙幣を取出すようなことができる。
10は、通常はケースカバー19は使用しないので表裏
を反転させて異形孔16からドロワ11のカバー格納部
27に格納し、マネーケース12を装着したドロワ11
を本体ボックス2内に出し入れ自在に配置した状態で使
用する。そこで、この状態で所望により本体ボックス2
からドロワ11を引出すことで、このドロワ11内のマ
ネーケース12の現金格納部4に貨幣や紙幣等の現金
(共に図示せず)を収納することや現金格納部4から貨
幣や紙幣を取出すようなことができる。
【0017】また、このドロワ装置10では、上述のよ
うにドロワ11のカバー格納部27にケースカバー19
を格納すると共にケースカバー19の前半部に内部カバ
ー28を装着することでドロワ11の前面にメディアス
ロット7が形成され、このメディアスロット7からケー
スカバー19の平板部17に連続する傾斜面が内部カバ
ー28で形成されるので、この内部カバー28によりメ
ディアスロット7に挿入した商品券や小切手等のスリッ
プ9はロック機構21に衝突することなくケースカバー
19の平板部17上に良好に格納されることになる。
うにドロワ11のカバー格納部27にケースカバー19
を格納すると共にケースカバー19の前半部に内部カバ
ー28を装着することでドロワ11の前面にメディアス
ロット7が形成され、このメディアスロット7からケー
スカバー19の平板部17に連続する傾斜面が内部カバ
ー28で形成されるので、この内部カバー28によりメ
ディアスロット7に挿入した商品券や小切手等のスリッ
プ9はロック機構21に衝突することなくケースカバー
19の平板部17上に良好に格納されることになる。
【0018】そこで、このようなドロワ装置10から現
金を回収する際には、その本体ボックス2から引出した
ドロワ11からマネーケース12とケースカバー19と
を取外し、このケースカバー19上のスリップ9を内部
カバー28で保持し、このケースカバー19でマネーケ
ース12の上面を遮蔽することになる。
金を回収する際には、その本体ボックス2から引出した
ドロワ11からマネーケース12とケースカバー19と
を取外し、このケースカバー19上のスリップ9を内部
カバー28で保持し、このケースカバー19でマネーケ
ース12の上面を遮蔽することになる。
【0019】このようにすることで、このドロワ装置1
0では、ケースカバー19がリブ状部18と係止爪2
0,26とでマネーケース12の上面に確実に装着され
るので、このマネーケース12を安定的に移送すること
ができる。さらに、このドロワ装置10では、通常は使
用しないケースカバー19をドロワ11の底部のカバー
格納部27に格納しておくことができるので、ドロワ装
置10の周辺をケースカバー19が多大に占有するよう
なことがなく、ケースカバー19を紛失したり破損する
ようなことも防止される。
0では、ケースカバー19がリブ状部18と係止爪2
0,26とでマネーケース12の上面に確実に装着され
るので、このマネーケース12を安定的に移送すること
ができる。さらに、このドロワ装置10では、通常は使
用しないケースカバー19をドロワ11の底部のカバー
格納部27に格納しておくことができるので、ドロワ装
置10の周辺をケースカバー19が多大に占有するよう
なことがなく、ケースカバー19を紛失したり破損する
ようなことも防止される。
【0020】また、このドロワ装置10では、扁平なボ
ックス形状に形成されてスリップ9を保持するケースカ
バー19がドロワ11に対して前後方向にスライド自在
となっているので、このケースカバー19も引出しとし
て使用することができる。さらに、このようにケースカ
バー19を引出しとして使用する際、スリップ9の挿入
用のメディアスロット7から手指を挿入してケースカバ
ー19を引出すことができるので、その操作が極めて簡
易で作業能率が良好である。
ックス形状に形成されてスリップ9を保持するケースカ
バー19がドロワ11に対して前後方向にスライド自在
となっているので、このケースカバー19も引出しとし
て使用することができる。さらに、このようにケースカ
バー19を引出しとして使用する際、スリップ9の挿入
用のメディアスロット7から手指を挿入してケースカバ
ー19を引出すことができるので、その操作が極めて簡
易で作業能率が良好である。
【0021】さらに、このドロワ装置10では、ケース
カバー19が平板部17の外周部にリブ状部18が立設
した扁平なボックス形状に形成されているので、表裏を
反転させてドロワ11の底部に格納したケースカバー1
9の平板部17上にスリップ9を良好に保持することが
でき、しかも、このようにドロワ11のメディアスロッ
ト7から挿入されて平板部17上に至るスリップ9は内
部カバー28上を滑動するのでロック機構21に衝突す
ることもない。
カバー19が平板部17の外周部にリブ状部18が立設
した扁平なボックス形状に形成されているので、表裏を
反転させてドロワ11の底部に格納したケースカバー1
9の平板部17上にスリップ9を良好に保持することが
でき、しかも、このようにドロワ11のメディアスロッ
ト7から挿入されて平板部17上に至るスリップ9は内
部カバー28上を滑動するのでロック機構21に衝突す
ることもない。
【0022】しかも、このドロワ装置10では、ケース
カバー19をマネーケース12上に装着すると、内部カ
バー28が隔壁14に押圧されて平板部17上まで変位
することで貫通孔29からロック機構21が突出するの
で、このロック機構21の係合爪20は内部カバー28
に干渉することなくマネーケース12の隔壁14の貫通
孔15に係合することができる。
カバー19をマネーケース12上に装着すると、内部カ
バー28が隔壁14に押圧されて平板部17上まで変位
することで貫通孔29からロック機構21が突出するの
で、このロック機構21の係合爪20は内部カバー28
に干渉することなくマネーケース12の隔壁14の貫通
孔15に係合することができる。
【0023】なお、本実施例のドロワ装置10では、ド
ロワ11の前面に凸字形状に形成した異形孔16の下半
部をケースカバー19で遮蔽することでメディアスロッ
ト7を形成することを例示したが、本発明は上記構造に
限定されるものではなく、このようなメディアスロット
7を形成しないドロワ(図示せず)からマネーケース1
2を上下方向に着脱してカバー格納部27内のケースカ
バー19上にスリップ9を載置することも実施可能であ
る。
ロワ11の前面に凸字形状に形成した異形孔16の下半
部をケースカバー19で遮蔽することでメディアスロッ
ト7を形成することを例示したが、本発明は上記構造に
限定されるものではなく、このようなメディアスロット
7を形成しないドロワ(図示せず)からマネーケース1
2を上下方向に着脱してカバー格納部27内のケースカ
バー19上にスリップ9を載置することも実施可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように、平板部の外周部
にリブ状部を立設した扁平なボックス形状にケースカバ
ーを形成し、表裏を反転させたケースカバーが出し入れ
自在に格納されるカバー格納部をマネーケースより下方
となるドロワの底部に形成したことにより、通常は使用
しないケースカバーをドロワの底部のカバー格納部に格
納しておくことができるので、ドロワ装置の周辺をケー
スカバーが多大に占有するようなことが防止され、この
ように表裏を反転させてドロワのカバー格納部に配置し
たケースカバーの平板部上にスリップを良好に保持する
こともでき、さらに、ケースカバーの平板部に固定され
て前方のリブ状部の上縁部に弾発的に連続する平板状の
内部カバーをロック機構上に位置させたことにより、ド
ロワの平板部上に保持するスリップがロック機構に衝突
するようなことも防止でき、しかも、このロック機構が
出没自在に突出する貫通孔を内部カバーに形成したこと
により、この内部カバーを平板部上まで変位させて貫通
孔からロック機構を突出させることができ、このロック
機構でケースカバーをマネーケースに確実に装着するこ
とができる等の効果を有するものである。
にリブ状部を立設した扁平なボックス形状にケースカバ
ーを形成し、表裏を反転させたケースカバーが出し入れ
自在に格納されるカバー格納部をマネーケースより下方
となるドロワの底部に形成したことにより、通常は使用
しないケースカバーをドロワの底部のカバー格納部に格
納しておくことができるので、ドロワ装置の周辺をケー
スカバーが多大に占有するようなことが防止され、この
ように表裏を反転させてドロワのカバー格納部に配置し
たケースカバーの平板部上にスリップを良好に保持する
こともでき、さらに、ケースカバーの平板部に固定され
て前方のリブ状部の上縁部に弾発的に連続する平板状の
内部カバーをロック機構上に位置させたことにより、ド
ロワの平板部上に保持するスリップがロック機構に衝突
するようなことも防止でき、しかも、このロック機構が
出没自在に突出する貫通孔を内部カバーに形成したこと
により、この内部カバーを平板部上まで変位させて貫通
孔からロック機構を突出させることができ、このロック
機構でケースカバーをマネーケースに確実に装着するこ
とができる等の効果を有するものである。
【図1】本発明の一実施例のドロワ装置でドロワから取
外したマネーケースにケースカバーを装着する状態を示
す分解斜視図である。
外したマネーケースにケースカバーを装着する状態を示
す分解斜視図である。
【図2】表裏を反転させたケースカバーを示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】ケースカバーのロック機構と内部カバーとの位
置関係を示し、(a)は内部カバーがロック機構を遮蔽
した状態を示す縦断側面図、(b)は内部カバーの貫通
孔からロック機構が突出した状態を示す縦断側面図であ
る。
置関係を示し、(a)は内部カバーがロック機構を遮蔽
した状態を示す縦断側面図、(b)は内部カバーの貫通
孔からロック機構が突出した状態を示す縦断側面図であ
る。
【図4】ロック機構の構造を示し、(a)は平面図、
(b)は縦断側面図である。
(b)は縦断側面図である。
【図5】一従来例のドロワ装置でドロワからマネーケー
スを取外した状態を示す分解斜視図である。
スを取外した状態を示す分解斜視図である。
2 本体ボックス 10 ドロワ装置 11 ドロワ 12 マネーケース 14 隔壁 15 貫通孔 17 平板部 18 リブ状部 19 ケースカバー 21 ロック機構 27 カバー格納部 28 内部カバー 29 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 前面が開口した本体ボックス内に上面が
開口したドロワを前後方向にスライド自在に配置し、こ
のドロワ内に複数の凹部が上面に形成されたマネーケー
スを上下方向に着脱自在に装着し、このマネーケースの
上面を着脱自在に遮蔽するケースカバーを設け、このケ
ースカバーの前縁部の近傍に前記マネーケースに係脱自
在に係合するロック機構を装着したドロワ装置におい
て、平板部の外周部にリブ状部を立設した扁平なボック
ス形状に前記ケースカバーを形成し、表裏を反転させた
前記ケースカバーが出し入れ自在に格納されるカバー格
納部を前記マネーケースより下方となる前記ドロワの底
部に形成し、前記ケースカバーの前記平板部に固定され
て前方の前記リブ状部の上縁部に弾発的に連続する平板
状の内部カバーを前記ロック機構上に位置させ、このロ
ック機構が出没自在に突出する貫通孔を前記内部カバー
に形成したことを特徴とするドロワ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973793A JPH06236485A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ドロワ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973793A JPH06236485A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ドロワ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06236485A true JPH06236485A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12007651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1973793A Pending JPH06236485A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ドロワ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06236485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6651345B1 (en) | 1999-01-22 | 2003-11-25 | Hidemi Adachi | Non-slip scissors |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP1973793A patent/JPH06236485A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6651345B1 (en) | 1999-01-22 | 2003-11-25 | Hidemi Adachi | Non-slip scissors |
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