JP6233083B2 - 光素子 - Google Patents
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Description
図1を参照して、この発明の概要について説明する。図1は、本発明の実施形態である第1光素子を簡略化して示す模式図である。図1では第1光素子のコアのみを示し、クラッドの図示を省略する。
続いて、図1を参照して、第1光素子10の構造をより詳細に説明する。
次に、第1幅テーパ光導波路12の作用について、図3〜図4を参照して、より詳細に説明する。
1)チャネル型光導波路51〜53の横断面を、一辺が300nmの正方形状とした。
2)第1MMI光導波路14の幅を1.61μmとし、長さを150μmとし、厚みを300nmとした。
3)光素子10Bにおいて、第1幅テーパ光導波路12のテーパの長さを4μmとし、幅を300nmから1.13μmまで増加させた。
続いて、図5〜図8を参照して、本発明の別の実施形態の第2光素子について説明する。図5は、第2光素子の斜視図である。図5においては、光導波路を構成するコアは、クラッドに覆われており直接目視できないが、強調のために実線で示している。
主に図5を参照して、第1及び第2光素子10及び30に共通した構造について説明する。第1及び第2光素子10及び30は、共通平面8aの上側に設けられたコア7と、コア7の周囲に設けられたクラッド9とを備える光導波路で構成されている。
続いて、図5及び図6を参照して、第2幅テーパ光導波路20について説明する。図6は、第2光素子30の要部拡大平面図であり、クラッド9の図示を省略している。
次に、主に図6及び図7を参照して、第2光素子30が実質的に偏波無依存で、且つ光のロスが抑制されることについて説明する。
1)コア7の厚さを300nmとした。
2)第1幅テーパ光導波路12の一端面S1での幅を1202.5nmとした。これは、第1MMI光導波路14の幅の約74.7%である。
3)第1MMI光導波路14の長さを15μmとし、幅を1610nmとした。
4)変位Sb1の長さを−0.02μm〜+0.02μmまで変化させた。なお、変位Sb1の長さが負の場合は、光伝搬方向Rに沿って第1及び第2サブ幅テーパ光導波路20a及び20bの中心軸C20aとC20bとが接近することを示し、正の場合は、光伝搬方向Rに沿って第1及び第2サブ幅テーパ光導波路20a及び20bの中心軸C20aとC20bとが離間することを示す。
5)第2光素子30への入力光を、第1MMI光導波路14で偏波無依存性が達成される1530.5nmとした。
6)第3MMI光導波路18の長さD18は、μm単位で、式(4×(W1−0.8)/0.6+1)より求めた。
7)第2MMI光導波路16の長さD16は、μm単位で、式(4×(W1−0.8)/0.6+2)より求めた。
8)第2MMI光導波路16の幅を、Gの幅(300nm)+2×W1とした。これは、第2MMI光導波路16の幅を1.7μm〜2.9μmにすることに相当する。
9)第2幅テーパ光導波路20の長さD20は、4μmとした。
10)間隙Gの幅を、300nmとした。
続いて、図8(A)及び(B)を参照して、加入者系システムで用いられる波長が1.3μm及び1.49μmの光の波長分離に最適化した第2光素子30の波長分離特性について説明する。
1)上述の2波長で偏波無依存な波長分離を達成するために、第1MMI光導波路14の幅を1850nmとし、長さを50.5μmとした。
2)第1幅テーパ光導波路12の一端面S1における幅を1365nmとした。この幅は、第2MMI光導波路16の幅の約65%である。また、第1幅テーパ光導波路12のテーパの長さを2μmとした。
3)第2MMI光導波路16の幅を2100nmとし、長さを2μmとした。
4)第3MMI光導波路18の長さを4μmとした。
5)第1及び第2サブ幅テーパ光導波路20a及び20bの幅W1及びW2をそれぞれ900nmとし、変位Sb1を−100nmとした。つまり、第1及び第2サブ幅テーパ光導波路20a及び20bは、中心軸C2方向に傾いて設けられている。
6)間隙Gの幅を220nmとした。
1)第1幅テーパ光導波路12の一端面S1における幅を437nmとした。この幅は、第2MMI光導波路16の幅の約46%である。
2)上述の2波長で偏波無依存な波長分離を達成するために、第1MMI光導波路14の幅を950nmとし、長さを12μmとした。
3)第2MMI光導波路16の幅を1700nmとし、長さを2μmとした。
4)第3MMI光導波路18の長さを1.3μmとした。
5)第1及び第2サブ幅テーパ光導波路20a及び20bの幅W1及びW2をそれぞれ700nmとし、変位Sb1を−20nmとした。つまり、第1及び第2サブ幅テーパ光導波路20a及び20bは、中心軸C2方向に傾いて設けられている。
6)間隙Gの幅を250nmとした。
8 Si基板
8a 共通平面(Si基板8の主面)
9 クラッド
10 第1光素子
12 第1幅テーパ光導波路
14 第1多モード干渉光導波路
16 第2多モード干渉光導波路
18 第3多モード干渉光導波路
20 第2幅テーパ光導波路
20a 第1サブ幅テーパ光導波路
20b 第2サブ幅テーパ光導波路
30 第2光素子
51,52,53 チャネル型光導波路
54 出力用導波路
Claims (9)
- 共通平面の上側に、コアと、該コアの周囲に設けられたクラッドとを備える光導波路を有し、入力された波長の異なるi個(iは2以上の整数)の光を偏波無依存で合分波する光素子であって、
光伝搬方向に直角、且つ、前記共通平面に平行な長さを幅とするとき、
前記光素子が、
光伝搬方向に沿って、第1幅テーパ光導波路と、第1多モード干渉光導波路と、第2多モード干渉光導波路とを備え、
前記第1幅テーパ光導波路は、前記第1多モード干渉光導波路の一端面に接続され、前記第1多モード干渉光導波路とは反対側の端面に第1光入出力ポートを備え、
前記第1多モード干渉光導波路は、該第1多モード干渉光導波路に入力される光の、少なくとも0次モード光及び1次モード光を励起できる幅を有し、
前記第2多モード干渉光導波路は、該第2多モード干渉光導波路に入力される光の、少なくとも0次モード光、1次モード光及び2次モード光を励起できる幅を有し、前記第1多モード干渉光導波路とは反対側の端面に第2及び第3光入出力ポートを備え、
前記第1幅テーパ光導波路は、前記第1多モード干渉光導波路に向かうにつれて幅が拡大し、前記第1多モード干渉光導波路側の端面において前記第1多モード干渉光導波路の幅の1/2以上の幅を有し、前記第1多モード干渉光導波路の中心軸からずれた位置に設けられており、
前記第1多モード干渉光導波路において、前記0次モード光及び1次モード光のみを励起させることを特徴とする光素子。 - 前記第1幅テーパ光導波路の、前記第1多モード干渉光導波路側の端面における幅が、前記第1多モード干渉光導波路の幅の50〜80%の範囲の値であることを特徴とする請求項1に記載の光素子。
- 前記第1多モード干渉光導波路は、入力されたi個の前記光のそれぞれについて、TE波の0次モード光及び1次モード光の伝搬定数差と、TM波の0次モード光及び1次モード光の伝搬定数差とが等しくなるような幅を有し、
入力されたi個の前記光のそれぞれに対し、偶数又は奇数の干渉次数を付与し、偶数の干渉次数を有する光が、前記第2光入出力ポートから出力されるとき、奇数の干渉次数を有する光は、前記第3光入出力ポートから出力され、偶数の干渉次数を有する光が、前記第3光入出力ポートから出力されるとき、奇数の干渉次数を有する光は、前記第2光入出力ポートから出力されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光素子。 - 前記第1及び第2多モード干渉光導波路の間に第3多モード干渉光導波路が設けられており、
前記第3多モード干渉光導波路は、前記第1多モード干渉光導波路から、前記第2多モード干渉光導波路に向かうにつれて幅が拡大し、
前記第3多モード干渉光導波路は、該第3多モード干渉光導波路に入力されるi個の前記光の、0次モード光、1次モード及び2次モード光を少なくとも励起できる幅を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の光素子。 - 前記第2及び第3多モード干渉光導波路の光伝搬方向に沿った長さの和は、該第2及び第3多モード干渉光導波路に入力されたi個の前記光の0次モード光と1次モード光のビート長の1/4以下であり、且つ、前記0次モード光と2次モード光との間の位相差がπとなるように設定されることを特徴とする請求項4に記載の光素子。
- 前記第2及び第3光入出力ポートに、第1及び第2サブ幅テーパ光導波路を備えた第2幅テーパ光導波路が接続されており、
前記第1及び第2サブ幅テーパ光導波路は、前記第2多モード干渉光導波路から離間するにつれて幅が縮小するとともに、
それぞれの中心軸が、前記第1及び第2サブ幅テーパ光導波路を伝搬する光の波面の方向と一致するように設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光素子。 - 前記第1多モード干渉光導波路が、前記一端面と前記他端面との間を接続する第1及び第2側面を備え、
前記一端面における前記第1幅テーパ光導波路の端部と、前記第1及び第2側面の何れかとの距離が0(ゼロ)であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の光素子。 - 前記コアがSiであり、前記クラッドが、前記コアの屈折率の71.4%未満の屈折率を有する材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の光素子。
- 前記iが2であることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の光素子。
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