JPH06234729A - 新規なnーアシルーアリールスルホン酸アミド及びそれを使用した感熱記録シート - Google Patents
新規なnーアシルーアリールスルホン酸アミド及びそれを使用した感熱記録シートInfo
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- JPH06234729A JPH06234729A JP5020880A JP2088093A JPH06234729A JP H06234729 A JPH06234729 A JP H06234729A JP 5020880 A JP5020880 A JP 5020880A JP 2088093 A JP2088093 A JP 2088093A JP H06234729 A JPH06234729 A JP H06234729A
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- hydroxyphenyl
- hydroxy
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 顕色剤、一般式(I)の安定剤を含有する発
色層を設けた感熱記録シート。 【化1】
色層を設けた感熱記録シート。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なN−アシル−アリ
ールスルホン酸アミド並びにこの化合物を安定剤とする
感熱記録シートに関するものである。
ールスルホン酸アミド並びにこの化合物を安定剤とする
感熱記録シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に感熱記録シートは通常無色ないし
淡色の塩基性無色染料とフェノール性物質等の有機顕色
剤とを、それぞれ微細な粒子に磨砕分散した後両者を混
合し、バインダー、充填剤、感度向上剤、滑剤その他の
助剤を添加して得た塗液を紙、合成紙、フィルム、プラ
スチック等の支持体に塗工したもので、熱ペン、感熱ヘ
ッド、ホットスタンプ、レーザー光等の加熱による瞬時
の化学反応により発色記録を得るものである。
淡色の塩基性無色染料とフェノール性物質等の有機顕色
剤とを、それぞれ微細な粒子に磨砕分散した後両者を混
合し、バインダー、充填剤、感度向上剤、滑剤その他の
助剤を添加して得た塗液を紙、合成紙、フィルム、プラ
スチック等の支持体に塗工したもので、熱ペン、感熱ヘ
ッド、ホットスタンプ、レーザー光等の加熱による瞬時
の化学反応により発色記録を得るものである。
【0003】これらの感熱記録シートは計測用レコーダ
ー、コンピューターの端末プリンター、ファクシミリ、
自動券売機、バーコードラベルなど広範囲の分野に応用
されているが、最近はこれら記録装置の多様化、高性能
化が進められるに従って、感熱記録シートに対する要求
品質もより高度なものとなっている。例えば、記録の高
速化に伴ない微小な熱エネルギーでも高濃度で鮮明な発
色画像が得られることが要求され、かつ他方で耐光性、
耐候性及び耐油性といった保存性の優れた感熱記録シー
トが要求されている。
ー、コンピューターの端末プリンター、ファクシミリ、
自動券売機、バーコードラベルなど広範囲の分野に応用
されているが、最近はこれら記録装置の多様化、高性能
化が進められるに従って、感熱記録シートに対する要求
品質もより高度なものとなっている。例えば、記録の高
速化に伴ない微小な熱エネルギーでも高濃度で鮮明な発
色画像が得られることが要求され、かつ他方で耐光性、
耐候性及び耐油性といった保存性の優れた感熱記録シー
トが要求されている。
【0004】感熱記録シートの従来例としては、例えば
特公昭43−4160号公報又は特公昭45−1403
9号公報に開示の感熱記録材料が挙げられるが、このよ
うな従来の感熱記録材料は、例えば熱応答性が低く、高
速記録の際十分な発色濃度が得られなかった。
特公昭43−4160号公報又は特公昭45−1403
9号公報に開示の感熱記録材料が挙げられるが、このよ
うな従来の感熱記録材料は、例えば熱応答性が低く、高
速記録の際十分な発色濃度が得られなかった。
【0005】かかる欠点を改善する方法として、ロイコ
染料として3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオランを用いる(特開
昭49−109120号公報)、3−ジブチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオランを用いる(特開昭
59−190891号公報)などの高感度染料の開発が
なされ、また顕色剤として、発色性のよい物質1,7−
ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオキ
サヘプタン(特開昭59−106456号公報)、1,
5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサ
ヘプタン(特開昭59−116262号公報)、4−ヒ
ドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホン
(特公昭63−46067号公報)を用いることにより
高速化、高感度化を図る技術が開示されている。
染料として3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオランを用いる(特開
昭49−109120号公報)、3−ジブチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオランを用いる(特開昭
59−190891号公報)などの高感度染料の開発が
なされ、また顕色剤として、発色性のよい物質1,7−
ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオキ
サヘプタン(特開昭59−106456号公報)、1,
5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサ
ヘプタン(特開昭59−116262号公報)、4−ヒ
ドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホン
(特公昭63−46067号公報)を用いることにより
高速化、高感度化を図る技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の感熱記録シートには、高感度ではあるが、一般に高温
下に保存すると画像濃度の低下を起こしてしまうといっ
た耐熱性に問題がある。
の感熱記録シートには、高感度ではあるが、一般に高温
下に保存すると画像濃度の低下を起こしてしまうといっ
た耐熱性に問題がある。
【0007】さらに、その記録画像の保存安定性が著し
く悪いために、発色画像上に水又は皮脂成分が付着した
り、塩ビフィルム等のラップフィルムに含まれる可塑剤
(DOP,DOA等)と接触すると画像濃度の著しい低
下や消色が起こるなどの欠点が依然として残されてい
る。
く悪いために、発色画像上に水又は皮脂成分が付着した
り、塩ビフィルム等のラップフィルムに含まれる可塑剤
(DOP,DOA等)と接触すると画像濃度の著しい低
下や消色が起こるなどの欠点が依然として残されてい
る。
【0008】本発明の目的は、新規なN−アシル−アリ
ールスルホン酸アミドを使用すること並びにこの化合物
を安定剤として使用することにより、高感度で耐熱性、
耐水性、耐油性に優れた感熱記録シートを提供すること
にある。
ールスルホン酸アミドを使用すること並びにこの化合物
を安定剤として使用することにより、高感度で耐熱性、
耐水性、耐油性に優れた感熱記録シートを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる新規なN
−アシル−アリールスルホン酸アミドは、下記一般式
(I)で表わされる。
−アシル−アリールスルホン酸アミドは、下記一般式
(I)で表わされる。
【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 は水素
原子、C1 〜C4 のアルキル基、C1 〜C4 のアルコキ
シ基、ヒドロキシ基、シアノ基又はニトロ基を示す。
又、R1 とR2 又はR4 とR5 は互いに結合し芳香環を
形成してもよい。AはC1 以上の飽和又は不飽和炭化水
素鎖を示す。但し、R1 、R2 及びR3 がいずれも水素
原子であってかつAがメチレンの場合は、R4 、R5 及
びR6 が同時に水素原子となることはない。又、R1 及
びR2 がいずれも水素原子、R3 がメチル基であってか
つAがメチレンの場合は、R4 及びR5 がいずれも水素
原子、R6 がメトキシ基又はニトロ基となることはな
い。)
原子、C1 〜C4 のアルキル基、C1 〜C4 のアルコキ
シ基、ヒドロキシ基、シアノ基又はニトロ基を示す。
又、R1 とR2 又はR4 とR5 は互いに結合し芳香環を
形成してもよい。AはC1 以上の飽和又は不飽和炭化水
素鎖を示す。但し、R1 、R2 及びR3 がいずれも水素
原子であってかつAがメチレンの場合は、R4 、R5 及
びR6 が同時に水素原子となることはない。又、R1 及
びR2 がいずれも水素原子、R3 がメチル基であってか
つAがメチレンの場合は、R4 及びR5 がいずれも水素
原子、R6 がメトキシ基又はニトロ基となることはな
い。)
【0010】この化合物は置換又は未置換芳香族スルホ
ンアミドとアリールアルカノイルクロライドとを反応さ
せることにより容易に製造することができる。
ンアミドとアリールアルカノイルクロライドとを反応さ
せることにより容易に製造することができる。
【0011】本発明は、感熱発色層中に安定剤として一
般式(I)で示される特定のN−アシル−アリールスルホ
ン酸アミドを含有させることにより、上記の課題を一挙
に解決したものである。
般式(I)で示される特定のN−アシル−アリールスルホ
ン酸アミドを含有させることにより、上記の課題を一挙
に解決したものである。
【0012】本発明において、安定剤として使用するN
−アシル−アリールスルホン酸アミドは、下記のものを
例示することができるが、これらに限定されるものでは
ない。
−アシル−アリールスルホン酸アミドは、下記のものを
例示することができるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0013】N−(4−メチルフェニルアセチル)ベン
ゼンスルホンアミド、N−(4−エチルフェニルアセチ
ル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−n−プロピル
フェニルアセチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4
−iso−プロピルフェニルアセチル)ベンゼンスルホ
ンアミド、N−(4−tert−ブチルフェニルアセチ
ル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ジフェニルア
セチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ヒドロキ
シフェニルアセチル)ベンゼンスルホンアミド、N−
(4−メトキシフェニルアセチル)ベンゼンスルホンア
ミド、N−(3−メチルフェニルアセチル)ベンゼンス
ルホンアミド、N−(3−iso−プロピルフェニルア
セチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(3−メトキシ
フェニルアセチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4
−メチルフェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミ
ド、N−(4−エチルフェニルアセチル)p−トルエン
スルホンアミド、N−(4−n−プロピルフェニルアセ
チル)p−トルエンスルホンアミド、N−(4−iso
−プロピルフェニルアセチル)p−トルエンスルホンア
ミド、N−(4−tert−ブチルフェニルアセチル)
p−トルエンスルホンアミド、N−(4−ジフェニルア
セチル)p−トルエンスルホンアミド、N−(4−ヒド
ロキシフェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミ
ド、N−(3−メチルフェニルアセチル)p−トルエン
スルホンアミド、N−(3−エチルフェニルアセチル)
p−トルエンスルホンアミド、N−(3−n−プロピル
フェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミド、N−
(3−iso−プロピルフェニルアセチル)p−トルエ
ンスルホンアミド、N−(3−tert−ブチルフェニ
ルアセチル)p−トルエンスルホンアミド、N−(3−
ジフェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミド、N
−(3−ヒドロキシフェニルアセチル)p−トルエンス
ルホンアミド、N−(3−フェニルプロピオニル)p−
トルエンスルホンアミド、N−[(3−メチルフェニル
プロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N−
(3−エチルフェニルプロピオニル))p−トルエンス
ルホンアミド、N−[3−(4−ヒドロキシフェニルプ
ロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N−[3
−(3−ヒドロキシフェニルプロピオニル)]p−トル
エンスルホンアミド、N−[3−(4−メトキシフェニ
ルプロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N−
[3−(3−メトキシフェニルプロピオニル)]p−ト
ルエンスルホンアミド、N−[3−(4−エトキシフェ
ニルプロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N
−[3−(3−エトキシフェニルプロピオニル)]p−
トルエンスルホンアミド、N−シンナモイル−p−トル
エンスルホンアミド、N−(3−フェニルプロピオニ
ル)ベンゼンスルホンアミド、N−[3−(4−メチル
フェニルプロピオニル)]ベンゼンスルホンアミド、N
−[3−(3−ヒドロキシフェニルプロピオニル)]ベ
ンゼンスルホンアミド、N−[3−(4−ヒドロキシフ
ェニルプロピオニル)]ベンゼンスルホンアミド、N−
[3−(3−メトキシフェニルプロピオニル)]ベンゼ
ンスルホンアミド、N−[3−(4−メトキシフェニル
プロピオニル)]ベンゼンスルホンアミド、N−[3−
(3−エトキシフェニルプロピオニル)]ベンゼンスル
ホンアミド、N−[3−(4−エトキシフェニルプロピ
オニル)]ベンゼンスルホンアミド、N−シンナモイル
−ベンゼンスルホンアミド、N−フェニルアセチル−p
−メトキシベンゼンスルホンアミド、N−(4−メチル
フェニルアセチル)p−メトキシベンゼンスルホンアミ
ド、N−(4−ヒドロキシフェニルアセチル)p−エト
キシベンゼンスルホンアミド、N−(4−メトキシフェ
ニルアセチル)p−iso−プロポキシベンゼンスルホ
ンアミド、N−(3−メチルフェニルアセチル)p−メ
トキシベンゼンスルホンアミド、N−(3−ヒドロキシ
フェニルアセチル)p−メトキシベンゼンスルホンアミ
ド、N−(3−メトキシフェニルアセチル)p−メトキ
シベンゼンスルホンアミド、N−フェニルアセチル−ナ
フタレンスルホンアミド、N−(3−フェニルプロピオ
ニル)ナフタレンスルホンアミド、N−[3−(4−メ
チルフェニルプロピオニル)]ナフタレンスルホンアミ
ド、N−[3−(3−メチルフェニルプロピオニル)]
ナフタレンスルホンアミド、N−[3−(4−ヒドロキ
シフェニルプロピオニル)]ナフタレンスルホンアミ
ド、N−[3−(4−メトキシフェニルプロピオニ
ル)]ナフタレンスルホンアミド、N−[3−(3−エ
トキシフェニルプロピオニル)]ナフタレンスルホンア
ミド、N−シンナモイル−ナフタレンスルホンアミド、
N−フェニルアセチルオキシ−4−ヒドロキシベンゼン
スルホンアミド、N−(4−メチルフェニルアセチルオ
キシ)−4−ヒドロキシベンゼンスルホンアミド、N−
(3−メチルフェニルアセチルオキシ)−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホンアミド、N−フェニルプロピオニル
オキシ−4−ヒドロキシベンゼンスルホンアミド、N−
[3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ブチ
ルフェニル)プロピオニルオキシ]−4−ヒドロキシベ
ンゼンスルホンアミド、N−シンナモイルオキシ−4−
ヒドロキシベンゼンスルホンアミドなどが挙げられる。
ゼンスルホンアミド、N−(4−エチルフェニルアセチ
ル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−n−プロピル
フェニルアセチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4
−iso−プロピルフェニルアセチル)ベンゼンスルホ
ンアミド、N−(4−tert−ブチルフェニルアセチ
ル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ジフェニルア
セチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4−ヒドロキ
シフェニルアセチル)ベンゼンスルホンアミド、N−
(4−メトキシフェニルアセチル)ベンゼンスルホンア
ミド、N−(3−メチルフェニルアセチル)ベンゼンス
ルホンアミド、N−(3−iso−プロピルフェニルア
セチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(3−メトキシ
フェニルアセチル)ベンゼンスルホンアミド、N−(4
−メチルフェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミ
ド、N−(4−エチルフェニルアセチル)p−トルエン
スルホンアミド、N−(4−n−プロピルフェニルアセ
チル)p−トルエンスルホンアミド、N−(4−iso
−プロピルフェニルアセチル)p−トルエンスルホンア
ミド、N−(4−tert−ブチルフェニルアセチル)
p−トルエンスルホンアミド、N−(4−ジフェニルア
セチル)p−トルエンスルホンアミド、N−(4−ヒド
ロキシフェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミ
ド、N−(3−メチルフェニルアセチル)p−トルエン
スルホンアミド、N−(3−エチルフェニルアセチル)
p−トルエンスルホンアミド、N−(3−n−プロピル
フェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミド、N−
(3−iso−プロピルフェニルアセチル)p−トルエ
ンスルホンアミド、N−(3−tert−ブチルフェニ
ルアセチル)p−トルエンスルホンアミド、N−(3−
ジフェニルアセチル)p−トルエンスルホンアミド、N
−(3−ヒドロキシフェニルアセチル)p−トルエンス
ルホンアミド、N−(3−フェニルプロピオニル)p−
トルエンスルホンアミド、N−[(3−メチルフェニル
プロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N−
(3−エチルフェニルプロピオニル))p−トルエンス
ルホンアミド、N−[3−(4−ヒドロキシフェニルプ
ロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N−[3
−(3−ヒドロキシフェニルプロピオニル)]p−トル
エンスルホンアミド、N−[3−(4−メトキシフェニ
ルプロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N−
[3−(3−メトキシフェニルプロピオニル)]p−ト
ルエンスルホンアミド、N−[3−(4−エトキシフェ
ニルプロピオニル)]p−トルエンスルホンアミド、N
−[3−(3−エトキシフェニルプロピオニル)]p−
トルエンスルホンアミド、N−シンナモイル−p−トル
エンスルホンアミド、N−(3−フェニルプロピオニ
ル)ベンゼンスルホンアミド、N−[3−(4−メチル
フェニルプロピオニル)]ベンゼンスルホンアミド、N
−[3−(3−ヒドロキシフェニルプロピオニル)]ベ
ンゼンスルホンアミド、N−[3−(4−ヒドロキシフ
ェニルプロピオニル)]ベンゼンスルホンアミド、N−
[3−(3−メトキシフェニルプロピオニル)]ベンゼ
ンスルホンアミド、N−[3−(4−メトキシフェニル
プロピオニル)]ベンゼンスルホンアミド、N−[3−
(3−エトキシフェニルプロピオニル)]ベンゼンスル
ホンアミド、N−[3−(4−エトキシフェニルプロピ
オニル)]ベンゼンスルホンアミド、N−シンナモイル
−ベンゼンスルホンアミド、N−フェニルアセチル−p
−メトキシベンゼンスルホンアミド、N−(4−メチル
フェニルアセチル)p−メトキシベンゼンスルホンアミ
ド、N−(4−ヒドロキシフェニルアセチル)p−エト
キシベンゼンスルホンアミド、N−(4−メトキシフェ
ニルアセチル)p−iso−プロポキシベンゼンスルホ
ンアミド、N−(3−メチルフェニルアセチル)p−メ
トキシベンゼンスルホンアミド、N−(3−ヒドロキシ
フェニルアセチル)p−メトキシベンゼンスルホンアミ
ド、N−(3−メトキシフェニルアセチル)p−メトキ
シベンゼンスルホンアミド、N−フェニルアセチル−ナ
フタレンスルホンアミド、N−(3−フェニルプロピオ
ニル)ナフタレンスルホンアミド、N−[3−(4−メ
チルフェニルプロピオニル)]ナフタレンスルホンアミ
ド、N−[3−(3−メチルフェニルプロピオニル)]
ナフタレンスルホンアミド、N−[3−(4−ヒドロキ
シフェニルプロピオニル)]ナフタレンスルホンアミ
ド、N−[3−(4−メトキシフェニルプロピオニ
ル)]ナフタレンスルホンアミド、N−[3−(3−エ
トキシフェニルプロピオニル)]ナフタレンスルホンア
ミド、N−シンナモイル−ナフタレンスルホンアミド、
N−フェニルアセチルオキシ−4−ヒドロキシベンゼン
スルホンアミド、N−(4−メチルフェニルアセチルオ
キシ)−4−ヒドロキシベンゼンスルホンアミド、N−
(3−メチルフェニルアセチルオキシ)−4−ヒドロキ
シベンゼンスルホンアミド、N−フェニルプロピオニル
オキシ−4−ヒドロキシベンゼンスルホンアミド、N−
[3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ブチ
ルフェニル)プロピオニルオキシ]−4−ヒドロキシベ
ンゼンスルホンアミド、N−シンナモイルオキシ−4−
ヒドロキシベンゼンスルホンアミドなどが挙げられる。
【0014】上記のN−アシル−アリールスルホン酸ア
ミドは単独或いは必要に応じて2種以上併用することが
できる。
ミドは単独或いは必要に応じて2種以上併用することが
できる。
【0015】本発明では有機顕色剤として、ビスフェノ
ールA類、4−ヒドロキシ安息香酸エステル類、4−ヒ
ドロキシフタル酸ジエステル類、フタル酸モノエステル
類、ビス−(ヒドロキシフェニル)スルフィド類、4−
ヒドロキシフェニルアリールスルホン類、4−ヒドロキ
シフェニルアリールスルホナート類、1,3−ジ[2−
(ヒドロキシフェニル)−2−プロピル]−ベンゼン
類、4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エステ
ル、ビスフェノールスルホン類が例示される。以下にこ
れらの具体例を示す。
ールA類、4−ヒドロキシ安息香酸エステル類、4−ヒ
ドロキシフタル酸ジエステル類、フタル酸モノエステル
類、ビス−(ヒドロキシフェニル)スルフィド類、4−
ヒドロキシフェニルアリールスルホン類、4−ヒドロキ
シフェニルアリールスルホナート類、1,3−ジ[2−
(ヒドロキシフェニル)−2−プロピル]−ベンゼン
類、4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エステ
ル、ビスフェノールスルホン類が例示される。以下にこ
れらの具体例を示す。
【0016】ビスフェノールA類 4,4′−イソプロピリデンジフェノール(別名:ビス
フェノールA) 4,4′−シクロヘキシリデンジフェノール p,p′−(1−メチル−ノルマルヘキシリデン)ジフ
ェノール 1,7−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−
ジオキサヘプタン
フェノールA) 4,4′−シクロヘキシリデンジフェノール p,p′−(1−メチル−ノルマルヘキシリデン)ジフ
ェノール 1,7−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−
ジオキサヘプタン
【0017】4−ヒドロキシ安息香酸エステル類 4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシ安息香酸イソブチル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルベンジル
【0018】4−ヒドロキシフタル酸ジエステル類 4−ヒドロキシフタル酸ジメチル 4−ヒドロキシフタル酸ジイソプロピル 4−ヒドロキシフタル酸ジベンジル 4−ヒドロキシフタル酸ジヘキシル
【0019】フタル酸モノエステル類 フタル酸モノベンジルエステル フタル酸モノシクロヘキシルエステル フタル酸モノフェニルエステル フタル酸モノメチルフェニルエステル フタル酸モノエチルフェニルエステル フタル酸モノプロピルベンジルエステル フタル酸モノハロゲンベンジルエステル フタル酸モノエトキシベンジルエステル
【0020】ビス−(ヒドロキシフェニル)スルフィド
類 ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−6−
メチルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−エチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−イソプロピ
ルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジイソプロピルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(2,4,5−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−シクロヘキシル−5−メ
チルフェニル)スルフィド ビス−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4,5−ジヒドロキシ−2−tert−ブチル
フェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジフェニルフェニ
ル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−tert−オクチル−5
−メチルフェニル)スルフィド
類 ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−6−
メチルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−エチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−イソプロピ
ルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジイソプロピルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(2,4,5−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−シクロヘキシル−5−メ
チルフェニル)スルフィド ビス−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4,5−ジヒドロキシ−2−tert−ブチル
フェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジフェニルフェニ
ル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−tert−オクチル−5
−メチルフェニル)スルフィド
【0021】4−ヒドロキシフェニルアリールスルホン
類 4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスル
ホン 4−ヒドロキシ−4′−プロポキシジフェニルスルホン 4−ヒドロキシ−4′−n−ブチルオキシジフェニルス
ルホン 4−ヒドロキシ−4′−n−プロポキシジフェニルスル
ホン
類 4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスル
ホン 4−ヒドロキシ−4′−プロポキシジフェニルスルホン 4−ヒドロキシ−4′−n−ブチルオキシジフェニルス
ルホン 4−ヒドロキシ−4′−n−プロポキシジフェニルスル
ホン
【0022】4−ヒドロキシフェニルアリールスルホナ
ート類 4−ヒドロキシフェニルベンゼンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−トリルスルホナート 4−ヒドロキシフェニルメチレンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−クロルベンゼンスルホナ
ート 4−ヒドロキシフェニル−p−tert−ブチルベンゼ
ンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−イソプロポキシベンゼン
スルホナート 4−ヒドロキシフェニル−1′−ナフタリンスルホナー
ト 4−ヒドロキシフェニル−2′−ナフタリンスルホナー
ト
ート類 4−ヒドロキシフェニルベンゼンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−トリルスルホナート 4−ヒドロキシフェニルメチレンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−クロルベンゼンスルホナ
ート 4−ヒドロキシフェニル−p−tert−ブチルベンゼ
ンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−イソプロポキシベンゼン
スルホナート 4−ヒドロキシフェニル−1′−ナフタリンスルホナー
ト 4−ヒドロキシフェニル−2′−ナフタリンスルホナー
ト
【0023】1,3−ジ[2−(ヒドロキシフェニル)
−2−プロピル]ベンゼン類 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プ
ロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェ
ニル)−2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−
2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)−2−プロピル]ベンゼン
−2−プロピル]ベンゼン類 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プ
ロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェ
ニル)−2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−
2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)−2−プロピル]ベンゼン
【0024】レゾルシノール類 1,3−ジヒドロキシ−6(α,α−ジメチルベンジ
ル)−ベンゼン
ル)−ベンゼン
【0025】4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸
エステル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸メチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸tert−ブ
チル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ヘキシル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸オクチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ノニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸シクロヘキシ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−フェネチ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸フェニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸α−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸sec−ブチ
ル
エステル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸メチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸tert−ブ
チル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ヘキシル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸オクチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ノニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸シクロヘキシ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−フェネチ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸フェニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸α−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸sec−ブチ
ル
【0026】ビスフェノールスルホン類(I) ビス−(3−1−ブチル−4−ヒドロキシ−6−メチル
フェニル)スルホン ビス−(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−プロピル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−クロル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス(2,3−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−エチル−4′−ヒドロ
キシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−secブチル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 3−クロル−4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロ
ピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−アミノフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−イソプロピルフェニル−4′
−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル−4′−ヒ
ドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−クロ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−イソ
プロピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−クロ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−イソ
プロピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−2′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン
フェニル)スルホン ビス−(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−プロピル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−クロル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス(2,3−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−エチル−4′−ヒドロ
キシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−secブチル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 3−クロル−4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロ
ピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−アミノフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−イソプロピルフェニル−4′
−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル−4′−ヒ
ドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−クロ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−イソ
プロピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−クロ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−イソ
プロピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−2′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン
【0027】ビスフェノールスルホン酸(II) 4,4′−スルホニルジフェノール 2,4′−スルホニルジフェノール 3,3′−ジクロル−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′−ジブロモ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′,5,5′−テトラブロモ−4,4′−スルホ
ニルジフェノール 3,3′−ジアミノ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル
ル 3,3′−ジブロモ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′,5,5′−テトラブロモ−4,4′−スルホ
ニルジフェノール 3,3′−ジアミノ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル
【0028】その他 p−tert−ブチルフェノール 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン ノボラック型フェノール樹脂 4−ヒドロキシアセトフェノン p−フェニルフェノール ベンジル−4−ヒドロキシフェニルアセテート p−ベンジルフェノール
【0029】本発明で使用する塩基性無色染料としては
特に制限されるものではないが、トリフェニルメタン
系、フルオラン系、フルオレン系、ジビニル系等が好ま
しく、以下にこれらの具体例を示す。
特に制限されるものではないが、トリフェニルメタン
系、フルオラン系、フルオレン系、ジビニル系等が好ま
しく、以下にこれらの具体例を示す。
【0030】トリフェニルメタン系ロイコ染料 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド[別名クリスタル・バイオレット
・ラクトン]
メチルアミノフタリド[別名クリスタル・バイオレット
・ラクトン]
【0031】フルオラン系ロイコ染料(I) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン 3−N−n−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−N−n−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリ
ノ)フルオラン 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−クロルフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−フルオラン 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[a]−フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン 2−(4−オキソ−ヘキシル)−3−ジメチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキソ−ヘキシル)−3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキソ−ヘキシル)−3−ジプロピルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン
ラン 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン 3−N−n−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−N−n−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリ
ノ)フルオラン 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−クロルフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−フルオラン 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[a]−フルオラン 3−n−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン 2−(4−オキソ−ヘキシル)−3−ジメチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキソ−ヘキシル)−3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキソ−ヘキシル)−3−ジプロピルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン
【0032】フルオレン系ロイコ染料 3,6,6′−トリス(ジメチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3′−フタリド] 3,6,6′−トリス(ジエチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3′−フタリド]
オレン−9,3′−フタリド] 3,6,6′−トリス(ジエチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3′−フタリド]
【0033】フルオラン系ロイコ染料(II) 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−クロル−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン
アミノアニリノフルオラン 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−クロル−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン
【0034】ジビニル系ロイコ染料 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラブロモフタリド 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド 3,3−ビス−[1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド 3,3−ビス−[1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル]−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラブロモフタリド 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド 3,3−ビス−[1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド 3,3−ビス−[1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル]−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド
【0035】その他 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジニトリルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2−
β−ナフトイルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジアセチルエタン ビス−[2,2,2´,2´−テトラキス−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−エテニル]−メチルマロン酸ジ
メチルエステル
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジニトリルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2−
β−ナフトイルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジアセチルエタン ビス−[2,2,2´,2´−テトラキス−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−エテニル]−メチルマロン酸ジ
メチルエステル
【0036】これらの染料は単独又は2種以上混合して
使用できる。
使用できる。
【0037】さらに増感剤として、ステアリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アマイド、エチレン
ビスアマイド、モンタン系ワックス、ポリエチレンワッ
クス、テレフタル酸ジベンジル、p−ベンジルオキシ安
息香酸ベンジル、ジ−p−トリルカーボネート、p−ベ
ンジルビフェニル、フェニルα−ナフチルカーボネー
ト、1,4−ジエトキシナフタリン、1−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸フェニルエステル、1,2−ジ−(3−
メチルフェノキシ)エタン、シュウ酸ジ(p−メチルベ
ンジル)、β−ベンジルオキシナフタレン、4−ビフェ
ニルp−トリルエーテル、O−キシレリン−ビス−(フ
ェニルエーテル)、4−(m−メチルフェノキシメチ
ル)ビフェニル等を添加することもできる。
ド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アマイド、エチレン
ビスアマイド、モンタン系ワックス、ポリエチレンワッ
クス、テレフタル酸ジベンジル、p−ベンジルオキシ安
息香酸ベンジル、ジ−p−トリルカーボネート、p−ベ
ンジルビフェニル、フェニルα−ナフチルカーボネー
ト、1,4−ジエトキシナフタリン、1−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸フェニルエステル、1,2−ジ−(3−
メチルフェノキシ)エタン、シュウ酸ジ(p−メチルベ
ンジル)、β−ベンジルオキシナフタレン、4−ビフェ
ニルp−トリルエーテル、O−キシレリン−ビス−(フ
ェニルエーテル)、4−(m−メチルフェノキシメチ
ル)ビフェニル等を添加することもできる。
【0038】本発明で使用するバインダーとしては、重
合度が200〜1900の完全ケン化ポリビニルアルコ
ール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変
性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアル
コール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラ
ール変性ポリビニルアルコール、その他の変性ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、スチレン−無
水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体
並びにエチルセルロース、アセチルセルロースのような
セルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、
ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビ
ニルブチラールポリスチロールおよびそれらの共重合
体、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テルペ
ン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂を例示することがで
きる。これらの高分子物質は水、アルコール、ケトン、
エステル、炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほか、
水又は他の媒体中乳化又はペースト状に分散した状態で
使用し、要求品質に応じて併用することも出来る。
合度が200〜1900の完全ケン化ポリビニルアルコ
ール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変
性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアル
コール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラ
ール変性ポリビニルアルコール、その他の変性ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、スチレン−無
水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体
並びにエチルセルロース、アセチルセルロースのような
セルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、
ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビ
ニルブチラールポリスチロールおよびそれらの共重合
体、ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テルペ
ン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂を例示することがで
きる。これらの高分子物質は水、アルコール、ケトン、
エステル、炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほか、
水又は他の媒体中乳化又はペースト状に分散した状態で
使用し、要求品質に応じて併用することも出来る。
【0039】又、本発明においては、本発明の効果を損
わない範囲で公知の安定剤p−ニトロ安息香酸金属塩
(Ca,Zn)又はフタル酸モノベンジルエステル金属
塩(Ca,Zn)を添加することも可能である。
わない範囲で公知の安定剤p−ニトロ安息香酸金属塩
(Ca,Zn)又はフタル酸モノベンジルエステル金属
塩(Ca,Zn)を添加することも可能である。
【0040】本発明で使用する填料としては、シリカ、
炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、ケイソウ
土、タンク、酸化チタン、水酸化アルミニウムなどの無
機または有機充填剤などが挙げられる。
炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、ケイソウ
土、タンク、酸化チタン、水酸化アルミニウムなどの無
機または有機充填剤などが挙げられる。
【0041】このほかに脂肪酸金属塩などの離型剤、ワ
ックス類などの滑剤、ベンゾフェノン系やトリアゾール
系の紫外線吸収剤、グリオキザールなどの耐水化剤、分
散剤、消泡剤、などを使用することができる。
ックス類などの滑剤、ベンゾフェノン系やトリアゾール
系の紫外線吸収剤、グリオキザールなどの耐水化剤、分
散剤、消泡剤、などを使用することができる。
【0042】本発明に使用する安定剤及び塩基性無色染
料の量、その他の各種成分の種類及び量は要求される性
能および記録適性に従って決定され、特に限定されるも
のではないが、通常、塩基性無色染料1部に対して、有
機顕色剤1〜8部、安定剤0.25〜2.5部、充填剤
1〜20部を使用し、結合剤は全固形分中10〜25%
が適当である。
料の量、その他の各種成分の種類及び量は要求される性
能および記録適性に従って決定され、特に限定されるも
のではないが、通常、塩基性無色染料1部に対して、有
機顕色剤1〜8部、安定剤0.25〜2.5部、充填剤
1〜20部を使用し、結合剤は全固形分中10〜25%
が適当である。
【0043】上記組成から成る塗液を紙、合成紙、プラ
スチックフィルム、不織布等任意の支持体に塗布するこ
とによって目的とする感熱記録シートが得られる。
スチックフィルム、不織布等任意の支持体に塗布するこ
とによって目的とする感熱記録シートが得られる。
【0044】さらに、保存性を高める目的で填料を含有
する高分子物質等のオーバーコート層を感熱発色層上に
設けることもできる。
する高分子物質等のオーバーコート層を感熱発色層上に
設けることもできる。
【0045】又、保存性及び感度を高める目的で有機填
料又は無機填料を含有するアンダーコート層を感熱発色
層の下に設けることもできる。
料又は無機填料を含有するアンダーコート層を感熱発色
層の下に設けることもできる。
【0046】前述の有機顕色剤、塩基性無色染料並びに
必要に応じて添加する材料はボールミル、アトライタ
ー、サンドグラインダーなどの粉砕機あるいは適当な乳
化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒
化し、バインダー及び目的に応じて各種の添加材料を加
えて塗液とする。
必要に応じて添加する材料はボールミル、アトライタ
ー、サンドグラインダーなどの粉砕機あるいは適当な乳
化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒
化し、バインダー及び目的に応じて各種の添加材料を加
えて塗液とする。
【0047】
【作用】本発明で特定の安定剤を使用した場合、何故本
発明の効果が得られるかについては次のように考えられ
る。
発明の効果が得られるかについては次のように考えられ
る。
【0048】先ず、動的発色の能力に優れているのは、
本発明の安定剤に対する顕色剤及び染料の溶融溶解拡散
速度並びに飽和溶解度が大きいためであり、高熱のサー
マルヘッドの瞬間的な接触によって瞬間的に記録画像を
形成することができる。
本発明の安定剤に対する顕色剤及び染料の溶融溶解拡散
速度並びに飽和溶解度が大きいためであり、高熱のサー
マルヘッドの瞬間的な接触によって瞬間的に記録画像を
形成することができる。
【0049】又、記録画像が耐熱性、耐水性、耐油性の
点で極めて安定性が高いのは次のように説明される。一
般に、感熱記録紙は塩基性無色染料を電子供与体とし、
フェノール化合物、芳香族カルボン酸、有機スルホン酸
等の有機酸性物質を電子受容体として構成されている。
それらの塩基性無色染料と顕色剤との熱溶融反応は電子
の供与・受容を基礎とする酸・塩基反応であり、これに
より準安定な“電荷移動錯体”が形成され発色画像が得
られる。この際、特定のN−アシル−アリールスルホン
酸アミドをこの系に含有させることにより、熱溶融反応
時にロイコ染料及び有機顕色剤と反応で記録画像の安定
化が起こり、そのために記録画像が水、油、熱の影響を
受ける環境条件下に長期間さらされても発色画像の安定
性が保たれるものと考えられる。
点で極めて安定性が高いのは次のように説明される。一
般に、感熱記録紙は塩基性無色染料を電子供与体とし、
フェノール化合物、芳香族カルボン酸、有機スルホン酸
等の有機酸性物質を電子受容体として構成されている。
それらの塩基性無色染料と顕色剤との熱溶融反応は電子
の供与・受容を基礎とする酸・塩基反応であり、これに
より準安定な“電荷移動錯体”が形成され発色画像が得
られる。この際、特定のN−アシル−アリールスルホン
酸アミドをこの系に含有させることにより、熱溶融反応
時にロイコ染料及び有機顕色剤と反応で記録画像の安定
化が起こり、そのために記録画像が水、油、熱の影響を
受ける環境条件下に長期間さらされても発色画像の安定
性が保たれるものと考えられる。
【0050】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明する。
尚、説明中、部は重量部を示す。
尚、説明中、部は重量部を示す。
【0051】(合成例1)N−(4−メチルフェニルアセチル)ベンゼンスルホン
アミドの合成 温度計、滴下ロート、攪拌装置、塩化水素ガス吸収装置
に連結した冷却器の付いた200ml反応フラスコにベ
ンゼンスルホンアミドを、17.1g、トルエン50g
を仕込み加熱する。溶媒が還流し始めた時、滴下ロート
より16.9gのp−メチルフェニルアセチルクロリド
を一時間で注加した。この温度で6時間反応を続けた。
反応中に発生する塩化水素ガスは吸収装置にて処理し
た。反応終了後、水を加え60℃で内容物を中性になる
まで水洗した。トルエン層を還流脱水後、冷却すること
により白色結晶が析出してくる。析出結晶を濾取し乾燥
すると融点103.5℃の白色結晶が29.1g得られ
た。
アミドの合成 温度計、滴下ロート、攪拌装置、塩化水素ガス吸収装置
に連結した冷却器の付いた200ml反応フラスコにベ
ンゼンスルホンアミドを、17.1g、トルエン50g
を仕込み加熱する。溶媒が還流し始めた時、滴下ロート
より16.9gのp−メチルフェニルアセチルクロリド
を一時間で注加した。この温度で6時間反応を続けた。
反応中に発生する塩化水素ガスは吸収装置にて処理し
た。反応終了後、水を加え60℃で内容物を中性になる
まで水洗した。トルエン層を還流脱水後、冷却すること
により白色結晶が析出してくる。析出結晶を濾取し乾燥
すると融点103.5℃の白色結晶が29.1g得られ
た。
【0052】(合成例2)N−(3−メチルフェニルアセチル)p−トルエンスル
ホンアミドの合成 合成例1で用いた反応フラスコにp−トルエンスルホン
アミドを17.1g、トルエン50gを仕込み加熱し
た。合成例1と同様の操作で16.9gのm−メチルフ
ェニルアセチルクロリドを反応させ処理した。融点12
6℃の白色結晶が得られた。
ホンアミドの合成 合成例1で用いた反応フラスコにp−トルエンスルホン
アミドを17.1g、トルエン50gを仕込み加熱し
た。合成例1と同様の操作で16.9gのm−メチルフ
ェニルアセチルクロリドを反応させ処理した。融点12
6℃の白色結晶が得られた。
【0053】(合成例3)N−(3−フェニルプロピオニル)ベンゼンスルホンア
ミドの合成 合成例1と同様の操作によりベンゼンスルホンアミドを
15.7gと3−フェニルプロピオニルクロリド16.
9gを反応させ、融点113℃の白色結晶が得られた。
ミドの合成 合成例1と同様の操作によりベンゼンスルホンアミドを
15.7gと3−フェニルプロピオニルクロリド16.
9gを反応させ、融点113℃の白色結晶が得られた。
【0054】(合成例4)N−(3−フェニルプロピオニル)p−トルエンスルホ
ンアミドの合成 合成例1と同様の操作によりp−トルエンスルホンアミ
ドを17.1gと3−フェニルプロピオニルクロリド1
6.9gを反応させ、融点113℃の白色結晶が得られ
た。
ンアミドの合成 合成例1と同様の操作によりp−トルエンスルホンアミ
ドを17.1gと3−フェニルプロピオニルクロリド1
6.9gを反応させ、融点113℃の白色結晶が得られ
た。
【0055】(合成例5)N−シンナモイル−p−トルエンスルホンアミドの合成 合成例1と同様の操作によりp−トルエンスルホンアミ
ドを17.1gとシンナモイルクロリド16.8gを反
応させ、微黄色結晶を得た。さらに、トルエン−エタノ
ール混合溶媒で再結晶することにより融点140℃の白
色結晶が得られた。
ドを17.1gとシンナモイルクロリド16.8gを反
応させ、微黄色結晶を得た。さらに、トルエン−エタノ
ール混合溶媒で再結晶することにより融点140℃の白
色結晶が得られた。
【0056】(合成例6)N−シンナモイル−ベンゼンスルホンアミドの合成 合成例1と同様の操作によりベンゼンスルホンアミドを
15.7gとシンナモイルクロリド16.8gを反応さ
せ、微黄色結晶を得た。さらに、トルエン−エタノール
混合溶媒で再結晶することにより融点150℃の白色結
晶が得られた。
15.7gとシンナモイルクロリド16.8gを反応さ
せ、微黄色結晶を得た。さらに、トルエン−エタノール
混合溶媒で再結晶することにより融点150℃の白色結
晶が得られた。
【0057】(合成例7)N−フェニルアセチル−p−メトキシベンゼンスルホン
アミドの合成 合成例1と同様の操作によりp−メトキシベンゼンスル
ホンアミド18.7gとフェニルアセチルクロリド1
5.5gを反応させ融点147℃の白色結晶を得た。
アミドの合成 合成例1と同様の操作によりp−メトキシベンゼンスル
ホンアミド18.7gとフェニルアセチルクロリド1
5.5gを反応させ融点147℃の白色結晶を得た。
【0058】(合成例8)N−フェニルアセチル−2−ナフタリンスルホンアミド
の合成 合成例1と同様の操作により2−ナフタリンスルホンア
ミド20.7gとフェニルアセチルクロリド15.5g
を反応させ融点143℃の白色結晶を得た。
の合成 合成例1と同様の操作により2−ナフタリンスルホンア
ミド20.7gとフェニルアセチルクロリド15.5g
を反応させ融点143℃の白色結晶を得た。
【0059】以下に、本発明のN−アシル−アリールス
ルホン酸アミドを用いて感熱記録シートを製造する実施
例について説明する。
ルホン酸アミドを用いて感熱記録シートを製造する実施
例について説明する。
【0060】[実施例1(テストNo.1〜8)] A液(顕色剤分散液) 顕色剤(表1参照) 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 B液(染料分散液) 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル− 2.0部 7−アニリノフルオラン 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.6部 C液(安定剤分散液) N−アシル−アリールスルホン酸アミド(表1参照) 4.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5.0部 水 3.0部 上記の組成物の各液をサンドグラインダーで平均粒子径
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とした。 A液 36.0部 B液 9.2部 C液 12.0部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部 上記各塗液を50g/m2 の基紙の片面に塗布量6.0
g/m2 になるように塗布乾燥し、このシートをスーパ
ーカレンダーで平滑度が500〜600秒になるように
処理し感熱記録シートを作成した。
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とした。 A液 36.0部 B液 9.2部 C液 12.0部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部 上記各塗液を50g/m2 の基紙の片面に塗布量6.0
g/m2 になるように塗布乾燥し、このシートをスーパ
ーカレンダーで平滑度が500〜600秒になるように
処理し感熱記録シートを作成した。
【0061】[実施例2(テストNo.12〜19)] A液(顕色剤分散液) 顕色剤(表2参照) 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 B液(染料分散液) 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル− 2.0部 7−アニリノフルオラン 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.6部 C液(安定剤分散液) N−アシル−アリールスルホン酸アミド(表2参照) 4.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 5.0部 水 3.0部 上記の組成物の各液をサンドグラインダーで平均粒子径
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とした。 A液 36.0部 B液 9.2部 C液 12.0部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部 上記各塗液を50g/m2 の基紙の片面に塗布量6.0
g/m2 になるように塗布乾燥し、このシートをスーパ
ーカレンダーで平滑度が500〜600秒になるように
処理し感熱記録シートを作成した。
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とした。 A液 36.0部 B液 9.2部 C液 12.0部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部 上記各塗液を50g/m2 の基紙の片面に塗布量6.0
g/m2 になるように塗布乾燥し、このシートをスーパ
ーカレンダーで平滑度が500〜600秒になるように
処理し感熱記録シートを作成した。
【0062】[比較例1(テストNo.9〜11)] D液(顕色剤分散液) 顕色剤(表1参照) 6.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 B液(染料分散液) 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル− 2.0部 7−アニリノフルオラン 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.6部 上記の組成物の各液をサンドグラインダーで平均粒子径
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とし、実施例1と同様にして感熱記録シー
トを作成した。 D液 36.0部 B液 9.2部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とし、実施例1と同様にして感熱記録シー
トを作成した。 D液 36.0部 B液 9.2部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部
【0063】[比較例2(テストNo.20〜22)] E液(顕色剤分散液) 顕色剤(表2参照) 5.0部 10%ポリビニルアルコール水溶液 18.8部 水 11.2部 B液(染料分散液) 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル− 2.0部 7−アニリノフルオラン 10%ポリビニルアルコール水溶液 4.6部 水 2.6部 上記の組成物の各液をサンドグラインダーで平均粒子径
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とし、実施例1と同様にして感熱記録シー
トを作成した。 E液 36.0部 B液 9.2部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部
1ミクロンまで磨砕した。次いで下記の割合で分散液を
混合して塗液とし、実施例1と同様にして感熱記録シー
トを作成した。 E液 36.0部 B液 9.2部 カオリンクレー(50%分散液) 12.0部
【0064】以上の実施例及び比較例で得られた感熱記
録シートについて品質性能試験を行った結果を表3及び
表4にまとめて示す。
録シートについて品質性能試験を行った結果を表3及び
表4にまとめて示す。
【0065】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0066】注(1)動的発色濃度;東京芝浦電気製−
感熱ファクシミリKB−4800を使用し、印加電圧1
8.03V、パルス幅3.2ミリ秒で記録した画像濃度
をマクベス濃度計(RD−914、アンバーフィルター
使用。以下同じ。)で測定。
感熱ファクシミリKB−4800を使用し、印加電圧1
8.03V、パルス幅3.2ミリ秒で記録した画像濃度
をマクベス濃度計(RD−914、アンバーフィルター
使用。以下同じ。)で測定。
【0067】注(2)耐熱性;注(1)の方法で動的記
録した感熱紙サンプルを60℃、dryの条件下に24
時間放置した後、記録部分をマクベス濃度計で測定。残
存率は下記式より算出。
録した感熱紙サンプルを60℃、dryの条件下に24
時間放置した後、記録部分をマクベス濃度計で測定。残
存率は下記式より算出。
【数1】
【0068】注(3)耐水性;注(1)の方法で動的記
録した感熱紙サンプルを20℃の冷水に24時間浸漬し
た後、乾燥し記録部分をマクベス濃度計で測定。残存率
は下記式より算出。
録した感熱紙サンプルを20℃の冷水に24時間浸漬し
た後、乾燥し記録部分をマクベス濃度計で測定。残存率
は下記式より算出。
【数2】
【0069】注(4)耐油性;注(1)の方法で動的記
録した感熱紙サンプルにサラダ油を滴下し、10秒後転
く濾紙で拭き取り、室温下で1時間放置した後、画像濃
度をマクベス濃度計で測定。残存率は下記式より算出。
録した感熱紙サンプルにサラダ油を滴下し、10秒後転
く濾紙で拭き取り、室温下で1時間放置した後、画像濃
度をマクベス濃度計で測定。残存率は下記式より算出。
【数3】
【0070】
(1)熱応答性が優れているために、高速度、高密度の
記録においても鮮明な高濃度画像が得られる。(高感
度) (2)可塑剤、サラダ油、食酢等と接触しても印字部
(発色部)が消色することが殆んどない(耐油性) (3)水と接触しても印字部が消色することが殆んどな
い。(耐水性) (4)高温条件下においても画像が安定している。(耐
熱性)
記録においても鮮明な高濃度画像が得られる。(高感
度) (2)可塑剤、サラダ油、食酢等と接触しても印字部
(発色部)が消色することが殆んどない(耐油性) (3)水と接触しても印字部が消色することが殆んどな
い。(耐水性) (4)高温条件下においても画像が安定している。(耐
熱性)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水上 龍蔵 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社化成品研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(I) で示される新規なN−ア
シル−アリールスルホン酸アミド。 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 は水素
原子、C1 〜C4 のアルキル基、C1 〜C4 のアルコキ
シ基、ヒドロキシ基、シアノ基又はニトロ基を示す。
又、R1 とR2 又はR4 とR5 は互いに結合し芳香環を
形成してもよい。AはC1 以上の飽和又は不飽和炭化水
素鎖を示す。但し、R1 、R2 及びR3 がいずれも水素
原子であってかつAがメチレンの場合は、R4 、R5 及
びR6 が同時に水素原子となることはない。又、R1 及
びR2 がいずれも水素原子、R3 がメチル基であってか
つAがメチレンの場合は、R4 及びR5 がいずれも水素
原子、R6 がメトキシ基又はニトロ基となることはな
い。) - 【請求項2】 支持体上に、無色ないし淡色の塩基性無
色染料と有機顕色剤とを主成分として含有する感熱発色
層を設けた感熱記録シートにおいて、該感熱発色層が安
定剤として請求項1に記載のN−アシル−アリールスル
ホン酸アミドを少なくとも1種含有することを特徴とす
る感熱記録シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020880A JP2701247B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 新規なnーアシルーアリールスルホン酸アミド及びそれを使用した感熱記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020880A JP2701247B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 新規なnーアシルーアリールスルホン酸アミド及びそれを使用した感熱記録シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234729A true JPH06234729A (ja) | 1994-08-23 |
JP2701247B2 JP2701247B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12039510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5020880A Expired - Fee Related JP2701247B2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 新規なnーアシルーアリールスルホン酸アミド及びそれを使用した感熱記録シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2701247B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5661100A (en) * | 1994-08-31 | 1997-08-26 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | Urea (thiourea) derivative and thermal recording sheet using the same |
JP2001097946A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Mitsubishi Chemicals Corp | アシルスルホンアミド誘導体 |
CN102838515A (zh) * | 2011-06-23 | 2012-12-26 | 南京大学 | 肉桂酰磺酰胺类化合物的制备及其在抗癌治疗药物中的应用 |
JP2019519598A (ja) * | 2016-04-18 | 2019-07-11 | アイエフエム セラピューティクス インコーポレイテッド | Nlrp活性に関連する状態を処置するための化合物および組成物 |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP5020880A patent/JP2701247B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019519598A (ja) * | 2016-04-18 | 2019-07-11 | アイエフエム セラピューティクス インコーポレイテッド | Nlrp活性に関連する状態を処置するための化合物および組成物 |
US11447460B2 (en) | 2016-04-18 | 2022-09-20 | Novartis Ag | Compounds and compositions for treating conditions associated with NLRP activity |
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---|---|
JP2701247B2 (ja) | 1998-01-21 |
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