JPH062351U - 光ファイバースクリーンの視認角度を拡大 する構造 - Google Patents

光ファイバースクリーンの視認角度を拡大 する構造

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Publication number
JPH062351U
JPH062351U JP052013U JP5201392U JPH062351U JP H062351 U JPH062351 U JP H062351U JP 052013 U JP052013 U JP 052013U JP 5201392 U JP5201392 U JP 5201392U JP H062351 U JPH062351 U JP H062351U
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JP
Japan
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optical fiber
screen
light
viewing angle
fiber screen
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Application number
JP052013U
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English (en)
Inventor
政文 竹迫
Original Assignee
株式会社ミント
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバースクリーンの視認角度を拡大す
るとともに、映像の良好なコントラスト比を確保する。 【構成】 スクリーン基板の表面に、横列または縦列の
連続した溝部を、あるいは独立した溝部を設け、その溝
部にレンチキュラーレンズ等の光拡散板を嵌着するもの
である。又、視認角度をさらに拡大するために、光拡散
板の光透過面以外に鏡面加工を施すものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂製の光ファイバーを用いて、ビデオプロジェクター等の光源か ら光ファイバーの集束面に投影した映像を、その集束面と同配列で拡大配設した スクリーン部で発光させる光ファイバースクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバースクリーンの視認角度は、光ファイバーの発光端面を研磨 処理しただけの場合は、その特性から上下それぞれ60°の範囲が限界であった 。また、発光端面に乱反射を発生させる光拡散体を固着したり、光拡散塗料を塗 布する方法があるが、発光部の輝度が著しく低下したり、コントラスト比の悪化 をもたらす等、実用上に問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、発光部の輝度低下を極力抑えながら、左右あるいは上下の視認角度 を拡大し、なおかつ映像識別に重要なコントラスト比を損なわないことを課題と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、光ファイバースクリーンの視認角度を拡大するため、スクリーン基 板の表面に、横列または縦列の連続した溝部を、あるいは独立した溝部を設け、 その溝部にレンチキュラーレンズ等の光拡散板を嵌着するものである。又、視認 角度をさらに拡大するために、光拡散板の光透過面以外に鏡面加工を施すもので ある。
【0005】
【実施例】
図1をもちいて本考案の1実施例を説明する。黒色艶消し素材あるいは黒色艶 消し塗装のスクリーン基板1の表面には光ファイバー出射端3の列に沿って平行 に溝部4が設けてある。溝部4の幅は使用ファイバー径の5〜6倍程度が望まし く、深さは光拡散板の厚さと同一とする。この溝部4に図1(C)に示すように 光拡散板5が嵌着される。 本考案で使用する光拡散板は光透過率の良い、例えば透明のレンチキュラーレ ンズを用いる。
【0006】 このように構成された光ファイバースクリーンは、透明の光拡散板の効果によ り光ファイバー出射端3から出射された光はほとんど減衰することなくスクリー ン前面に拡散され、視認角度の拡大をもたらす。
【0007】 又、別の実施例では図2に示すように、溝部4′をファイバー出射端3毎にそ れぞれ独立して設け、その溝部4′にスクリーン基板1の表面と面一になるよう に光拡散板5′が嵌着される。この実施例ではスクリーン基板の表面に表れる黒 色部分が前の実施例より多く、映像のコントラスト比がさらに良好となる。
【0008】 さらに、別の実施例では図3に示すように、光拡散板5の光透過面以外の部分 を鏡面6とすることにより、さらなる視認角度の拡大が得られる。
【考案の効果】
以上説明したように本考案の光ファイバースクリーンの視認角度を拡大する構 造によれば、以下のような効果がある。
【0009】 (1)従来、光ファイバースクリーンの特性により得られにくかった視認角度 を拡大することができる。
【0010】 (2)光透過率のよい光拡散板によりファイバー出射端から出射される光を拡 散するので、乱反射による拡散より発光効率がよく、乱反射方式に比べ高輝度の 光源(ビデオプロジェクター等)を必要としない。
【0011】 (3)スクリーン基板の表面に表れる黒色部分により映像のコントラスト比が 良好となる。
【0012】 (4)光拡散板としてレンチキュラーレンズを用いる場合は、拡散の方向が左 右または上下の一方向しか得られないが、光透過面以外の面に鏡面処理を施すこ とにより上下左右いずれの方向にも視認角度が拡大する。
【0013】 (5)光ファイバーの出射端がスクリーン基板の奥部にあるので、照明等の外 光が遮られ映像のコントラスト比はさらに良好となる。
【0014】 (6)本考案による光ファイバースクリーン製作時には、溝部に光拡散板を嵌 着するだけでよく、作業効率が極めてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本考案の1実施例の一部の側断面図であ
る。 (B)本考案の1実施例の一部正面図である。 (C)本考案の1実施例の一部の組み立て説明斜視図で
ある。
【図2】(A)本考案の別の実施例の斜視図である。 (B)本考案の別の実施例の斜視図である。
【図3】従来の光ファイバースクリーンの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 スクリーン基板 2 光ファイバー 3 光ファイバー出射端 4 溝部 4′溝部 5 光拡散板 5′光拡散板 6 鏡面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集束面に投影した映像をスクリーンに拡
    大して発光させる光ファイバースクリーンにおいて、該
    スクリーン基板の表面に設けた一列の凹状の溝部に光フ
    ァイバー出射端を覆うように、レンチキュラーレンズ等
    の光拡散板を嵌着して成る光ファイバースクリーンの構
  2. 【請求項2】 スクリーン基板の表面に独立した凹状の
    溝部を設けた請求項1記載の光ファイバースクリーンの
    構造
  3. 【請求項3】 光拡散板の光透過面以外に鏡面加工を施
    した請求項1あるいは請求項2記載の光ファイバースク
    リーンの構造
JP052013U 1992-06-16 1992-06-16 光ファイバースクリーンの視認角度を拡大 する構造 Pending JPH062351U (ja)

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JPH062351U true JPH062351U (ja) 1994-01-14

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ID=12902942

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63102995U (ja) * 1986-12-23 1988-07-04
JPH07318708A (ja) * 1994-03-29 1995-12-08 Toray Ind Inc 光透過型光拡散シート並びに画像表示装置およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63102995U (ja) * 1986-12-23 1988-07-04
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