JPH06235843A - 光デバイス - Google Patents
光デバイスInfo
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- JPH06235843A JPH06235843A JP5351542A JP35154293A JPH06235843A JP H06235843 A JPH06235843 A JP H06235843A JP 5351542 A JP5351542 A JP 5351542A JP 35154293 A JP35154293 A JP 35154293A JP H06235843 A JPH06235843 A JP H06235843A
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- JP
- Japan
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- waveguide
- substrate
- optical device
- laminated portion
- laminated
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/30—Optical coupling means for use between fibre and thin-film device
- G02B6/305—Optical coupling means for use between fibre and thin-film device and having an integrated mode-size expanding section, e.g. tapered waveguide
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/262—Optical details of coupling light into, or out of, or between fibre ends, e.g. special fibre end shapes or associated optical elements
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- G—PHYSICS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
- G02B6/2804—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光を基板導波路から基板外の導波路に結合す
る光デバイスを提供することにある。 【構成】 基板(11)に設けた光導波路(13)から
成る光デバイスであって、該導波路長の一部は同一長さ
を有する結合光導波路部の積層部(15)の1つを形成
し、該積層部は前記導波路(13)を伝播して該積層部
(15)の一端に入る所定周波数の光波が前記積層部の
他端で隣接各導波路で実質的に同位相である光波を放つ
ような長さであることを特徴とする。デバイスは光を基
板導波路から別の導波路、例えば基板(11)外の光フ
ァイバ(27)に結合させる場合に特に応用される。
る光デバイスを提供することにある。 【構成】 基板(11)に設けた光導波路(13)から
成る光デバイスであって、該導波路長の一部は同一長さ
を有する結合光導波路部の積層部(15)の1つを形成
し、該積層部は前記導波路(13)を伝播して該積層部
(15)の一端に入る所定周波数の光波が前記積層部の
他端で隣接各導波路で実質的に同位相である光波を放つ
ような長さであることを特徴とする。デバイスは光を基
板導波路から別の導波路、例えば基板(11)外の光フ
ァイバ(27)に結合させる場合に特に応用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光デバイスに関する。
更に詳しくは本発明は基板に形成されたプレーナ型光導
波路を基板外導波路、例えば光ファイバに結合するのに
適した光デバイスに関する。
更に詳しくは本発明は基板に形成されたプレーナ型光導
波路を基板外導波路、例えば光ファイバに結合するのに
適した光デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体材料の基板に形成されたプレーナ
型光導波路は一般に導波路を形成する材料間に比較的大
きな屈折率の差がある。その結果、比較的薄い層構造で
も強い光導波性が得られる。実際、層があまり厚過ぎる
と、導波路は1以上の導波モードを保有する。薄い層で
得られる比較的強い導波性は、製造の観点から見ると、
構造を非常に厚く成長させる必要がないので有利であ
る。しかし、光が導波路から光ファイバに結合されると
きに問題が起こる。半導体の強い導波路は、光ファイバ
の半径が通常3〜6μmであるのに対し、通常0.5〜
1.0μmの大きさの点程度の半径である。このため、
組立公差がきつくなり結合の能率が上がらないか複雑な
光学系の整合装置が必要となる。波が基板導波路の末端
から拡がることができるならば、点くらいの寸法でも整
合させることができるが、波の外側部の位相が中央部と
相殺して、結合効率が一層悪くなる。
型光導波路は一般に導波路を形成する材料間に比較的大
きな屈折率の差がある。その結果、比較的薄い層構造で
も強い光導波性が得られる。実際、層があまり厚過ぎる
と、導波路は1以上の導波モードを保有する。薄い層で
得られる比較的強い導波性は、製造の観点から見ると、
構造を非常に厚く成長させる必要がないので有利であ
る。しかし、光が導波路から光ファイバに結合されると
きに問題が起こる。半導体の強い導波路は、光ファイバ
の半径が通常3〜6μmであるのに対し、通常0.5〜
1.0μmの大きさの点程度の半径である。このため、
組立公差がきつくなり結合の能率が上がらないか複雑な
光学系の整合装置が必要となる。波が基板導波路の末端
から拡がることができるならば、点くらいの寸法でも整
合させることができるが、波の外側部の位相が中央部と
相殺して、結合効率が一層悪くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基板平面に平行な面で
基板に設けた導波路をテーパにするという問題を解決す
ることは比較的簡単である。しかし、基板の面に直角な
方向でテーパにすることは、例えば集積光学研究会議の
1989年の会報の第136頁にV.コーレン等による
「テーパ形導波路InGa/InGaAsP多量子井戸レーザ」と題
する研究論文に見られるように、かなり難しい。そこ
で、本発明の目的は上述の問題を軽減した光デバイスを
提供することにある。
基板に設けた導波路をテーパにするという問題を解決す
ることは比較的簡単である。しかし、基板の面に直角な
方向でテーパにすることは、例えば集積光学研究会議の
1989年の会報の第136頁にV.コーレン等による
「テーパ形導波路InGa/InGaAsP多量子井戸レーザ」と題
する研究論文に見られるように、かなり難しい。そこ
で、本発明の目的は上述の問題を軽減した光デバイスを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基板に
設けた光導波路から成る光デバイスであって、該導波路
長の一部は同一長さを有する結合光導波路部の積層部の
1つを形成し、該積層部は前記導波路を伝播して該積層
部の一端に入る所定周波数の光波が前記積層部の他端で
隣接各導波路で実質的に同位相である光波を放つような
長さである光デバイスが提供される。好ましくは、積層
部他端の波も実質的に隣接各導波路部で同じ振幅である
ことが望ましい。本発明の特例の1つとして、前記積層
部は奇数の導波路部から成り、その一部の導波路は積層
部の中央部を構成する。このような構成を有する前記積
層部は中央部を中心にして対称にすることが望ましい。
都合のよい奇数は3である。
設けた光導波路から成る光デバイスであって、該導波路
長の一部は同一長さを有する結合光導波路部の積層部の
1つを形成し、該積層部は前記導波路を伝播して該積層
部の一端に入る所定周波数の光波が前記積層部の他端で
隣接各導波路で実質的に同位相である光波を放つような
長さである光デバイスが提供される。好ましくは、積層
部他端の波も実質的に隣接各導波路部で同じ振幅である
ことが望ましい。本発明の特例の1つとして、前記積層
部は奇数の導波路部から成り、その一部の導波路は積層
部の中央部を構成する。このような構成を有する前記積
層部は中央部を中心にして対称にすることが望ましい。
都合のよい奇数は3である。
【0005】
【作用及び実施例】以下、一例として添付図面を参照し
て本発明に係る光デバイスを説明する。図1を参照して
説明すると、デバイス、例えば導波路に沿って伝播する
光を光ファイバに結合するのに用いられるデバイスが基
板11に形成されている。導波路は基板11材料よりも
高い屈折率を持つ材料で埋設状態で細長いストライプ1
3に形成され、主面の1つに隣接して基板に沿って延び
ている。導波路は長さ方向の一部にわたって基板11端
面を終端とする3つの平行な導波路部から成る積層部1
5の中央導波路部を形成する。積層部15の外側導波路
部は2つの更に細長いストライプ17及び19で構成さ
れ、これらは基板11材料よりも高い屈折率を持つ材料
で形成されている。この2つのストライプ17と19は
それぞれ基板11の面に垂直な方向にストライプ13の
上下に配置され、それぞれ基板11と同材料の薄い層2
1と23により分離され、上部ストライプ19は更に基
板11と同材料の層25により被覆されている。
て本発明に係る光デバイスを説明する。図1を参照して
説明すると、デバイス、例えば導波路に沿って伝播する
光を光ファイバに結合するのに用いられるデバイスが基
板11に形成されている。導波路は基板11材料よりも
高い屈折率を持つ材料で埋設状態で細長いストライプ1
3に形成され、主面の1つに隣接して基板に沿って延び
ている。導波路は長さ方向の一部にわたって基板11端
面を終端とする3つの平行な導波路部から成る積層部1
5の中央導波路部を形成する。積層部15の外側導波路
部は2つの更に細長いストライプ17及び19で構成さ
れ、これらは基板11材料よりも高い屈折率を持つ材料
で形成されている。この2つのストライプ17と19は
それぞれ基板11の面に垂直な方向にストライプ13の
上下に配置され、それぞれ基板11と同材料の薄い層2
1と23により分離され、上部ストライプ19は更に基
板11と同材料の層25により被覆されている。
【0006】デバイスの動作中、ストライプ13として
組み込まれている導波路に沿って積層部15の導波路部
の方向に伝播する光は、積層部15に到達したとき積層
部15の他の2つの導波路部に結合される。更に以下に
説明するように、積層部15はストライプ13を組み込
む導波路が積層部15に入るところと反対のストライプ
15の末端、すなわち基板11の端面で、3つの導波路
部に隣接する波が同相であるように設計される。光が結
合されることになっている光ファイバ27は、図1に示
すように積層部15の末端に隣接して配置される。実
際、導波路部は、積層部15の2つの外側導波路部の波
が積層部15の中央導波路部の波と比較して同相で丁度
2π遅れるような長さにされるのに対して長さに垂直な
方向では導波路部はファイバと効率よく結合する所要寸
法で電界を維持するのに十分な大きさにされる。所要電
界パターンが発生する積層部15の最小長さがあるが、
それ以上においては所要パターンが積層部15の長さに
応じて周期的に繰り返す。
組み込まれている導波路に沿って積層部15の導波路部
の方向に伝播する光は、積層部15に到達したとき積層
部15の他の2つの導波路部に結合される。更に以下に
説明するように、積層部15はストライプ13を組み込
む導波路が積層部15に入るところと反対のストライプ
15の末端、すなわち基板11の端面で、3つの導波路
部に隣接する波が同相であるように設計される。光が結
合されることになっている光ファイバ27は、図1に示
すように積層部15の末端に隣接して配置される。実
際、導波路部は、積層部15の2つの外側導波路部の波
が積層部15の中央導波路部の波と比較して同相で丁度
2π遅れるような長さにされるのに対して長さに垂直な
方向では導波路部はファイバと効率よく結合する所要寸
法で電界を維持するのに十分な大きさにされる。所要電
界パターンが発生する積層部15の最小長さがあるが、
それ以上においては所要パターンが積層部15の長さに
応じて周期的に繰り返す。
【0007】積層部15を設計する問題で、最良の結合
を達成する理論的な方法を以下に説明する。その方法は
所望の電界パターンを得るために積層部15で励起し積
層部15で重ね合わされる導波モード0と2の概念を導
入することである。光ファイバ27に隣接する積層部1
5の末端で効率よく結合するこれら2つのモードの所要
電界強度分布がそれぞれ図2と図3に示されている。以
下に説明するように、反対称モード1は積層部15で励
起しない。モード0と2は積層部15内で異なった伝播
定数σ0 とσ2 を持ち、その結果π/(σ0 −σ2 )に
等しい距離Lの後、これら2つのモードは互いに関連し
て同相で180°だけずれ、強度分布は必要とされるな
ら図2と図3に示されているような状態になる。
を達成する理論的な方法を以下に説明する。その方法は
所望の電界パターンを得るために積層部15で励起し積
層部15で重ね合わされる導波モード0と2の概念を導
入することである。光ファイバ27に隣接する積層部1
5の末端で効率よく結合するこれら2つのモードの所要
電界強度分布がそれぞれ図2と図3に示されている。以
下に説明するように、反対称モード1は積層部15で励
起しない。モード0と2は積層部15内で異なった伝播
定数σ0 とσ2 を持ち、その結果π/(σ0 −σ2 )に
等しい距離Lの後、これら2つのモードは互いに関連し
て同相で180°だけずれ、強度分布は必要とされるな
ら図2と図3に示されているような状態になる。
【0008】積層部15の導波特性は一般に単一結合モ
ード理論を用いて分析される。この目的のために図4を
参照して説明すると、ストライプ17,13及び19を
組み込んだ導波路部は以後それぞれ導波路部1,2及び
3と呼ぶ。先ず最初に、3つの導波路部を個々に考えて
それぞれ伝播定数β1 ,β2 及びβ3 を持つモードを保
持すると仮定する。簡単化のために、積層部15が中央
導波路部2を中心にして対称であると仮定すると、β1
=β3 、すなわち導波路部1と3は同一である。導波路
部1,2及び3が近接して配置されていると、それらは
結合される。簡単化のために、最接近の結合のみを考え
ると、対称のため導波路部1と2間の結合kは導波路部
2と3間の結合と同じである。
ード理論を用いて分析される。この目的のために図4を
参照して説明すると、ストライプ17,13及び19を
組み込んだ導波路部は以後それぞれ導波路部1,2及び
3と呼ぶ。先ず最初に、3つの導波路部を個々に考えて
それぞれ伝播定数β1 ,β2 及びβ3 を持つモードを保
持すると仮定する。簡単化のために、積層部15が中央
導波路部2を中心にして対称であると仮定すると、β1
=β3 、すなわち導波路部1と3は同一である。導波路
部1,2及び3が近接して配置されていると、それらは
結合される。簡単化のために、最接近の結合のみを考え
ると、対称のため導波路部1と2間の結合kは導波路部
2と3間の結合と同じである。
【0009】結合モード理論によると、積層部15内の
モード0,1及び2は伝播定数σ0,σ1 及びσ2 を持
つ。これらは行列
モード0,1及び2は伝播定数σ0,σ1 及びσ2 を持
つ。これらは行列
【数1】 の固有値として求められる。これから
【数2】
【数3】
【数4】 を得る。電界分布は対応する固有ベクトルにより(正規
化定数の範囲内で)求められる。固有ベクトルj内の成
分iは導波路i内のモードjの振幅に対応する。
化定数の範囲内で)求められる。固有ベクトルj内の成
分iは導波路i内のモードjの振幅に対応する。
【数5】
【数6】
【数7】
【0010】効果的な結合を得るために、われわれは入
力端で電界が導波路部2で集中し、出力端で3つの導波
路部1,2及び3の全部にわたって均等に分布する構造
を必要とする。これは結果として
力端で電界が導波路部2で集中し、出力端で3つの導波
路部1,2及び3の全部にわたって均等に分布する構造
を必要とする。これは結果として
【数8】 の場合に達成される。入力電界は
【数9】 により求められる。次の式で求められる距離Lを伝播し
た後、
た後、
【数10】 モード0と2間の位相差は180°だけ変化して出力電
界は
界は
【数11】 で所望の一様な分布を得る。伝播距離Lは
【数12】 で表される。
【0011】図4を参照して説明すると、積層部15の
構造は次のようにして決められる。導波路部2のストラ
イプ13の厚さa2 と屈折率n1 、更に基板11と層2
1,23及び25の材料の屈折率n0 の値が既知である
とすると、伝播定数β2 が求められる。所要長さLが与
えられると、伝播定数β1 の値が上述の式(12)から
求められる。これから、ストライプ17と19の厚さa
1 とa3 及び屈折率n2 が求められる。次いで、層21
と23の厚さが結合係数kが式(8)を満足するように
選ばれる。
構造は次のようにして決められる。導波路部2のストラ
イプ13の厚さa2 と屈折率n1 、更に基板11と層2
1,23及び25の材料の屈折率n0 の値が既知である
とすると、伝播定数β2 が求められる。所要長さLが与
えられると、伝播定数β1 の値が上述の式(12)から
求められる。これから、ストライプ17と19の厚さa
1 とa3 及び屈折率n2 が求められる。次いで、層21
と23の厚さが結合係数kが式(8)を満足するように
選ばれる。
【0012】積層部15内の導波路部の数が3から5,
7等に増加すれば、得られる結合もますますよくなるは
ずであるが、そのような構造は設計や製造をますます複
雑にするだけで、結合度の改良はそのようにするだけの
価値がない。図示例を介して説明すると、次に5つの導
波路部を対称形に配置して積層部を構成した場合が考え
られる。この表記は図5に示されている。一般に励起さ
れる3つの偶数モード0,2,4の伝播定数は3次多項
式の根を見つけることで求められる。仮にβ3 =β1 で
あるとするとこれら根の1つが容易に見つかる。そし
て、更に
7等に増加すれば、得られる結合もますますよくなるは
ずであるが、そのような構造は設計や製造をますます複
雑にするだけで、結合度の改良はそのようにするだけの
価値がない。図示例を介して説明すると、次に5つの導
波路部を対称形に配置して積層部を構成した場合が考え
られる。この表記は図5に示されている。一般に励起さ
れる3つの偶数モード0,2,4の伝播定数は3次多項
式の根を見つけることで求められる。仮にβ3 =β1 で
あるとするとこれら根の1つが容易に見つかる。そし
て、更に
【数13】 と、
【数14】 であると仮定すると、次の伝播定数σ0 ,σ2 ,σ4 と
偶数モードの電界分布E0 ,E2 ,E4 が、
偶数モードの電界分布E0 ,E2 ,E4 が、
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】
【数20】 で求められる。入力電界Einは
【数21】 で中央に集中する。モード2と4の位相が180°だけ
変化することから、われわれは
変化することから、われわれは
【数22】 を得る。所要の位相変化を得るために長さLは
【数23】 を満足しなければならない。ここで、NとMは両方とも
奇数である。M=7で、長さLが
奇数である。M=7で、長さLが
【数24】 により与えられるとすると、式(23)の第2条件が満
足し、第1は可なり満足できるような値(1ではなくN
=0.97)を得る。伝播定数の式には無理数が含まれ
ているから両条件を正確に満足させることは不可能であ
る。もっと一般的な場合(すなわちβ3 =β1 )にはこ
れらの条件を満足させることが可能であるが、伝播定数
と電界分布の式がかなり複雑になる。
足し、第1は可なり満足できるような値(1ではなくN
=0.97)を得る。伝播定数の式には無理数が含まれ
ているから両条件を正確に満足させることは不可能であ
る。もっと一般的な場合(すなわちβ3 =β1 )にはこ
れらの条件を満足させることが可能であるが、伝播定数
と電界分布の式がかなり複雑になる。
【0013】例を介して説明したデバイスは導波路部を
対称形にした積層部を採用したが、本発明に係るデバイ
スにおいて必ずしもそうする必要がない。したがって、
設計では光を積層部に入れる導波路を積層部の一方に偏
らせて設けることが想定される。このような配列におい
ては積層部を被覆構造で基板導波路に設けることが可能
となる。これは積層部の製造を容易にするが設計が更に
複雑になる。本発明にかかるデバイスは光を基板導波路
から基板外の他の導波路に結合する特別な例を示してき
たが、他の応用例も想定できる。したがって、デバイス
は導波路ベンドを使用せずにスプリットパワーがデバイ
スの出力端で同相であるという特徴を持つパワースプリ
ッタデバイスとしての応用が可能である。
対称形にした積層部を採用したが、本発明に係るデバイ
スにおいて必ずしもそうする必要がない。したがって、
設計では光を積層部に入れる導波路を積層部の一方に偏
らせて設けることが想定される。このような配列におい
ては積層部を被覆構造で基板導波路に設けることが可能
となる。これは積層部の製造を容易にするが設計が更に
複雑になる。本発明にかかるデバイスは光を基板導波路
から基板外の他の導波路に結合する特別な例を示してき
たが、他の応用例も想定できる。したがって、デバイス
は導波路ベンドを使用せずにスプリットパワーがデバイ
スの出力端で同相であるという特徴を持つパワースプリ
ッタデバイスとしての応用が可能である。
【図1】デバイスの概略断面図である。
【図2】デバイス動作で起こる電界パターンの図であ
る。
る。
【図3】同じく、デバイス動作で起こる電場パターンの
図である。
図である。
【図4】図1のデバイス設計で用いられる原理の理解を
容易にする図である。
容易にする図である。
【図5】同じく採用原理の理解を容易にする図である。
11 基板 13 ストライプ 15 積層部 17 ストライプ 19 ストライプ 21 層 23 層 25 層 27 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェンス ブース 英国 エヌエヌ7 3イー2,ノーザムプ トンシア,ゲイトン,ベイカー ストリー ト,ザ バーチイズ (番地なし)
Claims (8)
- 【請求項1】 基板に設けた光導波路から成る光デバ
イスであって、該導波路長の一部は同一長さを有する結
合光導波路部の積層部の1つを形成し、該積層部は前記
導波路を伝播して該積層部の一端に入る所定周波数の光
波が前記積層部の他端で隣接各導波路で実質的に同位相
である光波を放つような長さであることを特徴とする光
デバイス。 - 【請求項2】 前記積層部他端の波も隣接各導波路部
で実質的に同一振幅であることを特徴とする請求項1記
載の光デバイス。 - 【請求項3】 前記積層部は奇数の導波路部から成
り、前記導波路の前記一部は前記積層部の中央部を構成
することを特徴とする請求項1又は2記載の光デバイ
ス。 - 【請求項4】 前記積層部は前記中央導波路部を中心
にして対称であることを特徴とする請求項3記載の光デ
バイス。 - 【請求項5】 前記奇数は3であることを特徴とする
請求項4記載の光デバイス。 - 【請求項6】 前記導波路部は前記基板の面に実質的
に垂直な方向で積層されていることを特徴とする前項い
ずれか1記載の光デバイス。 - 【請求項7】 前記積層部の他端は前記基板の端面で
あって、基板外の光導波路の一端が前記積層部の他端と
突き合わせ状態で配置され、前記積層部の他端から出る
光が基板外導波路に結合されるようになっていることを
特徴とする請求項6記載の光デバイス。 - 【請求項8】 前記基板外導波路は光ファイバである
ことを特徴とする請求項7記載の光デバイス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB939301052A GB9301052D0 (en) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | Optical devices |
GB9301052.8 | 1993-01-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06235843A true JPH06235843A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=10728991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5351542A Pending JPH06235843A (ja) | 1993-01-20 | 1993-12-29 | 光デバイス |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5432872A (ja) |
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